JP2604581B2 - 画像生成機 - Google Patents

画像生成機

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JP2604581B2
JP2604581B2 JP61242004A JP24200486A JP2604581B2 JP 2604581 B2 JP2604581 B2 JP 2604581B2 JP 61242004 A JP61242004 A JP 61242004A JP 24200486 A JP24200486 A JP 24200486A JP 2604581 B2 JP2604581 B2 JP 2604581B2
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toner
cartridge
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toner cartridge
apparatus housing
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純一 ▲高▼松
和則 秋山
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三田工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 <技術分野> 本発明は、静電複写機の如き画像生成機に関する。
<従来技術> 当事者には周知の如く、静電写真感光体上に静電潜像
を形成し、次いでかかる静電潜像をトナー像に現像する
形式の、静電複写機又は静電印刷機の如き画像生成機が
広く実用に供されている。画像生成機の一例としての静
電複写機は、一般に、表面に感光体を有する回転ドラム
の如き可動感光体支持手段と、感光体表面に静電潜像を
形成するための静電潜像形成手段と、この静電潜像を現
像する現像装置を備えている。そして、例えば二成分系
現像剤を使用する現像装置は、現像室及びトナー収納室
を区画する装置ハウジングと、トナーを施すための、現
像室に配設された適用手段と、トナー収容室に選択的に
装着される複数個のトナーカートリッジを含んでいる。
一方、表面に静電写真感光体を有する回転ドラムの如
き可動感光体支持手段と現像装置と(そしてまた、多く
の場合、感光体上のトナー像を通常の紙の如き転写材に
転写した後に感光体上から残留トナーを除去するための
クリーニング装置と)が共通のユニット枠に装着されて
いて交換可能な所謂プロセスユニットを構成し、かかる
プロセスユニットがハウジングに着脱自在に装着される
型の静電複写機においては、プロセスユニットにおける
感光体が寿命になるとこのプロセスユニット全体を新し
いものに交換して使用する傾向にある。特に、小型のパ
ーソナルタイプのものにあっては、感光体の寿命と現像
装置の寿命が実質上対応するように構成され、言い換え
ると感光体が寿命になるまで複写を遂行すると現像装置
のトナーも実質上全て消費されるようになっており(更
には、クリーニング装置の寿命も実質上対応するように
構成され、言い換えると感光体が寿命になるまで複写を
遂行すると感光体から除去されたトナーがクリーニング
装置のトナー回収室を実質上満たすようになってい
る)、従って上述した傾向が一層強い。
而して、上述した形態の画像生成機の一例としての静
電複写機においては、複写を遂行して感光体(従ってプ
ロセスユニット)が実質上寿命になると、これを正確に
検出して操作者に確実に知らせるようにすることが望ま
れる。また、このことに関連して、感光体(従ってプロ
セスユニット)が実質上寿命になる前においても寿命に
なるまでに何枚程度複写可能であるかを操作者が容易に
認識することができるようにするのが望ましい。更に、
上述した形態の静電複写機に限定されないが、静電複写
感光体は複写の遂行によって疲労する故に、長期に渡っ
て安定した画像を得るには、複写の遂行に関連して、画
像生成条件が適正となるように上記画像生成条件を調整
するようにするのが望ましい。
〈発明の目的〉 本発明は上記事実に鑑みなされたものであり、その目
的は、感光体が実質上寿命になるとこれを正確に検出し
て操作者に確実に知らせることができる画像生成機を提
供することである。
〈発明の概要〉 上記目的を達成するために、第1の発明によれば、表
面に感光体を有する可動感光体支持手段と、 該感光体表面に静電潜像を形成するための静電潜像形
成手段と、 装置ハウジング、該装置ハウジングに装着された該静
電潜像にトナーを施すための適用手段、該装置ハウジン
グに選択的に装着される複数個のトナーカートリッジを
含む現像装置と、を有する画像生成機において; 該静電潜像に施すためのトナーが過少になり所定時間
継続するとカートリッジ交換信号を生成する検出手段
と、 該検出手段からのカートリッジ交換信号に基づいてカ
ートリッジの交換を促す表示をする表示手段と、とを具
備し、 該複数個のトナーカートリッジのうち最終用のトナー
カートリッジは、該装置ハウジングに装着すると該装置
ハウジングから離脱せしめることが実質上不可能なよう
に構成されている、ことを特徴とする画像生成機が提供
される。
また、上記目的を達成するために、第2の発明によれ
ば、表面に感光体を有する可動感光体支持手段と、 該感光体表面に静電潜像を形成するための静電潜像形
成手段と、 装置ハウジング、該装置ハウジングに装着され該静電
潜像にトナーを施すための適用手段、該装置ハウジング
に選択的に装着される複数個のトナーカートリッジを含
む現像装置と、を有する画像生成機において; 該静電潜像に施すためのトナーが過少になり所定時間
継続するとカートリッジ交換信号を生成する第1の検出
手段と、 該複数個のトナーカートリッジのうち最終用のトナー
カートリッジを検出して最終カートリッジ信号を生成す
る第2の検出手段と、 該可動感光体支持手段の回転数が所定値を越えると所
定回転信号を生成する第3の検出手段と、 該可動感光体支持手段の感光体が実質上寿命であるこ
とを知らせるための寿命信号を生成する寿命信号生成手
段と、を備え、 該寿命信号生成手段は、該第1の検出手段からのカー
トリッジ交換信号及び該第3の検出手段からの所定回転
信号のうち、いずれか早く生成された信号と該第2の検
出手段からの最終カートリッジ信号に基づいて該寿命信
号を生成する、ことを特徴とする画像生成機が提供され
る。
<発明の好適具体例> 以下、添付図面を参照して更に詳細に説明する。
第1図は、本発明に従う画像生成機の一例としての静
電複写機の一具体例を簡略化して示す断面図である。
図示の静電複写機は、全体を番号2で示す略直方体形
状のハウジングを具備している。このハウジング2は、
下部支持枠体4と上部支持枠体6とによって規定されて
いる。上部支持枠体6は、その左端部下部が軸8を介し
て下部支持枠体4に旋回自在に連結されており、実線で
示す閉位置と2点鎖線で示す開位置との間を旋回動され
得る。
ハウジング2の上面、従って上部支持枠体6の上面に
は、原稿載置手段10が左右方向に往復動自在に装着され
ている。この原稿載置手段10は、その上面に複写すべき
原稿が載置される透明板12と、この透明板12及びその上
に載置される原稿を覆うための開閉自在な原稿カバー14
とを含んでいる。
上部支持枠体6には、ハウジング2の略中央に位置せ
しめられる全体が番号16で示す所謂プロセスユニットが
着脱自在に装着されている。更に詳述すると、上部支持
枠体6には、左右方向に間隔を置いて前後方向、即ち紙
面に垂直な方向に延びる一対の支持レール18及び20が固
定されている。一方、上記プロセスユニット16はユニッ
ト枠22を有し、このユニット枠22の左右両側には、紙面
に垂直な方向に延びる被支持レール部24及び26が形成さ
れている。ユニット枠22の被支持レール部24及び26を夫
々上部支持枠体6の支持レール18及び20に係合せしめ、
ユニット枠22を紙面に垂直な方向に滑動せしめることに
よって、上部支持枠体6にプロセスユニット16が装着及
び離脱される。ユニット枠22の略中央には、回転ドラム
28が回転自在に装着されている。回転ドラム28の周表面
