JPS635503Y2 - - Google Patents

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JPS635503Y2
JPS635503Y2 JP1984180286U JP18028684U JPS635503Y2 JP S635503 Y2 JPS635503 Y2 JP S635503Y2 JP 1984180286 U JP1984180286 U JP 1984180286U JP 18028684 U JP18028684 U JP 18028684U JP S635503 Y2 JPS635503 Y2 JP S635503Y2
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JP
Japan
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drying
seaweed
heat exchanger
drying chamber
outside air
Prior art date
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JP1984180286U
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JPS6195296U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は海苔乾燥装置に係り、殊に熱交換器の
配設構造に関する。
(従来例) 例えば実開昭56−28694号公報に示されるよう
に、海苔乾燥装置の熱効率を向上させるために、
風路に熱交換器(燃焼排気再利用ダクト4)を配
設することが知られている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながらこのものは、熱交換器4は乾燥室
6側方の熱交換室3の上部に配設されており、乾
燥室6の上部から側方へ吹き出された排ガスの一
部を該熱交換器4を通すことにより、該熱交換器
4を通して熱交換室3に吸入される外気を暖める
ものであるため、排ガスの大部分は上部開口9か
ら無駄に放出されてしまい、ごく一部の排ガスの
余熱しか再利用できず、また熱交換器4の風路長
は短いため、これを通る外気を十分に暖めること
ができない問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、本考案は熱交換
器9を乾燥室1の上部開口部1aを略塞ぐように
その下側に配設し、かつ該熱交換器9の一側面を
外気吸入面9cとするとともに他側面を外気排気
面9dとなし、該外気排気面9dを海苔乾燥室1
の側部に配設された上記温風を生成するための空
気加熱室10に連通めしめるようにしている。
(作用) 上記のように構成すれば、乾燥室1の上部開口
部1aから排出される排ガスの余熱を、熱交換器
9の吸入面9cから排気面9dへ向つて流れる外
気に十分に奪わせて、その温度をかなり高くまで
上昇させることができる。また熱交換器9により
上部開口部1aを略塞ぐことにより、熱交換器9
により排ガスが直に乾燥室1外へ放出されるのを
邪魔して乾燥室1内の湿度状態を良好に保持し、
乾燥過剰により海苔に亀裂が生じるのを防止する
ことができる。
(実施例) 以下、各図を参照しながら本考案の実施例の説
明を行う。
第1図は本考案に係る海苔乾燥装置の正面図で
あつて、1は乾燥室であり、その内部に配設され
た無端搬送路としての無端チエン5上を、海苔3
が展着された簀2が搬送されている。4は簀2の
ホルダーであつて、上記無端チエン5に載荷され
ている。無端チエン5は乾燥室1内を循環する
が、ホルダー4に取り付けられた簀2は無端チエ
ン5の上段A側へ送り込まれて上段A側から下段
B側へ搬送され、簀2に展着する海苔3の乾燥が
終了すると乾燥室1外へ搬出される。6は乾燥室
1の下部に設けられた風ちらしである。12は乾
燥室1の上部開口部1aに配設された排気用フア
ンであつて、該フアン12の排風作用により、海
苔3の水分を奪つた排ガスは開口部1aから排出
される。
9は乾燥室1の上記フアン12と上記上段部A
の間に、上記開口部1aを略塞ぐように水平に配
設されたその全体形状が略長箱状の熱交換器であ
つて、その上面9a、下面9b、一側面9c、他
側面9dはそれぞれ乾燥室1の上部開口部1a、
無端搬送路の上段A、乾燥室1の側方外部および
空気加熱室10に対向している。一側面9cは乾
燥室1の側壁面に露呈して外気吸入面となつてお
り、また他側面9dは連通部11を介して空気加
熱室10に連通しており、熱交換器9内で暖めら
れた外気を空気加熱室10へ向つて排出する外気
排気面となつている。
13は回転式ダンパーから成る開閉部材であつ
て、乾燥室1の上部と空気加熱室10の間に形成
された連通部11の上記熱交換器9の排気面9d
の上部に配設されている。この開閉部材13は、
これを適宜開閉することにより、水分を多量に含
む排ガスを、矢印aにて示すように空気加熱室1
0へ還流させて乾燥室1へ蒸気を補給し、乾燥過
剰により海苔3に割れや亀裂が生じるのを防止す
るためのものである。
空気加熱室10は乾燥室1の側部に設けられて
