JPS6373610A - 油浸コンデンサ− - Google Patents

油浸コンデンサ−

Info

Publication number
JPS6373610A
JPS6373610A JP61218656A JP21865686A JPS6373610A JP S6373610 A JPS6373610 A JP S6373610A JP 61218656 A JP61218656 A JP 61218656A JP 21865686 A JP21865686 A JP 21865686A JP S6373610 A JPS6373610 A JP S6373610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fraction
oil
distillation
capacitor
electrical insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61218656A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0770423B2 (ja
Inventor
重信 川上
圭治 遠藤
土肥 英幸
篤 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Petrochemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Petrochemicals Co Ltd filed Critical Nippon Petrochemicals Co Ltd
Priority to JP61218656A priority Critical patent/JPH0770423B2/ja
Priority to US07/097,502 priority patent/US4870221A/en
Priority to EP87113649A priority patent/EP0260702B1/en
Priority to DE8787113649T priority patent/DE3777293D1/de
Publication of JPS6373610A publication Critical patent/JPS6373610A/ja
Publication of JPH0770423B2 publication Critical patent/JPH0770423B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B3/00Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties
    • H01B3/18Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances
    • H01B3/20Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances liquids, e.g. oils
    • H01B3/22Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances liquids, e.g. oils hydrocarbons
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/018Dielectrics
    • H01G4/20Dielectrics using combinations of dielectrics from more than one of groups H01G4/02 - H01G4/06
    • H01G4/22Dielectrics using combinations of dielectrics from more than one of groups H01G4/02 - H01G4/06 impregnated
    • H01G4/221Dielectrics using combinations of dielectrics from more than one of groups H01G4/02 - H01G4/06 impregnated characterised by the composition of the impregnant

