JPS5842114B2 - 交流エレベ−タの制御装置 - Google Patents

交流エレベ−タの制御装置

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JPS5842114B2
JPS5842114B2 JP51146304A JP14630476A JPS5842114B2 JP S5842114 B2 JPS5842114 B2 JP S5842114B2 JP 51146304 A JP51146304 A JP 51146304A JP 14630476 A JP14630476 A JP 14630476A JP S5842114 B2 JPS5842114 B2 JP S5842114B2
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JP
Japan
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speed
starting
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relay
electric motor
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JP51146304A
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JPS5371442A (en
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隆明 青井
富男 田辺
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は多速度交流電動機lコより運転されるエレベ
ータの制御装置に関するものである。
従来、交流エレベータの巻上電動機には、多重巻線をそ
れぞれの速度に応じて切り換えて多速度を得るもの、単
一巻線を切り換えて多速度を得るもの等がある。
いずれにしても、巻上電動機の起動トルクは、重負荷時
及び軽負荷時とも、適切なかと加速度が得られるように
設計されなければならない。
しかも、電源電圧が低下した状態、かご内積載量が定格
量を越えた状態、寒冷時等のように奏上機本体の効率が
極端に低下している状態等において起動する際にも、起
動不能又は加速不良が生じないようにしなければならな
い。
そのため、電動機の発生トルクを十分大きくする必要が
あり、その結果、電動機の起動電流が大きくなり、発熱
が高くなるため、電動機が大形となり高価とならざるを
得なかった。
また、そのため軽負荷運転時のかご内果心地が悪くなる
欠点があった。
この発明は上記欠点を改良するもので、軽負荷時の乗心
地を全く損ねることなく、しかも起動不能又は加速不良
のような現象が起きた際にも、安全に運転を継続させる
ことのできる交流エレベータの制御装置を提供すること
を目的とする。
以下、第1図〜第3図(こよりこの発明の一実施例を説
明する。
図中、R,S、Tは三相交流電源、(−n、Hは直流電
源、1はエレベータのかご、2はつり合おもりで、綱車
3に巻き掛けられた主索4の両端に結合されている。
5は綱車3を駆動する2速度誘導電動機で、高速巻線端
子6a〜6cに電圧が印加され、かつ低速巻線端子7a
〜7cが短絡されたとき高速が得られ、低速巻線端子7
a〜7cに電圧が印加され、かつ高速巻線端子6a〜6
cが開放されたとき低速が得られるように構成されてい
る。
8は自動運転時には閉或し、手動運転時及び保守運転時
には開放される運転切換スイッチ、9は運転切換リレー
で、9aはその常開接点、9bは同じく常閉接点、10
はかご1が乗客の乗降可能な範囲、すなわち、戸の開閉
可能な範囲(以下所定範囲という)にあるとき閉成する
所定範囲検出スイッチ、11は所定範囲検出リレーで、
11aはその常閉接点、12は起動の際閉成し、減速開
始点で開放する起動停止リレー接点、13は昇り方向運
転が指令されたとき閉或する昇り方向指令リレー接点、
14は同じく降り方向指令リレー接点、15は昇り方向
運転リレーで、15a〜15c、15dはその常開接点
、15eは同じく常閉接点、16は降り方向運転リレー
で、16a〜16c、16dはその常開接点、16eは
同じく常閉接点、17は高速運転リレーで、17a〜1
7eはその常開接点、18は低速運転リレーで、18a
〜18Cはその常開接点、19は付勢されると直ちに動
作し消勢されると一定時限後に復帰する起動開始時限リ
レーで、19aはその常開接点、20は高速低速切換リ
