JPS6354332A - フルオロベンゼンの製造方法 - Google Patents

フルオロベンゼンの製造方法

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JPS6354332A
JPS6354332A JP61198104A JP19810486A JPS6354332A JP S6354332 A JPS6354332 A JP S6354332A JP 61198104 A JP61198104 A JP 61198104A JP 19810486 A JP19810486 A JP 19810486A JP S6354332 A JPS6354332 A JP S6354332A
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dehydrofluorination
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フルオロベンゼンの新規な製造法に関するも
のである。
〔従来の技術〕 フルオロベンゼンの製造法としては、従来、アニリンを
テトラフルオロゼレートアニオンの存在下にジアゾ化し
て得られるベンゼンジアゾニウムテトラフルオロ2レー
)&熱分解する方法(・々ルッ・ジ−マン法)又はアニ
リンを無水フン化水素中、ジアゾ化し、そのまま加温し
て分解させる方法などのジアゾニウム塩?経る方法:ク
ロロジフルオロメタンfk600℃以上の高温下で熱分
解してジフルオロカルベンを発生させ、シクロペンタジ
ェンに付加させた後、その反応条件下で脱HF及び異性
化させる方法(USP、 349994号公報)又はジ
クロロフルオロメタンを相間移動触媒の存在下に強塩基
と反応させることによってクロロフルオロカルベンを発
生させ、シクロペンタジェンに付加させた後、脱HOf
t剤と反応させる方法(特公昭60−7976号公報)
などのシクロペンタジェンに対するフルオロカルベン付
加を経る方法;分子状フッ素によるベンゼンの直接フツ
素化法(ザ・ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミス
トリ(J。
Org、 Ohem、 )第35巻、723年、197
0年、特開昭55−8181号公報など);二7フ化キ
セノンやハロゲンフルオライドなどのフッ素化試剤とベ
ンゼンとの反応による方法(ジャーナル・オブ・ジ・ア
メリカン・ケミカル・ソサイアテイ(J、人mar。
Ohem、 Sac )、第92巻、6498頁、19
70頁;ジャーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサイアテ
イ(J。
Ohem、 Soc、 )、3608頁、1950年)
などの方法が知られている。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の方法を工業的に実施する場合には
、種々の問題点を含んでいることも明らかである。例え
ば、Aルッ・ジ−マン法では不安定で分解しやすい固体
のジアゾニウム塩を取シ扱わなければならないため工業
的に大量に生産しようとすれば困it伴なう。また無水
7フ化水素中でのジアゾ化法も、非常に不安定なジアゾ
ニウム塩を取シ扱わればならないことに加えて、ジアゾ
化工程において副生する水による副反応のため収率が低
下してしまう。また熱分解方式によるフルオロカルベン
類分用いる方法では、高温反応であるため副反応が多い
し、低温でフルオロカルベン類を発生させる方法では、
高価な塩基類及び酸受容体が必要である。また分子状フ
ッ素による直接フツ素化法では、極めて反応性の高い分
子状フッ素を使用するという点で危険性が高いばかシで
なく、副生物も多いし、大過剰の不過性ガス又は不活性
溶媒で希釈した状態で反応させなければならない。さら
に他のフッ素化試剤分用いる方法は、これらが高価な試
剤であるため工業的な方法にはなシ得ない。従って、こ
のような欠点を解消するフルオロペンぜンの新しい製造
法の出現が望まれていた。
〔問題点と解決するための手段〕 本発明者らは、上記の欠点と有しない新規な製造法?見
出すため鋭意研究会重ねた結果、シクロヘキサノンを原
料として、アシラール化工程、フッ素化工程、脱フッ化
水素工穆、及び脱水素工程を組合せることによシ、目的
とするフルオロベンゼンと高収率・高選択率で製造でき
ること?見出し、発明EAt完成するに至った。
す々わら、本発明はシクロヘキサノンからフルオロベン
ゼン分製造するに当り、 (I)  シクロヘキサノンにトリフルオロ酢酸無水物
を反応させることにより1,1−ビス(トリフルオロア
