JPS6360266B2 - - Google Patents

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JPS6360266B2
JPS6360266B2 JP58039129A JP3912983A JPS6360266B2 JP S6360266 B2 JPS6360266 B2 JP S6360266B2 JP 58039129 A JP58039129 A JP 58039129A JP 3912983 A JP3912983 A JP 3912983A JP S6360266 B2 JPS6360266 B2 JP S6360266B2
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JP
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valve
pressure
hydraulic
throttle
throttle opening
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JP58039129A
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JPS59166750A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は油圧源の吐出圧を調圧弁で調圧して得
られるライン圧をシフト弁を介して入力する油圧
係合要素を備えた油圧作動式変速機の制御装置に
関する。
従来この種装置として、変速シヨツクの発生を
防止すべく、油圧係合要素とシフト弁との間の油
路にオリフイスを介在させると共に、該油路の該
オリフイスの下流側の部分にアキユムレータを接
続して、シフト弁の切換時の油圧係合要素の急激
な圧変化を緩衝させるようにし、更に該アキユム
レータの背圧をエンジンのスロツトル開度の増加
に応じて上昇させて、該アキユムレータをスロツ
トル開度の増加により高圧側での緩衝作用が与え
られるように変調するものは知られる。
これによれば、油圧係合要素の係合に必要な油
圧が伝達トルクとの関係でスロツトル開度に応じ
て変化しても、緩衝作用を生ずる油圧もスロツト
ル開度に応じて変化するから、油圧係合要素は常
に緩衝作用領域で係合されることになるが、スロ
ツトル開度の低開度領域では、緩衝作用を生ずる
油圧が低くなつてオリフイスに入力されるライン
圧との差圧が増すため、オリフイスを介してアキ
ユムレータに流入する流量が増して緩衝時間が短
かくなり、アキユムレータによる緩衝効果が充分
に得られなくなる不都合を伴う。
かかる不都合を解消すべく、アキユムレータの
容量を増すことも考えられるが、これによればス
ロツトル開度の高開度領域における緩衝時間が長
くなりすぎてエンジンの吹上り等を生じ易くなる
不都合を伴う。
本発明は、かかる不都合を解消すべく、スロツ
トル開度の低開度領域においてオリフイスへの入
力圧を減圧することにより差圧を減少し、アキユ
ムレータの容量を増すことなく低開度領域での緩
衝時間を確保し得るようにした装置を提供するこ
とをその目的とするもので、油圧源に連なる調圧
弁と、油圧係合要素とを接続する油路にシフト弁
を設け該シフト弁にエンジンのスロツトル開度に
応じた油圧を発生するスロツトル弁と車速に応じ
た油圧を発生するガバナ弁とを接続すると共に該
シフト弁と前記油圧係合要素との間の油路にオリ
フイスを介在させ、該オリフイスの下流部分にア
キユムレータを接続し、該アキユムレータの背面
に前記スロツトル弁を接続して該アキユムレータ
の背圧をエンジンのスロツトル開度の増加に応じ
て上昇させるようにしたものにおいて、前記調圧
弁と前記オリフイスとの間の油路に減圧弁を設け
該減圧弁に前記スロツトル弁を接続させて該減圧
弁をエンジンのスロツトル開度に応動させてその
低開度領域で作動させると共に、前記スロツトル
弁と前記ガバナ弁への入力圧油を前記減圧弁と前
記調圧弁との間の油路から導くようにしたことを
特徴とする。
次いで本発明を図示の実施例に付説明する。第
1図を参照して、1はエンジン、2は車両の駆動
輪を示し、エンジン1からの出力を該エンジン1
に流体トルクコンバータ3を介して連結される油
圧作動式の変速機4を介して該駆動輪2に伝達す
るようにした。
該変速機4は、前進3段後進1段の変速を行う
もので、流体トルクコンバータ3に連る入力軸4
aと、駆動輪2に連結される出力軸4bとの間
に、前進用の1速乃至3速の伝動系G1,G2,
G3と、後進伝動系GRとを備え、前進用の各伝
動系G1,G2,G3に油圧係合要素たる1速乃
至3速の各油圧クラツチC1,C2,C3を介入
させて、該各油圧クラツチC1,C2,C3の係
合で該各伝動系G1,G2,G3が選択的に確立
されるようにし、又後進伝動系GRは、2速伝動
系G2と2速油圧クラツチC2を共用するものと
し、両伝動系G2,GRを選択するセレクタギア
5の図面で右方の後進側への切換作動により確立
されるようにした。図面で6は1速伝動系G1に
介入したワンウエイクラツチで、出力軸4b側の
