JP2003130543A - 穀粒の乾燥方法および穀粒乾燥機 - Google Patents

穀粒の乾燥方法および穀粒乾燥機

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JP2003130543A JP2001329389A JP2001329389A JP2003130543A JP 2003130543 A JP2003130543 A JP 2003130543A JP 2001329389 A JP2001329389 A JP 2001329389A JP 2001329389 A JP2001329389 A JP 2001329389A JP 2003130543 A JP2003130543 A JP 2003130543A
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far infrared
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Soichi Yamamoto
惣一 山本
Terufusa Makita
輝興 真北
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Yamamoto and Co Ltd
Yamamoto Co Ltd
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Yamamoto and Co Ltd
Yamamoto Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遠赤外線放射体から放射せしめる遠赤外線によ
る穀粒に対する蒸発熱の供給が効率よく行われるように
して、穀粒の乾燥が燃焼費および電力費を少なくした状
態で行われるようにする。 【解決手段】穀粒乾燥機において、機体1の下半側に
は、穀粒の流下路bおよび機壁により外部に対し区画さ
れる空室cを設け、その空室c内に遠赤外線発生炉6を
配設して、流下路bを流下する穀粒に対し遠赤外線を浴
びせて加温する加温部とし、収容部aには、そこに収容
する穀粒に対し送風機fにより外気を導入して通風する
よう通気性の隔壁により形成する導風路9を装備せしめ
て、収容部aを、前記流下路bを流下して遠赤外線発生
炉よりの遠赤外線により加温した穀粒を通風により冷却
して乾燥する冷却乾燥部とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、乾燥すべき穀粒
を、穀粒乾燥機の機体内の収容部に張り込み、その収容
部から穀粒流下路を経て再び収容部に戻るように循環さ
せ、その循環する穀粒に対し、水分の蒸発熱となる熱量
を、穀粒流下路を流下する間に、遠赤外線放射体から放
射させる遠赤外線により与えて乾燥させる穀粒の乾燥手
段についての改良に関する。
【0002】
【従来の技術】機体内の収容部に張り込んだ穀粒を、そ
の収容部から穀粒流下路を流下させた後、昇降機により
揚送して再び収容部に投入することで循環させるように
した穀粒乾燥機に、遠赤外線を放射する遠赤外線放射機
を組み込み、機体内を循環する穀粒に対し、遠赤外線放
射機から放射させる遠赤外線の輻射熱を浴びせることに
より穀粒を乾燥させるようにする、遠赤外線を用いた穀
粒の乾燥手段には、例えば、特許第3035473号の
特許公報にある手段が従来から知られている。
【0003】この手段は、図1乃至図3にあるように、
竪型の箱状に形成した機体1内の上半側に、穀粒を張り
込む収容室aを装設し、それの下方の機体1内の下半側
には、上端側が前記収容室aに接続する穀粒流下路b
を、一対に並列して対向する通気性の隔壁20・20に
より形成して設け、その穀粒流下路bの一側に、外気導
入部3aが機体1の前面側に開放する熱風室3を装設
し、穀粒流下路bの他側には、機体1の後面側に装架す
る吸引式の送風機4の吸引口と連通する排風室5を装設
し、前記熱風室3内に、加温により遠赤外線を放射する
素材を筒状に成形した遠赤外線発生炉6を配設し、それ
の一端側に、機体1の前面側で前記熱風室3の外気導入
部3aの近傍に配設せるバーナ装置7の吐炎筒7aを連
