JPS6136908B2 - - Google Patents

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JPS6136908B2
JPS6136908B2 JP59069614A JP6961484A JPS6136908B2 JP S6136908 B2 JPS6136908 B2 JP S6136908B2 JP 59069614 A JP59069614 A JP 59069614A JP 6961484 A JP6961484 A JP 6961484A JP S6136908 B2 JPS6136908 B2 JP S6136908B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seaweed
drying
drying chamber
chamber
air
Prior art date
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Expired
Application number
JP59069614A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60210967A (ja
Inventor
Shigetaka Ootsubo
Chikanosuke Oki
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Individual
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Publication date
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  • Edible Seaweed (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は海苔乾燥装置に係り、熱効率や乾燥効
率よく海苔の乾燥を行うようにしたものである。
従来海苔製造機における海苔の乾燥は、一般に
上部が開放された乾燥室の一側に、同じく上部が
開放されかつ熱交換用ダクトが配設された熱交換
室を設け、該ダクト内にバーナ等により加熱され
た空気を循環させてその上部から熱交換室内に吸
入された冷たい空気を暖め、暖められた空気を上
記乾燥室内に送り込んで、乾燥室内を搬送される
海苔を乾燥するようになつており、乾燥済の空気
は排ガスとして乾燥室の上部開口からいつせいに
放出されていた。しかしながらかかる従来の乾燥
方式は海苔の含有水分を効率よく蒸発散しうるの
ではなく、また十分な余熱を有する乾燥済の空気
を、排ガスとして乾燥室上部からいつせいに放出
していたためきわめて熱効率が悪く、燃費がかさ
む等の種々の欠点があつた。このため排ガスが有
する余熱に着目し、排ガスの余熱を二次利用して
熱効率を向上させる手段が種々提案されてきた。
しかし何れの手段も乾燥室の上部開口から排ガス
をいつせいに放出していたため熱ロスが大きく、
また排ガス中に含まれる被乾燥海苔から奪つた水
蒸気の処理に十分な配慮が払われていなかつたた
め、熱効率を十分向上しうるものではなかつた。
そこで本発明は、上記の欠点を勘案し、海苔の
乾燥効率を向上させるとともに、熱効率よく排ガ
スの余熱を利用するようにした新規な海苔乾燥装
置を提供することを目的としてなされたものであ
つて、乾燥室の上部に遮蔽部材を配設し、かつ該
乾燥室を上下の海苔簀搬送空間に分割する仕切り
部材を設けるとともに、乾燥室の他側にその上部
が該乾燥室に連通する還流ダクトを設け、暖気循
環路に送風機を配設するとともに、上記還流ダク
トの下部に熱交換器を配設し、上記還流ダクトを
乾燥室の一側にもうけられた熱交換室に連通させ
るようにしたものであり、かくすることにより、
乾燥室上部からの排ガスの無駄な放出をなくし、
また上記仕切り部材や遮蔽部材により略々密閉さ
れた乾燥室を、上記送風機により減圧することを
可能にして水分の蒸発散を促進し、かつまた乾燥
室から排出された排ガスを熱交換室に還流させて
その余熱を二次利用する過程において、排ガス中
に含まれる湿気を熱交換器により水滴化して除去
するようにし、以つて海苔の乾燥効率や熱効率を
大巾に向上させるようにしたものである。以下、
図面を参照しながら本発明の実施例の説明を行
う。
第1図および第2図において、1は海苔乾燥室
であり、該乾燥室1内には無端搬送路を構成する
無端チエン2が張設されている。3は海苔簀4が
取り付けられたホルダーであり、該ホルダー3は
