JPH0338735Y2 - - Google Patents

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JPH0338735Y2
JPH0338735Y2 JP1571985U JP1571985U JPH0338735Y2 JP H0338735 Y2 JPH0338735 Y2 JP H0338735Y2 JP 1571985 U JP1571985 U JP 1571985U JP 1571985 U JP1571985 U JP 1571985U JP H0338735 Y2 JPH0338735 Y2 JP H0338735Y2
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JP
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housing
inner lens
design panel
display
display device
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は表示装置、特にそのインナーレンズ取
付け構造の改良に関するものである。
[従来の技術] 各種の機器、例えばオーデイオ装置あるいは空
気調和装置等には、そのスイツチ位置あるいはス
イツチ操作状態を示すスイツチ表示装置が広く用
いられている。
例えば、自動車には、各種の車載機器、特に車
室内の空気調和装置その他のモード切替え、送風
量切替え、あるいは温度切替えを行うために、各
種の押し釦スイツチあるいはスライドスイツチが
使用されており、夜間あるいはトンネル内走行時
等周囲が暗くなつた時にもスイツチの位置あるい
はその操作状態を運転者へ知らせるため、広くス
イツチ表示装置が用いられ、必要に応じて点灯し
スイツチ操作状態の視認性を確保している。
第6図には、このような車両用空気調和装置の
一般的なスイツチ表示装置が示され、同図Aは上
部断面図、Bは意匠パネルを省略した正面図であ
る。
図において、ハウジング10内には、インナー
レンズ12が配置固定され、またハウジング10
の車室内側開口には意匠パネル14が取付けられ
ている。
ここで、インナーレンズ12の略中央部にはラ
ンプ嵌入孔12aが設けられ、該嵌入孔12aに
図示を省略したランプが光源として嵌入配置され
る。そして、必要に応じて点灯したランプの光
は、インナーレンズ12内を導通し、屈折により
意匠パネル14方向へ出光し、該意匠パネルを発
光表示し視認性を確保する。
従来この種のスイツチ表示装置は、ハウジング
10の背面より突出形成されたインナーレンズ支
持片16及び同じくハウジング背面より突出形成
された固定爪18及びたわみ爪20とで保持固定
される。
すなわち、インナーレンズ12の1側端を固定
爪18及び支持片16a間に係合させた後、たわ
み爪20を図中2点鎖線で示すようにたわませ、
レンズ支持片16bにレンズ12を支持させた後
たわみ爪20を正位置に弾性復帰させインナーレ
ンズ12を保持固定していた。
ところが、このような従来装置においては、箱
状に形成されたハウジング10の背面板10aに
ランプ取付け等の回路構成を行わなければなら
ず、組付け作業性が悪いという問題点があつた。
そこで、第7図に示されるように、意匠パネル
14とハウジング10を一体形成し、回路が配設
される背面板10aを後からねじ止め等により取
付け可能に構成することも考えられる。
この構成によれば、平板である背面板10aに
回路構成を行うことができるので、組付け作業性
が向上するという利点がある。
[考案が解決しようとする問題点] 従来技術の問題点 ところが、第7図に示されるようなスイツチ表
示装置においては、意匠パネル14に開口22が
生じてしまうという問題点があつた。
これは、一般に、ハウジングあるいは意匠パネ
ルはプラスチツクを射出成形して形成されるもの
であるが、この場合固定爪18あるいはたわみ爪
20の各爪部18a,20aを形成するために
は、金型の構造上開口を設けざるを得なかつたこ
とによる。
また、意匠パネル14のハウジング側に、イン
ナーレンズ支持片16を設けなければならず、こ
の部分だけ肉厚が大きくなるため、パネル14の
表面にひけを生じることがあり、美観を損ねると
いう問題点があつた。
考案の目的 本考案は、前記従来の問題点に鑑み為されたも
のであり、その目的は、装置の製作を容易にする
とともに意匠パネルの美観を損ねることのない表
示装置を得ることにある。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本考案にかかる表
示装置は、意匠パネルが一体的に形成されたハウ
ジング内に、一の光源から各表示部へ個別に光を
導通するインナーレンズを備えている。
ここで、該インナーレンズには、その意匠パネ
ル側に各表示部間の隔壁に設けられた係止孔に嵌
入する突部を、また、ハウジング上下いずれかの
壁側に該ハウジング壁に設けられた掛止溝に挿入
される掛止部を備えており、インナーレンズはハ
ウジング及びハウジングに後付けされる背面板に
より保持される。
[作用] 前述した構成から明らかなように、本考案にか
かる表示装置によれば、各表示部間の隔壁と、ハ
ウジング壁及び背面板によりインナーレンズは強
固に固定される。
ここで、ハウジングには従来装置における固定
爪あるいはたわみ爪を設ける必要がないので、意
匠パネルには開口を設ける必要がない。
更に、従来の装置において、インナーレンズは
その両端で支持され、第7図において意匠パネル
両側部に支持片等の凸部を形成する必要があり、
該部分においてひけを生じたが、本考案にかかる
装置によれば、インナーレンズの支持は各表示部
間の隔壁により行われるので、ひけが生じたとし
ても目だたず、事実上問題となることはほとんど
ない。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例を
説明する。
第1図には、本考案の第一実施例にかかる表示
装置の分解斜視図が示されている。
図において、ハウジング100と一体形成され
た意匠パネル102には、表示部104a,10
4b,104cが設けられている。
そしてハウジング100内には、表示部104
a,104bを隔てる隔壁106a及び表示部1
04b,104c間を隔てる隔壁106bが設け
