JPS6358364A - 画像生成機 - Google Patents

画像生成機

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JPS6358364A
JPS6358364A JP61201499A JP20149986A JPS6358364A JP S6358364 A JPS6358364 A JP S6358364A JP 61201499 A JP61201499 A JP 61201499A JP 20149986 A JP20149986 A JP 20149986A JP S6358364 A JPS6358364 A JP S6358364A
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photoreceptor
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Junichi Takamatsu
純一 高松
Kazunori Akiyama
和則 秋山
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、静電複写機の如き画像生成機に関る、。
〈従来技術〉 当業者には周知の如く、静電写真感光体上に静電潜像を
形成し、次いでかかる静電潜像をトナー像に現像る、形
式の、静電複写機又は静電印刷機の如き画像生成機が広
く実用に供されている。画像生成機の一例としての静電
複写機は、一般に、表面に感光体を有る、回転ドラムの
如き可動感光体支持手段と、感光体表面に静電潜像を形
成る、ための静電潜像形成手段と、この静電潜像を現像
る、現像装置と、転写後窓光体表面に残留る、トナーを
除去る、クリーニング装置を具備している。
そして、現像装置は、現像室と、トナーを施すための、
この現像室に配設された適用手段と、トナー排出開口を
通して上記現像室に連通せしめられたトナー収容室を有
し、クリーニング装置は、感光体表面に作用して残留ト
ナーを除去る、トナー除去手段と、感光体表面から除去
されたトナーを回収る、トナー回収室を有している。更
に、トナーを有効に使用る、ために、クリーニング装置
及び現像装置に関連して、トナー再供給手段が配設され
ている。かかる静電複写機においては、感光体表面から
除去されてトナー回収室に回収されたトナーは、トナー
再供給手段の作用によってトナー収容室に移送され、更
にトナー排出開口を通して現像室に供給され、かくして
−度使用されたトナーが再使用される。
しかしながら、上述したトナーを再使用る、形態の静電
複写機においては、次の通りの解決すべき問題が存在る
、。即ち、トナーを静電潜像の現像に使用る、とその特
性が変化し、このことに起因して画質が低下る、。更に
詳述る、と、静電複写機においては、通常、未使用のト
ナー(−度も現像に使用されていないトナー)を基準に
して画像生成条件(例えば現像バイアス電圧、原稿照射
ランプの露光強度等)が設定されており、それ故に未使
用のトナーによって静電潜像を現像る、際には良好な画
像を得ることができるが、一方再使用のトナー(−度現
像に使用されトナー再供給手段によって再供給されたト
ナー)によって静電潜像を現像る、際には、使用によっ
てトナーの特性が変化して上記画像生成条件に適合せず
(尚、トナーの使用回数が増えれば更にその特性が変化
し、−層画像生成条件に適合しなくなる)、それ故に所
謂カブリ或いは画像濃度の低下の原因になり、当初に比
べて画質が低下る、問題がある。
〈発明の目的〉 本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主
目的は、使用によるトナーの特性の変化に起因る、画質
の低下を抑えて長期に渡って安定した画像を得ることが
できる画像生成機を提供る、ことである。
〈発明の要約〉 本発明によれば、表面に感光体を有る、可動感光体支持
手段と、該感光体表面に静電潜像を形成る、ための静電
潜像形成手段及び該静電潜像を現像る、現像装置を含む
画像形成手段と、転写後該感光体表面に残留る、トナー
を除去る、クリーニング装置を具備し、 該現像装置は、現像室と、該静電潜像にトナーを施すた
めの、該現像室に配設された適用手段と、トナー排出開
口を通して該現像室に連通せしめられているトナー収容
室を備え、 該クリーニング装置は、該感光体表面に残留る、トナー
を除去る、トナー除去手段と、該トナー除去手段の作用
によって除去されたトナーを回収る、トナー回収室を備
え、 該クリーニング装置及び該現像装置に関連して、更に、
該トナー回収室に回収されたトナーを該トナー収容室に
導くトナー再供給0手段が設けられている画像生成機に
おいて; 該現像装置の該現像室内のトナーの特性に応じて画像生
成条件を調整る、画像生成条件調整手段を更に具備する
ことを特徴とる、画像生成機が提供される。
〈発明の好適具体例〉 以下、添付図面を参照して、本発明に従って構成された
画像生成機の一例としての静電複写機の一興体例につい
て説明る、。
第1図において、図示の複写機は、全体を番号2で示す
略直方体形状のハウジングを具備している。このハウジ
ング2は、具体例では、下部支持枠体4と上部支持枠体
6とによって規定されている。上部支持枠体6は、その
左端部下部が軸8を介して下部支持枠体4に旋回自在に
連結されており、実線で示す閉位置と2点鎖線で示す開
位置との間を旋回動され得る。
ハンジング2の上面、従って上部支持枠体6の上面には
、原稿載置手段10が左右方向に往復動自在に装着され
ている。この原稿載置手段10は、その上面に複写すべ
き原稿が載置される透明板12と、この透明板12及び
その上にR置される原稿を覆うための開閉自在な原稿カ
バー14とを含んでいる。
上部支持枠体6には、ハウジング2の略中夫に位置せし
められる全体を番号16で示す所謂プロセスユニットが
着脱自在に装着されている。更に詳述る、と、上部支持
枠体6には、左右方向に間隔を置いて紙面に垂直な方向
に延びる一対の支持レール18及び20が固定されてい
る。一方、上記プロセスユニット16はユニット枠22
を有し、このユニット枠22の左右両側には、紙面に垂
直な方向に延びる被支持レール部24及び26が形成さ
れている。ユニット枠22の被支持レール部24及び2
