JPH0630005U - 被包装品の供給装置 - Google Patents

被包装品の供給装置

Info

Publication number
JPH0630005U
JPH0630005U JP6767992U JP6767992U JPH0630005U JP H0630005 U JPH0630005 U JP H0630005U JP 6767992 U JP6767992 U JP 6767992U JP 6767992 U JP6767992 U JP 6767992U JP H0630005 U JPH0630005 U JP H0630005U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaged
packaging machine
supply conveyor
delivery device
package
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6767992U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2582953Y2 (ja
Inventor
邦夫 石松
卓哉 越智
高雄 森
達男 林
Original Assignee
山九株式会社
株式会社ダイセン工業
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 山九株式会社, 株式会社ダイセン工業 filed Critical 山九株式会社
Priority to JP6767992U priority Critical patent/JP2582953Y2/ja
Publication of JPH0630005U publication Critical patent/JPH0630005U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2582953Y2 publication Critical patent/JP2582953Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送コンベアと供給機構を直交させることに
よって生じるデッドスペースをなくすることができる被
包装品の供給装置を提供すること。 【構成】 搬送されてくる被包装品の先端位置を検出す
る第1の検知機構S1により停止自在とした供給用コン
ベア1を包装機15と直列に配置し、該供給用コンベア
1の前方部には被包装品の進行を停止する出没自在なス
トッパー4と被包装品を包装機15に送り込む進退動自
在な送出装置3を設け、該送出装置3には供給コンベア
1によって多数並列されて搬送されてくる被包装品の1
包装分を分離する左右一対の仕切板3a、3aを枢動自在に
設けるとともに該仕切板3a、3aを分離した1包装分の背
面側へ90度回動させて包装機15に送り込むよう制御
する第2の検知機構S2を連結した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はテレビ、ビデオあるいは冷蔵庫等の電機製品を梱包する際に用いられ る多孔性緩衝材等の被包装品を包装機へ供給する被包装品の供給装置に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来からコンベア等によって並列されて搬送されてくる多数の被包装品の1包 装分を包装機に間歇的に供給するには、搬送コンベアに直交する供給機構を設け 、連続的に搬送されてくる被包装品を供給機構で受け取ったうえ、1包装分のみ を横方向に移動させて分離することにより間歇的に供給していた。ところが、こ のような方式においては搬送コンベアと供給機構を直交させることによりデッド スペースが増大するという問題点があり、また搬送速度が低下するという問題点 や装置が複雑化するという問題点もあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記のような従来の問題点を解決して、搬送コンベアと供給機構を直 交させることによって生じるデッドスペースをなくして装置の設置面積を極力小 さくすることができ、また高速度の搬送速度を維持できるとともに装置が複雑化 することもなくメンテナンス作業等も容易で優れた作業性を発揮することができ る被包装品の供給装置を提供することを目的として完成されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本考案の被包装品の供給装置は、搬送さ れてくる被包装品の先端位置を検出する第1の検知機構により停止自在とした供 給用コンベアを包装機と直列に配置し、該供給用コンベアの前方部には被包装品 の進行を停止する出没自在なストッパーと被包装品を包装機に送り込む進退動自 在な送出装置を設け、該送出装置には供給コンベアによって多数並列されて搬送 されてくる被包装品の1包装分を分離する左右一対の仕切板を枢動自在に設ける とともに該仕切板を分離した1包装分の背面側へ90度回動させて包装機に送り 込むよう制御する第2の検知機構を連結したことを特徴とするものである。
【0005】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例に基づき詳細に説明する。 図中1は多段に積み重ねられた多数の被包装品Wを搬送する包装機15に直列 に配置された供給用コンベアであり、該供給用コンベア1は被包装品Wの先端位 置を検出する第1の検知機構S1によって停止自在とされている。なお、供給用 コンベア1と包装機15との間にはワーク案内用の底板2が設置されている。