られている。
また、インナーレンズ108は、本実施例にお
いて、平面略E状に形成され、背面中央部には半
円状切欠部110を有し、図示を省略したランプ
が嵌入される。
そして、インナーレンズ108前面には、各表
示部に対応する導光路108a,108b,10
8cが設けられ、前記切欠部110に配置された
ランプからの光を各表示部104へ個別に導通す
る。
本考案において特徴的なことは、該インナーレ
ンズ108を意匠パネル102の美観を損うこと
なく、正確に配置することであり、このために、
本実施例において、インナーレンズ108の各導
路光間には突部112a,112bが設けられ、
隔壁106に設けられた係止孔114に嵌入支持
されるように構成されている。
また、インナーレンズ108の上面には、断面
逆台形状の掛止部116a,116bが配置さ
れ、ハウジング100の上壁に設けられた逆台形
状切欠部より成る掛止溝118a,118bに挿
入される。
この結果、突部112及び掛止孔114により
インナーレンズ108の前方向への移動が規制さ
れ、また掛止部116及び掛止溝118により左
右方向及び上下方向の移動が規制される。
そしてハウジング100内にインナーレンズ1
08が保持・固定された後、プリント基板等を有
してなる背面板120がハウジング100にネジ
止めあるいは接着剤等により固定される。
従つて、掛止部116は該背面板120により
後方向への移動も規制されることとなり、インナ
ーレンズ108はハウジング100内に正確かつ
確実に保持されることとなる。
以上のようにして、インナーレンズ108は意
匠パネル104の美観を損うことなく固定され、
しかも正確かつ確実に配置されるので、組付け作
業性が良好であり、また、がたつきを生じること
はほとんどない。
更に、本考案にかかる表示装置によれば、従来
の装置のように、インナーレンズの両側端で保持
固定される場合に比較し、意匠パネル両側部の面
積を減少することが可能となり、装置の小型化を
図ることが可能となる。
第2図には、本実施例にかかる掛止部116の
拡大図が示されており、同図Aは正面図、Bは上
面図、Cは側面図である。
本実施例において、掛止部116は図より明ら
かなごとく、断面逆台形状に形成されているが、
これに限られるものではなく、第3図に示すごと
く断面6角形状、あるいは第4図に示すごとく断
面T状に形成されても良く、要はハウジング10
0上壁に設けられた溝に上下及び左右方向の動き
が規制されるように掛止可能な形状であれば良
い。
第5図には、本考案にかかる第2実施例が示さ
れており、前記第1図と対応部分は、図番100
を加えて示し説明を省略する。
本実施例において特徴的なことは、表示装置が
押し釦スイツチ装置と一体的に組合されたことで
あり、このために、表示部204は意匠パネル2
02前面に設けられたスイツチノブ222の押圧
部に形成されている。
そして、前記第1実施例と同様に光源224か
らの光は、インナーレンズ208を介してスイツ
チノブ222に形成された表示部204に導通さ
れ、該表示部を発光させる。
また、スイツチノブ222はマイクロスイツチ
226に連動しており、該スイツチノブ222の
押入,復帰により所望の回路切替えを行う。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案にかかる表示装置
によれば、各表示部間に設けられた隔壁及びハウ
ジング上壁によりインナーレンズを保持すること
としたので、意匠パネルの美観を損うことなく、
該意匠パネルとハウジングを一体形成することが
可能となり、併せて作業性の向上も図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる第1実施例を示す説明
図、第2図〜第4図は第1実施例にかかる掛止部
の構造説明図、第5図は本考案にかかる第2実施
例を示す説明図、第6図は意匠パネルがハウジン
グに後付けされる従来の表示装置の構造説明図、
第7図は従来の表示装置において、意匠パネルと
ハウジングを一体形成した場合の問題点を示す説
明図である。 100,200…ハウジング、102,202
…意匠パネル、104,204…表示部、10
6,206…隔壁、108,208…インナーレ
ンズ、112,212…突部、114…係止孔、
116,216…掛止部、118…掛止溝、22
2…スイツチノブ、224…光源。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ハウジングに一体形成された意匠パネルに複
    数配列された表示部を有し、必要に応じて表示
    部を発光表示する表示装置において、 ハウジング内には、一の光源から前記各表示
    部へ個別に光を導通するインナーレンズを備
    え、 該インナーレンズの意匠パネル側には、各表
    示部間の隔壁に設けられた係止孔に嵌入される
    突部を有し、 また該インナーレンズのハウジング上下少な
    くともいずれかの壁側には、該ハウジング壁に
    設けられた掛止溝に挿入される掛止部を有し、 インナーレンズがハウジング及びハウジング
    に後付けされる背面板により保持固定されるこ
    とを特徴とする表示装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲(1)記載の装置におい
    て、ハウジング内には押し釦スイツチが収納さ
    れ、表示部は意匠パネルに複数配列されたスイ
    ツチノブに形成され、押し釦スイツチと一体に
    組合されたことを特徴とする表示装置。
JP1571985U 1985-02-06 1985-02-06 Expired JPH0338735Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1571985U JPH0338735Y2 (ja) 1985-02-06 1985-02-06

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JPS61132642U JPS61132642U (ja) 1986-08-19
JPH0338735Y2 true JPH0338735Y2 (ja) 1991-08-15

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