JPH062177Y2 - 電気器具の取付装置 - Google Patents
電気器具の取付装置Info
- Publication number
- JPH062177Y2 JPH062177Y2 JP1984154560U JP15456084U JPH062177Y2 JP H062177 Y2 JPH062177 Y2 JP H062177Y2 JP 1984154560 U JP1984154560 U JP 1984154560U JP 15456084 U JP15456084 U JP 15456084U JP H062177 Y2 JPH062177 Y2 JP H062177Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating case
- panel
- decorative frame
- locking
- mounting hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 この考案はパネル埋込形押しボタンスイッチや表示灯な
どの電気器具の表面露出フランジの色変更と取付穴の共
通化に用意に対応できる取付装置に関する。
どの電気器具の表面露出フランジの色変更と取付穴の共
通化に用意に対応できる取付装置に関する。
この種の電気器具の一例としての照光式押しボタンスイ
ッチとして第６図および第７図に、その取付状態として
第８図及び第９図にそれぞれ示すものが知られている。
図において、この照光式押しボタンスイッチは主な構成
要素として押しボタン部１，照光部２，接点機構部３，
絶縁ケース４および取付装置５とを備えている。そして
取付装置５は絶縁ケース４の正面側端部周縁に設けられ
たフランジ4aと、絶縁ケース４の取付けパネル６の取付
穴6aを挟んで背面側に係止され取付穴6aに食込むマウン
トばね７とで固定するように構成されている。なお押し
ボタンスイッチ本体の動作は押しボタン部１の備える押
しボタン８を押圧することにより、接点機構３の第１の
反転レバー９が押されて反転ばね10を介して第２の反転
レバー11が反転してスイッチ12を動作させるようになっ
ている。
ッチとして第６図および第７図に、その取付状態として
第８図及び第９図にそれぞれ示すものが知られている。
図において、この照光式押しボタンスイッチは主な構成
要素として押しボタン部１，照光部２，接点機構部３，
絶縁ケース４および取付装置５とを備えている。そして
取付装置５は絶縁ケース４の正面側端部周縁に設けられ
たフランジ4aと、絶縁ケース４の取付けパネル６の取付
穴6aを挟んで背面側に係止され取付穴6aに食込むマウン
トばね７とで固定するように構成されている。なお押し
ボタンスイッチ本体の動作は押しボタン部１の備える押
しボタン８を押圧することにより、接点機構３の第１の
反転レバー９が押されて反転ばね10を介して第２の反転
レバー11が反転してスイッチ12を動作させるようになっ
ている。
しかしながらこのような構成のものはパネル６の表面に
出るフランジ4aがケース４と同色であることから、顧客
の要求にともなうパネル６の表面色とフランジ4aの色と
の調和が必ずとれるとは限らず、そのような場合にケー
ス４全体の色を変えることになり、部材の製作はもちろ
んのこととして装置全体の製作手配ならびに途中の工程
管理が面倒で難しく、また安定した取付け状態を得るた
めにはパネル６の取付穴6aの精度が必要以上に高く要求
され取扱い難いことなどの欠点もあった。
出るフランジ4aがケース４と同色であることから、顧客
の要求にともなうパネル６の表面色とフランジ4aの色と
の調和が必ずとれるとは限らず、そのような場合にケー
ス４全体の色を変えることになり、部材の製作はもちろ
んのこととして装置全体の製作手配ならびに途中の工程
管理が面倒で難しく、また安定した取付け状態を得るた
めにはパネル６の取付穴6aの精度が必要以上に高く要求
され取扱い難いことなどの欠点もあった。
この考案の目的は上述した従来の欠点を除去してフラン
ジ色の多様化に容易に対応可能にして取付穴の大きさの
ばらつきにも安定した取付け状態の得られる電気器具の
取付装置を提供することにある。
ジ色の多様化に容易に対応可能にして取付穴の大きさの
ばらつきにも安定した取付け状態の得られる電気器具の
取付装置を提供することにある。
この考案は上述の目的を達成するために、パネルの方形
状の取付穴に埋込みパネルの背面側からマウントばねで
