JPS6355041A - 巻回フィルム紙箱の荷崩れ防止方法 - Google Patents
巻回フィルム紙箱の荷崩れ防止方法Info
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- JPS6355041A JPS6355041A JP20647287A JP20647287A JPS6355041A JP S6355041 A JPS6355041 A JP S6355041A JP 20647287 A JP20647287 A JP 20647287A JP 20647287 A JP20647287 A JP 20647287A JP S6355041 A JPS6355041 A JP S6355041A
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Landscapes
- Cartons (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は巻回フィルムの紙箱の流通、保管、展示に際し
、紙箱の横断面が正確に正方形でないことに起因して頻
発する荷崩れを防止する巻回フィルム紙箱の荷崩れ防止
方法に関する。
、紙箱の横断面が正確に正方形でないことに起因して頻
発する荷崩れを防止する巻回フィルム紙箱の荷崩れ防止
方法に関する。
従来、紙管に巻回した巻回フィルムを必要量巻出しては
切断して使用する巻回フィルムの紙箱にあっては切断具
の最も効率よく、安全な装着部位は紙箱の前側面と底側
面により形成された稜線部である。このような紙箱の外
面に設けた巻回フィルムの切断具は、実開昭50−15
4384号公報に示されたようなノコ歯でも、またやす
り状粗面を用いても2以上の紙箱が触れ合う状態にある
と、一方の切断具が他方の紙箱を傷っけ、美しく印刷し
た紙箱外面に幾筋もの引っ掻き傷が生じ、商品としての
価値を失う。したがって、従来のノコ歯を使用した紙箱
にあっては紙箱前側面を覆う掩蓋片を前側面より長く延
長して切断具の歯面を庇状に覆い他の紙箱を保護してい
る。
切断して使用する巻回フィルムの紙箱にあっては切断具
の最も効率よく、安全な装着部位は紙箱の前側面と底側
面により形成された稜線部である。このような紙箱の外
面に設けた巻回フィルムの切断具は、実開昭50−15
4384号公報に示されたようなノコ歯でも、またやす
り状粗面を用いても2以上の紙箱が触れ合う状態にある
と、一方の切断具が他方の紙箱を傷っけ、美しく印刷し
た紙箱外面に幾筋もの引っ掻き傷が生じ、商品としての
価値を失う。したがって、従来のノコ歯を使用した紙箱
にあっては紙箱前側面を覆う掩蓋片を前側面より長く延
長して切断具の歯面を庇状に覆い他の紙箱を保護してい
る。
しかしながら、庇状に覆う従来の方法によると流通、保
管に際しこれを多数積重ねると箱の断面が正方形でなく
なるため、歪みが生じ上面が傾斜し荷崩れの原因となる
。そのため、流通業者は展示或いは輸送のために積重ね
る際、荷崩れしないように特に注意を要し、従来から流
通業界における問題点であった。
管に際しこれを多数積重ねると箱の断面が正方形でなく
なるため、歪みが生じ上面が傾斜し荷崩れの原因となる
。そのため、流通業者は展示或いは輸送のために積重ね
る際、荷崩れしないように特に注意を要し、従来から流
通業界における問題点であった。
本発明者は、巻回フィルムの切断具としてやすり状粗面
を使用することを検討したが、やすり状粗面であっても
1mm程度の厚みがあるため、紙箱を保護してもやはり
荷崩れは避けられない。
を使用することを検討したが、やすり状粗面であっても
1mm程度の厚みがあるため、紙箱を保護してもやはり
荷崩れは避けられない。
本発明は上記問題を解決することを目的とし、その構成
は、横断面正方形で縦長の紙箱に巻回フィルムを収納し
、開口部からフィルムを引出して切断して使用する紙箱
において、切断手段を設けず、紙箱内に切断具として、
裏面に粘着剤を介して離型紙を貼着したやすり状粗面を
有するシート片を収納した紙箱を使用することを特徴と
する。
は、横断面正方形で縦長の紙箱に巻回フィルムを収納し
、開口部からフィルムを引出して切断して使用する紙箱
において、切断手段を設けず、紙箱内に切断具として、
