JPS6373626A - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JPS6373626A
JPS6373626A JP21714986A JP21714986A JPS6373626A JP S6373626 A JPS6373626 A JP S6373626A JP 21714986 A JP21714986 A JP 21714986A JP 21714986 A JP21714986 A JP 21714986A JP S6373626 A JPS6373626 A JP S6373626A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は処理装置、特に、半導体デバイス製造における
半導体薄板の洗浄、乾燥に利用して有効な処理技術に関
する。
〔従来の技術〕
一般に、IC,LSI等の半導体デバイスを製造する場
合、ウェットケミカル洗浄処理が多用されている。たと
えば、半導体薄板(以下、単につエバとも称する。)に
不純物を拡散する場合、拡散処理前に、ウェハはその表
面をエツチング処理されるとともに、その後清浄化され
て乾燥される。
清浄化および乾燥方法としては、ウェハを水洗した後回
転させて乾燥する方法、または蒸気による清浄乾燥があ
る。
本発明は前者の水洗および乾燥に属するものである。
従来、種々の形式で水洗、乾燥が行なわれてウェハが洗
浄化されている。基本的には、ウェハはエツチング処理
後、清浄な水をたたえた槽に入れられて水洗されるが、
この場合、ウェハはカートリッジと称する治具に複数枚
収容されて水洗される。カートリッジは一定時間純水中
に浸漬され、ウェハ表面の純水の置換によってウェハの
水洗がなされる。水洗後、カートリッジは水洗槽から取
出されるとともに、スピンドライヤと称される遠心脱水
装置に取り付けられて回転乾燥される。この回転乾燥が
ウェハ乾燥の主流となっている。
たとえば、このような回転乾燥技術については、工業調
査会発行[電子材料41983年3月号、昭和58年3
月1日発行P68〜P71およびP124に記載されて
いる。この文献には、以下に記す技術が開示されている
。すなわち、ウェハを25枚収容したウェハカセット(
カートリッジ)はその全体を洗浄される。その後、ウェ
ハカセットをスピンドライヤと称される遠心脱水装置に
セットし、ウェハカセットを高速回転させ、遠心力によ
ってウェハカセット内の各ウェハに付着している洗浄水
等を飛散させ、ウェハの水切りが行われる。また、同文
献に記載されているように、種々の異物付着防止対策が
行われている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述のように、拡散処理等を行う際のホトリソグラフィ
工程では、ウェハの清浄化が図られている。
ところで、メモリLSIのように、集積度が1Mビット
から4Mビット、さらに16Mビットと進むと、素子パ
ッケージサイズも1ミクロン寸法からサブミクロン寸法
へと微細化する必要が生じる。このサブミクロンルール
化に伴い、ウェハに付着する異物のサイズもより微小の
ものまでが問題視される。すなわち、サブミクロンルー
ル化にあっては、直接不良に結び付く異物サイズは、0
゜1μm以下が問題となる。
これらのことを前提に現状のスピンドライヤをクリーン
度面、性能面で評価すると、(1)回転機構部における
発塵、(2)ウェハカセットを回転させた際に生じる羽
根車的効果によって発生する回転流による乾燥室内の除
圧減少に基づく外部からの異物の巻き込み、(3)乾燥
室内に存在する異物の撹拌によるウェハ主面への異物の
再付着等の問題があることが本発明者によってあきらか
にされた。
本発明の目的は乾燥時異物付着が起き難い処理装置を提
供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述および添付図面からあきらかになるであ
ろう。
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、本発明の処理装置は、被処理物であるウェハ
