JPH05244388A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH05244388A
JPH05244388A JP4040986A JP4098692A JPH05244388A JP H05244388 A JPH05244388 A JP H05244388A JP 4040986 A JP4040986 A JP 4040986A JP 4098692 A JP4098692 A JP 4098692A JP H05244388 A JPH05244388 A JP H05244388A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 記憶装置から読み出した2ページ分の圧縮符
号データの伸長及び合成をメモリ上で行わずに、1ペー
ジの記録用紙上の副走査方向に2ページ分の画像情報を
並べて記録し、格納手段の負担及び容量減を図る。 【構成】 伸長手段5により伸長した画像データを出力
手段20に転送する出力制御手段22を備え、制御手段
2は、格納手段6から伸長手段5への圧縮符号データの
転送及び出力制御手段22から出力手段20への画像デ
ータの転送を制御し、連続して2ページの圧縮符号デー
タを伸長し出力手段20の1ページの記録動作に同期し
て伸長した2ページの画像データを出力手段20に送る
2画像出力モードを実行することにより、画像データを
展開して合成することなく、1ページの記録用紙上に2
ページの画像を並列に合成して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力手段からの画像デ
ータを入力して圧縮し蓄積した後、該蓄積している圧縮
符号データを読み出して伸長し、出力手段に送るように
構成した画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータやワード
プロセッサの普及に伴い、オフィス等での業務において
複写等の処理がなされるイメージ情報が、多様且つ多量
化してきている。これに伴い、原稿の複写物を作成する
複写機においても、被複写画像の一層の高画質化が要求
されるのは勿論のこと、単に原稿の複写物を所定枚数だ
け複写したり、原稿の画像情報を拡大あるいは縮小して
複写するだけでなく、他の種々な機能が要求されてきて
いる。これには例えば、複数枚の原稿を任意の部数だけ
仕分けした状態での複写動作を電子的に行う電子RDH
(Electronic Recirculating Document Handler)
機能や、多数枚の原稿を記録用紙の片面に二枚ずつペー
ジを分割した状態で両面複写していき、原稿の画像がペ
ージ順に揃った一冊の小冊子となるように、原稿の画像
を編集して複写する製本機能等がある。この製本機能を
実現する場合には、二つの画像を、記録用紙上の副走査
方向に重なり合うことなく並べる型式の合成機能が必要
である。
【0003】従来、この種の機能を実現し得る複写機と
しては、例えば次のようなデジタル複写機がある。すな
わち、このデジタル複写機は、原稿をADF(Automat
icDocument Feeder)にセットすることにより、原稿を
ADFによって自動的に複写機のプラテン上まで順次搬
送して、原稿の画像をスキャナーによって読み取り、デ
ジタル信号に一旦変換して記憶する。そして、この記憶
された画像情報を読み出してIOT(Image Output
Terminal)により画像の記録を行い、原稿の複写機能を
実現するように構成されている。
【0004】このようなデジタル複写機では、スキャナ
ーによって読み取られた原稿の画像情報を記憶するに当
たり、より多くの画像情報を記憶可能なように、原稿の
画像情報の情報論的な冗長度を圧縮して情報量を減少さ
せた状態で画像情報を記憶する画像記憶装置が使用され
ている。
【0005】この画像記憶装置は、スキャナーから読み
込まれた画像情報を圧縮器によって圧縮した後、ハード
ディスク等からなる大容量の記憶装置に記憶する。その
際上記記憶装置に画像情報を記憶させるのに要する時間
は、シーク時間等も含めるとアクセス速度がほぼ1メガ
バイト/秒程度であり、圧縮器から記憶装置に送られる
画像情報の通常の転送速度10メガバイト/秒程度に比
べて遅いため、圧縮器によって圧縮された画像をそのま
ま記憶装置に転送して記憶することができない。そのた
め、圧縮器と記憶装置との間に画像情報をペーシ単位で
一時的に格納するバッファメモリを設け、このバッファ
メモリに圧縮器から転送されてくる画像情報をページ単
