JPS636763Y2 - - Google Patents

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JPS636763Y2
JPS636763Y2 JP12983579U JP12983579U JPS636763Y2 JP S636763 Y2 JPS636763 Y2 JP S636763Y2 JP 12983579 U JP12983579 U JP 12983579U JP 12983579 U JP12983579 U JP 12983579U JP S636763 Y2 JPS636763 Y2 JP S636763Y2
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JP
Japan
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display
switching
operator
shutter plate
window
Prior art date
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JP12983579U
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JPS5647583U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えばラジオ受信機のバンド切換表
示等に適用して好適な切換表示機構に係わる。
従来、ラジオ受信機におけるAM、FM等のバ
ンド切換を表示するための手段としては種々提案
されている。基本的にはバンド切換用のスライド
スイツチを摘子に切換操作子を嵌着し、切換操作
子をスライドさせたときにスイツチの切換と同時
に切換操作子に一体を設けた表示部が対応するキ
ヤビネツトの表示窓を臨むように構成される。と
ころで、小型、簡易型のラジオ受信機における斯
種の切換表示手段においては、表示部の構成を切
換操作子と一体に板面に色入れ、あるいは箔押し
等にて行い、これをキヤビネツトの表示窓に臨ま
しめるようになしているためコスト高となり、一
方、切換操作子の組立もキヤビネツトとシヤーシ
間、シヤーシとシヤーシ間、キヤビネツトとキヤ
ビネツト間等にはさみ込んで保持したり、スライ
ドスイツチの摘子に嵌合して保持しているために
組立後の切換操作子にがたつきが多く、信頼性に
難点があつた。
本考案は、かかる点に鑑み切換表示の構成を簡
単ならしめ、且つ切換操作子の組立をがたつきな
く、行えるようになし、部品のコスト低減並びに
信頼性向上を図つた切換表示機構を提供するもの
である。
以下、図面を用いて本考案の実施例について詳
細説明しよう。なお、本例はAM及びFMの2バ
ンドラジオ受信機のバンド切換表示機構に適用し
た場合である。
第1図は本考案の要部の分解斜視図を示すもの
で、1はAM及びFMのダイヤル目盛及び切換表
示を有した表示基体で、之は他のプリント回路基
板を取付けるシヤーシ部2と共に樹脂材等により
一体成型されて成る。3はAM及びFMのダイヤ
ル目盛の中央溝4に臨んで選局機構の駆動に応じ
て移動する指針である。5は表示基体1に嵌着さ
れ横方向にスライドし得る切換操作子、6はプリ
ント回路基板7に取付けられたバンド切換用のス
ライドスイツチで、その摘子8が切換操作子5に
係合するようになされる。切換操作子5は板状を
なし、上下端より夫々後方に延長する2本ずつの
脚部11及び12が設けられ、之等脚部11及び
12には夫々係止爪13及び14が形成される。
夫々の脚部11及び12は互に横方向(スライド
方向)にずれた位置に設けられ、且つ上端の脚部
11の係合爪13は手前位置に、下端の脚部12
の係止爪14は先端部に夫々設けられる。そし
て、組立時において、上端の脚部11間にスライ
ドスイツチ6の摘子8が嵌合される。この脚部1
1は所謂スライドスイツチ6を操作するための操
作部材となるものである。この切換操作子5には
之と一体にくびれ部15を介して板厚分だけ後方
に位置するようになしたシヤツター板16が設け
られ、このシヤツター板16に斜めに2つの窓孔
17及び18が設けられる。19は摘子である。
これら切換操作子5はシヤツター板16と共に樹
脂材にて一体成型される。
表示基体1においてはそのAM及びFMの文字
の脇に切換操作子5のスライド方向と交叉する方
向即ち縦方向に並んでバンド切換の識別表示する
2つの表示窓9及び10が設けられる。この2つ
の表示窓9及び10は上記のシヤツター板16の
窓孔17及び18に対応し、シヤツター板16の
一のスライド位置で窓孔17と表示窓9が対向
し、他のスライド位置で窓孔18と表示窓10が
対向する。さらに、この表示基体1には切換操作
子5をスライド可能に取付ける取付部20が設け
られる。この取付部20は表示基体1の板面より
板厚分だけ後方に位置する板面21を有し、この
板面21と表示基体1との境において切換操作子
5と一体のシヤツター板16及びくびれ部15が
挿通し得るT字状の挿通孔22が設けられ、且つ
板面21の上下端に夫々切換操作子5の夫々の脚
部11及び12が挿通する長溝23及び24が設
けられる。又、この板面21には切換操作子5の
上下端を位置規制するための段部25及び突起2
6が設けられると共に、切換操作子5のスライド
位置を規制する突出部27及び28が設けられ
る。さらに板面21の後方に延びる底板29には
切換操作子の下方の脚部12の係合爪14が係合
する長溝30が設けられる。また、表示窓9及び
10の後方に目隠し板31が設けられる。
而して、かかる切換操作子5を表示基体1に対
して組立る場合は、第2図、第3図及び第4図で
示す如く切換操作子5をそのシヤツター板16を
T字状の挿通孔22を通して表示基体1の裏面に
当接せしめると同時に、切換操作子5の夫々の脚
部11及び12を長溝23及び24に挿入して、
切換操作子5の裏面を面板20に当接せしめる。
この状態で丁度脚部11の係止爪13がテーパ面
をして長溝23に係合し、又脚部12の係合爪1
4が底板29の長溝30にテーパ面をして係合さ
れる。斯くして切換操作子5はスライド方向の移
動は可能なるも、脚部11及び12の各係合爪に
より板面21に対してすき間なく配設され、しか
も上下端面は段部25及び突起26によつて位置
決めされ、且つこれをガイドとしてスライドされ
る。一方、この脚部11間にはプリント回路基板
