JP2582953Y2 - 被包装品の供給装置 - Google Patents

被包装品の供給装置

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JP2582953Y2
JP2582953Y2 JP6767992U JP6767992U JP2582953Y2 JP 2582953 Y2 JP2582953 Y2 JP 2582953Y2 JP 6767992 U JP6767992 U JP 6767992U JP 6767992 U JP6767992 U JP 6767992U JP 2582953 Y2 JP2582953 Y2 JP 2582953Y2
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JP
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packaged
package
packaging machine
conveyor
delivery device
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邦夫 石松
卓哉 越智
高雄 森
達男 林
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山九株式会社
株式会社ダイセン工業
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はテレビ、ビデオあるいは
冷蔵庫等の電機製品を梱包する際に用いられる多孔性緩
衝材等の被包装品を包装機へ供給する被包装品の供給装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からコンベア等によって並列されて
搬送されてくる多数の被包装品の1包装分を包装機に間
歇的に供給するには、搬送コンベアに直交する供給機構
を設け、連続的に搬送されてくる被包装品を供給機構で
受け取ったうえ、1包装分のみを横方向に移動させて分
離することにより間歇的に供給していた。ところが、こ
のような方式においては搬送コンベアと供給機構を直交
させることによりデッドスペースが増大するという問題
点があり、また搬送速度が低下するという問題点や装置
が複雑化するという問題点もあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記のような
従来の問題点を解決して、搬送コンベアと供給機構を直
交させることによって生じるデッドスペースをなくして
装置の設置面積を極力小さくすることができ、また高速
度の搬送速度を維持できるとともに装置が複雑化するこ
ともなくメンテナンス作業等も容易で優れた作業性を発
揮することができる被包装品の供給装置を提供すること
を目的として完成されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本考案の被包装品の供給装置は、被包装品
を供給する供給用コンベアと包装機との間に被包装品を
1包装分ずつ送り込む送出装置設けた被包装品の供給装
置であって、搬送されてくる被包装品の先端位置を検出
する第1の検知機構により停止自在とした供給用コンベ
アを包装機と直列に配置し、該供給用コンベアの前方部
には被包装品の進行を停止する出没自在なストッパーと
被包装品を包装機に送り込むよう前記供給用コンベアと
包装機間を自在に進退動する送出装置を設け、該送出装
置には供給コンベアによって多数並列されて搬送されて
くる被包装品の1包装分を分離する左右一対の仕切板を
枢動自在に設けたうえ、分離した1包装分の被包装品の
後端部を検知する第2の検知機構によって該仕切板を分
離した1包装分の背面側へ90度回動後、前進させて1
包装分を包装機に送り込むようにしたことを特徴とする
ものである。
【0005】
【実施例】以下、本考案を図示の実施例に基づき詳細に
説明する。図中1は多段に積み重ねられた多数の被包装
品Wを包装する包装機15に直列に配置された供給用コ
ンベアであり、該供給用コンベア1は被包装品Wの先端
位置を検出する第1の検知機構S1によって停止自在と
されている。なお、供給用コンベア1と包装機15との
間にはワーク案内用の底板2が設置されている。
【0006】3は前記供給用コンベア1の先端に直列に
続けて設けられた送出装置であり、該送出装置3には供
給コンベア1によって並列されて連続的に搬送される被
包装品Wを1包装分だけ分離するための仕切板3a、3aが
それぞれ垂直軸3b、3bを中心に枢動自在に設けられてい
る。なお、一方の仕切板3aは他方の仕切板3aに向かって
摺動できるようになっており、被包装品の幅が異なった
場合にも対処できるようになっている。また、送出装置
3の両側には被包装品を案内するためのガイド板3c、3c
が供給コンベア1と並行に設けられている。また、送出
装置3には第2の検知機構S2が連結されていて、仕切
板3a、3aを分離した1包装分の背面側に沿わせるよう9
0度回動させ、その状態で分離した1包装分だけを包装
機15に送り込むよう制御している。
【0007】4は供給用コンベア1の前方部に設けられ
て前記第1の検知機構S1からの信号に対応して被包装
品の進行を停止する出没自在なストッパー、5は供給用
コンベア1の側面部に設けられて同じく前記第1の検知
機構S1からの信号に対応して分離されるべき被包装品
の直後にある被包装品を所定位置に片寄せするための位
置決め用押圧部材である。
【0008】8は包装用のフィルムFを供給するフィル
ム供給装置で、包装装置の側面に沿って設けられている
フィルムロール9から上方に送り出されたフィルムFは
斜めのガイドローラ10によって90度方向を転換され
て後記するフィルム巻き掛け装置12に供給されるもの
である。11はフィルム弛ませ用のガイドローラ、12
は被包装品WにフィルムFを巻き掛けるフィルム巻き掛
け装置であり、該フィルム巻き掛け装置12は下部に設
けられているフィルム端把持バー13と昇降動自在なフ
ィルム引き出しバー14とよりなるものである。15は
前記供給コンベア1および送出装置3と直列に配置され
る包装機であり、該包装機15の前面には前記フィルム
巻き掛け装置12のフィルム端把持バー13とフィルム
引き出しーバー14間に保持されたフィルムFが張られ
ている。16は包装機15に設けられた溶着装置、17
は供給コンベア1と直列に設けられた包装品の搬出ライ
ンである。
【0009】
【作用】このように構成されたものは、図2に示される
ように多段に積み重ねられて供給用コンベア1より連続
的に送り込まれてくる多数の被包装品Wの最先端部がス
トッパー4によってその進行を停止させられると同時
に、第1の検知機構S1によって被包装品Wの搬入が検
知されると、供給用コンベア1は図2の状態で停止す
る。次いで図3に示されるようにストッパー4が引っ込
むと同時に送出装置3の仕切板3a、3aの後端部がワーク
分離線(破線)まで前進する。この時、位置決め用押圧
部材5が作動して分離されるべき被包装品の直後にある
被包装品を所定位置に片寄せする。次いで図4および図
5に示されるように、送出装置3が作動して分離すべき
被包装品の1包装分を挟持し、包装機15に向けて所定
距離だけ前進させる。この距離は被包装品の大きさに対
応して任意に調節可能とされているが、少なくとも次工
程において仕切板3a、3aが90度回動できるよう十分な
距離である必要がある。
【0010】次に図6に示されるように、送出装置3は
第2の検知機構S2によって分離した1包装分の後端部
を検知するまで後退して垂直軸3b、3bが前記後端部に一
致したところで後退を停止し、図7に示されるように仕
切板3a、3aを1包装分の背面側に沿うよう90度回動さ
せる。次いで図8に示されるように、送出装置3が前進
して分離した1包装分を前記仕切板3a、3aおよびガイド
板3c、3cで保持しつつ包装機15の所定位置まで送り込
み搬送を完了する。なお、これに同期して位置決め用押
圧部材5が所期状態まで復帰する。また図9に示される
ように、送出装置3は仕切板3a、3aを再び90度回動さ
せてガイド板3c、3cと直線状の状態とした後、垂直軸3
b、3bがワーク分離線に一致する所期状態まで復帰する
こととなる。この時、ストッパー4も再び突出して第1
図に示した所期状態に完全に復帰し、次に搬入すべき被
包装品を待機することとなり、以下同様の手順によって
被包装品の1包装分が順次包装機15に搬入されること
となる。
【0011】以上のようにして、並列している被包装品
W群から1包装分の被包装品Wのみが直列的に分離され
て包装機15内に搬入されると、フィルム巻き掛け装置
12によって被包装品Wは上下からフィルムを巻き掛け
られてフィルム端縁を溶着されたうえ、溶着装置16に
おいて半包装の被包装品Wの開口側縁が溶着されて包装
を完了し、搬出ライン17によって外部に搬出される。
【0012】
【考案の効果】以上の説明からも明らかなように本考案
は、搬送コンベアと供給機構を直交させることによって
生じるデッドスペースをなくして装置の設置面積を極力
小さくすることができ、また高速度の搬送速度を維持で
きるとともに装置が複雑化することもなくメンテナンス
作業等も容易で優れた作業性を発揮することができるも
のであり、更には駆動系が干渉することもなく故障等の
トラブルも極力減らすことができる。よって本考案は従
来の問題点を解決した被包装品の供給装置として、実用
的価値極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を組み込んだ包装装置全体を示す斜視図
である。
【図2】本考案の実施例における送出装置の作動説明用
の概略平面図である。
【図3】その他の態様を示す送出装置の作動説明用の概
略平面図である。
【図4】その他の態様を示す送出装置の作動説明用の概
略平面図である。
【図5】その他の態様を示す送出装置の作動説明用の概
略平面図である。
【図6】その他の態様を示す送出装置の作動説明用の概
略平面図である。
【図7】その他の態様を示す送出装置の作動説明用の概
略平面図である。
【図8】その他の態様を示す送出装置の作動説明用の概
略平面図である。
【図9】その他の態様を示す送出装置の作動説明用の概
略平面図である。
【符号の説明】
1 供給用コンベア 3 送出装置 3a 仕切板 4 ストッパー 15 包装機 S1 第1の検知機構 S2 第2の検知機構
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 35/00 - 35/58 B65B 11/00 - 11/58 B65B 49/00 - 49/16

