JPS636475B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS636475B2
JPS636475B2 JP8578181A JP8578181A JPS636475B2 JP S636475 B2 JPS636475 B2 JP S636475B2 JP 8578181 A JP8578181 A JP 8578181A JP 8578181 A JP8578181 A JP 8578181A JP S636475 B2 JPS636475 B2 JP S636475B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection
passenger conveyor
contactor
phase induction
star
Prior art date
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Expired
Application number
JP8578181A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57203663A (en
Inventor
Nobuyoshi Tsuboi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP8578181A priority Critical patent/JPS57203663A/ja
Publication of JPS57203663A publication Critical patent/JPS57203663A/ja
Publication of JPS636475B2 publication Critical patent/JPS636475B2/ja
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエスカレーター、移動歩道等の乗客コ
ンベアの駆動装置に関するものである。
従来、エスカレーター等乗客コンベアの駆動装
置に用いられている三相誘導電動機は、その揚程
等によつて決まる必要動力に見合つたものがデル
タ(Δ)接続で使用されていた。ところで、乗客
コンベアは一般にはその輸送能力の数割しか利用
されない場合が多く、全く人の乗つていない場合
もある。すなわち、電動機容量に対して負荷率は
低く、従つて効率、力率が低い状態で運転される
場合が多い。このため、人が乗つていない無負荷
時の電力消費を無くすため、乗客を検出して乗客
がいないときは起動停止することが一部実施され
ている。しかし、乗客が1人でも運転しなければ
ならないので、効率の悪い状態での運転時間が長
くなり、また、交通事情によつては起動、停止が
頻繁に行なわれるために消費電力を大幅に低減す
ることは困難であつた。また、停止していると休
止中と勘違いして利用されないこともあり、デパ
ート等では無人であつても乗客コンベアを停止で
きないという事情もあつた。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、三相誘導電動機を利用客等の
負荷に応じて効率が高い状態で稼動させることが
でき、消費電力を少なくすることが可能で、か
つ、万一接触器等が故障しても安全を確保できる
乗客コンベアの駆動装置を提供することにある。
本発明の特徴は、乗客コンベアの負荷を検出
し、この負荷に応じて三相誘導電動機の結線をス
ター(Y)・デルタ(Δ)間で自動的に切り換え
るようにし、かつ、何れの結線も閉路されないと
きは制動装置が制動力を生ずる構成とした点にあ
る。
以下本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明
する。
第1図は乗客コンベアの構成図で、乗客が乗る
ステツプ1とステツプ1と同期して走行するハン
ドレール2とは、スプロケツト3を介して駆動装
置4によつて駆動される。この駆動装置4は、減
速機、三相誘導電動機および制動装置より構成さ
れている。第2図には、減速機を除いた電気回路
図を示す。第2図に示すように、三相誘導電動機
5は、交流電源6から配線用しや断器7、運転方
向切換用電磁接触器8,9を介して電力の供給を
受ける。乗客コンベアの起動時には、スター接触
器10が付勢され、電磁接触器8または9のいず
れかの付勢により上昇または下降運転される。す
なわち、電動機5はスター結線で起動される。乗
客コンベアは一般に輸送能力の20%弱程度が乗客
無しの走行抵抗であり、スター結線でも十分走行
させることができる。
次に、乗客が増加してスター結線でのトルク限
界に近い電流になつたことを電流検出器11が検
出すると、スター結線からデルタ結線への切換え
信号を発生する。この信号によりスター接触器1
0を消勢、デルタ接触器12を付勢してデルタ結
線運転に入る。
以上の動作を三相誘導電動機5の特性を用いて
さらに詳細に説明する。第3図は減速機の効率を
含む電動機5の入出力特性図であり、出力4KW
程度まではY結線の方が入力電力が少ないことを
示している。第4図は減速機出力に対する電動機
の電流特性で、Y結線・Δ結線での差違を示して
いる。例えば、Y結線で14A(出力4KW)まで運
転し、さらに電流が増加したらΔ結線に変更し、
Δ結線に変更後17A(出力3.3KW)まで電流が減
少したらY結線に変更することを示している。
このような切換えを行うための一実施例を第5
図に示す。第5図において、Y結線時にはデルタ
接触器12の補助接点12a1が開路しているの
で、トランジスタTrには、 IB=ED/R1+R2+R3 ………(1) ここに、R1、R2、R3…抵抗R1,R2,R3の抵抗