オーバー回転を許容すべく作動する。
前記各油圧クラツチC1,C2,C3は例えば
第2図に示す油圧回路によりその給排油を制御さ
れるもので、これを詳述するに、該油圧回路は、
油圧源7と、該油圧源7の吐出圧を調圧する調圧
弁8と、パーキング用の「P」、後進用の「R」、
ニユートラル用の「N」、自動変速用の「D」、2
速保持用の「2」の5位置に切換自在のマニアル
弁9と、車速とスロツトル開度とに応じて切換作
動されるシフト弁10と前記したセレクタギア5
を連結する前後進切換用のサーボ弁11とを備
え、マニアル弁9の「D」位置では、調圧弁8か
らのライン圧を入力する第1油路L1がシフト弁
10に連る第2油路L2に接続され、該シフト弁
10を介して2速と3速の各油圧クラツチC2,
C3への給油が行なわれるようにし、1速油圧ク
ラツチC1へは第2油路L2から分岐した第3油
路L3を介して常時給油されるようにした。ここ
で該シフト弁10は、中間の第4油路L4を介し
て互に接続した上流側の1速―2速変速用の第1
弁10―1と、下流側の2速―3速変速用の第2
弁10―2とから成り、該各弁10―1,10―
2の一端即ち右端にガバナ弁12からの車速に応
じたガバナ圧と、左端に第1スロツトル弁13―
1からのエンジン1のスロツトル開度に応じたス
ロツトル圧とを各作用させ、車速の増加によれば
ガバナ圧により先ず第1弁10―1が右側の1速
位置から左側の2速位置に移動して、第2油路L
2が第4油路L4を介して第2弁10―2の流出
側の第5油路L5に接続され、マニアル弁9の
「D」位置で該第5油路L5に接続される第6油
路L6を介して2速油圧クラツチC2にライン圧
が入力され、1速から2速にシフトアツプされ、
更に車速が増加すると、第2弁10―2が右側の
2速位置から左側の3速位置に移動して、第4油
路L4が第5油路L5から3速油圧クラツチC3
に連る第7油路L7に切換接続され、該第5油路
L5が第1排油路LD1に接続されて、2速油圧
クラツチC2からの排油と3速油圧クラツチC3
への給油即ちライン圧の入力とが行われ、2速か
ら3速にシフトアツプされるようにした。
又、減速によれば第2弁10―2が右側の2速
位置に復帰して、第4油路L4が上記の如く第5
油路L5と、第7油路L7が第2排油路LD2と
に切換接続され、3速油圧クラツチC3からの排
油と2速油圧クラツチC2への給油とが行われ、
3速から2速にシフトダウンされる。
更に減速されれば、第1弁10―1が右側の1
速位置に復帰して第4油路L4が第3排油路LD
3に接続され、2速油圧クラツチの排油が行なわ
れ、2速から1速へシフトダウンされる。
ここで変速シヨツクが特に問題となるのは、シ
フト弁10を介してライン圧を入力する2速と3
速の油圧クラツチC2,C3による2速←→3速の
変速であり、変速シヨツクを軽減すべくシフト弁
10と2速油圧クラツチC2との間の第5油路L
5と、シフト弁10と3速油圧クラツチC3との
間の第7油路L7とに夫々オリフイス14,15
を介在させると共に、該各油路L5,L7の該各
オリフイス14,15の下流側の部分に夫々2速
用と3速用のアキユムレータ16,17を接続
し、更に該各アキユムレータ16,17に第2ス
ロツトル開度13―2からのスロツトル開度に応
じたスロツトル圧を背圧として作用させ、かくて
背圧をスロツトル開度の増加に応じて上昇させ、
該各アキユムレータ16,17による圧変化の緩
衝作用がスロツトル開度に応じ異つた領域で行わ
れるようにした。
尚、2速用アキユムレータ16は第5油路L5
にマニアル弁9を介してその「D」位置で接続さ
れるものとした。
図面で18,19は2速と3速の各油圧クラツ
チC2,C3からの排油を迅速に行うべく前記各
オリフイス14,15に並列に設けた一方向弁を
示す。
ここで本発明によれば、前記調圧弁8からのラ
イン圧を減圧して該各オリフイス14,15に入
力すべく作動する減圧弁20を例えばシフト弁1
0上流側の第2油路L2に介在させて設け、該減
圧弁20をスロツトル開度に応動させてその低開
度領域で作動させるようにするもので、これを更
に詳述するに、該減圧弁20は、その一端即ち図
面で右端に作用させる押圧力に応じた油圧を出力
する調圧型の弁で構成され、この押圧力としてば
ね20aと第2スロツトル弁13―2からのスロ
ツトル圧とを作用させ、スロツトル開度の低開度
領域ではスロツトル圧の低下でこの押圧力がライ
ン圧による該弁20の右方への押圧力を下回り、
該弁20が右動してドレンポート20bが開か
れ、該弁20の出力圧が低開度領域において第3
図示の如くライン圧以下に減圧されるようにし
た。
次いで上記の如く構成した本発明装置の作動を
2速→3速の変速を例にして説明する。
この変速に際しては、シフト弁10から第7油
路L7を介して3速油圧クラツチC3にライン圧
が入力されるが、該第7油路L7に接続するアキ
ユムレータ17の緩衝作用で該クラツチC3の急
激な圧上昇が緩衝され、而も該アキユムレータ1
7の背圧がスロツトル開度に応じて変化すること
から、その緩衝作用を生ずる圧領域もスロツトル
開度に応じて変化し、クラツチ係合圧が高くなる
スロツトル開度の高開度領域では第4図a線で示
す如く高圧側での緩衝作用が与えられて、この緩
