JPS6358787A - 電磁調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はワークコイルの出力値を任意の値に設定し得る
電磁調理器に関する。

〔発明の概要〕

本発明はワークコイルの出力値を任意の値に設定し得る
出力可変手段を有する電磁調理器において、出力固定用
スイッチを設け、この出力固定用スイッチをオンとした
ときは、ワークコイルの出力値を一定時間所定値に固定
し、この一定時間経過後は、ワークコイルの出力値を出
力可変手段によって設定される値とする様にしたごとに
より、例えば湯を沸かずときは、一定時間最大出力状態
にして加熱し、沸騰後は自動的に保温出力状態にし得る
様にし、使い勝手を大幅に向上させる様にしたものであ
る。

（従来の技術〕 従来、ワークコイルの出力値を任意の値に設定し得る出
力ｉＩ■変手段を有する電磁調理器として第８図にその
構成図を示す様なものが市販されている。

この第８図において、（ＩＡ）　　（ＩＢ）は商用電源
が供給される商用電源入力端子を示し、本例においては
、この商用電源入力端子（ＩＡ）　　（ＩＢ）を電源ス
ィッチ（２）を介して整流回路（３）の入力端に接続す
ると共に、この整流回ｖ１Ｆ（３１の出力側を平滑回路
（４）を介して共撮用コンデンサ（５）が並列接続され
たワークコイル（６）とダンパー用ダイオード（７）が
並列接続された出力トランジスタ（８）との直列回路に
接続する様になされζいる。この場合、この整流回路（
３）と、平滑回路（４）と、共振用コンデンサ（５）が
並列＋ｆｉＦｂｔされたワークコイル（６）と、ダンパ
ー用タイオート（７）が並列接続された出力トランジス
タ（８）とで出力回路（９）が構成され、この出刃回路
（９）は、出力トランジスタ（８）がオンオフ制御され
ることによってワークコイル（６）に高周波電流を供給
し、このワークコイル（６）上にトッププレート（１０
）を介し゛ζ載置される鍋（１１）等を誘導加ｔ；ハす
ることができる様になされζいる。そこで本例において
は、商用電源入力端子（ＩＡ）　　（ＩＢ）を電源スィ
ッチ（２）を介して電源回路（１２）の入力端に接続す
ると共にこの電源回路（１２）の出刃側を発振制御回路
（１３）の入力側に接続し、この発１辰制御回路（１３
）の出力側にこの発振制御回路（１３）に接続された出
力可変用の０１変抵抗器（１４）の抵抗値に対応した信
号（′ｃ１！圧）を得る様にし、この信号（電圧）を発
振回路（１５）に供給し、この発振回路（１５）の出力
側にこの信号１圧）に応じたくり返し周波数の矩形波１
４号を得、この矩形波信号を駆動回路（１６）を介して
出力回路（９）の出力トランジスタ（８）のベースに供
給し、この出力トランジスタ（８）をオンオフ制御する
様になされている。

この様に構成された本例の電磁劇理器においては、１′
１Ｊ変抵抗器（１４）の抵抗値を６１変することによっ
て、発振回路（１５）の出力側に得られる矩形波１否号
の周波数をｎＪ変し、ワークコイル（６）の出力を例え
ば最低１５０Ｗから最高８２叶まで可変することができ
る様になされている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、斯る従来の電磁調理器においては、例え
ば湯を早く沸かし、その後これを保温しようとする場合
、電源スィッチ（２）をオンとした後、口Ｊ変抵抗器（
１４）の抵抗値を可変し、例えば最大の出力状態（例え
ば８２０Ｗ）にし、場が沸騰した後は、ＯＪ変抵抗器（
１４）の抵抗値を可変して保温に必要な出力状！３（例
えば１５０Ｗ）にする必要があるが、この様に加熱、保
温を行なうとする場合、加熱前に一回、加熱後に一回、
夫々ｉ″ｉＪ変抵抗Ｂ（１４）の抵抗値を６」変しなけ
ればならず、使い勝手が余り良くないという不都合があ
った。

本発明は、斯る不都合を解消することができる様にした
電磁調理器を提供するごとを目的とする。

〔問題点を解決するだめの手段〕

本発明電磁纒理器は、例えば第１図に示す様に、ワーク
コイル（６）の出力値を任慈の値に設定し得る出力可変
手段（１４）を有する１！ｉ磁調理器において、出力固
定用スイッチ（１７）を設け、この出力固定用スイッチ
（１７）をオンとしたときは、ワークコイル（６）の出
力値を一定時間所定値に固定し、一定時間経過後は、ワ
ークコイル（６）の出力値を出力可変手段（１４）によ
って設定される値とする様にしたものである。

〔作用〕

斯る本発明に依れば、出力固定用スイッチ（１７）をオ
ンとしたときは、ワークコイル（６）の出力値を一定時
間所定値に固定し、一定時間経過後は、ワークコイル（
６）の出力値を出力可使手Ｉｔ（１４）によって設定さ
れる値とする様になされているので、例えば、湯を沸か
す時は、出力固定用スイッチ（！７）をオンとして一定
時間、例えば１０分間最大出力状態にして湯を沸がし、
この１ｏ分間経過後は自動的に出力可変手段（１４）に
よって設定される保温に必要な出力状態とすることがで
きる。