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、エチルベンゼン%&時に副生ずる副生油留分
から製造した電気絶縁油を含浸した油浸コンデンサーに
関する。更に詳しくは、上記副生油留分のうち、特定の
留分の組み合せからなる電気絶縁油を含浸した油浸コン
デンサーに関するものである。
[従来技術とその問題点] ベンゼンにエチレンをアルキル化触媒により導入しエチ
ルベンゼンを製造する際に重質な副生油が生成すること
は、例えば特開昭54−23088号公報により知られ
ている。同公報では275〜420℃の温度範囲に沸点
を有する留分か電気絶縁油として有用であるとしている
本発明者らは、上記公報記載の留分を蒸留により回収し
、ポリプロピレンフィルムを用いた油浸コンデンサーに
含浸するも、必ずしも優れた特性を有するコンデンサー
が得られないことを見出した。但しこの理由は未だ明ら
かではない。
しかし、上記のエチルベンゼン製造時の副生油は、副生
油の属性としで、必ず種々の分析不可能な化合物を含有
している。これらの分析不可能な化合物の種類および量
は一定でなく、しかもこれらの化合物の沸点は近接また
は重複している。従っで、このような副生油からある一
成分のみを蒸留で回収することは不可能である。
更に、蒸留によっである沸点の留分を回収する場合、そ
の留分の沸点は留出温度を以て示される。
しかるに、実際には、蒸留の条件、例えば、蒸留装置の
理論段数、還流比、ボトム温度などの塔内温度分布、留
出量などの蒸留因子により、たとえ留出温度すなわち留
分の沸点が同一であっても、当該留分中に含まれている
成分の種類およびその量は大幅に変り得るものである。
上記のように、副生油の蒸留の複雑さ故に、単なる蒸留
による回収では、副生油から特性の帰れた電気絶縁油を
得ることはできないものと推測される。
このような事情に鑑み、本発明は、エチルベンゼン製造
時に副生する副生油から、優れた特性を有する電気絶縁
油を含浸してなる油浸コンデンサーを提供することを目
的とするものである。
[発明の構成] すなわち、本発明は、アルキル化触媒により、ベンゼン
をエチレンでアルキル化することによってエチルベンゼ
ンを製造する際に副生ずる重質な副生油から、それぞれ
蒸留により回収された留出温度が268〜275℃(常
圧換算)の範囲にある留分A:10〜80wt%および
同じく蒸留により回収された留出温度が280〜310
℃(常圧換算)の範囲にある留分B;90〜20wt%
からなる電気絶縁油であっで、C13N M R法によ
り測定されたスペクトルの化学シフトとしての120〜
155ppmにおける面積強度の、スペクトルの全面積
強度(0〜155ppm)に対する割合が、前記留分A
については80%以上であり、かつ前記留分Bについて
は72%以上であることを特徴とする電気絶縁油を含浸
してなる油浸コンデンサーに関するものである。
以下に本発明を更に詳細に説明する。
アルキル化触媒により、ベンゼンをエチレンによってア
ルキル化しエチルベンゼンを製造する方法は、スチレン
モノマーの原料の製造方法として工業的に大規模に実施
されている。本発明の副生油は、かかるエチルベンゼン
の製造時に副生ずる副生油から得られるものである。
更に詳しく説明すると、ベンゼンとエチレンとを反応さ
せるためには、通常の液相アルキル化法または気相アル
キル化法が用いられる。液相アルキル化法の場合には、
塩化アルミニウムなどのフリーデル・クラフッ触媒およ
び硫酸、p−トルエンスルホン酸、フッ化水素酸などの
ブレンステッド酸などが用いられ、気相アルキル化法で
は、合成ゼオライト、例えば、ZSM−5や、適宜の担
体に担持したリン酸などが用いられる。反応温度は、液
相アルキル化法では通常20〜175℃、気相アルキル
化法では250〜450℃の範囲内で選択される。
上記の反応により、未反応ベンゼン、目的物たるエチル
ベンゼン、ポリエチルベンゼンおよびより重質な副生油
からなるアルキル化生成物が得られる。このアルキル化
生成物についで、必要に応じて常法に従い触媒を除去し
、中和、水洗を行なう。次に、未反応ベンゼン、エチル
ベンゼン、ポリエチルベンゼンを留去することにより、
本発明の副生油が得られる。
この副生油にはタール状物質等が含まれていること、お
よび後述の蒸留を容易にするために、あらかじめ派圧蒸
留により粗蒸留を行ない、目的とする留分を含むより広
い温度範囲の留分を得る。
これを更に後記の条件に従い蒸留する。この粗蒸留によ
り得られる留分は、目的とする留分を含むものであれば
特に限定されないが、例えば、留出温度は255〜42
0℃(常圧換算)の範囲から選択される。
上記副生油から、減圧下に精密蒸留することにより、留
出温度範囲が268〜275℃(常圧換算)の留分Aお
よび同じく留出温度範囲が280〜310℃(常圧換算
)の留分Bを回収する。
前記のように、エチルベンゼンの副生油には、測定不可
能な種々の化合物が含まれている。これらの化合物は、
より高温に加熱されると、重合、分解あるいは異性化な
どの反応を起し易い。また副生油自体は重質で沸点が高
い。従っで、副生油を蒸留する際には減圧下で行なうこ
とが必要であり、常圧蒸留では、前記の面積強度の割合
が留分Aについては80%以上、留分Bについては72
%以上に達しない。また、たとえ到達したとしても、極
めて物性の劣るものしか得られない。減圧度としては、
200 mmHg以下、好ましくは50InI!IHg
以下であれば十分である。必要以上に高度に減圧するこ
とは不経済である。精密蒸留は連続式でもあるいは回分
式もよく、また−塔あるいは複数基の精密蒸留装置で行
