JPH03106705A

JPH03106705A - 荷役装置及び荷役設備

Info

Publication number: JPH03106705A
Application number: JP24411789A
Authority: JP
Inventors: Yoshinori Shirai; 善則白井
Original assignee: Nippon Yusoki Co Ltd
Current assignee: Nippon Yusoki Co Ltd
Priority date: 1989-09-20
Filing date: 1989-09-20
Publication date: 1991-05-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、荷役装置における荷移載手段の改良に係り、
特に入出庫作業のスピードアップと、倉庫内のスペース
を有効に利用することを目的とした荷役装置及び荷役設
備に関する．（従来の技術）一般に、立体自動倉庫等に用いられるスタッカークレー
ンは、棚に載置されているパレットの底部からリフトア
ップする荷役方式が採用されている．例えば、スライドフォークがパレット側へスライドし、
パレットの底部に位置せしめた後に、スライドフォーク
を上昇させて、パレットの最低部から荷役を行うもので
あり、従って、パレットを収納している棚は、いわゆる
カンチレバータイプ方式のものを採用することが必須要
件となる．（発明が解決しようとする課題）しかしながら、前記カンチレバータイプ方式の棚は、パ
レットの棚置き方向が決ってしまうため、融通性に欠け
、荷役効率が悪い．又、前記カンチレバータイプ方式の棚に合った専用のパ
レットを用いなければならない等、種々の制約を受ける
こととなるばかりか、コスト上不利であるという課題も
ある．さらに、スタッカークレーンでは荷役作業のスピードア
ップの要求に対して、走行及びリフトの速度の向上のみ
に限定され、しかも一度に複数パレットの出納は不可能
であった．（課題を解決するための手段）本発明の荷役装置及び荷役設備は、上記の課題に鑑み、
予め決定される走行ルートに敷設され、かつ上下に間隔
を隔てて配される上走行レールと、下走行レールとから
なる走行レールを配し、前記下走行レールに沿う車体と
、該車体から立設し、かつ前記上走行レールに沿う左右
一対の基枠と、該基枠に沿って昇降自在な昇降枠と、該
昇降枠に荷移載手段を具えた荷役装置において、前記荷
移載手段が、前記車体に対して１８０度旋回可能に枢支
されると共に、前後に伸縮自在であって、かつ左右に移
動可能な移載具からなる荷役装置を基本とし、第２の発明では、上記の荷役装置の車体に、取外し自在
な荷役棚を付設してなる荷役装置とし、第３の発明では
、平行な直線部の両端を円弧部により連結して長円状を
形成し、且つ上下に間隔を隔てて配される上レールと下
レールとからなるレール部材を設けると共に、該レール
部材に各々案内される複数台の台車を無端連結し、電動
機により周回走行が可能な回転棚装置を複数列配置した
倉庫設備内の、かつ回転棚装置のいずれか一方の円弧部
側に、前記荷役装置を前記回転棚装置の直線部と直交す
る向きに走行させる荷役設備へと発展させたものである
．（実　施　例）本発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する．第１図，第２図は、請求項（１）記載の荷役装置１３を
、又第６図には、移載具ｌ４の要部を例示する．すなわち、荷役装置ｌ３は、車体１３ａと、移載具ｌ４
とから構威され、前記車体１３ａはその下面４隅に車輪
１５・・を具えている．該車輪ｌ５・・は、周知の両フ
ランジ式のものを採用し、下走行レール１０１上に沿っ
て走行することができる．移載具１４は、前記車体１３
ａに立設する左右一対の基枠１１０と、該基枠１１０に
沿って上下動する昇降枠１ｌ１と、該昇降枠１１１に車
体１３ａを横切る方向に設けたガイド板１１２と、該ガ
イド板１１２で支持される横行枠１１３と、該横行枠１
１３で水平面内を回動自在に支持されるリャフレーム１
１４と、該リャフレーム１１４にバンタリーチ機構１１
５を介して取付けられるフロントフレーム１１６と、該
フロントフレーム１ｌ６の前面に取付く一対のフォーク
１１９とを備える．又前記基枠１１０の上部は連結板１３５によって固着さ
れ、荷役作業時に前記基枠１１０に発生するねじれを防
止すると共に、上走行レールｌＯＩ＝　で０９案内されるガイドローラ１４３を軸支し、走行安定
性を保っている．１１．１は前記基枠・１１０の溝部に昇降自在に配設さ
れた昇降枠であり、水平なガイド板１１２、１１２をそ
の上下に取付け、該ガイド板１１２によって横行枠１１
３を保持し、又図示しないシリンダ等により、横行枠１
１３を横行させる．該横行枠１１３は、縦長の基部１３
０の上下に前方に突出する張出し部１３１，１３２を備
えており、該張出し部１３１、１３２によって前記リャ
フレーム１１４を上下で枢支している．又上の張出し部
１３１には、前記リャフレーム１１４の支軸ｌ４１を回
動する油圧モーター１４０が収納され、その駆動によっ
てリャフレーム１１４を、車体の両側面に対して直角と
なる１８０度の範囲で水平に回動させうる．又リャフレーム１１４、１１４は、向き合う側に溝部を
設けた縦棒の上下を連結板により連結しており、又フロ
ントフレーム１１６も同様な構戒を備える．尚、第１図
は、並設される収納棚３００、３００間に配された荷役
装置１３を示している。