固定される方形箱状の絶縁ケースを有する電気器具の取
付装置において、前記絶縁ケースのパネルに対する係止
部となる額縁状の化粧枠をこの絶縁ケースと独立して形
成し、前記絶縁ケースの外壁に外側に開口した複数の係
合凹部を設け、この係合凹部に対して前記化粧枠の背面
側に先端に前記係合凹部に前記絶縁ケースの外側から係
合する突起を有する係止脚を突出形成し、前記化粧枠を
前記絶縁ケースの正面側端縁に被せて前記係止脚の突起
を前記絶縁ケースの外側から前記係合凹部に係合させ、
かつ係止脚を前記絶縁ケースの外壁表面に露出させて化
粧枠と絶縁ケースとを結合することにより断面積の異な
る係止脚を有する化粧枠の結合が可能となるため、化粧
枠を取付けた絶縁ケースを前記パネルの取付穴に埋込ん
だ際に前記係止脚が前記取付穴の内壁と直接対向するよ
うになり、多くの色の要求に応え得るとともにばらつき
のある取付穴においても、安定した取付けを可能にした
ものである。
状の取付穴に埋込みパネルの背面側からマウントばねで
固定される方形箱状の絶縁ケースを有する電気器具の取
付装置において、前記絶縁ケースのパネルに対する係止
部となる額縁状の化粧枠をこの絶縁ケースと独立して形
成し、前記絶縁ケースの外壁に外側に開口した複数の係
合凹部を設け、この係合凹部に対して前記化粧枠の背面
側に先端に前記係合凹部に前記絶縁ケースの外側から係
合する突起を有する係止脚を突出形成し、前記化粧枠を
前記絶縁ケースの正面側端縁に被せて前記係止脚の突起
を前記絶縁ケースの外側から前記係合凹部に係合させ、
かつ係止脚を前記絶縁ケースの外壁表面に露出させて化
粧枠と絶縁ケースとを結合することにより断面積の異な
る係止脚を有する化粧枠の結合が可能となるため、化粧
枠を取付けた絶縁ケースを前記パネルの取付穴に埋込ん
だ際に前記係止脚が前記取付穴の内壁と直接対向するよ
うになり、多くの色の要求に応え得るとともにばらつき
のある取付穴においても、安定した取付けを可能にした
ものである。
第１図ないし第５図はこの考案による電気器具の取付装
置の一実施例を示すもので、第１図は側面図、第２図は
第１図をＰ矢方向から見た側面図、第３図および第４図
は第１図のＱ−Ｑ線に沿う横断面図で第３図は正常な取
付穴の場合を示し、第４図は大きな取付穴の場合を示
し、第５図は要部分解斜視図である。図において、前記
第６図の従来装置と同一部分には同一符号を付すことで
対応させ相違点について説明する。この実施例の従来装
置との相違点は取付装置を絶縁ケースのフランジを小形
にするとともに絶縁ケースに設けられた係止部にパネル
正面側から着脱自在に一体化される化粧枠を備えたこと
である。図により詳述すると絶縁ケース８の正面側周縁
には四隅を切欠いた張出しの小さいフランジ8aが設けら
れ、フランジ8aの切欠部8bには絶縁ケース８の外側壁に
向く係合凹部8cが設けられている。なお、その他は前記
第６図の従来装置における絶縁ケース４と同様である。
そして化粧枠９は絶縁ケース８のフランジ8aが嵌入可能
な凹みを持つとともにパネル６の取付穴6aに四辺が係止
可能な額縁状の枠9aと、枠9aの四隅に設けられ、絶縁ケ
ース８の係合凹部8cに絶縁ケース８の外側から係合可能
な突起9bを備えた係止脚9cとにより構成されている。こ
のように係止脚9cが絶縁ケース８の外側から係合凹部8c
に係合されるので、この係止脚9cは、化粧枠９を取付け
た絶縁ケース８をパネルの取付穴6aに埋込んだ状態で、
第２図に示すように、絶縁ケースの表面に露出し、直接
取付穴6aの内壁と対向するようになる。したがって、こ
の係止脚の断面積を変えると、絶縁ケース８と取付穴6a
の内壁との隙間の調整ができる。そしてパネル６の取付
穴6aへの取付けは、絶縁ケース８に事前に化粧枠９を係
合させておくことにより従来装置と同様にパネルの正面
側から挿入し、途中でマウントばね７を両側から押圧し
て張り出し部分を撓ませながら取付穴6aをくぐらせるこ
とで可能となる。単独取付けの場合などは押しボタンス
イッチ本体を先に取付穴6aに挿入し、その後にマウント
ばね７を装着し固定してもよいことはいうまでもない。
置の一実施例を示すもので、第１図は側面図、第２図は
第１図をＰ矢方向から見た側面図、第３図および第４図
は第１図のＱ−Ｑ線に沿う横断面図で第３図は正常な取
付穴の場合を示し、第４図は大きな取付穴の場合を示
し、第５図は要部分解斜視図である。図において、前記
第６図の従来装置と同一部分には同一符号を付すことで