を載置して回転するスピンチャックの上部および下部か
ら清浄なガスが強制的に吹き付けられる構造となってい
る。また、スピンチャックの上面および下面には、遠心
力によって飛散した洗浄水が到達して反射されない位置
に配設されかつ半径方向に流れるガス流量を均一とする
近接板が設けられている。また、一対の近接板によって
構成される処理室の周縁には強制排気による排気機構が
設けられている。なお、前記排気機構はエジェクタ作用
によって処理室内のガスを排気するようになっている。
〔作用〕
上記した手段によれば、遠心力によって飛散した洗浄水
が近接板で反射してウェハ面に付着することがないとと
もに、スピンチャックの上面および下面中央に清浄なガ
スが供給されること、また、近接板によって均質にガス
が流れること、さらにはエジェクタ作用によって強制排
気されること等から、ガス流は層流となり、淀みなく処
理室を半径方向に流れるため、異物付着のない乾燥が達
成できる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の一実施例について説明する
第1図は本発明の一実施例による乾燥装置の要部を示す
断面図である。この実施例では、ウェットケミカルによ
って洗浄したウェハを回転乾燥させる例について説明す
る。
乾燥装置は、第1図に示されるように、その主面(上面
)に被処理物であるウェハlを載置するスピンチャック
2を有している。このスピンチャック2は真空吸着によ
ってウェハ1を保持する。
また、スピンチャック2はスピンモータ3によって回転
する回転軸4の先端に取り付けられている。
したがって、スピンチャック2は、前記スピンモータ3
の駆動によって所望の回転数で回転する。
一方、前記スピンチャック2の上方および下方には、そ
れぞれドーナツ板状の近接板5が配設されている。これ
ら近接板5は、ウェハ1の回転に基づく遠心力および回
転気流によってウェハ1の表面から飛散する洗浄水、評
言するならば、洗浄氷粒が直接飛散する領域から外れた
位置であって、かつウェハ1に最も近接した位置に配設
される。
また、この近接板5は、放物線状の面となっていて、処
理室6内を流れる気流が層流となるように配慮されてい
る。すなわち、近接板5の中央の分散孔7,8から処理
室6に強制的に送り込まれるクリーンエアー9が、近接
Fi、5の中央から近接板50周縁に向かって流れる際
、ウェハlと近接板5間を流れる気流が層流となるよう
に配慮されている。このため、前記近接板5は、処理室
6の中央では処理室6の空間高さが広くなり、周縁では
空間高さが低くなる構造となっている。また、この構造
は、流路断面積が各部で一定となるようになっていて、
ガス流速が一定となるようになっている。
また、ウェハ1に付着した洗浄水はウェハ1の周縁から
遠心力によって周囲に飛散するが、この際、実験によっ
て判明したことであるが、飛散する洗浄氷粒はある角度
を有して斜め上方に飛散する。したがって、近接板5の
周囲の内面は所望の角度θを有するように形成されてい
る。このθは、たとえば6″前後である。この結果、ウ
ェハ1の縁から飛び散った洗浄水は、近接板50周面に
接触せず、反射による処理室6内への逆戻りも生じない
これらのことから、処理室6内におけるウェハ1の表裏
面側のガス流は、淀みな(層流となって流れ排気される
ようになっている。
また、前記一対の近接板5の中央部分には、前述のよう
に、それぞれ清浄ガス、すなわち、クリーンエアー9を
分散供給する分散孔7,8が配設されている。この分散
孔7,8は、クリーンエアー供給部10.11から送り
出される矢印で示されるクリーンエアー9を、クリーン
エアー供給パイプ12,13を介して供給するようにな
っている。なお、前記スピンモータ3の回転軸4は前記
クリーンエアー供給パイプ13を貫通することから、回
転軸4にはクリーンエアー供給パイプ13からクリーン
エアー9が洩れないようにシール14が取り付けられて
いる。また、前記ガス供給機構によって強制的にクリー
ンエアー9が処理室6内に供給されるため、処理室6の
中心部はスピンチャック20回転によっても陽圧とはな
