JPS62202065A - 音響機器用銅線の製造方法 - Google Patents
音響機器用銅線の製造方法Info
- Publication number
- JPS62202065A JPS62202065A JP4492786A JP4492786A JPS62202065A JP S62202065 A JPS62202065 A JP S62202065A JP 4492786 A JP4492786 A JP 4492786A JP 4492786 A JP4492786 A JP 4492786A JP S62202065 A JPS62202065 A JP S62202065A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copper wire
- wire
- oxygen
- dfp
- cold working
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 21
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 11
- 238000005482 strain hardening Methods 0.000 claims abstract description 7
- 238000001953 recrystallisation Methods 0.000 claims abstract description 6
- 238000000137 annealing Methods 0.000 claims abstract description 5
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 8
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 claims description 5
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 claims description 2
- 239000010949 copper Substances 0.000 abstract description 5
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 abstract description 4
- 239000012535 impurity Substances 0.000 abstract description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 4
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- BERDEBHAJNAUOM-UHFFFAOYSA-N copper(I) oxide Inorganic materials [Cu]O[Cu] BERDEBHAJNAUOM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- KRFJLUBVMFXRPN-UHFFFAOYSA-N cuprous oxide Chemical compound [O-2].[Cu+].[Cu+] KRFJLUBVMFXRPN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229940112669 cuprous oxide Drugs 0.000 description 1
- 238000000280 densification Methods 0.000 description 1
- 229910001873 dinitrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Non-Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
本発明は音響機器用銅線の製造方法に係り、特に不純物
や結晶粒界を低減させることにより音質を改善した銅線
の製造方法に関する。
や結晶粒界を低減させることにより音質を改善した銅線
の製造方法に関する。
(発明の技術的背景)
近年、音響機器用銅線として無IS!素銅を使用し、結
晶粒を巨大化させて導体としたものが使用されている。
晶粒を巨大化させて導体としたものが使用されている。
この導体は、電気信号を減衰させる整流作用と信号に対
する一種の抵抗である容量リアクタンスとして作用する
不純物(亜酸化銅等)の吊や結晶粒界の数を通常のタフ
ピッチ銅に比較して低減させることにより音質の改善を
図ったものであり、このような導体を用いた銅線として
、酸素含有量が5opp11以下の無酸素銅線を700
℃以上で加熱して結晶粒を巨大化させたものが知られて
いる(待間昭59−167904号公報)。
する一種の抵抗である容量リアクタンスとして作用する
不純物(亜酸化銅等)の吊や結晶粒界の数を通常のタフ
ピッチ銅に比較して低減させることにより音質の改善を
図ったものであり、このような導体を用いた銅線として
、酸素含有量が5opp11以下の無酸素銅線を700
℃以上で加熱して結晶粒を巨大化させたものが知られて
いる(待間昭59−167904号公報)。
〈背景技術の問題点〉
しかしながら、上記の熱処理温度は通常の銅の焼鈍温度
に比較して相当高いため、ボビン巻きした状態で熱処理
を施すと線相互の粘肴を生じ、その後の製造工程に支障
を生ずる難点を有する。
に比較して相当高いため、ボビン巻きした状態で熱処理
を施すと線相互の粘肴を生じ、その後の製造工程に支障
を生ずる難点を有する。
(発明の目的)
本発明は上記の難点を解消するためになされたもので、
高品質の音FIIR器用銅線を容易に製造することので
きる方法を提供することを目的とする。
高品質の音FIIR器用銅線を容易に製造することので
きる方法を提供することを目的とする。
(発明の概要)
本発明の音響機器用銅線の製造方法は、ディップフォー
ミング法により得られた酸素含有量が20pp+i以下
の無酸素銅線に99.0%以上の冷間加工を施した後、
不活性なガス雰囲気中で400〜600℃の温度で焼鈍
して2次再結晶により結晶粒を粗大化させ、次いで10
〜90%の冷間加工を施すことを特徴どしている。
ミング法により得られた酸素含有量が20pp+i以下
の無酸素銅線に99.0%以上の冷間加工を施した後、
不活性なガス雰囲気中で400〜600℃の温度で焼鈍
して2次再結晶により結晶粒を粗大化させ、次いで10
〜90%の冷間加工を施すことを特徴どしている。
本発明における無酸素銅線は、母線の外周に溶鋼を付着
、凝固させ、これに熱間圧延を連続的に施すことにより
外径8〜131nφの線材を製造する、いわゆるディッ
プフォーミング法(以下DFP法と称す。)により容易
に得ることができる。
、凝固させ、これに熱間圧延を連続的に施すことにより
外径8〜131nφの線材を製造する、いわゆるディッ
プフォーミング法(以下DFP法と称す。)により容易
に得ることができる。
ここで酸素含有量を20pp[1以下としたのは、Cu
2O粒子が前述の理由により音質を低下させること、お
よび2次再結晶粒の粗大化を阻害するためである。
2O粒子が前述の理由により音質を低下させること、お
よび2次再結晶粒の粗大化を阻害するためである。
またDFP法により得られた線材に99%以上の強加工
を冷間で施すことにより、400〜600℃の温度で十
分に2次再結晶を生ずるが、99%未満では2次再結晶
を生じ難いため冷間加工度と温度条件を上記の範囲に設
定する必要がある。
を冷間で施すことにより、400〜600℃の温度で十
分に2次再結晶を生ずるが、99%未満では2次再結晶
を生じ難いため冷間加工度と温度条件を上記の範囲に設
定する必要がある。
焼鈍後10〜90%の加工を行うのは、焼鈍のままでは