裏面に粘着剤を介して離型紙を貼着したやすり状粗面を
有するシート片を収納した紙箱を使用することを特徴と
する。
本発明において巻回フィルムとはポリ塩化ビニリデン、
ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリブタジェン等のプ
ラスチックフィルム、グラシン祇、ワックスペーパー等
の紙類、アルミ箔等の金属箔或いはこれらの積層体を紙
管に巻回したものであり、必要時必要量を端から巻出し
、切断して使用するものである。
ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリブタジェン等のプ
ラスチックフィルム、グラシン祇、ワックスペーパー等
の紙類、アルミ箔等の金属箔或いはこれらの積層体を紙
管に巻回したものであり、必要時必要量を端から巻出し
、切断して使用するものである。
やすり状粗面を有するシート片とは、上記フィルムに傷
を与えるに足る硬度を存する素材が凹凸面をなして紙、
布、プラスチック等のシート上に固定しているものであ
る。このシート片は巻回フィルムの紙箱に貼着させるた
めに、裏面に粘着剤を塗布し、この粘着剤の上に離型紙
を積層して粘着剤を保護しである。使用にあたり、離型
紙を剥がし、シート片を貼着すべき部位に貼着する。
を与えるに足る硬度を存する素材が凹凸面をなして紙、
布、プラスチック等のシート上に固定しているものであ
る。このシート片は巻回フィルムの紙箱に貼着させるた
めに、裏面に粘着剤を塗布し、この粘着剤の上に離型紙
を積層して粘着剤を保護しである。使用にあたり、離型
紙を剥がし、シート片を貼着すべき部位に貼着する。
シート片を貼着するにあたり望ましい部位は巻回フィル
ムの種類にもよるが一般に紙箱の長手方向の稜線或いは
稜線に接する部位であり、好ましくは稜線を形成する2
面の中、巻出し口に近い方の面上である。また、上記部
位であっても稜線又は稜線に接する部位全体にわたって
設けず、端部のみに設けてもよい。場合によっては稜線
に跨がってもよい。また、紙箱の形状によっては掩蓋片
先端が好ましい場合もある。
ムの種類にもよるが一般に紙箱の長手方向の稜線或いは
稜線に接する部位であり、好ましくは稜線を形成する2
面の中、巻出し口に近い方の面上である。また、上記部
位であっても稜線又は稜線に接する部位全体にわたって
設けず、端部のみに設けてもよい。場合によっては稜線
に跨がってもよい。また、紙箱の形状によっては掩蓋片
先端が好ましい場合もある。
貼着すべき部位を指示するには、紙箱の一部に他の部位
と異なる印刷その他の加工を施し、その加工部位がシー
ト片を貼着すべき部位であることを一般の需要者に認識
させるに足るものであれば充分である。例えば、貼着す
べき部位に周囲の色調とは顕著に異なる彩色を施す方法
などもよく、貼着すべきシート片と同一かやや小さい彩
色を施し、シート片貼着後彩色部位が隠れるようにする
ことが好ましい。或いは螢光塗料等を使用してもよい。
と異なる印刷その他の加工を施し、その加工部位がシー
ト片を貼着すべき部位であることを一般の需要者に認識
させるに足るものであれば充分である。例えば、貼着す
べき部位に周囲の色調とは顕著に異なる彩色を施す方法
などもよく、貼着すべきシート片と同一かやや小さい彩
色を施し、シート片貼着後彩色部位が隠れるようにする
ことが好ましい。或いは螢光塗料等を使用してもよい。
また、シート片を貼着すべき部位にシート片とほぼ同形
の枠を印刷したり、或いはその部位を指示するため矢印
などの標識を他の部位に印刷してもよい。また、貼着す
べき部位に粘着剤を予め塗布し、その上を離型紙で覆う
方法、貼着すべき部位に粗面加工を施したり貼着すべき
部位の印刷や樹脂コート加工を省略し、シート片裏面に
施した接着剤との親和性を向上させる方法などがあり、
これらの方法の1又は2以上を組合わせて施してもよい
。
の枠を印刷したり、或いはその部位を指示するため矢印
などの標識を他の部位に印刷してもよい。また、貼着す
べき部位に粘着剤を予め塗布し、その上を離型紙で覆う
方法、貼着すべき部位に粗面加工を施したり貼着すべき
部位の印刷や樹脂コート加工を省略し、シート片裏面に
施した接着剤との親和性を向上させる方法などがあり、
これらの方法の1又は2以上を組合わせて施してもよい