レーで、20aはその常開接点、2Qbは同じく常閉接
点である。
次にこの実施例の動作を説明する。
今、かご1は停止しており、運転切換スイッチ8は閉成
して平常運転状態にあるものとすると、運転切換リレー
9は付勢され、接点9aは閉成され、接点9bは開放し
ている。
また、かご1が所定範囲にあれば、所定範囲検出スイッ
チ10は閉成しており、所定範囲検出リレー11は付勢
され、接点11aは開放している。
更に、昇り方向運転リレー15、降り方向運転リレー1
6共、まだ消勢されており、接点15e 、 16eは
閉成しているため、時限リレー19は付勢され接点19
aは閉或している。
したがって、高速、低速切換リレー20は付勢されてお
り、接点20aは閉或し、接点20bは開放している。
ここで、昇り方向運転指令が発せられると、接点13が
閉成する。
そして、起動、停止リレー接点12が閉或すると、H−
12−13−15−(−)の回路が通じ、昇り方向運転
リレー15が付勢され、接点15a〜15dが閉成し、
接点15eが開放する。
ここで、接点15dが閉或したことにより、(1)−1
5a−20a−9a−17−←)の回路が通じ、高速運
転リレー17が付勢され、接点17a〜17eが閉成す
る。
これにより、電動機5は高速電動機として起動し、かご
1は昇り方向に運転開始する。
また、接点15eが開放したことにより、起動開始時限
リレー19が一定時限経過後復帰し、接点19aが開放
する。
ここで、上記一定時限は、平常運転時にかと1が動き出
して所定範囲を外れる位置に達する所要時間よりも少し
長めに設定しておくとすれば、接点19aが開放するよ
りも前に接点11aが閉成するため、高速、低速切換リ
レー20は消勢されることなく、高速電動機で運転が継
続される。
次に、電動機5が高速電動機として電源R,S。
Tに接続されたにもかかわらず、上記のような理由で起
動不能又は、加速不良を起こした場合の運転動作を説明
する。
起動開始時限リレー19が上記時限経過後復帰するまで
は、上記平常状態での動作と同様であるが、かご1は起
動不能又は、加速不良のため上記時限を経過し、た後も
所定範囲にあり、所定範囲検出スイッチ10は閉或して
いる。
したがって、所定範囲検出リレー11は付勢され、接点
11aは開放している。
このため、高速、低速切換リレー20は消勢され、接点
20aは開放し、接A?Obは閉或する。
更に、接点20aが開放したことにより、高速運転リレ
ー17は消勢され、接点17a〜17eは開放する。
同時に、接点20bが閉成したことにより、(−+−)
−15a−20b−18−←)の回路が通じ、低速運
転リレー18が付勢され、接点18a〜18Cが閉或し
、電動機5は低速電動機に切り換えられる。
ここで、高速電動機のトルク特性は第3図の曲線21で
、低速電動機のトルク特性は同じく曲線22で示す。
低速電動機の起動トルクTLは、高速電動機の起動トル
クTHよりも大きく、TLの値を上記悪条件の場合でも
、十分起動及び加速できる値とすれば、かご1は低速電
動機によって昇り方向に起動開始する。
そして、かご1が上記所定範囲を外れると、所定範囲検
出スイッチ10が開放し、所定範囲検出リレー11が消
勢され、接点11aは閉成し、(1)−11a−20−
(→の回路によって高速、低速切換リレー20が付勢さ
れ、接点20aが閉成し、接点20bが開放する。
接点20aが開成したことにより(+)−15d−20
a9a−17−←)の回路で高速運転リレー17が付勢
され、接点17a〜17eが閉成する。
また、開時に接点20bが開放したことにより、低速運
転リレー18は消勢され、接点18aが開放する。
したがって、電動機5は高速電動機lこ再び切り換えら
れるが、上記悪諸条件はいったんかと1が動き出せば大
幅に改善されるため、平常時と同様に高速電動機で運転
が継続される。
なお、上記は昇り方向の運転(こついてのみ説明したが
、降り方向の運転についても同様であることは言うまで
もない。
上記実施例では、電動機5は低速電動機の起動トルクT
Lが高速電動機の起動トルクTHよりも大きい場合、す
なわち、単一巻線を切り換える極数変換形2速度誘導電
動機を用いる場合lこついて説明した。
しかし、高速巻線と低速巻線とがそれぞれ設けられた二
重巻線極数変換形2速度誘導電動機のように、高速電動
機の起動トルクTHが低速電動機の起動トルクTLより
も大きい場合にも十分適用できる。
すなわち、この場合は、低速電動機で起動する際、いっ
たん起動トルクの大きい高速電動機で起動させれば、実
施例同様の作用を得ることができる。