には適宜の静電写真感光体が配設されている。ユニット
枠22には、更に、矢印30で示す方向に回転駆動される回
転ドラム28の周囲にその回転方向に見て順次に、充電用
コロナ放電器32、全体を番号34で示す現像装置、全体を
番号36で示すクリーニング装置も装着されている。クリ
ーニング装置36は、回転ドラム28の周表面に当接する弾
性ブレード38と、矢印40で示す方向に回転駆動せしめら
れるトナー送込ローラ42と、トナー回収室44とを具備し
ている。現像装置34については、後に更に詳述する。
上部支持枠体6には、更に、上記プロセスユニット16
の上方に位置する、照射ランプ46、反射プレート48及び
光学系50も装着されている。光学系50は、上下方向に延
びる多数の細長い光学要素(例えば日本板硝子株式会社
から商品名「セルフォックマイクロレンズ」として販売
されているロッド状レンズ)から構成されている。照射
ランプ46からの光は、一点鎖線で示す如く、透明板12を
通してその上に載置された原稿に照射され、原稿からの
反射光は光学系50及びユニット枠22の上壁52に形成され
た露光開口54を通して、露光域56において回転ドラム28
の周表面に投射される。また、照明ランプ46からの光の
一部は、同様に一点鎖線で示す如く、反射プレート48の
下面に形成された開口58及びユニット枠22の上壁52に形
成された除電光開口60を通して、除電域62において回転
ドラム28の周表面に投射される。
下部支持枠体4の略中央部には、転写域64において上
記回転ドラム28の周表面に対向する転写用コロナ放電器
66、及びこの転写用コロナ放電器66に隣接してその下流
側に位置する剥離用除電器68が配設されている。
更に、下部支持枠体4の右端部には、全体を番号72で
示す複写紙供給手段が配設されており、下部支持枠体4
の左端部には、複写紙受皿74が配設されている。そし
て、複写紙供給手段72と複写紙受皿74との間には、上記
転写域64を通して複写紙を搬送するための全体を番号76
で示す複写紙搬送系が配設されている。複写紙供給手段
72は、複写紙台78、この複写紙台78の下流端部の上方に
配設された複写紙送出ローラ80を含んでいる。複写紙送
出ローラ80は、選択的に昇降動せしめられると共に矢印
82で示す方向に回転駆動せしめられる。複写紙供給手段
72は、更に、上記複合紙台78の下流に配設され且つ矢印
84で示す方向に回転駆動される複写紙送給ローラ86と、
その下方に配設された複写紙分離手段88とを含んでい
る。複写紙分離手段88は、ピン90によって旋回自在に装
着された支持部材92と、この支持部材92の上面に配設さ
れた、例えば合成ゴムの如き高摩擦材料から形成された
分離部材94とを有する。支持部材92は適宜のばね手段
(図示していない)によって時計方向に弾性的に偏倚さ
れており、かくして分離部材94が複写紙送給ローラ86に
弾性的に押付けられる。上記の通りの複写紙供給手段72
においては、適宜の寸法のシート状複写紙の層が手動に
よって複写紙台78上に挿入される。そして、複写紙送出
ローラ80が下降され矢印82で示す方向に回転せしめられ
る毎に、複写紙層における上位の複写紙が順次に送出さ
れ、そしてかかる複写紙が複写紙送給ローラ86によって
更に前進される。分離部材94は、複写紙送出ローラ80に
よって一度に2枚又はそれ以上の複写紙が送出された時
に、最上位の複写紙以外の複写紙が複写紙送給ローラ86
によって前進されるのを防止し、かくして複写紙が1枚
づつ複写紙搬送系76に送給されるようにせしめる。複写
紙搬送系76は、案内板対96、矢印98で示す方向に回転駆
動される搬送ローラ対100、案内板102及び104、矢印106
で示す方向に回転駆動される搬送ベルト機構108、矢印1
10で示す方向に回転駆動される加熱定着ローラ対112、
案内板対114、並びに矢印116で示す方向に回転駆動せし
められる排出ローラ対118を含んでいる。加熱定着ロー
ラ対112の上方加熱ローラ120内には、適宜の加熱手段12
2が配設されている。また、上方加熱ローラ120には、複
写紙の巻付きを防止するための剥離部材124が付設され
ている。
上述した通りの静電複写機においては、回転ドラム28
が矢印30で示す方向に回転駆動せしめられる間に、充電
用コロナ放電器32が回転ドラム28上の感光体を特定極性
に実質上均一に充電し、次いで、露光域56において、透
明板12上の原稿の像が感光体上に走査露光され、かくし
て充電用コロナ放電器32及び照射ランプ46を含む静電潜
像形成手段によって感光体上に原稿の像に対応した静電
潜像が形成される。上記走査露光の際には、原稿載置手
段10は、例えば2点鎖線10Aで示す走査露光開始位置か
ら右方へ2点鎖線10Bで示す走査露光終了位置まで走査
露光移動せしめられる。しかる後に感光体上の静電潜像
が現像装置34によってトナー像に現象され、かくして上
記静電潜像形成手段及び現像装置34を含む画像形成手段
によってトナー像が所要の通り形成される。次いで、複
写紙供給手段72から供給され複写紙搬送系76によって搬
送される複写紙が、転写域64において回転ドラム28の周
表面に密接され、転写用コロナ放電器66の作用によって
感光体上のトナー像が複写紙上に転写される。しかる後
に、除電器68の作用によって回転ドラム28から複写紙が
剥離される。剥離された複写紙は加熱定着ローラ対112
を通して搬送され、この間に複写紙上のトナー像が加熱
定着され、そして複写紙受皿74上に排出される。一方、
回転ドラム28は更に回転を続け、クリーニング装置36の
弾性ブレード38の作用によって転写後に感光体上に残留
するトナーが感光体上から除去される。除去されたトナ
ーは、トナー送込ローラ42によってトナー回収室44内に
送込まれてそこに収集される。次いで、除電域62におい
て感光体上に除電光が照射され、感光体上の残留電荷が
消失せしめられる。
而して、上述した通りの静電複写機は、本発明に従っ
て構成された画像生成機の単なる一例を示すものにすぎ
ず、それ故に、その構成及び作用についての詳細は、本
発明において説明を省略する。
次に、主として第1図と共に第2図を参照して、図示
の現像装置34及びそれに関連する要素について説明す
る。
プロセスユニット16のユニット枠22は、前後方向(第
1図において紙面に垂直な方向、第2図において右下か
ら左上の方向)に間隔を置いて配設された前壁126(第
2図)及び後壁128(第1図)を有し、上記前壁126及び
後壁128間に、上壁52と共に左側壁130及び右側壁132が
固定されている。そして、具体例においては、回転ドラ
ム28、現像装置34及びクリーニング装置36はユニット枠
22の前壁126及び後壁128間に配設されている。図示のユ
ニット枠22においては、ユニット枠22の上部支持枠体6
への装着及び離脱を容易にするために、前壁126の前面
に把持部134が設けられている。
図示の現像装置34は、ユニット枠22の前壁126及び後
壁128間に装着された装置ハウジング136を具備してい
る。具体例では、装置ハウジング136はユニット枠22の
前壁126及び後壁128間において前後方向に間隔を置いて
配設された一対の端壁138(第5−A図及び第5−B図
において後壁128の内側に位置する端壁のみを示す)を
有し、一対の端壁138間に上記前後方向に延びる種々の
壁140,142,144,146,148,150、152及び154が設けられて
おり、一対の端壁138並びに種々の壁140,142,144,146,1
48,150,152及び154によって構成される装置ハウジング1
36は、3個の室、即ち現像室156、現像剤収容室158及び
トナー収容室160を区画する。具体例の現像装置34は、
キャリアとトナーから成る所謂2成分系現像剤が使用さ
れ、現像剤収容室158には使用に際して現像室156に供給
される所謂スタート現像剤(キャリアとトナーが所定混
合比で混合された現像剤)が収容され、トナー収容室16
0には後述するトナーカートリッジ162が装着されると共
にトナーカートリッジ162から排出されたトナーが収容
される。
上記現像室156には、適用手段164及び撹拌手段166が
