JPH06309218A - データ・バッファ制御方式 - Google Patents

データ・バッファ制御方式

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JPH06309218A
JPH06309218A JP11762293A JP11762293A JPH06309218A JP H06309218 A JPH06309218 A JP H06309218A JP 11762293 A JP11762293 A JP 11762293A JP 11762293 A JP11762293 A JP 11762293A JP H06309218 A JPH06309218 A JP H06309218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
task processing
processing
processing circuit
processing circuits
Prior art date
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Pending
Application number
JP11762293A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sakamoto
裕志 坂本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP11762293A priority Critical patent/JPH06309218A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 共有メモリを使って複数のタスクを実行する
場合の高速処理を可能にするデータ・バッファ制御方式
を提供する。 【構成】 データ処理に関する複数のタスクを並列して
実行するためのデータ・バッファ制御方式において、異
なるデータ処理を行なう複数のタスク処理回路3、4、
5と複数のバッファ・メモリ11、12、13との間に、この
バッファ・メモリの各々に対して複数のタスク処理回路
の全てを、それぞれスイッチ21〜29を介して、結合する
複数のタスク・バス71〜73を設け、タスク処理回路3〜
5の各々が同時刻に異なるバッファ・メモリに接続し、
タスク処理回路の全ての処理が終了する毎に、このタス
ク処理回路の接続するバッファ・メモリを順次変更する
ように各スイッチ21〜29の切換えを制御する。各タスク
処理回路は、各時刻において、1対1で個々のバッファ
・メモリと接続し、並列して処理を実行することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子ファイリング・シ
ステムやパーソナル・コンピュータ等のデータ処理に用
いるデータ・バッファ制御方式に関し、特に、データ処
理の高速化を実現するものである。
【0002】
【従来の技術】電子ファイリング・システム等のデータ
処理装置では、写真やテキスト等の原稿を画像入力装置
によって読み取り、読み取った画像データを間引き処理
回路で間引いてCRT等の表示装置に表示し、同時に、
読取った画像データを圧縮処理によりデータ量を減らし
てハードディスク装置や光磁気ディスク装置等の外部記
憶装置に送り、そこで圧縮データを記録させている。
【0003】この電子ファイリング・システムでは、フ
ァイリングという性格上、如何に少ない時間で多大な数
の原稿を処理できるかがポイントになる。通常、高速タ
イプの電子ファイリング・システムでは、A4原稿で4
0枚/分以上の処理能力が要求される。
【0004】この電子ファイリング・システムでは、図
4に示すように、画像入力装置で読み取られたデータ
が、読取り処理回路3から共通バス7を経由して、ファ
イリング装置の任意のイメージ・メモリ・ブロック11、
12、13に転送される。
【0005】読み込まれたデータは、通常、200DP
I(Dot Per Inch)から400DPI程度の解像度を有
している。例えば、A4サイズの原稿を400DPIの
画像入力装置で読み取った場合のデータ量は約2MB
(メガバイト)である。一方、CRT等の表示装置の解
像度は、75DPIから150DPI程度であり、画像
入力装置に比較すると遥かに劣っている。そのため画像
入力装置で読取った画像データをそのまま使用すると、
原稿の一部しか表示できないことになる。そのため、間
引き処理回路4により、通常、単純間引きという手段を
用いて表示用の表示データを作成する。
【0006】また、A4原稿1枚当たり約2MBのデー
タ量を有する画像データを、例えば100MBのハード
ディスク装置に記憶すると、約50枚程度の原稿分を記
憶するだけでオーバーフローしてしまう。先に間引きし
たデータ(例えば、2分の1に間引きした場合、データ
量は4分の1になる)を用いると4倍記憶できるが、間
引きされたデータは元の画像データと比べて4分の1の
情報量に減っているため、記憶した後、再度読み出して
プリンター等に出力したときには、元の原稿に比べて画
質が極端に劣化することになり、原画に対して忠実な再
現ができず電子ファイリング・システムとしての機能が
危ぶまれる。
【0007】このため画像データの圧縮に関しては、フ