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被包装品を供給する供給用コンベア(1)
    と包装機(15)との間に被包装品を1包装分ずつ送り込む
    送出装置(3) 設けた被包装品の供給装置であって、搬送
    されてくる被包装品の先端位置を検出する第1の検知機
    構(S1)により停止自在とした供給用コンベア(1) を包装
    機(15)と直列に配置し、該供給用コンベア(1) の前方部
    には被包装品の進行を停止する出没自在なストッパー
    (4) と被包装品を包装機(15)に送り込むよう前記供給用
    コンベア(1) と包装機(15)間を自在に進退動する送出装
    置(3) を設け、該送出装置(3) には供給コンベア(1) に
    よって多数並列されて搬送されてくる被包装品の1包装
    分を分離する左右一対の仕切板(3a)、(3a)を枢動自在に
    設けたうえ、分離した1包装分の被包装品の後端部を検
    知する第2の検知機構(S2)によって該仕切板(3a)、(3a)
    を分離した1包装分の背面側へ90度回動後、前進させ
    て1包装分を包装機(15)に送り込むようにしたことを特
    徴とする被包装品の供給装置。
JP6767992U 1992-09-29 1992-09-29 被包装品の供給装置 Expired - Lifetime JP2582953Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0630005U JPH0630005U (ja) 1994-04-19
JP2582953Y2 true JP2582953Y2 (ja) 1998-10-15

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