JPH11172704A - コンクリートブロックおよびその製造方法 - Google Patents

コンクリートブロックおよびその製造方法

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JPH11172704A
JPH11172704A JP34277797A JP34277797A JPH11172704A JP H11172704 A JPH11172704 A JP H11172704A JP 34277797 A JP34277797 A JP 34277797A JP 34277797 A JP34277797 A JP 34277797A JP H11172704 A JPH11172704 A JP H11172704A
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concrete
frame
porous
block
concrete block
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JP34277797A
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English (en)
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Etsuji Oike
悦二 大池
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OOIKE KK
Ooike Inc
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OOIKE KK
Ooike Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中心にポーラスコンクリートの領域を備えた
法面保護と植生地盤としての機能を備えたコンクリート
ブロックにおいて、ポーラスコンクリートが分離する心
配なく、表面の仕上げの綺麗なコンクリートブロックを
提供する。 【解決手段】 第1の型枠41によってポーラスコンク
リート製の中心部20を先ず成形し、その中心部20を
第2の型枠42の中央部分43に設置して、中心部20
の周囲に普通コンクリート11を打設して枠体12およ
び底部17を形成する。この際、ポーラスコンクリート
製の中心部20の境界部30ではポーラスコンクリート
に普通コンクリートが侵入して一体化するので中心部2
0が枠体12から分離することのないコンクリートブロ
ック10を製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、護岸用ブロックや
擁壁用ブロックとして好適なコンクリートブロックおよ
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポーラスコンクリートを植生用の培地と
して用いた護岸用のコンクリート製ブロックが提案され
ている。特開平8−184054号には、図10に示す
ような、コンクリート製の法枠ブロック体2の内部にポ
ーラスコンクリートを打設して植生体3を構成した植生
体付き法枠ブロック1が開示されている。従来、このよ
うなブロック体2の内部にポーラスコンクリート21を
打設する場合は、図11(a)に示すように、まず、外
型枠4および内型枠5を用いて枠状のブロック体2の形
状となるようにコンクリート11を打設する。そして、
ブロック体2が固まった後にブロック体2の内型枠5を
外し、図11(b)に示すようにブロック体2の内部2
aにポーラスコンクリート21を打設している。ポーラ
スコンクリート21は、比較的粗い骨材をセメントなど
の接着材で固定して形成されており、多孔質で透水性お
よび通気性のあるコンクリート層が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなポーラスコ
ンクリート製の中心部を備えたコンクリートブロック
は、河川敷や法面などに積み上げて、その地域の土壌を
安定化するために用いられる。それと共に、ポーラスコ
ンクリートの部分に土などの保水性に富んだ培地材や肥
料および種子を充填して植物の育成地盤としての機能を
果たせるようになっている。このため、このコンクリー
トブロックは、近年の自然な景観を復元する目的をもっ
た護岸工事や擁壁工事において非常に有用な資材の1つ
である。
【0004】しかしながら、ポーラスコンクリートと普
通コンクリートの2つの種類の異なるコンクリートでブ
ロックを構成しているために、ポーラスコンクリートの
部分と、普通コンクリートの部分の密着性が1つの問題
