JPS6368411A - 自動車タイヤ用滑り止め具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は積雪や凍結した道路面における自動車タイヤの
スリップを防止する自動車タイヤ用滑り止め具に関する
ものである。

近時、金属チェノに代って騒音と道路の損傷の少なく耐
久性の優れたゴム、プラスチック製の非金属製の自動車
タイヤ用滑り止め具が広く用いられるようになった。

特に、前輪駆動車（ＦＦ車）の普及に伴い操縦安定性に
優れ滑り止め効果の大きいネット型の非金属製の滑り止
め具が好評であるが、しかし、このものは、構造上比較
的高価につくことと、非力な婦人ドライバーの場合に装
着が難かしいことより、比較的安価で、装着等の取扱い
が最も容易な非金属製のラダー型（すなわち、梯子型）
の自動車タイヤ用滑り止め具に対する需要も多い。

しかしながら、これ等は両サイド部からトレッド部にわ
たり柔軟な構造体であるため、粘土質の泥水、湿泥土路
面上での走行時に滑り止め板とタイヤトレンドとの間に
これを噛み、ＦＦ車では急ハンドルを切ると、タイヤ中
心より左右にずれて偏心してタイヤホイールに近接して
設けられたブレーキ部、又は車軸支持部を持った車種に
於ては、内側のサイド締付は用ローブ又は取付は金具が
、これに接触して破損する重大な欠点がある。

本発明は、このような欠点を改良してラダー型自動車タ
イヤ用滑り止め具の安全性を向上したものである。さら
に詳細に説明すれば、従来のラダー型の自動車タイヤ用
滑り止め具の滑り止め板の形状を上面より見ると、短冊
形、Ｘ字形、７字形、左右とも７字形、Ｈ字形のものに
分類される。また、側面より見た形状は平板状、Ｕ字状
、Ｌ字状に分類できる。

この上面と側面より見た形状の組合せによる形状で、そ
の表面に滑り止め凹凸模様と、その内部にスパイク金具
と補強芯材とを内蔵させて、成形用金型を用いて成形さ
れている。しかして、これ等を第３図、第４図、第５図
に代表する形ａｔたは類似した形態で連結金具を用いて
、この複数本を略々等間隔にこの左右両端を左右のす４
ド締付は用ローブに連結し固定して、ラダー型自動車タ
イヤ用滑り止め具として使用されている。

前記した従来例の滑り止め板を側面より見た形状が平板
状の物を用いた第１０図にその装着断面図を示すように
、タイヤの両サイド部からトレッド部にわたる間が柔軟
構造であるため、タイヤの中央に装着することが難かし
欠点と、粘土質の泥水、湿泥土路面上で走行すると、タ
イヤと滑り止め板との間にこれを噛み、この間で滑り易
すくなりＦＦ車では急ハンドルを切ると、タイヤ中央よ
り左右にずれて偏心し連結金具が路面に当り摩滅する。

又、特にタイヤホイールより高い位置にブレーキ部また
はタイヤホイールに近接して設けられた車軸支持部を持
った車種に於ては、内側のサイド締付は用ローブ又は連
結金具がこれに接触して破損する重大な欠点がある。

又、前記した従来例の側面より見た形状がＵ字形の滑り
止め板を用いた滑り止め具は、タイヤへの装着が容易で
ある利点と、これを装着して走行する際に、タイヤ中央
より偏心することが少ないので、比較的安全である利点
がある。しかし、このものに於ては、Ｕ字形状に成形す
る金型が過大に厚く重くなることと、金型の製作が難か
しく高価に付く欠点と、成形時に於ける型内への材料の
仕込みが難かしい欠点とがある。