6を夫々上部支持枠体6の支持レール18及び20に係
合せしめ、ユニット枠22を紙面に垂直な方向に滑動せ
しめることによって、上部支持枠体6にプロセスユニッ
ト16が装着及び離脱される。ユニット枠22の略中央
部には、可動感光体支持手段を構成る、回転ドラム28
が回転自在に装着されている。回転ドラム28の周表面
には、適宜の静電写真感光体が配設されている。
ユニット枠22には、更に、矢印30で示す方向に回転
駆動される回転ドラム28の周囲に、充電用コロナ放電
器32、全体を番号34で示す現像装置が配設されてい
る。
上部支持枠体6には、更に、原稿を照射しこの原稿から
の反射光を上記感光体上に投射る、光学手段36が配設
されている。図示の光学手段36は、原稿照射ランプ3
8、反射プレート40及び光学系42を含んでいる。光
学系42は、上下方向に延びる多数の細長い光学要素(
例えば日本板硝子株式会社から商品名「セルフォックマ
イクロレンズ」として販売されているロフト状レンズ)
から構成されている。照射ランプ38からの光は、−点
鎖線で示す如く、透明板12を通してその上に載置され
た原稿に照射され、原稿からの反射光は光学系42及び
ユニット枠22の上壁44に形成された露光開口46を
通して、露光域48において回転ドラム28の周表面に
投射される。具体例においては、後の記載から容易に理
解される如く、充電用コロナ放電器32及び光学手段3
6が回転ドラム28の感光体表面に静電潜像を形成る、
ための静電潜像形成手段を構成し、更にこの静電潜像形
成手段及び現像装置34が回転ドラム28の感光体上に
トナー像を形成る、画像形成手段を構成る、。尚、具体
例においては、更に、照射ランプ38からの光の一部は
、同様に一点鎖線で示す如く、反射プレート40の下面
に形成された開口50及びユニット枠22の上壁44に
形成された除電光開口52を通して、除電域54におい
て回転ドラム28の周表面に投射される。この回転ドラ
ム28の周囲には、クリーニング装置56も配設されて
いる。上記現像装置34及びクリーニング装置56につ
いては、後に詳述る、。
下部支持枠体4の略中央部には、転写域58において上
記回転ドラム28の周表面に対向る、転写用コロナ放電
器60、及びこの転写用コロナ放電器60に隣接してそ
の下流側に位置る、剥離用除電器62が配設されている
更に、下部支持枠体4の右端部には、全体を番号64で
示す複写紙供給手段が配設されており、下部支持枠体4
の左端部には、複写紙受皿66が配設されている。そし
て、複写紙供給手段64と複写紙受皿66との間には、
上記転写域58を通して複写紙を搬送る、ための全体を
番号68で示す複写紙搬送系が配設されている。複写紙
供給手段64は、複写紙台70、この複写紙台70の下
流端部の上方に配設された複写紙送出ローラ72を含ん
でいる。複写紙送出ローラ72は、選択的に昇降動せし
められると共に矢印74で示す方向に回転駆動せしめら
れる。複写紙供給手段64は、更に、上記複写紙台70
の下流に配設され且つ矢印76で示す方向に回転駆動さ
れる複写紙送給ローラ78と、その下方に配設された複
写紙分離手段80とを含んでいる。複写紙分離手段80
は、ビン82によって旋回自在に装着された支持部材8
4と、この支持部材84の上面に配設された、例えば合
成ゴムの如き高摩擦材料から形成された分離部材86と
を有る、。支持部材84は適宜のばね手段(図示してい
ない)によって時計方向に弾性的に偏倚されており、か
くして分離部材86が複写紙送給ローラ78に弾性的に
押付けられる。
上記の通りの複写紙供給手段64においては、適宜の寸
法のシート状複写紙の層が手動によって複写紙台70上
に挿入される。そして、複写紙送出ローラ72が下降さ
れ矢印74で示す方向に回転せしめられる毎に、複写紙
層における上位の複写紙が順次に送出され、そしてかか
る複写紙が複写紙送給ローラ78によって更に前進され
る。分離部材86は、複写紙送出ローラ72によって一
度に2枚又はそれ以上の複写紙が送出された時に、最上
位の複写紙以外の複写紙が複写紙送給ローラ78によっ
て前進されるのを防止し、かくして複写紙が一枚づつ複
写紙搬送系68に供給されるようにせしめる。複写紙搬
送系68は、案内板対88、矢印90で示す方向に回転
駆動される搬送ローラ対92、案内板94及び96、矢
印98で示す方向に回転駆動される搬送ベルト機構10
0、矢印102で示す方向に回転駆動される加熱定着ロ
ーラ対104、案内板対106、並びに矢印108で示
す方向に回転駆動せしめられる排出ローラ対110を含
んでいる。加熱定着ローラ対104の上方加熱ローラ1
12内には、適宜の加熱手段114が配設されている。
また、上方加熱ローラ112には、複写紙の巻付きを防
止る、ための剥離部材116が付設されている。
上述した通りの静電複写機においては、回転ドラム28
が矢印30で示す方向に回転駆動せしめられる間に、充
電用コロナ放電器32が回転ドラム28上の感光体を特
定極性に実質上均一に充電し、次いで、露光域48にお
いて、透明板12上の原稿の像が感光体上に走査露光さ
れ、かくして感光体上に原稿の像に対応した静電潜像が
形成される。上記走査露光の際には、原稿載置手段10
は、例えば、2点鎖線10.Aで示す走査露光開始値1
から右方へ2点鎖線10Bで示す走査露光終了位置まで
走査露光移動せしめられる。しかる後に感光体上の静電
潜像が現像装置34によってトナー像に現像される。次
いで、複写紙供給手段64から供給され複写紙搬送系6
8によって搬送される複写紙が、転写域58において回
転ドラム28の周表面に密接され、転写用コロナ放電器
60の作用によって感光体上のトナー像が複写紙上に転
写される。しかる後に、除電器62の作用によって回転
ドラム28から複写紙が剥離される。剥離された複写紙
は加熱定着ローラ対104を通して搬送され、この間に
複写紙上のトナー像が加熱定着され、そして複写紙受皿
66上に排出される。
一方、回転ドラム28は更に回転を続け、クリーニング
装置56の作用によって転写後に感光体上に残留る、ト
ナーが感光体上から除去される。
次いで、除電域54において感光体上に除電光が照射さ
れ、感光体上の残留電荷が消失せしめられる。
次に、第1図と共に第2図を参照して図示のプロセスユ
