JPS61195265A - 穀物乾燥装置 - Google Patents
穀物乾燥装置Info
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- JPS61195265A JPS61195265A JP3598585A JP3598585A JPS61195265A JP S61195265 A JPS61195265 A JP S61195265A JP 3598585 A JP3598585 A JP 3598585A JP 3598585 A JP3598585 A JP 3598585A JP S61195265 A JPS61195265 A JP S61195265A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は循環流動する穀物を遠赤外線放射熱と乾燥熱風
の併用作用で胴割れ現象を発生させることなく短時間で
効率的に乾燥することができる穀物乾燥方法およびその
装置に関する。
の併用作用で胴割れ現象を発生させることなく短時間で
効率的に乾燥することができる穀物乾燥方法およびその
装置に関する。
従 来 技 術
従来、乾燥通路に沿って循環流動する穀物に対し乾燥熱
風を流通せしめて、該穀物の水分を表面より発散除去し
、乾燥の促進を図るようにした穀物乾燥方法およびその
装置は本出願前例えば特公昭48−36753号公報に
記載されたように公知である。
風を流通せしめて、該穀物の水分を表面より発散除去し
、乾燥の促進を図るようにした穀物乾燥方法およびその
装置は本出願前例えば特公昭48−36753号公報に
記載されたように公知である。
発明が解決しようとする問題点
ところで、従前のこの種、穀−物乾燥方法にあっては、
穀物に対し相当温度の乾燥熱風を浴びせることで穀物表
面の水分を発散除去させると同時に穀温を上昇させ、穀
物内部の水分を表面に向は拡散移動させることで乾燥の
促進を図っていたものである。
穀物に対し相当温度の乾燥熱風を浴びせることで穀物表
面の水分を発散除去させると同時に穀温を上昇させ、穀
物内部の水分を表面に向は拡散移動させることで乾燥の
促進を図っていたものである。
したがって、穀物内部の水分拡散移動をよし活発ならし
めて乾燥時間の短縮化を図るために乾燥熱風温度を高温
とした際には、表面水分の発散速度と内部から表面に向
かう水分拡散移動速度とのバランスが崩れて、表面水分
のみが早く発散される所謂胴側れ現象が発生する許りか
穀物の品質が著しく低下し、まずい米となる。
めて乾燥時間の短縮化を図るために乾燥熱風温度を高温
とした際には、表面水分の発散速度と内部から表面に向
かう水分拡散移動速度とのバランスが崩れて、表面水分
のみが早く発散される所謂胴側れ現象が発生する許りか
穀物の品質が著しく低下し、まずい米となる。
そこで、従前の穀物乾燥に際しては、穀物の胴割れ発生
を防止し、おいしi米を得るために乾燥熱風温度を略4
0℃〜55℃の範囲としながら通風乾燥せしめると共に
、通風乾燥により表面水分が発散除去された以後の穀物
は、次の乾燥までの間、乾燥熱風を浴びせることなく約
1〜2時間放置せしめて、その間に穀物内部の水分を速
かに表面へ向は拡散移動させる所謂調湿時間を設けてい
たものである。
を防止し、おいしi米を得るために乾燥熱風温度を略4
0℃〜55℃の範囲としながら通風乾燥せしめると共に
、通風乾燥により表面水分が発散除去された以後の穀物
は、次の乾燥までの間、乾燥熱風を浴びせることなく約
1〜2時間放置せしめて、その間に穀物内部の水分を速
かに表面へ向は拡散移動させる所謂調湿時間を設けてい
たものである。