〔実施例〕

以ド、第１図〜第７図を参照して本発明電磁調理器の一
実施例につき説明しよう、尚、この第１図において第８
図に対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明は
省略する。

本例においては、最大出力固定回路（１８）を設け、こ
の最大出力固定回路（１８）を発振制御回路（１３）に
接続すると共に、出力ｒＩＪ変用の可変抵抗器（１４）
を、この最大出力固定回路（１８）を介して発振制御量
［１！３（１３）に接続する様にする。そして、この最
大出力固定回路（１８）を動作状態とするときは、可変
抵抗器（１４）の抵抗値に拘らず、発振制御回路（１３
）を制御し、ワークコイル（６）が可変抵抗器（１４）
による制御によって出力し得る最大出力（以下、定當最
大出力という）例えば８２０Ｗよりも１０％アップした
出力（以下、最大出力という）例えば９００Ｗを出力し
得る状態（ターボダッシュ状態）とすると共に、この最
大出力固定回路（１８）を不動作状態としたときは、発
振制御回路（１３）を可変抵抗″ａ（１４）により制御
し得る様にし、ワークコイル（６）の出力値を１１変抵
抗器（１４）により制御し得る様にする。この場合、本
例においては、この最大出力固定回路（１８）を最大出
力固定用スイッチ（１７）　　（以下、ターボダッシュ
スイッチという）と、このターボダッシュスイッチ（１
７）により動作するタイマ回路（１９）と、このタイマ
回路（１９）により動作する最大出力固定制御回路（２
０）とを介して制御し得る様にする。即ち、ターボダッ
シュスイッチ（１７）をオンとしたときは、タイマ回路
（１９）を一定時間、例えば１０分間動作させる様にし
、このタイマ回路（１９）が動作したときは、最大出力
固定制御回路（２０）をこのタイマ回路（１９）が動作
している１０分間動作状態にし、この最大出力固定制御
回路（１９）によって最大出力固定回路（２０）を１０
分間リリ３作させる様にする。その他の回路構成につい
ては、第８図に示すと間様に構成する。

この様に構成された本例の電磁調理器においては、電源
スィッチ（２）をオンとし、可変抵抗器（１４）を所望
の抵抗値にセットすることで、ワークコイル（６）を所
望の出力値状態にすることができる。

また例えば湯を早く沸かし、その後床７１１状態にした
いときは、電源スィッチ（２）をオンとした後、ターボ
ダッシュスイッチ（１７）をオンとすると共に、ｉ’＋
Ｊ変抵抗器（１４）を最低出力状態である保温出力状態
、例えば１５０Ｗ出力状態を得られる様にセットする。

この様にすると、タイマ（１９）が→リノ作し、これに
連動して最大出力固定回路回ｌｌ′３（２０）が動作し
、この最大出力固定制御回路（２ｏ）は最大出力固定回
路（１８）を動作状態にするので、可変抵抗器（１４）
のセント状態に拘らず、ワークコイル（６）は最大出力
、例えば９００−を出力する。そして、１０分が経過す
ると、タイマ回路（１９）が不動作状態になるので、こ
れに連動して最大出力固定制御回路（２０）が不動作状
態になり、最大出力固定回路（１８）も不動作状態とな
る。従って、１０分間続いた最大出力状態（ターボダラ
シ１状態）は解消され、以後、可変抵抗器（１４）のセ
ット状態に応じてワークコイルは最低出力、例えば１５
０Ｗを出力し、保温するに好適な状態とする。

また本例においては、電磁スイッチ（２）、出力ｔ′Ｉ
Ｊ変用の可変抵抗器（１４）及びターボダッシュスイッ
チ（１７）を第２図に不ずように外装（２１）の側面（
２２）に設けた１個の操作レバー（２３）で操作する様
にする。この場合、第３図にボず様に可変抵抗器（１４
）を所謂スライド形ｎＪ変抵抗器となし、この可変抵抗
器（１４）の左端に重環スイッチ（２）を構成すると共
に、この可変抵抗器（１４）の右端にターボダッシュス
イッチ（１７）を構成し、第４図に丞ず様に操作レバー
（２３）を左端に位置させるときは、電源スィッチ（２
）がオフ状態となる様にし、また第５図に不ず様にこの
操作レバー（２３）を僅か石に移動させるときは電源ス
ィッチ（２）がオン状態となる様にすると共に可変抵抗
器（１４）が最低出力設定値となる様にし、また右に移
動させるときは、出力設定値を増加させる様にし、第６
図に示す様に右端より柏手前の位置に移動させるときは
定席最大出力設定値となる様にし、また第７図に示す様
にこの操作レバー（２３）を更に右端に移動させるとき
は、ターボダッシュ状態・ノチ（１７）をオン状態とす
ることができる様にする。