になっている。すなわち、図11に示したコンクリート
ブロックでは、ポーラスコンクリートの密度が荒いた
め、普通コンクリートの部分との境界に隙間ができやす
い。従って、ポーラスコンクリートの部分が普通コンク
リートの部分から分離する危険性がある。ポーラスコン
クリートの部分が分離しないように、普通コンクリート
から鉄筋を突き出したり、あるいは、普通コンクリート
の内面に溝や突起を形成しておくといった対策が考えら
れる。しかし、これらはいずれも普通コンクリートを製
造する際の内型枠を脱型する際の障害となるので、型枠
が複雑となり、製造の手間がかかるので製造コストが大
幅に増加してしまう。
【0005】また、護岸用などのコンクリートブロック
としては、ポーラスコンクリートのみで中央部分を形成
すると表面から裏面まで水が透過してしまうので止水機
能を持たせることができない。このため、コンクリート
ブロックの裏面側に透水性の少ない普通コンクリートに
よって壁を形成することが望ましい。図11に示した製
造方法のおいては、枠状のブロック体2を周囲を構成す
る枠の部分と、裏面側を構成する底の部分とを備えた形
状に構成し、これらの枠の部分と底の部分で囲われた領
域にポーラスコンクリートを打設することによって止水
の機能も備えたコンクリートブロックが製造できる。し
かしながら、この製造方法では、ポーラスコンクリート
の表面となる側を型枠に向けて製造できないので、表面
をコテ仕上げにすることになる。従って、型枠で表面の
規定するコンクリートブロックより仕上げが悪くなり、
さらに、ポーラスコンクリートは粒度が大きく荒い骨材
を用いているので、コテ仕上げによって平面に仕上げる
のは非常に難しい作業となる。
【0006】そこで、本発明においては、ポーラスコン
クリートの部分と普通コンクリートの部分が分離するこ
となく、護岸工事や擁壁工事などの施工時に限らず、輸
送や保管などにおいても取扱い易いコンクリートブロッ
クおよびその製造方法を提供することを目的としてい
る。さらに、ポーラスコンクリート製の中心部を備えた
止水も可能なコンクリートブロックであって、その表面
を手間なく綺麗に仕上げられるコンクリートブロックの
製造方法を提供することを目的としている。そして、今
後、護岸工事や擁壁工事などに多く採用されると考えら
れるポーラスコンクリートの中心部を備えたコンクリー
トブロックであって、強度が高く、取り扱いやすいコン
クリートブロックを安価に提供することも本発明の目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、普通コンクリートで形成された枠体の内部にポー
ラスコンクリートを打設するのではなく、まず、ポーラ
スコンクリート製の中心部を専用の型枠で製造し、それ
を別の型枠の中央部分に設置して、その周囲に普通コン
クリートを打設して枠体を製造し、枠体と中心部が一体
となってコンクリートブロックを製造するようにしてい
る。すなわち、本発明のコンクリートブロックの製造方
法は、次のような工程を備えていることを特徴としてい
る。
【0008】1.第1の型枠を用いて、多孔質で透水性
のあるポーラスコンクリートによって表面が所定の形状
となるように中心部を形成する工程。
【0009】2.第2の型枠のほぼ中央部分に表面が対
峙するように中心部を設置した後に、普通コンクリート
を打設して中心部の側面を囲うように枠体を形成する工
程。
【0010】このように先ずポーラスコンクリート製の
中心部を形成し、その後、その周囲に普通コンクリート
の枠体を形成することによって、第1の型枠によって表
面が所定の形状に仕上げられた綺麗な表面を持ち、さら
に、ポーラスコンクリート製の中心部を持つコンクリー
トブロックを製造できる。また、ポーラスコンクリート
製の中心部の周囲に普通コンクリートが後打ちされるの
で、中心部と枠体の境界部はポーラスコンクリートの多
孔質の部分に普通コンクリートが侵入した状態となり、
中心部と枠体が強固に結合され分離する心配はなくな
る。すなわち、上記のような製造方法により、多孔質で
透水性のあるポーラスコンクリートによって表面が所定
の形状となるように仕上げられた中心部と、透水性の少
ない普通コンクリートによって中心部の側面を囲うよう
に形成された枠体と、中心部と枠体の境界を形成する境
界部とを有し、この境界部の少なくとも1部ではポーラ
スコンクリートの多孔質の部分に普通コンクリートが侵
入していることを特徴とするコンクリートブロックを提
供することができる。
【0011】本発明の製造方法では、先に成形されたポ
ーラスコンクリート製を第2の型枠の中央部分に設置し
てから枠体を成形するようにしているので、中心部の裏
面側の少なくとも1部を覆うように普通コンクリートに
よって枠体と一体となった底部を形成することも容易で