配設されている。図示の適用手段164は、矢印168で示す
方向に回転駆動せしめられる円筒状スリーブ170と円筒
状スリーブ170内に配設された静止永久磁石172から構成
されている。かかる適用手段164は、現像室156内の現像
剤を保持して矢印168で示す方向に搬送し、かく保持さ
れた現像剤は回転ドラム28の感光体表面に作用して感光
体表面に形成された静電潜像をトナー像に現像する。上
記撹拌手段160は、複数枚の螺旋羽根174を有し、現像室
156内の現像剤を撹拌して適用手段164に供給する。現像
室156の左側上面壁を規定する壁154には、上記適用手段
164のスリーブ170に向って突出する穂切手段176が形成
されている。穂切手段176はスリーブ170の表面に磁気的
に保持されて移動する現像剤に作用して過剰の現像剤を
除去する。また、上記壁154には、上記穂切手段176の上
方に位置するトナー濃度検出器178が配設されている。
周知の形態でよい検出器178は、現像室156内に露呈した
検出面を有し、上記穂切手段176の作用によって適用手
段164から除去された現像剤のトナー濃度を検出する。
穂切手段176の作用によって適用手段164から除去された
現像剤は、検出器178によってトナー濃度が検出された
後に案内板180上を撹拌手段166に向けて流下せしめられ
る。
トナー収容室160の底部には、上記現像室156に連通す
るトナー排出開口が設けられ、このトナー排出開口に矢
印182で示す方向に回転されるトナー供給ローラ184が配
設されている。このトナー供給ローラ184は、ステッピ
ングモータの如き専用の駆動源M1(第6図)によって回
転され、かかる回転によって後述する如くトナー排出開
口を通して現像室156にトナーを供給する。このトナー
収容室160の上部には、トナーが収容されたトナーカー
トリッジ162が装着される。
第3図,第4−A図乃至第4−C図をも参照して更に
説明すると、具体例の静電複写機においては、回転ドラ
ム28の感光体は約6000枚の複写を遂行すると寿命になる
ようになっている。そしてこのことに関連して、1個の
プロセスユニット16に対して3個のトナーカートリッジ
162が用意されている。即ち、具体例では、各トナーカ
ートリッジ162には、約2000枚の複写に必要なトナーが
収容され、トナーカートリッジ162が選択的にトナー収
容室160に装着されるようになっている。各トナーカー
トリッジ162は略同一の構成であり(後述するロック手
段に関連して一部構成が異なるのみである)、トナーが
収容される収容容器186を具備している。図示の収容容
器186は、第3図に示す如く、下面に排出開口(第1
図)が形成された箱状の容器本体188と容器本体188の一
端面に設けられた把持部190を有している。尚、収容容
器186、例えば第3図に示す通り把持部190の前面に、ト
ナー収容室160への装着順序を示す表示部192を設けるの
が好ましい。かかる表示部192は、昭和61年9月19日付
で本出願人が提出した特許願(名称:画像生成機のため
の現像装置)の明細書及び図面に開示されているもので
よい。これらトナーカートリッジ162の容器本体188に形
成された排出開口は粘着テープの如きシール部材(図示
せず)によって開封自在に密封され、現像装置34のトナ
ー収容室160に装着する際に所要の通り開封される。
一方、トナーカートリッジ162がトナー収容室160に選
択的に装着可能であることに関連して、ユニット枠22の
前壁126の所要部位及び現像装置34の端壁138(図示して
いないが、ユニット枠22の前壁126の内側に位置する端
壁)の所要部位には開口194(第2図において、ユニッ
ト枠22の前壁126に形成された開口のみ示す)が形成さ
れている。そして、具体例においては、更に、トナーカ
ートリッジ162の装着の際に内部のトナーが漏れるのを
防止するために、ユニット枠22の前壁126の開口194と現
像装置34の端壁138の開口194(図示せず)の両開口部間
に案内壁196(第2図)が設けられている。かくの通り
であるので、トナーカートリッジ162の各々は、ユニッ
ト枠22の前壁126に形成された開口194を通し上記案内壁
196に案内され、更に現像装置34の端壁138に形成された
開口194(図示せず)を通し、トナー収容室160を規定す
る壁142及び146に案内されてトナー収容室160に所要の
通り装着される。
具体例の静電複写機では、現像装置34のトナー収容室
160に装着されているトナーカートリッジ162を操作者が
認識することができるように構成されている。
主として第4−A図乃至第4−C図を参照して、図示
の静電複写機は、トナー収容室160に装着されたトナー
カートリッジ162を識別するためのカートリッジ識別手
段198(第6図)とカートリッジ識別手段198からの信号
に基いて表示するための表示手段200を備えている。具
体例では、カートリッジ識別手段198は、各カートリッ
ジ162に設けられた識別被検出手段とトナーカートリッ
ジ162に設けられた識別被検出手段を検出する識別検出
手段202を含んでいる。具体例では、識別検出手段202は
現像装置34の装置ハウジング136の後側の端壁138に設け
られ、トナー収容室160に3個のトナーカートリッジ162
が選択的に装着されることに関連して、3個の端子204
a,204b及び204cを含んでいる。具体例では、各端子204
a、204b及び204aは横方向(第1図において左右方向、
第4−A図乃至第4−C図において右下から左上の方
向)に間隔を置いて配設され、それらの接続面は装置ハ
ウジング136の上記端面138の内面に露呈せしめられてい
る。
一方、トナーカートリッジ162に設けられた識別被検
出手段は、端子204a,204b及び204cを各々異なる形態で
所要の通り連結する各々異なる連結部材から構成されて
いる。即ち、トナー収容室160に最初に装着されるトナ
ーカートリッジ、言い換えると第1番目のトナーカート
リッジ(以下、番号162aを付して説明する)に設けられ
た識別被検出手段206aは、第4−A図に示す通りの連結
部材208aから構成されている。図示の連結部材208aは、
端子204aに対応して配設された端子部210と端子204bに
対応して配設された端子部212と、端子部210及び212を
接続する接続部214を有し、トナーカートリッジ162aの
容器本体188の後壁後面に設けられている。従って、ト
ナーカートリッジ162aを後述する如くトナー収容室160
に装着して収容位置に位置付けると、端子204aと接続部
210が接続されると共に端子204bと接続部212が接続さ
れ、かくして装置ハウジング136に設けられた端子204a
と端子204bがトナーカートリッジ162aに設けられた連結
部材208aを介して連結される。また、トナー収容室160
に2番目に装着されるトナーカートリッジ、言い換える
と第2番目のトナーカートリッジ(以下、番号162bを付
して説明する)に設けられた識別被検出手段206bは、第
4−B図に示す通りの連結部材208bから構成されてい
る。図示の連結部材208bは、端子204bに対応して配設さ
れた端子部212と端子204cに対応して配設された端子部2
16と、端子部212及び216を接続する接続部218を有し、
トナーカートリッジ162bの容器本体188の後壁後面に設
けられている。従って、トナーカートリッジ162bを後述
する如くトナー収容室160に装着して収容位置に位置付
けると、端子204bと接続部212が接続されると共に端子2
04cと接続部216と接続され、かくして装置ハウジング13
6に設けられた端子204bと端子204cがトナーカートリッ
ジ162bに設けられた連結部材208bを介して連結される。
更に、トナー収容室160に3番目に装着される最終用の
トナーカートリッジ、言い換えると第3番目のトナーカ
ートリッジ(以下、番号162cを付して説明する)に設け
られた識別被検出手段206cは、第4−C図に示す通りの
連結部材208cから構成されている。図示の連結部材208c
は、端子204aに対応して配設された端子部210と、端子2