対応させ相違点について説明する。この実施例の従来装
置との相違点は取付装置を絶縁ケースのフランジを小形
にするとともに絶縁ケースに設けられた係止部にパネル
正面側から着脱自在に一体化される化粧枠を備えたこと
である。図により詳述すると絶縁ケース８の正面側周縁
には四隅を切欠いた張出しの小さいフランジ8aが設けら
れ、フランジ8aの切欠部8bには絶縁ケース８の外側壁に
向く係合凹部8cが設けられている。なお、その他は前記
第６図の従来装置における絶縁ケース４と同様である。
そして化粧枠９は絶縁ケース８のフランジ8aが嵌入可能
な凹みを持つとともにパネル６の取付穴6aに四辺が係止
可能な額縁状の枠9aと、枠9aの四隅に設けられ、絶縁ケ
ース８の係合凹部8cに絶縁ケース８の外側から係合可能
な突起9bを備えた係止脚9cとにより構成されている。こ
のように係止脚9cが絶縁ケース８の外側から係合凹部8c
に係合されるので、この係止脚9cは、化粧枠９を取付け
た絶縁ケース８をパネルの取付穴6aに埋込んだ状態で、
第２図に示すように、絶縁ケースの表面に露出し、直接
取付穴6aの内壁と対向するようになる。したがって、こ
の係止脚の断面積を変えると、絶縁ケース８と取付穴6a
の内壁との隙間の調整ができる。そしてパネル６の取付
穴6aへの取付けは、絶縁ケース８に事前に化粧枠９を係
合させておくことにより従来装置と同様にパネルの正面
側から挿入し、途中でマウントばね７を両側から押圧し
て張り出し部分を撓ませながら取付穴6aをくぐらせるこ
とで可能となる。単独取付けの場合などは押しボタンス
イッチ本体を先に取付穴6aに挿入し、その後にマウント
ばね７を装着し固定してもよいことはいうまでもない。
以上の構成においてこの押しボタンスイッチは前述した
ようなことから本体内部に触れることなく、しかも簡単
に化粧枠９の着脱が可能となる。したがってパネル６の
正面側に露出する部分の色を変更する必要が生じた場合
は、事前に容易された要求の色のものと取り替えればよ
い。また、第４図に示したように取付穴6aの一方の寸法
Ｌが本来のものより大きく異なる穴の場合に、当然のこ
ととして上下方向にがたがでることになり、このような
場合に、化粧枠９の係止脚の断面積の大きなものを準備
しておくことにより、パネルの取付穴内における絶縁ケ
ースと取付穴の内壁との隙間を係止脚で埋めることがで
きるので、同じように安定な取付が可能となる。
ようなことから本体内部に触れることなく、しかも簡単
に化粧枠９の着脱が可能となる。したがってパネル６の
正面側に露出する部分の色を変更する必要が生じた場合
は、事前に容易された要求の色のものと取り替えればよ
い。また、第４図に示したように取付穴6aの一方の寸法
Ｌが本来のものより大きく異なる穴の場合に、当然のこ
ととして上下方向にがたがでることになり、このような
場合に、化粧枠９の係止脚の断面積の大きなものを準備
しておくことにより、パネルの取付穴内における絶縁ケ
ースと取付穴の内壁との隙間を係止脚で埋めることがで
きるので、同じように安定な取付が可能となる。
この考案によれば背面側がマウントばねで表面側がフラ
ンジとなる取付装置に、フランジを着脱自在な化粧枠で
覆うとともに化粧枠の係止脚の大きさを多様とすること
により、主要部分の組立の標準化と在庫量を圧縮してし
かも仕様の多様化と取付穴の共通化が可能で安価となる
埋込形電気器具が提供できる。
ンジとなる取付装置に、フランジを着脱自在な化粧枠で
覆うとともに化粧枠の係止脚の大きさを多様とすること
により、主要部分の組立の標準化と在庫量を圧縮してし
かも仕様の多様化と取付穴の共通化が可能で安価となる
埋込形電気器具が提供できる。
第１図ないし第５図はこの考案による電気器具の取付装
置の一実施例を示す図で、第１図は側面図、第２図は第
１図をＰ矢方向から見た側面図、第３図および第４図は
それぞれ第１図をＱ−Ｑ線に沿い切断した断面図、第５
図は要部分解斜視図、第６図ないし第９図は従来の電気
器具の取付装置の一例を示す図で、第６図は縦断面図、
第７図は第６図をＲ矢方向から見た一部断面を示す側面
図、第８図はパネルに取付けた状態を示す側面図、第９
図は第８図のＳ−Ｓ線に沿う断面図である。 ６……パネル、6a……取付穴、７……マウントばね、８
……絶縁ケース、8a……フランジ、8b……切欠き、8c…
…係合凹部、９……化粧枠、9c……係止脚。
置の一実施例を示す図で、第１図は側面図、第２図は第
１図をＰ矢方向から見た側面図、第３図および第４図は