通し、その遠赤外線発生炉6の他端側の開放口6aを、
熱風室3内において開口せしめておく。
【0004】また、前述の穀粒流下路bは、それの下端
側を流出量を規制する回転シャッタ21を介して機体1
内の底部に設ける集穀室8に連通し、その集穀室8の底
部に排出コンベア10を設け、それの搬送方向の終端側
を、機体1の外面に立設せる昇降機11の底部に接続
し、その昇降機11の上部を、機体の頂部に装架せる張
込用の上部コンベア12の始端側に、取出樋13と切替
自在に接続して、これにより、回転シャッタ21を停止
させた状態において、昇降機11により収容室a内に穀
粒を張り込み、それを、循環流動させて、穀粒流下路b
を流下する間に、遠赤外線発生炉6から放射する遠赤外
線および輻射熱を浴びせて乾燥するように構成している
手段である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の遠赤外線を用い
る穀粒乾燥機は、熱風室3内に配設せる筒状の遠赤外線
発生炉6内に、それの一端側からバーナ装置7の作動で
生成した燃焼ガスの炎を吹き込むことで、遠赤外線発生
炉6を加熱して遠赤外線を放射するよう作動させ、その
遠赤外線を、穀粒流下路bを流下してくる穀粒に対し浴
びせるようにするが、そのとき筒状の遠赤外線発生炉6
の一端側からそれの内腔に吹き込むバーナ装置7からの
熱風を、その筒状の遠赤外線発生炉6の他端側の開放口
6aから熱風室3内に排出させて、それを、排風室5に
吸引口側が連通する吸引式の送風機4の吸引圧により、
穀粒流下路bを介して排風室5側に吸引して、送風機4
の吐風口側に接続するダクト40を介し所望の場所に排
出させ、これにより、熱風が穀粒流下路bを流下する穀
粒の流れを横切って流れ、穀粒に対しこの熱風による熱
量が供給されて、この穀粒流下路bにおいて乾燥が行わ
れるようにしている。
【0006】そして、このときの穀粒に対する熱量の供
給が、遠赤外線発生炉6の他端側の開放口6aから吐出
する熱風および遠赤外線発生炉6から放射される遠赤外
線の輻射熱が、送風機4の作動により外気導入口3aか
ら取込まれて熱風室3に流入する外気により稀釈され
て、穀粒の乾燥に適応する温度の熱風(温風)となって
供給され、かつ、この熱量の供給により穀粒から蒸発さ
せた水分を、供給する熱風に保持せしめて排風として排
出することで、乾燥が行われるようにしている。
【0007】このため、遠赤外線発生炉6から放射され
る遠赤外線の輻射熱による熱量の穀粒に対する供給の効
率が悪く、バーナ装置7で燃焼させる燃料費が嵩み、か
つ、送風機fの駆動用の電力費が嵩む問題がある。
【0008】本発明は従来手段に生じている上述の問題
を解消せしめるためになされたものであって、遠赤外線
放射体から放射せしめる遠赤外線による穀粒に対する蒸
発熱の供給が効率よく行われるようにして、穀粒の乾燥
が燃焼費および電力費を少なくした状態で行われるよう
にする新たな手段を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そして、本発明において
は、上述の目的を達成するための手段として、機体1内
の上半側に、乾燥すべき穀粒の収容せしめる収容部aを
装設し、下半側には、収容部aから穀粒を順次流下させ
る流下路bと、その流下路bを流下する穀粒に対し遠赤
外線を浴せる遠赤外線発生炉6とを配設し、機体1の外
面側に、流下路bを流下した穀粒を収容部aに揚送する
昇降機11を装備せしめる穀粒乾燥機において、機体1
の下半側には、穀粒の流下路bおよび機壁により外部に
対し区画される空室cを設け、その空室c内に遠赤外線
発生炉6を配設して、流下路bを流下する穀粒に対し遠
赤外線を浴びせて加温する加温部とし、収容部aには、
そこに収容する穀粒に対し送風機fにより外気を導入し
て通風するよう通気性の隔壁により形成する導風路9を
装備せしめて、収容部aを、前記流下路bを流下して遠
赤外線発生炉よりの遠赤外線により加温した穀粒を通風
により冷却して乾燥する冷却乾燥部としたことを特徴と
する穀粒乾燥機を提起するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明による遠赤外線を用いて行
