JPS6355029A - シ−トコイル用包装紙供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、搬送ラインを送られてくる不特定サイズのシ
ートコイルを梱包する際に、そのシートコイルのサイズ
に合った包装紙を選択して供給する装置に関する。

〔従来の技術〕

紙、プラスチ、クフィルム、布、金属３仮等のシートを
、製品として出荷するためには、そのシートをコイル状
に巻き取り、梱包していた。しかし、ユーザの要求や製
品の使用目的等が多様であることから、シートコイルの
内径、外径２幅等の各種サイズは多岐にわたるものであ
る。そこで、シートコイルに包装紙を巻きつける場合、
そのサイズを考慮して包装紙を選択する必要がある。

このシートコイルの変動に対する包装紙の選択は、これ
まで作業者が自分の判断で行っていた。

すなわち、シートコイルのサイズに合った包装紙を選び
、それを手作業により巻き付けていた。しかし、このよ
うな手作業では能率の向上に限界があり、また多数の人
員を必要とすることでも欠点がある。更には、金属薄板
のシートコイルにみられるように、重量物に対する梱包
作業は、作業者にとり多大の負担を負わせるものでもあ
った。

そこで、梱包作業の自動化を行うことが、特開昭５８−
３０９１２号公報、特開昭６０−１４８４３１号公報等
で提案されている。このような梱包作業の自動化を計画
するに際して、シートコイルのサイズに合った包装紙を
選択する装置を開発することが必要となる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、特開昭５８−３０９１２号公報で提案されて
いる装置にあっては、大型で重量のある複数個のロール
紙を装置の上部空間に配置している。そのため、ロール
紙の変更に際しては、必要とするロール紙を所定の位置
に運搬するための機構が必要となる。

他方、特開昭６０−１４８４３１号公報で提案された装
置にあっては、複数のロール紙供給源を円環体の内部に
同心円状に配置したターレフト式の紙供給機構が保用さ
れている。このため、装置が大掛かりなものとなり、使
用するロール紙を切り替えようとするときには、紙供給
動作を中断させる必要がある。

更に、これらいずれの方式においても、ロール紙の選択
数は、装置の所期設計段階で固定されている。そして、
その選択数を変えるに根本的な設計の変更が必要となり
、シートコイルのサイズに合った包装紙の選択を高い自
由度で容易に行うことができなかった。

そこで、本発明は、これら従来の包装紙供給形態におけ
る問題点を解消すべく案出されたものであって、極めて
裔い自由度で必要とする包装紙を選択して供給すること
ができるシートコイル用包装紙供給装置を提供すること
を目的とする。

Ｃ問題点を解決するための手段〕 本発明のシートコイル用包装紙供給装置は、その目的を
達成するため、ロール状に巻いた包装紙を収納し、該包
装紙をシートコイル梱包個所に向けて送り出す機構を備
えたロール紙収納カセットと、 該ロール紙収納カセットを載置する天板及び底板と、該
天板及び底板を四面開放状態で連結する柱からなるロー
ル紙収納カセット載置部と、該ロール紙収納カ七ノド載
置部を昇降可能に組み込んだ四面開放状態の多層骨組み
構造をもつカセット置き台とを備えていることを特徴と
する。

〔実施例〕

以下、図面に示した実施例により、本発明の特徴を具体
的に説明する。

第１図は、本実施例のシートコイル用包装紙供給装置の
概習を示すものである。

該シートコイル用包装紙供給装置は、多種類のロール紙
収納カセット１を載置するように３個のカセット置き台
２をカセット運搬装置３の進行方向に関して直列に配置
している。他方、カセット運搬装置３には、シリンダー
４により相互間隔が調整可能な一対の把持爪５を、リン
ク機構６により揺動可能に設けている。これにより、カ
セット置き台２のうち、上部に出ているロール紙収納カ
セット１を把持爪５で掴み、ロール紙供給機構７に装着
する。

このロール紙供給機構７は、先端にフィードロール駆動
モータ７ａを備えたフィードロール駆動体７ｂを進退さ
せる昇降シリンダー７０を筒状の駆動体ガイド７ｄに設
けている。そして、フィードロール駆動モータ７ａを降
下させ、その回転力を駆動ギア７ｅを介してフィードロ
ール７ｆを回転させる。このフィードロール７ｆの回転
により、ロール紙収納カセット１から送り出された包装
紙１０は、搬送ベルト１１に沿ってソートコイルに向け
て搬送される。

