JPH0429456Y2 - - Google Patents

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JPH0429456Y2
JPH0429456Y2 JP5682087U JP5682087U JPH0429456Y2 JP H0429456 Y2 JPH0429456 Y2 JP H0429456Y2 JP 5682087 U JP5682087 U JP 5682087U JP 5682087 U JP5682087 U JP 5682087U JP H0429456 Y2 JPH0429456 Y2 JP H0429456Y2
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lever
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mounting hole
hole
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、弱電機器のメカニズム操作用レバー
の端部に、エスカツシヨンの押ボタン孔を挿通す
る押ボタンを取付ける装置の改良に関するもので
ある。
[考案の概要] 本考案は、弱電機器のメカニズム操作用レバー
の側方を向く端部に穿設した取付孔に、押ボタン
の取付軸を、側方移動自在かつ着脱可能に取付け
て、レバーの端部後面と取付軸の端部との間に、
押ボタンをレバーの端部前面に圧接させるばねを
設けることにより、弱電機器組立てに際して、押
ボタンとエスカツシヨンのボタン孔の相対位置に
若干の狂いが生じても、押ボタンを側方移動させ
て調整して、押ボタンとボタン孔との間に十分な
余裕がなくても、支障なく弱電機器を組立てて、
押ボタンを円滑に操作しうるようにして、弱電機
器の外観の向上を図ると共に、押ボタンの側方と
前後のがたつきを防止して、押圧操作時の感触の
悪化を防止したものである。
[従来の技術] 第9図は従来の弱電機器を略示するもので、1
01はケース、102はエスカツシヨン、103
はメカニズムで、メカニズム103の操作用レバ
ー104の前端には、エスカツシヨン102のボ
タン孔105を遊通する押ボタン106が固設さ
れている。
[考案が解決しようとする問題点] しかし従来は、レバー104の前端に押ボタン
106を固設していたので、メカニズム103や
レバー104等の弱電機器を構成する各部材の若
干の寸法誤差や、組立時の位置ずれ等により、エ
スカツシヨン102のボタン孔105と押ボタン
106の相対位置に狂いが生じ、そのため組立て
られた弱電機器のボタン穴105と押ボタン10
6が噛み合つて、押ボタン106の操作が不円滑
になつたり、甚だしい時は、組立不能になる恐れ
がある。
このことを防止するため、従来は第10図に示
すように、ボタン孔105を押ボタン106より
大きくして、両者の間に十分な間隙107を設け
ていたので、弱電機器の外観が損なわれ、特に複
数の押ボタンが近接している場合、各押ボタンの
並びが不揃いになつて見苦しくなる。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、レバーに押ボタンを側方移動自在に
取付けてボタン孔への挿通を容易とするととも
に、そのために生ずる押ボタンの前後方向の若干
のがたつきによる押圧感触の悪化を、レバーと押
ボタンの間にばねを設けて防止することにより、
上述の問題点の解決を図つたものである。
[作用] 本考案の装置は、押ボタンが側方移動しうるの
で、ボタン孔と押ボタンの相対位置に若干の狂い
が生じても、押ボタンを移動させることにより、
大きさに余裕のないボタン孔に押ボタンを、噛み
合うことなく挿通して、エスカツシヨンで押ボタ
ンの側方へのがたつきを防止し、しかもレバーと
押ボタンの間に設けたばねにより、常時押ボタン
をレバーに圧接させて、押ボタンの押圧操作感触
を良好としている。
[実施例] 第1図は、本考案の第1実施例を使用した弱電
機器を略示するもので、1はケース、2はエスカ
ツシヨン、3はメカニズム、4はメカニズム操作
用のレバーである。
レバー4の前端には、エスカツシヨン2と平行
する屈曲片4aが曲設され、屈曲片4aに穿設し
た取付孔5には、次記するように押ボタン6が取
付けられている。
第2図に示すように、押ボタン6は、その後面
に圧入した取付軸7を、取付孔5に前方より遊通
させ、ついで環状板ばね8を外嵌し、さらに取付
軸7の後端に切設した環状溝9にEリング10を
係合することにより、屈曲片4aの前面に圧接し
て取付けられ、取付孔5と取付軸7の間には、押
ボタン6を側方に移動させる間隙11が形成され
ている。
押ボタン6は、エスカツシヨン2に設けたボタ
ン孔12を、僅少の余裕をもつて挿通している。
上述の押ボタン取付装置によれば、弱電機器の
組立ての際に、ボタン孔12と押ボタン6の相対
位置に狂いが生じても、押ボタン6を側方移動さ
せることにより、支障なくボタン孔12に押ボタ
ン6を挿通することができ、屈曲片4aとEリン
グ10の間に間隙があつても、板ばね8により、
押ボタン6が屈曲片4aに圧接しているので、押
ボタン6の押圧感触が悪化することはない。
第3図〜第5図は、本考案の第2実施例を示す
もので、本実施例を使用した弱電機器は、前実施
例と同様につき、図示と説明を省略する。
21は上記4に相当するレバー、21aは屈曲
片で、その中央に穿設した取付孔22は、挿通溝
23をもつて屈曲片21aの端縁に開口してい
る。
24は押ボタンで、その後面(第4図上面)に
連設した取付軸25の後端には、取付孔22より
大径のフランジ26が連設されている。
押ボタン24は、その取付軸25を屈曲片21
aの側方より、挿通溝23を経て取付孔22には
め込み、屈曲片21aとフランジ26の間に、第
3図に示すようにその平面形状がU字形に屈曲
し、上下両端が前方に屈曲(すなわち第5図に示
されるように側面からみたときに屈曲)するばね
27を介設することにより、屈曲片21aの前面
に圧接して取付けられ、取付孔22と取付軸25
の間には、押ボタン24を側方に移動させうる間