04bに対応して配設された端子部212と、端子204cに対応
して配設された端子部216と、端子部210,212及び216を
接続する接続部214及び218を有し、トナーカートリッジ
162cの容器本体188の後壁後面に設けられている。従っ
て、トナーカートリッジ162cを後述する如くトナー収容
室160に装着して収容位置に位置付けると、端子204aと
端子部210が接続され、端子204bと端子部212が接続さ
れ、更に端子204cと端子部216が接続され、かくして装
置ハウジング136に設けられた端子204a,204b及び204cが
トナーカートリッジ162cに設けられた連結部材208cを介
して相互に連結される。
装置ハウジング136に設けられた識別検出手段202とト
ナーカートリッジ162a(又は162b,162c)に設けられた
識別被検出手段206a(又は206b,206c)によって生成さ
れた識別信号は、第6図に示す制御手段220に送給され
る。一方、図示の表示手段200は、静電複写機の操作パ
ネル(図示せず)に設けられた3個のランプ、即ち第1
のランプ222、第2のランプ224及び第3のランプ226を
含んでいる。制御手段220は、カートリッジ識別手段198
からの信号に基いて後に詳述する如く、トナー収容室16
0に第1番目のカートリッジ162aを装着したときには第
1のランプ222を点灯し、トナー収容室160に第2番目の
カートリッジ162bを装着したときには第2のランプ224
を点灯し、トナー収容室160に第3番目のカートリッジ1
62cを装着したときには第3のランプ226を点灯する。
この静電複写機では、更に、現像装置34の装置ハウジ
ング136に最終用トナーカートリッジ、即ち第3番目の
トナーカートリッジ162cを装着するとこのトナーカート
リッジ162cを装置ハウジング136から離脱せしめること
が実質上不可能なように構成されている。主として第4
−C図及び第5−B図を参照して、具体例では、装置ハ
ウジング136及び第3番目のトナーカートリッジ162cに
ロック手段228が設けられている。図示のロック手段228
は、トナーカートリッジ162cに設けられた第1の係合部
と装置ハウジング136の端壁138(第5−A図、第5−B
図)に設けられた被係合部から構成されている。第1の
係合部はトナーカートリッジ162cの容器本体188の後面
両端に設けられた一対の解除不可能な第1の爪部材230
から構成されている。第1の爪部材230の基部は弾性変
形し得るように構成され、その先端部には解除不可能な
鋭い爪部232が設けられている。一方、被係合部は一対
の第1の爪部材230に対応して装置ハウジング136の端壁
138に形成された一対の孔234(第5−A図,第5−B
図)を含んでいる。従って、トナーカートリッジ162cを
装置ハウジング136に装着してトナー収容室160に所要の
通り収容される収容装置(第5−B図に実線で示す位
置)にせしめると、一対の第1の爪部材230の爪部232が
装置ハウジング136の端壁138に形成された孔234を通し
て外方に突出し、これら突出した各爪部232が基部の弾
性復元力によって端壁138の一部に係合し、かく係合し
た後は、爪部232が鋭く尖っていることに起因して両者
の係合解除が実質上不可能になる。
また、第4−B図、第4−C図及び第5−A図に示す
如く、具体例では、装置ハウジング136の端壁138に一対
の孔234が形成されていることに関連して、第1番目の
トナーカートリッジ162a及び第2番目のトナーカートリ
ッジ162bに第2の係合部が設けられている。第2の係合
部はトナーカートリッジ162a及び162bの容器本体188の
後面両端に設けられた一対の解除自在な第2の爪部材23
6から構成されている。第2の爪部材236の基部は弾性変
形し得るように構成され、その先端部には解除自在な丸
い爪部238が設けられている。従って、トナーカートリ
ッジ162a(又は162b)を装置ハウジング136に装着して
トナー収容室160に所要の通り収容される収容位置(第
5−A図に実線で示す位置)にせしめると、一対の第2
の爪部材236の爪部238が装置ハウジング136の端壁138に
形成された孔234を通して外方に突出し、これら突出し
た各爪部238が基部の弾性復元力によって端壁138の一部
に係合する。一方、かかる状態からトナーカートリッジ
162a(又は162b)を前方に移動せしめると、爪部238が
丸くなっていることに起因して両者の係合が比較的容易
に解除され、トナーカートリッジ162a(又は162b)を装
置ハウジング136から離脱せしめることができる。
かかる静電複写機においては、上記カートリッジ識別
手段198からの識別信号に関連して、画像生成条件が調
整されるように構成されている。主として第6図を参照
して説明すると、図示の静電複写機は、画像生成条件調
整手段を備えており、この画像生成条件調整手段は、具
体例において、制御手段220に含まれている調整制御手
段240、第1の電圧調整手段242及び第2の電圧調整手段
244を含んでいる。調整制御手段240はカートリッジ識別
手段198からの識別信号に基いて第1の調整信号及び第
2の調整信号を生成し、第1の調整信号及び第2の調整
信号を第1の電圧調整手段242及び第2の電圧調整手段2
42に供給する。第1の電圧調整手段242は、ランプ電圧
源246から照射ランプ46に供給される電圧を調整し、第
1の調整信号に基いて上記電圧を幾分上昇せしめ、また
第2の調整信号に基いで上記電圧を更に幾分上昇せしめ
る。また、第2の電圧調整手段244は、バイアス電圧源2
48によって適用手段164のスリーブ170に追加される現象
バイアス電圧を調整し、第1の調整信号に基いて現像バ
イアス電圧を幾分上昇せしめ、また第2の調整信号に基
いて現像バイアス電圧を更に幾分上昇せしめる。
尚、具体例においては、カートリッジ識別手段198か
らの識別信号に基いて画像生成条件のうち照射ランプ46
に供給される電圧(言い換えると、照射ランプ46の露光
強度)及び現像バイアス電圧を調整しているが、いずれ
か一方のみで充分な場合には、これらのいずれか一方の
みを所要の通り調整するようにすればよい。また、これ
らと共に、或いはこれら以外に、充電用コロナ放電器32
及び/又は転写用コロナ放電器66に付与される電圧を調
整するようにしてもよい。
具体例の静電複写機においては、更に、回転ドラム28
の感光体が実質上寿命になるとこれを操作者に知らせる
ように構成されている。更に説明すると、制御手段220
は、寿命信号生成手段250を含んでおり、具体例におい
て寿命信号生成手段250は検出器178及びカートリッジ識
別手段198からの信号に基いて寿命信号を生成する(第
6図)。検出器178(第1の検出手段を構成する)は、
現像剤中のトナーの濃度が過少になる(所定値より小さ
くなる)とトナー補給信号を生成する。このトナー補給
信号は制御手段220に送給され、制御手段220はトナー補
給信号に基いてトナー補給ローラ184を回転せしめるた
めの駆動源M1を付勢する。この検出器178は、更にまた
駆動源M1が付勢されたにもかかわらず所定時間(例えば
10秒間)継続してトナー補給信号を生成すると、トナー
補給信号に代えて、カートリッジ交換信号を生成する。
このカートリッジ交換信号も制御手段220に送給され、
制御手段220はカートリッジ交換信号に基いて操作パネ
ル(図示せず)に設けられている交換表示ランプ252を
点灯する。
一方、カートリッジ識別手段198、特に装置ハウジン
グ136に設けられた端子204a,204b及び204c(最終用のト
ナーカートリッジ162cを検出するカートリッジ検出手段
を構成する)及び第3番目のトナーカートリッジ162cに
設けられた連結部材208c(カートリッジ被検出手段を構
成する)は、最終用の、即ち第3番目のトナーカートリ
ッジ162cを検出するための第2の検出手段としても作用
し、トナーカートリッジ162cをトナー収容室160に所要
の通り装着すると、端子204a,204b及び204cが連結部材2
08cを介して相互に連結されることに起因して最終カー
トリッジ信号を生成する。制御手段220の寿命信号生成
