JPS6367373A - 脱水型枠によるコンクリ−ト打設工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は脱水型枠によるコンクリート打設工法に関する
ものである。

（従来技術） 従来は、多数の小孔を設けた型枠パネルを使用してコン
クリートを充填後、外部より吸引機を介してコンクリー
ト内の水分および気泡を除去していた。また、型枠パネ
ル表面に布を貼着してコンクリート仕上り表面をよりき
れいにする方法が取られていた。

（発明が解決しようとする問題点） 従来は前記の通りであったため、両者とも手間が掛かり
、後者においては布は５〜１０回毎に換える必要があり
、トンネルのような型枠転用回数が多い所では非常に不
便であり、前者においては第５図（イ）、（ロ）に示す
ように、また後者においては第６図（イ）、（ロ）に示
すように、両者共仕上り表面があまりきれいでなく、小
孔よりコンクリート自体が浸出する恐れがあることが問
題となっていた。

なお、図中に、に’　は型枠パネル、Ｎは布、Ｗ。

Ｗ゛はコンクリート仕上り面を示す。

（発明の技術的課題） 本発明は、このような欠点に鑑み、型枠パネル内に打設
したコンクリートが養生硬化する際、水分および気泡を
抜いて、きれいなコンクリート仕上り面を容易かつ迅速
に形成することを目的とする。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、多数のスリットを一様に散在して穿設したパ
ネル鋼板の表面にセラミック等の通気性物質層を形成し
た型枠パネルにてコンクリート打設を行い、型枠パネル
内に充填したコンクリート内の水分および気泡をコンク
リートの自重と側圧により前記スリットから外部に浸出
させるものである。

（実施例） 本発明の実施例を図に基づいて説明する。

第１図に示すように、本発明に係る型枠パネル１は、多
数のスリット２を一様に散在して穿設したパネル鋼板３
の表面にセラミック等の通気性物質層４を形成したもの
である。本実施例のスリットは巾０．１〜０．５ｍｍ、
長さ５０〜２００ｍｍ、方向は縦横斜めいずれの方向で
もよい、また、通気性物質Ｎ４の層厚は０．１〜０．３
ｆｌである。

第２図に示すように、前記型枠パネル１の表面側を外面
にして、トンネル用セントル５の側部型枠６にセットし
てコンクリートＣを打設する。

打設後、第３図、第４図（イ）、（ロ）に示すように、
型枠パネル１内に充填したコンクリートＣ内の水分りお
よび気泡がコンクリートＣの自重と側圧により通気性物
質層４から前記スリット２を通して外部に浸出し、滑ら
かできれいなコンクリート仕上り面７が形成される。

（発明の効果） 本発明に係る脱水型枠によるコンクリート打設工法によ
れば、コンクリートを打設後コンクリートの自重と側圧
により、コンクリート内の水分および気泡が通気性物質
層から型枠パネルに設けであるスリットを通して浸出す
るため、きれいなコンクリート仕上り面を容易かつ迅速
に形成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の型枠パネルの取り付は状態の斜視図、
第２図は型枠パネルの斜視図、第３図はコンクリート打
設後の型枠パネルの裏面の平面図、第４図（イ）、（ロ
）は本発明の作用説明図（断面図）、第５図（イ）、（
ロ）は従来例の作用説明図（断面図）、第６図（イ）、
（ロ）は別の従来例の作用説明図（断面図）である。 （主要部分の符号の説明） １・・・型枠パネル ２・・・スリット ３・・・パネル鋼（反 ４・・・通気性物質層 第５濶　　　　　　莫６憫 （４）　　　　　　　　　　　　　　（イ）（ロ）　　
　　　　　　　　　　　（ロ）第３図 第４　図 （イ） ↓ （ロ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 多数のスリットを一様に散在して穿設したパネル鋼板の
   表面にセラミック等の通気性物質層を形成した型枠パネ
   ルにてコンクリート打設を行い、型枠パネル内に充填し
   たコンクリート内の水分および気泡をコンクリートの自
   重と側圧により前記スリットから外部に浸出させること
   を特徴とする脱水型枠によるコンクリート打設工法。