おり、その内部には熱交換ダクト7が配設されて
いる。ダクト7の放熱により生成された温風は、
連通口14を通つて乾燥室1の下部へ送り込ま
れ、風ちらし6により均一化されて上方へ吹き上
げながら海苔3を乾燥させる。なおダクト7は図
示しない周知バーナに連結されており、その内部
を熱気が流れる。17は上記連通部11の上記空
気加熱室10の上部に配設されたフアンであり、
該フアン17の送風作用により空気は加熱室10
へ送り込まれる。
15は無端搬送路の上段Aと下段Bの間に水平
に配設された複数本の放熱管であつて、パイプ1
6を通じて上記ダクト7に連結されており、ダク
ト7内を流れる熱気の一部は、パイプ16を通し
て各放熱管15へ送られ、各放熱管15の放熱に
より、特に上段Aを搬送される海苔3の乾燥が促
進される。
本装置は上記のような構成より成り、乾燥室1
内の温風は、海苔3の水分を奪つて排ガスとなつ
て開口部1aから外界に放出される。ところで乾
燥室1の上部には熱交換器9が配設されているの
で、海苔3の水分を奪いながら上昇する温風は、
その上昇運動を熱交換器9により邪魔されること
となり、上記従来のもののように直には開口部1
aから乾燥室1外へ放出されないから、乾燥室1
内の湿度状態は良好に保持され、乾燥過剰により
海苔に亀裂を生じることはなく、海苔3を均一か
つ良好に乾燥させることができる。また外気は吸
入面9cから熱交換器9内に入り、横方向に流れ
ながら熱交換器9内を垂直に上昇する排ガスの余
熱を十分に奪つて昇温された後、外気排気面9d
を出て連通部11を通り、フアン17の送風作用
により空気加熱室10に入つて再度暖められた
後、乾燥室1に入るので、冷たい外気を熱効率よ
く昇温することができる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、乾燥室1
内を上昇する温風は熱交換器9によりその上昇運
動をさまたげられ、直には上部開口部1aから放
出されないので、乾燥室1内の湿度状態を良好に
保持して乾燥過剰により海苔に亀裂が生じるのを
防止できる。また熱交換器9は乾燥室1の上部の
排ガスの放出路に配設されているので、ほぼすべ
ての排ガスの余熱を有効に再利用して外部から吸
入された外気を効率よく暖めることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は海苔乾燥装置の正面図である。 1……乾燥室、2……簀、3……海苔、5……
無端搬送路、9……熱交換器、9c……外気吸入
面、9d……外気排気面、10……空気加熱室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 乾燥室に配設された無端搬送路に沿つて簀を搬
    送しながら、該乾燥室の下部から上部開口部へ向
    つて吹き上げる温風により該簀に展着する海苔の
    乾燥を行うようにした海苔乾燥装置において、上
    記上部開口部を略塞ぐように該上部開口部の下側
    に熱交換器を配設し、該熱交換器の一側面を外気
    吸入面とするとともに他側面を外気排気面とな
    し、該外気排気面を上記海苔乾燥室の側部に配設
    された上記温風を生成するための空気加熱室に連
    通せしめて成る海苔乾燥装置。
JP1984180286U 1984-11-28 1984-11-28 Expired JPS635503Y2 (ja)

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JP1984180286U JPS635503Y2 (ja) 1984-11-28 1984-11-28

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JPS6195296U JPS6195296U (ja) 1986-06-19
JPS635503Y2 true JPS635503Y2 (ja) 1988-02-15

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP5302284B2 (ja) * 2010-10-28 2013-10-02 株式会社 エコファクトリー 乾燥装置
JP5762921B2 (ja) * 2011-10-14 2015-08-12 フルタ電機株式会社 温湿度調整器を備えた海苔建屋

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JPS5628694B2 (ja) * 1977-03-07 1981-07-03

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JPS5628694U (ja) * 1979-08-14 1981-03-18
JPS6184496U (ja) * 1984-11-08 1986-06-03

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JPS5628694B2 (ja) * 1977-03-07 1981-07-03

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