値 のベース電流IBがバイアス分として流れ、リレー
Ryはオンしている。一方、電動機5の電流IL
検出する電流検出器11の巻数比を1:Nとする
と、トランジスタTrのベース・エミツタ間の電
圧は、IL/N・RL(RLは抵抗RLの抵抗値)とな
る。したがつて、 IL/N・RL>ED・R1/R1+R2+R3 ………(2) となつたとき、すなわち、 LL>ED・N/RL・R1/R1+R2+R3 ………(3) となつたとき、ベース電流が流れ始め、さらに+
αだけベース電流が流れたとき、トランジスタ
Trが導通してリレーRyがオンする。このリレー
Ryが上記したY結線からΔ結線への切換え信号
を発生する役目をする。この信号を受けて、第2
図のスター接触器10がオフし、デルタ接触器1
2がオフし、Δ接続となる。したがつて、電動機
電流ILが第4図のY結線からΔ結線のように急に
増えて、電流ILはC点にうつる。ここで、接点1
2aはデルタ接触器12の補助接点であるので、
Δ結線時には閉路となり、バイアス電圧はED
R1/R1+R2に上がる。したがつて、Δ結線時には、 ILがd点まで減少したとき、リレーRyのオフ電
圧となり、Y結線への切換え信号を発生する。
以上により、乗客コンベアの負荷に応じた効率
の高いところで電動機5を駆動することができ、
省電力化をはかることができる。しかし、スター
接触器10またはデルタ接触器12のいずれもが
オンし、電動機5が自由状態になる危険がある。
そこで、これを防止するため、第2図に示すよう
に、制動装置13の励磁回路に直列にデルタ接触
器10およびスター接触器12の補助接点10
a,12a2を並列に接続してある。このため、上
記したように、デルタ接触器10、スター接触器
12のいずれもオンしないときには、制動装置1
3が消勢され、制動される。したがつて、万一接
触器10,12が故障しても乗客コンベアが自由
状態となることがなく、安全が確保される。
以上説明したように、本発明によれば、三相誘
導電動機を利用客等の負荷に応じて効率が高い状
態で稼動させることができ、消費電力を少なくす
ることが可能で、かつ、万一接触器が故障しても
安全を確保できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はエスカレーターの概略図、第2図は本
発明の乗客コンベアの駆動装置の一実施例を示す
電気回路図、第3図は減速機を含む第2図の三相
誘導電動機の入出力特性図、第4図は減速機出力
に対する三相誘導電動機の電流特性図、第5図は
Y・Δ切換え用負荷検出器の一実施例を示す回路
図である。 4……駆動装置、5……三相誘導電動機、10
……スター接触器、11……電流検出器、12…
…デルタ接触器、10a……スター接触器補助接
点、12a1,12a2……デルタ接触器補助接点、
13……制動装置、Tr……トランジスタ、Ry…
…リレー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 三相誘導電動機によつて乗客コンベアを駆動
    するようにしてなるものにおいて、前記乗客コン
    ベアの負荷を検出し、該負荷に応じて前記三相誘
    導電動機の結線をスター結線またはデルタ結線に
    切り換える切換手段と、前記何れの結線も閉路さ
    れないときに制動力を生ずる制動装置とよりなる
    ことを特徴とする乗客コンベアの駆動装置。 2 前記制動装置は、該制動装置の励磁回路に直
    列に前記切換手段により切り換えられる各接触器
    の補助接点の並列回路が接続してあり、前記各補
    助接点が何れも閉路されなかつたときに前記制動
    装置が制動力を生ずるようにしてある特許請求の
    範囲第1項記載の乗客コンベアの駆動装置。
JP8578181A 1981-06-05 1981-06-05 Driving device for man conveyor Granted JPS57203663A (en)

Priority Applications (1)

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JP8578181A JPS57203663A (en) 1981-06-05 1981-06-05 Driving device for man conveyor

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JPS57203663A JPS57203663A (en) 1982-12-14
JPS636475B2 true JPS636475B2 (ja) 1988-02-09

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JP8578181A Granted JPS57203663A (en) 1981-06-05 1981-06-05 Driving device for man conveyor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7075447B2 (ja) * 2020-07-15 2022-05-25 株式会社三社電機製作所 並列運転電源装置
JP7081654B1 (ja) * 2020-12-21 2022-06-07 フジテック株式会社 エスカレーターの電動機の制御方法及び制御装置

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JPS57203663A (en) 1982-12-14

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