ニット16について説明る、と、プロセスユニット16
におけるユニット枠22は、前後方向(第1図及び第2
図において紙面に垂直な方向)に間隔を置いて配設され
た前壁118 (第8図)及び後壁120を有し、上記
前壁118及び後壁120間に回転ドラム28、現像装
置34及びクリーニング装置56が装着されている。前
壁118及び後壁120間には、上述した上壁44と共
に底壁122、左端壁124及び右端壁126が設けら
れている。底壁122には、複写紙搬送系6日の作用に
よって搬送される複写紙が転写域58にて回転ドラム2
8の周表面に密接せしめられるのを許容る、ために転写
開口128が形成され、また右端壁126の下端部は上
記被支持レール部26として作用る、。
回転ドラム28は前壁118及び後壁120間に回転自
在に装着されている。この回転ドラム28は、プロセス
ユニット16を上部支持枠体6に着脱自在に装着し且つ
該上部支持枠体6を上記閉位置にせしめると下部支持枠
体4に配設されている駆動源(図示せず)(静電複写機
の駆動源を構成る、)に駆動連結され、上記駆動源の作
用によって矢印30で示す方向に回転駆動されるように
なっている。
また、現像装置34は、ユニット枠22の前壁118及
び後壁120の内側に上記前後方向に間隔を置いて配設
された一対の端壁130(第4図において片方のみ示す
)を有し、一対の端壁130間には上記前後方向に延び
る種々の壁134゜136.138,140,142,
144及び146が設けられており、現像装置34は、
上記壁134,136,138,140,142゜14
4及び146によって区画された3個の室、即ち現像室
148、現像剤収容室150及びトナー収容室152を
具備る、。そして、上記トナー収容室152は、第1の
収容室154及び第2の収容室156に区画されている
。主として第2図を参照して、具体例では、上記壁13
6と共に上記壁138及び140の大部分によって第1
の収容室154が規定されている。この第1の収容室1
54内には予め未使用の新しいトナー(図示せず)が収
容される。また、第2の収容室156は上記壁140の
略U字状に形成された部位140a及び上記壁138の
左端部によって規定されている。具体例では、第2の収
容室156は、第1図及び第2図に示す通り、第1の収
容室154の上端部に配置され、上記第1の収容室15
6と同様に上記前後方向に延びている。第2の収容室1
56には、後述る、如く回転ドラム28から除去された
トナーが再供給され、かかるトナーが第2の収容室15
6から第1の収容室154に供給される。トナー収容室
152の底部、具体例において第1の収容室154の底
部には、トナー排出開口158が形成されている。トナ
ー排出開口158はトナー収容室152の幅方向(上記
前後方向)実質上一端から他端まで形成されており、こ
のトナー排出開口158には細長い円筒状のトナー供給
ローラ160が配設されている。トナー供給ローラ16
0は矢印162で示す方向に回動され、かく回動される
ことによってトナー収容室152内のトナーを上記トナ
ー排出開口158を通して現像室148に供給る、。
現像室148は、回転ドラム28に面る、左側面が開放
されている。かかる現像室148内には、適用手段16
4、現像剤攪拌手段166、及び案内板168が配設さ
れている。上記適用手段164は、矢印170で示す方
向に回転駆動せしめられる円筒状スリーブ172と、か
かるスリーブ172内に配設され且つ周方向に間隔を置
いて位置る、複数個の磁極を有る、静止永久磁石174
とから構成る、ことができる。上記攪拌手段166は、
矢印176で示す方向に回転駆動される複数枚の螺旋羽
根178を有し、現像室148内の現像剤を攪拌して適
用手段164に供給る、。現像室148の左側上面壁を
規定る、壁146には、上記適用手段164のスリーブ
172に向って突出る、穂切手段180が形成されてい
る。穂切手段180はスリーブ172の表面に磁気的に
保持されて移動る、現像剤に作用して過剰の現像剤を除
去る、。また、上記壁146には、上記穂切手段180
の上方に位置る、トナー濃度検出器182が配設されて
いる。周知の形態でよい検出器182は、現像室148
内に露呈した検出面を有し、上記穂切手段180の作用
によって適用手段164から除去された現像剤のトナー
濃度を検出る、。
また、現像剤収容室150は現像室148の上方に配置
されている。この現像剤収容室150内には、スタート
現像剤(キャリアとトナーを所定混合比で混合した新し
い現像剤)が予め収容される。かかるスタート現像剤は
現像装置34を実際に使用る、時まで現像剤収容室15
0から現像室148へ漏出しないようにる、必要があり
、それ故に、上記現像剤収容室150等は、例えば昭和
61年5月30日付で本出願人が提出した実用新案登録
出願(名称;画像生成機のための現像装置)の明細書及
び図面に開示されている如く構成る、のが好ましい。
かくの通りの現像装置34においては、使用開始の際に
は、最初に、現像剤収容室150内に収容されているス
タート現像剤を現像室148に所要の通り供給る、。現
像を遂行る、際には、現像室148内において攪拌手段
166が矢印176で示す方向に回転せしめられ、これ
によって現像剤が攪拌されトナーが所定極性に帯電され
、また現像剤が適用手段164に向けて送給される。適
用手段164におけるスリーブ172は矢印170で示
す方向に回転され、攪拌手段166の作用によって送給
された現像剤はスリーブ172内に配設された磁石17
4の磁気吸引力によってスリーブ172の表面に保持さ
れ、スリーブ172の回転に応じて矢印170で示す方
向に搬送される。
そして、穂切手段180の作用によってスリーブ172
の表面に保持されている過剰の現像剤が除去される。除
去された現像剤は、上記壁146の内面に沿って上方に
移動された後案内板168上を攪拌手段166に向けて
流下せしめられ、再び攪拌手段166によって攪拌され
る。一方、スリーブ172の表面に保持され更に矢印1
70で示す方向に搬送された現像剤は、回転ドラム28
の表面に配設されている感光体に接触せしめられ、感光
体上の静電潜像に対応して現像剤中のトナーが感光体上
に施され、かくして静電潜像がトナー像に現像される。
かくの通りの現像作用によって現像剤のトナー濃度が低