ァックスなどで用いられているCCITT勧告のMH、
MR、M2Rなどの技術が適用される。これらの技術
は、水平方向、或いは水平・垂直方向のデータと参照用
のコードを基準に圧縮する。
【0008】圧縮されたデータは、間引きデータとは異
なり、圧縮に対する伸長を行なわないと元の画像を見る
ことはできない。この圧縮伸長処理は、圧伸処理回路5
で行なわれる。
【0009】これら3つの処理は、全て共通バス7を介
して行なわれるため、図5に示すように、一つの処理が
終了すると、次の処理に移行する、というシリアル処理
になる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の電
子ファイリング・システムでは、表示装置に対して専用
の間引きデータを供給し、外部記憶装置には、間引きデ
ータとは異なる圧縮データを供給する必要があるため、
読み込んだ読取りデータを2つの異なるフォーマットに
展開しなければならない。
【0011】これらの処理を実行するためには、読取り
データの保存されたイメージ・メモリに1つ以上のCP
Uがアクセスすることになるが、同時に複数のアクセス
はできないため、優先順位を決めてシリアル処理を行な
ったり、または、時分割でバスの使用を制御する疑似並
列処理を行なっているが、いずれにしても処理時間が多
く掛かるという欠点を有している。
【0012】また、電子ファイリング・システムでは、
読み取り速度の一層の高速化が求められているが、こう
した要求に応えていくためには、読取り処理、間引き処
理および圧縮処理の一層の効率的な並列処理が必要にな
ってくる。
【0013】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
ると共に新たな要求に応えるものであり、共有メモリを
使って複数のタスクを実行する場合の高速処理を可能に
するデータ・バッファ制御方式を提供することを目的と
している。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、デ
ータ処理に関する複数のタスクを並列して実行するため
のデータ・バッファ制御方式において、異なるデータ処
理を行なう複数のタスク処理回路と複数のバッファ・メ
モリとの間に、このバッファ・メモリの各々に対して複
数のタスク処理回路の全てを、それぞれスイッチを介し
て結合する複数のタスク・バスを設け、タスク処理回路
の各々が同時刻に異なるバッファ・メモリに接続し、タ
スク処理回路の全ての処理が終了する毎に、このタスク
処理回路の接続するバッファ・メモリを順次変更するよ
うに各スイッチの切換えを制御している。
【0015】
【作用】そのため、各タスク処理回路は、各時刻におい
て、1対1で個々のバッファ・メモリと接続し、並列し
て処理を実行することができる。
【0016】
【実施例】本発明のデータ・バッファ制御方式を適用し
た電子ファイリング・システムの回路ブロックを図1に
示している。
【0017】この回路では、主記憶素子のメモリ・ブロ
ック11、12、13と、読取り処理回路3、間引き処理回路
4および圧伸処理回路5との間を接続する各バス71、7
2、73の途中に、3個のスイッチ(21、24、27または2
2、25、28または23、26、29)の組合せとして表わされ
る双方向のスリー・ステート・バッファを配置し、ま
た、各処理回路3、4、5の実行中を示すビジー信号
J、K、Lに応じて各スイッチ21〜29のオン/オフを制
御する信号A〜Iを出力するスイッチ制御部6を置いて
いる。
【0018】メモリ・ブロック11、12、13は、通常、連
続したメモリを分割して構成され、種々のデータ処理を
行なう上で最大のメモリを必要とする処理に合わせてブ
ロックのメモリ容量を設定している。
【0019】この電子ファイリング・システムでは、先
ず、イメージ・スキャナ等の画像入力装置により画像や
写真または文章を読み込む。この時の処理を、図2に示
すように、処理内容の一番目として「処理1」と表現す
ることにする。スイッチ制御部6により双方向のスリー
・ステイト・バッファの制御信号A,E,Iがアサート
され、双方向のスリー・ステイト・バッファ21(スイッ
チ21)、同25(スイッチ25)、同29(スイッチ29)がイ
ネーブル状態になる。他のスリー・ステイト・バッファ
は、ディスエーブルされたままでハイ・インピーダンス
(Hi−Z)状態にある。
【0020】これにより読取り処理回路3は、スイッチ
21を通じてメモリ・ブロック11にバス71で接続される。
同様に、間引き処理回路4は、スイッチ25を通じてメモ
リ・ブロック12に、また、圧伸処理回路5は、スイッチ
29を通じてメモリ・ブロック13と接続される。
【0021】一枚目の原稿の読取りデータがメモリ・ブ
ロック11に転送され始めると、バス71が使用中であるこ
とを示すビジー信号Jがアサートされる。間引き処理回
路4および圧伸処理回路5では、まだ処理すべきデータ
がないため、処理1においては何も実行しない。そのた
め、それぞれのビジー信号K,Lはネゲートされてい
る。
【0022】一枚目の原稿の読取りデータがメモリ・ブ
ロック11に転送されると、ビジー信号Jがネゲートされ
る。ここでスイッチ制御部6は、3つのビジー信号の全
てがネゲートされたのを知り、「処理2」の状態にスイ