ある。そして、ポーラスコンクリート製の中心部の表面
は既に第1の型枠によって仕上げられているので、コテ
仕上げといった余分な工程は不要であり、裏面側が普通
コンクリートで覆われていても綺麗な表面を備えたコン
クリートブロックを提供できる。
【0012】底部を打設する際は、ポーラスコンクリー
ト製の中心部が第2の型枠内で移動しないようにするこ
とが望ましい。そのために本発明においては、中心部を
設置する際に、中心部の裏面側を治具で固定する方法を
採用している。そして、この治具によって底部を貫通し
て中心部に達する開口部が形成されるので、この開口部
を水抜き孔あるいは水供給孔などとして活用することが
できる。
【0013】また、第2の型枠の中央部分に、第1の型
枠によって中心部の表面の形状に対応する固定用の凹凸
を設けておき、この凹凸でポーラスコンクリート製の中
央部を固定するようにしても良い。このために、中心部
の表面に所定の形状の凹凸が形成されるので、この凹凸
をデザイン化しても良く、あるいは種子などを設置する
ための溝や、小魚の魚巣として活用できるようにしても
良い。
【0014】さらに、本発明の製造方法では、中心部を
第1の型枠によって形成してから第2の型枠に設置する
ようにしているので、中心部の側面に表面側から裏面側
に向かって枠体の方向に広がった部分を形成することが
可能であり、このような部分を形成しても脱型の障害に
もならない。このような形状の中心部の周囲に枠体を打
設すると、特に底部の形成されたコンクリートブロック
においては、中心部がコンクリートブロックの後方に広
がった形状になるので中心部が枠体から外れなくなる。
【0015】このように、本発明のコンクリートブロッ
クは中心部がポーラスコンクリートによって形成され、
その周囲に普通コンクリートによって枠体が形成された
ものであり、護岸や擁壁といった法面の保護に適し、ポ
ーラスコンクリートの中心部を植生地盤として活用でき
るものである。また、昆虫などの繁殖地としても利用さ
れ、護岸においては小魚などの魚巣としての機能も発揮
できる。
【0016】さらに、ポーラスコンクリートは骨材の粒
度が大きいために、普通コンクリートと比較し強度が低
いが、本発明のコンクリートブロックのように普通コン
クリートによって枠体を形成することによって法面用ブ
ロックとしての強度も確保できる。特に、底部を形成す
ることによってブロックの強度をさらに向上できると共
に、透水性から止水性のあるものまで施工現場に対応し
た特性のコンクリートブロックを提供することができ
る。また、ポーラスコンクリートは普通コンクリートに
比べて脆い性質を持っているので、ポーラスコンクリー
トの周囲を普通コンクリートによって覆うことによって
輸送中や施工中の角欠けなどのトラブルも未然に防止す
ることができる。さらに、本発明のコンクリートブロッ
クにおいては、中心部の表面を枠体の表面よりも後退し
た位置にすることによって、ポーラスコンクリート製の
中心部がダメージを受けるのをできるかぎり防止できる
ようにしている。
【0017】
【発明の実施の形態】〔第1の実施の形態〕図1に本発
明に係るコンクリートブロックの第1の実施の形態を示
してある。本例のコンクリートブロック10は、ほぼ直
方体状であり、ポーラスコンクリート21によってコン
クリートブロック10より一回り小さな直方体状に成形
された中心部20と、その側面を囲うように普通コンク
リート11で形成された枠体12とを備えている。枠体
12の四方の側面の内、法面に施工されたときに隣接す
るブロックと水平方向で接触する左右の側面13bおよ
び13dには、溝14が形成されている。また、上下
(鉛直方向)で隣接するブロックと接触する上下の側面
13aおよび13cには凸部15aと溝15bが形成さ
れている。上下の側面13aおよび13cには、枠体1
2の内部を上下に貫通する鉄筋を通す貫通孔16がさら
に形成されている。
【0018】図2に、本例のコンクリートブロック10
の内部の構造を断面を用いて示してある。本例のコンク
リートブロック10は、表面22がほぼ平らな面に仕上
げられたポーラスコンクリート製の中心部20が中央に
位置し、その中心部20の上下および左右の側面を枠体
12が覆い、さらに、中央部20の裏面側23も普通コ
ンクリート11によって形成された底部17によって覆
われ、これらの底部17と枠体12が一体に成形されて
いる。本例のブロック10は、枠体12の上下の面13
aおよび13cに、上下に隣接するブロック10同士を
はめ込んで所定の位置関係で設置できるように凸部15
aと、この凸部と噛み合う溝15bが形成されている。
さらに、上述したように、底部17には、上下に貫通す
る鉄筋敷設用の貫通孔16が2つ設けられている。この
