JPS6354971A - 塗料色替装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は塗料色替装置、詳しくは一つのガン毎に複数の
色を塗装する場合に、一つの色から他の色に色替えする
ときに用いられる塗料色替装置に関する。

〔従来の技術及び問題点〕

従来の塗料色替装置には、例えば第２図に示されるよう
な２ガン３色の場合があり、それぞれの塗装ガンに対す
る塗料色替装置は３色分の色替弁組立体１と一つのスプ
レーカット用塗料弁１１とを含み、その色替弁組立体１
には、Ａ色、Ｂ色。

０色の各色毎の塗料槽２に各色毎のポンプ３及び送液管
４を介して接続された塗料弁５、溶剤槽（図示せず）に
ポンプ（図示せず）及び送液管６を介して接続された溶
剤弁７及びブラッシング用エア源（図示せず）に接続さ
れ九ニア弁８を有し、それらの弁が一つのマニホールド
９に取付けられておシ、そのマニホールド９に送液管１
０を介してスプレーカット用塗料弁１１が接続されてい
る。

塗料色替装置に使用するポンプの一つの形式としては、
各色毎のポンプ３を有する多色ポンプは第３図に示され
るように一つのモータ直結ギヤによって駆動可能な多数
のビニオン直結ポンプから構成されている。第３図の型
式のポンプは多色用として適当であるが、プランジャポ
ンプはスペース的余裕がある場合に使用される。

各色毎の塗料弁５は第４図に示されるように三方弁であ
って、ポンプ３から送入され塗料マニホールド９に送出
されるか各塗料槽に帰還されるようになっている。又溶
剤弁は第４図に示される塗料弁と実質的に同一の構成で
ある。又スプレーカット用塗料弁１１は第２図に示され
るように二方弁であって、色替弁組立体１から送入され
る塗料は塗装ガン１２に送出されるかカットされるよう
になっている。

そして塗料の色替作業をするときＫは、まず溶剤を送っ
て色替弁組立体１からスプレーカット用塗料弁ｌｉｔで
の管路を洗浄し、ついでフラッシング用エアで溶剤の追
出しと乾燥を行い、これらの動作を繰返して満足できる
状態になるまで洗浄したのち次色塗料に切替えるのであ
る。

ところが上述の色替装置には欠配の問題がおる。

（１）　　スプレーカット用塗料弁１１を送入口及び帰
還口を有する三方弁とすると、弁を切替えれば直ぐに塗
料のＯＮ　−ＯＦＦができるが、送入口には圧送される
塗料色が変わるので戻し先が定らず三方弁は使えない。

（２）スプレーカット用塗料弁１１が閉じると送液管１
０内の圧力が上昇して送液管１０が破裂したυ色替弁組
立体１が傷んだシボンプ３に無理がかかる。又スプレー
カット用塗料弁を切替えるときのＯＮ　−ＯＦＦの応答
おくれが避けられない。その対策として今まではスプレ
ーカット用塗料弁１１と各色毎の塗料弁５を微妙なメイ
ミングのずれで同期作動させるようにしていたが・それ
でも失敗すると送液管１ｏが破裂することがあった。

