JPS6354469A - 塗料用含フッ素重合体 - Google Patents

塗料用含フッ素重合体

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JPS6354469A
JPS6354469A JP20187187A JP20187187A JPS6354469A JP S6354469 A JPS6354469 A JP S6354469A JP 20187187 A JP20187187 A JP 20187187A JP 20187187 A JP20187187 A JP 20187187A JP S6354469 A JPS6354469 A JP S6354469A
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山辺 正顕
Gen Kojima
弦 小島
Katsuyuki Akiyama
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は塗料用含フツ素重合体に関するものであり、さ
らに詳しくは、水I!2基および特定のエステル基をそ
れぞれ特定割合で含有する顔料等との親和性、基材との
密行性等の改善された塗料用含フツ素重合体に関するも
のである。
[従来の技術] 本出願人は、フルオロオレフィン共重合体の塗料ベース
としての広範な検討を行なっており、フルオロオレフィ
ン−シクロヘキシルビニルエーテル系共重合体が各種の
溶剤に可溶で。
透明で表面硬度が高くかつ耐候性に優れた塗膜形成に有
利なこと(特公昭55−44083号参照)、アルキル
ビニルエーテルに基く単位を特定量含有せしめることで
可撓性が改善されること(同60−21644号参照)
、さらに水酸基の導入により硬化性が改善されること(
同60−21686号参照)などを見出している。
[発明の解決しようとする問題点] しかしながら、特公昭60−21686号として提案さ
れている含フツ素重合体においても、塗料ベースとした
場合併用する顔料等の種類によっては、なおその分散性
の改善が、また使用形態によっては基材との密着性の改
善が必要であることが判明した。
本発明の目的は、上記のごとき問題点を解決し、塗料ベ
ースとしての種々の優れた特性を保持したまま、さらに
顔料等との親和性および基材との密着性が改善された塗
料用含フツ素重合体を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、テトラフルオロエチレンおよびクロロトリフ
ルオロエチレンから選ばれるフルオロオレフィンと他の
共単量体との共重合体であって、分子中にフルオロオレ
フィンに基く単位の数の1/+00 ’二l/lに相当
する水酸基を含有し、かつ該水酸基の1/200〜l/
lが、一般式−0−C−RCOOII (ただし、式中
のRは2!lIの有機基を示ず)で表わされるエステル
基に変換せしめられていることを特徴とする塗料用含フ
ツ素重合体を新規に提供するものである。
ここで、水酸基含有含フツ素重合体としては種々のもの
が使用可能であり、ヒドロキシアルキルビニルエーテル
、ヒドロキシアルキルアクリレート、ヒドロキシアルキ
ルメタクリレート、アリルアルコール、メタアリルアル
コールのごとき水酸基含有単量体に基づく単位を付加共
重合もしくはグラフト等により含有せしめた含フツ素重
合体、カルボン酸ビニル、カルボン酸アリルのごとき加
水分解、加アルコール分解などにより水酸基に転換可能
な基を有するiii量体に基づく単位を同様に含有せし
めた含フツ素重合体の該部位を水酸基に転換したもの等
が例示される。
かかる重合体としては、カルボキシル基導入時の反応性
の面から水酸基を1級もしくは、2級の形態で含有する
もの、また有機溶媒可溶性のものが好ましく、さらに入
手の容易性などの面からフルオロオレフィンおよび前記
のごとき水酸基含有単量体もしくは水酸基に転換可能な
基を有する単量体および所望により他の単量体を含有す
る単量体混合物の共重合反応によって得られるフルオロ
オレフィンと他の共単量体との付加共重合体もしくはそ
の誘導体が好ましい。
本発明においては上記のごとき重合体中の水酸基の数が
フルオロオレフィンに基く単位の数のl7100〜l/
1、好ましくは1750〜l/2程度であることが重要
である。その数が少なすぎるものは硬位部位およびエス
テル基に転換される反応部位が過少となり、また多すぎ
る場合には塗料ベースとしての他の所望の特性を損なう
ことになるのでともに好ましくない。水酸基の導入を水
酸基含有単量体の付加共重合もしくはグラフト等により
行渋う場合、かかる単量体としでは共重合性などの面か
らヒドロキシアルキルビニルエーテルが好適である。
本発明において、フルオロオレフィンとしては、共重合
性および塗膜物性などの面から、テトラフルオロエチレ
ンおよびクロロトリフルオロエチレンが採用される。前
記他の共単量体としては、エチレン、プロピレン、イソ
ブチレン、ブテン−1等のα−オレフィン、エチルビニ
ルエーテル、イソブチルビニルエーテル、n−ブチルビ
ニルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテルのごとき
ビニルエーテル類等が例示され、アルキルビニルエーテ
ルと所望により、それ以外の単量体との組合せが好適で
ある。
かかる好適な共重合体の典型的なものとしては、フルオ
ロオレフィン、ビニルエーテルおよびヒドロキシアルキ
ルビニルエーテルを必須構成成分としてそれぞれ40〜
60モル%、5〜45モル%および5〜50モル%の割
合、好ましくはそれぞれ45〜55モル%、10〜30
モル%および10〜25モル%の割合で含有し、テトラ
ヒドロフラン中30℃で測定される固有粘度が0.05
〜1. OdQ/g程度である共重合体が例示される。
本発明において、水酸基含有含フツ素重合体の水酸基の
一部を一般式−0−C−RCOOI+  (ただし■ 式中のRは2価の有機基を示す)で表わされるエステル
基に変換せしめる方法としては、該水酸基の反応性に着
目し、これに有機溶媒中でに同じ)で表わされる三塩基
性酸無水物を作用せしめる方法が好ましく採用される。
この方法において、三塩基性酸無水物として使用可能で
あり、具体的には無水コハク酸、無水グルタル酸、無水
イタコン酸、無水アジピン酸5無水1.2シクロヘキサ
ンジカルボン酸、無水cis−4−シクロヘキセン1.