ため、図3に示すようにコンクリートブロック10を護
岸用に法面9に積み重ねると、上下に並べられたコンク
リートブロック10の底部17の貫通孔16同士が連絡
しながら上下方向に延びた孔が構成される。従って、こ
れらの貫通孔16に鉄筋7を挿入してモルタルなどを流
し込むことによって上下のブロック10を強固に結合で
き、非常に強度の高い護岸用のコンクリート壁8を構成
できる。このため、河川6が増水した場合でも十分な強
度をもち、河川敷を保護できる護岸壁8を施工できる。
河川敷に限らず崖などの法面を保護するための擁壁を構
成する場合も同様である。また、本例のコンクリートブ
ロック10は、普通コンクリートによって形成された強
度が高く、非透水性の底部17に貫通孔16を設け、鉄
筋の負荷に耐えられるようにしてあると共に、モルタル
がポーラスコンクリートなどに漏れださないようにし
て、さらに強固にコンクリートブロック同士を固定でき
るようにしている。
【0019】さらに、本例の底部17には、底部17を
貫通して中心部20に達する開口18が設けられてい
る。この開口18は、本例のブロック10が擁壁用とし
て使用されたときは、地下水などの水抜き孔としての機
能をもつ。さらに、植生用のブロックとしては、植生地
盤となるポーラスコンクリート製の中心部20の水分を
適当に保などの機能も果たすことができる。
【0020】本例のブロック10の中心部20は、上記
のように護岸あるいは擁壁を施工したときに中心部20
の表面22が外側(護岸あるいは擁壁の表面)を向くよ
うに形成されており、本例においてはポーラスコンクリ
ート21によって形成されている。このポーラスコンク
リート21は、普通コンクリート11が適量のセメント
量のセメントミルクに細骨材および粗骨材を混入して形
成された透水性の低いものであるのに対し、例えば、セ
メント量の少ないセメントミルクに粒径が10〜20m
m程度、あるいはそれ以上の径の粗骨材を混入し、さら
に必要に応じて補強材を混入して形成された多孔性で透
水性および通気性に富んだコンクリートである。従っ
て、本例のコンクリートブロック10を護岸あるいは擁
壁に使用すると、中心部20のポーラスコンクリート2
1の部分に土や塵などが侵入して植生地盤となる。ある
いは、護岸あるいは擁壁を施工するときにポーラスコン
クリート21の部分に土などを敷設して土壌とし、そこ
に種子を蒔いて植物を積極的に育成することも可能であ
る。このように本例のコンクリートブロック10は、自
然な環境を構築するのに適したコンクリートブロックで
ある。さらに、ポーラスコンクリートの部分は、植生地
盤としてのみならず、昆虫などの育成地盤になったり、
また、水中においては小魚などの魚巣としての機能も発
揮する。また、本例のコンクリートブロック10は、中
心部20がポーラスコンクリート21で形成され、その
周囲の枠体12が普通コンクリート11で形成された複
合型のブロックであるので、中心部20の表面22と、
枠体12の表面12aの外観が異なり、デザイン的にも
優れたブロックである。
【0021】このように、ポーラスコンクリート21は
優れた機能を備えているが、上述したように多孔性のコ
ンクリートであるために普通コンクリート11と比較し
脆く強度も低い。そこで、本例のコンクリートブロック
10では、ポーラスコンクリート製の中心部20を普通
コンクリート製の枠体12で覆うことにより、法面用の
ブロックとして十分な強度を保持できるようにしてい
る。さらに、本例のブロック10は、底部17を形成し
てあるので、この点でも強度が高く、護岸や擁壁用のブ
ロックとして適している。また、ポーラスコンクリート
21が脆いために、輸送や施工中に角欠けなどが発生す
る恐れがあるが、本例のブロック10においては枠体1
2によって中心部20がカバーされているので、角欠け
等の心配もない。さらに、本例のブロック10において
は、中心部20の表面22を枠体12の表面12aより
も凹んだ位置、すなわち、裏面側に後退した位置にして
ある。従って、枠体12の内面12bが中心部20の表
面22より外側に一部現れた状態になっている。このよ
うにブロック10を形成することにより、輸送中や施工
中にポーラスコンクリート21製の中心部の表面22が
他のブロックやその他の部材などと接触して損傷する危
険性を低減することができる。このため、補修の必要が
なくなるなど、作業員の労力を軽減できると共に工期を
短縮でき、また、施工費用を低減することができる。
【0022】さらに、本例のブロック10においては、
枠体12によって覆われた中心部20の側面25が表面
22から裏面23に向かって広がっており、中心部20
が全体として表面22から裏面23に開いたテーパー状
になっている。さらに、中心部20と枠体12の境界部