（３）塗料には硬化する性質があり、塗料送液管路内に
塗料の流れがあると硬化を防ぎ良好な塗装ができる。し
かし、スプレーカット用塗料弁のため塗料の流れを妨げ
るという欠点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上述の問題点を解決してスプレーカット用塗料
弁を切替えれば直ぐに塗料のＯＮ　−ＯＦＦができ塗料
送液管内を絶えず塗料が循環できるようにした塗料色替
装置を提供しようとするものであって、その塗料色替装
置は、各色毎の塗料槽にポンプ及び送液管を介して接続
された塗料弁、溶剤槽にポンプ及び送液管を介して接続
された溶剤弁及びフラッシング用エア源に接続されたエ
ア弁を有しそれらの弁が一つのマニホールドに取付けら
れた第一〇色替弁組立体と、前記第一の色替弁組立体の
マニホールドに送液管を介して接続されたスプレーカッ
ト用塗料弁と、各色毎の塗料槽に送液管を介して接続さ
れた塗料弁及び溶剤廃液槽に送液管を介して接続された
溶剤弁を有しそれらの弁が前記スプレーカット用塗料弁
に送液管を介して接続された一つのマニホールドに取付
けられた第二〇色替弁組立体とを有し、色替えに際し、
まず溶剤を送って前記第一〇色替弁組立体から前記第二
〇色替弁組立体までの管路を洗浄し且つフラッシング用
エアによって溶剤の追出しと乾燥を行い、ついで色替後
の色の塗料を前記第一〇色替弁組立体から両足第二〇色
替弁組立体を経てその色の塗料槽まで混色することなく
送出しておいて前記スプレーカット用塗料弁を切替えて
塗装ガンの方へ送出することかできるようにしたもので
ある。

〔実施例〕

以下本発明による塗料色替装置の実施例について第１図
を参照して説明する。本実施例は１ガン３色の場合とし
て説明する。

塗料色替装置は第一〇色替弁組立体２１とスプレーカッ
ト用塗料弁４１と第二〇色替弁組立体５１とを有してい
る。

前記第一〇色替弁組立体２１は、Ａ色、Ｂ色・０色の各
色毎の塗料槽２２にポンプ２３及び送液管２４を介して
接続された塗料弁２５と、溶剤槽２６にポンプ２７及び
送液管２８を介して接続された溶剤弁２９と、フラッシ
ング用エア源に接続されたエア弁３０とを有し、それら
の弁が一つのマニホールド３１に取付けられている。各
色毎のポンプ２３は第２図及び第３図に示される多色ポ
ンプ型式のものが多色用として適当であるが、プランジ
ャポンプの型式とすることもできる。各色毎の塗料弁２
５と溶剤弁２９とは第４図に示されるように送出口及び
帰還口を有する三方弁の型式のものが用いられ、エア弁
３０は送出口を有する二方弁の型式のものが用いられて
いる。

前記スプレーカット用塗料弁４１は前記第一〇色替弁組
立体２１のマニホールド３１に送液管４２を介して接続
されており、塗装ガン４３に対する送出口と後述する第
二〇色替弁組立体５１に対する帰還口とに選択的に切替
え可能な三方弁の型式のものが用いられている。

前記第二〇色替弁組立体５１はＡ色、Ｂ色、０色の各色
毎の塗料槽２２に送液管５２を介して接続された塗料電
磁弁５３と、溶剤廃液槽５４に送液管５５を介して接続
された溶剤弁５６とを有し、それらの弁が一つのマニホ
ールド５７に取付けられておシ、前記スプレーカット用
塗料弁４１の帰還口がマニホールド５７に送液管５８を
介して接続されている。各色毎の塗料弁５３と溶剤弁５
６とは帰還口を有する二方弁の型式のものが用いられて
いる・ つぎに本発明による塗料色替装置の作用について説明す
る。本説明においては塗装ガンによってそれまでＡ色を
スプレーしていたのをＢ色に色替えする場合を例示する
。

まずＡ色のスプレーをやめるときは、第二〇色替弁組立
体５１のＡ色剤塗料弁５３の帰還口を開いたｉｔススプ
レーカット塗料弁４１の帰還口を開いたのち第一〇色替
弁組立体２１のＡ色用の塗料弁２５の帰還口を開き、塗
料を第一〇色替弁組立体２１の塗料弁２５からＡ色用の
塗料槽２２に戻すようにする。

ついでスプレーカット用塗料弁４１の帰還口を開いたま
ま第二〇色替弁組立体５１のＡ色剤塗料弁５３の帰還口
を閉じ溶剤弁５６の帰還口を開いたのち第一〇色替弁組
立体２１の溶剤弁２９の送出口を開き、溶剤を溶剤廃液
槽５４に戻しつつ第一の色替弁組立体２１から第二の色
替弁組立体５１までの管路を洗浄し、つづいてフラッシ
ング用エア電磁弁３０の送出口を開いて前記溶剤を追出
して乾燥を行い、その溶剤による洗浄とエアによる乾燥
を満足できる状態になるまで繰返す。

