JPS6364129B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6364129B2 JPS6364129B2 JP57149239A JP14923982A JPS6364129B2 JP S6364129 B2 JPS6364129 B2 JP S6364129B2 JP 57149239 A JP57149239 A JP 57149239A JP 14923982 A JP14923982 A JP 14923982A JP S6364129 B2 JPS6364129 B2 JP S6364129B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- conductors
- spacers
- power transmission
- transmission line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 50
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 25
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 10
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、降雨時のコロナ騒音の発生を防止し
た多導体送電線路に関するものである。
た多導体送電線路に関するものである。
近年、降雨時のコロナ騒音の発生を防止するた
め多導体送電線路の複数条の導体のうち大地側の
2条の導体の略中央部下方に導電性の添線を添架
することが提案されている。このようにすると、
降雨時に特に問題となる大地側の導体の水滴ので
きる方向即ち鉛直方向の電位傾度が低下するので
コロナの発生を有効に防止することができる。こ
の場合、添線は多導体送電線路の導体に支持する
必要があるが、一般にはこれらの導体を間隔をあ
けて支持するスペーサに支持することが考えられ
る。しかし、このようにすると、多数の多導体ス
ペーサを必要とするので線路全体の荷重が大きく
なつて鉄塔の強度を大きくする必要がある。
め多導体送電線路の複数条の導体のうち大地側の
2条の導体の略中央部下方に導電性の添線を添架
することが提案されている。このようにすると、
降雨時に特に問題となる大地側の導体の水滴ので
きる方向即ち鉛直方向の電位傾度が低下するので
コロナの発生を有効に防止することができる。こ
の場合、添線は多導体送電線路の導体に支持する
必要があるが、一般にはこれらの導体を間隔をあ
けて支持するスペーサに支持することが考えられ
る。しかし、このようにすると、多数の多導体ス
ペーサを必要とするので線路全体の荷重が大きく
なつて鉄塔の強度を大きくする必要がある。
本発明の目的は、線路の荷重を大きくすること
なくコロナ防止用の添線を支持することができる
多導体送電線路を提供することにある。
なくコロナ防止用の添線を支持することができる
多導体送電線路を提供することにある。
本発明の実施例を図面を参照して詳細にのべる
と、第1図及び第2図は本発明の多導体送電線路
10を示し、この多導体送電線路は複数条、例え
ば4条の導体12,14,16,18と大地側の
導体16,18の略中央部下方に添架した導電性
の添線20とから成つている。
と、第1図及び第2図は本発明の多導体送電線路
10を示し、この多導体送電線路は複数条、例え
ば4条の導体12,14,16,18と大地側の
導体16,18の略中央部下方に添架した導電性
の添線20とから成つている。
この多導体送電線路10は、複数の間隔をあけ
た多導体スペーサ22,22′……と隣合う多導
体スペーサ22と22′……の間に配置された3
導体スペーサ24……とを備えている。
た多導体スペーサ22,22′……と隣合う多導
体スペーサ22と22′……の間に配置された3
導体スペーサ24……とを備えている。
多導体スペーサ22,22′……は、第3図に
示すように、略正方形状のスペーサ本体26とそ
の4つの頂部を貫通しばね28A,28B,28
C,28Dによつて支持された4つのクランプ3
0A,30B,30C,30Dと隣合うクランプ
30Cと30Dとの間でスペーサ本体26を貫通
しばね28Eによつて支持されたクランプ30E
とから成つており、導体12,14,16,18
はクランプ30A,30B,30C,30Dにそ
れぞれ把持され、添線20はクランプ30Eに把
持されている。
示すように、略正方形状のスペーサ本体26とそ
の4つの頂部を貫通しばね28A,28B,28
C,28Dによつて支持された4つのクランプ3
0A,30B,30C,30Dと隣合うクランプ
30Cと30Dとの間でスペーサ本体26を貫通
しばね28Eによつて支持されたクランプ30E
とから成つており、導体12,14,16,18
はクランプ30A,30B,30C,30Dにそ
れぞれ把持され、添線20はクランプ30Eに把
持されている。
また、3導体スペーサ24は、第4図に示すよ
うに、略逆台形状のスペーサ本体32とその3つ
の辺部分を貫通しばね34A,34B,34Cに
よつて支持された3つのクランプ36A,36
B,36Cとから成つており、導体16,18は
クランプ36A,36Bにそれぞれ把持され、添
線20はクランプ36Cに把持されている。
うに、略逆台形状のスペーサ本体32とその3つ
の辺部分を貫通しばね34A,34B,34Cに
よつて支持された3つのクランプ36A,36
B,36Cとから成つており、導体16,18は
クランプ36A,36Bにそれぞれ把持され、添
線20はクランプ36Cに把持されている。