衝作用領域で該クラツチC3は円滑に係合され
る。
又、クラツチ係合圧が低くなるスロツトル開度
の低開度領域では低圧側での緩衝作用が与えられ
るが、この場合オリフイス15にライン圧が直接
入力されると、緩衝作用時に発生するオリフイス
15での差圧が大きくなり、オリフイス15を介
してアキユムレータ17に流入する流量が増して
緩衝時間が第4図にc線で示す如く短くなるが、
本発明によれば減圧弁20の作動でライン圧が減
圧されてオリフイス15に入力されるから、オリ
フイス15での差圧が減少してアキユムレータ1
7に流入する流量も減少し、従つて緩衝時間は第
4図にb線で示す如く高開度領域と同程度に延長
され、低開度領域においても該クラツチC3の円
滑な係合が与えられる。
尚、調圧弁8をスロツトル開度に応動させて、
ライン圧をスロツトル開度に応じて変化させるよ
うにすることも考えられるが、これによればガバ
ナ弁12等の信号発生手段への入力圧がスロツト
ル開度に応じて変化することになり好ましくな
い。
このように本発明によるときは調圧弁と油圧係
合要素とを接続する油路にシフト弁を設け該シフ
ト弁と油圧係合要素との間の油路にオリフイスを
介在させ、該オリフイスの下流側の部分にアキユ
ムレータを接続するものにおいて調圧弁とオリフ
イスとの間の油路に減圧弁を設け、該減圧弁にエ
ンジンのスロツトル開度に応じて油圧を発生する
スロツトル弁を接続させて該減圧弁をエンジンの
スロツトル開度に応動させてその低開度領域で作
動させるようにしたので、スロツトル開度の低開
度領域ではライン圧を減圧してオリフイスに入力
するのでオリフイスでの差圧が減少されてその下
流側のアキユムレータに流入する流量を減少され
緩衝時間が長くなつて低開度領域における油圧係
合要素の円滑な係合が与えられアキユムレータに
よる緩衝効果が充分に得られると共に信号発生手
段としてのガバナ弁等への入力圧がスロツトル開
度に応じて変化することを防止できる等の効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置を適用する変速機の1例の
線図、第2図は本発明装置の1例の回路図、第3
図は減圧弁の特性を示す線図、第4図は本発明装
置による油圧係合要素の昇圧特性を示す線図であ
る。 4……変速機、C1,C2,C3……油圧係合
要素、7……油圧源、8……調圧弁、10……シ
フト弁、L5,L7……油路、14,15……オ
リフイス、16,17……アキユムレータ、20
……減圧弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 油圧源に連なる調圧弁と、油圧係合要素とを
    接続する油路にシフト弁を設け該シフト弁にエン
    ジンのスロツトル開度に応じた油圧を発生するス
    ロツトル弁と車速に応じた油圧を発生するガバナ
    弁とを接続すると共に該シフト弁と前記油圧係合
    要素との間の油路にオリフイスを介在させ、該オ
    リフイスの下流部分にアキユムレータを接続し、
    該アキユムレータの背面に前記スロツトル弁を接
    続して該アキユムレータの背圧をエンジンのスロ
    ツトル開度の増加に応じて上昇させるようにした
    ものにおいて、前記調圧弁と前記オリフイスとの
    間の油路に減圧弁を設け該減圧弁に前記スロツト
    ル弁を接続させて該減圧弁をエンジンのスロツト
    ル開度に応動させてその低開度領域で作動させる
    と共に、前記スロツトル弁と前記ガバナ弁への入
    力圧油を前記減圧弁と前記調圧弁との間の油路か
    ら導くようにしたことを特徴とする車両用油圧作
    動式変速機の制御装置。
JP3912983A 1983-03-11 1983-03-11 車両用油圧作動式変速機の制御装置 Granted JPS59166750A (ja)

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JPS59166750A JPS59166750A (ja) 1984-09-20
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61116158A (ja) * 1984-11-09 1986-06-03 Honda Motor Co Ltd 車両用油圧作動式変速機の制御装置
JP2655260B2 (ja) * 1987-01-20 1997-09-17 本田技研工業株式会社 車両用油圧作動式変速機の制御装置
JP2593304B2 (ja) * 1987-01-29 1997-03-26 本田技研工業株式会社 車両用変速機の制御方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5524222A (en) * 1978-08-07 1980-02-21 Nissan Motor Co Ltd Shock reducing apparatus for automatic transmission

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