そのため乾燥熱風の流通作用のみにより穀物の乾燥を行
うものにあっては、上記調湿時間をなくして乾燥させる
ことが困難となることで、乾燥時間全体を短縮させるこ
とができず、穀物乾燥時間がどうしても長くかかるとい
う問題を解決できない。
うものにあっては、上記調湿時間をなくして乾燥させる
ことが困難となることで、乾燥時間全体を短縮させるこ
とができず、穀物乾燥時間がどうしても長くかかるとい
う問題を解決できない。
このことは、乾燥熱風の流通作用のみでは穀物内部の温
度を表面温度よりも高温となるよう加温させることがで
きないために、内部より表面に向かう水分の拡散移動速
度が表面よしの水分発散速度より遅くなることに基因す
るものである。
度を表面温度よりも高温となるよう加温させることがで
きないために、内部より表面に向かう水分の拡散移動速
度が表面よしの水分発散速度より遅くなることに基因す
るものである。
そこで本発明は、従来公知の穀物乾燥方法の欠点を解決
するために、循環流動する穀物に対して遠赤外線放射熱
と乾燥熱風とを同時に浴びせ、遠赤外線放射熱の吸収作
用で穀物の内部を速かに加温し、内部水分の拡散移行を
促進させると共に、表面に拡散移行された水分は流通す
る乾燥熱風で速かに発散除去し、もって調湿時間を何等
設けずに乾燥作業を連続的に行っても、穀物の胴割れを
発生させることもなく短時間で乾燥することができる穀
物乾燥方法およびその装置を得たことで、上記の問題を
解決したものである。
するために、循環流動する穀物に対して遠赤外線放射熱
と乾燥熱風とを同時に浴びせ、遠赤外線放射熱の吸収作
用で穀物の内部を速かに加温し、内部水分の拡散移行を
促進させると共に、表面に拡散移行された水分は流通す
る乾燥熱風で速かに発散除去し、もって調湿時間を何等
設けずに乾燥作業を連続的に行っても、穀物の胴割れを
発生させることもなく短時間で乾燥することができる穀
物乾燥方法およびその装置を得たことで、上記の問題を
解決したものである。
問題を解決するための手段
従って、本発明の技術的課題は、穀物を遠赤外線放射熱
により内部より速かに加温して内部水分の拡散移行を促
進させると同時に表面に向は拡散移行された水分は流通
する乾燥熱風により速かに発散除去して乾燥作業を効率
的に行わせることにある。
により内部より速かに加温して内部水分の拡散移行を促
進させると同時に表面に向は拡散移行された水分は流通
する乾燥熱風により速かに発散除去して乾燥作業を効率
的に行わせることにある。
この技術的課題を解決するため特にその方法を、乾燥通
路に沿い循環流動する穀物に遠赤外線発生機より放射さ
れた遠赤外線放射熱と、遠赤外線発生機より排出された
燃焼熱気と風との混合からなる乾燥熱風とを同時に浴び
せながら乾燥することを特徴とする穀物乾燥方法となし
、又本発明方法を実施させるための構成を特に、乾燥機
本体内に上段より下段に向け、収容室、遠赤外線発生室
および取出し室を順次立体的に重設し、上記遠赤外線発
生室内には、始端側にバーナを接続し、末端側の熱気排
出口は遠赤外線発生室内に開口した遠赤外線発生機を設
置すると共に、上記遠赤外線発生室の外側には、上端が
収容室に、又、下端が取出し室に接続する乾燥通路と、
排風通路とを設けたことを特徴とする穀物乾燥装置およ
び特許請求の範囲第2項記載のものにお−で、前記遠赤
外線発生室内は中央が左右の遠赤外線発生室と連通する
吸気通路となるよう多孔反射壁で仕切ると共に、前記左
右の遠赤外線発生室内には夫々遠赤外線発生機を設置し
たことを特徴とする穀物乾燥装置としたものである。
路に沿い循環流動する穀物に遠赤外線発生機より放射さ
れた遠赤外線放射熱と、遠赤外線発生機より排出された
燃焼熱気と風との混合からなる乾燥熱風とを同時に浴び