強度が低くかつ結晶粒が大きいため、その俊のより合せ
あるいは被覆の工程で線材にデンジ」ンが加わると、線
材が伸び表面が凹凸状になることを防止するためと、大
きい加工を加える程、結晶粒が長手方向に伸び、音質を
劣化させる結晶粒界の存在割合が減少するためである。
強度が低くかつ結晶粒が大きいため、その俊のより合せ
あるいは被覆の工程で線材にデンジ」ンが加わると、線
材が伸び表面が凹凸状になることを防止するためと、大
きい加工を加える程、結晶粒が長手方向に伸び、音質を
劣化させる結晶粒界の存在割合が減少するためである。
(発明の実施例)
以下本発明の一実施例について説明する。
ディップフォーミング法によって製造した酸素量10p
pm 、純度99.99%以上の外径9,5■φ銅線を
冷間伸線により0゜3211φまで加工後、400℃で
1H窒素ガス中で加熱した。この加熱で2次再結晶によ
る粗大化が起こり結晶粒径は0.3〜0.41111と
なった。この線材をさらに外径0.11IIlφに伸線
後、スピーカーコードとした。このコードを使用した場
合の音質は通常のディップフォーミング材のものより格
段にすぐれていた。
pm 、純度99.99%以上の外径9,5■φ銅線を
冷間伸線により0゜3211φまで加工後、400℃で
1H窒素ガス中で加熱した。この加熱で2次再結晶によ
る粗大化が起こり結晶粒径は0.3〜0.41111と
なった。この線材をさらに外径0.11IIlφに伸線
後、スピーカーコードとした。このコードを使用した場
合の音質は通常のディップフォーミング材のものより格
段にすぐれていた。
(考案の効果)
以上述べたように本発明の方法によれば不純物や結晶粒
界の低減された高品質の音響機器用@線を容易に製造す
ることができる。
界の低減された高品質の音響機器用@線を容易に製造す
ることができる。
Claims (1)
- ディップフォーミング法により得られた酸素含有量が2
0ppm以下の無酸素銅線に99.0%以上の冷間加工
を施した後、不活性なガス雰囲気中で400〜600℃
の温度で焼鈍して2次再結晶により結晶粒を粗大化させ
、次いで10〜90%の冷間加工を施すことを特徴とす
る音響機器用銅線の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4492786A JPS62202065A (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | 音響機器用銅線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4492786A JPS62202065A (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | 音響機器用銅線の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62202065A true JPS62202065A (ja) | 1987-09-05 |
Family
ID=12705105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4492786A Pending JPS62202065A (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | 音響機器用銅線の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62202065A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03134142A (ja) * | 1989-10-18 | 1991-06-07 | Dowa Mining Co Ltd | 粗大結晶粒からなる高純度銅線の製造法 |
EP1145779A3 (en) * | 2000-04-11 | 2002-07-17 | Mitsubishi Materials Corporation | Adhesion-resistant oxygen-free copper wire rod |
JP2006336047A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 銅線及びその製造方法 |
-
1986
- 1986-02-28 JP JP4492786A patent/JPS62202065A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03134142A (ja) * | 1989-10-18 | 1991-06-07 | Dowa Mining Co Ltd | 粗大結晶粒からなる高純度銅線の製造法 |
EP1145779A3 (en) * | 2000-04-11 | 2002-07-17 | Mitsubishi Materials Corporation | Adhesion-resistant oxygen-free copper wire rod |
US6682824B1 (en) | 2000-04-11 | 2004-01-27 | Mitsubishi Materials Corporation | Adhesion-resistant oxygen-free roughly drawn copper wire and method and apparatus for making the same |
JP2006336047A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 銅線及びその製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6058291B2 (ja) | 銅合金軟導体およびその製造法 | |
JPS62202065A (ja) | 音響機器用銅線の製造方法 | |
JPH02153051A (ja) | 巻線用導体 | |
JPS5813605B2 (ja) | 磁気的珪素鋼の製造方法 | |
JPH0790430A (ja) | 極細線用銅線,及びその製造方法 | |
JPS60125357A (ja) | 電子機器用導体の製造方法 | |
JP4815878B2 (ja) | 銅線及びその製造方法 | |
JPH0125822B2 (ja) | ||
JPH0727729B2 (ja) | 音響・画像機器用導体の製造方法 | |
JP3718036B2 (ja) | 極細銅線及びその製造方法 | |
JP2623143B2 (ja) | 粗大結晶粒からなる高純度銅線の製造法 | |
JPS60125359A (ja) | 画像表示機器、音響機器用導体の製造法 | |
JPS61163504A (ja) | 画像表示機器、音響機器用導体 | |
JPH06287727A (ja) | 高強度高導電率銅合金の製造方法 | |
JP2002302727A (ja) | 導電用耐熱アルミニウム合金線及びその製造方法 | |
JPS5910522B2 (ja) | 銅被覆アルミニウム線 | |
JP2760208B2 (ja) | 高い磁束密度を有する珪素鋼板の製造方法 | |
JP3871894B2 (ja) | 延性に優れた高強度低熱膨張合金の製造方法 | |
JPH0747809B2 (ja) | 粗大結晶粒からなる高純度銅線の製造法 | |
JPS6362106A (ja) | 音響機器用アルミ線の製造方法 | |
JPH0524601B2 (ja) | ||
JP2000169918A (ja) | 極細線及びその製造方法 | |
JP3749341B2 (ja) | 銅線の製造方法 | |
JPS5983752A (ja) | 耐熱アルミニウム合金導体の製造方法 | |
JPS6311656A (ja) | 信号伝達用金属材料 |