手段250は、検出器178からのカートリッジ交換信号及び
カートリッジ識別手段198からの最終カートリッジ信号
(特に端子204a,204b,204c並びに連結部材208cによって
生成される信号)に基いて寿命信号を生成する。具体例
においては、更に、操作パネル(図示せず)には寿命表
示ランプ254(第6図)が設けられており、制御手段220
は寿命信号生成手段250において生成された寿命信号に
基いて寿命表示ランプ254を点灯する。尚、寿命表示ラ
ンプ254を点灯することに代えて、例えば静電複写機に
おける主駆動源を構成する電動モータ(図示せず)を除
勢して装置全体を停止せしめるように構成することもで
きる。
具体例においては、現像装置34のトナー収容室160に
装着されているトナーカートリッジ162a(又は162b,162
c)を識別するためのカートリッジ識別手段198からの信
号を利用しているが、カートリッジ識別手段198を備え
ていない場合には、例えば第7図に示す通りの第2の検
出手段を用いることができる。第7図を参照して、変形
例における第2の検出手段は、第3番目のトナーカート
リッジ162cに設けられたカートリッジ被検出手段260と
現像装置34の装置ハウジング136の端壁138(後方の端
壁)に設けられたカートリッジ検出手段262を含んでい
る。図示のカートリッジ検出手段262は、装置ハウジン
グ136の端壁138の内面に横方向に間隔を置いて配設され
た一対の端子264a及び264bを有し、また図示のカートリ
ッジ被検出手段260はトナーカートリッジ162cの容器本
体188の後壁後面に設けられた連結部材266から構成さ
れ、連結部材266は、端子264aに対応して配設された端
子部268a、端子264bに対応して配設された端子部268b、
及び端子部268a及び268bを接続する接続部268cを有して
いるが、かくの通りであるので、第3番目のトナーカー
トリッジ162cをトナー収容室160に収容して上記収容位
置にせしめると、端子264aと端子部268aが接続されると
共に端子26bと端子部268bが接続され、かくして装置ハ
ウジング136に設けられた端子264a及び264bがトナーカ
ートリッジ162cに設けられた連結部材266を介して連結
され、これによって第2の検出手段は最終カートリッジ
信号を生成する。
次に、主として第1図、第4−A図乃至第4−C図、
第5−A図及び第5−B図、並びに第6図を参照して、
上述して静電複写機の作用効果について説明する。
装置の使用を開始する際には、現像剤収容室158に収
容されているスタート現像剤を現像室156に供給する。
また、現像装置34の装置ハウジング136に第1番目のト
ナーカートリッジ162aを装着してトナー収容室160に収
容する。このトナーカートリッジ162aの装着は、第2図
及び第5−A図から理解される如く、ユニット枠22の前
壁126及び現像装置34の端壁138(図示せず)に形成され
ている開口194を通してトナーカートリッジ162aをトナ
ー収容室160の上部に挿入することによって遂行され、
かく装着した後、トナーカートリッジ162aの容器本体18
8に形成された排出開口に貼付けられている貼着テープ
の如きシール部材191(第3図)を剥して上記排出開口
を開封する。トナーカートリッジ162aを第5−A図に示
す如く矢印270で示す方向に実線で示す収容位置まで挿
入する(かかる収容位置まで挿入すると、トナーカート
リッジ162aの容器本体188の後面が現像装置34の端壁138
の内面に当接する)と、トナーカートリッジ162aの第2
の爪部材236の爪部238がが端壁138に形成された孔234を
通して端壁138の一部に解除自在に係合し、かくしてト
ナーカートリッジ162aが上記収容位置に保持される。ま
た、かく装着すると、現像装置34の装置ハウジンク136
に設けられた端子204a及び204bが第1番目のトナーカー
トリッジ162aに設けられた連結部材208aを介して連結さ
れ、これによってカートリッジ識別手段198が第1カー
トリッジ信号を生成する。かくすると、第1カートリッ
ジ信号が制御手段220に送給され、制御手段220はこの第
1カートリッジ信号に基いて第1のランプ222を点灯す
る。従って、この第1のランプ222は、トナー収用室160
に第1番目のトナーカートリッジ162aが装着されている
ことを表示し、これによって操作者は感光体、従ってプ
ロセスユニット16が実質上寿命になるまで多数の複写を
遂行することが可能である(少なくとも約4000枚の複写
が可能である)ことを容易に知ることができる。
上述した初期準備操作を遂行すると、現像装置34によ
って静電潜像を現像することが可能になる。
その後、複写の遂行によって現像剤のトナー濃度が低
下すると、検出器178がこれを検出してトナー補給信号
を生成する。かくすると、制御手段220はこのトナー補
給信号に基いて駆動源M1を付勢し、トナー供給ローラ18
4が矢印182で示す方向に回転され、かくしてトナーカー
トリッジ162aから排出されたトナー収容室160に収用さ
れているトナーがトナー排出開口を通して現像室156に
供給され、現像剤のトナー濃度が上昇せしめられる。
具体例において約2000枚の複写を遂行すると、トナー
カートリッジ162aのトナーが実質上全て消費される。か
くすると、トナー濃度が低下して検出器178から6トナ
ー補給信号に基いてトナー供給ローラ184が回転されて
もトナーがトナー収容室160から現像室156に供給され
ず、トナー補給信号が生成され続ける。そして、トナー
補給信号が所定時間(例えば10秒間)継続して生成され
ると、このトナー補給信号器に代えてカートリッジ交換
信号が生成される。かくすると、カートリッジ交換信号
が制御手段220に送給され、制御手段220はカートリッジ
交換信号に基いて交換表示ランプ252を点灯し、操作者
にトナーカートリッジ162aを交換しなければならないこ
とを知らせる。
トナーカートリッジ162aの交換は、トナーカートリッ
ジ162aを装置ハウジング136から離脱せしめた後、第2
番目のトナーカートリッジ162bを装着せしめればよい。
即ち、トナーカートリッジ162aの把持部190を把持して
矢印272で示す離脱方向に移動せしめて第2の爪部材236
の爪部238と端壁138の一部との係合を解除し、矢印272
で示す方向に更に移動せしめてトナー収容室160から離
脱せしめる。しかる後、第2番目のトナーカートリッジ
162bを、第1番目のトナーカートリッジ162aと同様にし
て着脱自在に装着する。即ち、この第2番目のトナーカ
ートリッジ162bの装着も、第2図及び第5−A図から同
様に理解される如く、ユニット枠22の前壁126及び現像
装置34の端壁138に形成されている開口194を通してトナ
ーカートリッジ162bをトナー収容室160に挿入すること
によって遂行され、かく装着した後に容器本体188の排
出開口に貼付けられているシール部材を剥して上記排出
開口を開封する。トナーカートリッジ162bを同様にして
第5−A図に示す如く矢印270で示す方向に実線で示す
収容位置まで挿入する(かかる収容位置まで挿入する
と、トナーカートリッジ162bの容器本体188の後面が現
像装置34の端壁138の内面に当接する)と、トナーカー
トリッジ162bの第2の爪部材236の爪部238が端壁138に
形成された孔234を通して端壁138の一部に係合し、かく
してトナーカートリッジ162bが上記収容位置に保持され
る。また、かく装着すると、現像装置34の装置ハウジン
グ136に設けられた端子204b及び204cが第2番目のトナ
ーカートリッジ162bに設けられた連結部材208bを介して
連結され、これによってカートリッジ識別手段198が次
に第2カートリッジ信号を生成する。かくすると、第2
カートリッジ信号が制御手段220に送給され、制御手段2
20は第2カートリッジ信号に基いて第2のランプ224を
点灯する。従って、この第2のランプ224は、トナー収
容室160に第2番目のトナーカートリッジ162bが装着さ
れていることを表示し、これによって操作者は感光体、
従ってプロセスユニット16が実質上寿命になるまでかな