せながら乾燥することを特徴とする穀物乾燥方法となし
、又本発明方法を実施させるための構成を特に、乾燥機
本体内に上段より下段に向け、収容室、遠赤外線発生室
および取出し室を順次立体的に重設し、上記遠赤外線発
生室内には、始端側にバーナを接続し、末端側の熱気排
出口は遠赤外線発生室内に開口した遠赤外線発生機を設
置すると共に、上記遠赤外線発生室の外側には、上端が
収容室に、又、下端が取出し室に接続する乾燥通路と、
排風通路とを設けたことを特徴とする穀物乾燥装置およ
び特許請求の範囲第2項記載のものにお−で、前記遠赤
外線発生室内は中央が左右の遠赤外線発生室と連通する
吸気通路となるよう多孔反射壁で仕切ると共に、前記左
右の遠赤外線発生室内には夫々遠赤外線発生機を設置し
たことを特徴とする穀物乾燥装置としたものである。
作 用
上記技術的方法およびその装置は次のように作用する(
図面参照)。
図面参照)。
今、収容室3および乾燥通路15に亘り穀物蚤所定量充
填せしめた後、バーナ13を運転して、その燃焼焔を遠
赤外線発生機1)中を流通せしめた後、末端側14より
、燃焼熱気を遠赤外線発生室4内に放出させる。さすれ
ば、上記流通する燃焼焔の加熱作用により遠赤外線発生
機1)より所定量の遠赤外線の放射熱が乾燥通路15中
に充填された穀物に放射され、穀物を内部より加温し、
内部水分を表面に向は速かに移動させる水分拡散移動を
行わせる。
填せしめた後、バーナ13を運転して、その燃焼焔を遠
赤外線発生機1)中を流通せしめた後、末端側14より
、燃焼熱気を遠赤外線発生室4内に放出させる。さすれ
ば、上記流通する燃焼焔の加熱作用により遠赤外線発生
機1)より所定量の遠赤外線の放射熱が乾燥通路15中
に充填された穀物に放射され、穀物を内部より加温し、
内部水分を表面に向は速かに移動させる水分拡散移動を
行わせる。
以上のようにして遠赤外線放射熱が穀物に放射されるよ
うになったら穀物乾燥機1の各作動部を運転させると同
時に吸入風を遠赤外線発生室4よゆ乾燥通路15を通っ
て排風通路1Tに向かう様に流通させる。さすれば、上
記吸入風は遠赤外線発生室4内に直接排気された燃焼熱
気と攪拌混合され、遠赤外線発生室4内において適当温
度の乾燥熱風とな9ながら、乾燥通路15を通って排風
通路17に排風される流通作用を営みながら穀物の表面
に滲出した水分を流通する乾燥熱風によゆ速かに発散除
去せしめる。
うになったら穀物乾燥機1の各作動部を運転させると同
時に吸入風を遠赤外線発生室4よゆ乾燥通路15を通っ
て排風通路1Tに向かう様に流通させる。さすれば、上
記吸入風は遠赤外線発生室4内に直接排気された燃焼熱
気と攪拌混合され、遠赤外線発生室4内において適当温
度の乾燥熱風とな9ながら、乾燥通路15を通って排風
通路17に排風される流通作用を営みながら穀物の表面
に滲出した水分を流通する乾燥熱風によゆ速かに発散除
去せしめる。
従って、充填された穀物を収容室3、乾燥通路15、取
出し室5を経て再び収容室3に返流される循環作用を何
回となく行えば、穀物は遠赤外線発生ta1)よし放射
される遠赤外線放射熱の加温作用と流通する乾燥熱風の
水分発散除去作用とにより、胴割れ現象を発生させるこ
となく短時間で所定含水率に仕上げ乾燥される。
出し室5を経て再び収容室3に返流される循環作用を何
回となく行えば、穀物は遠赤外線発生ta1)よし放射
される遠赤外線放射熱の加温作用と流通する乾燥熱風の
水分発散除去作用とにより、胴割れ現象を発生させるこ
となく短時間で所定含水率に仕上げ乾燥される。
又、第3発明の穀物乾燥機を使用した場合には、吸気通
路23内に吸気された外気風は、吸気通路23より夫々