2ジカルボン酸、無水フタル酸、無水1.8ナフタル酸
、無水マレイン酸等が例示されるが、反応性の点で、非
芳香族性のカルボン酸無水物が望ましく、とくにRが炭
素数2〜8のアルキレン基であるものが好ましく採用可
能である。かかる二塩基性/¥2無水物を作用せしめる
ことにより、含フツ素重合体の水酸基部位の少なくとも
一部が一般式−0−C−RCOOIIで表わされるエス
テル基に変換さ−■ れ、カルボキシル基の導入が達成される。
反応媒体としての有機溶媒の種類は、含フツ素重合体お
よび三塩基性酸無水物の溶解性等を勘案し適宜選定する
ことが望ましいが、生成重合体溶液の菅色防止、操作性
等の面からはトルエン、キシレンのごとき沸点100℃
以上の芳香族化合物が好ましく採用可能である。
上記カルボキシル基導入反応に際しては触媒を併用する
ことが可能である。かかる触媒としては、カルボン酸金
属塩、例えば酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢酸鉛、
ステアリン酸鉛等、水酸化アルカリ、例えば水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム等、アルカリ金属炭酸塩。
例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等、アルカリ金属
アルコラード、例えばナトリウムメチラート、ナトリウ
ムエチラート、カリウムメチラート、カリウムエチラー
ト等、4級アンモニウム塩1例えばトリメチルベンジル
アンモニウム、トリエチルベンジルアンモニウム等、3
級アミン、例えばピリジン、トリエチレンジアミン、ト
リエチルアミン等の塩基性触媒が好ましく採用可能であ
り、特にトリエチルベンジルアンモニウムが好適である
。硫酸、パラトルエンスルホン酸等の酸触媒によっても
カルボキシル基導入反応が促進されるが、この場合には
反応条件によっては、生成カルボキシル基と未反応水酸
基との縮合反応も促進今れることになり反応条件の設定
に注意を要するようになるので好ましくない。
本発明においては、分子中の水酸基のI/200〜l/
l 、好ましくはl7100〜1/2が前記エステル基
に変換せしめられていることがカルボキシル変性により
期待する改質効果の而から重要である。かかる変換割合
の調整は上記のごとき反応において、水酸基含有含フツ
素重合体と三塩基性酸無水物の反応モル比を調節するこ
とにより達成可能である。変換割合の好適範囲としては
、弱酸基導入による自己硬化触媒機能の付与、基材との
密着性の改善等を目的とする場合には、17100〜l
/!0程度、また顔料分散性の改善もしくは塩基性化合
物処理体の水性媒体に対する親和性の増大等を目的とす
る場合にはl/40〜115程度の範囲が好ましく採用
可能である。
上記カルボキシル基導入反応に際して、反応温度として
は70〜150℃、特に80〜120℃程度の範囲から
選定することが好ましい。温度が低ずぎる場合には、反
応に長時間を要し、また高すぎる場合には生成重合体溶
液の青色などの問題が生ずるのでともに好ましくない、
また、反応時間としては数10分〜数時間程度で充分で
ある。
本発明の重合体としては、テトラヒドロフラン中30℃
で測定される固有粘度が0.05〜1.Odi/g特に
0.07〜0.8旧/g程度のものが塗料ベースとして
の諸特性面から好ましく採用可能である。
本発明の重合体は、硬化部位として水酸基を含有するも
のであり、通常の熱硬化アクリル塗料に用いられるがご
ときメラミン硬化剤、尿素樹脂硬化剤、多塩基酸硬化剤
等を用いて加熱硬化させることができる。メラミン硬化
剤としては、ブチル化メラミン、メチル化メラミン、エ
ポキシ変性メラミン等が例示され、用途に応じて0〜6
の各種変性度のものが使用可能であり、自己縮合度も適
宜選ぶことができる。尿素樹脂としては、メチル化尿素
、ブチル化尿素等が例示される。また、多塩基酸硬化剤
としては、長鎖脂肪族ジカルボン酸類、芳香族多価カル
ボン酸類あるいはその無水物、ブロック多価イソシアネ
ート類等が有用である。メラミンあるいは尿素系硬化剤
の使用にあたっては、酸性触媒の添加によって硬化を促