。
本発明は、巻回フィルム紙箱に切断具を取付けないこと
により横断面正方形の形状を維持して荷崩れの問題を解
決した。巻回フィルムの紙箱としては外側面の稜線部に
設けられた切断具は必須であるが、裏面に粘着剤を介し
て離型紙を貼着したやすり状粗面を有するシート片を収
納しておくならば、各需要者が開封後に最も切断効率の
良い部位に貼着して使用できることを見出して完成した
ものである。
により横断面正方形の形状を維持して荷崩れの問題を解
決した。巻回フィルムの紙箱としては外側面の稜線部に
設けられた切断具は必須であるが、裏面に粘着剤を介し
て離型紙を貼着したやすり状粗面を有するシート片を収
納しておくならば、各需要者が開封後に最も切断効率の
良い部位に貼着して使用できることを見出して完成した
ものである。
本発明により、多数の巻回フィルムの紙箱を何段も積重
ねても上面は常に水平になり、荷崩れのおそれが解消し
た。しかも、切断具は各需要者が最適の部位に容易に貼
着することができるため、安全でありながら切れ味が低
下することがない。
ねても上面は常に水平になり、荷崩れのおそれが解消し
た。しかも、切断具は各需要者が最適の部位に容易に貼
着することができるため、安全でありながら切れ味が低
下することがない。
〔実施例〕
第1図は、巻回したポリ塩化ビニリデンフィルムの紙箱
の斜視図であって、長手方向の前側面l、底側面2及び
後側面(図面では見えない)によって形成される箱に巻
回フィルムを収納し、後側面から開口部を開閉する蓋面
3を延出し、蓋面3の自由端から掩蓋片4を延出する。
の斜視図であって、長手方向の前側面l、底側面2及び
後側面(図面では見えない)によって形成される箱に巻
回フィルムを収納し、後側面から開口部を開閉する蓋面
3を延出し、蓋面3の自由端から掩蓋片4を延出する。
5は指示部であって螢光剤を混入した赤色色素を印刷し
た部分であり、その一端が前側面1と底側面2とによっ
て形成される稜vA6に接している。別に紙箱内に指示
部5と同形または−まわり大きい紙やすり片、すなわち
やすり状粗面を有するシート片を巻回フィルムと共に収
納しておく。このシート片の断面構造は第2図に示すよ
うに紙7の表面に接着剤により砥粒8を付着させたもの
であり、裏面には粘着剤層9を設け、更に粘着剤層9を
離型紙10で覆ったものである。開封、使用にあたり、
第2図に示すように離型紙10を剥がし、紙箱の指示部
5に赤色が隠れるように貼着する。指示部5は巻出した
巻回フィルムの端部が自然に当接する部位であるため、
フィルムの一端を持って稜線6にそって引っ張れば砥粒
8によってフィルム端部に生じた傷は稜線6に誘導され
て真直に伝播し、弱い力で切断できると共に、切れ味も
よ(切り口も美しい。
た部分であり、その一端が前側面1と底側面2とによっ
て形成される稜vA6に接している。別に紙箱内に指示
部5と同形または−まわり大きい紙やすり片、すなわち
やすり状粗面を有するシート片を巻回フィルムと共に収
納しておく。このシート片の断面構造は第2図に示すよ
うに紙7の表面に接着剤により砥粒8を付着させたもの
であり、裏面には粘着剤層9を設け、更に粘着剤層9を
離型紙10で覆ったものである。開封、使用にあたり、
第2図に示すように離型紙10を剥がし、紙箱の指示部
5に赤色が隠れるように貼着する。指示部5は巻出した
巻回フィルムの端部が自然に当接する部位であるため、
フィルムの一端を持って稜線6にそって引っ張れば砥粒
8によってフィルム端部に生じた傷は稜線6に誘導され
て真直に伝播し、弱い力で切断できると共に、切れ味も
よ(切り口も美しい。
本実施例においては裏面に粘着剤層を有するシート片を
用いたが、粘着剤層は必ずしもシート片に設ける必要は
なく、指示部5に粘着剤を施しこの粘着剤層を離型紙で
覆ってもよい。
用いたが、粘着剤層は必ずしもシート片に設ける必要は
なく、指示部5に粘着剤を施しこの粘着剤層を離型紙で
覆ってもよい。
第3図は巻回したアルミ箔を収納する紙箱であって、蓋
面3と掩蓋片4とを互いに直角に保持する側片11を設
けた形状である。本実施例においては指示部5は掩蓋片
先端裏面に設けた。掩蓋片4の先端に平行であって、且
つ掩蓋片4より約4mm内側に黒線12を印刷した。第
2図に示す断面図構造を有し、幅41、長さが紙箱の長
