JPS6359673A - 画像処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は画像入出力装置とホストコンピュータとを接続
するインタフェース装置に係り、特に高解像の画像デー
タを人出力する画像入出力装置とのインタフェース装置
に関するものである。

［従来の技術］ −Ｍに画像は、文字、線画等の２値画像と、写真等の中
間調を持つ多値画像とに分けられる。これらの画像のう
ち、２値画像は高い解像力を求められるのに対して、多
値画像は階調表現が重視され、２値画像はどの解像度は
要求されないのが一般的である。

しかし、このような画像を取り扱うシステムで解像度、
階調性を共に満たそうとすると画像情報の量が膨大なも
のとなるため、従来は、２値画像を対象とした解像度重
視のシステムと、階調画像を対象とした階調性重視のシ
ステムとに分かれており、両方の画像を効率的に処理で
きるシステムはなかった。しかしながら実際には、文字
、写真の混在画像のように、２値画像と多値画像を処理
できる装置に対する要求は非常に大きいものがある。

［発明が解決しようとする問題点］ 本発明は上述従来例に鑑みなされたもので、２値および
多値画像を同時に効率よく扱うことができるとともに、
画像データ量を少なくし、かつ高品位の画像処理を可能
にしたインタフェース装置を提供することを目的とする
。

［問題点を解決するための手段］ 上記目的を達成するために本発明のインタフェース装置
は以下の様な構成から成る。即ち、ホストコンピュータ
と画像入出力装置に介在するインタフェース装置であっ
て、画像入力装置よりの多値画像情報を２値画像情報に
変換して記憶し、かつ２値画像情報を多値画像情報に変
換可能な多値変換手段と、該多値変換手段と並行して動
作し多値画像情報の解像度を変換する解像度変換手段と
、多値あるいは２値画像領域を指示する指示入力に対応
して領域情報を記憶する領域記憶手段と、前記領域情報
に応動して前記解像度変換手段よりの多値画像情報と前
記多値変換手段よりの多値画像情報とを切り換えて画像
出力装置に出力する出力手段とを備える。

［作用］ 以上の構成において、画像データの入力時は、画像入力
装置よりの多値画像情報を２値画像情報に変換して記憶
すると同時に、解像度変換手段により画像入力装置より
の多値画像情報の解像度を変換して記憶する。画像デー
タのうち２値画像領域と多値画像領域とが指示されると
領域記憶手段に領域情報を記憶する。画像データの出力
時は、記憶されている２値画像情報を多値画像情報に変
換するとともに、記憶されている多値画像情報を伸長し
、領域情報に応動して２値画像領域は２値画像情報を多
値に変換した画像データを、多値画像領域では伸長した
多値画像データを出力するように動作する。

［実施例］ 以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明
する。

［画像処理システムの説明　（第１図）］第１図は本発
明の一実施例のインタフェース回路を用いた画像処理シ
ステムの構成図である。

図中、１はホストコンピュータであるＣＰＵで、制御プ
ログラムを格納するとともにワークエリアとして使用さ
れるメインメモリ等を備えている。２はフレームバッフ
ァで、少なくとも１画面分の画像データを格納する。３
はフレームバッファ２の画像データの表示や、キーボー
ド４やポインティングデバイス５よりの指示入力等の表
示を行うＣＲＴ、４は各種コマンドや制御情報の入力を
行うキーボードである。５はポインティングデバイス（
ＰＤ）で、後述するようにＣＲＴ３上に表示された画像
上で領域指示等を行う。６はディスク装置で、後述する
イメージスキャナ７等よりの入力された画像データ等の
保存を行う、、７はＣＰＵＩと各種バッファ等を接続す
るシステムバスで、ＣＰＵＩはシステムバス７を介して
各バッファにアクセス可能な構成になっている。以上が
ホストコンピュータ側のシステム構成である。

８は画像情報を光電変換により読取り、多値画像データ
として入力するイメージスキャナ、９は多値データによ
り印刷を行うプリンタである。

１０は本実施例のインタフェース回路で、コントローラ
１１によって制御される。イメージスキャナ８よりの多
値画像データは、ビデオバス１２を介して多値２値変換
回路１３と解像度変換回路１４に同時に入力される。多
値２値変換回路１３では、入力多値データをしきい値処
理によって２値化し、２値バツフア１５に格納する。一
方、解像度変換回路１４は、入力多値データを間引き等
により低解像に変換して多値バッファ１６に格納する。

プリンタ９への画像データの出力時には、２値バツフア
１５の２値データは多値２値変換回路１３によってｍ　
ｉ　ｎ　／　ｍ　ａ　ｘ濃度変換され、多値化さねて出
力される。また多値バッファ１６の多値データは、解像
度変換回路１４によって補間等が実施され、低解像デー
タが多値２値変換回路１３よりの多値データのドツト密
度に対応して伸長される。１７は２値バツフア１５、多
値バッファ１６および領域制御バッファ１８へのリード
／ライトを指示するアドレスカウンタである。１９は画
像データの出力時、領域制御バッファ１８よりの領域情
報２０に従って、多値２値変換回路１３と解像度変換回
路１４よりの画像データを切り換えて出力する切換回路
である。

領域制御バッファ１８は後述するように、ＣＲＴ３に表
示された画像上で、ポインティングデバイス５により２
値あるいは多値画像領域が指示されると、それに対応し
て領域制御バッファ１８のデータを例えば２値領域は１
”と多値領域は“０”というように記憶する。そして画
像データの出力時、２値及び多値バッファ１５．１６の
読出しに同期して“１”あるいは“Ｏ”の領域情報２０
を出力する。