ついでスプレーカット用塗料弁４１の帰還口を開いたま
′！！第二〇色替弁組立体５１のＢ色用塗料弁５３の帰
還口を開き溶剤弁５６の帰還口を開いたのち第一〇色替
弁組立体２１のＢ色用の塗料弁２５の送出口を開き、塗
料を第二〇色替弁組立体５１の塗料弁５３から混色する
ことなくＢ色用の塗料槽２２に戻すようにする。

ついでスプレーカット用塗料弁４１の送出口を開閉させ
ながら塗装ガン４３によって８色塗料の塗装をするので
ある。

〔発明の効果コ 本発明による塗料色替装置は、上述のように構成されて
いるので、第一〇色替弁組立体からスプレーカット用塗
料弁に通ずる送液管が破裂したり、色替弁組立体が傷ん
だりポンプに無理がかかることがなく、又スプレーカッ
ト用塗料弁を切替えるときのＯＮ　−ＯＦＦの応答おく
れをなくすことができるようＫなった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による塗料色替装置の線図的説明図、第
２図は従来の２ガン３色の場合の塗料色替装置の線図的
説明図、第３図は第２図の多色ポンプの斜視図、第４図
は第２図の塗料弁の線図的説明図である。 １・・・色替弁組立体、２・・・塗料槽、３・・・ポン
プ、４・・・送液管、５・・・塗料弁、６・・・送液管
、７・・・溶剤弁、８・・・エア弁、９・・・マニホー
ルド、１０・・・送液管、１１・・・スプレーカット用
塗料弁、１２・・・塗装ガン、２１・・・第一〇色替弁
組立体、２２・・・塗料槽、２３・・・ポンプ、２４・
・・送液管、２５・・・塗料弁、２６・・・溶剤槽、２
７・・・ポンプ、２８・・・送液管、２９・・・溶剤弁
、３０エア弁、３１・・・マニホールド、４１・・°ス
プレーカット用塗料弁、４２・・・送液管、４３・・・
塗装ガン、５１・・・第二の色替弁組立体、５２・・・
送液管、５３・・・塗料弁、５４・・・溶剤廃液槽、５
５・・・送液管、５６・・・溶剤弁、５７・・・マニホ
ールド、５８・・・送液管 代理人　弁理士　藤　本　　　礒 代理人　弁理士　後　藤　武　夫 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 各色毎の塗料槽にポンプ及び送液管を介して接続された
   塗料弁、溶剤槽にポンプ及び送液管を介して接続された
   溶剤弁及びフラッシング用エア源に接続されたエア弁を
   有しそれらの弁が一つのマニホールドに取付けられた第
   一の色替弁組立体と、前記第一の色替弁組立体のマニホ
   ールドに送液管を介して接続されたスプレーカット用塗
   料弁と、各色毎の塗料槽に送液管を介して接続された塗
   料弁及び溶剤廃液槽に送液管を介して接続された溶剤弁
   を有しそれらの弁が前記スプレーカット用塗料弁に送液
   管を介して接続された一つのマニホールドに取付けられ
   た第二の色替弁組立体とを有し、色替えに際し、まず溶
   剤を送つて前記第一の色替弁組立体から前記第二の色替
   弁組立体までの管路を洗浄し且つフラッシング用エアに
   よつて溶剤の追出しと乾燥を行い、ついで色替後の色の
   塗料を前記第一の色替弁組立体から前記第二の色替弁組
   立体を経てその色の塗料槽まで混色することなく送出し
   ておいて前記スプレーカット用塗料弁を切替えて塗装ガ
   ンの方へ送出することができるようになつていることを
   特徴とする塗料色替装置。