なう穀粒の乾燥手段は、図4及び図5に示しているよう
に、穀粒乾燥機Aの機体1内には、乾燥すべき穀粒を張
込み収容せしめる収容部aと、その収容部aから穀粒を
回転シャッタ21の作動により所定の流量に制御せしめ
て流過させる穀粒の流下路bとを設け、その穀粒の流下
路bの隣側位置に、バーナ装置7または電気ヒーターに
より加熱することで遠赤外線を放射する素材よりなる遠
赤外線発生炉6を配設し、穀粒の流下路bは、そこを流
過する穀粒の流れが、遠赤外線発生炉6から放射される
遠赤外線に晒されるよう通気性の隔壁などで形成するこ
とについては、従前の遠赤外線を用いる穀粒乾燥機と同
様であるが、遠赤外線を浴びる穀粒の流下路bを流過す
る穀粒に対しては、熱風を透過させずに、遠赤外線を浴
びせるだけにするか、遠赤外線発生炉6に吐出炎を吹き
込むバーナ装置7に組込まれる小型のファンにより生ず
る程度の極く少量の熱風が供給されるようにする。
【0011】そして、これにより、穀粒の流下路bを流
過する穀粒は、遠赤外線発生炉6からの遠赤外線の輻射
熱を浴びせることで加温するが、風力による水分の蒸発
は行わさず、従って、遠赤外線による加温で穀温が上昇
していく状態とする。
【0012】このときの遠赤外線による加温は、穀粒流
下路bを流過していく穀粒の流れの、遠赤外線発生炉6
と対面する側において、45度C〜50度C程度の熱気
を浴び、それにより穀温が32度C程度に昇温するよう
に設定する。
【0013】この穀粒の流下路bを流過して遠赤外線に
より加温された穀粒は、機体1の底部に装設しておく排
出コンベア10により、機体1の外部に立設しておく昇
降機11の底部に送込み、その昇降機11により、機体
1の頂部に装架しておく張込用のコンベア12を経て機
体1内の穀粒の収容部aに戻し、この収容部aから再び
穀粒の流下路bに流して循環させるようにするが、この
収容部aにおいては、例えば、常温の外気等の、遠赤外
線により昇温させた穀温よりも低い低温の風を送給して
冷却し、この冷却時に、冷却乾燥を行うようにする。
【0014】穀粒は、加熱して穀温を上昇させた状態の
ところに、その穀温より低い温度の風を送給すると、そ
の風が穀粒からの気化熱を取り去って穀粒を冷却し、こ
のとき、その効果で乾燥していく。
【0015】この穀粒の流下路bを流過する間に、遠赤
外線を浴びせて加温し穀温を上昇させた穀粒に対し、収
容部aにおいて送給する風は、常温の外気を導入して送
風してよく、その風量は、通常、平乾(平箱型乾燥機)
と呼ばれる静地型通風乾燥機に用いられる程度の風を送
給するようにしてよい。
【0016】また、この風の送給のためには、図4およ
び図5に示している実施例のように、機体1内に装設す
る収容部aには、網体・目技板などの通気性の隔壁20
よりなる複数本の風洞状の導風路9を、機体1の前後の
機壁間に渡架して、収容部a内腔を前後に横切るように
並列装架し、それら導風路9のうちの所望に選択した導
風路9aの各一端側を、機体1の外面に装設しておく送
風機fの吐風口に対し接続連通し、これら導風路9aに
隣接して上位側に位置する導風路9bの一端側を、機体
1の外面に装設しておく排気ダクト90に接続してお
き、収容部aに穀粒を張込み収容した状態において、送
風機fを作動させることにより、それの吸引側から取込
む外気が、導風路9a・9a内に圧送され、その圧風
が、図4において矢印に示している如く、収容部aに堆
積している穀粒層を透過して排風用の導風路9b・9b
内に流入し、排気ダクト90から外気に排出され、これ
により収容部a内の穀粒に対する通風が行われるように
してよい。
【0017】この本発明手段において、穀粒の流下路b
は、通気性の隔壁よりなる流穀板22…を、穀粒が流下
する角度に傾斜させて、ジグザグ状に多段に配列し、収
容部aの底部から穀粒が多段に並列する流穀板22上
を、順次流下して、機体1内の底部に装設せる集穀室8
に流出していくようにし、この流穀板22…上を順次流
下する穀粒が、この流下路bの隣側位置に配設した遠赤
外線発生炉6から放射される遠赤外線を、直接および通
気性の隔壁よりなる流穀板22の孔隙を介して、浴びる
ようにしているが、流下する穀粒が遠赤外線発生炉6か
らの遠赤外線を浴びるようになればよく、従前の循環型