又、タイヤサイズによりＵ字状の幅が異なるので、滑り
止め具のサイズ兼用範囲が少なく、多数のサイズ用の成
形金型を必要とする欠点がある。

あえてＵ字状の幅の広い滑り止め具を、幅の狭いタイヤ
に装着して走行すると、滑り止め具とタイヤ間での滑り
と、ずれとが大きくなる欠点がある。

前記したように自動車タイヤ用滑り止め具は、ＦＦ車の
普及とその構造に伴ない安全性の面より、タイヤへの被
せ代が浅くなる傾向にあることより、益々タイヤの中央
より左右にずれない自動車タイヤ用滑り止め具に改良す
ることが要望されている。

本発明者等は前記のこのような諸欠点と、特に最悪の欠
点である滑り止め具の偏心による破損事故とをなくする
ために、鋭意研究の結果本発明を完成するに至った。

本発明は、その実施例が図面にみられるように、自動車
タイヤ用滑り止め具をタイヤに装着し固定するに用いる
サイド締付は用ローブに滑り止め板を連結し固定すに用
いる連結金具の寸法を長くして芯金兼用連結金具とし、
これの芯金兼用連結部を滑り止め板の左右両側内に埋設
することにより、滑り止め板の両端を骨格入りに補強し
て、タイヤ中央に装着されるようにすると共に、車の走
行中に自動車タイヤ用滑り止め具が左右にずれることを
防止し、偏心をなくして安全としたものである。

すなわち、本発明は、装着すべきタイヤの外側サイド中
部よりトレンド部を横切り内側のサイド中部に及ぶ長さ
のゴム状弾性体を主体とし、タイヤ外周に略々等間隔に
梯子型に配設した複数本の滑り止め板１と、該滑り止め
板１の左右両端を連結金具を通して連結固定しタイヤ外
周に沿って装着固定するためのタイヤの両サイドの締付
は用ロープ２とから成る梯子型の自動車タイヤ用滑り止
め具において、　前記連結金具を、一端にサイド締付用
ロープ２との連結部３ｂを設け、他端の滑り止め板１と
の連結部をタイヤサイド中部よりトレッド部の手前の位
置まで延在させて芯金兼用連結部３ａとして構成した芯
金兼用連結金具３となし、前記滑り止め板１には、表面
に滑り止め凹凸模様５と、その両側面に２個づつの側面
突出部６と、その左右両端に芯金兼用連結金具３のサイ
ド締付はロープ２との連結部３ｂとを設け、その内部に
、その中心部から芯金兼用連結部３ａまでそれぞれ延在
する補強芯材７と、スパイク金具８と、芯金兼用連結部
３ａとを埋設内蔵せしめ構成したことを特徴とする。

すなわち、装着すべきタイヤの外側サイド中部よりトレ
ッド部を横切り内側のサイド中部に及ぶ長さのゴム状弾
性体を主体とする滑り止め板の複数本をタイヤ外周に略
々等間隔に配して、この滑り止め板の左右両端を連結金
具を通して連結固定して、タイヤ外周に沿って装着し固
定するためのタイヤ両サイドの締付は用ロープとから成
る梯子型（ラダー型）の自動車タイヤ用滑り止め具にお
いて、第１図と第２図に示すように、゛連結金具の一方
の端にサイド締付は用ロープとの連結部３ｂを設け、こ
の反対側の滑り止め板ｌとの連結部を、タイヤサイド中
部よりトレッド部の手前の位置まで延長した芯金兼用連
結部３ａとして設けた芯金兼用連結金具３とし、この芯
金兼用連結金具３の芯金兼用連結部３ａを滑り止め板ｌ
の成形時に、この左右の両内部に同時一体に埋設し固定
した滑り止め板１を用いることを特徴とし、この滑り止
め板１の複数本をタイヤ外周に略々等間隔に配して滑り
止め板１の左右両端のサイド締付は用ロープの連結部３
ｂにサイド締付は用ロープ２を通して固定して自動車タ
イヤ用滑り止め具とする。これを、第６図に示すように
、タイヤ９に装着し、その断面形状を、第７図に示すよ
うに、滑り止め板１の左右両側に埋設された芯金兼用連
結部３ａが骨格となり、タイヤの両サイド部よりタイヤ
を抱き支えた状態で、タイヤの両サイドの締付は用ロー
プ２により車輪の車軸方向に引絞ぼられて固定されてい
るため、ＦＦ車の走行時において急ハンドルを切る等の
過大な偏荷重を受けても、タイヤサイド部がトレッド部
にずれ上り偏心を起すことを防止したことを特徴とした
安全性の高いラダー型の自動車タイヤ用滑り止め具を提
供するものである。