なうことができる。蒸留操作を支配する因子、例えば、
蒸留塔の理論段数、還流比、ボトム温度などの塔内温度
分布、留出看、その他の因子を適宜に調節し、前記条件
に適合するように操作を行なう。通常、理論段数は10
段以上、好ましくは20段以りの精密蒸留装置を用いる
ことが必要である。
ここでC13 M R法による測定法を説明する。
測定温度は通常常温である。測定すべき試料としての留
分は、濃度10〜20容量%となるように測定溶媒であ
る重水素化クロロホルムに溶解させる。測定周波数は適
宜変えられるが、例えば、67、8 MHzである。得
られたC 13 M Rスペクトルにおいてテトラメチ
ルシランを基準とした化学シフトが120〜155pp
mの間の面積強度を求めで、この値の、溶媒を除く全ス
ペクトル(0〜1s 5 ppm)の面積強度を合計し
た全面積強度に対する割合(%)を求める。この値の小
数点以下1桁目は四捨五入する。測定の際は定量性を高
めるために、通常、核オーバーハクザー効果を消去した
プロトン完全デカップリング法により測定する。
本発明の油浸コンデンサーに含浸丁べき電気絶縁油は、
前記留分Aが10〜80wt%、好ましくは20〜70
wt%、および前記留分Bが90〜20we%、好まし
くは80〜30wL%からなる電気絶縁油であり、C”
N M R法により測定されるスペクトルの、化学シフ
トとしての120〜155ppmにおける面積強度の、
スペクトルの全面積残−度(O〜155ppI11)に
対する割合か、留分Aについては80%以上、留分Bに
ついては72%以上である電気絶縁油である。
留分Aの割合が10wし%未満、すなわち留分Bが90
wし%を越える電気絶縁油の場合には、その電気絶縁油
を含浸させた油浸コンデンサーのコロナ放電特性が劣る
ので好ましくない。一方、留分Aの割合が80*t%を
越えるとき、すなわち留分Bが20wt%未満であると
きは、その電気絶縁油を含浸させた油浸コンデンサーの
低温特性が劣るので好ましくない。
本発明において使用する電気絶縁油は、CICl5N法
により測定されるスペクトルの、前記化学シフトとして
の120〜lSSppmにおける面積強度が、スペクト
ルの全面積強度に対しで、留分Aについては80%以、
F、留分Bについては72%以上であることが肝要であ
る。該電気絶縁油は、前記留分A中に含まれる成分と留
分B中に含まれる成分との相乗作用によって格段に優れ
た電気特性を示すが、前記C”N M R法による面積
強度の割合が、留分Aについては80%未満、同じく留
分Bについては72%未満であるときには、このような
相乗効果が発揮されないので好ましくない。
上記のようにして製造された電気絶縁油は、必要に応じ
て精製され、油浸コンデンサーの含浸油として使用され
る。
更に、用途、その他に応じで、従来公知のジアリールア
ルカン、アルキルビフェニル、アルキルナフタレンなど
と任意の割合で混合して使用することができる。
本発明の油浸コンデンサーは、誘電体の少なくとも一部
がプラスチックで構成された油漫コンデンサーである。
プラスチックとしては、ポリエチン、ポリメチルペンテ
ンなどのポリオレフィンが好ましく、より好適にはポリ
プロピレンである。
例えば、本発明の油浸コンデンサーは、必要に応じて絶
縁紙と共にポリプロピレンフィルムを、導体としてのア
ルミニウム箔などの金属箔と共に巻回し、常法に従い前
記の電気絶縁油を含浸することにより製造することがで
きる。金属化ポリプロピレンフィルムなどの金属化プラ
スチックフィルムを絶縁紙またはプラスチックフィルム
と共に巻回し、電気絶縁油を含浸してなる油浸コンデン
サーも本発明のコンデンサーに包含される。
[発明の効果〕 本発明の油浸コンデンサーは、それぞれ前述の留分Aま
たは留分Bを含浸させてなる油浸コンデンサーよりも低
温時のコロナ放電特性が優れている。
以下に実施例により本発明を更に説明する。
[実施例] (ベンゼンのアルキル化) 塩化アルミニウム触媒を使用し、液相アルキル化法によ
り、ベンゼンをエチレンでアルキル化することによって
エチルベンゼンを製造する工程から、未反応ベンゼン4
360重量%、エチルベンゼン11.8重量%、ポリエ
チルベンゼン18.3重量%およびより重質な副生油7
.6重量%からなるアルキル化生成物を得た。蒸留によ
りアルキル化生成物から、未反応ベンゼン、エチルベン
ゼンおよびポリエチルベンゼンを留去した。残留分であ
る副生油は黒色の粘性物であった。これを減圧下(10
mの)Ig)で留出温度範囲255〜420℃(常圧換
算)の留分を回収した。
回収した255〜420℃の留分(以下「回収留分」と
いう)から、次のようにして各留分を回収した。
1公A 下記の精密蒸留塔のボトムに1600ftの回収留分を
仕込み、減圧度5〜15amHgの範囲で精密蒸留する
ことにより、留出温度が268〜275℃(常圧換算)
の留分Aを回収した。
充填塔: 直径 400mff1、高さ 10.4m理
論段数 25段 鼠分1 上記の蒸留塔を用いで、同様にして回収留分を蒸留し、
留出温度範囲が280〜310℃(常圧換算)の留分B
を得た。
瞥九Δニュ 下記の蒸留塔のボトムに16001の回収留分を仕込み
、減圧度250 mmHg以上で蒸留することにより、
留出温度範囲が268〜275℃(常圧換算)の留分A
−1を得た。
充填塔: 直径 400mm、高さ 4.0 m理論段
数 5段 1笈1ニユ 上記の蒸留塔を用いで、同様にして回収留分を蒸留し、
留出温度範囲が280〜310℃(常圧換算)の留分B
−1を得た。
(C”NMR法による測定) 日本電子■製のGX−270型C”N M R測定装置
により、溶媒としての重水素化クロロホルムに各留分を
