JPS637002Y2 - - Google Patents

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JPS637002Y2
JPS637002Y2 JP7782383U JP7782383U JPS637002Y2 JP S637002 Y2 JPS637002 Y2 JP S637002Y2 JP 7782383 U JP7782383 U JP 7782383U JP 7782383 U JP7782383 U JP 7782383U JP S637002 Y2 JPS637002 Y2 JP S637002Y2
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bottle
medium
medium bottle
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JP7782383U
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JPS59181626U (ja
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の分野 本考案は液体容器、とくに中瓶内の液量を外部
に表示する水位管や液量検出用の電極リード線等
を中瓶内と連通させる構造に関するものである。
(ロ) 従来技術とその問題点 従来、例えば水位管を備えた液体容器におい
て、液体を貯留した中瓶の底部に孔を設け、この
孔に水位管の下端を接続するとともに、水位管の
上端を注液口に接続し、中瓶内の液体を水位管を
介して注出するようにしたものが知られている
(実開昭57−30125号公報)。ところが、この場合
には、中瓶内に熱湯が入つていても水位管内の湯
はすぐに冷えてしまうため、注液したとき最初は
冷水が出てしまうばかりか、転倒時に液漏れする
という欠点がある。
そこで、水位管の下端を中瓶の底部の孔に接続
するとともに、水位管の上端を中瓶の肩部の孔に
接続し、中瓶内の液体を水位管を介して注出しな
いように構成したものも提供されている(実公大
14−15712号公報)。ところが、この場合には、中
瓶に瓶口部と底部と肩部との3箇所に孔を設けな
ければならないため、加工が難しくコストアツプ
を招く欠点がある。特に、中瓶が真空二重瓶の場
合には加工上の難点に加え、強度および保温性能
を著しく低下させる欠点がある。
(ハ) 考案の目的 本考案はかかる従来の欠点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、組立が簡単で液漏れせず、か
つ中瓶の孔開け加工を少なくして容易に中瓶内と
の連通構造を得ることができる液体容器を提供す
ることにある。
(ニ) 考案の構成 上記目的を達成するために、本考案は、補強板
の下方より環体の爪部を係合させて抜け止めし、
この環体に中瓶内と連通する連通路を設け、中瓶
を締め上げることによつて、環体を圧着固定した
ものである。
(ホ) 実施例の説明 第1図〜第4図は本考案をエアーポツトに適用
した例を示し、金属製外装体1の内部には真空二
重瓶からなる中瓶2が収容され、この中瓶2の瓶
口部2aは外装体1の上端部に載置固定された金
属製肩体3の瓶口受部3aにより支持されてい
る。この肩体3の瓶口受部3aは、外周部が外装
体1の上縁に固定された金属製補強板4の内周部
と結合され、肩体3は上下方向の撓みが規制され
ている。
上記中瓶2の底部中央には貫通孔2bが設けら
れ、この貫通孔2bには接続パツキン5が締付リ
ング6により密着して取付けられており、この接
続パツキン5から継手管7および接続チユーブ8
を介して水位管9の下端部が接続されている。一
方、水位管9の上端部は、肩体3の瓶口受部3a
と中瓶2の瓶口部2aとの間に配置された樹脂製
環体10の連通路10aに接続チユーブ13を介
して接続され、水位管9の上端部は中瓶2内部と
連通している。上記環体10は口ゴム11および
シールゴム12とともに肩体3の瓶口受部3aと
中瓶2の瓶口部2aとの間で挾着されており、環
体10は補強板4の内壁面4aによつて外周面が
保持されている。上記樹脂製環体10には第3図
に示すごとく内外に連通する上記連通路10aの
ほか、外周面には爪部10bが上方へ突設されて
いる。上記環体10は補強板4の内壁面4a内に
下方より嵌合され、連通路10aが補強板4に形
成した切欠き4bから外方へ突出するとともに、
上記爪部10bが補強板4の下面に形成した係合
孔4cに遊嵌合して落ち止めされる。なお、上記
爪部10bと係合孔4cとが係合した状態におい
て、環体10は若干上下方向に移動可能となつて
いる。これは、中瓶締め上げ時に肩体3の瓶口受
部3aと中瓶2の瓶口部2aとの間で口ゴム11
およびシールゴム12を圧縮してシール効果を得
るためである。
上記肩体3の瓶口受部3a上面には中栓14が
密着しており、この中栓14には揚水管15と注
水管16とが一体に取付けられている。中栓14
の上面には、肩体3に対し開閉自在に設けられた
蓋体17がシールパツキン18を介して密着して
おり、この蓋体17に内蔵された空気ポンプ19
の作動により加圧空気を上記シールパツキン18
および中栓14を介して中瓶2内に送り込み、こ
れによつて中瓶2内の液体を中栓14の揚水管1
5および注水管16を介して外部に注出するよう
になつている。
なお、20は注水管16から注水された液体を