下る、と、検出器182が信号を生成し、これに応じて
トナー供給ローラ160が矢印162で示す方向に回転
され、かくしてトナー収容室152、即ち第1の収容室
154内のトナーがトナー排出開口158を通して現像
室148に供給される。具体例の現像装置34において
は、現像剤を保持る、スリーブ172に現像バイアス電
圧が印加されるようになっており、この点に関しては、
更に後述る、。
次いでクリーニング装置56について説明る、と、図示
のクリーニング装置56は、ユニット枠22の前壁11
8及び後壁120の内側に上記前後方向に間隔を置いて
配設された一対の端壁(図示せず)を有し、これら一対
の端壁間に上記前後方向に延びる種々の壁184,18
6及び188が設けられている。クリーニング装置Z5
6の壁188の上面には取付部材190によって弾性ブ
レード192が装着されている。トナー除去手段を構成
る、弾性ブレード192の自由端部は回転ドラム28の
周表面に所要圧力で圧接せしめられている。また、クリ
ーニング装置56は、上記壁184.186及び188
によって規定されたトナー回収室194を備えている。
トナー回収室194は、回転ドラム28に対向る、部位
が開放されており、かかる開放された開口部にはシール
部材196が配設されている。シール部材196は壁1
84の外面に取付けられ、その自由端は回転ドラム28
の周表面に接触乃至近接せしめられている。かくの通り
であるので、矢印30で示す方向に回転ドラム28が回
転されると、弾性ブレード1920作用によって感光体
表面に残留る、残留トナーが除去される。そして、かく
除去されたトナーはシール部材196及び壁184の内
面に案内されてトナー回収室194内に所要の通り回収
される。
かくの通りの複写機においては、更に、トナー回収室1
94に回収されたトナーがトナー収容室152に供給さ
れるようになっている。第2図と共に第3図及び第4図
を参照して更に説明る、と、プロセスユニット16は、
更に、トナー回収室194に回収されたトナーをトナー
収容室152に導りトナー再供給手段198を含んでい
る。クリーニング装置56の片方の端壁(前後方向前方
に位置る、端壁)の所要部位には開口が形成され、また
現像装置340片方の端壁(第4図に示す端壁130と
は反対の前後方向前方に位置す端壁)の所要部位にも開
口が形成され、上記両開口がコ字状の中空筒部材200
(第3図において二点鎖線で示す)によって連通されて
いる。トナー再供給手段198は細長い螺旋状部材20
2を備えている。螺旋状部材202は、その中間部20
4aが上記中空筒部材200内に位置し、その一端部2
04bがクリーニング装256のトナー回収室194の
底部に位置し、その他端部204cがトナー収容室15
2の第2の収容室156内に位置している。更に詳述る
、と、トナー回収室194内において、螺旋状部材20
2の上記一端部204bはトナー収容室194の幅方向
、即ち上記前後方向に延びており、その一端に設けられ
た軸部206がクリーニング装置56の他方の端壁(前
後方向後方に位置る、端壁)に回転自在に装着されてい
る。軸部206は上記他方の端壁を貫通して後方に突出
し、この突出端には歯車208が装着されている。歯車
208は、回転ドラム28の後端部に設けられた大歯車
210に噛合されており、回転ドラム28が矢印30で
示す方向に回転されると、大歯車210を介して歯車2
08は矢印212で示す方向に回転される。また、トナ
ー収容室152の第2の収容室156内においては、螺
旋状部材202の上記他端部204Cは第2の収容室1
56の幅方向、即ち上記前後方向に延びており、その他
端に設けられた軸部214が現像装置34の他方の端壁
130(第4図)に回転自在に装着されている。螺旋状
部材202はその両端に軸部206及び214を有る、
が、それ以外の部位には軸部が存在せず中空になってお
り、更に歯車208が矢印212で示す方向に回動され
ると矢印216 (第3図)で示す如くトナーを移送る
、ように螺旋状に捲回されている。かかる螺旋状部材2
02の他端部204cに関連して、上記壁140の略U
字状の部位140aを例えば次の通りに構成る、のが好
ましい。即ち、第4図に示す通り、部位140aの一例
端(第2図において右側端)上面の高さが第2の収容室
156の幅方向上記一端(前後方向前端)から上記他端
(前後方向後端)に向けて漸次減少せしめられているの
が好ましい。
尚、第3図に示す通り、通用手段164のスリーブ17
2においても、その両端部に設けられた軸部218a及
び218bが現像装置34の一対の端壁130に回転自
在に装着され、また、撹拌手段166においても、その
両端部に設けられた軸部220a及び220bが上記一
対の端壁130に回転自在に装着されている。スリーブ
172の軸部218bは上記端壁130 (第4図)を
貫通して後方に突出し、この突出端に歯車222が装着
され、また攪拌手段166の軸部220bも上記端壁1
30を貫通して後方に突出し、かかる突出端にも歯車2
24が装着されている。歯車222及び224は小歯車
226を介して駆動連結されている。従って、複写機の
上記駆動a<図示せず)によって歯車222が矢印22
8で示す方向に回動される(これによってスリーブ17
2は矢印170で示す方向に回転される)と、歯車22
6を介して歯車224が矢印230で示す方向に回転さ
れる(これによって攪拌手段166は矢印176で示す
方向に回転される)。
上述したトナー再供給手段198を備えた複写機におい
ては、回転ドラム28が矢印30で示す方向に回転され
ると、大歯車210及び歯車212を介して螺旋状部材
202が所要の通り回転される。即ち、トナー回収室1
94内に位置る、一端部204bにあっては矢印232
(第2図、第3図)で示す方向に回転され、トナー回収
室194内に上述した如くして回収されたトナーは、か
かる螺旋状部材202の作用によってトナー回収室19
4の後端から前端に向けて矢印216で示す方向に移送
される。かく移送されたトナーは中空筒部材200を通
って更にトナー収容室152の第2の収容室156内に
供給される。螺旋状部材202の第2の収容室156内
に位置る、他端部204cにあっては矢印234(第2
図、第3図)で示す方向に回転され、第2の収容室15