進することもできる。
本発明の重合体は、さらに多価イソシアナート類を用い
て常温で硬化させることも可能である。多価イソシアナ
ートとしては、ヘキサメチレンジイソシアナート、イソ
ホロンジイソシアナート等の無黄変ジイソシアナート類
ならびにその付加物が特に有用である。イソシアナート
類を用いて常温硬化を行なわせる場合には、ジブチルチ
ンジラウレート等の公知触媒の添加によって硬化を促進
させることも可能である。
本発明の重合体を溶液lW塗料とするにあたっては、種
々の溶媒が使用可能であり、キシレン、トルエンのごと
き芳香族炭化水素類、n −ブタノールのごときアルコ
ール類、酢酸ブチルのごときエステル類、メチルイソブ
チルケトンのごときケトン類、エチレセロソルブのごと
きグリコールエーテル類等に加えて、市販の各種シンナ
ーも採用可能である。
かかる重合体と溶媒との混合は、ボールミル、ペイント
シェーカー、サンドミル、ジェットミル、三本ロール、
ニーダ−等の通常の塗料化に用いられる種々の機器を用
いて行なうことができる。この際、顔料、分散安定剤、
粘度調節剤、レベリング剤、ゲル化防止剤、紫外線吸収
剤等を添加することもできる。
本発明の重合体を加熱硬化型のいわゆる焼付塗料とする
場合には、上記混合に際して、メラミン、尿素樹脂、多
塩基酸あるいはその無水物、ブロック多価イソシアナー
ト類等の硬化剤も同時に混合されて一液型の塗料として
使用される。
一方、非ブロツク多価イソシアナート類を用いる常温硬
化型塗料とする場合には、硬化剤成分は別個に調合され
、二液型塗料とされる。この場合、イソシアナートおよ
び触媒の種類および添加量、さらには共重合体濃度、共
重合体中のヒドロキシアルキルビニルエーテルに基く単
位の含量等を調節することによって、1〜IO時間程度
の可使時間を有し、数時間〜数日で室温硬化して良好な
物性を有する塗膜を与える塗料とすることができる。
本発明の重合体は、さらにエステル基 (−0−C−RCOOII)に基くカルボキシル基を有
する閣 ので、多価エポキシ化合物、多価ヒドロキシ化合物、多
価アミノ化合物あるいは多価金属イオンを作用させて架
橋構造を形成させ該部位を硬化部位として利用すること
や、該部位に塩基性化合物を作用させて塩の形態にする
等さらに高次の変性も可能である−6 つぎに実施例により、本発明をさらに詳細に説明する。
[実施函] 実施例1 クロロトリフルオロエチレン、シクロヘキシルビニルエ
ーテル、エチルビニルエーテル及びヒドロキシブチルビ
ニルエーテルを各々50.15゜25及び10モル%の
割合で含有し、テトラヒドロフラン中30℃で測定した
固有粘度が0.20である共重合体50gをキシレン5
0gに攪拌機付200cc四ツロフラスコ中で溶解し、
無水コハク酸0.45gを加える。さらに、トリエチレ
ンベンジルアンモニウムクロリド0.05gを添加した
後フラスコを徐々に昇温する。フラスコ内溶液が110
℃に達した後その温度に保ち反応を行なわせる。
およそ30分毎に反応溶液を少量サンプリングし、反応
の進行状態を赤外スペクトルを利用して追跡する。2時
間反応を続けた後、無水コハク酸の1850cm−’、
 1780cm−’の特性吸収は観測されなくなり、カ
ルボン酸(1710cm−”)およびエステル(173
5cm−’)の強い吸収が見られるようになる。急冷に
より反応を停止し、一部溶液をサンプリングし、生成ポ
リマーの固有粘度を測定したところ0.22であった。
また” CNMRによる組成分析の結果、ヒドロキシル
基が約10%減少していた。このポリマーのヒドロキシ
ル価および々ルボキシル価は各47および5.2であっ
た。
得られたカルボキシル基および水酸基を含有する重合体
は、酸化チタン、フタロシアニンブルー等の顔料に対し
て良好な親和性を示した。
実施例2 2βの四つロフラスコに、実施例1と同じ原体ポリマー
を1. ll9g仕込み、問責のキシレンに攪拌下に溶
解した。これに無水コハク酸21.0g。
トリエチルベンジルアンモニウムクロリド1.11gを
添加した後フラスコの温度を、110℃に上げ、2時間
反応を行なった。急冷後、反応溶液の赤外スペクトルを
とったところ、無水コハク酸は完全に反応し、カルボキ