30は、図5に拡大して示すように、多孔性のポーラス
コンクリート21に枠体12を形成する普通コンクリー
ト11が侵入して中心部20と枠体12が一体となって
いる。このような境界部30は、後述するように、ポー
ラスコンクリート製の中心部20を形成した後、その周
囲に普通コンクリート11を打設して枠体12を形成す
る際に、ポーラスコンクリート21の多孔部分に普通コ
ンクリート11のセメントミルクと細骨材との混合物が
侵入し固まったことによって形成される。
【0023】これに対し、図11で示した従来の製造方
法では、普通コンクリートによって既に固まった枠体の
内部にポーラスコンクリートが打設されるので、本例の
ようなポーラスコンクリート21と普通コンクリート1
1が一体となった境界部30は構成されず、ポーラスコ
ンクリート21が多孔性であるので、普通コンクリート
11との境界部分に微小な空隙が多数存在する状態とな
る。さらに、枠体を先に形成するために、枠体の内面を
本例のように裏面側に広くなったテーパー状に形成する
ことは不可能であり、枠体の内面を規定する内型枠を抜
くためには、逆の表面側に広くなったテーパー状に形成
せざるを得ない。従って、ポーラスコンクリート製の中
心部は枠体から非常に外れやすく、施工中や施工後に中
心部が分離するトラブルが発生する可能性が生ずる。
【0024】一方、本例のコンクリートブロック10
は、境界部30でポーラスコンクリート21と普通コン
クリート11が繋がって中心部20と枠体12が一体に
なっており、分離する可能性はほとんどない。さらに、
中心部20が裏面側に広がったテーパー状になっている
ので、枠体12から抜け落ちる心配は全くなく、施工し
易く、施工後の信頼性も非常に高いコンクリートブロッ
ク10を提供することができる。
【0025】図4に、本例のコンクリートブロック10
の製造過程の概略を示してある。先ず、図4(a)に示
すように、中心部20の形状に合わせて成形された第1
の型枠41にポーラスコンクリート21を注入して中心
部20を製造する。本例の第1の型枠41は、中心部2
0の表面22が型枠の底面41aとなるように成形され
ている。従って、型枠41にポーラスコンクリート21
を注入して中心部20を製造すると、型枠41の底面4
1aによって綺麗な平面に表面22が仕上がった中心部
20を得ることができる。
【0026】次に、図4(b)に示すように、型枠41
を反転させて中心部20を脱型する。この時に中心部2
0が脱型し易いように、本例の型枠41は、中心部の表
面22から裏面23に広がったテーパー状になってい
る。従って、この型枠41によって成形された中心部2
0も表面22から裏面23に広がったテーパー状とな
り、脱型された中心部20をそのまま枠体で包み込むこ
とによって上記のように中心部20が分離しないブロッ
クを自動的に製造することができる。
【0027】所定の形状に形成された中心部20を、図
4(c)に示すように、ブロック10の外観に合わせて
成形された第2の型枠42の中央部分43に設置した
後、その周囲および上方に普通コンクリート11を注入
して枠体12および底部17を形成する。この工程で、
上述したように、ポーラスコンクリート21の周辺部分
に普通コンクリート11が侵入し、中心部20と枠体1
2および底部17の境界部30が一体に繋がる。このた
め、ポーラスコンクリート製の中心部20と、普通コン
クリート製の枠体12および底部17が一体となったコ
ンクリートブロック10を製造することができる。ま
た、この工程において、中心部20の表面22が枠体1
2の表面12aから多少凹んだ位置になるように、第2
の型枠42の中央部分43は周囲から若干突出した平面
となっている。
【0028】さらに、この突出した中央部分43に成形
済の中心部20を設置し、普通コンクリート11を注入
して振動を与えても位置がずれないようにする必要があ
るので、本例においては、中心部20の裏面23を上方
から治具(スリーブ)45で中央部分43に向かって圧
迫している。本例の治具45は先端(裏面23に接触す
る側)に向かって狭くなった円錐台状である。従って、
普通コンクリート11を注入して固まった後に治具45
を抜くと、底部17を中心部20まで貫通した開口18
が形成され、この開口18が水抜きなどの目的で使用で
きる。
【0029】また、図4(c)に破線で示してあるよう
に、普通コンクリート11を打設すう前に、底部17を
上下に貫通するようにスリーブ49を設置してあり、鉄
筋用の貫通孔16を形成している。
【0030】第2の型枠42に注入された普通コンクリ
ートが固まると、図4(d)に示すように型枠42を逆
転させて成形された本例のコンクリートブロック10を
脱型し、さらに、スリーブ49を鉄筋用の貫通孔16か