の多孔反射壁24.24を通って左右の遠赤外線発生室
4 a * 4 b内に吸気され、遠赤外線発生機1)
.1)を夫々外側より冷却した後、遠赤外線発生機1)
.1)から排気された燃焼熱気と攪拌混合されて適当温
度の乾燥熱風となるので、遠赤外線放射熱は、冷却作用
と反射熱とにより高温化されるは勿論のこと乾燥熱風温
度もより高温状態となって穀物をより短時間で乾燥させ
ること。
路23内に吸気された外気風は、吸気通路23より夫々
の多孔反射壁24.24を通って左右の遠赤外線発生室
4 a * 4 b内に吸気され、遠赤外線発生機1)
.1)を夫々外側より冷却した後、遠赤外線発生機1)
.1)から排気された燃焼熱気と攪拌混合されて適当温
度の乾燥熱風となるので、遠赤外線放射熱は、冷却作用
と反射熱とにより高温化されるは勿論のこと乾燥熱風温
度もより高温状態となって穀物をより短時間で乾燥させ
ること。
が可能となる。
実 施 例
本発明に係る方法を実施させるための穀物乾燥装置の構
成を各実施例に基づき説明する。
成を各実施例に基づき説明する。
第1図ないし第3図において、1は乾燥通路15に沿っ
て循環流動する穀物を、遠赤外線放射熱と乾燥熱風とに
より効率的に乾燥させることができる穀物乾燥装置であ
って、該穀物乾燥装置1は次の様に構成されている。
て循環流動する穀物を、遠赤外線放射熱と乾燥熱風とに
より効率的に乾燥させることができる穀物乾燥装置であ
って、該穀物乾燥装置1は次の様に構成されている。
すなわち、横長角筒状を呈する乾燥機本体2の内部には
、上段より下段に向けて穀物を貯留するための収容室3
と穀物を乾燥させるための熱源を発生させるための遠赤
外線発生室4と、幾分乾燥された穀物を取出すための取
出し室5とが順次立体的に重設されている。そして収容
室3の下段に前後長手方向に沿って配設された遠赤外線
発生室4は上部、下部および後部を反射性の大きな壁板
6.7,8で、又左右両側を多孔壁9(金網でもよい)
で囲むと共に、前部側に吸気窓10を開口した空胴状に
形成されている。
、上段より下段に向けて穀物を貯留するための収容室3
と穀物を乾燥させるための熱源を発生させるための遠赤
外線発生室4と、幾分乾燥された穀物を取出すための取
出し室5とが順次立体的に重設されている。そして収容
室3の下段に前後長手方向に沿って配設された遠赤外線
発生室4は上部、下部および後部を反射性の大きな壁板
6.7,8で、又左右両側を多孔壁9(金網でもよい)
で囲むと共に、前部側に吸気窓10を開口した空胴状に
形成されている。
そして上記遠赤外線発生室4内には長手方向に沿って例
えば波長20μ以上の遠赤外線を放射させるための遠赤
外線発生機1)が収納されており、この遠赤外線発生機
1)は、外周面および内周面を黒色とした屈曲焔筒12
の始端側にバーナ13を接続し、末端側14を遠赤外線
発生室4内に開口せしめて構成する。上記遠赤外線発生
室4の左右両側には、多孔壁9,9と該多孔壁9,9の
外側に適当間隔をおいて縦設された多孔壁16,1Bと
により形成された左右の乾燥通路15.15が縦設され
ており、しかも上記左右の乾燥通路15゜15の上端は
収容室3に、又下端は回転自在の繰出しロール25.2
5を経て取出し室5に夫々接続されている。
えば波長20μ以上の遠赤外線を放射させるための遠赤
外線発生機1)が収納されており、この遠赤外線発生機
1)は、外周面および内周面を黒色とした屈曲焔筒12
の始端側にバーナ13を接続し、末端側14を遠赤外線
発生室4内に開口せしめて構成する。上記遠赤外線発生
室4の左右両側には、多孔壁9,9と該多孔壁9,9の
外側に適当間隔をおいて縦設された多孔壁16,1Bと
により形成された左右の乾燥通路15.15が縦設され
