JPS6362106A - 音響機器用アルミ線の製造方法 - Google Patents
音響機器用アルミ線の製造方法Info
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- JPS6362106A JPS6362106A JP20468886A JP20468886A JPS6362106A JP S6362106 A JPS6362106 A JP S6362106A JP 20468886 A JP20468886 A JP 20468886A JP 20468886 A JP20468886 A JP 20468886A JP S6362106 A JPS6362106 A JP S6362106A
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- Japan
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- aluminum wire
- audio equipment
- manufacture
- wire
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- Pending
Links
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Landscapes
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
本発明は高純度アルミ線の製造方法に係り、特に不純物
や結晶粒界を低減さぜることにより音質を改善するとと
もに、生産性に優れた音響機器用アルミ線の製造方法に
関する。
や結晶粒界を低減さぜることにより音質を改善するとと
もに、生産性に優れた音響機器用アルミ線の製造方法に
関する。
(発明の技術的背景ン
近年、音9機器用電線として無F1素銅を使用し、結晶
粒を巨大化させて導体としたものが使用されている。こ
の導体は、電気信号を減衰させる整流作用と信号に対す
る一種の抵抗である容吊りアクタンスとして作用する不
純物(亜酸化銅等)の吊や結晶粒界の数を通常のタフピ
ッチ鋼に比較して低減させることにより音質の改善を図
ったものであり、このような導体を用いた電線として、
酸累含有示が50ppn以下の無酸素銅線を700 ’
C以上の不活性ガス雰囲気中で加熱して結晶粒を巨大化
させたものが知られている(特開昭59−167904
号公報)。
粒を巨大化させて導体としたものが使用されている。こ
の導体は、電気信号を減衰させる整流作用と信号に対す
る一種の抵抗である容吊りアクタンスとして作用する不
純物(亜酸化銅等)の吊や結晶粒界の数を通常のタフピ
ッチ鋼に比較して低減させることにより音質の改善を図
ったものであり、このような導体を用いた電線として、
酸累含有示が50ppn以下の無酸素銅線を700 ’
C以上の不活性ガス雰囲気中で加熱して結晶粒を巨大化
させたものが知られている(特開昭59−167904
号公報)。
(背景技術の問題点〉
しかしながら、上記の熱処理温度は通常の銅の焼鈍温度
に比較して相当高いため、ボビン巻きした状態で熱処理
を施すと線相互の粘肴を生じ、その後の製造工程に支障
を生ずる器点を有する。
に比較して相当高いため、ボビン巻きした状態で熱処理
を施すと線相互の粘肴を生じ、その後の製造工程に支障
を生ずる器点を有する。
これを回避するためにバイブ焼%等を用いると、非常に
低速度で行なわねばならず極めて生産性が低下するとい
う難点が生ずる(上記の背景技術の実施例では900℃
で45分間保持されている)。
低速度で行なわねばならず極めて生産性が低下するとい
う難点が生ずる(上記の背景技術の実施例では900℃
で45分間保持されている)。
(発明の目的)
本発明は上記の難点を解消するためになされたもので、
高品質の音響別器用アルミ線を容易に効率良く製造する
ことのできる方法を提供することを目的とする。
高品質の音響別器用アルミ線を容易に効率良く製造する
ことのできる方法を提供することを目的とする。
(発明の概要)
本発明の音響機器用アルミ線の製造方法は、純度99.
96〜99.995%め高純度アルミ線を焼%後、これ
に10〜30%の冷開加工を施し、次いで300℃以上
の温度で加熱して結晶粒を粗大化さぜた後、70〜90
%の冷間加工を施すことを特徴としている。
96〜99.995%め高純度アルミ線を焼%後、これ
に10〜30%の冷開加工を施し、次いで300℃以上
の温度で加熱して結晶粒を粗大化さぜた後、70〜90
%の冷間加工を施すことを特徴としている。
本発明において、アルミ線の純度を99.96〜99.
995%の範囲とした理由は、純度が99.96%味満
であるとタフピッチ鋼の場合と音質上の差が生ぜ。
995%の範囲とした理由は、純度が99.96%味満
であるとタフピッチ鋼の場合と音質上の差が生ぜ。
ず、また99.995%を越えると音質で再結晶を生じ
、結晶粒が微細化することにより音質の改善効果が減す
るためである。
、結晶粒が微細化することにより音質の改善効果が減す
るためである。
また、冷間加工後300°C以上の温度で加熱するのは
、結晶を十分に粗大化させるためであり、この加熱後、
70〜90%の冷間加工を施すのは、焼純のままでは強
度が低くかつ結晶粒が大きいため、その後のより合ぜあ
るいは板覆の工程で線材にテンションが加わると、線材
が伸び表面が凹凸状になることを防止するためと、大き
い加工を加える程、結晶粒が長手方向に伸び、音質を劣
化させる結晶粒界の存在割合が減少するためである。
、結晶を十分に粗大化させるためであり、この加熱後、
70〜90%の冷間加工を施すのは、焼純のままでは強
度が低くかつ結晶粒が大きいため、その後のより合ぜあ
るいは板覆の工程で線材にテンションが加わると、線材
が伸び表面が凹凸状になることを防止するためと、大き
い加工を加える程、結晶粒が長手方向に伸び、音質を劣
化させる結晶粒界の存在割合が減少するためである。
この冷間加工が90%を越えると、音質で再結晶を生じ
結晶粒が@粗化するため好ましくない。
結晶粒が@粗化するため好ましくない。
(発明の実施例)
以下本発明の一実施例について説明する。
純度99.99%、外径1.5E1φの軟しアルミ線を
冷間伸線により 1.3IΦまで加工後、320℃で1
H大気中で加熱した。この加熱で再結晶による粗大化が
起こり結晶粒度は約0.51となった。この線材をさら
に外径0.5mnφに伸線後、これを撚合せてスピーカ
ーコードを製造した。このコードを使用した場合の音質
は通常のタフピッチ鋼材のものより格段にすぐれていた
。
冷間伸線により 1.3IΦまで加工後、320℃で1
H大気中で加熱した。この加熱で再結晶による粗大化が
起こり結晶粒度は約0.51となった。この線材をさら
に外径0.5mnφに伸線後、これを撚合せてスピーカ
ーコードを製造した。このコードを使用した場合の音質
は通常のタフピッチ鋼材のものより格段にすぐれていた
。
(考案の効果)
以上述べたように本発明の方法によれば不純物や結晶粒
界の低減された高品質の音響機器用アルミ線を容易に製
造することができる。
界の低減された高品質の音響機器用アルミ線を容易に製
造することができる。
Claims (1)
- 純度99.96〜99.995%の高純度アルミ線を焼
鈍後、これに10〜30%の冷間加工を施し、次いで3
00℃以上の温度で加熱して結晶粒を粗大化させた後、
70〜90%の冷間加工を施すことを特徴とする音響機
器用アルミ線の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20468886A JPS6362106A (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | 音響機器用アルミ線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20468886A JPS6362106A (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | 音響機器用アルミ線の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6362106A true JPS6362106A (ja) | 1988-03-18 |
Family
ID=16494659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20468886A Pending JPS6362106A (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | 音響機器用アルミ線の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6362106A (ja) |
-
1986
- 1986-08-29 JP JP20468886A patent/JPS6362106A/ja active Pending
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