濃度15%で溶解し、室温で測定を行なった。
観測周波数:  67.8MHz なお、定量性を高めるために、核オーバーハウザー効果
を消去したプロトン完全デカップリング法により測定し
た。
C13 M Rスペクトルにおいで、化学シフトが12
0〜155pP(11における面積強度の全面積強度(
0〜155ppm)に対する割合を各留分について求め
た。その結果を表1に示す。化学シフトはテトラメチル
シランを基準とした。
(ポリプロピレンフィルムとの適合性)所定の形状に切
断したポリプロピレンフィルム(厚み14ミクロン)を
1,80℃で72時間各留分中に浸漬した後、フィルム
を取り出し、浸墳前後のフィルムの体積変化率(%)を
測定した。その結果を表1に示す。数値が小さいもの、
すなわち体積変化率の小さいもの程フィルムを膨将させ
ず寸法安定性がahているので、ポリプロピレンフィル
ムとの適合性がよいということができる。
(コロナ開始電圧: C3Vおよび コロナ消滅電圧: CEVの測定) 誘電体として厚み14ミクロンのポリプロピレンフィル
ムを2枚重ねたものを使用し、電極としてアルミニウム
箔を常法に従っで、各回、積層することにより、油含浸
用のモデルコンデンサーを作成した。
このコンデンサーに、真空下で各留分を含浸させで、静
電容量0.4マイクロフアラツドの油含浸コンデンサー
を作成した。
これらのコンデンサーの25℃におけるコロナ開始電圧
およびコロナ消滅電圧を測定した。それらの結果を表1
に示す。
(コンデンサーの寿命試験) 誘電体として厚み14ミクロンのポリプロピレンフィル
ムを2枚重ねたものを使用し、電極としてアルミニウム
箔を常法に従っで、各回、積層することにより油含浸用
のモデルコンデンサーを作成した。
このコンデンサーに、真空下て各留分を含浸させて静電
容量0.4マイクロフアラツドの油含浸コンデンサーを
作成した。
次にこれらのコンデンサーに一35℃で所定の交流電圧
を課電しで、そのコンデンサーが破壊するまでの時間を
測定することにより、コンデンサーの寿命を求めた。そ
の場合、電位傾度60v/μから、48時間毎に10■
/μの割合で電位傾度を上昇させ、コンデンサーの壊れ
る数を調べた。最初のコンデンサーの数はそ九ぞれ10
個とした。
その結果を表2に示す。
(結果) 表1および表2の結果から解るように、留分Aおよび留
分Bを混合することにより、いずれも元の留分Aおよび
留分Bよりも低温におけるコロナ放電特性が優れ、また
長寿命の油浸コンデンサーが得られる。
また、C13 M R法による面積強度の割合がそれぞ
れ80%または72%に満たない留分ては、留分相互の
相乗作用が得られないことも明らかである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルキル化触媒により、ベンゼンをエチレンでア
    ルキル化することによってエチルベンゼンを製造する際
    に副生する重質な副生油から、それぞれ蒸留により回収
    された留分で、留出温度が268〜275℃(常圧換算
    )の範囲にある留分A:10〜80wt%および同じく
    蒸留により回収された留出温度が280〜310℃(常
    圧換算)の範囲にある留分B:90〜20wt%からな
    る電気絶縁油であって、C^1^3MR法により測定し
    たスペクトルの化学シフトとしての120〜155pp
    mにおける面積強度の、スペクトルの全面積強度(0〜
    155ppm)に対する割合が、前記留分Aについては
    80%以上であり、同じく前記留分Bについては72%
    以上であることを特徴とする電気絶縁油を含浸してなる
    少なくとも一部の誘電体がプラスチックで構成された油
    浸コンデンサー。
  2. (2)前記プラスチックがポリオレフィンである特許請
    求の範囲第1項記載の油浸コンデンサー。
  3. (3)前記コンデンサーが少なくともプラスチックフィ
    ルムと金属箔とを巻回してなるコンデンサーである特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の油浸コンデンサー
JP61218656A 1986-09-17 1986-09-17 油浸コンデンサ− Expired - Fee Related JPH0770423B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61218656A JPH0770423B2 (ja) 1986-09-17 1986-09-17 油浸コンデンサ−
US07/097,502 US4870221A (en) 1986-09-17 1987-09-16 Oil-filled capacitor
EP87113649A EP0260702B1 (en) 1986-09-17 1987-09-17 Oil-filled capacitor
DE8787113649T DE3777293D1 (de) 1986-09-17 1987-09-17 Mit oel gefuellter kondensator.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61218656A JPH0770423B2 (ja) 1986-09-17 1986-09-17 油浸コンデンサ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6373610A true JPS6373610A (ja) 1988-04-04
JPH0770423B2 JPH0770423B2 (ja) 1995-07-31