らず、陽圧となり、遠心力によって吹き飛ばされた洗浄
氷粒が逆戻りしないように配慮されている。
他方、前記処理室6の周縁、すなわち、一対の近接板5
0周縁には、その周縁に沿って延在するリング状の跳ね
返り防止筒15が設けられている。
そして、この跳ね返り防止筒15には、排気部16に繋
がる排気バイブ17が連通状態で接続されている。また
、前記跳ね返り防止筒15の排気バイブ17との連通部
分と反対側となる個所には、それぞれ吸気孔18が設け
られている。排気機構は、前記排気部16.跳ね返り防
止筒15.排気バイブ17.吸気孔18.からなり、吸
気孔18がら空気19を吸い込みつつ排気する。この結
果、排気部16の排気動作によって、吸気孔18から吸
い込まれた空気19は、排気パイプ17内を通って排気
され、排気機構自身が排気流を構成するため、エジェク
ト作用によって処理室6内の洗浄氷粒を含むガスを吸い
出し、強制排気を行うようになっている。
なお、前記処理室6の周縁の開口間隔、すなわち、一対
の近接板5によって構成されかつ跳ね返り防止筒15に
連なる隙間間隔(ギャップ)に対して、跳ね返り防止筒
15の排気パイプ17との連通部間隔は大幅に広く構成
され、一度跳ね返り防止筒15内に入り込んだ洗浄氷粒
等が処理室6内に逆戻りしないようになっている。この
洗浄氷粒の処理室6への逆戻り防止として、前記吸気孔
18から吸い込まれる空気19も作用する。すなわち、
吸気孔18は跳ね返り防止筒15に等間隔に配列されて
いて、排気部16の強制排気によって処理室6からの排
気と同期して空気19を装置内に案内する結果、排気量
バランスが一定に保たれる。また、この吸気孔18の存
在によって、吸気孔18から流入した空気19は排気部
16へ向かって流れるため、この流によって処理室6内
のガスは、気体による吸い出し効果、すなわち、エジェ
クト効果によって跳ね返り防止筒15内に吸い出される
。したがって、跳ね返り防止筒」5内の洗浄氷粒の処理
室6への逆流人現象は生じ^「くなり、ウェハ1への飛
散した洗浄氷粒の再付着は起きなくなる。
また、図示はしないが、この装置は、制御系によって全
体が制御される。すなわち、制御系にインプットされた
処理条件設定情報に基づいて、スピンチャック2の回転
数、処理時間、クリーンエアー9の供給量、排気部16
の排気量等が自動的に制御される。また、一連のシーケ
ンス動作も同様にこの制御系で自動的に制御される。
つぎに、本発明によるウェハの回転乾燥について説明す
る。
最初に、クリーンエアー供給量、排気部、スピンモータ
の回転数、処理時間等の各種条件が制御系に入力される
つぎに、ケミカルウェット洗浄されたウェハ1が、図示
しないハンドラによってスピンチャック2上にローディ
ングされる。ウェハ1は真空吸着によってスピンチャッ
ク2に保持される。
つぎに、所定の回転シーケンスによってスピンチャック
2が回転し、ウェハ1の乾燥が行われる。
この乾燥時、クリーンエアー9が処理室6の上下部から
強制的に供給されるとともに、排気部16によって強制
的に排気される。この際、ウェハ1の主面を流れるクリ
ーンエアー9は、うエバ1の主面に沿って層流となって
流れ、跳ね返り防止筒15内に入る。また、ウェハ1の
主面から遠心力によって飛散した洗浄氷粒は飛散したま
ま前記クリーンエアー9の流れに乗って跳ね返り防止筒
15内に入り込み、再度ウェハ1の主面には付着しない
。また、近接板5には、ウェハ1から飛fiji、シた
洗浄氷粒が到達しないことから、近接板5での洗浄氷粒
の反射は無く、反射に基づくウェハ1への異物の再付着
は生じない。また、跳ね返り防止筒15内に入った洗浄
氷粒等の排気ガス20は、排気系の強制排気や、エジェ
クタ効果によって再び処理室6内に戻ることもなく、ウ
ェハ1への異物付着が防止できる。
乾燥動作後、スピンチャック2は回転を停止し、ハンド
ラによってスピンチャック2上のウェハlは所定部分に
アンローディングされる。
このような実施例によれば、つぎのような効果が得られ
る。
(1)本発明によれば、被処理物であろウェハの主面側
および裏面側の処理空間では、ガスは層流となって排気
されるため、異物が気流の攪拌によって処理室内に充?