りの複写を遂行することが可能である(少なくても約20
00枚の複写が可能である)ことを容易に知ることができ
る。また、かくすると、制御手段220における調整制御
手段240が上記第2カートリッジ信号に基いて第1の調
整信号を生成し、かかる第1の調整信号が第1の電圧調
整手段242及び第2の電圧調整手段244に送給される。第
1の調整信号が第1の電圧調整手段242に送給される
と、この第1の電圧調整手段242はランプ電圧源246から
照射ランプ46に供給される電圧を例えば70Vから72Vに幾
分上昇せしめて照射ランプ46の露光強度を幾分強くす
る。また、第1の調整信号が第2の電圧調整手段244に
送給されると、第2の電圧調整手段244は、バイアス電
圧源248によって適用手段164のスリーブ170に印加され
る現像バイアス電圧を例えば200Vから220Vに幾分上昇せ
しめる。かくして、複写に伴う回転ドラム28の感光体の
疲労に起因する画質の劣化が、照射ランプ46に供給され
る電圧及び現像バイアス電圧を幾分変化せしめることに
よって所要の通り補償される。
カートリッジ162bに交換した後、具体例において更に
約2000枚の複写を遂行する(言い換えると、使用開始か
ら約4000枚の複写を遂行する)と、トナーカートリッジ
162bのトナーが実質上全て解消される。かくすると、上
述したと同様に、トナー濃度が低下して検出器178から
のトナー補給信号に基いてトナー供給ローラ、184が回
転されてもトナーがトナー収容室160から現像室156に供
給されず、トナー補給信号が生成され続ける。そして、
トナー補給信号が所定時間(例えば10秒間)継続して生
成されると、このトナー補給信号に代えて再びカートリ
ッジ交換信号が生成される。かくすると、制御手段220
は、カートリッジ交換信号に基いて交換表示ランプ252
を点灯し、操作者にトナーカートリッジ162bを交換しな
ければならないことを知らせる。
トナーカートリッジ162bの交換は、トナーカートリッ
ジ162bを離脱せしめた後、第3番目、即ち最終用のトナ
ーカートリッジ162cを装着すればよい。即ち、トナーカ
ートリッジ162bの把持部190を把持して矢印272で示す離
脱方向に移動せしめて第2の爪部材236の爪部238と端壁
138の一部との係合を解除し、矢印272で示す方向に更に
移動せしめてトナー収容室160から離脱せしめる。しか
る後、第3番目のトナーカートリッジ162cを、第2図及
び第5−B図から理解される如く、ユニット枠22の前壁
126及び現像装置34の端壁138に形成されている開口194
を通してトナー収容室160に収容する。そして、かく装
着した後、容器本体188の排出開口に貼付けられている
シール部材を剥して上記排出開口を開封する。トナーカ
ートリッジ162cを矢印270で示す装着方向に第5−B図
に実線で示す収容位置まで挿入する(かかる収容位置ま
で挿入すると、同様に、トナーカートリッジ162cの容器
本体188の後面が現像装置34の端壁138の内面に当接す
る)と、トナーカートリッジ162cの第1の爪部材230の
爪部232が端壁138に形成された孔234を通して端壁138の
一部に係合し、かくしてトナーカートリッジ162cが上記
収容位置に保持される。また、かく装着すると、現像装
置34の装置ハウジング136に設けられた端子204a、204b
及び204cが第3番目のトナーカートリッジ162cに設けら
れた連結部材208cを介して相互に連結され、これによっ
てカートリッジ識別手段198は最終カートリッジ信号を
生成する。かくすると、最終カートリッジ信号が制御手
段220に送給され、制御手段220は最終カートリッジ信号
に基いて第3のランプ226を点灯する。従って、この第
3のランプ226は、トナー収容室160に第3番目のトナー
カートリッジ162cが装着されていることを表示し、これ
によって操作者は感光体、従ってプロセスユニット16が
実質上寿命になるまで残り少ないことを容易に知ること
ができる。また、かくすると、制御手段220における調
整制御手段240が上記最終カートリッジ信号に基いて第
2の調整信号を生成し、かかる第2の調整信号が第1の
電圧調整手段242及び第2の電圧調整手段244に送給され
る。第2の調整信号が第1の電圧調整手段242に送給さ
れると、この第1電圧調整手段242はランプ電圧源246か
ら照射ランプ46に供給される電圧を例えば72Vから74Vに
更に2V上昇せしめて照射ランプ46の露光強度を更に幾分
強くする。また、第2の調整信号が第2の電圧調整手段
244に送給されると、第2の電圧調整手段244は、バイア
ス電圧源248によって適用手段164のスリーブ170に印加
される現像バイアス電圧を例えば220Vから240Vにさらに
20V上昇せしめる。かくして、複写に伴う回転ドラム28
の感光体の疲労に起因する画質の劣化が、照射ランプ46
に供給される電圧及び現像バイアス電圧を再度幾分変化
せしめることによって再び所要の通り補償される。
トナーカートリッジ162cに交換した後、具体例におい
て更に約2000枚の複写を遂行する(言い換えると、使用
開始から約6000枚の複写を遂行する)と、次に、カート
リッジ162cのトナーが実質上全て消費される。かくする
と、同様に、トナー濃度が低下しているにもかかわらず
トナー収容室160からトナーが供給されず、トナー補給
信号が生成され続ける。そして、このトナー補給信号が
所定時間(例えば10秒間)継続して生成されると、この
トナー補給信号に代えて再度カートリッジ交換信号が生
成される。かくすると、制御手段220における寿命信号
生成手段250が検出器178からのカートリッジ交換信号及
びカートリッジ識別手段198からの最終カートリッジ信
号に基いて寿命信号が生成される。寿命信号がかく生成
されると、制御手段220はこの寿命信号に基いて寿命表
示ランプ254を点灯し、操作者に感光体、従ってプロセ
スユニット16が実質上寿命で新しいプロセスユニット16
と交換する必要があることを知らせる。尚、具体例にお
いては、感光体が実質上寿命になると上記寿命信号によ
って交換表示ランプ252に代えて寿命表示ランプ254が点
灯されるようになっているが、交換表示ランプ252を併
せて点灯するようにしてもよい。
この具体例では、トナーカートリッジ162cの第1の爪
部材230と端壁138の一部の係合が実質上解除不可能にな
っており、それ故に、トナーカートリッジ162cに代えて
新しいトナーカートリッジを装着することができず、こ
れによっても感光体、従ってプロセスユニット16が実質
上寿命であることを確認することができる。
上述した静電複写機においては、寿命信号生成手段25
0がカートリッジ識別手段198からの最終カートリッジ信
号と検出器178からのカートリッジ交換信号に基づいて
寿命信号を生成する例を示したが、第2の発明において
は以下に述べるように、寿命信号生成手段250が回転ド
ラム28の回転数をも考慮して寿命信号を生成するように
している。即ち、第1図乃至第6図に示す静電複写機に
おいて、上述した具体例における検出器178(トナー濃
度が低下するとカートリッジ交換信号を生成する第1の
検出手段を構成する)と、カートリッジ識別手段198、
特に現像装置34の装置ハウジング136の端壁138に設けら
れた端子204a,204b及び204c並びに第3番目のトナーカ
ートリッジ162cの容器本体188に設けられた連結部材208
c(最終用のトナーカートリッジ162cを検出して最終カ
ートリッジ信号を生成する第2の検出手段を構成する)
との他に、更に、可動感光体支持手段を構成する回転ド
ラム28の回転数が所定値を越えると所定回転信号を生成
する第3の検出手段を設け、検出器178のカートリッジ
交換信号、カートリッジ識別手段198の最終カートリッ
ジ信号及び第3の検出手段の所定回転信号に関連して、
詳細にはカートリッジ交換信号及び所定回転信号のうち
いずれか早く生成された信号と最終カートリッジ信号に
基いて寿命信号生成手段250が寿命信号を生成する。
第3の検出手段としては、例えば第8図及び第9図に
示す通りの構成のものを用いることができる。変形例