Family

ID=16723362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61218656A Expired - Fee Related JPH0770423B2 (ja) 1986-09-17 1986-09-17 油浸コンデンサ−

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4870221A (ja)
EP (1) EP0260702B1 (ja)
JP (1) JPH0770423B2 (ja)
DE (1) DE3777293D1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH088015B2 (ja) * 1986-11-08 1996-01-29 日本石油化学株式会社 改良された電気絶縁油組成物
JPH0798946B2 (ja) * 1988-08-13 1995-10-25 日本石油化学株式会社 副生油の処理方法
US5877362A (en) * 1996-09-12 1999-03-02 Nippon Petrochemicals Company, Limited Method for producing diphenylmethane
US5880322A (en) * 1996-12-16 1999-03-09 Nippen Petrochemicals Company, Limited Method for producing diarylmethane
US6207866B1 (en) 1997-07-11 2001-03-27 Nippon Petrochemicals Company, Limited Method for producing diarylmethane or its derivatives
JP2000016952A (ja) 1998-07-01 2000-01-18 Nippon Petrochem Co Ltd 炭化水素の製造方法
JP4376367B2 (ja) 1999-09-20 2009-12-02 新日本石油株式会社 炭化水素溶剤およびそれを用いた感圧複写材料
JP2002175934A (ja) * 2000-12-05 2002-06-21 Takato Yasutane コンデンサ
US6585917B2 (en) 2001-04-12 2003-07-01 Cooper Industries, Inc. Dielectric fluid

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4111824A (en) * 1977-07-21 1978-09-05 Gulf Research & Development Co. Liquid dielectric composition based on a fraction derived from the alkylation product of benzene with ethylene
US4347169A (en) * 1980-06-30 1982-08-31 Nippon Petrochemicals Company, Limited Electrical insulating oil and oil-filled electrical appliances
CA1194284A (en) * 1982-09-16 1985-10-01 Atsushi Sato Electrical insulating oil and oil-filled electrical appliances
CA1211761A (en) * 1982-12-25 1986-09-23 Atsushi Sato Electrical insulating substance and oil-filled electrical appliances containing the same
JPS6116410A (ja) * 1984-06-29 1986-01-24 日本石油化学株式会社 電気絶縁油
DE3534432A1 (de) * 1985-09-27 1987-04-16 Opel Adam Ag Verfahren zum montieren einer sitzbank, sowie montagehilfe zu seiner durchfuehrung

Also Published As

Publication number Publication date
EP0260702B1 (en) 1992-03-11
DE3777293D1 (de) 1992-04-16
EP0260702A3 (en) 1989-06-14
US4870221A (en) 1989-09-26
EP0260702A2 (en) 1988-03-23
JPH0770423B2 (ja) 1995-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4493943A (en) Electrical insulating oil and oil-filled electrical appliances
EP0170283B1 (en) Electrical insulating oil and oil-filled electrical appliances
JPS60189108A (ja) 電気絶縁油
JPS6373610A (ja) 油浸コンデンサ−
JPS60143508A (ja) 新規な電気絶縁油および油含浸電気機器
JPS6376207A (ja) 電気絶縁油
JPS6373608A (ja) 改良された油浸コンデンサ−
JPS6373609A (ja) 改善された油浸コンデンサ−
EP0168695B1 (en) Electrical insulating oil and oil-filled electrical appliances
JPS6375090A (ja) 副生油留分の物性改良方法
CA1339626C (en) Improved electrical iinsulating oil composition and electrical appliances impregnated therewith
CA1340754C (en) Oil-filled capacitor
JPS63119514A (ja) 改良された油浸コンデンサ−
US4802058A (en) Novel method for refining electrical insulating oil
JPS5975503A (ja) 改良された電気絶縁油
JPS5975502A (ja) 新しい電気絶縁油
EP0150908B1 (en) Use of Curable impregnant compositions for impregnating electrical appliances
JPH0675362B2 (ja) 油入電気機器の製造方法
CA1292999C (en) Method for refining electrical insulating oil
JPH0458122B2 (ja)
JPS6023903A (ja) 電気絶縁油の製造方法
JPS59177808A (ja) 改良された電気絶縁油組成物
JPS63314708A (ja) 新規な電気絶縁油組成物の製造方法
JPS6018588A (ja) 新しい電気絶縁油
JPS60143507A (ja) 電気絶縁油

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees