JPS6038618Y2 - エレベ−タ−の制御装置 - Google Patents
エレベ−タ−の制御装置Info
- Publication number
- JPS6038618Y2 JPS6038618Y2 JP794878U JP794878U JPS6038618Y2 JP S6038618 Y2 JPS6038618 Y2 JP S6038618Y2 JP 794878 U JP794878 U JP 794878U JP 794878 U JP794878 U JP 794878U JP S6038618 Y2 JPS6038618 Y2 JP S6038618Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator
- motor
- power
- power supply
- voltage
- Prior art date
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- Expired
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は、エレベータ−の制御装置に関し、特に電源設
備に与える影響をも考慮したエレベータ−の制御装置に
係る。
備に与える影響をも考慮したエレベータ−の制御装置に
係る。
一般に用いられる小形エレベータ−の多くは交流2段速
度エレベータ−である。
度エレベータ−である。
高速モータと低速モータの速度比は4:1のものが多く
、従ってモータ容量も4:1であり、起動電流もほぼ4
:1の間係にある。
、従ってモータ容量も4:1であり、起動電流もほぼ4
:1の間係にある。
ところで、停電に至らないまでも、何らかの理由で電源
側電力が弱まった場合、エレベータ−を通常のまま高速
側モータで起動しようとすると大きい起動電流を必要と
するため、モータ端子電圧が著しく低下し、走行中であ
っても高速側モータへの駆動電流が大きくなることから
、電源設備そのものの電圧が低下して他の機器へ悪影響
を及ぼすことになる。
側電力が弱まった場合、エレベータ−を通常のまま高速
側モータで起動しようとすると大きい起動電流を必要と
するため、モータ端子電圧が著しく低下し、走行中であ
っても高速側モータへの駆動電流が大きくなることから
、電源設備そのものの電圧が低下して他の機器へ悪影響
を及ぼすことになる。
また、エレベータ−のモータ側では、大きな起動電流あ
るいは駆動電流が継続すると、モータが加熱して、極め
て危険な事故につながる恐がある。
るいは駆動電流が継続すると、モータが加熱して、極め
て危険な事故につながる恐がある。
本考案の目的は、電源電圧の虚弱時に同一電源に接続さ
れた他の機器への弊害を軽減し、かつ乗客への安全性を
向上することのできるエレベータ−の制御装置を提供す
ることにある。
れた他の機器への弊害を軽減し、かつ乗客への安全性を
向上することのできるエレベータ−の制御装置を提供す
ることにある。
本考案の特徴は、交流電源と、この交流電源によって給
電される高速および低速モータから成る交流モータと、
上記交流電源からの給電時にブレーキ力を開放し、停電
時に作動してブレーキ力を発生する電磁ブレーキ装置と
を備えたものにおいて、上記モータに給電される上記交
流電源電力が、上記停電時より高い所定電圧以下に低下
したことを検出する電圧検出手段を設け、エレベータ−
起動前に交流電源電圧が上記所定電圧以下に低下したこ
とを検出したときは上記モータへの給電をしゃ断し、エ
レベータ−起動後に上記所定電圧以下に低下したことを
検出したときは、上記高速モータから低速モータへ切替
えて上記交流電源から給電することにより、エレベータ
−を運転するようにしたところにある。
電される高速および低速モータから成る交流モータと、
上記交流電源からの給電時にブレーキ力を開放し、停電
時に作動してブレーキ力を発生する電磁ブレーキ装置と
を備えたものにおいて、上記モータに給電される上記交
流電源電力が、上記停電時より高い所定電圧以下に低下
したことを検出する電圧検出手段を設け、エレベータ−
起動前に交流電源電圧が上記所定電圧以下に低下したこ
とを検出したときは上記モータへの給電をしゃ断し、エ
レベータ−起動後に上記所定電圧以下に低下したことを
検出したときは、上記高速モータから低速モータへ切替
えて上記交流電源から給電することにより、エレベータ
−を運転するようにしたところにある。
以下本考案を実施例に従い説明する。
第1図は交流2段速度制御方式によるエレベータ−の主
回路を示す。
回路を示す。