手方向よりやや短いシート片を紙箱内に収納し、開封使
用時、離型紙を剥がして掩蓋片4の裏面先端に黒線12
に沿って貼着し、巻回アルミ箔の切断具を形成した。
面3と掩蓋片4とを互いに直角に保持する側片11を設
けた形状である。本実施例においては指示部5は掩蓋片
先端裏面に設けた。掩蓋片4の先端に平行であって、且
つ掩蓋片4より約4mm内側に黒線12を印刷した。第
2図に示す断面図構造を有し、幅41、長さが紙箱の長
手方向よりやや短いシート片を紙箱内に収納し、開封使
用時、離型紙を剥がして掩蓋片4の裏面先端に黒線12
に沿って貼着し、巻回アルミ箔の切断具を形成した。
図面は本発明の実施例を示し、第1図及び第3図は斜視
図、第2図はシート片の一部拡大断面図である。 図面中、符号 1は前側面、2は底側面、3は蓋面、4は掩蓋片、5は
指示部、6は稜線、7は紙、8は砥粒、9は粘着剤層、
10は離型紙、11は側片、12は黒線である。 第3図 市1凶
図、第2図はシート片の一部拡大断面図である。 図面中、符号 1は前側面、2は底側面、3は蓋面、4は掩蓋片、5は
指示部、6は稜線、7は紙、8は砥粒、9は粘着剤層、
10は離型紙、11は側片、12は黒線である。 第3図 市1凶
Claims (1)
- 横断面正方形で縦長の紙箱に巻回フィルムを収納し、開
口部からフィルムを引出して切断して使用する紙箱にお
いて、切断手段を設けず、紙箱内に切断具として、裏面
に粘着剤を介して離型紙を貼着したやすり状粗面を有す
るシート片を収納した紙箱を使用することを特徴とする
巻回フィルム紙箱の荷崩れ防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20647287A JPS6355041A (ja) | 1987-08-21 | 1987-08-21 | 巻回フィルム紙箱の荷崩れ防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20647287A JPS6355041A (ja) | 1987-08-21 | 1987-08-21 | 巻回フィルム紙箱の荷崩れ防止方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6355041A true JPS6355041A (ja) | 1988-03-09 |
JPH0227221B2 JPH0227221B2 (ja) | 1990-06-15 |
Family
ID=16523942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20647287A Granted JPS6355041A (ja) | 1987-08-21 | 1987-08-21 | 巻回フィルム紙箱の荷崩れ防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6355041A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03280116A (ja) * | 1990-03-29 | 1991-12-11 | Koufu Nippon Denki Kk | 電源投入制御システム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57125140A (en) * | 1981-01-27 | 1982-08-04 | Asahi Dow Ltd | Case for wound film |
-
1987
- 1987-08-21 JP JP20647287A patent/JPS6355041A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57125140A (en) * | 1981-01-27 | 1982-08-04 | Asahi Dow Ltd | Case for wound film |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0227221B2 (ja) | 1990-06-15 |
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