【0006】 3は前記供給用コンベア1の先端に直列に続けて設けられた送出装置であり、 該送出装置3には供給コンベア1によって並列されて連続的に搬送される被包装 品Wを1包装分だけ分離するための仕切板3a、3aがそれぞれ垂直軸3b、3bを中心 に枢動自在に設けられている。なお、一方の仕切板3aは他方の仕切板3aに向かっ て摺動できるようになっており、被包装品の幅が異なった場合にも対処できるよ うになっている。また、送出装置3の両側には被包装品を案内するためのガイド 板3c、3cが供給コンベア1と並行に設けられている。また、送出装置3には第2 の検知機構S2が連結されていて、仕切板3a、3aを分離した1包装分の背面側に 沿わせるよう90度回動させ、その状態で分離した1包装分だけを包装機15に 送り込むよう制御している。
【0007】 4は供給用コンベア1の前方部に設けられて前記第1の検知機構S1からの信 号に対応して被包装品の進行を停止する出没自在なストッパー、5は供給用コン ベア1の側面部に設けられて同じく前記第1の検知機構S1からの信号に対応し て分離されるべき被包装品の直後にある被包装品を所定位置に片寄せするための 位置決め用押圧部材である。
【0008】 8は包装用のフィルムFを供給するフィルム供給装置で、包装装置の側面に沿 って設けられているフィルムロール9から上方に送り出されたフィルムFは斜め のガイドローラ10によって90度方向を転換されて後記するフィルム巻き掛け 装置12に供給されるものである。11はフィルム弛ませ用のガイドローラ、1 2は被包装品WにフィルムFを巻き掛けるフィルム巻き掛け装置であり、該フィ ルム巻き掛け装置12は下部に設けられているフィルム端把持バー13と昇降動 自在なフィルム引き出しバー14とよりなるものである。15は前記供給コンベ ア1および送出装置3と直列に配置される包装機であり、該包装機15の前面に は前記フィルム巻き掛け装置12のフィルム端把持バー13とフィルム引き出し ーバー14間に保持されたフィルムFが張られている。16は包装機15に設け られた溶着装置、17は供給コンベア1と直列に設けられた包装品の搬出ライン である。
【0009】
【作用】
このように構成されたものは、図2に示されるように多段に積み重ねられて供 給用コンベア1より連続的に送り込まれてくる多数の被包装品Wの最先端部がス トッパー4によってその進行を停止させられると同時に、第1の検知機構S1に よって被包装品Wの搬入が検知されると、供給用コンベア1は図2の状態で停止 する。次いで図3に示されるようにストッパー4が引っ込むと同時に送出装置3 の仕切板3a、3aの後端部がワーク分離線(破線)まで前進する。この時、位置決 め用押圧部材5が作動して分離されるべき被包装品の直後にある被包装品を所定 位置に片寄せする。次いで図4および図5に示されるように、送出装置3が作動 して分離すべき被包装品の1包装分を挟持し、包装機15に向けて所定距離だけ 前進させる。この距離は被包装品の大きさに対応して任意に調節可能とされてい るが、少なくとも次工程において仕切板3a、3aが90度回動できるよう十分な距 離である必要がある。
【0010】 次に図6に示されるように、送出装置3は第2の検知機構S2によって分離し た1包装分の後端部を検知するまで後退して垂直軸3b、3bが前記後端部に一致し たところで後退を停止し、図7に示されるように仕切板3a、3aを1包装分の背面 側に沿うよう90度回動させる。次いで図8に示されるように、送出装置3が前 進して分離した1包装分を前記仕切板3a、3aおよびガイド板3c、3cで保持しつつ 包装機15の所定位置まで送り込み搬送を完了する。なお、これに同期して位置 決め用押圧部材5が所期状態まで復帰する。また図9に示されるように、送出装 置3は仕切板3a、3aを再び90度回動させてガイド板3c、3cと直線状の状態とし た後、垂直軸3b、3bがワーク分離線に一致する所期状態まで復帰することとなる 。この時、ストッパー4も再び突出して第1図に示した所期状態に完全に復帰し 、次に搬入すべき被包装品を待機することとなり、以下同様の手順によって被包 装品の1包装分が順次包装機15に搬入されることとなる。
【0011】 以上のようにして、並列している被包装品W群から1包装分の被包装品Wのみ が直列的に分離されて包装機15内に搬入されると、フィルム巻き掛け装置12 によって被包装品Wは上下からフィルムを巻き掛けられてフィルム端縁を溶着さ れたうえ、溶着装置16において半包装の被包装品Wの開口側縁が溶着されて包 装を完了し、搬出ライン17によって外部に搬出される。
【0012】
【考案の効果】
以上の説明からも明らかなように本考案は、搬送コンベアと供給機構を直交さ せることによって生じるデッドスペースをなくして装置の設置面積を極力小さく することができ、また高速度の搬送速度を維持できるとともに装置が複雑化する こともなくメンテナンス作業等も容易で優れた作業性を発揮することができるも のであり、更には駆動系が干渉することもなく故障等のトラブルも極力減らすこ とができる。 よって本考案は従来の問題点を解決した被包装品の供給装置として、実用的価 値極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を組み込んだ包装装置全体を示す斜視図
である。
【図2】本考案の実施例における送出装置の作動説明用
の概略平面図である。
【図3】その他の態様を示す送出装置の作動説明用の概
略平面図である。
【図4】その他の態様を示す送出装置の作動説明用の概
略平面図である。
【図5】その他の態様を示す送出装置の作動説明用の概
略平面図である。
【図6】その他の態様を示す送出装置の作動説明用の概
略平面図である。
【図7】その他の態様を示す送出装置の作動説明用の概
略平面図である。
【図8】その他の態様を示す送出装置の作動説明用の概
略平面図である。
【図9】その他の態様を示す送出装置の作動説明用の概
略平面図である。
【符号の説明】
1 供給用コンベア 3 送出装置 3a 仕切板 4 ストッパー 15 包装機 S1 第1の検知機構 S2 第2の検知機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 林 達男 岐阜県中津川市中津川1455番地の1