下方へ延長する導水管、21は中瓶2を被覆保護
する中瓶保護具、22は中瓶締上体、23は底体
である。
外装体1の前面部には、上記水位管9と対応す
る位置に透視窓24aを有する水位管カバー24
が取付けられており、この透視窓24aを介して
水位管9内の液位を目視可能となつている。
上記構成のエアーポツトにおいて、水位管9内
の液位は、その下端部で連通する中瓶2内の液位
と同レベルであるため、透視窓24aを介して水
位管9の液位を目視することにより、中瓶2内の
液体の残量を確認できる。また、空気ポンプ19
を作動させたとき、その空気圧は中瓶2内部ばか
りでなく、連通路10aを介して水位管9にも作
用するので、中瓶2と水位管9との液位は常に同
レベルとなり、かつ注液は中瓶2内に垂下した揚
水管15を介して行なわれ、水位管9内を液体が
通過しないため、湯を注出する場合であつても注
出された湯が冷える心配がない。また、誤つてエ
アーポツトを転倒させても、水位管9の上端は連
通路10aを介して中瓶2と連通しているため、
液体が外部へ漏れ出ることがない。
なお、上記実施例では中栓を備えたエアーポツ
トについて説明したが、これに限らず、例えば実
公昭56−43245号公報に記載のように、中栓を有
さず、肩体に揚水管と注水管とを取付け、空気ポ
ンプを内蔵した蓋体が肩体上面に密着するエアー
ポツトや、中栓や空気ポンプを有さず、本体を傾
けることにより注液するいわゆるハンドポツトに
も本考案は適用できる。
さらに、環体10の連通路10aを水位管9の
上端部と接続して空気流通路として使用した例を
示したが、これのみに限らず、例えば中瓶2内の
液量を外部に電気的に表示する場合に使用される
電極用リード線を、環体10の連通路10aを介
して中瓶2内に挿入するようにしてもよい。
以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、環体の爪部を補強板の係合孔に遊嵌合させる
ことによつて、環体およびシールゴムを落ち止め
するようにしたので、環体は補強板に対して位置
決めされ、中瓶締上げ時に環体を手で保持する必
要がなく組立が簡単になるとともに、中瓶の締上
げによつて肩体とシールゴムと環体と口ゴムと中
瓶とが互いに密着するため、液漏れをきたす心配
がない。また、中瓶には穴開け加工等の複雑な加
工を要せず、中瓶の内外を環体の連通路を介して
容易に連通させることができ、量産性に富みかつ
安価な連通構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる液体容器の一例である
エアーポツトの平面図、第2図は第1図の−
線断面図、第3図は第1図の−線断面図、第
4図は第2図の一部拡大図である。 1……外装体、2……中瓶、2a……瓶口部、
3……肩体、3a……瓶口受部、4……補強板、
4c……係合孔、9……水位管、10……環体、
10a……連通路、10b……爪部、11……口
ゴム、12……シールゴム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外装体の内部に中瓶を収容し、この中瓶の瓶口
    部を外装体の上端部に設けた金属製肩体にて支持
    するとともに、この肩体の下面を外周部が外装体
    の上縁に固定された金属製補強板で支持した液体
    容器において、上記補強板に係合孔を設ける一
    方、上記肩体の瓶口受部と中瓶を瓶口部との間に
    シールゴムと樹脂製環体と口ゴムとを設け、この
    環体には中瓶の内外に連通する連通路と上記係合
    孔に下方より遊嵌合して下方に抜け止めされる爪
    部とを設け、上記中瓶を締め上げることによつて
    上記口ゴムと環体とを上下から圧着したことを特
    徴とする液体容器。
JP7782383U 1983-05-23 1983-05-23 液体容器 Granted JPS59181626U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7782383U JPS59181626U (ja) 1983-05-23 1983-05-23 液体容器

Applications Claiming Priority (1)

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JP7782383U JPS59181626U (ja) 1983-05-23 1983-05-23 液体容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59181626U JPS59181626U (ja) 1984-12-04
JPS637002Y2 true JPS637002Y2 (ja) 1988-02-29

Family

ID=30207840

Family Applications (1)

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JP7782383U Granted JPS59181626U (ja) 1983-05-23 1983-05-23 液体容器

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JPS59181626U (ja) 1984-12-04

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