位で一時的に格納する。そして記憶装置と同期をとって
バッファメモリに一時的に格納された画像情報を記憶装
置に転送して記憶される。
【0006】その後、記憶装置から画像情報を取り出す
際にも同様に速度差を吸収するために、前述のバッファ
メモリに一時的に格納し、一ページ分の画像情報が揃っ
た時点で、伸長器に転送し順次復合化してIOTにより
画像の記憶を行うよう構成されている。
【0007】そして、IOTに比べ高速に画像を処理で
きる伸長器は、内部の出力段にFIFO(First In
First Out)メモリを若干持つため、IOTにより
画像の記録を行う際には、伸長器とIOTの速度差を吸
収するために、伸長器はFIFOメモリの状態に応じて
断続的に処理を進行し、制御装置は、同期進行に従って
FIFOメモリから連続した転送を行うことにより、I
OTは、画像情報の記録を行うよう構成されている。
【0008】前述のバッファメモリは、同期合わせを良
好にするためや、原稿サイスの違い、画像情報の圧縮率
の変動を考慮すると、ある程度記憶容量に余裕を持ち、
あるいは記憶装置への入力、出力用に専用になっている
ことが望ましい。しかし、メモリの容量の増大は、装置
全体のコストの増加に直接つながるため、現実には、バ
ッファメモリの管理方法を工夫して、汎用で多目的な共
通のバッファメモリとして実装されることが多い。その
ため、バッファメモリは複数のジョブにより動的に制御
されており、一つ一つのジョブにはその都度必要最小限
のバッファメモリが割り当てられるように管理されてい
る。
【0009】上記のような画像記憶装置において、複数
ページの画像情報すなわち複数単位の画像情報を記録す
る場合に、各単位毎に必要な記録用紙とそれぞれの記録
にかかる時間を軽減することを目的として、複数単位の
画像情報を合成して1単位として記録する発明が、例え
ば特開平2−7770号公報にて提案されている。ま
た、操作性の向上と操作時間の短縮を狙い、ADFによ
る原稿給紙で2枚の原稿を一枚分に合成する画像編集機
能付複写機が特開昭61−169081号公報にて提案
されている。これら2件の発明においては、一旦合成画
像を装置内部のメモリ上で展開し、しかる後に合成画像
を出力することが、共通している特徴である。
【0010】
【発明が解決しようとする問題点】画像情報を圧縮する
画像圧縮器から出力される圧縮符号データを、圧縮され
た状態のまま複数ページを合成することは、原理上不可
能である。そのため、既に圧縮し蓄積されている複数ペ
ージの画像情報を1ページの画像情報に合成するには、
合成する複数の圧縮符号データを伸長して可読的な画像
情報に戻し、合成を行うことが必要となる。例えば、2
ぺージの画像情報を1ページに記録するような上記製本
機能等を実現する場合、記憶装置から圧縮符号化された
画像情報をバッファメモリに一時的に取り出して伸長器
に転送し、順次復号化して復号化された画像情報の合成
を行うためには、新たに確保したバッファメモリ上に画
像を展開してそこで次の画像と合成し、合成が終了した
画像情報を記録装置に転送し記録する構成となる。
【0011】しかしながら、このように圧縮していない
画像情報は、満足な画質を得るために多くの情報量を必
要とする。例えば、1インチ当たり400画素で表現
し、1画素当たり16階調の解像度を持たせると仮定す
ると、A4サイズの原稿で約8Mバイトもの情報にな
る。そのため、結局バッファメモリの容量は大きなもの
が必要になり、装置全体のコストが増加してしまう。ま
た、仮に大きな容量のバッファメモリを搭載しても、該
機能を実行すると、この画像を展開するために、バッフ
ァメモリの内、連続している大きな領域を占有してしま
うため、他のジョブでバッファメモリを使用することが
できず、システム全体の生産性に大きな影響を及ぼすこ
とになる。
【0012】そこで、本発明は、上記の課題を解決する
ものであって、上記の製本機能を実現するため、記憶装
置から読み出した2ページ分の圧縮符号データの伸長及
び合成をメモリ上で行わずに、結果として1ページの記
録用紙上の副走査方向に2ページ分の画像情報を並べて
記録することを可能とする画像記録装置を提供すること
を目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、図
1に示すように画像データを入力する入力手段3と、該
入力手段3から入力した画像データを圧縮するデータ圧
縮手段4と、該データ圧縮手段4で圧縮した圧縮符号デ
ータを少なくとも2ページ以上格納可能な格納手段6