ら抜いて本例のコンクリートブロック10が完成する。
このように、本例の製造方法によってポーラスコンクリ
ート製の中心部20を備えたコンクリートブロック10
を製造すると、中心部20と枠体12が一体に製造さ
れ、中心部20が分離するようなトラブルを未然に防止
することができる。さらに、型枠からの抜き勾配を考慮
すると、中心部20に枠体12から抜け難い勾配が形成
され、この点でもポーラスコンクリート製の中心部20
と普通コンクリート製の枠体12が一体になったブロッ
ク10を提供することができる。また、先にポーラスコ
ンクリート製の中心部20を第1の型枠41で形成して
いるので、ポーラスコンクリートの表面が非常に綺麗に
仕上げられた状態のブロック10を提供することができ
る。従来のように、ポーラスコンクリートを後打ちする
と、特に、底部を備えたブロックでは、ポーラスコンク
リートの表面を型枠で成形できないのでコテ仕上げにな
ってしまう。このため、手間がかかると共にポーラスコ
ンクリートなので綺麗な仕上げができない。さらに、コ
ンクリートブロックの表面の側からコンクリートを注入
すると、ブリージングやレイタンスがブロックの表面に
現れるので、品質の良いコンクリートブロックを製造す
ることは難しい。これに対し、本例の製造方法であれ
ば、コンクリートブロックの表面を下側にして製造する
ことができるので、非常に品質の良いコンクリートブロ
ックを安価に提供することができる。
【0031】〔第2の実施の形態〕図6に、本発明の第
2の実施の形態に係るコンクリートブロック10の外観
を示し、図7に断面を用いて本例のコンクリートブロッ
ク10の概略構造を示してある。本例のコンクリートブ
ロック10も護岸や擁壁用として施工できるようになっ
ており、上述したコンクリートブロックを共通する部分
については、同じ符号を付して説明を省略する。図7に
示すように、本例のコンクリートブロック10は、底部
17に開口を形成していない密閉タイプであり、完全に
止水できるようになっている。従って、護岸用として特
に適したコンクリートブロックである。本例のコンクリ
ートブロック10は、底部17に開口を形成しないよう
にしているので、上述したコンクリートブロックと異な
り、製造時に中心部20を裏面23から第2の型枠42
に押しつけて固定することができない。このため、本例
のコンクリートブロック10は、ポーラスコンクリート
製の中心部20の表面22に上下左右に延びた溝27を
十字型に組み合わせた凹凸29を形成し、この凹凸29
で位置がずれるのを防止している。さらに、本例の中心
部20の側面25には、裏面23の側が広がるような段
差26を設けてあり、この段差26によって枠体12か
ら中心部20が抜けるような事態が発生するのを確実に
防止している。
【0032】図8に、本例のコンクリートブロック10
を製造する工程を示してある。まず、図8(a)に示す
第1の型枠41にポーラスコンクリート21を注入して
中心部20を形成する。本例の第1の型枠41には、中
心部20の表面22を成形する底面41aに十字型に組
合わさった突起41bが形成されており、この突起41
bによって中心部20の表面22に十字型の凹凸29が
形成されるようになっている。さらに、型枠41の側壁
41cには上方が広くなった段差41dが設けられてい
る。この段差41dは、図8(b)に示した中心部20
を脱型するときの障害にならず、一方、図8(c)に示
したように、中心部20の周囲に普通コンクリート11
を注入して枠体12を形成すると段差41dが障害とな
って枠体12から中心部20が分離するのを阻止できる
ようになっている。
【0033】コンクリートブロック10の全体を製造す
る本例の第2の型枠42は、中央部分43に中心部20
の表面22に形成された十字型の凹凸29と噛み合うよ
うに十字型の突起43aが形成されている。従って、中
心部20を中央部分43の所定の位置に設置すると、表
面22の十字型の凹凸29と中央部分の凹凸43aが噛
み合い、中心部20の周囲に普通コンクリート11を打
設し、また、その後に振動させても中心部20が移動せ
ず、所定の形状のコンクリートブロック10を製造する
ことができる。従って、中心部20の裏面23をスリー
ブなどの治具で押さえなくてもコンクリートブロックを
製造できるので、底部17が完全に密閉された本例のコ
ンクリートブロック10を提供することができる。
【0034】中心部20の表面22に形成する凹凸は本
例の十字型の凹凸29に限定されることはなく、様々な
形を選択することができる。例えば、図9には、表面2
2が2段になるようなほぼ正方形の凹凸28を形成した
コンクリートブロック10の外観を示してある。ポーラ
スコンクリート製の中心部20の表面22に形成される