それぞれ第１図をＱ−Ｑ線に沿い切断した断面図、第５
図は要部分解斜視図、第６図ないし第９図は従来の電気
器具の取付装置の一例を示す図で、第６図は縦断面図、
第７図は第６図をＲ矢方向から見た一部断面を示す側面
図、第８図はパネルに取付けた状態を示す側面図、第９
図は第８図のＳ−Ｓ線に沿う断面図である。 ６……パネル、6a……取付穴、７……マウントばね、８
……絶縁ケース、8a……フランジ、8b……切欠き、8c…
…係合凹部、９……化粧枠、9c……係止脚。
Claims (1)
- 【請求項１】パネルの方形状の取付穴に埋込みパネルの
背面側からマウントばねで固定される方形箱状の絶縁ケ
ースを有する電気器具の取付装置において、前記絶縁ケ
ースのパネルに対する係止部となる額縁状の化粧枠をこ
の絶縁ケースと独立して形成し、前記絶縁ケースの外壁
に外側に開口した複数の係合凹部を設け、この係合凹部
に対して前記化粧枠の背面側に先端に前記係合凹部に前
記絶縁ケースの外側から係合する突起を有する係止脚を
突出形成し、前記化粧枠を前記絶縁ケースの正面側端縁
に被せて前記係止脚の突起を前記絶縁ケースの外側から
前記係合凹部に係合させ、かつ係止脚を前記絶縁ケース
の外壁表面に露出させて化粧枠と絶縁ケースとを結合す
ることにより断面積の異なる係止脚を有する化粧枠の結
合を可能にしたことを特徴とする電気器具の取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984154560U JPH062177Y2 (ja) | 1984-10-13 | 1984-10-13 | 電気器具の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984154560U JPH062177Y2 (ja) | 1984-10-13 | 1984-10-13 | 電気器具の取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6170330U JPS6170330U (ja) | 1986-05-14 |
| JPH062177Y2 true JPH062177Y2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=30712551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984154560U Expired - Lifetime JPH062177Y2 (ja) | 1984-10-13 | 1984-10-13 | 電気器具の取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062177Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0671098A (ja) | 1992-01-29 | 1994-03-15 | Ejnar Jensen & Soen As | アイロンローラなどの洗濯処理ユニットへフラットワーク物品を供給するための装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5467267U (ja) * | 1977-10-21 | 1979-05-12 | ||
| JPS5647861U (ja) * | 1979-09-17 | 1981-04-28 | ||
| JPS57135693A (en) * | 1981-02-12 | 1982-08-21 | Mitsubishi Electric Corp | Control device for motor |
-
1984
- 1984-10-13 JP JP1984154560U patent/JPH062177Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0671098A (ja) | 1992-01-29 | 1994-03-15 | Ejnar Jensen & Soen As | アイロンローラなどの洗濯処理ユニットへフラットワーク物品を供給するための装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6170330U (ja) | 1986-05-14 |
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