JP6370423B1 - 遠赤外線穀物乾燥機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】貯留槽、通風乾燥部、繰出し部、及び取出し部を重設し、繰出し部及び取出し部の左右に熱風供給室及び排風室が配設された遠赤外線穀物乾燥機において、繰出し部を形成する山形状仕切壁の構造を、頂部と底部とを備える筒形状を有し、前記底部に開口を備え、長さ方向端部が機外に連通するものとするか、取出し槽と排風室との間に、一端が取出し槽の上部において該取出し槽内に連通するとともに他端が機外に連通する外気取込み通路を配設する。
【選択図】 図1
Description
前記穀物乾燥機では、遠赤外線放射体を加熱することで遠赤外線を発生させており、加熱に要するエネルギーの消費量を抑えて乾燥を効率的に行うために、種々の対策が講じられている。例えば、特許文献1には、燃焼装置で遠赤外線放射体を加熱する穀物乾燥機において、遠赤外線放射体からの排熱を熱風として被乾燥穀物に浴びせることが記載されている。また、特許文献2には、遠赤外線放射体として、一端部にバーナが連結され、前記バーナによって加熱されて遠赤外線を放射する主管と、前記主管の他端部に連結されると共に、前記主管の上方近傍に並行配置され、前記主管からの熱風によって加熱されて遠赤外線を放射する副管とを有し、前記副管の前記主管に対向する側壁に前記主管の側壁の側へ向いて開口する排気口を複数設けた遠赤外線放射体を用い、主管及び副管を加熱したバーナからの排風を副管の排気口から主管の外周面に浴びせて主管を加熱することが記載されている。また、特許文献3には、乾燥室内に配置した遠赤外線ヒーターを、穀物の張込量に応じてON、OFF制御することが記載されている。
そこで本発明は、エネルギー消費量を抑えつつ、短時間で効率的に乾燥を行うことができる遠赤外線穀物乾燥機を提供することを課題とする。
(1)前記山形状仕切壁を、頂部と底部とを備える筒形状を有し、前記底部に開口を備え、長さ方向端部が機外に連通するように構成し、前記遠赤外線乾燥機の動作中、前記長さ方向端部から外気を取り込み、内部に溜まった余熱で該外気を加熱して、前記開口から通風乾燥部に供給するように作用させる
(2)前記取出し槽と前記排風室との間に、一端が前記取出し槽の上部において該取出し槽内に連通するとともに他端が機外に連通する外気取込み通路を配設する、
(3)前記山形状仕切壁を、頂部と底部とを備える筒形状を有し、前記底部に開口を備え、長さ方向端部が機外に連通するように構成し、前記遠赤外線乾燥機の動作中、前記長さ方向端部から外気を取り込み、内部に溜まった余熱で該外気を加熱して、前記開口から通風乾燥部に供給するように作用させるとともに、前記取出し槽と前記排風室との間に、一端が前記取出し槽の上部において該取出し槽内に連通するとともに他端が機外に連通する外気取込み通路を配設する、
のいずれかの手段を採用する。
そして、前記取出し槽6は、乾燥された穀物を受ける排出樋11と該排出樋11の内部に回転自在に横架された搬出スクリュー12とを底部に備え、前記排出樋11の一端は、搬出スクリュー12によって搬出される穀物を前記貯留槽2へと運ぶ循環用昇降機13と接続されている。
この山形状仕切壁4は、図3に示すように、頂部4aと底部4bとを備える筒形状を有し、前記底部4bに開口4cを備える。そして、その長さ方向端部が機外に連通するように乾燥機本体内に配設される。
前記開口4cの位置は特に限定されず、幅方向両端部、幅方向中央部、及び底部の重心等に設けることができる。また、その形状についても特に限定されず、スリット形状、矩形状を含む多角形状、円形状及び楕円形状等の種々の形状が採用できる。また、前記開口4cの寸法も特に限定されず、底部4b内の位置によって開口の大きさ(スリット幅や孔径等)が変化するものであってもよい。
前記開口4cの例としては、図4に示すような、幅方向両端部近傍に設けたスリット、図5に示すような、幅方向両端部近傍に連設した複数の丸孔、及び図6に示す幅方向中央近傍に設けたスリット等が挙げられる。
外気取込み通路14は、乾燥機の動作中、機外に連通する下端部から外気を取り込み、内部に溜まった余熱で該外気を加熱して取出し槽6の上部に供給するように作用する。このようにして加熱・供給された外気は、繰出し部5を経て通風乾燥部3に供給されることで、通風乾燥部3における被乾燥穀物の乾燥を促進する。
他方、比較例として、開口4cのない山形状仕切壁4を使用し、外気取込み通路14を設けていない遠赤外線乾燥機を使用し、実施例と同種同量の籾の乾燥試験を行った。