なお、実施例では、起動又は、加速が不能又は不十分で
あることを、起動掬◆から一定時限後のかごの位置で検
出したが、同様に一定時限後のかご速度、電動機回転数
、電動機電流等で検出してもよい。
また、起動トルクの大きい電動機に切り換えた後、再び
元の電動機にもどす際、上記実施例のようにかご位置(
こよって切換え指令を出す外に、定時限後に切換え指令
を出してもよい。
更に、かご速度、電動機回転数、電動機電流が一定値(
こ達したことを検出して切換指令を出し、でもよい。
また、いったん起動トルクの大きい電動機に切り換えた
後は、かご1が停止するまで、再び元の電動機にもどす
ことなく、そのまま運転を継続させても、この発明の目
的は十分達せられる。
以上説明したとおりこの発明では、多速度電動機の起動
又は加速が不能又は不十分であるとき、そのときの起動
トルクよりも大きい起動トルクを生ずる巻線を用いて運
転するようにしたので、安全にエレベータの運転が継続
でき、かつ平常軽負荷時の乗心地を損ねることのないよ
うにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による交流エレベータの制御装置の一
実施例を示す電動機回路図、第2図は同じく制御回路図
、第3図は第1図の電動機のトルク特性曲線図である。 1はかご、3は綱車、5は2速度誘導電動機、6a〜6
cは高速巻線端子、7a〜7cは低速巻線端子、8は運
転切換スイッチ、9は運転切換リレー、10は所定範囲
検出スイッチ、11は所定範囲検出リレー、12は起動
停止リレー、13は昇り方向指令リレー、14は降り方
向指令リレー、15は昇り方向運転リレー、16は降り
方向運転リレー 17は高速運転リレー、18は低速運
転リレー、19は起動開始時限リレー、20は高速低速
切換リレー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 それぞれ異なる起動トルクで起動し、かつそれぞれ
    異なる速度でかどを運転する巻線を有する多速度交流電
    動機、この電動機の起動又は加速が不能又は不十分であ
    ることを検出する検出回路、この検出回路が動作したと
    きそのときの起動トルクよりも大きい起動トルクを生ず
    る上記巻線を用いて上記電動機を運転する切換回路を備
    えてなる交流エレベータの制御装置。 2 それぞれ異なる起動トルクで起動し、かつそれぞれ
    異なる速度でかごを運転する巻線を有する多速度交流電
    動機、この電動機の起動又は加速が不能又は不十分であ
    ることを検出する検出回路、この検出回路が動作したと
    きそのときの起動トルクよりも大きい起動トルクを生ず
    る上記巻線を用いて上記電動機を起動又は加速した後、
    再び元の巻線りもどして、上記電動機を運転する切換回
    路を備えてなる交流エレベータの制御装置。 3 電動機に起動指令が与えられてから一定時限後のか
    ご位置を検出する回路により検出回路を構成した特許請
    求の範囲第1項及び第2項のいずれかに記載の交流エレ
    ベータの制御装置。 4 電動機(こ起動指令が与えられてから、一定時限後
    のかご速度を検出する回路により検出回路を構成した特
    許請求の範囲第1項及び第2項のいずれかに記載の交流
    エレベータの制御装置。 5 電動機(こ起動指令が与えられてから、一定時限後
    の上記電動機の電流を検出する回路(こより検出回路を
    構成した特許請求の範囲第1項及び第2項のいずれかに
    記載の交流エレベータの制御装置。
JP51146304A 1976-12-06 1976-12-06 交流エレベ−タの制御装置 Expired JPS5842114B2 (ja)

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JPS5371442A JPS5371442A (en) 1978-06-24
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JPS55156175A (en) * 1979-05-24 1980-12-04 Fujitec Kk Device for rescue operation of elevator in emergency
JPS59108676A (ja) * 1982-12-11 1984-06-23 フジテック株式会社 交流エレベ−タの制御装置

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