(第2の発明の具体例)の静電複写機における回転ドラ
ム及びその近傍を示す第8図及び第9図を参照して、図
示の第3の検出手段は、回転ドラム28の回転数を測定す
るための測定機構276と、測定機構276に関連して所定回
転信号を生成する検出器278を含んでいる。図示の測定
機構276は小爪車280及び大爪車282を備えている。小爪
車280は、ユニット枠22の前壁126(第2図)内面に植設
されたピン284に回転自在に装着されている。小爪車280
には、更に、係止部材286が付設されており、この係止
部材286はばね部材の如き偏倚手段(図示せず)によっ
て爪288に係合するように偏倚されている。従って係止
部材286は、小爪車280の矢印290(第9図)で示す方向
の回動は許容するが、小爪車280の矢印290で示す方向と
反対方向の回動は確実に阻止する。また、大爪車282は
具体例において円板から構成された回転部材292の内面
に固定され、この回転部材292及び大爪車282がユニット
枠22の前壁126(第2図)内面に植設されたピン294に回
転自在に装着されている。大爪車282には、更に、係止
部材296が付設されており、係止部材296もばね部材の如
き偏倚手段(図示せず)によって爪298に係合するよう
に偏倚されている。従って、係止部材296は、大爪車282
の矢印300(第9図)で示す方向の回動は許容するが、
大爪車282の矢印300で示す方向と反対方向の回動は確実
に阻止する。測定機構276においては、更に、小爪車280
の外面(第8図において左面)に大爪車282の爪298に係
合し得る作動ピン302が植設されている。一方、回転ド
ラム28の前端面にも小爪車280の爪288に係合し得る作動
ピン304(第8図)が植設されている。かく構成されて
いるので、回転ドラム28が上述した通りにして1回転す
ると、作動ピン302が小爪車280の爪288に作用して矢印2
90で示す方向に所定角度回転せしめ(即ち、1爪分だけ
回転せしめる)、そしてこの小爪車280がかくの通りに
して1回転すると、作動ピン302が大爪車282の爪298に
作用して矢印300で示す方向に所定角度回転せしめる。
(即ち、1爪分だけ回転せしめる)。
変形例においては、かく構成さていることに関連し
て、更に、回転部材292の外面(第8図において左面)
には、第1の表示部306、第2の表示部308及び第3の表
示部310が扇形状に設けられている。図示の変形例にお
いては、第1の表示部306には例えば緑色が施され、第
2の表示部308には例えば黄色が施され、また第3の表
示部310には例えば赤色が施されている。そして、第3
の表示部310の一側端(矢印300で示す回転方向に見て上
流側端)の外側に、例えば永久磁石から構成することが
できる被検出部材312が設けられている。更にまた、例
えばリードスイッチから構成することができる検出器27
8は、上記被検出部材312に関連して配設されている。変
形例では一複写工程を遂行するのに回転ドラム28が例え
ば約4回転されるようになっており、このことに関連し
て回転ドラム28が24000回転すると回転部材292の回転に
伴って被検出部材312が検出器278に対向する位置(第8
図に示す位置)にせしめられるようになっている。尚、
この変形例では、回転部材292に設けられた第1の表示
部306、第2の表示部308及び第3の表示部310を利用し
て残りの複写回数を認識することができるようにするこ
とができる。
かかる変形例では、複写の遂行によって回転ドラム28
が実質上24000回転すると、回転ドラム28の回転に伴っ
て回転部材292が所要の通り回転され、回転部材292に設
けられた被検出部材312が検出器278に対向する位置(第
8図に示す位置)にせしめられる。かくすると、検出器
278はこの被検出部材312を検出し、所定回転信号を生成
する。このとき、現像装置34のトナー収容室160には第
3番目のトナーカートリッジ162cが装着されており(回
転ドラム28が実質上24000回転すると約6000回の複写を
遂行することになり、それ故に第1番目及び第2番目の
トナーカートリッジ162a及び162bのトナーは全て消費
し、第3番目のトナーカートリッジ162cのトナーを使用
している)、カートリッジ識別手段198は最終カートリ
ッジ信号を生成している。従って、上述した如くして第
3の検出手段によって所定回転信号が生成される(な
お、回転ドラム28が実質上24000回転する前に第3番目
のトナーカートリッジ162cのトナーが実質上消費された
場合には、所定回転信号より先に検出器178によって上
述した如くカートリッジ交換信号が生成される)と、制
御手段220における寿命信号生成手段250に最終カートリ
ッジ信号と所定回転信号(又はカートリッジ交換信号)
が送給され、寿命信号生成手段250は上記最終カートリ
ッジ信号と上記所定回転信号(又は上記カートリッジ交
換信号)に基いて寿命信号を生成する。かくして、制御
手段220は、上述したと同様にして、寿命信号に基いて
寿命表示ランプ254(第6図)を点灯し、プロセスユニ
ット16が実質上寿命であることを知らせる。
第1図乃至第6図に示す具体例の如く最終カートリッ
ジ信号とカートリッジ交換信号に基いて寿命信号を生成
するようにすると、比較的明るい原稿を多数複写した場
合にはトナーの消費量が少なくなって感光体が実質上寿
命になっているにもかかわらず寿命信号が生成されない
という不都合が生じるが、上記変形例の如く最終カート
リッジ信号とカートリッジ交換信号及び所定回転信号の
いずれか早く生成された信号とに基いて寿命信号を生成
するようにすれば、上記不都合を確実に解消することが
できる。
以上、本発明に従って構成された画像生成機の一例と
しての静電複写機の具体例について説明したが、本発明
はかかる具体例に限定されるものではなく、本発明の範
囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能であ
る。
例えば、具体例においては、カートリッジ識別手段19
8は、現像装置34の装置ハウジング136に設けられた端子
204a,204b,及び204cと各トナーカートリッジ162a,162b
及び162cに設けられた連結部材208a,208b及び208cを備
えているが、これに代えて、例えば装置ハウジング136
に3個の検出器を設けると共に各トナーカートリッジ16
2a,162b及び162cに検出器の異なる1個に対応する被検
出部材を設けるようにしてもよい。
また、例えば、具体例においては、感光体、言い換え
るとプロセスユニット16が寿命になるまで3個のトナー
カートリッジ162a,162b及び162cが順次交換される構成
であるが、これに限定されることなく、2個或いは4個
以上交換するように構成してもよい。
更に、例えば、具体例においては、第1番目のトナー
カートリッジ162a及び第2番目のトナーカートリッジ16
2bにも、上記収容位置に着脱自在に保持するための第2
の爪部材236が設けられているが、上記収容位置に所要
の通り保持することができる場合には、上記第2の爪部
材236を省略することもできる。
更にまた、例えば、具体例においては、キャリアとト
ナーから成る所謂二成分系現像剤を使用する形式の現像
装置を備えた静電複写機に適用して説明したが、これに
限定されることなく、トナーのみから成る所謂一成分系
現像剤を使用する現像装置を備えたものにも同様に適用
することができる。かかる場合には、現像剤収容室15
8、撹拌手段166等は不要であり、またトナー濃度を検出
する検出器178に代えてトナーの量を検出する検出器を
設け、この検出器は現像室のトナーの量が過少になると
トナー補給信号を生成し、更にトナー補給信号が所定時
間継続して生成されるとカートリッジ交換信号を生成す
るようにすればよい。
〈発明の効果〉 第1の発明によれば、カートリッジ交換信号を生成す
る検出手段からのカートリッジ交換信号に基づいてカー
トリッジの交換を促す表示が表示手段によって行われ、
この表示に基づき順次複数個のトナーカートリッジが交
換されるが、最終用のトナーカートリッジは装置ハウジ