第2図は同エレベータ−の制御回路を示す。
今、エレベータ−が上昇方向の時を検出し、61リレー
がONL、スタート指令リレー100のオンにより■−
4080E2 100□ −90E−61−12−上昇
用コイル1i−UL−〇の回路が閉成され、その接点1
1の閉路によって、高速用コイル13及びその接点が投
入される。
がONL、スタート指令リレー100のオンにより■−
4080E2 100□ −90E−61−12−上昇
用コイル1i−UL−〇の回路が閉成され、その接点1
1の閉路によって、高速用コイル13及びその接点が投
入される。
このため、第1図の主回路では高速用モータM1が、電
源UVWに接続され、起動しようとする。
源UVWに接続され、起動しようとする。
このとき電源電圧が低下していて、更にモータの起動電
流による電圧降下の影響が重なり、正規電圧の80%以
下に異常低下した場合には、電圧検出リレー90Eがこ
れを検出し、そのリレー接点90E、、90E2がオフ
し、接点90E3,90E4がオンする。
流による電圧降下の影響が重なり、正規電圧の80%以
下に異常低下した場合には、電圧検出リレー90Eがこ
れを検出し、そのリレー接点90E、、90E2がオフ
し、接点90E3,90E4がオンする。
すると高速用主コイル13は接点90E2によりオフし
、低速用主コイル14が接点90E3ニヨリ(E)−1
2−90E3−:l イル14−eでオンする。
、低速用主コイル14が接点90E3ニヨリ(E)−1
2−90E3−:l イル14−eでオンする。
したがって、エレベータ−は、■14の容量をもつ低速
モータ鳩に切替り、電源に対する負荷を1ハにし、速度
も1ハでは走行を開始する。
モータ鳩に切替り、電源に対する負荷を1ハにし、速度
も1ハでは走行を開始する。
一方、上昇用コイル11は、接点90E1がオフしてい
るため、位置検出用スイッチ90により保持されている
。
るため、位置検出用スイッチ90により保持されている
。
位置検出用スイッチ90は、それぞれの階床に対応して
設置されている停止用検知カムに対向するたびに動作す
るように作られている。
設置されている停止用検知カムに対向するたびに動作す
るように作られている。
このため電圧検出リレー90Eがオフしていると、一番
近い停止用検知カムにより90が動作しエレベータ−は
最寄階に停止する。
近い停止用検知カムにより90が動作しエレベータ−は
最寄階に停止する。
(尚、正常時は目的階に到るまでスタート指令1001
がオフしないので問題ない)以上の説明は、電圧降下が
あまり極端でなく、電圧検出リレー90Eがオフした時
点ではエレベータ−がわずかではあるが動いた場合につ
いて説明した。
がオフしないので問題ない)以上の説明は、電圧降下が
あまり極端でなく、電圧検出リレー90Eがオフした時
点ではエレベータ−がわずかではあるが動いた場合につ
いて説明した。
次に、電圧降下が著しく、エレベータ−起動前に電圧検
出リレー90Eがオフしている場合について説明する。
出リレー90Eがオフしている場合について説明する。
この場合はエレベータ−は出発階の正規レベルに停止し
ている。
ている。
第2図のOZは、このような範囲を検出するためのオー
プンゾーン検出スイッチを示す。
プンゾーン検出スイッチを示す。
エレベータ−がこのオープンゾーン内で電圧検出リレー
90Eがオフすると、■−10□−90E、−コイル8
0E−02−eにより緊急停止リレーコイル80Eがオ
ンして、■−80E、−0LS2−コイル80E−02
−eにより保持される。
90Eがオフすると、■−10□−90E、−コイル8
0E−02−eにより緊急停止リレーコイル80Eがオ
ンして、■−80E、−0LS2−コイル80E−02
−eにより保持される。
すると上昇用コイル11は、接点80E2により直ちに
オフされるので、エレベータ−の起動はjfl止される
(このとき100リレーもオフする)。
オフされるので、エレベータ−の起動はjfl止される
(このとき100リレーもオフする)。
すると、■−100−10□−101−コイル102−
OLSl−02−〇により、ドア開放用リレーコイル1
02がオンして、ドアを開き乗客を脱出させることがで
きる。
OLSl−02−〇により、ドア開放用リレーコイル1
02がオンして、ドアを開き乗客を脱出させることがで
きる。
また、後者の場合、緊急停止リレーコイル80Eを用い
て、乗客にこのエレベータ−は故障であるから降りるよ
うに、何かの表示することも可能である。
て、乗客にこのエレベータ−は故障であるから降りるよ
うに、何かの表示することも可能である。