6内に上述した如く移送されたトナーは、矢印234で
示す方向に回転る、他端部204Cによって第2の収容
室156の前端から後端に向けて矢印216で示す方向
に移送される。かかる第2の収容室156を移送される
際には、トナーは螺旋状部材202の作用によって壁1
40の略U字状の壁部140aの一例端(右側端)上面
を越えるようになり、かかる−側端上面を越えたトナー
が第1の収容室154に存在る、トナーの上に供給され
る。
そして、第1の収容室154に予め収容されていたトナ
ーがトナー供給ローラ160の作用によって現像室14
8に供給された後にこの再使用のトナー(−度現像に使
用されたトナー)が現像室148に供給される。具体例
においては、壁部140aのトナーが乗越える一例端の
上面は、第2の収容室156の前端から後端に向けてそ
の高さが漸次減少せしめられており、それ故に、第2の
収容室156の前端部においてはトナーが比較的多く存
在る、にもかかわらずトナーの供給割合が小さく、一方
その後端部においてはトナーが比較的少ないにもかかわ
らずトナーの供給割合が大きくなり、かくして第2の収
容室156からのトナーは第1の収容室154の幅方向
に実質上均一に供給される。
第2の収容室156に関連して、第5図に示す通りに構
成しても同様の効果が達成される。第5図に示す変形例
においては、第2の収容室156を規定る、部位140
aの底部140b (略U字状の底部であって、第2の
収容室156の底部を規定る、部位)が第1の収容室1
54の幅方向−端(前端)から他端(後端)に向けて上
昇せしめられている。言い換えると、第2の収容室15
6内のトナーが乗越える壁部140aの一側端の高さは
、第1の収容室154の幅方向一端から他端に向けて減
少せしめられている。従って、かかる場合においても、
第2の収容室156内を移送される際に壁部140aの
上記−側端上面を越えて第1の収容室154に供給され
るトナーは、第2の収容室156の前端部においてはト
ナーが比較的多く存在る、にもかかわらず供給される割
合が小さく、一方その後端部においてはトナーが比較的
少ないにもかかわらず供給される割合が大きくなり、第
1の収容室154の幅方向に実質上均一に供給される。
尚、この変形例においては、更に、螺旋状部材202の
他端部204e、即ち第2の収容室156内に位置る、
部位は前後方向後方に向って漸次小さく円錐状に延びて
おり、また、このことに関連して、上記他端部204C
の中心軸線は第2の収容室156の前端から後端に向け
て幾分上方に傾斜せしめられている。螺旋状部材202
の上記他端部204cを円錐状にる、ことなく、上記他
端部204cの中心軸線を上述した如く単に幾分上方に
傾斜せしめることによっても同様の効果を達成る、こと
ができる。また、第2の収容室156の後端底部には開
口236が形成されており、それ故に第2の収容室15
6内を矢印216で示す方向に後端まで移送されたトナ
ーは上記開口236を通して第1の収容室154に供給
される。
上述した静電複写機においては、更に、トナーの特性変
化に応じて画像生成条件、具体例において現像バイアス
電圧及び原稿照射ランプ38の露光強度が調整できるよ
うに構成されている。更に説明る、と、具体例において
は回転ドラム28に関連してこの回転ドラム28の回転
数を測定る、測定機構240が設けられている。第6図
及び第7図を参照して、図示の測定機構240は小爪車
242及び大爪車244を備えている。小爪車242は
、ユニット枠22の前壁118内面に植設されたピン2
46に回転自在に装着されている。
小爪車242には、更に、係止部材250が付設されて
おり、この係止部材250はばね部材の如き偏倚手段(
図示せず)によって爪248に係合る、ように偏倚され
ている。従、って、係止部材250は、小爪車242の
矢印252(第7図)で示す方向の回動は許容る、が、
小爪車242の矢印252で示す方向と反対方向の回動
は確実に阻止る、。また、大爪車244は具体例におい
て円板から構成された回転部材254の内面に固定され
、この回転部材254及び大爪車244がユニット枠2
2の前壁118内面に植設されたピン256に回転自在
に装着されている。大爪車244には、更に、係止部材
258が付設されており、係止部材258もばね部材の
如き偏倚手段(図示せず)によって爪260に係合る、
ように偏倚されている。従って、係止部材258は、大
爪車244の矢印262 (第7図)で示す方向の回動
は許容る、が、大爪車244の矢印262で示す方向と
反対方向の回動は確実に阻止る、。測定機構240にお
いては、更に、小爪車242の外面(第6図において左
面)に大爪車244の爪260に係合し得る作動ピン2
64が植設されている。
一方、回転ドラム28の前端面にも小爪車242の爪2
48に係合し得る作動ビン266が植設されている。か
く構成されているので、回転ドラム28が上述した通り
にして1回転る、と、作動ピン266が小爪車242の
爪248に作用して矢印252で示す方向に所定角度回
転せしめ(即ち、1爪分だけ回転せしめる)、そしてこ
の小爪車242がかくの通りにして1回転る、と、作動
ピン264が大爪車244の爪260に作用して矢印2
62で示す方向に所定角度回転せしめる(即ち、1爪分
だけ回転せしめる)。
かく構成されていることに関連して、回転部材254の
外面には、第1の表示部266a、第2の表示部266
b及び第3の表示部266Cが扇形状に設けられている
。具体例においては、第1の表示部266aには例えば
緑色が施され、第2の表示部266bには例えば黄色が
施され、また第3の表示部266cには例えば赤色が施
されている。一方、ユニット枠22の前壁118の所要
部位には円形の開口268(第8図)が形成され、ユニ
ット枠22の外側からこの開口268を通して第1の表
示部 266a、第2の表示部266b及び第3の表示
部266Cが目視できるようになっている。
この開口268と第1の表示部266a、第2の表示部
266b及び第3の表示部266cとの関係は、次の通
りになっている。即ち、図示の静電複写機においては、
現像装置34のトナー収容室152内に予めトナーが収
容されているが、このトナーの収容量は例えば約500
0枚の複写物を生成る、のに必要な量となっている。一