更に、前記パンタリーチ機構１１５は、中央部をビン１
３４を用いてそれぞれ枢支される一対のアーム１３６、
１３７を両側に備え、又各アーム１３６、１３７の一端
は、リャフレーム１１６に及びフロントフレーム１１６
に枢支され、各他端は遊合させている。又前記ピン１３
４をシリンダ（図示省略）等を用いて移動させることに
より、フロントフレーム１１６を介して、前記フォーク
１１９を後述する荷役棚１６に挿入しうる位置から、取
出される位置までの、ほぼ荷役棚ｌ６の奥行き寸法の距
離を往復動できる。

従って、移載具１４は、フォーク１１９を前後動、横動
、させうるとともに、車体１３ａと直角に位置させ、又
前記基枠１１０の伸長とともに回転棚装置２の各台車の
最上段の収容棚の位置まで上昇できかつ下降させること
ができる。

尚、前記昇降枠１１１の両端は、吊りワイヤ１３９の一
端と連結し、該吊りワイヤ１３９の他端側は昇降駆動源
１３８を介して、バランスウェイトｌ４２に連結してい
る．従って、前記昇降駆動源１３８を回転駆動させ、前
記吊りワイヤ１３９を巻取ることにより、前記昇降枠１
１１を昇降させることができる。

第３図は、本発明の請求項（２）に係る荷役装置を例示
し、図示のごとく、荷役装１１３の車体ｔ３ａの前方に
荷役棚ｌ６を付設している。

前記荷役ｌ１１６は、本例では、底板の４角に立設した
支柱に、棚板、上板を設けた棚体である．又車体１３ａ
には、荷役ＩＩ１６を受ける部分に、車体１３ａの長手
方向即ち縦方向に該荷役棚ｌ６を移動しうるローラコン
ベヤ等の移送手段１７をその上面に設けている．又、フ
ロントフレーム１エ６を伸縮させる手段として、そのス
トロークを伸ばす為にダブルパンタリーチ機構１１５Ｄ
を採用している．第４図、第５図は、本発明の請求項（３）に係る荷役設
備Ｓであり、工は倉庫建屋であって、図中左側の壁面１
ａにトラック（図示省略）等との積荷の受渡しを行う荷
受渡口Ｅ・・・・が設けられている。

２は回転棚装置であって、前記倉庫建屋工内に２ａ．２
ｂ，２ｃ，２ｄ，２ｅというように複数列配設されてい
る。該回転棚装置２は第５図に示すごとく、直線部３１
．３１と、この直線部３ｌの両端をそれぞれ連結する円
弧部３２．３２から構或された長円状の上レール３ａと
下レール３ｂとからなるレール部材３に各々案内される
複数台の台車４・・・・を無端連結し、電動機Ｍにより
周回走行が可能に構威されている．すなわち、図示しな
い操作盤から出庫（あるいは入庫）指示が出されると、
予め記憶されている保管場所（あるいは設定された入庫
場所）に該当する台車４を、前記いずれかの円弧部３２
側へ周回移動させて荷の入出庫を行う．すなわち、電動機Ｍが駆動すると、歯車減速機５を介し
て駆動軸６及びアイドル軸９と該駆動軸６と一体的に固
着されているスブロケットを回転駆動し、前記スプロケ
ット７．１０に掛けられているチェーン８を周回する。