なお、符番１１ａは、この搬送ベルト１１を駆動させる
モータを示す。

なお、カセットＷき台２に対するロール紙収納カセット
１の搬入は、リフター１２を備えた適宜の運搬車１３で
行われる。

第２図は、このシートコイル用包装紙供給装置で使用さ
れるロール紙収納カセット１を詳細に示すものであり、
同図［ａ）はその平面図、同図山）は同図（ａｌのＡ−
Ａ断面図である。

ロール紙収納カセット１は、包装紙１０をロール状に巻
いたロール紙２１を回転可能に支承する軸２２を両側壁
２３に差し渡している。また、これら側壁２３には、ロ
ール紙２１に差し込んだ軸２２を装着、取外しできるよ
うに、溝２４が形成されている。第２図の例では、この
溝２４をストレートに形成しているが、これに変えて、
たとえば先端部が落ち込んだ形状の溝を形成するとき、
ロール紙収納カセット１に軸２２を差し込むこと自体で
、ロール紙２１の定置が可能となる。或いは、その先端
部を落ち込ませることに代えて、溝２４の一部に適宜の
係止具を取り付けても良い。

更に、ロール紙収納カセット１内には、ロール紙２１の
先端を搬送ベルト１１方同に案内する２本のガイドロー
ラ２５．２６を回転自在に配置している。

そして、これらのガイドローラ２５．２６と対峙する位
置には、フィードロール２５ａ、２６ａを側壁２３に設
けたＪ２３．ｔ、２３ｂにより上下に昇降自在に設けて
いる。これらのフィードロール２５ａ、２６ａは、ガイ
ドローラ２５．２６側へ付勢するスプリング２５ｂ及び
２６ｂを備えると共に、複数のベル）２５Ｃを所定の間
隔をおいて巻回している。また、フィードロール２５ａ
の中央部には、外径を僅かに小さくした歯車２５ｄを形
成し、ロール紙収納カセット１の外部に配置した駆動歯
車２５ｆに噛合可能としている。この駆動歯車２５ｆは
、図示しない駆動装置によってロール紙収納カセット１
内に移動して歯車２５ｄに噛み合うことにより、フィー
ドロール２５ａに回転運動を与え、ベルト２５ｅを第２
図［ｂｌにおいて矢印方向に走行させる。そして、ベル
）２５ｃの走行の間、スプリング２５ｂ、２６ｂによっ
て該ベルト２５Ｃをガイドローラ２５．２６方向に付勢
し、ロール紙２１を圧着しながら搬送ベルト１１方向へ
送り出すことができる。また、送り出されたロール紙２
１は所定の寸法となった時点でカッター１８により切断
される。

なお、側壁２３の先端両側に板３２を取り付け、この板
３２にキャスター３３を設けることにより、ロール紙収
納カセット１の運搬が容易となる。

第３図は、このようなロール紙収納カセット１を載置す
るカセット置き台２の一例を示す。

このカセット置き台２は、４本の柱４１，４本の縦梁４
２ａ、　４２ｂ、　４２ｃ、　４２ｄ及び４木の横梁４
３ａ、　４３ｂ。

４３ｃ、　４３ｄで構成される２Ｎｆｉ−組み構造を持
っている。そして、この２層骨組み構造内に４本の柱４
４で連結された天板４５及び底板４６が昇降可能に配置
されている。そして、天板４５及び底板４６が完全に前
記２層骨組み構造内に収容されたときに、縦梁４２ａ、
　４２ｂ及び横梁４３ａ、　４３ｂで形成される平面が
天板４５と一致し、縦梁４２ｃ、　４２ｄ及び横梁４３
ｃ、　４３ｄで形成される平面が底板４６に一致するよ
うに、上枠と下枠との間の距離又は柱４４の長さを調整
している。また、これら天板４５及び底板４６は、前記
のロール紙収納カセット１を収容可能な面積を持ち、底
板４６の下方に配置している昇降機１４（第１図参照）
によりカセット置き台２の２Ｎ骨組み構造内を昇降する
。