セトキシ)シクロヘキサンを得るアシラール化工程、 (II)  前記(1)において生成した1、1−ビス
(トリフルオロアセトキシ)シクロヘキサンにフッ化水
素を反応させることにより1,1−ジフルオロシクロヘ
キサンとトリフルオロ酢酸を得るフッ素化工程、 (至)前記(II)において生成した1、1−ジフルオ
ロシクロヘキサンを、脱フツ化水素触媒の存在下に反応
させることにより、1−フルオロシクロヘキサンを得る
脱フン化水素工程、及 びω 前記(ト)において生成した1−フルオロシクロ
ヘキセンを、脱水素触媒及び酸化剤の存在下に反応させ
ることによジフルオロベンゼンな得る脱水素工程、 を包含することを特徴とするフルオロベンゼンの製造方
法を提供するものである。
本発明におけるアシラール化工程は式(1)で示される
ようにシクロヘキサノンにトリフルオロ酢酸無水物を反
応させることによる1、1−ビス(トリフルオロアセト
キシ)シクロヘキサンの製造工程からなっている。
アシラール化工程は無溶媒で行なうこともできるが、反
応に悪影響を及ぼさない溶媒を用いることもできる。例
えば、ジエチルエーテル、テトラクロアラン、♂フェニ
ルエーテルナトのエーテル類:二硫化炭素;塩化メチレ
ン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、トリ
クロロエタン、テトラクロロエタンなどのハロゲン化炭
化水素類;クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、ブロモ
ベンゼン、クロロナフタレンなどのノ・ロゲン化芳香族
炭化水素類;ニトロベンゼン、ニトロトルエン、ニトロ
メタンなどのニトロ化合物類;ヘキサン等の脂肪族炭化
水素類;シクロヘキサン等の脂環式炭化水素類などが使
用される。
アシラール化工程において原料として用いるシクロヘキ
サノンは、どのような方法によって製造されたものであ
ってもよい。
アシラール化工程において原料として用いるシクロヘキ
サノンとトリフルオロ酢酸無水物の量比はシクロヘキサ
ノンに対するトリフルオロ酢酸無水物のモル比で表わす
と、通常0.01〜100、好ましくは0.1〜50が
用いられる。
また、触媒を添加することも良い。触媒としては例えば
、トリフルオロ酢酸、トリクロロ酢酸等のカルゼン酸、
三フッ化ホウ素等のルイス酸、バクトルエンスルホン酸
、メタンスルホン酸、)!jフルオロメタンスルホン酸
等の有機スルホン酸、硫酸等の鉱酸などを使用すること
ができる。
アシラール化工程を行危う場合の反応温度及び反応時間
ri原料の量比や、溶媒の有無によって異なるが、通常
−40〜250℃、5分〜500時間でろシ、好ましく
は0〜150℃、10分〜200時間でるる。
本発明におけるフッ素化工程は式(2)で示されるよう
に1,1−ビス(トリフルオロアセトキシ)シクロヘキ
サンにフッ化水素を反応させることによる1、1−ジフ
ルオロジクロロヘキサンの製造工程からなっている。
フッ素化工程においては式(2)に示されるように、1
.1−ビス(トリフルオロアセトキシ)シクロヘキサン
1モルが、2モルのフッ化水素と反応することにより1
.1−−9フルオロシクロヘキサン1モルとトリフルオ
ロ酢酸2モルとを生成する。反応生成物である1、1−
ジフルオロシクロヘキサンとトリフルオロ酢酸は蒸留等
の通常の分離操作により簡単に精製することができる。
フッ素化工程において使用されるフッ化水素とは、フッ
化水素を含有するものであればどのような組成のもので
もよい。通常はフッ化水素あるいはフッ化水素とアミン
の混合物が用いられ、好ましくは無水フッ化水素あるい
は無水フッ化水素とアミンの混合物が用いられる。
フッ素化工程において使用されるフッ化水素社通常水含
有量が10重2%以下、好ましくは3重i%以下、さら
に好ましくは1重量%以下のものが使用される。
フッ素化工程で7フ化水素と混合して用いることのでき
るアミンとしては、メチルアミン、エチルアミン、プロ
ピルアミン、イソプロピルアミン、ブチルアミン、ブチ
ルアミン、シクロヘキシルアミン等の脂肪族−級アミン
類;ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミ
ン、ジイソプロピルアミン、ジブチルアミン、モルホリ
ン、ピペリジン、ピペラジン、゛ジクロヘキシルアミン
等の脂肪族二級アミン類;トリメチルアミン、トリエチ
ルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、ト
リシクロヘキシルアミン、1,4−ジアザビシクロ〔2
,2,2〕オクタン(DABOO)等の脂肪族三級アミ
ン;アニリン、ジフェニルアミン、トリフェニルアミン