［画像編集例の説明　（第２図、第３図）コ第２図（Ａ
）はイメージスキャナ８より入力した画像データを示し
、２００は写真部分、２０１は文字部分を示している。

第２図（Ｂ）は写真部分２００を［１したプリント出力
用の画像データを示す。

以下、第３図に従って画像入力時、及び画像出力時の各
バッファの様子や、画像移動時の動作の説明を行う。

まずイメージスキャナ８より多値画像データが入力され
ると、多値２値変換回路１３によって２値化された２値
画像データが２値バツフア１５に格納される。それと同
時に解像度変換回路１４によって低解像化された多値画
像が、多値バッファ１６に格納される。これを示したの
が第３図の（ａ）である。ここで３０は写真部分、３１
は文字部分である。

次に第３図（ｂ）でＣＰＵＩは多値バッファ１６の多値
データをシステムバス７を介して読込み、フレームバッ
ファ２に格納してＣＲＴａ上にモニタする。ここでオペ
レータはＣＲＴ３を見ながら、ＰＤ５によって写真部分
３０を指示する。

これにより領域制御バッファ１８内の、写真領域３０に
対応する領域３２のビットが反転され、領域情報が記憶
される。（第３図の（Ｃ））。

次に第３図の（ｄ）でオペレータがＣＲＴＢ上で、写真
部分３０の８動をＰＤ５によって指示すると、−フレー
ムバッファ２において写真４ｉｊ［３０が図の如く８動
され、ＣＲＴＢ上の写真部分の表示もそれに対応して８
動する。以上の編集作業が終了すると、オペレータの編
集終了指示によって２値バツフア１５、多値バッファ１
６、領域制御バッファ１８上で同様にして写真領域３０
が穆動される（第３図（ｅ））。

最後にキーボード４等よりのプリント指示によって、３
つのバッファ１５〜１８から同期してそれぞれの画像デ
ータや領域情報２０が読み出される。２値バツフア１５
の２値画像データは多値２値変換回路１３によって多値
画像データに変換され、多値バッファ１６上の低解像の
多値データは解像度変換回路１４によって、２値画像デ
ータ側の解像度（ドツト密度）に適合するように伸長さ
れる。これら２つの画像データは、切換回路１９によっ
て領域制御バッファ１８から読み出された領域情報２０
に従って一方の出力が選択され、プリンタ９へ出力され
る。その結果、文字部は高解像な２値で、写真部は低解
像で階調性のある多値データで表現された画像を得るこ
とができる。

また、この画像データをディスク装置６に保存する場合
には、領域情報２０に従って切り出した２値／多値画像
データのそれぞれを、各々に適合したデータ圧縮を行っ
た後格納することにより、大幅にデータ圧縮が可能とな
る。

尚、本実施例では画像編集の場合について説明したが、
これにかぎらず広い範囲ついて応用できるものである。

以上説明したように本実施例によれば、独立した２値あ
るいは多値バッファに、同一の高解像多値データをもと
に作成した高解像２値画像と低解像多値画像を同時に人
出力できるとともに、各バッファをホストコンピュータ
側のシステムパスからランダムアクセス可能とすること
によって、ホストコピユータは各バッファを自由に使っ
て少ないデータ量で高品位の画像を扱えるという効果が
ある。

［発明の効果］ 以上述べた如く本発明によれば、２値および多値画像を
同時に効率良く取扱うことができるとともに、少ない画
像データ量で高品位の画像処理ができるという効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本実施例のインタフェース回路を用いた画像処
理システムの構成図、 第２図（Ａ）はイメージスキャナより入力した画像デー
タの１例を示す図、 第２図（Ｂ）は第２図（Ａ）の画像データの写真部分を
移動したプリント出力用の画像データの１例を示す図、 第３図は画像編集の手順及び編集に伴なう各バッファの
状態を示す遷穆図である。 図中、１・・・ＣＰＵ、２・・・フレームバッファ、３
・・・ＣＲＴ、４・・・キーボード、５・・・ポインテ
ィングデバイス（ＰＤ）、６・・・ディスク装置、７・
・・システムバス、８・・・イメージスキャナ、９・・
・プリンタ、１０・・・インタフェース回路、１１・・
・コントローラ、１２・・・ビデオバス、１３・・・多
値２値変換回路、１４・・・解像度変換回路、１５・・
・２値バツフア、１６・・・多値バッファ、１７・・・
アドレスカウンタ、１８・・・領域制御バッファ、１９
・・・切換回路、２０・・・領域情報、３０．２００写
真部分、３１゜２０１・・・文字部分である。 第２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ホストコンピュータと画像入出力装置に介在する
   インタフェース装置であつて、画像入力装置よりの多値
   画像情報を２値画像情報に変換して記憶し、かつ２値画
   像情報を多値画像情報に変換可能な多値変換手段と、該
   多値変換手段と並行して動作し多値画像情報の解像度を
   変換する解像度変換手段と、多値あるいは２値画像領域
   を指示する指示入力に対応して領域情報を記憶する領域
   記憶手段と、前記領域情報に応動して前記解像度変換手
   段よりの多値画像情報と前記多値変換手段よりの多値画
   像情報とを切り換えて画像出力装置に出力する出力手段
   とを備えたことを特徴とするインタフェース装置。
2. （２）解像度変換手段は画像入力装置よりの多値画像情
   報を低解像度の多値画像情報に変換して記憶し、画像出
   力装置に出力するときは前記多値画像情報を伸長して出
   力するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項に記載のインタフェース装置。