凹凸によって、コンクリートブロック10の表面に所定
のマークや絵を描くことももちろん可能であり、デザイ
ン的に優れたコンクリートブロックや、製造メーカのマ
ークや施工自治体のマークなどを入れることも可能であ
る。さらに、種子を蒔くための凹みや、植物に適した間
隔を設定するための目印に利用するなど、多種多様な目
的に凹凸を利用することができる。このように、本例の
コンクリートブロック10は、ポーラスコンクリート製
の中心部20を第1の型枠41で形成してから第2の型
枠42に設置して普通コンクリート製の枠体12などと
一体にしている。従って、第1の型枠41を用いてポー
ラスコンクリートの表面22に様々なデザインを施すこ
とが可能である。これに対し、従来の製造方法では、上
述したようにポーラスコンクリートの表面をコテ仕上げ
することになるので、本例のようなデザインを施すこと
は不可能である。
【0035】以上に説明したように、ポーラスコンクリ
ート製の中心部20を先ず第1の型枠で成形してから、
第2の型枠に設置し、中心部20の周囲に普通コンクリ
ートを打設することによって、中心部20とその周囲お
よび裏面側を形成する枠体12および底部17が一体と
なって非常に強固で取扱い易いコンクリートブロック1
0を提供することができる。さらに、ポーラスコンクリ
ートの表面22を第1の型枠によって綺麗に仕上げるこ
とができるので、平面はもちろん、様々な模様を表面2
2に形成することができる。また、この表面22の模様
を用いて第2の型枠内でポーラスコンクリート製の中心
部20が動くのを防止することができる。従って、本発
明により、中心にポーラスコンクリート製の部分の形成
された植生機能を備えたコンクリートブロックであっ
て、高強度で信頼性が高く護岸や擁壁用に適したコンク
リートブロックを安価に提供することができる。
【0036】なお、以上の例では、中心部をポーラスコ
ンクリートのみで成形した例をしめしてあるが、中心部
の表面側をポーラスコンクリートで成形し、裏面側に普
通コンクリートを打設したり、あるいは、ポーラスコン
クリートの表面の内側に植生マットを入れて中心部を形
成するといったことも容易にできることはもちろんであ
り、このような中心部であっても本発明を適用して十分
な効果を得ることができる。また、上記の例では第1お
よび第2の型枠を全く別に用意した例をしめしてある
が、第2の型枠の内部に取り外しできる型枠を置いて第
1の型枠を形成するなどの方法ももちろん可能であり、
これらの本発明に沿った製造方法は全て本発明の範囲に
含まれる。また、直方体状のコンクリートブロックを例
に説明しているが、表面が3角形をしたコンクリートブ
ロックや、5角形以上の多角形のコンクリートブロック
であっても良いことはもちろんであり、さらに、円形や
楕円形のコンクリートブロックに本発明を適用して高強
度で信頼性の高いポーラスコンクリートの領域を備えた
コンクリートブロックを提供できる。また、本発明のコ
ンクリートブロックは、法面の保護に適していると共
に、平坦な路面や、建築構造物の壁面用のブロックなど
ポーラスコンクリートを用いた多種多用なブロックに適
用することができる。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明により、
法面を保護すると共に植生地盤としても適したポーラス
コンクリートの領域を備えたコンクリートブロックであ
って、強度が高く、さらに施工が容易で信頼性の高いコ
ンクリートブロックを提供することができる。従って、
本発明により、河川敷の護岸工事や、道路の擁壁工事な
どにさらに適したコンクリートブロックを安価に提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のコンクリートブロ
ックの外観を示す斜視図である。
【図2】図1に示すコンクリートブロックの概略構造を
示す横方向の断面図である。
【図3】図1に示すコンクリートブロックを用いて護岸
工事を行う様子を説明する図である。
【図4】図1に示すコンクリートブロックを製造する過
程を縦方向の断面を用いて示す図である。
【図5】図1に示すコンクリートブロックの境界部を拡
大して示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態のコンクリートブロ
ックの外観を示す斜視図である。
【図7】図6に示すコンクリートブロックの概略構造を
示す横方向の断面図である。
【図8】図6に示すコンクリートブロックを製造する過
程を縦方向の断面を用いて示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態のコンクリートブロ
ックの異なる例を示す斜視図である。
【図10】従来のコンクリートブロックの外観を示す斜