添線20は、隣合うスペーサ24と24、24
と22′間で導体相互の間隔の10〜50%の寸法の
弛度で吊下されるのが好ましく、従つてスペーサ
22と24、24と22′……の間隔は10〜20m
とするのが好ましい。
と22′間で導体相互の間隔の10〜50%の寸法の
弛度で吊下されるのが好ましく、従つてスペーサ
22と24、24と22′……の間隔は10〜20m
とするのが好ましい。
尚、第3図及び第4図から判るように、添線2
0を把持するクランプ30E,36Cはその把持
面に半導電層38,40を有するのが好ましい。
このようにすると、添線20には電流が流れない
のでその断面積を少さくすることができる。
0を把持するクランプ30E,36Cはその把持
面に半導電層38,40を有するのが好ましい。
このようにすると、添線20には電流が流れない
のでその断面積を少さくすることができる。
上記実施例では線路の導体が4条である場合に
ついてのべたが、6条、8条等であつてもよく、
この場合も3導体スペーサ24が隣合う多導体ス
ペーサの間に配置される。
ついてのべたが、6条、8条等であつてもよく、
この場合も3導体スペーサ24が隣合う多導体ス
ペーサの間に配置される。
本発明によれば、上記のように、コロナ発生防
止用の添線を所定の弛度で導体に支持するため複
数の多導体スペーサとその間に配置され添線を大
地側の2条の導体に支持する3導体スペーサとを
用いたので線路全体の荷重を著しく軽減すること
ができ、従つて鉄塔の強度が小さくて済む実益が
ある。
止用の添線を所定の弛度で導体に支持するため複
数の多導体スペーサとその間に配置され添線を大
地側の2条の導体に支持する3導体スペーサとを
用いたので線路全体の荷重を著しく軽減すること
ができ、従つて鉄塔の強度が小さくて済む実益が
ある。
第1図及び第2図は本発明に係る多導体送電線
路の概略側面図及び拡大横断面図、第3図及び第
4図は本発明に用いられる多導体スペーサと3導
体スペーサとの拡大正面図である。 10……多導体送電線路、12,14,16,
18……導体、20……添線、22,22′……
多導体スペーサ、24……3導体スペーサ、2
6,32……スペーサ本体、30A,30B,3
0C,30D,30E,36A,36B,36C
……クランプ。
路の概略側面図及び拡大横断面図、第3図及び第
4図は本発明に用いられる多導体スペーサと3導
体スペーサとの拡大正面図である。 10……多導体送電線路、12,14,16,
18……導体、20……添線、22,22′……
多導体スペーサ、24……3導体スペーサ、2
6,32……スペーサ本体、30A,30B,3
0C,30D,30E,36A,36B,36C
……クランプ。
Claims (1)
- 1 複数条の導体と前記複数条の導体のうち大地
側の2条の導体の略中央部下方に添架した導電性
の添線とから成る多導体送電線路において、前記
複数条の導体を間隔をあけて支持し且つ前記添線
を支持するクランプを有する複数の多導体スペー
サと、隣合う多導体スペーサの間に配置され前記
大地側の2条の導体を間隔をあけて支持し且つ前
記添線を支持するクランプを有する複数の3導体
スペーサとを備えていることを特徴とする多導体
送電線路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57149239A JPS5941111A (ja) | 1982-08-30 | 1982-08-30 | 多導体送電線路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57149239A JPS5941111A (ja) | 1982-08-30 | 1982-08-30 | 多導体送電線路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5941111A JPS5941111A (ja) | 1984-03-07 |
JPS6364129B2 true JPS6364129B2 (ja) | 1988-12-09 |
Family
ID=15470919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57149239A Granted JPS5941111A (ja) | 1982-08-30 | 1982-08-30 | 多導体送電線路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5941111A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0619977Y2 (ja) * | 1988-02-09 | 1994-05-25 | 日産自動車株式会社 | 回転型放熱器 |
JPH0619978Y2 (ja) * | 1988-02-09 | 1994-05-25 | 日産自動車株式会社 | 回転型放熱器 |
JP2851074B2 (ja) * | 1989-09-29 | 1999-01-27 | 古河電気工業株式会社 | 多導体送電線路 |
JP4558265B2 (ja) * | 2002-09-09 | 2010-10-06 | 古河電気工業株式会社 | 多導体送電線のコロナ騒音低減装置 |
-
1982
- 1982-08-30 JP JP57149239A patent/JPS5941111A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5941111A (ja) | 1984-03-07 |
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