方、具体例においては、−複写工程を遂行る、のに回転
ドラム28が例えば4回転されるようになっており、回
転ドラム28の回転数と画像形成回数との間には一定の
関係が存在る、。か(構成されていることに関連して、
具体例では、実買上5000枚の複写物を生成る、、言
い換えると回転ドラム28が実質上20000回転る、
までは開口268を通して実質上第1の表示部266a
が目視され、実質上20000回転る、と第1の表示部
266aと第2の表示部266bの境界部が上記開口2
68の実質上中央に位置る、ようになっている。
また、一般に、トナーの転写効率が約80%程度(この
転写効率はトナーの特性、温度、湿度等によって異なる
)であることに起因して、具体例においては実質上50
00枚から6000枚までの複写物を生成る、、言い換
えると回転ドラム28が実質上20000回転から24
000回転る、までの間は開口268を通して実質上第
2の表示部266bが目視され、実質上24000回転
る、と第8図に示す通り第2の表示部266bと第3の
表示部266Cの境界部が上記開口268の実質上中央
に位置る、ようになっている。そして、上述したことに
起因して、具体例においては実質上6000枚から62
00枚までの複写物を生成る、、言い換えると回転ドラ
ム28が実質上24000回転から24800回転る、
までの間は開口268を通して実質上第3の表示部26
6Cが目視されるようになっている。更に、具体例にお
・いては、6200枚の複写物を生成る、と、複写機が
作動せず、新しいプロセスユニットに交換しなければ複
写物の生成が不可能なようになっている。
更に、上記静電複写機は、画像生成条件を調整る、ため
の画像生成条件調整手段を備えている。
主として第9図を参照して、図示の調整手段は、手動操
作される第1のスイッチ270及び第2のスイッチ27
2と、これら第1のスイッチ270及び第2のスイッチ
272からの信号に基いて画像生成条件を調整る、ため
の調整制御手段274を含んでいる。第1のスイッチ2
70が閉成されると調整制御手段274は第1の調整信
号を生成し、また第2のスイッチ272が閉成されると
調整制御手段274は第2の調整信号を生成る、。
上記調整手段274は、更に、原稿照射ランプ38に供
給される電圧を調整る、第1の、電圧調整手段276及
び現像バイアス電圧を調整る、第2の電圧調整手段27
8を含んでいる。第1の電圧調整手段276は上記第1
の調整信号に基いてランプ電圧源280から原稿照射ラ
ンプ38に供給される電圧を幾分上昇せしめ(従って、
原稿瞭置l−段照射ランプ38の露光強度を幾分強くシ
)、また第2の調整信号に基いてランプ電圧源280か
ら供給される電圧を更に幾分上昇せしめる。更に、第2
の電圧調整手段278は上記第1の調整信号に基いてバ
イアス電圧源282によって適用手段164のスリーブ
172に印加される現像バイアス電圧を幾分上昇せしめ
、また第2の調整信号に基いてバイアス電圧源282に
よって印加される現像バイアス電圧を更に幾分上昇せし
める。
かくの通りの静電複写機においては、画像生成条件は次
の通りに制御される。
即ち、複写機、詳細にはプロセスユニット16の使用開
始から5000枚の複写物を生成る、と、回転ドラム2
8の矢印30で示す方向の回転に伴って小爪車242及
び大爪車244を介して回転部材254が矢印262で
示す方向に回転され、第1の表示部266aと第2の表
示部266bの境界部が開口268の実質上中央に位置
付けられる。5000枚の複写物を生成る、までは、ト
ナー収容室152の第1の収容室154内には約5oo
o枚の複写物を生成る、のに必要なトナーが予め収容さ
れ、更にクリーニング装置56のトナー回収室194か
らトナー再供給手段198の作用によって現像装置34
の第2の収容室156に移送されたトナーは第1の収容
室154内に存在る、トナー上に供給される故に、現像
室148内には実質上未使用のトナーが供給され、この
未使用のトナーによって回転ドラム28の感光体上−に
形成された静電潜像が現像される。一方、複写機の使用
に際しては、未使用のトナーを使用した場合に良好な複
写物が得られるように、ランプ電圧源280によって原
稿照射ランプ3日に供給される電圧及びバイアス電圧源
282によってスリーブ172に印加される現像バイア
ス電圧が予め設定されており、それ故に、充分に良好な
複写物が得られる。
かく複写して複写枚数が5000枚を越えると、容易に
理解される如く、トナー収容室152内の未使用のトナ
ーは全て現像室148に供給され、次いでトナー回収室
194からトナー収容室152に再供給された再使用ト
ナー(−度現像に用いたトナー)がトナー供給ローラ1
60の作用によって現像室148に供給されるようにな
る。再使用トナーは、−度現像に用いられている故に、
未使用のトナーとは特性が異なり、未使用のトナーに通
る、画像生成条件、即ちl原稿照射ランプ38に供給さ
れる電圧及び現像バイアス電圧によって静電潜像を現像
した場合には、所謂カブリ (トナーの特性によっては
画像濃度の低下)の原因となる。従って、具体例の複写
機においては、複写枚数が約5000枚になると手動に
よって第1のスイッチ270を閉成る、。複写枚数と回
転ドラム28の回転数とは一定の関係があり、それ故に
、具体例においては、回転部材254.の第1の表示部
266aと第2の表示部266bの境界部が開口268
の略中夫に位置る、ようになると上記第1のスイッチ2
70を閉成すればよい(尚、容易に理解される如く、第
1の表示部266aは、未使用のトナーに適る、画像生
成条件が好tしいことを表示る、)かくる、と、第1の
スイッチ270からの信号に基いて調整制御手段274
が第1の調整信号を生成し、かかる第1の調整信号が第
1の電圧調整手段276及び第2の電圧調整手段278
に送給される。かくる、と、再使用のトナーに適合る、
ように、第1の電圧調整手段276はランプ電圧源28
0から原稿照射ランプ38に供給される電圧を例えば7
5Vから77Vに幾分上昇せしめると共に、第2の電圧
調整手段278はバイアス電圧源282によってスリー
ブ172に印加される現像バイアス電圧を例えば180
Vから190vに幾分上昇せしめる。かくして、原稿照
射ランプ38に供給される電圧及び現像バイアス電圧が