ており、しかも上記左右の乾燥通路15゜15の上端は
収容室3に、又下端は回転自在の繰出しロール25.2
5を経て取出し室5に夫々接続されている。
17.17は左右の乾燥通路15.15の外側に配設さ
れた左右の排風通路であって、該排風通路17.17は
乾燥機本体2の後部側に配設された吸引排風装置18と
接続されて、塵埃および排熱風を機外遠方に向は集中排
塵せしめる。取出し室5の底部には長手方向に沿い回転
自在の搬出スクリュー19が収納軸架されており、該搬
出スクリュー19の搬出側は乾燥機本体2の一側に立設
した昇降機20の下部に接続せられると共に昇降920
の上部は、内部に搬入スクリュー22を回転自在に収納
軸架した搬入樋21の始端側と接続せしめて、穀物の循
環流動作用を営ませる。
れた左右の排風通路であって、該排風通路17.17は
乾燥機本体2の後部側に配設された吸引排風装置18と
接続されて、塵埃および排熱風を機外遠方に向は集中排
塵せしめる。取出し室5の底部には長手方向に沿い回転
自在の搬出スクリュー19が収納軸架されており、該搬
出スクリュー19の搬出側は乾燥機本体2の一側に立設
した昇降機20の下部に接続せられると共に昇降920
の上部は、内部に搬入スクリュー22を回転自在に収納
軸架した搬入樋21の始端側と接続せしめて、穀物の循
環流動作用を営ませる。
第4図および第5図に亘って示された第3発明の穀物乾
燥装置1は遠赤外線放射熱を第1および第2発明のもの
よりさらに高温化させて、穀物を一層能率的に乾燥しよ
うとした実施例であって、該第3発明の穀物乾燥装置1
は遠赤外線発生室4の中央に一端が吸気窓10に通ずる
吸気通路23が形成されるように、二枚の多孔反射壁2
4.24で遠赤外線発生室4内を仕切って、左右両側に
遠赤外線発生室4a+4bを区画形成せしめると同時に
、夫々の左右の遠赤外線発生室4a、4b内に遠赤外線
発生Ia1),1)を夫々収納設置して遠赤外放射熱と
乾燥熱風とを夫々の乾燥通路15.15に向は放射或は
流通せしめた以外は第2発明の穀物乾燥装置1と構成が
同一である。
燥装置1は遠赤外線放射熱を第1および第2発明のもの
よりさらに高温化させて、穀物を一層能率的に乾燥しよ
うとした実施例であって、該第3発明の穀物乾燥装置1
は遠赤外線発生室4の中央に一端が吸気窓10に通ずる
吸気通路23が形成されるように、二枚の多孔反射壁2
4.24で遠赤外線発生室4内を仕切って、左右両側に
遠赤外線発生室4a+4bを区画形成せしめると同時に
、夫々の左右の遠赤外線発生室4a、4b内に遠赤外線
発生Ia1),1)を夫々収納設置して遠赤外放射熱と
乾燥熱風とを夫々の乾燥通路15.15に向は放射或は
流通せしめた以外は第2発明の穀物乾燥装置1と構成が
同一である。
従って、第1発明および第2発明においては、乾燥に際
し、先ず所定量の穀物を昇降機20および搬入樋21を
経て収容室3および左右の乾燥通路15,15に充填さ
せた後、バーナ13を運転して、燃焼焔を屈曲焔筒12
に沿い流通させた後、末端側14より遠赤外線発生室4
内へ噴気させると同時に吸引排風装置18を始動する。
し、先ず所定量の穀物を昇降機20および搬入樋21を
経て収容室3および左右の乾燥通路15,15に充填さ
せた後、バーナ13を運転して、燃焼焔を屈曲焔筒12
に沿い流通させた後、末端側14より遠赤外線発生室4
内へ噴気させると同時に吸引排風装置18を始動する。
さすれば吸引排風装置18の負圧作用で外気が吸気窓1
0より遠赤外線室4内に吸気されると共に燃焼熱気と攪
拌混合し、適当温度の乾燥熱風となる。一方バーナ13
の燃焼加熱と流通する吸引風の冷却作用で、遠赤外線発