と、複数のページの圧縮符号データを蓄積する記憶手段
7と、圧縮符号データを伸長し圧縮前の元の画像データ
に復元するデータ伸長手段5と、画像データを出力する
出力手段20、及び上記の各手段を統合して制御する制
御手段2とを備え、入力手段3からの画像データを圧縮
して蓄積した後、該蓄積しているデータを読み出して伸
長し、出力手段20に送るように構成した画像記録装置
において、前記伸長手段5により伸長した画像データを
出力手段20に転送する出力制御手段22を備え、制御
手段2は、格納手段6から伸長手段5への圧縮符号デー
タの転送及び出力制御手段22から出力手段20への画
像データの転送を制御し、連続して2ページの圧縮符号
データを伸長し出力手段20の1ページの記録動作に同
期して伸長した2ページの画像データを出力手段20に
送る2画像出力モードを実行することにより、1ページ
の記録用紙上に2ページの画像を並列に合成して出力す
るように構成したことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】本発明の画像記録装置では、前記伸長手段5に
より伸長した画像データを出力手段20に転送する出力
制御手段22を備え、制御手段2は、格納手段6から伸
長手段5への圧縮符号データの転送及び出力制御手段2
2から出力手段20への画像データの転送を制御し、連
続して2ページの圧縮符号データを伸長し出力手段20
の1ページの記録動作に同期して伸長した2ページの画
像データを出力手段20に送る2画像出力モードを実行
するので、伸長して復元した画像データをメモリ上に展
開して合成するような処理を行わなくても、2ページの
画像データを連続して送り出すだけで1ページの記録用
紙上に2ページの画像を並列に合成して出力することが
できる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説
明する。図1は本発明に係る画像記録装置の1実施例構
成を示す図である。
【0016】図1において、画像制御装置1は、画像デ
ータの入力を画像読み取り装置(スキャナ)18かPC
17やFAX等の外部機器のいずれかに切り替えるマル
チプレクサ3、入力した画像データを圧縮する圧縮器
4、画像データまたは画像データを圧縮器4で圧縮した
圧縮符号データを一時的に記憶するページバッファ6、
大容量のデータ蓄積用メモリとしてのディスク7、圧縮
符号データを伸長し元の画像データに復元する伸長器
5、伸長器5から画像出力装置20に送り出す画像デー
タの同期制御等を行うインタフェース回路22、及び画
像制御装置1内の上記各回路の制御と画像制御装置に接
続された外部機器の制御を行う制御回路2からなるもの
である。
【0017】スキャナー18は、例えばCCDセンサを
使って原稿を読み取り原稿画像を入力する画像読み取り
装置であり、読取信号のオフセット調整、ゲイン調整を
行ってアナログの画像データをデジタルの画像データに
変換し、ギャップ補正、シェーディング補正等を行うも
のである。さらに、カラー画像読み取りの場合には、R
(赤)、G(緑)、B(青)に色分解した3原色の画像
データを取り出し、その画像データに対して例えばEN
D(等価中性濃度変換)、カラーマスキング、原稿サイ
ズ検出、カラー変換、UCR(下色除去)及び墨生成、
網点除去及びエッジ強調、TRC(色調補正制御)、縮
拡処理、編集処理を行う。ADF19は、このスキャナ
18に取り付けられ、読み取り原稿を自動的にフィード
するものである。
【0018】PC17は、任意のパーソナルコンピュー
タであり、PC17のグラフィック機能やCAD機能、
文書作成機能等を使って作成されたコードデータを可読
的な出力用の画像データであるビットマップに展開する
のがPCデコンポーザ16である。IOCP11は、P
C画像データの入力回路15、ページバッファ12、画
像転送回路14、及び制御回路13からなる外部機器制
御回路装置であり、PC17から入力された画像データ
をぺージバッファ12に格納すると、画像転送回路14
により適宜分割して画像制御装置1に転送する。
【0019】画像出力装置20は、画像データから生成
された2値データに基づきレーザ光のオン/オフを各画
素毎に制御して網点により中間調画像を再現することが
できる、例えばレーザプリンタである。UI21は、デ
ィスプレイやコントロールパネル等で構成し、種々の機
能や編集の設定入力、その内容の表示出力を行うもので
ある。
【0020】次に、画像制御装置1を構成するものを以
下に詳述する。マルチプレクサ3は、画像バス8に接続