W4することもなく、ウェハへの異物付着の起き難い乾
燥が達成できるという効果が得られる。
(2)本発明によれば、処理室と跳ね返り防止筒との連
通ギャップよりも、跳ね返り防止筒と排気パイプとの連
通ギャップが広くなっていることから処理室から跳ね返
り防止筒内に排気された洗浄氷粒が処理室内に戻りデM
(なっているため、ウエハへの異物付着を生じさせるこ
とな(乾燥が達成できるという効果が得られる。
(3)本発明によれば、跳ね返り防止筒側の排気系にあ
っては、跳ね返り防止筒に設けた吸気孔から装置外の空
気を吸い込み、この空気をも排気する構造となっている
ため、この空気流によって処理室内のガスを吸い出す効
果も発生し、効率良く排気が行え、かつ跳ね返り防止筒
から処理室への排気ガスの逆戻りを抑止する構造となっ
ているため、処理室内が再汚染されることもなく、ウェ
ハへの異物付着を生じさせることなく乾燥が達成できる
という効果が得られる。
(4)上記(1)〜(3)により、本発明によれば、異
物付着が起き難い清浄な乾燥が実現できることから、異
物付着による外観不良発生の低減が達成できるという効
果が得られる。
(5)上記(4)により、本発明によれば、異物付着低
減から歩留り向上が達成できるという効果が得られる。
(6)上記(4)により、本発明によれば、異物付着低
減からサブミクロンルールのパターン設計が可能となり
、半導体デバイスの集積度向上が達成できるという効果
が得られる。
(7) 上記(1)〜(6)により、本発明によれば、
清浄乾燥が可能となることから、品質の優れた製品を安
価に製造できるという相乗効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない、たとえば、スピンチャッ
クに超音波振動を与えなからウェハを回転させ、一対の
近接板間にフィルタリングされた洗浄液を供給してウェ
ハの洗浄を行い、その後洗浄液の供給を停止し、なおも
ウェハを回転させて乾燥を行うようにしても、清浄乾燥
が達成できる。この実施例では、単なる乾燥ではなく、
乾燥に先立つ洗浄も可能となる。
また、乾燥速度を高め、ウォータマーク等の発生を防止
するために、ウェハを加熱させながら乾燥する例も考え
られる。たとえば、第2図は、ウェハを加熱するために
、マイクロ波照射装置を配設した処理装置の例である。
この装置では、被処理物であるウェハ1は、1箇所が開
閉可能な120°間隔に3箇所設けられたコマチャック
21によって、チャックされている。一方、この3個の
コマチャック21は下方の近接板5に取付けられている
。この下方の近接板5は、図示されていない回転駆動部
によって回転される。他方、図示されていない洗浄水供
給部および置換ガス供給部から、実線で示すようなりリ
ーンな洗浄水22と、破線で示すようなりリーンな置換
ガス23が、弁の切り換えによって独立して近接板5の
分散孔7.8から均等に供給される構造となっている。
なお、上下の近接板5のウェハ1に対面する内面形状は
前記実施例と同様に、ウェハ1に置換ガス23および置
換ガス23が等速に作用する形状となっている。また、
一対の近接板5は、マイクロ波を封じ込める金属製のキ
ャビティ24内に設置されており、マイクロ波発生部2
5から発生した所定量のマイクロ波26がウェハlに照
射されるようになっている。したがって、マイクロ波2
6が透過するように、近接板5゜コマチャック21等は
マイクロ波が透過する材質、たとえば、四ふっ化エチレ
ン樹脂によって形成されている。
なお、これらの実施例では、特に記載はしてないが、ウ
ェハ1を精度よく処理するため、ウェハ1の温度を計測
し、マイクロ波発生部25から照射されるマイクロ波出
力量をフィードバック制御することも可能である。また
、排気排水系にあっては、キャビティ24の所定部に吸
気孔18を設け、排気排水部27による排気排水を前記
実施例同様に、エジェクト作用で確実としてもよい。
この実施例では、ウェハlにクリーン度の高い洗浄水2
2を供給しながら電磁波であるマイクロ波26を照射し
、所定時間回転洗浄とベーパーライズ回転乾燥を行ない
、その後洗浄水22の供給を停止する。ついでクリーン
度の高い置換ガス23を処理室6内に供給しながら、マ
イクロ波加熱により、瞬時にウェハ1の回転乾燥を行な
う。この装置では、跳ね返りによる異物付着低減効果。
ペーパーライズ効果、均一高速乾燥効果の相乗効果によ