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送されてくる被包装品の先端位置を検
    出する第1の検知機構(S1)により停止自在とした供給用
    コンベア(1) を包装機(15)と直列に配置し、該供給用コ
    ンベア(1) の前方部には被包装品の進行を停止する出没
    自在なストッパー(4) と被包装品を包装機(15)に送り込
    む進退動自在な送出装置(3) を設け、該送出装置(3) に
    は供給コンベア(1) によって多数並列されて搬送されて
    くる被包装品の1包装分を分離する左右一対の仕切板(3
    a)、(3a)を枢動自在に設けるとともに該仕切板(3a)、(3
    a)を分離した1包装分の背面側へ90度回動させて包装
    機(15)に送り込むよう制御する第2の検知機構(S2)を連
    結したことを特徴とする被包装品の供給装置。
JP6767992U 1992-09-29 1992-09-29 被包装品の供給装置 Expired - Lifetime JP2582953Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6767992U JP2582953Y2 (ja) 1992-09-29 1992-09-29 被包装品の供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6767992U JP2582953Y2 (ja) 1992-09-29 1992-09-29 被包装品の供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0630005U true JPH0630005U (ja) 1994-04-19
JP2582953Y2 JP2582953Y2 (ja) 1998-10-15

Family

ID=13351930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6767992U Expired - Lifetime JP2582953Y2 (ja) 1992-09-29 1992-09-29 被包装品の供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2582953Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2582953Y2 (ja) 1998-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3550174B2 (ja) 包装機械
JP4153240B2 (ja) 個体物品を筒状袋体包装ステーションに供給する装置ならびに方法
US4658569A (en) Packaging apparatus
US8474598B2 (en) Device and method for composing packages for a packaging machine
EP2678232B1 (en) Carton decasing system
US11939090B2 (en) Apparatus for the treatment of articles
CN111094134B (zh) 包装系统和包装物体的方法
US4262468A (en) Device for spacing apart objects conveyed through an operation-performing machine
ZA200504824B (en) Vacuum packaging machine and loading system
JPH03148414A (ja) 圧力によりこわれ易い個別製品を包装する方法及び装置
JP3905598B2 (ja) 物品仕分け装置
JPH0630005U (ja) 被包装品の供給装置
JP3816192B2 (ja) 物品仕分け装置
JP3668889B2 (ja) 箱詰機における物品供給方法および装置
JPH0457710A (ja) 多列自動包装装置
JP3682936B2 (ja) 胴巻き装置
JP3188488B2 (ja) 低密度ポリエチレンフィルムを用いた包装方法
EP0532785B1 (en) Film-wrapping and boxing machine particularly for spools of thread and the like
CN217918730U (zh) 一种木板包装箱翻转运输包膜系统
JPH08169413A (ja) 梱包装置
JPH068913A (ja) 袋包装品の半重ね方法
JP2023086377A (ja) 横形製袋充填機におけるガゼット成形装置
JP2740930B2 (ja) 分包品の移送装置
JPS6382217A (ja) 箱詰装置
JP2662827B2 (ja) 四つ折および八つ折被包装物の包装機

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980717