生fi1)より所定量の遠赤外線放射熱が乾燥通路15
.15に向は放射されるので乾燥通路15.15中の穀
物は遠赤外線放射熱で内部より加温されて内部水分の拡
散移動が促進されるは勿論のこと表面に滲出した水分は
流通する乾燥熱風で発散除去され乾燥される。
0より遠赤外線室4内に吸気されると共に燃焼熱気と攪
拌混合し、適当温度の乾燥熱風となる。一方バーナ13
の燃焼加熱と流通する吸引風の冷却作用で、遠赤外線発
生fi1)より所定量の遠赤外線放射熱が乾燥通路15
.15に向は放射されるので乾燥通路15.15中の穀
物は遠赤外線放射熱で内部より加温されて内部水分の拡
散移動が促進されるは勿論のこと表面に滲出した水分は
流通する乾燥熱風で発散除去され乾燥される。
従って繰出しロール25.25の回転繰出し作用により
穀物を取出し室5内に流下させ、これを搬出スクリュー
19、昇降機20および搬入スクリュー22を介して収
容室3に返流される循環流動作用を複数回に亘って行え
ば、穀物は胴割れ現象を起さず所定含水率に仕上げ乾燥
される。
穀物を取出し室5内に流下させ、これを搬出スクリュー
19、昇降機20および搬入スクリュー22を介して収
容室3に返流される循環流動作用を複数回に亘って行え
ば、穀物は胴割れ現象を起さず所定含水率に仕上げ乾燥
される。
又、第3発明におiでは、吸引排風装置18の運転によ
り生じた負圧作用で、゛外気が吸気通路23内に吸気さ
れた後、該吸引外気は多孔反射板24゜24を通って、
左右の遠赤外線発生室4atJb内に吸引され、夫々収
納された遠赤外線発生機1)゜1)を能率よく冷却する
ので、遠赤外線は放射熱が高まると共に反射熱の併用作
用でさらに高温となって穀物に浴びせられるから穀物の
水分拡散移動をさらに早め、流通する乾燥熱風との相乗
効果により穀物を短時間で胴割れを起すことなく効率的
に乾燥せしめることができる。
り生じた負圧作用で、゛外気が吸気通路23内に吸気さ
れた後、該吸引外気は多孔反射板24゜24を通って、
左右の遠赤外線発生室4atJb内に吸引され、夫々収
納された遠赤外線発生機1)゜1)を能率よく冷却する
ので、遠赤外線は放射熱が高まると共に反射熱の併用作
用でさらに高温となって穀物に浴びせられるから穀物の
水分拡散移動をさらに早め、流通する乾燥熱風との相乗
効果により穀物を短時間で胴割れを起すことなく効率的
に乾燥せしめることができる。
発明の効果
要するに本発明方法およびその装置は前述のような手段
を有するので、乾燥通路15に沿って循環流動される穀
物はその流下過程において遠赤外線発生機1)より放射
された遠赤外線熱を吸収して転換熱エネルギーにより穀
物内部を速かに加温して水分の拡散移行速度を早め、内
部水分の表面への移行を促進させることができる許りか
、表面に滲出された水分は遠赤外線発生機1)の末端側
に設けられた熱気排出口14より排出した燃焼熱気と流
通風との混合で構成された乾燥熱風で同時に発散除去さ
せることができるため、従来穀物乾燥方法の如く、乾燥
作業中において穀物内部の調湿作用を行うための調湿時
間を省略しても、穀物を胴割れ現象を発生させずに短時
間で効率的に乾燥することができると共に、バーナ13
の燃焼により遠赤外線放射熱と乾燥熱風とを同時に発生
せしめて、燃費の節約と乾燥装置の簡略化および製品の
低廉化を容易に達成させることができる外、遠赤外線発
生室4内を、多孔反射壁24.24で仕切って、中央に
吸気通路23を、又その左右両側に遠赤外線発生(fi
ll、1)を収納した左右の遠赤外線発生室4as4b
を設けた場合には反射作用と吸気通路23よし多孔反射
壁24.24を通って左右の遠赤外線発生室4 a e
4 b内に流通される吸気風で遠赤外線発生機1).