本発明に使用するゴム状弾性体は、耐摩耗性の優れた強
度の大きいゴムまたはプラスチックの何れでもよい。

天然ゴム、合成ゴムに対しては、加硫剤をはじめとする
ゴム用薬剤を配合して用いる。特にカーボンブラック等
の補強剤を配合した強度、耐摩耗性、耐寒性、耐候性９
優れた配合物が良好である。

プラスチックでは柔軟で耐摩耗性に優れ高強度のポリウ
レタン等が良好である。

補強芯材としては、天然またはナイロン等の合成繊維、
または金属ワイヤーロープ等が用いられる。ゴムに対し
て補強繊維芯材を用いるときは、両者の接着力を高める
ため繊維を予めレゾルシン、ホルマリン、ラテックス処
理しておくことが望ましい。

連結金具は、鋼板より形状に打抜きしたもの及び金属丸
棒を形状に湾曲したちの何れでもよい。

これ等は防錆のためのメッキを施したものがよい。

また、ゴムとの接着を図るため、商品名ケミロックに代
表されるゴムと金属との接着剤を金属面に塗布して用い
ると好結果を得る。

サイド締付は用ロープは天然または合成繊維の組紐やロ
ープ或は金属ワイヤロープ等が用いられる。或いはこれ
等の表面を合成樹脂で被覆したものが用いられる。

以下本発明の実施例品を得るための手順を図面により説
明する。

第１手順 第１図に示す形状にｔｇＪ４仮より打抜きされ亜鉛メン
キされた芯金兼用連結金具３の芯金兼用連結部３ａに、
ケミロック２０５を下塗り乾燥後に、ケミロック２２０
を上塗りし乾燥して予め支度をする。

第２手順 第１図に示す超硬合金よりなるスパイク金具８に、ケミ
ロック２０５を下塗り乾燥後にケミロック２２０を上塗
りし乾燥して予め支度する。

第３手順 第１図に示すナイロン補強芯材７をレゾルシン、ホルマ
リン、ラテックス処理したものを所要寸法に裁断して予
め支度を行う。

第４手順 高強度で耐摩耗性、耐寒性に優れた配合ゴムを混練して
、これを滑り止め板１の厚みの約１７２の所要の厚みに
圧延する。

第５手順、 第４手順にて圧延したゴム板より、第１図に示す滑り止
め仮ｌの形状と、スパイク金具７を差込む穴を持った滑
り止め板１の形状との二通りの形状に裁断して支度する
。

第６手順 第１図に示す滑り止め凹凸模様５と側面突出部６とを持
ち、スパイク金具８と、ナイロン補強芯材７と芯金兼用
連結金具３の芯金兼用連結部３ａとを内蔵する滑り止め
板１のゴム本体を収容し成形する凹所と、この両端に連
続させて、芯金兼用連結金具３のサイド締付は用ロープ
との連結部３ｂを収容する凹所とを設けた上・下加硫金
型の下加硫金型内に、先づ、第５手順に於て裁断支度し
たスパイク金具８を差込む穴を持った滑り止め板１の形
状のゴムを嵌合配置する。