、再使用トナーに適る、ように調整され、再使用トナー
による現像にかかわらず充分に良好な複写物が得られる
かく複写して複写枚数が6000枚を越えると、容易に
理解される如く、トナー収容室152内の再使用トナー
が全て現像室148に供給され、次にトナー回収室19
4から上述した如く供給された再再使用トナー(二度現
像に用いたトナー)がトナー供給ローラ160の作用に
よって現像室148に供給されるようになる。再再使用
トナーは、二度現像に用いている故に、再使用トナーよ
りも更にその特性が変化し、未使用トナーに適る、画像
生成条件或いは再使用トナーに適る、画像生成条件によ
って現像した場合には、同様に、所謂カブリ(トナーの
特性によっては画像濃度の低下)の原因となる。従って
、具体例の複写機においては、複写枚数が約6000枚
になると手動で次に第2のスイッチ272も閉成る、。
具体例においては、回転部材254の第2の表示部26
6bと第3の表示部266cの境界部が、第8図に示す
如く、開口268の略中夫に位置る、ようになると上記
第2のスイッチ272を閉成すればよい(尚、容易に理
解される如く、第2の表示部266bは再使用トナーに
適る、画像生成条件が好ましいことを表示し、また第3
の表示部266Cは再再使用トナーに適る、画像生成条
件が好ましいことを表示し、かかる第3の表示部266
cになると複写可能な枚数が残り少なくなる)。かくる
、と、第2のスイッチ272からの信号に基いて調整制
御手段274が第2の調整信号を生成し、かかる第2の
調整信号が第1の電圧調整手段276及び第2の電圧調
整手段278に送給される。かくる、と、再再使用トナ
ーに適合る、ように、第1の電圧調整手段276はラン
プ電圧源280から原稿照射ランプ38に供給される電
圧が例えば79Vになるように更に2■電圧を上昇せし
めると共に、第2の電圧調整手段278はバイアス電圧
源282によってスリーブ172に印加される現像バイ
アス電圧が例えば200vになるように更にIOV上弄
せしめる。かくして、原稿照射ランプ38に供給される
電圧及び現像バイアス電圧が、再再使用トナーに適る、
ように調整され、再再使用トナーによる現像にかかわら
ず充分に良好な複写物が得られる。
尚、図示の具体例においては、画像生成条件のうち現像
バイアス電圧及び原稿照射ランプ38の露光強度をトナ
ーの特性に応じて調整しているが、いずれか一方のみで
充分な場合には、これらのいずれか一方のみを調整る、
ようにすればよい。また、これらの他に、更に、充電用
コロナ放電器32及び/又は転写用コロナ放電器60に
付与される電圧をも調整る、ようにしてもよい。
上述した具体例においては、手動で画像生成条件を切換
えているが、第10図及び第11図に示す通りに構成る
、ことによって、上記画像生成条件を自動的に切換える
ようにる、ことができる。
即ち、第10図及び第11図に示す通りに、例えば回転
部材254側には磁石の如き被検出手段を設けると共に
ユニット枠22側には被検出手段を検出る、リードスイ
ッチの如き検出手段を設け、上記第1のスイッチ270
及び第2のスイッチ272に代えて、検出手段と被検出
手段から成る第1のスイッチ手段及び第2のスイッチ手
段を用いればよい。第1O図及び第11図において、回
転部材254の外面には、#2の表示部266bに対応
してその外側に弧状の被検出手段280が配設され、ま
た第3の表示部266Cに対応してその外側に弧状の被
検出手段282が配設されている。一方、ユニット枠2
2の前壁118(第8図参照)の内面には、被検出手段
280を検出る、検出手段284及び被検出手段282
を検出る、検出手段286が配設されている。検出手段
284及び被検出手段280は第1のスイッチ手段を構
成し、かかる第1のスイッチ手段は複写枚数が例えば5
000枚から6000枚の間、即ち再使用トナーに適合
る、画像生成条件によって現。
た、検出手段286及び被検出手段282は第2のスイ
ッチ手段を構成し、かかる第2のスイッチ手段は複写枚
数が例えば6000枚から6200枚の間、即ち再再使
用トナーに適合る、画像生成条件によって現像る、のが
好ましい開信号を生成る、(即ち、検出手段286が被
検出手段282を検出る、)。この変形例においては、
回転部材254には、更に、第3の表示部266Cの端
部(第2の表示部266bとは反対側の端部)に対応し
て被検出手段288が配設されている。この被検出手段
288は、複写枚数が例えば6200枚になると第1の
スイッチ手段の検出手段284が検出る、ように構成さ
れており、従って、例えば6200枚の複写が終了る、
と、第1のスイッチ手段及び第2のスイッチ手段双方が
信号を生成し、かかる双方のスイッチ手段からの信号に
基いて、新しいプロセスユニットに交換しなければ複写
が不可能なようになっている。
そして、第1のスイッチ手段からの信号に基いて調整制
御手段274(第9図参照)が第1の調整信号を生成し
、また第2のスイッチ手段からの信号に基いて調整制御
手段274が第2の調整債 、号を生成る、ようにすれ
ばよい。尚、その他の構成は第1図乃至第9図に示す具
体例と実質上同一でよい。かくる、ことによって、画像
生成条件を自動的に調整る、ことができる。かかる変形
例においては、容易に理解される如く、第1乃至第3の
表示部266a、266b及び266cは実質上不要で
あるが、プロセスユニット16の寿命を表示る、意味で
設けられているのが好ましい。
以上、本発明に従って構成された画像生成機の一例とし
ての静電複写機の具体例について説明したが、本発明は
かかる具体例に限定されることなく、本発明の範囲を逸
脱る、ことなく種々の変形乃至修正が可能である。
例えば、具体例においては、再再使用トナーによっても
現像される構成であるが、再再使用トナーによっては良
好な複写物を得られない場合には、再使用トナーまで使
用る、ように構成る、ことができる。かかる場合には、
第2のスイッチ(第2のスイッチ手段)を省略る、こと
ができ、また例えば6000枚の複写後に複写機の作動
を停止せしめるようにすればよい。
また、例えば、具体例においては、回転ドラム28の回
転数に関連して画像形成回数を測定しているが、これに
代えて、複写紙搬送系68によって搬送される複写紙等
を検出して画像形成回数を検出る、ようにしてもよく、