上記無端チエン2に載荷され、無端チエン2の循
環により乾燥室1内を該無端チエン2に沿つて搬
送される。5は乾燥室1の一側に設けられた熱交
換器であつて、その内部には熱交換用ダクト6が
配設されている。該熱交換用ダクト6はバーナ
(図示せず)に連結されており、バーナにより加
熱された空気は該熱交換用ダクト6内を循環す
る。乾燥室1と空気加熱室5の上部は天井板など
の遮蔽部材1a,5aにより密閉されている点に
おいて構造上の特徴をなしており、かくすること
により暖気循環路(後に詳述)を形成し、かつ乾
燥室1内を減圧することを可能にしている。7は
熱交換器5の側壁に開設された外気吸入口であつ
て、該吸入口7から熱交換室5内に吸入された冷
たい空気は、熱交換用ダクト6の放熱によりあた
ためられ、暖気となつて乾燥室1へ送り込まれ
る。8,8は通風孔9が多数形成された板状の多
孔部材であつて、無端チエン2に搬送される海苔
簀4の下方に配設されている。
10,10は上記多孔部材8,8の下方に斜設
された板状の仕切り部材であつて、乾燥室1を上
下の海苔簀搬送空間A,Bに分割するものであ
り、暖気を上方へ案内しながら多孔部材8,8か
ら空間A,Bへ均一に吹き上げさせるように、吸
入側から排出側へ向かつて上り勾配にて斜設され
ている。上記熱交換室5の上方に設けられた空気
流通室14と乾燥室1との仕切り壁には送風口1
5,15が開設されており、熱交換室5において
生成された暖気は空気流通室14へ上昇し、さら
に送風口15,15から乾燥室1内に入り、上記
仕切り部材10,10に案内されながら上昇し
て、上記多孔部材8,8の通風孔9を通り、上方
空間A,B内へ送り込まれ、空間A,B内を搬送
される海苔簀4に展着する海苔mを乾燥する。こ
のように多孔部材8,8と仕切り部材10,10
を組み合わせることにより、暖気を円滑かつ均一
に上方空間A,Bへ吹き上げさせることができ
る。
16は乾燥室1の他側に配設された暖気流通路
としての還流ダクトであつて、還流ダクト16の
上部と中部は開口25,25により上記各空間
A,Bに連通している。18,18は還流ダクト
16内に配設された送風機としてのフアンであつ
て、乾燥室1上に設置されたモータ19により回
転される。20は還流ダクト16の下方に設けら
れた空気膨張室であつて、還流ダクト16の下部
は該空気膨張室20に連通している。21は空気
膨張室20内に配設された熱交換器であつて、海
苔mの水分を奪つた空気は、排ガスとして上記フ
アン18,18により還流ダクト16内を流下
し、空気膨張室20内に入るが、空気膨張室20
に入ると同時に断熱膨張し、熱交換器21に触れ
て排ガス中の湿気は水滴化し、その水滴22は下
方の排水路23に落下して流出する。空気膨張室
20は乾燥室1の下部に形成された暖気流通路1
3と連通しており、湿気が除去された排ガスは該
空気流通路13を通つて、再び上記熱交換室5内
へ流入する。すなわち乾燥室1と熱交換室5の上
部をそれぞれ遮蔽部材1a,5aで遮蔽し、かつ
上記還流ダクト16や暖気流通路13を形成して
いるため、熱交換室5、乾燥室1、還流ダクト1
6、暖気流通路13から成る暖気循環路が構成さ
れており、暖気を該循環路を循環させながら、海
苔mの乾燥を行うようになつている。またこのよ
うに乾燥室1の上部に遮蔽部材1aを配設して乾
燥室1を略密閉構造とすると、フアン18,18
により乾燥室1内を減圧して乾燥効果を向上させ
ることが可能となり、また乾燥室1の温度や湿度
の制御を行いやすく、また従来の乾燥室のように
十分な余熱を有する暖気が乾燥室の上部開口から
いつせいに放出されることもないので熱ロスがき
わめて少ない等の種々の利点がある。24は空気
膨張室20の外壁に開設された排気口であり、排
ガスの一部は該排気口24から外界へ排出され
る。26は風量調節用ダンパーであつて、回転自
在に上記各口7,15,15に配設されている。
本海苔乾燥装置は上記のような構成より成り、
乾燥室1の海苔簀搬送空間A,B内を搬送される
海苔mは、熱交換室5からおくられた暖気により
水分を奪われて乾燥され、該暖気は多量の湿気を
含んで還流ダクト16を流下し、空気膨張室20
において断熱膨張し、熱交換器21に触れて湿気
は水滴化して除去される。湿気が除去された暖気
は十分な余熱を有しており、暖気流通路13を通
つて熱交換室5内へ入り、ここで再度所定温度ま
で昇温されて再び乾燥室1へおくられる。このよ
うに熱交換室5において暖められた暖気を従来の
もののように乾燥室上部から無駄に放出すること
なく暖気循環路とを循環させて反覆利用するよう
にし、かつその途中において暖気中の湿気を水滴
化して除去すれば、排ガスの余熱をより有効に二