って、ウェハ1のクリーンな洗浄乾燥が可能となる。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるウェハの乾燥技術に
適用した場合について説明したが、それに限定されるも
のではなく、たとえば、フォトマスク等のガラス板、金
属板等の乾燥技術にも適用できる。また、本発明は、半
導体工業以外に、写真工業、印刷工業、精密機械工業、
化学薬品工業等における各洗浄乾燥技術に適用できる。
本発明は少なくとも乾燥技術には適用できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
本発明の処理装置は、被処理物であるウェハを載置して
回転するスピンチャックの上部および下部から清浄なガ
スが強制的に吹き付けられる構造となっている。また、
スピンチャックの上面および下面には、遠心力によって
飛散した洗浄水が到達して反射されない位置に配設され
かつ半径方向に流れるガス流景を均一とする近接板が設
けられている。また、一対の近接板によって構成される
処理室の周縁には強制排気による排気機構が設けられて
いる。なお、前記排気機構はエジェクタ作用によって処
理室内のガスを排気するようになっている。これらのこ
とから、ウェハの回転乾燥において、遠心力によって飛
散した洗浄水が近接板で反射してウェハ面に付着するこ
とがないとともに、スピンチャックの上面および下面中
央に清浄なガスが供給されること、また、近接板によっ
て均質にガスが流れること、さらにはエジェクタ作用に
よって強制排気されること等から、ガス流は層流となり
、淀みなく処理室を半径方向に流れるため、異物付着の
ない乾燥が達成できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による乾燥装置の要部を示す
断面図、 第2図は本発明の他の実施例による乾燥装置の要部を示
す断面図である。 1・・・ウェハ、2・・・スピンチャック、3・・・ス
ピンモータ、4・・・回転軸、5・・・近接板、6・・
・処理室、7.8・・・分散孔、9・・・クリーンエア
ー、10.11・・・クリーンエアー供給部、12.1
3・・・クリーンエアー供給パイプ、14・・・シール
、15・・・跳ね返り防止筒、16・・・排気部、17
・・・排気パイプ、18・・・吸気孔、19・・・空気
20・・・排気ガス、21・・・コマチャック、22・
・・洗浄水、23・・・置換ガス、24・・・キャビテ
ィ、25・・・マイクロ波発生部、26・・・マイクロ
波、27・・・排気排水部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被処理物を上面に載置して回転するスピンチャック
    と、このスピンチャックの上部および下部を被う近接板
    と、前記スピンチャックの中央の上部および下部に清浄
    ガスを供給するガス供給機構と、前記一対の近接板によ
    って構成された処理室の周縁に沿って設けられた排気機
    構と、を有することを特徴とする処理装置。 2、前記近接板は被処理物から直接飛散した洗浄水が到
    達しない位置に配設されているとともに、近接板の曲率
    は通過ガス流量が各部で均一となるように設定されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の処理装
    置。 3、前記排気機構はそれ自身で排気流を構成し、エジェ
    クタ作用によって前記処理室内のガスを吸い出して排気
    する構造となっていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の処理装置。 4、被処理物を上面に載置して回転するスピンチャック
    と、このスピンチャックの上部および下部を被う近接板
    と、前記スピンチャックの中央の上部および下部に清浄
    ガスを供給するガス供給機構と、前記一対の近接板によ
    って構成された処理室の周縁に沿って設けられた排気機
    構と、前記スピンチャック上の被処理物を加熱する加熱
    機構と、を有することを特徴とする処理装置。 5、前記加熱はマイクロ波加熱によって行われることを
    特徴とする特許請求の範囲第4項記載の処理装置。
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