本考案によれば、エレベータ−の起動前に電源電圧が低
下した場合にはモーター、の給電をしゃ断してエレベー
タ−の起動を阻止することができ、エレベータ−の起動
後に電源電圧が低下した場合には容量の小さい低速モー
タに切替えてエレベータ−を駆動できるようにしたので
、同一電源に接続された他の機器に対しエレベータ−の
起動或いは走行による電圧降下の弊害を防止でき、かつ
乗客の安全が確保できるという極めて顕著な効果がある
。
下した場合にはモーター、の給電をしゃ断してエレベー
タ−の起動を阻止することができ、エレベータ−の起動
後に電源電圧が低下した場合には容量の小さい低速モー
タに切替えてエレベータ−を駆動できるようにしたので
、同一電源に接続された他の機器に対しエレベータ−の
起動或いは走行による電圧降下の弊害を防止でき、かつ
乗客の安全が確保できるという極めて顕著な効果がある
。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す主回路図、第2図は本考
案の実施例を示す制御回路図。 M□・・・・・・高速側モータ、M2・・・・・・低速
側モータ、B・・・・・・電磁ブレーキ、TM・・・・
・・巻上機、F・・・・・・乗かご、W・・・・・・カ
ウンターウエート、K・・・・・・遮断器。
案の実施例を示す制御回路図。 M□・・・・・・高速側モータ、M2・・・・・・低速
側モータ、B・・・・・・電磁ブレーキ、TM・・・・
・・巻上機、F・・・・・・乗かご、W・・・・・・カ
ウンターウエート、K・・・・・・遮断器。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 交流電源と、該交流電源によって給電される高速モ
ータおよび低速モータから成る交流モータと、上記交流
電源からの給電時にブレーキ力を開放し、停電時に作動
してブレーキ力を発生する電磁ブレーキ装置とを備え、
上記交流モータによって駆動され、上記電磁ブレーキ装
置で制動されるエレベータ−において、上記モータに給
電される上記交流電源電圧が、停電時より高い所定電圧
以下に低下したことを検出する電圧検出手段と、エレベ
ータ−の起動前に上記電圧検出手段が所定電圧以下を検
出したとき、上記モータへの給電をしゃ断する手段と、
上記エレベータ−の起動後に上記電圧検出手段が所定電
圧以下を検出したとき、上記高速モータへの給電をしゃ
断し、上記交流電源から上記低速モータへ給電してエレ
ベータ−を駆動する切替え手段とを備えたことを特徴と
するエレベータ−の制御装置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項において、上記切替
え手段は、上記低速モータへ給電して最寄階までエレベ
ータ−を駆動するように構成したエレベータ−の制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP794878U JPS6038618Y2 (ja) | 1978-01-27 | 1978-01-27 | エレベ−タ−の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP794878U JPS6038618Y2 (ja) | 1978-01-27 | 1978-01-27 | エレベ−タ−の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54112275U JPS54112275U (ja) | 1979-08-07 |
JPS6038618Y2 true JPS6038618Y2 (ja) | 1985-11-18 |
Family
ID=28816312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP794878U Expired JPS6038618Y2 (ja) | 1978-01-27 | 1978-01-27 | エレベ−タ−の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6038618Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-01-27 JP JP794878U patent/JPS6038618Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54112275U (ja) | 1979-08-07 |
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