する入力側のバスをスキャナ画像バス9かIOCP画像
バス10かに切り換えるものである。圧縮器4は、例え
ば適応予測符号化方式により画像データを圧縮処理する
ものであり、圧縮モードとスルーモードとを有し、圧縮
モードで動作するかスルーモードで動作するかも制御回
路2の指示により決定され、圧縮動作は、制御回路2の
指示により起動し、その終了を制御回路2に通知する。
伸長器5は、伸長モードで圧縮符号データを伸長するこ
とによって圧縮前の元の画像データに復元するものであ
り、伸長モードとスルーモードとを有し、圧縮器4と同
様に、伸長モードで動作するかスルーモードで動作する
かも制御回路2の指示により決定され、伸長動作は、制
御回路2の指示により起動し、その終了を制御回路2に
通知する。適応予測符号化方式は、例えば画像データを
8画素毎に複数の予測器で同時に予測し、最も的中率の
高かった予測器を次の8画素の予測に使用する方式であ
り、予測が的中した画素信号を
〔0〕として当該予測器
を継続して使用し、予測が外れた画素信号を〔1〕で置
き換え所定の順序で使用する予測器を変更する。これに
対し、伸長器5では、複数の種類の逆予測器で元の画像
データに復元する。
【0021】ぺージバッファ6は、少なくとも1ページ
分の画像データの記憶容量を有するものであり、ディス
ク7の書き込みデータやディスク7からの読み出しデー
タを一時的に格納したり、画像出力する画像データをデ
ィスク7へ書き込まずに一時的に格納したり、さらに
は、ここで制御回路2により画像データの書き換えや置
き換え等の編集を行うために用いるものである。
【0022】ディスク7は、圧縮処理された大量の圧縮
符号データを蓄積する大容量のデータ蓄積用メモリであ
り、この書き込み、読み出しを制御するのがディスクコ
ントローラHDCである。ディスク7に蓄積するデータ
には、2値や多値の画像データ、コードデータがあり、
コードデータは、例えばPCデコンポーザ16でのビッ
トマップ化処理を行わずにIOCP画像バス10からマ
ルチプレクサ3、圧縮器4を通して入力されるものであ
る。したがって、この場合には圧縮器4がスルーモード
になる。
【0023】インタフェース回路22は、伸長器5によ
り伸長した画像データを画像出力装置20に転送する出
力制御手段であり、伸長器5で伸長した画像データを製
本機能(ページ連写機能)の場合には2ページ分の画像
データを1ページ分の画像データとして画像出力装置2
0に同期し連続して送り出すものである。
【0024】制御回路2は、画像制御装置1に接続され
たスキャナ18、スキャナ18に取り付けられたADF
19、画像出力装置20、UI21等との連携をとり、
画像制御装置1の各回路・要素を統合して制御するシス
テムコントローラである。
【0025】上記画像制御装置1の構成によれば、圧縮
器4を圧縮モード、伸長器5を伸長モードにすると、マ
ルチプレクサ3から入力した画像データを1/5〜1/
10に圧縮した圧縮符号データでページバッファ6に格
納し、さらにディスク7に蓄積することができ、蓄積し
た圧縮符号データを繰り返し読み出して伸長し元の画像
データに復元して画像出力装置20に送り出すことがで
きる。また、原稿が1枚の場合には、圧縮器4及び伸長
器5をスルーモードにすると、入力した画像データをそ
のまま画像出力装置20に送り出すことができ、同時に
ページバッファ6に格納することにより画像データを1
回入力しただけで、その画像データを繰り返してページ
バッファ6から画像出力装置20に送り出すことができ
る。さらには、圧縮器4をスルーモードにして上記のよ
うにPC17のコードデータをページバッファ6に格納
し、ディスク7に蓄積できるようにしてもよいし、一旦
ページバッファ6に格納した画像データを圧縮器4で圧
縮したり、圧縮符号データを伸長器5で伸長して復元し
てページバッファ6に再格納し、ページバッファ6に格
納した画像データを制御回路2、UI21で編集して再
圧縮するように構成してもよい。
【0026】次に、本発明の画像記録装置による通常出
力と2画像出力の動作について説明する。図2は通常出
力の場合の各領域のデータ出力制御を説明するための
図、図3は2画像出力(製本機能)の場合の各領域のデ
ータ出力制御を説明するための図、図4は画像データ出
力系の制御を説明するための図である。
【0027】本発明の画像記録装置による製本機能で
は、メモリ上での画像データの合成処理を行うことな
く、インタフェース回路の制御によって図2に示すよう
に1枚の用紙に1ページの画像情報を出力する通常出力
