JPS62202065A - 音響機器用銅線の製造方法 - Google Patents

音響機器用銅線の製造方法

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Publication number
JPS62202065A
JPS62202065A JP4492786A JP4492786A JPS62202065A JP S62202065 A JPS62202065 A JP S62202065A JP 4492786 A JP4492786 A JP 4492786A JP 4492786 A JP4492786 A JP 4492786A JP S62202065 A JPS62202065 A JP S62202065A
Authority
JP
Japan
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copper wire
wire
oxygen
dfp
cold working
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Pending
Application number
JP4492786A
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English (en)
Inventor
Takejiro Kurita
栗田 武寿郎
Kazuyoshi Yamazaki
山崎 一芳
Akira Imai
章 今井
Hidemoto Suzuki
鈴木 英元
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は音響機器用銅線の製造方法に係り、特に不純物
や結晶粒界を低減させることにより音質を改善した銅線
の製造方法に関する。
(発明の技術的背景) 近年、音響機器用銅線として無IS!素銅を使用し、結
晶粒を巨大化させて導体としたものが使用されている。
この導体は、電気信号を減衰させる整流作用と信号に対
する一種の抵抗である容量リアクタンスとして作用する
不純物(亜酸化銅等)の吊や結晶粒界の数を通常のタフ
ピッチ銅に比較して低減させることにより音質の改善を
図ったものであり、このような導体を用いた銅線として
、酸素含有量が5opp11以下の無酸素銅線を700
℃以上で加熱して結晶粒を巨大化させたものが知られて
いる(待間昭59−167904号公報)。
〈背景技術の問題点〉 しかしながら、上記の熱処理温度は通常の銅の焼鈍温度
に比較して相当高いため、ボビン巻きした状態で熱処理
を施すと線相互の粘肴を生じ、その後の製造工程に支障
を生ずる難点を有する。
(発明の目的) 本発明は上記の難点を解消するためになされたもので、
高品質の音FIIR器用銅線を容易に製造することので
きる方法を提供することを目的とする。
(発明の概要) 本発明の音響機器用銅線の製造方法は、ディップフォー
ミング法により得られた酸素含有量が20pp+i以下
の無酸素銅線に99.0%以上の冷間加工を施した後、
不活性なガス雰囲気中で400〜600℃の温度で焼鈍
して2次再結晶により結晶粒を粗大化させ、次いで10
〜90%の冷間加工を施すことを特徴どしている。
本発明における無酸素銅線は、母線の外周に溶鋼を付着
、凝固させ、これに熱間圧延を連続的に施すことにより
外径8〜131nφの線材を製造する、いわゆるディッ
プフォーミング法(以下DFP法と称す。)により容易
に得ることができる。
ここで酸素含有量を20pp[1以下としたのは、Cu
2O粒子が前述の理由により音質を低下させること、お
よび2次再結晶粒の粗大化を阻害するためである。
またDFP法により得られた線材に99%以上の強加工
を冷間で施すことにより、400〜600℃の温度で十
分に2次再結晶を生ずるが、99%未満では2次再結晶
を生じ難いため冷間加工度と温度条件を上記の範囲に設
定する必要がある。
焼鈍後10〜90%の加工を行うのは、焼鈍のままでは
強度が低くかつ結晶粒が大きいため、その俊のより合せ
あるいは被覆の工程で線材にデンジ」ンが加わると、線
材が伸び表面が凹凸状になることを防止するためと、大
きい加工を加える程、結晶粒が長手方向に伸び、音質を
劣化させる結晶粒界の存在割合が減少するためである。
(発明の実施例) 以下本発明の一実施例について説明する。
ディップフォーミング法によって製造した酸素量10p
pm 、純度99.99%以上の外径9,5■φ銅線を
冷間伸線により0゜3211φまで加工後、400℃で
1H窒素ガス中で加熱した。この加熱で2次再結晶によ
る粗大化が起こり結晶粒径は0.3〜0.41111と
なった。この線材をさらに外径0.11IIlφに伸線
後、スピーカーコードとした。このコードを使用した場
合の音質は通常のディップフォーミング材のものより格
段にすぐれていた。
(考案の効果) 以上述べたように本発明の方法によれば不純物や結晶粒
界の低減された高品質の音響機器用@線を容易に製造す
ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ディップフォーミング法により得られた酸素含有量が2
    0ppm以下の無酸素銅線に99.0%以上の冷間加工
    を施した後、不活性なガス雰囲気中で400〜600℃
    の温度で焼鈍して2次再結晶により結晶粒を粗大化させ
    、次いで10〜90%の冷間加工を施すことを特徴とす
    る音響機器用銅線の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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