次利用して熱効率を格段に向上させることができ
る。また上記のようにフアン18,18を乾燥室
1の排気側となる還流ダクト16内に配設し、該
フアン18,18により乾燥室1の排気を強制的
に行うようにすれば、該フアン18,18の排風
作用により略密閉された乾燥室1内は減圧状態と
なるので、海苔mの含有水分の蒸発散は著しく促
進されて海苔乾燥効果はより一層向上し、かつ乾
燥海苔の仕上がりも良好で品質のよい乾海苔を製
造することができる。また乾燥室1の上部に遮蔽
部材1aを配設して乾燥室1を略密閉構造とすれ
ば、乾燥室1の温度や湿度の制御をより正確に行
うことができる。
本発明は上記実施例以外にも種々の設計変更が
可能であつて、例えば無端チエン2を上下二段配
設するようにしてもよく、また送風機18は暖気
流通路13などの他の暖気循環路に配設してもよ
く、また海苔簀4をホルダー3に取り付けずに、
そのまま無端チエンにより搬送する形式の海苔乾
燥装置等の他の形式の海苔乾燥装置にも適用でき
るものである。
以上説明したように本発明に係る海苔乾燥装置
によれば、乾燥室1上部からの排ガスの無駄な放
出がなく、また排ガスの余熱を二次利用する過程
において、排ガス中に含まれる被乾燥海苔mから
奪つた湿気を除去することができるから、海苔m
の乾燥効率や海苔の乾燥仕上がりを大巾に向上さ
せることができ、また送風機18により海苔を減
圧乾燥して乾燥効率をより一層向上させることも
可能等の種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すものであつて、第1
図は海苔乾燥装置の斜視図、第2図は断面図であ
る。 1……乾燥室、1a……遮蔽部材、2……搬送
路としての無端チエン、5……熱交換室、10…
…仕切り部材、13……暖気流通路、16……暖
気流通路としての還流ダクト、18……送風機と
してのフアン、20……空気膨張室、21……熱
交換器、A,B……海苔簀搬送空間、m……海
苔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 乾燥室に配設された搬送路に沿つて、海苔が
    展着する海苔簀を搬送しながら、乾燥室の一側に
    設置された熱交換室から乾燥室内に暖気を送つ
    て、上記海苔の乾燥を行うようにした海苔乾燥装
    置において、上記乾燥室の上部に遮蔽部材を配設
    し、かつ上記乾燥室を上下の海苔簀搬送空間に分
    割する仕切り部材を設けるとともに、上記乾燥室
    の他側にその上部が上記乾燥室に連通する還流ダ
    クトを設け、暖気循環路に送風機を配設するとと
    もに、上記還流ダクトの下部に熱交換器を配設
    し、上記還流ダクトを上記乾燥室の下部に設けら
    れた空気流通路を通じて上記熱交換室に連通させ
    たことを特徴とする海苔乾燥装置。
JP59069614A 1984-04-05 1984-04-05 海苔乾燥装置 Granted JPS60210967A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59069614A JPS60210967A (ja) 1984-04-05 1984-04-05 海苔乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59069614A JPS60210967A (ja) 1984-04-05 1984-04-05 海苔乾燥装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60210967A JPS60210967A (ja) 1985-10-23
JPS6136908B2 true JPS6136908B2 (ja) 1986-08-21

Family

ID=13407910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59069614A Granted JPS60210967A (ja) 1984-04-05 1984-04-05 海苔乾燥装置

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JP (1) JPS60210967A (ja)

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JPS60210967A (ja) 1985-10-23

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