と同じように伸長器から画像データを伸長して出力しな
がら、図3に示すように1枚の用紙にのページの画像情
報を合成した2画像出力を行えるようにするものであ
る。
【0028】通常出力と2画像出力の場合のデータの出
力動作の概要を図4により説明すると、制御回路2で
は、まず、オペレータがUIからジョブの要求を入力し
たことを認識すると、そのジョブの要求に従ってシステ
ムの動作を開始させる。このジョブが通常出力の場合に
は、1ページ分の圧縮符号データの領域をページバッフ
ァ6に確保し、2画像出力の場合には、2ページ分の圧
縮符号データの領域をページバッファ6に確保して所望
の圧縮符号データをディスク7から転送し格納する。し
かる後、制御回路2は、伸長器5に対して圧縮符号デー
タの伸長開始を指示すると共に、主走査方向、副走査方
向のそれぞれの領域内で圧縮符号データを伸長した画像
が出力されるようにインタフェース回路22を制御し
て、画像出力装置20に画像データを送り出す。インタ
フェース回路22は、主走査方向、副走査方向のそれぞ
れの領域において圧縮符号データを伸長した画像の出力
領域外を白地として出力するために白データ生成回路2
2′を有し、伸長器5で伸長した画像データと白データ
生成回路22′で生成した白データを領域に応じて選択
して画像出力装置20に送り出すようにしている。
【0029】そのために、制御回路2は、インタフェー
ス回路22に対し、通常出力の場合には、図2の〜
の値を、また、2画像出力の場合には、図3の〜、
′、′の値を設定し、インタフェース回路22で
は、この値にしたがって副走査方向に始めの終わり、2
画像出力のページ間、主走査方向に各走査の始めと終わ
りの所定の領域で白データを選択して出力し、〜及
び〜、′、′で囲まれる図示斜線の領域で伸長
器5からの画像データを選択して出力するように制御し
ている。
【0030】さらに、インタフェース回路22の構成及
び動作について説明する。図5はインタフェース回路2
2の具体的な構成例を示す図、図6は通常出力の場合の
動作を説明するための図、図7は2画像出力の場合の動
作を説明するための図、図8はインタフェース回路22
の動作を説明するための図である。
【0031】図5において、カウンタ301は、主走査
方向のデータ点数(画素数)をカウントするものであ
り、カウンタ304は、副走査方向のデータ点数(ライ
ン数)をカウントするものである。レジスタ302は、
主走査方向において伸長器5からの伸長した画像データ
を送り出す開始位置、つまり図2及び図3に示すの値
を設定するものであり、レジスタ303は、主走査方向
において伸長器5からの伸長した画像データを止める終
了位置、つまり図2及び図3に示すの値を設定するも
のである。レジスタ305と306は、同様に副走査方
向において伸長器5からの伸長した画像データを送り出
す開始位置と終了位置、つまり図2及び図3の、、
′、′の値を設定するものである。コンパレータ3
07、308は、それぞれカウンタ301とレジスタ3
02、カウンタ301とレジスタ303を比較し、コン
パレータ309、310は、それぞれカウンタ304と
レジスタ305、カウンタ304とレジスタ306を比
較するものであり、フリップフロップ311は、コンパ
レータ307の一致出力でセット、コンパレータ308
の一致出力でリセットされ、フリップフロップ312
は、コンパレータ309の一致出力でセット、コンパレ
ータ310の一致出力でリセットされるものである。そ
して、マルチプレクサ314は、フリップフロップ31
1、312が共にセット状態でアンド条件を満足したと
きのアンド回路313の出力により伸長器5からの画像
データを選択して画像出力装置20に送り出すものであ
る。
【0032】上記インタフェース回路22によれば、カ
ウンタ301は、画像出力装置20に同期した主走査方
向の画素単位のビデオクロックをカウントして1ライン
毎に水平同期信号でリセットされ、その間にフリップフ
ロップ311がセット、リセットされる。同様に、カウ
ンタ304は、例えばフリップフロップ311の立ち上
がりまたは立ち下がりをカウントして用紙1枚の画像記
録が終了する水平同期信号でリセットされ、その間にフ
リップフロップ312がセット、リセットされる。フリ
ップフロップ311、312がいずれもセット状態であ
れば、マルチプレクサ314では、伸長器5からの画像
データが選択され、フリップフロップ311、312の
少なくともいずれかがリセット状態であれば、マルチプ
レクサ314では、白データ生成回路22′の白データ