7に取付けたスライドスイツチ6の摘子8を嵌着
する。このプリント回路基板7はシヤーシ21に
適当な手段をもつて設けられる。
かかる構成において、切換操作子5を例えば
AMに切換えるべく第2図において右側に突起2
8に当接する位置までスライドさせれば、シヤツ
ター板の上方の窓孔17が表示基体1のFMの表
示窓9に対応し、表示窓9が開放されると共に、
AMの表示窓10がシヤツター板16によつて閉
塞され、AMの表示窓10にシヤツター板の地肌
が臨む。表示窓10にシヤツター板16の地肌が
臨むことによつてAMに切換えた表示がなされ
る。次に、切換操作子5を左側にスライドさせれ
ばFMの表示窓9にシヤツター板16の地肌が臨
み、AMの表示窓10がシヤツター板の窓孔18
と対応して開放されることによつて、FM表示が
なされる。即ちこの構成においては切換操作子1
5の横方向のスライドで縦方向に並ぶ表示窓9,
10に対する表示が可能となる。
尚、上例では2つの表示切換に適用したが2つ
以上の多段の表示切換にも応用できる。第5図
は、表示基体1に4つの表示窓41,42,43
及び44を形成し、4段階の表示切換に適用した
場合である。この例では表示窓が開放されること
で切換表示を行うようにしたもので、シヤツター
板16としては図示の如く各表示窓41,42,
43及び44に対応した窓孔51,52,53及
び54を階段状に形成し、切換操作子5のスライ
ド位置に応じて縦方向に並んだ4つの表示窓のう
ち1つが開放され、他がすべて閉塞されることに
よつて1を選択的に表示するものである。
第6図は同様に4段階の表示切換に適用した場
合であるが、この例では第1と同様に表示窓を閉
塞しシヤツター板16の地肌を臨ましめて表示す
る場合である。シヤツター板16としては図示の
如く階段状の切欠61と之に対応した透孔62を
有した形状となし、切換操作子5のスライド位置
に応じて縦方向に並んで4つの表示窓41,4
2,43及び44の1つが閉塞され、他がすべて
開放されて選択表示するようになされる。
又、通常はスライドスイツチ6がクリツクモー
シヨン的に切換えられるように構成されるが、こ
のクリツクモーシヨンを切換操作子5側で構成す
ることもできる。第7図はその一例であり、例え
ば切換操作子5の2つの脚部12の間にさらに弾
性をもつて変位可能な(肉厚の薄い)脚部63を
設け、その先端にスライド方向に円弧をなす突起
64を形成し、他方、底板29にこの突起64に
対応してスライド方向に円弧をなす突部65を形
成する。そして、切換操作子5を切換えたときに
その脚部63の突起64が底板29の突部65を
乗り越えた位置に停止するようになす。かくすれ
ばスライドスイツチ6側にクリツクモーシヨン機
構を設けることなく簡単にクリツクモーシヨン的
な切換が可能となる。
上述せる如く、本考案によれば、簡単な構成に
よつて切換操作子5の水平方向のスライドによつ
て垂直方向に並んだ複数の表示窓に対して選択的
に切換表示できるものであり、且つ、その場合、
表示窓の開放もしくは切換操作子5と一体のシヤ
ツター板16による閉塞(即ちシヤツター板の地
肌を臨ましめる)によつて識別表示させるもので
ある。従つて之によれば従来のような表示部に対
しての色入れ、箔押等の工程が省略され部品のコ
スト低減が図れる。また部品管理も厳しくするこ
とがなく、且つ組み立て作業も容易となり、歩留
りも向上し、外観上も優れたものが得られる。
又、切換操作子5の表示基体1に対する取付け
が、切換操作子5の上下に夫々設けた脚部11及
び12を長溝23及び30に係合せしめることに
よつてすき間なく取付けられるので、組立後の切
換操作子5にがたつきがない。従つて信頼性の高
い切換表示機構が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部の分解斜視図、第2図は
組立てた状態の正面図、第3図及び第4図は夫々
第2図のA−A線上の断面図及びB−B線上の断
面図、第5図及び第6図は夫々本考案の他の実施
例を示す要部の正面図、第7図は本考案のさらに
他の実施例を示す要部の斜視図である。 1は表示基体、2はシヤーシ、5は切換操作
子、6はスライドスイツチ、9,10は表示窓、
16はシヤツター板、17,18は窓孔である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の表示窓が形成された表示部を有するシヤ
    ーシと、 前記シヤーシの長溝に係合する脚部、前記表示
    窓と対応する位置に窓孔を有するシヤツタ板及び
    スイツチの摘子を操作するための操作部材が一体
    に設けられ、前記脚部と前記長溝とが係合するこ
    とにより摺動自在となされる切換操作子とを備
    え、 前記切換操作子の摺動にともなつて前記スイツ
    チを切換えると共に、前記各対応する表示窓を前
    記シヤツタ板により開放又は閉塞して切換表示せ
    しめるようにした切換表示機構。
JP12983579U 1979-09-19 1979-09-19 Expired JPS636763Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12983579U JPS636763Y2 (ja) 1979-09-19 1979-09-19

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JP12983579U JPS636763Y2 (ja) 1979-09-19 1979-09-19

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Publication Number Publication Date
JPS5647583U JPS5647583U (ja) 1981-04-27
JPS636763Y2 true JPS636763Y2 (ja) 1988-02-26

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ID=29361570

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JP12983579U Expired JPS636763Y2 (ja) 1979-09-19 1979-09-19

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