JPS58355Y2 - 架空送電線のジヤンパ装置 - Google Patents

架空送電線のジヤンパ装置

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JPS58355Y2
JPS58355Y2 JP15812779U JP15812779U JPS58355Y2 JP S58355 Y2 JPS58355 Y2 JP S58355Y2 JP 15812779 U JP15812779 U JP 15812779U JP 15812779 U JP15812779 U JP 15812779U JP S58355 Y2 JPS58355 Y2 JP S58355Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jumper
horn
horizontal member
rigid horizontal
transmission line
Prior art date
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Expired
Application number
JP15812779U
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English (en)
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JPS5678623U (ja
Inventor
敏樹 「さかき」原
公一 沼田
Original Assignee
株式会社フジクラ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、耐アー久特性を向上させた架空送電線のジ
ャンパ装置に関するものである。
従来、架空送電線のジャンパ装置としては、第1図に示
すように、アースホーン1を有する鉄塔アーム2の下方
において線路方向に延長配置されている剛性水平材3に
、複数本のジャンパ撚線8の中間部を多数のスペーサ1
1を用いて連結添設し、かつ耐張碍子連4と本線5の引
留クランプ112との間にある支持金具6に、吊り杆I
の上端部を線路方向に直角な横軸13を用いて枢着する
と共に、その吊り杆7の下端部を前記剛性水平材3の端
部に対し線路方向に直角な横軸14を用いて枢着し、ま
た前記ジャンパ撚線8の両端部を0留クランプ12のジ
ャンパソケット15に実質的に無張力状態に圧着固定し
、さらに耐張碍子連4の両端部にアーキングホーンを設
ける代わりに、剛性水平材3の中間上部にアースホーン
1と対向するようジャンパホーン9を取付け、そのジャ
ンパホーン9と鉄塔アーム2のアースホーン1との間で
絶縁励調をとるようにした型式のものが知られている。
しかるに、この型式のジャンパ装置においては、上記ジ
ャンパホーン9とアースホーン1との間に雷インパルス
等によりアークが発生した場合、そのアークの炎によっ
てジャンパホーン9の付近でジャンパ撚線8の中間部が
溶断されることがあり、またアークが電磁力によってジ
ャンパ撚線8上を移行し、電流の太きさや通電時間の長
さによってはそのアークの移行によりジャンパ撚線8の
表面が相当の長さ範囲にわたって溶損される等の恐れが
生じるものであった。
この考案は前述の問題を有利に解決した架空送電線のジ
ャンパ装置を提供することを目的とするものである。
次にこの考案を図示の例によって詳細に説明する。
第2図はこの考案の一実施例を示すものであって、アー
スホーン1を突設してなる鉄塔アーム2の下方に剛性水
平材3が線路方向に延長するように配置され、その剛性
水平材3の中央上部には上記アースホーン1に対向する
ようジャンパホーン9が突設され、またその両端部には
吊り杆7の下端部が線路方向に直角な横軸14を介して
連結され、かつその吊り杆7の上端部は、耐張碍子連4
と本線5の引留クランプ12との間にあるヨ・−り等の
支持金具6に線路方向に直角な横軸13を介して連結さ
れている。
鉄塔アーム2の両側の本線5を互いに電気的に接続する
ための複数本のジャンパ撚線8の中間部は、前記剛性水
平材3に平行に延長するように添設配置され、各ジャン
パ撚線8と剛性水平材3とは、剛性水平材3の長手方向
に間隔をおいて配置された複数個のスペーサ11を介し
て連結され、さらに各ジャンパ撚線8の端部は引留クラ
ンプ12のジャンパソケット15に実質的に無張力状態
に圧着固定され、かつ前記耐性水平材3に平行に添設配
置されている部分の各ジャンパ撚線8の外周には、例え
ば筒状体や螺施状成形線材の密巻体等からなる金属材料
製保護層10が被覆されている。
なおこの考案を実施する場合、前記剛性水平材3として
は耐アーク特性に優れた電導材料、例えば亜鉛メッキを
施した鋼材またはアルミ材等からなる管、丸棒、その他
任意断面形状を有する杆状体を使用することができる。
この考案によれば、鉄塔アーム2側のアースホーン1と
対向すべきジャンパホーン9が、剛性水平材3の中間上
部に突設されていると共に、剛性水平材3に沿う部分の
ジャンパ撚線8の外周に金属材料製保護層10が被せら
れているので、アースホーン1とジャンパホーン9間に
発生したアークの炎によりジャンパ撚線8の中間部が溶
断されたり、また剛性水平材3の長さ方向に走行するア
ークによりジャンパ撚線8の表面が相当の長さ範囲にわ
たって溶損されたりする恐れを確実に排除することがで
き、さらに本出願人が既に提案した実開昭52−828
88号公報記載のジャンパ装置のように、装置中にアー
ク誘導用の特別の導体を添設配置する必要もない等の効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の架空送電線のジャンパ装置を示す側面図
、第2図はこの考案の一実施例のジャンパ装置を示す側
面図である。 図において、1はアースホーン、2は鉄塔アーム、3は
剛性水平材、4は耐張碍子連、5は本線、6は支持金具
、7は吊り杆、8はジャンパ撚線、9はジャンパホーン
、10は金属材料製保護層である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アースホーン1を有する鉄塔アーム2の下方に配置され
    ている剛性水平材3の両端部が、耐張碍子連4および本
    線5の間にある支持金具6に吊り杆7を介して連結され
    、かつ両端部が本線5に実質的に無張力状態に接続され
    ているジャンパ撚線8の中間部が上記剛性水平材3に添
    設支持され、さらに剛性水平材3の中間上部にアースホ
    ーン1と対向するジャンパホーン9が突設されているジ
    ャンパ装置において、前記剛性水平材3に添設支持され
    ている部分のジャンパ撚線8の外周に金属材料製保護層
    10が被せられていることを特徴とする架空送電線のジ
    ャンパ装置。
JP15812779U 1979-11-16 1979-11-16 架空送電線のジヤンパ装置 Expired JPS58355Y2 (ja)

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JP15812779U JPS58355Y2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16 架空送電線のジヤンパ装置

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Publication Number Publication Date
JPS5678623U JPS5678623U (ja) 1981-06-26
JPS58355Y2 true JPS58355Y2 (ja) 1983-01-06

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ID=29669374

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0623148Y2 (ja) * 1987-07-14 1994-06-15 財団法人電力中央研究所 ジャンパ内ホ−ン

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JPS5678623U (ja) 1981-06-26

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