が選択されるので、図2、図3の〜または〜、
′、′を各レジスタにセットすると、図示斜線の領
域で伸長器5からの画像データを出力し、その他の領域
で白データを出力することができる。
【0033】次に、通常出力と2画像出力の場合につい
てそれぞれの動作、及びインタフェース回路22の動作
を図6〜図8により説明する。図2に示す通常出力の場
合には、図6に示すように制御回路2で、まず、オペレ
ータがUIからジョブの要求を入力(ステップS30
0)したことを認識すると、そのジョブの要求に従って
システムの動作を開始させ、1ページ分の圧縮符号デー
タの領域をページバッファ6に確保し、所望の圧縮符号
データをディスク7から転送し格納する(ステップS3
01)。その後、レジスタ302、303、305、3
06を図2に示す〜で設定し、画像出力装置20、
伸長器5を起動する(ステップS302〜S304)。
そして、画像の伸長の終了により画像出力を終了する
(ステップS305、S306)。
【0034】また、図3に示す2画像出力の場合には、
図7に示すように制御回路2で、まず、オペレータがU
Iからジョブの要求を入力(ステップS400)したこ
とを認識すると、そのジョブの要求に従ってシステムの
動作を開始させ、2枚分の画像A、Bの圧縮符号データ
の領域をページバッファ6に確保して所望の圧縮符号デ
ータをディスク7から転送し格納する(ステップS40
1)。しかる後、レジスタ302、303、305、3
06を図3に示す〜で設定し、出力する画像情報の
副走査方向長さが2倍になっている記録用紙のフィード
指示により画像出力装置20を起動し、さらに同時に、
画像出力装置20への画像出力タイミングに間に合うよ
うに、画像制御装置1の内部のタイミングにより圧縮符
号データの伸長動作を起動する伸長器5を起動する(ス
テップS402〜S404)。画像出力装置20と外部
同期して伸長器5から画像データの出力を開始すると、
復元された画像Aが記録用紙に出力されていき、画像A
の伸長処理が終了する時点では、記録用紙の前半部分が
記録された状態となる。この1枚目の画像Aの伸長終了
を待って、レジスタ305、306を図3に示す′、
′で再設定して伸長器5を再起動し連続して画像Bの
伸長を開始する(ステップS405〜S407)。これ
により記録用紙の前半部分の画像Aに連続して該記録用
紙の後半部分に画像Bが記録される。そしてこの2枚目
の画像Bの伸長終了により画像出力を終了する(ステッ
プS408、S409)。この時点では、記録用紙の後
半部分に画像Bが記録され終わった状態となる。このよ
うに図3に示す2画像出力の場合には、副走査方向に
を越えたときに、レジスタ305を図3に示すの値か
ら′の値に書き換え、レジスタ306を図3に示す
の値から′の値に書き換えることによってインタフェ
ース回路の制御が実現できる。
【0035】上記の各動作に対してインタフェース回路
22は、図8に示すように出力装置起動(ステップS5
01)によりカウンタ301をビデオクロックでカウン
トアップし(ステップS502)、カウンタ301の値
をレジスタ302の値と比較して一致すればフリップフ
ロップ311の出力を「L」→「H」にする。その後、
カウンタ301の値をレジスタ303の値とを比較して
一致すればフリップフロップ311の出力を「H」→
「L」にしてカウンタ304をカウントアップする(ス
テップS503〜S507)。そして、カウンタ304
の値についても同様にレジスタ305、306との比較
処理、フリップフロップ312の制御を行う(ステップ
S508〜511)。なお、先に説明したようにカウン
タ301は、1ライン毎にリセットされ、カウンタ30
4は、図6、図7の画像出力終了によってリセットされ
る。
【0036】以上のようにUI21からのジョブの指示
が、A4横方向で2ページの画像情報をA3の記録用紙
1ページに出力する前述の製本機能等である場合には、
制御回路2は、ページバッファ6の領域を確保した後、
A4横方向で2ページを出力する圧縮符号データをディ
スク7からページバッファ6に転送するが、このときペ
ージバッファ6に格納する圧縮符号データは、特に隣り
合う領域である必要はない。そのため、一度に大きな領
域を確保するのではなく、まず、画像Aの圧縮符号デー
タの領域をページバッファ6に確保してディスク7から
読み出し、しかる後、画像Bの圧縮符号データの領域を
ページバッファ6に確保して確保してディスク7から読
み出す、というように、それぞれに必要な容量の領域を
読み出す直前に確保すればよい。しかも、バッファメモ