穀粒乾燥機の穀粒の流下路bのように、通気性の隔壁2
0・20が一対に対向させて、それらの対向間隔により
流下路bを形成するようにするなど、適宜に形成してよ
い。
【0018】また、遠赤外線を発生させる遠赤外線発生
炉6は、加熱により例えば波長20μ以上の遠赤外線を
放射する素材をもって、筒状の遠赤外線放射体を成形
し、それを、バーナ装置により燃料を燃焼させた燃焼熱
気、または電熱ヒーターにより加熱することで、遠赤外
線を放射する作動が行われるように構成するが、図4お
よび図5に示している例においては、加熱により遠赤外
線を放射する素材により成形した筒体が蛇管状に屈曲す
る遠赤外線放射体60を形成し、これを、前述した穀粒
の流下路b・bにより囲われた機体1内腔の空室c内に
配位して、それの一端側の開口を、機体1の前面側に対
し開放し、その開口に対し機体1の前面側に装架せるバ
ーナ装置7の吐炎筒7aから吐出する燃焼熱気を吹き込
むようにし、また、この蛇管状の遠赤外線放射体60の
他端側の開口を、機体1の前面側に開放して、前述のバ
ーナ装置7の吐炎筒7aから吐出して、遠赤外線放射体
60の内腔に吹き込まれた燃焼熱気が、この他端側の開
口から機体1外に排出されるようにして、バーナ装置7
の作動により遠赤外線を放射するよう構成してある。
【0019】そして、この遠赤外線発生炉6を収容する
空室cは、機体1の外部に対しては穀粒の流下路bおよ
び機体1の機壁により区画されて遮閉された状態にあ
り、従って、穀粒の流下路bを流下する穀粒には、風力
が作用せず、遠赤外線発生炉6の作動により発生する遠
赤外線の輻射熱により加温されるだけの状態となる。
【0020】図4において、21は穀粒の各流下路bの
下端位置に配設した回転シャッタであるが、集穀室8の
傾斜する流穀板80の谷部に回転シャッタ23を設ける
ことで、省略するようにしてよい。
【0021】次に図6および図7は別の実施例を示して
いる。この例は、機体1内に、穀粒の流下路b・bおよ
び機壁により区画されるように空室cを形成し、そこに
遠赤外線発生炉6を配設して、それの一端側からバーナ
装置7からの吐出炎を吹き込んで、遠赤外線発生炉6を
作動させるようにする際に、吹き込んだ吐出炎の排ガス
を排出させる遠赤外線発生炉6の他端側の開放口6a
を、空室c内において開放させ、その開放口6aから排
気ガスとして排出される燃焼後の熱気が、空室c内に吹
き出されて、図6にて矢印に示しているようにバーナ装
置7に組込まれるファンによる静圧により穀粒の流下路
bを横切って、流下路bの外側に形成しておく排風室d
から、機体1の周壁の適宜部位に形設しておく、排気口
または孔隙を介し外部に排出されるようにして、流下路
bを流下する穀粒に対し、空室c内の熱気が、少量の熱
風として送給されるようにしている例であり、その余の
構成は、前述の図4・図5に示している例と変わりな
い。
【0022】この流下路bを流下する穀粒に浴びせる少
量の熱風は、バーナ装置7のファンによる静圧を利用し
ているが、別に小型の小容量の送風機を、空室cに組付
けるようにする場合がある。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による遠赤
外線を用いて行なう穀粒の乾燥手段は、穀粒の流下路b
を流下する穀粒に対する遠赤外線発生炉6からの遠赤外
線の照射を、送風機による熱風の供給を行わずに、また
は、少量の熱風の供給下において行なうことで、この遠
赤外線の照射により穀温を上昇させ、この穀温が上昇し
た穀粒を収容部aに堆積させて、そこに、送風機fによ
り外気を送給して通風することで、冷却乾燥させるよう
にしているのだから、遠赤外線発生炉6を作動させるた
めのバーナ装置7の作動に要する燃料費を従前手段に比
して半減させ得、また、収容部aに堆積した穀粒に通風
するための送風機fは、平乾に用いる程度のものでよ
く、大容量の送風機を要しないので、電力の使用量も低
減し得るようになって、低コストで穀粒の乾燥が行える
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従前の遠赤外線を用いる穀粒乾燥機の縦断正面
図である。
【図2】同上の縦断側面図である。
【図3】同上の横断平面図である。