シル化が行なわれている事が確認された。生成重合体を
一部単離し1分析した結果、固有粘度0.30.011
価41゜カルボキシル価 l013を示した。
実施例3 実施例1と同じ処方で、用いる原体ポリマーとして、固
有粘度0.47のものをInい、100℃でカルボキシ
ル価を行なった。4時間反応させた後はぼカルボキシル
価が完全に進行していることを確認し、急冷により反応
を停止した。得られたポリマーは[η] =o、sz、
 011価47.5. C00)1価4.7であった。
実施例4 四フッ化エチレン、エチレン及びn−ブチルビニルエス
テルを50/4515モル%の割合でステンレス製オー
トクレーブに仕込み、t−ブタノール中、アゾビスイソ
ブチロニトリルを用いて65℃で3時間重合を行なわせ
る。得られた共重合体は、1760cm−’にエステル
基に基く強い赤外吸収を示す熱可塑性重合体である。こ
の重合体の粉末9.1gを四ツロフラスコ中でキシレン
/メチルイソブチルケトン/n−ブタノール(50/4
0/10)混合溶媒150gに加熱攪拌下に膨潤させる
。100℃に加熱した状態で、ナトリウムブチラード0
.2gを5gのn−ブタノールに溶解した溶液を注意し
て滴下する。5時間の反応の後、共重合体の一部をメタ
ノールGで沈析し、洗浄・乾燥後、加熱プレスを用いて
厚み45μのフィルムに成形する。このフィルムは32
00〜3600cm−’に幅広な011基に基く赤外吸
収を示すことから、エステル基が加アルコール分解され
て、水酸基になったことを示す、そこで、このポリマー
を全量メタノールに沈析し、洗浄・乾燥を行なった後、
キシレン/メチルイソブチルケトン(50150)混合
溶剤(100g)に加熱下に膨潤させる。無水コハク酸
0.1gをキシレンIOgに溶解し、トリエチルベンジ
ルアンモニウムクロリド0.01gを添加した後、反応
温度を110℃に設定し、3時間反応を行なわせる1反
応溶液から再度メタノールを用いて、ポリマーを析出さ
せた後、上記方法に従って赤外スペクトルをとる。17
60cl’のエステル結合の増大及び1710cm−の
カルボン酸の吸収が認められる。
上記の重合より原体ポリマー(A)、加アルコール分解
ポリマー(B)、およびカルボキシル化ポリマー(C)
の3種類をステンレス鏡面板上に加熱オーブンを用いて
、厚さ約20μ280”CX5分熔融加熱密着コーティ
ングする。得られたコーテインク面のゴパン目クロスカ
ット密行試験を行なったところ、ポリマーA : 23
/+00.ポリマーB : 55/+00.ポリマーC
: +00/+00とカルボキシル化ポリマーの良好な
密着性が確認された。
[発明の効果] 本発明の重合体は、表面硬度、光沢に優れるとともに可
撓性を有し、耐溶剤性、耐汚染性に優れ、かつ耐候性に
優れた塗膜を温和な条件下に与えることができるもので
あり、カルボキシル基の存在により、顔料、補強剤等の
各種充填剤との親和性、基材との密着性等が改善される
とともに塩基性化合物を作用せしめることにより水性媒
体に対する親和性が著増するものであり、塗料用含フツ
素重合体として極めて有用である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)テトラフルオロエチレンおよびクロロトリフルオ
    ロエチレンから選ばれるフルオロオレフィンと他の共単
    量体との共重合体であっ て、分子中にフルオロオレフィンに基く単位の数の1/
    100〜1/1に相当する水酸基を含有し、かつ該水酸
    基の1/200〜1/1が、一般式▲数式、化学式、表
    等があります▼(ただし、式中のRは2価の有機 基を示す)で表わされるエステル基に変換せしめられて
    いることを特徴とする塗料用含フッ素重合体。
  2. (2)他の共単量体がアルキルビニルエーテルである特
    許請求の範囲第1項記載の重合体。
  3. (3)水酸基が水酸基含有不飽和化合物を共単量体とす
    ることにより含有せしめられている特許請求の範囲第1
    項記載の重合体。
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