ングに装着すると該装置ハウジングから離脱せしめるこ
とが実質上不可能なように構成されているので、上記カ
ートリッジ交換信号に基づいてカートリッジの交換を促
す表示が行われても、装置ハウジングに装着された最終
用のトナーカートリッジを離脱できないため、感光体が
実質上寿命に達していることを認識することができる。
第2の発明によれば、カートリッジ交換信号を生成す
る第1の検出手段と、最終カートリッジ信号を生成する
第2の検出手段と、可動感光体支持手段の所定回転信号
を生成する第3の検出手段と、可動感光体支持手段の感
光体が実質上寿命であることを知らせるための寿命信号
を生成する寿命信号生成手段とを備え、該寿命信号生成
手段は、第1の検出手段からのカートリッジ交換信号及
び第3の検出手段からの所定回転信号のうち、いずれか
早く生成された信号と第2の検出手段からの最終カート
リッジ信号に基づいて該寿命信号を生成するようにした
ので、比較的明るい原稿を多数複写しトナーの消費量が
少ない場合には、可動感光体支持手段の所定回転信号と
最終カートリッジ信号により寿命信号が生成され、ま
た、比較的暗い原稿を多数複写しトナーの消費量が多い
場合には、カートリッジ交換信号と最終カートリッジ信
号により寿命信号が生成される。従って、感光体が実質
的な寿命に達した場合でも、最終カートリッジのトナー
が所定値以下に達した場合でも寿命信号が生成されるの
で、常に適正な画像濃度を保証することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従って構成された画像生成機の一例
としての静電複写機の一具体例を示す簡略断面図。 第2図は、第1図の静電複写機のプロセスユニットを示
す斜視図。 第3図は、第1図の静電複写機における現像装置のトナ
ー収容室に装着されるトナーカートリッジの一つを示す
斜視図。 第4−A図乃至第4−C図は、第1図の静電複写機にお
けるカートリッジ識別手段及びそれに関連する各トナー
カートリッジの後部を示す斜視図。 第5−A図及び第5−B図は、夫々、第1番目(又は第
2番目)のトナーカートリッジを装着した状態及び第3
番目のトナーカートリッジを装着した状態を示す断面
図。 第6図は、第1図の静電複写機における制御系を簡略化
して示す図。 第7図は、カートリッジ識別手段に代え、最終用のトナ
ーカートリッジを検出するために用いる第2の検出手段
及びそれに関連する要素を示す斜視図。 第8図は、本発明に従う画像生成機の一例としての静電
複写機の変形例における回転ドラムの前部を示す側面
図。 第9図は、第8図の静電複写機における測定機構を示す
図。 2……ハウジング 4……下部支持枠体 6……上部支持枠体 16……プロセスユニット 22……ユニット枠 28……回転ドラム 32……充電用コロナ放電器 34……現像装置 46……照射ランプ 136……装置ハウジング 156……現像室 160……トナー収容室 162,162a,162b,162c……トナーカートリッジ 164……適用手段 178……検出器 198……カートリッジ識別手段 200……表示手段 220……制御手段 240……調整制御手段 242……第1の電圧調整手段 244……第2の電圧調整手段 250……寿命信号生成手段 252……交換表示ランプ 254……寿命表示ランプ 276……測定機構 278……検出器 312……被検出部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−229046(JP,A) 特開 昭61−166554(JP,A) 特開 昭59−87464(JP,A) 特開 昭60−63551(JP,A) 特開 昭60−232569(JP,A) 特開 昭59−61854(JP,A) 実開 昭61−99168(JP,U) 実開 昭61−148065(JP,U) 実開 昭61−128659(JP,U) 実開 昭58−31560(JP,U)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に感光体を有する可動感光体支持手段
    と、 該感光体表面に静電潜像を形成するための静電潜像形成
    手段と、 装置ハウジング、該装置ハウジングに装着され該静電潜
    像にトナーを施すための適用手段、該装置ハウジングに
    選択的に装着される複数個のトナーカートリッジを含む
    現像装置と、を有する画像生成機において; 該静電潜像に施すためのトナーが過少になり所定時間継
    続するとカートリッジ交換信号を生成する検出手段と、 該検出手段からのカートリッジ交換信号に基づいてカー
    トリッジの交換を促す表示をする表示手段と、とを具備
    し、 該複数個のトナーカートリッジのうち最終用のトナーカ
    ートリッジは、該装置ハウジングに装着すると該装置ハ
    ウジングから離脱せしめることが実質上不可能なように
    構成されている、ことを特徴とする画像生成機。
  2. 【請求項2】該検出手段は、該現像装置の現像室におけ
    るトナーの濃度を検出し、トナーの濃度が過少になり所
    定時間継続すると該カートリッジ交換信号を生成する特
    許請求の範囲第1項記載の画像生成機。
  3. 【請求項3】該検出手段は、該現像装置の現像室におけ
    るトナーの量を検出し、トナーの量が過少になり所定時
    間継続すると該カートリッジ交換信号を生成する特許請
    求の範囲第1項記載の画像生成機。
  4. 【請求項4】該装置ハウジング及び該最終用のトナーカ
    ートリッジには、該最終用のトナーカートリッジを該装
    置ハウジングの装着位置にロック保持するロック手段が
    設けられており、該ロック手段がロック状態になると該
    ロック状態の解除が実質上不可能になる特許請求の範囲
    第1項記載の画像生成機。
  5. 【請求項5】該ロック手段は、該最終用のトナーカート
    リッジに設けられた第1の係合部と該装置ハウジングに
    設けられた被係合部を含み、該最終用のトナーカートリ
    ッジを該装置ハウジングの装着位置に装着すると該第1
    の係合部が該被係合部に係合し、かく係合した後は両者
    の係合解除が実質上不可能になる特許請求の範囲第4項
    記載の画像生成機。
  6. 【請求項6】該複数個のトナーカートリッジのうちの該
    最終用のトナーカートリッジを除く他のトナーカートリ
    ッジには、該装置ハウジングに設けられた該被係合部に
    解除自在に係合する第2の係合部が設けられており、該
    他のトナーカートリッジを該装置ハウジングの装着位置
    に装着すると該第2の係合部が該被係合部に解除自在に
    係合する特許請求の範囲第5項記載の画像生成機。
  7. 【請求項7】表面に感光体を有する可動感光体支持手段
    と、 該感光体表面に静電潜像を形成するための静電潜像形成
    手段と、 装置ハウジング、該装置ハウジングに装着され該静電潜
    像にトナーを施すための適用手段、該装置ハウジングに
    選択的に装着される複数個のトナーカートリッジを含む
    現像装置と、を有する画像生成機において; 該静電潜像に施すためのトナーが過少になり所定時間継
    続するとカートリッジ交換信号を生成する第1の検出手
    段と、 該複数個のトナーカートリッジのうち最終用のトナーカ
    ートリッジを検出して最終カートリッジ信号を生成する
    第2の検出手段と、 該可動感光体支持手段の回転数が所定値を越えると所定
    回転信号を生成する第3の検出手段と、 該可動感光体支持手段の感光体が実質上寿命であること
    を知らせるための寿命信号を生成する寿命信号生成手段
    と、を備え、 該寿命信号生成手段は、該第1の検出手段からのカート
    リッジ交換信号及び該第3の検出手段からの所定回転信
    号のうち、いずれか早く生成された信号と該第2の検出
    手段からの最終カートリッジ信号に基づいて該寿命信号
    を生成する、ことを特徴とする画像生成機。
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