1)を冷却させる作用とにより遠赤外線放射熱エネルギ
ーをより高めて穀温の上昇をより早め、乾燥の促進を図
ることができる効果を奏する。
を有するので、乾燥通路15に沿って循環流動される穀
物はその流下過程において遠赤外線発生機1)より放射
された遠赤外線熱を吸収して転換熱エネルギーにより穀
物内部を速かに加温して水分の拡散移行速度を早め、内
部水分の表面への移行を促進させることができる許りか
、表面に滲出された水分は遠赤外線発生機1)の末端側
に設けられた熱気排出口14より排出した燃焼熱気と流
通風との混合で構成された乾燥熱風で同時に発散除去さ
せることができるため、従来穀物乾燥方法の如く、乾燥
作業中において穀物内部の調湿作用を行うための調湿時
間を省略しても、穀物を胴割れ現象を発生させずに短時
間で効率的に乾燥することができると共に、バーナ13
の燃焼により遠赤外線放射熱と乾燥熱風とを同時に発生
せしめて、燃費の節約と乾燥装置の簡略化および製品の
低廉化を容易に達成させることができる外、遠赤外線発
生室4内を、多孔反射壁24.24で仕切って、中央に
吸気通路23を、又その左右両側に遠赤外線発生(fi
ll、1)を収納した左右の遠赤外線発生室4as4b
を設けた場合には反射作用と吸気通路23よし多孔反射
壁24.24を通って左右の遠赤外線発生室4 a e
4 b内に流通される吸気風で遠赤外線発生機1).
1)を冷却させる作用とにより遠赤外線放射熱エネルギ
ーをより高めて穀温の上昇をより早め、乾燥の促進を図
ることができる効果を奏する。
図面は本発明方法を実施させるための穀物乾燥機の各実
施例を示すものであって、第1図ないし第3図は第1発
明の穀物乾燥機で、第1図は縦断正面図、第2図は要部
を破断した側面図、第3図は第2図A−A線における横
断平面図、第4図および第5図は第3発明の穀物乾燥機
であって、第4図は横断平面図、第5図は遠赤外線発生
室のみの縦断正面図である。
施例を示すものであって、第1図ないし第3図は第1発
明の穀物乾燥機で、第1図は縦断正面図、第2図は要部
を破断した側面図、第3図は第2図A−A線における横
断平面図、第4図および第5図は第3発明の穀物乾燥機
であって、第4図は横断平面図、第5図は遠赤外線発生
室のみの縦断正面図である。
Claims (3)
- (1)乾燥通路に沿い循環流動する穀物に遠赤外線発生
機より放射された遠赤外線放射熱と、遠赤外線発生機よ
り排出された燃焼熱気と風との混合からなる乾燥熱風と
を同時に浴びせながら乾燥することを特徴とする穀物乾
燥方法。 - (2)乾燥機本体内に、上段より下段に向け、収容室、
遠赤外線発生室および取出し室を順次立体的に重設し、
上記遠赤外線発生室内には、始端側にバーナを接続し、
末端側の熱気排出口は遠赤外線発生室内に開口した遠赤
外線発生機を設置すると共に、上記遠赤外線発生室の外
側には、上端が収容室に、又、下端が取出し室に接続す
る乾燥通路と、排風通路とを設けたことを特徴とする穀
物乾燥装置。 - (3)特許請求の範囲第2項記載のものにおいて、前記
遠赤外線発生室内は中央が左右の遠赤外線発生室と連通
する吸気通路となるよう多孔反射壁で仕切ると共に、前
記左右の遠赤外線発生室内には夫々遠赤外線発生機を設
置したことを特徴とする穀物乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3598585A JPS61195265A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 穀物乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3598585A JPS61195265A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 穀物乾燥装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61195265A true JPS61195265A (ja) | 1986-08-29 |
JPH0522834B2 JPH0522834B2 (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=12457159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3598585A Granted JPS61195265A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 穀物乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61195265A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6363690U (ja) * | 1986-10-16 | 1988-04-27 | ||
JPH02302578A (ja) * | 1989-05-17 | 1990-12-14 | Seibutsukei Tokutei Sangyo Gijutsu Kenkyu Suishin Kiko | 穀物遠赤外熱風乾燥装置 |
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1985
- 1985-02-25 JP JP3598585A patent/JPS61195265A/ja active Granted
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Also Published As
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---|---|
JPH0522834B2 (ja) | 1993-03-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |