JPS6364128B2 - - Google Patents

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JPS6364128B2
JPS6364128B2 JP57149238A JP14923882A JPS6364128B2 JP S6364128 B2 JPS6364128 B2 JP S6364128B2 JP 57149238 A JP57149238 A JP 57149238A JP 14923882 A JP14923882 A JP 14923882A JP S6364128 B2 JPS6364128 B2 JP S6364128B2
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JP
Japan
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conductors
transmission line
conductor
power transmission
extension wire
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JP57149238A
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JPS5941110A (ja
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、降雨時のコロナ騒音の発生を防止し
た多導体送電線路に関するものである。
近年、降雨時のコロナ騒音の発生を防止するた
め多導体送電線路の複数条の導体のうち大地側の
2条の導体の略中央部下方に導電性の添線を添架
することが提案されている。このようにすると、
降雨時に特に問題となる大地側の導体の水滴ので
きる方向即ち鉛直方向の電位傾度が低下するので
コロナの発生を有効に防止することができる。こ
の場合、添線は多導体送電線路の導体と同電位に
する必要があるが、この添線を多導体送電線路に
直接スペーサを介して支持すると、添線に電流が
流れるため電流容量に応じてその断面積を定める
必要があるので添線が太くなつて線路の重量が増
し鉄塔の強度を大きくする必要があつた。
本発明の目的は、細い添線でコロナの発生を有
効に防止することができる多導体送電線路を提供
することにある。
本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細にのべ
ると、第1図及び第2図は本発明の多導体送電線
路10を示し、この多導体送電線路は複数条、例
えば4条の導体12,14,16,18と大地側
の導体16,18の略中央部下方に添架した導電
性の添線20とから成つている。添線20は第1
図に示すように、一定間隔をあけた複数のクラン
プ付スペーサ22,22′,22″……から成る支
持手段23によつて導体16,18に支持されて
いる。添線20は、隣合うスペーサ間で導体相互
の間隔の10〜50%の寸法の弛度で吊下されてい
る。この添線20は、後にのべるように、導体と
同電位であるので大地側の導体16,18の鉛直
方向の電位傾度を低下しコロナ騒音の発生を有効
に防止することができる。
支持手段であるスペーサを代表して示したスペ
ーサ22′は、第3図に示すように、略逆台形状
のスペーサ本体24とその3つの辺部分に貫通し
ばね26A,26B,26Cによつて支持された
3つのクランプ28A,28B,28Cから成つ
ており、2つのクランプ28A,28Cは導体1
6,18をそれぞれ把持し、他の1つのクランプ
28Bは添線20を把持する。
支持手段23は添線20が導体16,18と同
電位であるが、添線20に電流が流れることがな
いように添線20を支持する。この目的のため、
第3図から判るように、クランプ28Bと添線2
0との間に半導電層30が介在されている。この
半導電層30はすべてのスペーサ22,22′,
22″……のクランプ28Bに設けてもよいし、
少なくとも1つのスペーサ、例えば22′のクラ
ンプ28Bにのみ設けて他のスペーサ22,2
2″のクランプ28Bと添線20との間に絶縁層
を設けてもよい。このようにすると、添線20に
電流が流れないので添線20の断面積は自由に選
定することができ、従つて細い添線20を使用す
ることができる。半導電層30としてはカーボン
を含有したエチレンプロピレンゴム又はクロロプ
レンゴムを用いることができる。また、クランプ
28Bと添線20との間の締付時の電気抵抗は
30KΩ〜30MΩ、好ましくは100KΩ〜1MΩであ
る。
第1図及び第2図の実施例では添線20は多導
体送電線路10の一部に設けてあるが、多導体送
電線路10の全体に添線20を設けてもよく、こ
の場合には第4図に示すように添線20の両端を
碍子を介して鉄塔32上のヨーク34に引留め導
体16,18にはスペーサ22,22′……を介
して前の実施例と同様に支持される。
尚上記実施例ではスペーサが大地側の導体1
6,18に添線20を支持しているが、4つの導
体12,14,16,18のスペーサに添線20
を支持するクランプを有していてもよい。また、
本発明は2導体送電線路にも適用することができ
る。
本発明によれば、上記のように、大地側の導体
の電位傾度を緩和して降雨時等のコロナ騒音を防
止する添線の径を自由に選定することができるの
で添線を細くして線路全体の重量を軽減し鉄塔の
強度を小さくすることができるから経済的であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の多導体送電線路の
概略側面図及び拡大横断面図、第3図は本発明に
用いられるスペーサの拡大正面図、第4図は本発
明の変形例の概略側面図である。 10……多導体送電線路、12,14,16,
18……導体、20……添線、22,22′,2
2″……スペーサ、28A,28B,28C……
クランプ、30……半導電層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数条の導体と前記複数条の導体のうち大地
    側の2条の導体の略中央部下方に添架した導電性
    の添線とから成る多導体送電線路において、前記
    添線は前記導体と同電位で且つ電流が流れないよ
    うに前記導体に支持する支持手段を有することを
    特徴とする多導体送電線路。 2 前記支持手段は前記添線を少なくとも前記大
    地側の2条の導体に支持する複数の間隔をあけた
    クランプ付スペーサから成り、前記複数のスペー
    サのクランプと前記添線との間に半導電層が介在
    されている特許請求の範囲第1項に記載の多導体
    送電線路。 3 前記支持手段は前記添線を少なくとも前記大
    地側の2条の導体に支持する複数の間隔をあけた
    クランプ付スペーサから成り、少なくとも1つの
    スペーサのクランプと前記添線との間に半導電層
    が介在され、他のスペーサのクランプと前記添線
    との間は絶縁されている特許請求の範囲第1項に
    記載の多導体送電線路。
JP57149238A 1982-08-30 1982-08-30 多導体送電線路 Granted JPS5941110A (ja)

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JP57149238A JPS5941110A (ja) 1982-08-30 1982-08-30 多導体送電線路

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JPS5941110A JPS5941110A (ja) 1984-03-07
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JPH03195816A (ja) * 1989-12-26 1991-08-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 給湯装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2851074B2 (ja) * 1989-09-29 1999-01-27 古河電気工業株式会社 多導体送電線路
JP2910934B2 (ja) * 1990-07-16 1999-06-23 古河電気工業株式会社 多導体送電線路

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JPS5941110A (ja) 1984-03-07

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