リに復元された画像情報を展開することなく、2ページ
の画像情報を1ページの記録用紙上に出力できる。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、画
像出力装置への画像データの転送を制御し、連続して2
ページの圧縮符号データを伸長しその画像データを1ペ
ージの記録動作に同期して画像出力装置に送る2画像出
力モードを実行するので、2ページの画像合成のために
バッファメモリを用意しなくてもよい。したがって、バ
ッファメモリに対して大きな負荷をかけることなく2ペ
ージの画像情報を1ページの記録用紙に並列に合成して
出力することができるため、従来と比較して、システム
全体の生産性を変化させずに、しかも安価に前述の製本
機能等を搭載した画像記録装置を提供できるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像記録装置の1実施例構成を
示す図である。
【図2】 通常出力の場合の各領域のデータ出力制御を
説明するための図である。
【図3】 2画像出力(製本機能)の場合の各領域のデ
ータ出力制御を説明するための図である。
【図4】 画像データ出力系の制御を説明するための図
である。
【図5】 インタフェース回路22の具体的な構成例を
示す図である。
【図6】 通常出力の場合の動作を説明するための図で
ある。
【図7】 2画像出力の場合の動作を説明するための図
である。
【図8】 インタフェース回路22の動作を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1…画像制御装置、2…制御回路、3…MPX(マルチ
プレクサ)、4…圧縮器、5…伸長器、6…ページバッ
ファ、7…ハードディスク、8…画像バス、9…スキャ
ナ画像バス、10…IOCP画像バス、11…IOCP
(Input/Output Coprocessor)、12…IOCPペ
ージバッファ、13…IOCP制御回路、14…画像転
送回路、15…PCデータ入力回路、16…PCデコン
ポーザ、17…PC(パーソナルコンピュータ)、18
…スキャナ、19…ADF(Auto Document Termina
l)、20…画像出力装置(IOT Image Output T
erminal)、21…UI(User Interface) 、201…
入力装置、202…圧縮機、203…バッファメモリ、
204…記憶装置、205…伸長器、206…出力装
置、207…制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを入力する入力手段と、該入
    力手段から入力した画像データを圧縮するデータ圧縮手
    段と、該データ圧縮手段で圧縮した圧縮符号データを少
    なくとも2ページ以上格納可能な格納手段と、複数のペ
    ージの圧縮符号データを蓄積する記憶手段と、圧縮符号
    データを伸長し圧縮前の元の画像データに復元するデー
    タ伸長手段と、画像データを出力する出力手段、及び上
    記の各手段を統合して制御する制御手段とを備え、入力
    手段からの画像データを圧縮して蓄積した後、該蓄積し
    ているデータを読み出して伸長し、出力手段に送るよう
    に構成した画像記録装置において、 前記伸長手段により伸長した画像データを出力手段に転
    送する出力制御手段を備え、制御手段は、格納手段から
    伸長手段への圧縮符号データの転送及び出力制御手段か
    ら出力手段への画像データの転送を制御し、連続して2
    ページの圧縮符号データを伸長し出力手段の1ページの
    記録動作に同期して伸長した2ページの画像データを出
    力手段に送る2画像出力モードを実行することにより、
    1ページの記録用紙上に2ページの画像を並列に合成し
    て出力するように構成したことを特徴とする画像記録装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5671463A (en) * 1993-12-28 1997-09-23 Minolta Co., Ltd. Image forming apparatus capable of forming a plurality of images from different originals on a single copy sheet

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