次に第２手順で支度したスパイク金具８を左右各１個づ
つ前記の差込み穴に差込んで仕込む。

次に、その上に第３手順で支度したナイロン補強芯材７
を２本並べて配置する。

次に、第１手順に於て支度した芯金兼用連結金具３の芯
金兼用連結部３ａとサイド締付は用ロープとの連結部３
ｂとを所定の位置に合せて左右に配置する。

次に、その上に第５手順に於て裁断支度した滑り止め板
１の形状のゴムを配置して、上・下加硫金型を閉じて加
圧、加熱して加硫成形する。

第７手順 加硫成形終了と共に、上・下加硫金型を開けて、成形品
を取り出して、これのパリ取りを行うと、表面に滑り止
め凹凸模様５と、その側面に側面突出部６と、その左右
両端に芯金兼用連結金具３のサイド締付は用ロープとの
連結部３ｂとを持ち、その内部に、ナイロン補強芯材７
とスパイク金具８と、芯金兼用連結部３ａとを埋設し内
蔵する本発明の一実施例品に係る第１図に示す平板状の
滑り止め板１を得る。

第８手順 所定長さの並行する２本のサイド締付は用ロープ２の所
定位置に複数本の第７手順により得た滑り止め板１を配
置してその両端と、サイド締付は用ロープとの連結部３
ｂとを連結し、かしめて固定する。

次に、２本のサイド締付は用ロープ２の両端に、この両
端を連結し且つ引絞り機能を持った金具（図示してない
）を取付けると本発明の一実施例品のラダー型の自動車
タイヤ用滑り止め具となる。

第２図は、芯金兼用連結金具３を金属の丸棒を曲げて形
成したものを例示した図であり、前記した第１図に示し
たものに準じた製造方法で、全く同じ機能を持った自動
車タイヤ用滑り止め具を得ることができる。

発明の効果は次の如くである。

ｌ）本発明の自動車タイヤ用滑り止め具をタイヤに装着
すると第６図に示す形態となりその断面形状は第７図に
示すようになり、滑り止め板１の左右両側内に埋設され
た芯金兼用連結部３ａが骨格となり、これがタイヤ両サ
イドを鋏込んだ形態で強く保持し、タイヤの両サイドの
締付は用ロープにより、車軸方向に引絞しぼられて固定
されているため、ＦＦ車の走行時に於て、急ハンドルを
切る等の過大な偏荷重を受けても、タイヤサイド部から
トレッド部にずれ上って偏心を起すことを防止している
ことを最大の特徴とした安全性の高い自動車タイヤ用滑
り止め具である。

２）今後ＦＦ車の普及の増大と、またＦＦ車の前輪構造
においてブレーキ位置および車軸支持部がタイヤおよび
タイヤホイールに近接する傾向があれば、滑り止め具は
タイヤ上への被ぶせを浅くする必要に迫まられるため、
本発明の自動車タイヤ用滑り止め具はますます有用とな
る。

３）本発明によるラダー型の自動車タイヤ用滑り止め具
は、側面より見た形状が平板状でありながらこれをタイ
ヤ断面のＵ字状に曲げると、左右に骨格部を有すため、
サイド部とトレッド部に適合する箇所がよく判り、タイ
ヤの中央部に装着できる長所がある。