さらに前記複数台の台車４・・・・はそれぞれ連結器（
図示省略）によって前記チェーン８と連結されているか
ら、上記チェーン８の周回移動と共に回転することがで
きる．又上記台車４・・・・は、第７図に示すように、その高
さ方向に複数個の荷を載置する事ができる様、収納Ｉｌ
１４１・・・・にて棚分けされている．回転棚装置２の
円弧部側に（図中左側）には、前記回転棚装置２の長手
方向に直行する向きに敷設された上走行レール及び下走
行レール１００，１０１に沿って走行する、前述の荷役
装写１３が配されている．（作　用）第４図に例示する、回転棚装置２Ｃの円弧部側に荷役台
車１３が位置している場合において、例えば〈回転棚装
置２ｅの台車２ｅｌ，２ｅ２から出庫せよとの指示があ
った場合、前記回転棚装置２ｅの電動機Ｍを回動させ、
台車２ｅｌを第１の扉１２ｅの前方まで周回移動させる
と共に、前記荷役台車１３を上走行レール及び下走行レ
ールｌＯＯ、１０１に沿って回転棚装１２ｅの円弧部３
２に面した位置まで走行させる．次に、前記荷役台車１３のリャフレーム１１４を車体１
３ａに対して直角に旋回せしめた後、ダブルパンタリー
チ機構１１５Ｄを伸長、必要であれば昇降枠１１１を昇
降せしめ、台車２ｅｌから、所定の荷をフォーク１１９
で積載する．しかる後、ダブルパンタリーチ機構１１５
Ｄを縮小させ、前記荷役台車ｌ３のリャフレーム１１３
を車体１３ａに対して平行に旋回させた後、車体１３ａ
上の荷役棚ｌ６に一時保管させる．又逆動作によりフォーク１１９を前記荷役棚ｌ６に向け
て位置させ、前述のダブルパンタリーチ機構１１５を作
動させて、該荷役棚ｌ６からの荷を出納しうる．さらに、前記荷役棚１６に一時保管せずに、フォーク１
１９に荷を積載した状態で直接、前記リャフレーム１１
３を車体１３ａに対して直角、かつ回転棚装置２と反す
る位置に旋回させて、直に置くこともできる．上述の出納動作を荷２ｅ２に対しても同様に行い、本例
では荷役棚．１６に最大３個までの荷を、載置すること
ができる場合を示し、しかも荷が載置された荷役棚ｌ６
自体を、車体１３ａの上面に設けられたローラコンベヤ
１７により、容易に前記車体１３ａから取り降ろし可能
であるため、荷役［１１１１６自体のユニット単位の出
納が容易に行える．（発明の効果）本発明は、前記の構威を採用した結果、下記の効果を奏
する。

（イ）フォークを備えた荷役装置であるから、一般に使
用されている平パレットをそのまま使用でき、コスト上
、有利である．（ロ）立体自動倉庫の棚は、カンチレバ一方式に制約さ
れる事がないため、システムレイアウトに融通性をもた
すことができる．（ハ）荷役装置自体が、一時保管することができる荷役
棚を備えることにより、荷役作業のスピードアップを図
ることができる．

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の荷役装置を示す正面図、第２図は同
側面図、第３図は、荷役装置の他の実施例を示す側面図
、第４図は、本発明の荷役設備を示す平面図、第５図は
、本発明に用いられる回転棚装置を示す平面図、第６図
は、荷役台車の移載具の要部を示す平面図、第７図は、
回転棚装置の台車を示す側面図である．２−・一回転棚装置　ｌ３・・・・荷役装置　１３ａ・
・・車体ｌ４−・一移載具　　１６・一荷役棚　　Ｓ・
・−・荷役設備１００・・・上走行レール　１０１−・
下走行レール第　７　国

Claims

【特許請求の範囲】

（１）予め決定される走行ルートに敷設され、かつ上下
に間隔を隔てて配される上走行レールと、下走行レール
とからなる走行レールを配し、前記下走行レールに沿う
車体と、該車体から立設し、かつ前記上走行レールに沿
う左右一対の基枠と、該基枠に沿って昇降自在な昇降枠
と、該昇降枠に荷移載手段を具えた荷役装置において、前記荷移載手段が、前記車体に対して１８０度旋回可能
に枢支されると共に、前後に伸縮自在であって、かつ左
右に移動可能な移載具からなる荷役装置。
（２）請求項（１）記載の荷役装置の車体に、取外し自
在な荷役棚を付設してなる荷役装置。
（３）平行な直線部の両端を円弧部により連結して長円
状を形成し、且つ上下に間隔を隔てて配される上レール
と下レールとからなるレール部材を設けると共に、該レ
ール部材に各々案内される複数台の台車を無端連結し、
電動機により周回走行が可能な回転棚装置を複数列配置
した倉庫設備内の、かつ回転棚装置のいずれか一方の円
弧部側に、前記回転棚装置の直線部と直交する向きに走
行する請求項（１）乃至（２）記載の荷役装置を配設し
てなる荷役設備。