隙28が形成されている。
押ボタン24は、上記2と同様のエスカツシヨ
ン29に形成したボタン孔30を、僅かな余裕を
設けて挿通している。
上述の本実施例も、その構成で明らかなよう
に、前実施例と同様の作用と効果を奏する。
第6図〜第8図は、本考案の第3実施例を示す
もので、本実施例を使用した弱電機器は、第1実
施例と同様につき、図示と説明を省略する。
41は上記4に相当するレバー、41aは屈曲
片で、その中央に穿設した取付孔42の対向する
両端には、方形の張出溝43が連設され、張出溝
43の両側には、方形の板ばね44が固設されて
いる。
45は押ボタンで、その後面(第6図上面)に
連設した取付軸46の後端には、取付孔42と両
張出溝43を通過しうる側方を向く角杆状の係止
杆47が連設されている。
押ボタン45は、その係止杆47を屈曲片41
aの前方より、取付孔42と両張出溝43を通過
させた後、90°回転させることにより、板ばね4
4により屈曲片41aの前面に圧接して取付けら
れ、取付孔42と取付軸46の間には、押ボタン
45を側方に移動させうる間隙48が形成されて
いる。
押ボタン45は、上記2と同様のエスカツシヨ
ン49に形成したボタン孔50を、僅かな余裕を
もつて挿通している。
上述の本実施例も、その構成で明らかなよう
に、第1実施例と同様の作用と効果を奏する。
なお上述の3実施例は、ともに取付けた押ボタ
ン6,24,45を、取付けた時と逆の操作によ
り取り外すことができる。
[考案の効果] 上述のように本考案によれば、弱電機器組立て
に際して、押ボタンとボタン孔の相対位置に狂い
が生じても、押ボタンを側方移動させてその位置
を調整することにより、余裕のないボタン孔に容
易に挿入しうるので、弱電機器の部品の製作と組
立作業がともに著しく容易になる。
また組立てられた弱電機器は、押ボタンの周囲
に隙間がなく、かつ多数の押ボタンの並びが整然
と揃うので、外観が向上する。
しかも押ボタンは、余裕のないボタン孔により
側方のがたつきが防止され、ばねにより前後のが
たつきが防止されるので、感触よく円滑に操作す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を使用した弱電機
器の横断上面図、第2図は同じく第1実施例を示
す中央縦断拡大上面図、第3図は本考案の第2実
施例を示す分解拡大上面図、第4図は同じく中央
縦断拡大上面図、第5図は第4図のA−A線断面
図、第6図は本考案の第3実施例を示す分解拡大
斜視図、第7図は同じく中央縦断拡大上面図、第
8図は第7図のB−B線断面図、第9図は従来の
弱電機器の横断上面図、第10図は従来装置を示
す中央縦断拡大上面図である。 2……エスカツシヨン、3……メカニズム、4
……レバー、4a……屈曲片、5……取付孔、6
……押ボタン、7……取付軸、8……環状板ば
ね、10……Eリング、11……間隙、12……
ボタン孔、21……レバー、21a……屈曲片、
22……取付孔、23……挿通溝、24……押ボ
タン、25……取付軸、26……フランジ、27
……ばね、28……間隙、41……レバー、41
a……屈曲片、42……取付孔、43……張出
溝、44……板ばね、45……押ボタン、46…
…取付軸、47……係止杆、48……間隙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 弱電機器のメカニズム操作用レバーの側方を
    向く端部に穿設した取付孔に、押ボタンの取付
    軸を、側方移動自在かつ着脱自在に取付けて、
    レバーの端部後面と取付軸の後端との間に、押
    ボタンをレバーの端部前面に圧接させるばねを
    設けると共に、エスカツシヨンの押ボタン孔と
    押ボタンの間の間隙を、押ボタンの操作に差し
    支えない程度に狭くしてなる押ボタン取付装
    置。 (2) 押ボタンの取付軸を、レバーの端部の取付孔
    に前方より挿通して、Eリングをもつて、押ボ
    タンをレバーに取付け、レバーとEリングの間
    に環状板ばねを設けた実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の押ボタン取付装置。 (3) レバー端部の取付孔を、挿通溝をもつてレバ
    ーの端縁に開口させるとともに、押ボタンの取
    付軸の後端にフランジを設けて、取付軸を側方
    より挿通溝を経て取付孔にはめ込み、レバーと
    フランジの間にU字形ばねを設けた実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の押ボタン取付装置。 (4) レバー端部の取付孔の対向する両側に、張出
    溝を連設し、かつレバー端部の後面に、取付孔
    を挟む一対の板ばねを設けると共に、押ボタン
    の後端に、取付孔と両張出溝を通過しうる側方
    を向く角杆状の係止杆を連設して、前方より係
    止杆が取付孔と張出溝を通過した押ボタンを
    90°回動させて、押ボタンをレバーに取付ける
    ようにした実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の押ボタン取付装置。
JP5682087U 1987-04-15 1987-04-15 Expired JPH0429456Y2 (ja)

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JP5682087U JPH0429456Y2 (ja) 1987-04-15 1987-04-15

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JP5682087U JPH0429456Y2 (ja) 1987-04-15 1987-04-15

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JPS63164131U JPS63164131U (ja) 1988-10-26
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