４）成形時に滑り止め板１に連結金具が時間成形されて
いるために、組立時に滑り止め板にかしめ付ける手数を
必要とせず、安価に製造できる。

５）本発明の第１図、第２図及び第７図と従来例の第３
図、第４図、第５図、第８図とを比較してもわかるよう
に、本発明品の連結部は強固であり破損事故が少ない。

本発明は以上詳述したように、非常に優れた特徴と利点
とを持ったラダー型の自動車タイヤ用滑り止め具を提供
するものである。

又、従来よりラダー型の滑り止め具はその欠点として、
横滑りが生じやすく、また、乾燥路面上での走行時にそ
の構造上より周期的な振動と振動音を発することが指摘
されているが、本発明の第１図と第２図とに示す滑り止
め板の側面に駆は上りと駆は降りの機能と同時に横滑り
防止機能を持った側面突出部６と、表面に横滑り防止の
滑り止め凹凸模様５とを設けその併用により前記二つの
欠点を軽減することにより非常に優れたラダー型の自動
車タイヤ用滑り止め具を提供するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は、それぞれ本発明の一実施例及び他
の実施例を一部破断して示す部分斜視図、第３図、第４
図及び第５図は、それぞれ、従来例による代表的な滑り
止め板と、締付は用ロープとの連結状態の要部を示す部
分斜視図、第６図は、本発明の一実施例品をタイヤに装
着した状態を示す斜視図、 第７図は、本発明の一実施例品をタイヤに装着した状態
を示す断面図、さらに、 第８図は、従来例の自動車タイヤ用滑り止め具をタイヤ
に装着した状態を示す断面図である。 ｌ・・・滑り止め板 ２・・・サイド締付は用ロープ ３・・・芯金兼用連結金具　３ａ・・・芯金兼用連結部
３ｂ・・・サイド締付用ロープとの連結部４・・・従来
の連結金具 ５・・・滑り止め凹凸模様　６・・・側面突出部７・・
・ナイロン補強芯材 ８・・・スパイク金具　　　９・・・タイヤＩＯ・・・
タイヤホイール 第１図 第３図　　　　第４図 第５図 第７図 第８図 手続補正書 昭和６１年１０月２９日 特許庁長　官　　　黒　　１）　明　　雄　　殿１、事
件の表示 昭和　６１　年　特許願　第２０９７２０号２、発明の
名称 自動車タイヤ用滑り止め具 ３、補正をする者 事件との関係　　　特許出願人 早川ゴム株式会社 ４、代理人 ７、補正の内容　（別紙の通り） １、明細書第１頁第３行ないし第２頁第７行を下記の如
く訂正する。 「２、特許請求の範囲 １、装着すべきタイヤの外側サイド中部よりトレッド部
を横切り内側のサイド中部に及ぶ長さのゴム状弾性体を
主体とし、タイヤ外周に略々等間隔に梯子型に配設した
複数本の滑り止め板１と、該滑り止め板１の左右両端を
連結金具を通して連結固定しタイヤ外周に沿って装着固
定するためのタイヤの両サイドの締付は用ローフ２とか
ら成る梯子型の自動車タイヤ用滑り止め具において、 前記連結金具を、一端にサイド締付用 ローフ２との連結部３ｂを設は細端の滑り止め板１との
連結部をタイせサイド中部よりトレッド部の手前の位置
まで延在させて芯金兼用連結部３ａとして構成した芯金
兼用連結金具３となし、 Ω−芯金兼用連結部３ａを埋設内蔵せしめニー構成した
ことを特徴とする自動車タイヤ用滑り止め具。」 ２、明細書第７頁第１１行ないし第１７行［前記滑り止
め板１には、表面に・・・補強芯材７と、スパイク金具
８と、芯金兼用連結部３ａ　Ｊを下記の如く訂正する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、装着すべきタイヤの外側サイド中部よりトレッド部
   を横切り内側のサイド中部に及ぶ長さのゴム状弾性体を
   主体とし、タイヤ外周に略々等間隔に梯子型に配設した
   複数本の滑り止め板１と、該滑り止め板１の左右両端を
   連結金具を通して連結固定しタイヤ外周に沿って装着固
   定するためのタイヤの両サイドの締付け用ロープ２とか
   ら成る梯子型の自動車タイヤ用滑り止め具において、 前記連結金具を、一端にサイド締付用ロー プ２との連結部３ｂを設け、他端の滑り止め板１との連
   結部をタイヤサイド中部よりトレッド部の手前の位置ま
   で延在させて芯金兼用連結部３ａとして構成した芯金兼
   用連結金具３となし、 前記滑り止め板１には、表面に滑り止め凹 凸模様５と、その両側面に２個づつの側面突出部６と、
   その左右両用端に芯金兼用連結金具３のサイド締付けロ
   ープ２との連結部３ｂとを設け、その内部に、その中心
   部から芯金兼用連結部３ａまでそれぞれ延在する補強芯
   材７と、スパイク金具８と、芯金兼用連結部３ａとを埋
   設内蔵せしめ構成したことを特徴とする自動車タイヤ用
   滑り止め具。