等の芳香族アミン類;ピリジン、2−ピコリン、3−ピ
コリン、4−ピコリン、モノリン、メチルキノリン類、
メラミン等の含窒素芳香族化合物などがあげられる。特
にブチルアミン、シクロヘキシルアミン、ジエチルアミ
ン、ジプチルアミン、トリエチルアミン、トリブチルア
ミン、アニリン、ピリジン、ピコリン類、メラミンが好
ましく用いられる。
フッ素化工程において使用することのできるフッ化水素
−アミン混合物とは前述のフッ化水素とアミンを混合し
たものを指すが、その組成はアミンに対するフッ化水素
分子のモル比で表わして、通常0.1〜1001好まし
くは1〜50のものが用いられる。
フッ素化工程においては反応速度を上げる目的で酸を触
媒として添加することも好ましい方法である。このよう
な酸としては、ギ酸、フルオロ酢酸、ジフルオロ酸、ト
リフルオロ酢酸、クロロ酢酸、ジクロロ酢酸、トリクロ
ロ酢酸等のカルゼン酸類;メタンスルホン酸、トリフル
オロメタンスルホン酸、トリクロロメタンスルホン酸、
パ?)ルエンスルホン酸等のスルホン酸類;塩酸、硫酸
等の鉱酸類−三フツ化ホウ素、塩化アルミニウム、フン
化アルミニウム、三塩化チタン、四塩化チタン、三塩化
鉄、三フッ化鉄等のルイス酸類などが挙げられる。フッ
素化工程では反応が進行するにつれて副生物としてトリ
フルオロ酢酸が生成してくるため、トリフルオロ酢酸を
酸触媒として使用することは反応混合物の分at容易に
する丸め特に好ましい。また副生じてくるトリフルオロ
酢酸も触媒として作用するため、添加する酸触媒の量も
少なくてよい。
フッ素化工程においてはフッ化セシウム、フッ化ルビジ
ウム、フッ化カリウム、フッ化ナトリウム等の金属フン
化物を添加することもできる。
フッ素化工程は無溶媒で行なうこともできるが、反応に
悪影響?及ぼさない溶媒を用いることもできる。例えば
、ジエチルエーテル、テトラクロフラン、ビフェニルエ
ーテルなどのエーテルナトのエーテル類;塩化メチレン
、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、トリク
ロロエタン、テトラクロロエタン、70/類などのハロ
ゲン化炭化水ffi類;クロロベンゼン、ジクロロベン
ゼンなどのハロゲン化芳香族炭化水素類;ヘキサン、オ
クタン、デカン等の脂肪族炭化水素類;ベンゼ/、トル
エン、キシレン等の芳香族炭化水素類;シクロヘキサン
等の脂環式炭化水素類などが使用される。
フッ素化工程において使用される1、1−ビス(トリフ
ルオロアセトキシ)シクロヘキサンと、フッ化水素との
量比は、フッ化水素分子の1,1−ビス()!Jフルオ
ロアセトキシ)シクロヘキサンに対するモル比で表わし
て、通常0.1〜2000、好ましくは2〜1000が
用いられる。
フッ素化工程において酸触媒を添加する場合、その量は
使用する酸触媒の酸性度によっても変わるが、使用する
酸触媒の1,1−ビス(トリフルオロアセトキシ)シク
ロヘキサンに対するモル比で表わして、通常0.000
1〜1、好ましく[0,001−(1,1で充分である
フッ素化工程を行カう場合の反応温度及び反応時間は用
いる原料とフッ化水素の量比、触媒の有無及び種類、溶
媒の有無などによシ異なるが、通常−76℃〜150℃
、5分〜100時間でろシ、好ましくは一40℃〜10
0℃、5分〜50時間である。
本発明における脱フッ化水素工程は式(3)で示される
Xうに1.1−ジフルオロシクロヘキサンを脱フツ化水
素触媒の存在下に反応させることによる1−フルオロシ
クロヘキセンの製造工程からなっている。
脱フツ化水素工程では式(3)に示すように、1.1−
ジフルオロシクロヘキサンが脱フッ化水素触媒の存在下
で1分子のフッ化水素分脱離して1−フルオロシクロヘ
キセンを生成1゜ 脱フン化水素工程において使用される脱フッ化水素触媒
は、1,1−ジフルオロシクロヘキサンを脱フツ化水素
して1−フルオロシクロヘキセンを生成し得るものでお
ればよく、特に規定されるものではない。脱フッ化水素
工程において使用される脱フツ化水素触媒の例としては
金属フッ化物が挙げられる。金属フッ化物としては例え
ば、フッ化リチウム、フッ化ナトリウム、フッ化カリウ
ム、フッ化ルビジウム、フッ化セシウム等のアルカリ金
Rフッ化物:フツ化マグネシウム、フン化カルシウム、
フッ化ストロンチウム、フッ化ノマリウム等のアルカリ
土類金属フッ化物;フッ化鉄(IJ)、フッ化鉄(2)
、フッ化コバルト(II)、フッ化コ/セルト(2)、
フッ化ニツケル等の■族金翼フッ化物;フッ化アルミニ
ウム、フッ化ガリウム等の土類金属フッ化物などを挙げ
ることカニできる。特にフッ化リチウム、フッ化マグネ
シウム、フッ化カルシウム、フッ化鉄、フッ化アルミニ