また操作レバー（２３）を定富最大出力設定位：５から
右端に移動させる場合、第３図に示すバネ（２４）の偏
倚力に逆って移動させる様にし、ｉｍ常に操作レバー（
２３）を左から右に移動させ”ζ来たときは、この操作
レバー（２３）は定常最大出力設定位置で止まる様にす
る。またターボダッシュスイッチ（１７）は、ノンロッ
ク型のブツシュスイッチ、即ち操作レバー（２３）を右
端に位置させたときのみオンとなり、左側に移りＪさせ
たときは、オフとなる様なものを使用し、このターボダ
ッシュスイッチ（１７）が−度オンとされたときは、タ
イマー回路（１９）を１０分間動作状態にし得る様にす
る。

この様に電源スイッチ（２１、’ｎＪ変抵抗Ｊｖ（１４
）及びターボダッシュスイッチ（１７）が構成された本
例の電磁調理器におい′ζは、第４図に示す様に当初左
端に位置され°ζいる像作レバー（２３）を右に移動さ
せ所望の出力設定位置に移動させることで電源スイッチ
（２）をオン状態とし、且つ所望の出力状態とすること
ができる。

また湯を早く沸かしその後保温状態にしたいときは、第
４図にボず様に当初左端に位置されている操作レバー（
２３）を右端に移動させて、ターボダッシュスイッチ（
２３）をオン状態にし、その後、引き続き操作レバー（
２３）を左側の最低出力設定位置（保温位置）に移動さ
せることで、上述した様に１０分間は最大出力状態（タ
ーボダッシュ状態）例えば９００Ｗ出力状態とし、１０
分間経過後は保温状態例えば１５０Ｗ出力状態とするこ
とができる。

また本例においては、電源スィッチ（２）をオン状態と
した場合は、第１の発光ダイオード（２５）を発光させ
、またターボダッシュ時・イッチ（１７）をオン状態と
したときは第２の発光ダイオード（２６）を発光させ、
加熱時にあること、最大出力状態時（ターボダッシュ時
）にあることを外装（２１）のパネル面（２７）に設け
られた表示線（２Ｂ）　　（２９）を介して′ｆ１１認
することができる様にする。

斯る本実施例に依れば、ターボダッシュスイッチ（１７
）をオンとし、併せてｔｉＪ変抵抗器（１４）を保温出
力設定値にセットしておくことで、一定時間例えば１０
分間、最大出力状態（ターボダッシュ状態）例えば９０
〇−出力状態にし、この１０分間が経過した後は、自動
的に保温出力状態例えば１５〇−出力状態にすることが
できるので、湯を早（沸かし、その後、保温状態にした
いときは、きわめて便利であり、使い勝手が向上すると
いう利益があると共に、第８図従来例の様に出力可変用
のｉ１１変抵抗器（１４）を保温出力設定値に（ＩＪ変
し忘れることによって生ずることがある空炊き状態を発
生させない様にし、火災等の発生を阻止することができ
るという利益がある。

また特に本実施例におい°（は、電源スィッチ（２）を
オンとし、ターボダッシュスイッチ（１７）をオンとし
、更に出力可変用の［ＩＪ変低抵抗器１４）を保温出力
設定値にセントすることを１個の操作レバー（２３）の
１回の操作で行うごとができるので、大幅に使い勝手が
向上するという利益がある。

尚、本発明は上述実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱
することなく、その他種々の構成が取り得ることは勿論
である。

〔発明の効果〕

本発明に依れば、出力固定用ノ、イソチ（１７）をオン
としたときは、ワークコイル（６）の出力値を一定時間
所定値に固定し、この一定時間が経過した後は、ワーク
コイル（６）の出力値を出力ｉ′ＩＪ変手段（１４）に
よって設定される値とすることができる様になされてい
るので、例えば湯を沸かす場合、最大出力状態で加熱し
、沸騰後は自り」的に保温出力状態にすることができ、
使い勝手が大幅に向上するという利益がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明電磁調理器の一実施例をボす構成図、第
２図及び第３図は夫々本発明の一実施例をボず部分斜視
図及び一部切欠部分斜視図、第４図、第５図、第６図及
び第７図は夫々本発明の説明に供する線し１、第８図は
従来の電磁調理器の一例を示す構成図である。 （２）は電源スィッチ、（６）はワークコイル、（８）
は出力トランジスタ、（９）は出力回路、（１０）はト
ッププレート、（１３）は発振制御回路、（１４）はｒ
′ＩＪ変）ｌ−抗器、（１５）は発振回路、（１６）は
駆動回路、（１７）は最大出力固定用（ターボダンシュ
）スイッチ、（１８）は最大出力固定回路、（１９）は
タイマー回路、（２０）は最大出力固定制御回路、（２
３）は操作レバーである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ワークコイルの出力値を任意の値に設定し得る出力可変
   手段を有する電磁調理器において、出力固定用スイッチ
   を設け、該出力固定用スイッチをオンとしたときは、上
   記ワークコイルの出力値を一定時間所定値に固定し、上
   記一定時間経過後は、上記ワークコイルの出力値を上記
   出力可変手段によって設定される値とする様にしたこと
   を特徴とする電磁調理器。