このような２Ｎ骨組み構造を持つカセット置き台２を使
用するとき、いずれの側面からでもロール紙収納カセッ
ト１を搬入又は搬出することができる。たとえば、第１
図において中央の昇降機１４は下降しているので、中央
のカセット置き台２の天板４５上に載置されているロー
ル紙収納カセット１は待機位置にあり、天板４５と底板
４６との間の空間は空になっている。また、右側のカセ
ット置き台２は、それにロール紙収納カセット１を底板
４６上に搬入するために昇降機１４により持ち上げられ
ている。そして、上昇位置にある天板４５及び底板４６
で作る空間内に、リフター１２から所定サイズのロール
紙２１を収納しているロール紙収納カセ７）１が搬入さ
れる。他方、左側にあるカセット置き台２では、天板４
５と底板４６との間のロール紙収納カセット１が運搬車
１３により取り出された状態にある。

このロール紙収納カセット１の搬入・搬出に際して、天
板４５と底板４６との間に形成された空間の側面が四方
共に開放されているので、搬入・搬出作業が容易に行わ
れる。更に、昇降機１４が上限位置にあるときには底板
４６に対するロール紙収納カセット１の搬入、昇降機１
４が下限位置にあるときには天板４５に対するロール紙
収納カセット１の搬入が、同一の水準で行われる。した
がって、第１図及び第３図に示すようなカセット置き台
２を３基配置することにより、ハンドリングの自由度を
もたせるために１〜２個のロール紙収納カセット１を空
にしておいても最大６個のを＄備することができる。

そして、それぞれの天板４５及び底板４６に各種サイズ
のロール紙２１を用意しておき、搬送ラインを送られて
くるシートコイルのサイズに関する情報に基づきカセッ
ト運搬装置３を操作して、必要とするロール紙収納カセ
ット１を取り出すことにより、種々のサイズをもつシー
トコイルに合った包装紙１０を選択することができる。

〔発明の効果〕

以上に説明したように、本発明のシートコイル用包装紙
供給装置においては、包装紙をロール状に巻いて収納し
ているロール紙収納カセットをカセット置き台に待機さ
せているので、シートコイルのサイズに合った包装紙を
極めて高い自由度で選択しロール紙供給機構に送ること
ができる。また、カセット運搬装置が所定のカセット置
き台からロール紙収納カセットを取り出してロール紙供
給機構に送り込むだけで、包装紙の切替え作業が行われ
るので、従来のように梱包作業を中断する必要もない。

このように、本発明によるとき、種々のサイズをもつシ
ートコイルに対する梱包作業の大幅な自動化が図られる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例のシートコイル用包装紙供給装置
の概要を示し、第２図は該包装紙供給装置におけるロー
ル紙収納カセットを示し、第３図は同じくカセット置き
台を示す。 １：ロール紙収納カセット　２：カセット置き台３：カ
セット運搬装置　　　４ニジリンダ−５：把持爪　　　
　　　　　　６：リンク機構７：ロール紙供給機構 ７ａ：フィードロール駆動用モータ ７ｂ＝フイードロール駆動体　７ｃ：昇降シリンダー７
ｄ：駆動体ガイド　　　　　７ｅ：駆動用ギア７ｆ：フ
ィードロール　　　　１０：包装紙１１：搬送ベルト　
　　　　　１１ａ：モータ１２：リフタ−１３：運搬車 １４：昇降機　　　　　　　　２１：ロール紙２２：軸
　　　　　　　　　　２３：側壁２４：清　　　　　　
　　　　　２５，２６：ガイドローラ２５ａ　、　２６
ａ　：フィードローラ　２５ｂ、２６ｂニスプリング２
５ｃ：ベルト　　　　　　　　２５ｄ：歯車２５ｆ：駆
動歯車　　　　　　３２：仮３３：キャスター　　　　
　　４１；柱４２ａ〜４２ｄ：縦梁　　　　　　４３ａ
〜４３ｄ：横梁４４：柱　　　　　　　　　　４５：天
板４６：底板 特許出廓人　　　　岡　崎　工　業　株式会社（ほか１
名） 代理人　　手掘　益（ほか２名） 第　２　図 ２６２コ 第　３　図 ４．４

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ロール状に巻いた包装紙を収納し、該包装紙をシー
   トコイル梱包個所に向けて送り出す機構を備えたロール
   紙収納カセットと、 該ロール紙収納カセットを載置する天板及び底板と、該
   天板及び底板を四面開放状態で連結する柱からなるロー
   ル紙収納カセット載置部と、該ロール紙収納カセット載
   置部を昇降可能に組み込んだ四面開放状態の多層骨組み
   構造をもつカセット置き台とを備えていることを特徴と
   するシートコイル用包装紙供給装置。