また複写枚数の表示もカウンンタで直接表示る、ように
してもよい。
また、例えば、具体例においては、原稿照射ランプ38
に供給される電圧及びスリーブ172に印加される現像
バイアス電圧を幾分上昇せしめるように調整しているが
、再使用トナー或いは再再使用トナーによって画像濃度
が低下る、特性のトナーを用いる場合には、原稿照射ラ
ンプ38に供給される電圧及び現像バイアス電圧を幾分
下降せしめるように調整る、のが好ましい。
また、例えば、具体例においては、キャリアとトナーか
ら成る所謂二成分系現像剤を使用る、形式の現像装置を
備えた画像生成機の一例としての静電複写機に適用して
説明したが、本発明は同様にトナーのみから成る所謂−
成分系現像剤を使用る、形式の現像装置を備えたものに
も適用る、ことができる。かかる場合には、スタート現
像剤を収容る、ための収容室150が不要であると共に
、攪拌手段166及びトナー濃度検出手段182等も不
要である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従って構成された画像生成機の一例
としての静電複写機の一興体例を示す簡略断面図。 第2図は、第1図の静電複写機におけるプロセスユニッ
トを示す断面図。 第3図は、第1図の静電複写機におけるトナー再供給手
段及びそれに関連る、要素を示す斜視図。 第4図は、第1[fflの静電複写機における現像装置
の第2の収容室及びその近傍を拡大して示す斜視図。 第5図は、現像装置の変形例における第2の収容室及び
その近傍を拡大して示す断面図。 第6図は、第1図の静電複写機における回転ドラムの前
端部近傍を示す平面図。 第7図は、第1図の静電複写機における測定機構を示す
正面図。 第8図は、第1図の静電複写機におけるプロセスユニッ
トの一部を前側から見たところを示す正面図。 第9図は、第1図の静電複写機における画像生成条件調
整手段を概略的に示す概略図。 第10図は、静電複写機の変形例における回転ドラムの
前端部近傍を示す平叫図。 第11図は、第1O図に示す変形例における測定機構を
示す正面図。 2・・・ハウジング 4・・・下部支持枠体 6・・・上部支持枠体 16・・・プロセスユニット 22・・・ユニット枠 28・・・回転ドラム 34・・・現像装置 38・・・原稿照射ランプ 56・・・クリーニング装置 148・・・現像室 152・・・トナー収容室 158・・・トナー排出開口 192・・・弾性ブレード 194・・・トナー回収室 198・・・トナー再供給手段 240・・・測定機構 274・・・調整制御手段 276・・・第1の電圧調整手段 278・・・第2の電圧調整手段 同  弁理士   岸  本  忠  昭量し−震 第6図 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、表面に感光体を有する可動感光体支持手段と、該感
    光体表面に静電潜像を形成するための静電潜像形成手段
    及び該静電潜像を現像する現像装置を含む画像形成手段
    と、転写後該感光体表面に残留するトナーを除去するク
    リーニング装置を具備し、 該現像装置は、現像室と、該静電潜像にトナーを施すた
    めの、該現像室に配設された適用手段と、トナー排出開
    口を通して該現像室に連通せしめられているトナー収容
    室を備え、 該クリーニング装置は、該感光体表面に残留するトナー
    を除去するトナー除去手段と、該トナー除去手段の作用
    によって除去されたトナーを回収するトナー回収室を備
    え、 該クリーニング装置及び該現像装置に関連して、更に、
    該トナー回収室に回収されたトナーを該トナー収容室に
    導くトナー再供給手段が設けられている画像生成機にお
    いて; 該現像装置の該現像室内のトナーの特性に応じて画像生
    成条件を調整する画像生成条件調整手段を更に具備する
    ことを特徴とする画像生成機。 2、該画像生成条件調整手段は、画像形成回数に関連し
    て画像生成条件を調整する、特許請求の範囲第1項記載
    の画像生成機。 3、該可動感光体支持手段に関連して、該可動感光体支
    持手段の回転に連通して作動される測定機構が設けられ
    ており、該測定機構は該可動感光体支持手段の回転数を
    測定する、特許請求の範囲第2項記載の画像生成機。 4、該測定機構は該可動感光体支持手段の回転数を表示
    する表示部材を備え、一方該画像生成条件調整手段は手
    動操作される手動切換スイッチを含み、該手動切換スイ
    ッチからの信号に基いて画像生成条件が調整される、特
    許請求の範囲第3項記載の画像生成機。 5、該測定機構は該可動感光体支持手段の回転に伴って
    回転される回転部材を備え、一方該画像生成条件調整手
    段は検出手段と被検出手段から成るスイッチ手段を含み
    、該検出手段と該被検出手段の片方が該回転部材に配設
    され、該スイッチ手段からの信号に基いて画像生成条件
    が調整される、特許請求の範囲第3項記載の画像生成機
    。 6、該画像生成条件調整手段は、該現像装置の該適用手
    段に印加される現像バイアス電圧を調整する、特許請求
    の範囲第1項から第5項までのいずれかに記載の画像生
    成機。 7、該静電潜像形成手段は該感光体表面に電荷を付与す
    る充電用コロナ放電器及び電荷が付与された該感光体表
    面に原稿像を投射する原稿照射ランプを備え、該画像生
    成条件調整手段は該原稿照射ランプから該感光体表面に
    投射される露光強度を調整する、特許請求の範囲第1項
    から第6項までのいずれかに記載の画像生成機。 8、該画像生成条件調整手段は、該原稿照射ランプに供
    給される電圧を調整する、特許請求の範囲第7項記載の
    画像生成機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58105168A (ja) * 1981-12-17 1983-06-22 Canon Inc プロセスキツト及びこのプロセスキツトを使用する画像形成装置
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