試験の結果、実施例では、比較例に比べて、目標水分量に達するまでの時間が短縮するとともに、燃焼装置の燃料消費量が低減した。
2 貯留槽
3 通風乾燥部
3a 熱風通路
3b 排風通路
3c 乾燥通路
4 山形状仕切壁
4a 頂部
4b 底部
4c 開口
5 繰出し部
6 取出し槽
7 熱風供給室
8 排風室
9 燃焼装置
10 遠赤外線放射体
11 排出樋
12 搬出スクリュー
13 循環用昇降機
14 外気取込み通路
Claims (3)
- 前後方向に長い乾燥機本体内に、被乾燥穀物を貯留する貯留槽と、該貯留槽から供給される被乾燥穀物に熱風を当てて乾燥する通風乾燥部と、前記乾燥機本体内の前後方向に延びるとともに断面形状が山形である山形状仕切壁を乾燥機本体内の左右方向に複数並べて形成され、前記通風乾燥部から被乾燥穀物を下方に繰り出す繰出し部と、該繰出し部から繰り出された被乾燥穀物を機外に取り出す取出し槽とが重設され、さらに前記乾燥機本体内において前記繰出し部及び前記取出し槽に対して左右いずれかに配設され、前記通風乾燥部に熱風を供給する熱風供給室と、前記乾燥機本体内において前記繰出し部及び前記取出し槽に対して前記熱風供給室とは左右逆側に配設され、前記通風乾燥部を通過した排風を機外に排出する排風室と、前記取出し槽内に配設された、筒形状を有し、一端部に燃焼装置が連結され、該燃焼装置での加熱により遠赤外線を放射する遠赤外線放射体とを備える遠赤外線穀物乾燥機であって、
前記山形状仕切壁が、頂部と底部とを備える筒形状を有し、前記底部に開口を備え、長さ方向端部が機外に連通するように構成され、前記遠赤外線乾燥機の動作中、前記長さ方向端部から外気を取り込み、内部に溜まった余熱で該外気を加熱して、前記開口から通風乾燥部に供給するように作用することを特徴とする遠赤外線穀物乾燥機。 - 前後方向に長い乾燥機本体内に、被乾燥穀物を貯留する貯留槽と、該貯留槽から供給される被乾燥穀物に熱風を当てて乾燥する通風乾燥部と、前記乾燥機本体内の前後方向に延びるとともに断面形状が山形である山形状仕切壁を乾燥機本体内の左右方向に複数並べて形成され、前記通風乾燥部から被乾燥穀物を下方に繰り出す繰出し部と、該繰出し部から繰り出された被乾燥穀物を機外に取り出す取出し槽とが重設され、さらに前記乾燥機本体内において前記繰出し部及び前記取出し槽に対して左右いずれかに配設され、前記通風乾燥部に熱風を供給する熱風供給室と、前記乾燥機本体内において前記繰出し部及び前記取出し槽に対して前記熱風供給室とは左右逆側に配設され、前記通風乾燥部を通過した排風を機外に排出する排風室と、前記取出し槽内に配設された、筒形状を有し、一端部に燃焼装置が連結され、該燃焼装置での加熱により遠赤外線を放射する遠赤外線放射体とを備える遠赤外線穀物乾燥機であって、
前記取出し槽と前記排風室との間に、一端が前記取出し槽の上部において該取出し槽内に連通するとともに他端が機外に連通する外気取込み通路が配設されたことを特徴とする遠赤外線穀物乾燥機。 - 前後方向に長い乾燥機本体内に、被乾燥穀物を貯留する貯留槽と、該貯留槽から供給される被乾燥穀物に熱風を当てて乾燥する通風乾燥部と、前記乾燥機本体内の前後方向に延びるとともに断面形状が山形である山形状仕切壁を乾燥機本体内の左右方向に複数並べて形成され、前記通風乾燥部から被乾燥穀物を下方に繰り出す繰出し部と、該繰出し部から繰り出された被乾燥穀物を機外に取り出す取出し槽とが重設され、さらに前記乾燥機本体内において前記繰出し部及び前記取出し槽に対して左右いずれかに配設され、前記通風乾燥部に熱風を供給する熱風供給室と、前記乾燥機本体内において前記繰出し部及び前記取出し槽に対して前記熱風供給室とは左右逆側に配設され、前記通風乾燥部を通過した排風を機外に排出する排風室と、前記取出し槽内に配設された、筒形状を有し、一端部に燃焼装置が連結され、該燃焼装置での加熱により遠赤外線を放射する遠赤外線放射体とを備える遠赤外線穀物乾燥機であって、
前記山形状仕切壁が、頂部と底部とを備える筒形状を有し、前記底部に開口を備え、長さ方向端部が機外に連通するように構成され、前記遠赤外線乾燥機の動作中、前記長さ方向端部から外気を取り込み、内部に溜まった余熱で該外気を加熱して、前記開口から通風乾燥部に供給するように作用するとともに、
前記取出し槽と前記排風室との間に、一端が前記取出し槽の上部において該取出し槽内に連通するとともに他端が機外に連通する外気取込み通路が配設されたことを特徴とする遠赤外線穀物乾燥機。
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