視図である。
【図11】図10に示すコンクリートブロックの製造過
程を断面を用いて示す図である。
【符号の説明】
10・・コンクリートブロック 11・・普通コンクリート 12・・枠体 16・・鉄筋敷設用の貫通孔 17・・底部 18・・底部を貫通する開口 20・・中心部 21・・ポーラスコンクリート 22・・中心部の表面 23・・中心部の裏面 25・・中心部の側面 26・・段差 27・・溝 28・・四角形の凹凸 29・・十字型の凹凸 30・・境界部 41・・第1の型枠 42・・第2の型枠 43・・第2の型枠の中央部分 45、49・・スリーブ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多孔質で透水性のあるポーラスコンクリ
    ートによって少なくとも表面が所定の形状となるように
    仕上げられた中心部と、 普通コンクリートによって前記中心部の側面を囲うよう
    に形成された枠体と、 前記中心部と前記枠体の境界を形成する境界部とを有
    し、この境界部の少なくとも1部では前記ポーラスコン
    クリートの多孔質の部分に前記普通コンクリートが侵入
    していることを特徴とするコンクリートブロック。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記中心部の裏面側
    の少なくとも1部を覆うように前記普通コンクリートに
    よって前記枠体と一体で成形された底部を有することを
    特徴とするコンクリートブロック。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記底部を貫通して
    前記中心部に達する開口部を備えていることを特徴とす
    るコンクリートブロック。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、前記中心部
    の表面に所定の形状の凹凸が形成されていることを特徴
    とするコンクリートブロック。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記中心部の側面
    に、前記表面側から裏面側に向かって前記枠体の方向に
    広がった部分を備えていることを特徴とするコンクリー
    トブロック。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記中心部の表面が
    前記枠体の表面よりも後退した位置にあることを特徴と
    するコンクリートブロック。
  7. 【請求項7】 第1の型枠を用いて、多孔質で透水性の
    あるポーラスコンクリートによって少なくとも表面が所
    定の形状となるように中心部を形成する工程と、 第2の型枠のほぼ中央部分に前記表面が対峙するように
    前記中心部を設置した後に、普通コンクリートを打設し
    て前記中心部の側面を囲うように枠体を形成する工程と
    を有することを特徴とするコンクリートブロックの製造
    方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記枠体を形成する
    工程では、前記中心部の裏面側となる部分にも前記普通
    コンクリートを打設し、前記枠体と一体となるように底
    部を形成することを特徴とするコンクリートブロックの
    製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記中心部を設置す
    る際に、前記中心部の裏面側を治具で固定することを特
    徴とするコンクリートブロックの製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項8において、前記第2の型枠の
    前記中央部分に前記中心部の表面の形状に対応する固定
    用の凹凸が形成されていることを特徴とするコンクリー
    トブロックの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010193741A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Toda Constr Co Ltd 壁面緑化パネルおよびそれを用いた壁面緑化工法
GB2552766A (en) * 2016-06-02 2018-02-14 Virtus Concrete Solutions Ltd Modular construction system and method

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