ッチを制御する。即ち、図2に示すように、双方向のス
リー・ステイト・バッファ(スイッチ22、26、27)がイ
ネーブルになるようにスイッチ制御信号B,F,Gをア
サートする。
【0023】これによりメモリ・ブロック11は圧伸処理
回路5に、メモリ・ブロック12は読取り処理回路3に、
そして、メモリ・ブロック13は間引き処理回路4に接続
されることになる。
【0024】ここで圧伸処理回路5は、ビジー信号Lを
アサートし、処理1で読込まれた一枚目の原稿の読取り
データを用いて圧縮処理を行なう。また、並行して読取
り処理回路3は、ビジー信号Jをアサートして二枚目の
原稿の読取りデータをメモリ・ブロック12に転送する。
間引き処理回路4は、まだ処理すべきデータがないので
何も行なわない。即ち、ビジー信号Kはネゲートされた
ままである。
【0025】圧縮処理が終了した後、読取り処理が終了
すると、全てのビジー信号がネゲートされ、処理2が終
了したことをスイッチ制御部6は知る。そこで、スイッ
チ制御信号を切り替えて次の「処理3」に移行するため
に、スイッチ制御信号C、D,Hをアサートし、双方向
のスリー・ステイト・バッファ(スイッチ23、24、28)
をイネーブル状態にする。
【0026】これにより間引き処理回路4は、メモリ・
ブロック11に接続され、ビジー信号Kをアサートし一枚
目の原稿の読取りデータの間引き処理を行なう。また、
圧伸処理回路5は、メモリ・ブロック12に接続され、ビ
ジー信号Lをアサートし二枚目の原稿の読取りデータの
圧縮処理を行なう。同様に、読取り処理回路3は、メモ
リ・ブロック13に接続され、ビジー信号をアサートし三
枚目の原稿の読取りデータを転送する。これらの処理
は、すべて並列に動作される。
【0027】3つの並列処理が終了すると、全てのビジ
ー信号K,L,Jがネゲートされ、「処理3」が終了し
たことをスイッチ制御部6は知り、「処理4」に移るべ
くスイッチ制御信号を切り換える。
【0028】以後、「処理5」「処理6」と続き、読取
り原稿をn枚とすると処理n+2まで続くことになる。
これら一連のタイムチャートを図3に示す。
【0029】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明のデータ・バッファ制御方式では、必要な処
理分のメモリ・ブロックを設けると共に、メモリ・ブロ
ックと処理回路との間に双方向スリー・ステート・バッ
ファを設けることにより、最適な複数の並列バスを構成
することができ、高速な並列処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ・バッファ制御方式を適用した
実施例におけるブロック図、
【図2】実施例におけるメモリ処理内容の順序を示す
図、
【図3】実施例におけるスイッチ切換えの一連のタイミ
ングを示すチャート、
【図4】従来の電子ファイリング・システムを示すブロ
ック図、
【図5】従来のシステムにおけるメモリ処理内容の順序
を示す図である。
【符号の説明】
A〜I スイッチ制御信号 J 読取り処理回路の実行中を示すビジー信号 K 間引き処理回路の実行中を示すビジー信号 L 圧伸処理回路の実行中を示すビジー信号 11〜13 メモリ・ブロック 21〜29 スイッチ 3 読取り処理回路 4 間引き処理回路 5 圧伸処理回路 6 スイッチ制御部 7、71〜73 バス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ処理に関する複数のタスクを並列
    して実行するためのデータ・バッファ制御方式におい
    て、 異なるデータ処理を行なう複数のタスク処理回路と複数
    のバッファ・メモリとの間に、前記バッファ・メモリの
    各々に対して前記複数のタスク処理回路の全てを、それ
    ぞれスイッチを介して結合する複数のタスク・バスを設
    け、 前記タスク処理回路の各々が同時刻に異なる前記バッフ
    ァ・メモリに接続し、前記タスク処理回路の全ての処理
    が終了する毎に、前記タスク処理回路の接続する前記バ
    ッファ・メモリを順次変更するように前記各スイッチの
    切換えを制御することを特徴とするデータ・バッファ制
    御方式。
JP11762293A 1993-04-22 1993-04-22 データ・バッファ制御方式 Pending JPH06309218A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7139849B2 (en) 2002-08-07 2006-11-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7139849B2 (en) 2002-08-07 2006-11-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit device
US7533196B2 (en) 2002-08-07 2009-05-12 Panasonic Corporation Semiconductor integrated circuit device

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