【図4】本発明を実施せる遠赤外線を用いる穀粒乾燥機
の縦断正面図である。
【図5】同上の一部破断した側面図である。
【図6】同上の別の実施例の縦断正面図である。
【図7】同上実施例の縦断側面図である。
【符号の説明】
a…収容室、b…流下路、c…空室、d…排風室、f…
送風機、1…機体、10…排出コンベア、11…昇降
機、12…上部コンベア、13…取出樋、20…隔壁、
21・23…回転シャッタ、22…流穀板、3…熱風
室、3a…外気導入部、4…吸引式の送風機、5…排風
室、6…遠赤外線発生炉、60…遠赤外線放射体、6a
…開放口、7…バーナ装置、7a…吐炎筒、8…集穀
室、80…流穀板、9・9a・9b…導風路、90…排
気ダクト。
フロントページの続き Fターム(参考) 3L113 AA07 AB03 AB06 AC04 AC10 AC35 AC45 AC46 AC48 AC52 AC53 AC67 AC74 AC75 BA03 DA02 DA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体1内の上半側に、乾燥すべき穀粒の
    収容せしめる収容部aを装設し、下半側には、収容部a
    から穀粒を順次流下させる流下路bと、その流下路bを
    流下する穀粒に対し遠赤外線を浴せる遠赤外線発生炉6
    とを配設し、機体1の外面側に、流下路bを流下した穀
    粒を収容部aに揚送する昇降機11を装備せしめる穀粒
    乾燥機において、機体1の下半側には、穀粒の流下路b
    および機壁により外部に対し区画される空室cを設け、
    その空室c内に遠赤外線発生炉6を配設して、流下路b
    を流下する穀粒に対し遠赤外線を浴びせて加温する加温
    部とし、収容部aには、そこに収容する穀粒に対し送風
    機fにより外気を導入して通風するよう通気性の隔壁に
    より形成する導風路9を装備せしめて、収容部aを、前
    記流下路bを流下して遠赤外線発生炉よりの遠赤外線に
    より加温した穀粒を通風により冷却して乾燥する冷却乾
    燥部としたことを特徴とする穀粒乾燥機。
  2. 【請求項2】 流下路bにより区画される空室c内に配
    設する遠赤外線発生炉6の、それの内腔に吹き込むバー
    ナ装置7の燃焼ガスを排出させる開放口6aを、前記空
    室c内に開放して、遠赤外線発生炉6の作動により空室
    c内に生成される熱気が、バーナ装置7から空室c内に
    排出される熱風の静圧により流下路bを流下する穀粒に
    対し送給されるようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の穀粒乾燥機。
  3. 【請求項3】 穀粒を、流下路bを流下させる間に、そ
    の流下路bの隣側に配設する遠赤外線発生炉6から放射
    せしめる遠赤外線により加温して、穀粒の収容部aに堆
    積させ、この加温した穀粒に、その収容部aに装備せし
    める導風路9に送風機fにより導入する外気を送給して
    通風し、この通風により、遠赤外線によって加温した穀
    粒を冷却して乾燥させることを特徴とする穀粒の乾燥方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015055025A1 (zh) * 2013-10-14 2015-04-23 长春吉大科学仪器设备有限公司 一种谷物循环干燥机
RU2658179C1 (ru) * 2017-09-01 2018-06-19 Федеральное государственное бюджетное научное учреждение Федеральный научный агроинженерный центр ВИМ (ФГБНУ ФНАЦ ВИМ) Способ многократной реверсивной сушки семян и зерна
JP2020026942A (ja) * 2018-08-17 2020-02-20 株式会社山本製作所 穀物乾燥装置

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