ウムなどが好ましく用いられる。これらの金属フッ化物
はそれぞれ単独で、おるいは混在させて使用することが
できる。またこれらの金属フッ化物を担体に担持させて
用いることも可能である。
脱フツ化水素工程において使用することのできる反応の
様式としては、流動床式、固定床式、あるいは攪拌式等
があげられ、流通式、回分式いずれの方法であってもよ
いが、特に気相流通式が好ましい。また、反応系に窒素
、アルビン、ヘリウム停の不活性ガスが存在していても
良く、反応を液相で行々う場合には、不活性)溶媒を用
いることもできる。
また脱7フ化水素工程における反応圧力は特に制限はな
く、原料の1.1−ジフルオロシクロヘキサンは反応系
において液相、気相、あるいは気液混和のいずれであっ
てもよい。
脱フッ化水素工程における反応温度は脱フツ化水素反応
の平衡の点から、また反応速度を向上させるためには高
温が有利であるが、副反応等の問題から、あまり高い温
度に好ましくない。脱フツ化水素工程においては反応温
度は使用する触媒の種類、および用いる反応の様式等に
よって異なるが、気相反応の場合には通常100〜70
0℃、好ましくは150〜500℃で行々われ、液相反
応の場合には通常50〜400℃、好ましくは80〜3
00℃で行なわれる。
また脱フッ化水素工程における反応時間は反応温度、触
媒の種類、反応の様式等によシ異なるが、気相流通式反
応の場合には接触時間で表現して0.001〜50秒、
好ましくは0.1秒〜10秒で行なわれる。液相反応の
場合には、通常5分〜100時間、好ましくは5分〜1
0時間で行なわれる。
脱7フ化水素工程における触媒と1.1−ジフルオロシ
クロヘキサンの量比は反応の様式や反応条件等によって
も変シ得るが、気相流通式の場合にはwn s vで表
現して通常0.001〜100、好ましくは0.01〜
50で行なわれる。また液相回分式の場合には反応原料
に対する触媒の重量比で表現して通常0.0001〜0
.5、好ましくはo、oox〜0.1の範囲で使用され
る。
本発明における脱水素工程はl−フルオロシクロヘキセ
ンを脱水素触媒及び酸化剤の存在下に反応させることに
よるフルオロベンゼンの製造工程から力る。
脱水素工程において使用することのできる脱水素触媒及
び酸化剤としては、1−フルオロシクロヘキセンをフル
オロベンゼンへ高収率で転化し得るものならば、どのよ
うなものでも用いることができ、特に規定されるもので
はない。
脱水素工程において好ましく用いることのできる触媒と
しては、パラジウム、白金、ルテニウム、ニッケル、コ
/Sルト、ロジウム、オスミウム、イリジウム等の白金
族金属および白金族元素分含む化合物の中から選ばれた
少なくとも1種の触媒が用いられる。さらに好ましくは
、パラジウム、白金、ルテニウム、およびノ々ラジウム
、白金、ルテニウムを含む化合物の中から選ばれた少な
くともxmの触媒が用いられる。また、これらの触媒成
分は、活性炭、グラファイト、シリカ、アルミナ、シリ
カ−アルミナ、シリカ−チタニア、チタニア、ジルコニ
ア、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、アスベスト、ベン
トナイト、ケイソウ土、4リマー、イオン交換樹脂、ゼ
オライト、モレキュラーシーブ、ケイ酸マグネシウム、
マグネシアなどの担体に担持され喪ものであってもよい
金属状態の白金族元素として、例えば、パラジウム、ロ
ジウム、白金、ルテニウム、イリジウムおよびオスミウ
ムなどの金属、これらの金属熱、これらの金属イオンを
含む触媒成分を前記のような担体に担持したのち、水素
やホルムアルデヒドやヒrラジン等で還元処理したもの
、およびこれらの金属を含む合金あるいは金属間化合物
などが用いられる。また、合金あるいは金属間化合物は
、これらの白金族金工同士のものであってもよいし、他
の元素、例えば、セレン、テルル、イオウ、アンチモン
、ビスマス、銅、銀、金、亜鉛、スズ、バナジウム、鉄
、コノ々ルト、ニッケル、水銀、鉛、タリウム、クロム
、モリブデン、タングステンなどを含むものでおっても
よい。
一方、白金族光*’を含む化合物としては、例えば、ハ
ロゲン化物、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩、ホウ酸塩など
の無機塩類;酢酸塩、シュウ酸塩、ギ酸塩などの有機酸
塩類;シアン化物類;水酸化物類;酸化物類;硫化物類
;ニトロ基、シアン基、ハロゲン、シュウ酸イオンがど
のアニオンを含む金属酸塩およびアンモニア、アミン類
、ホスフィン類、−酸化炭素、キレート配位子などを含
む塩または錯体などの金属の錯化合物類;有機配位子ま
たは有機基を有する有機金属化合物類などがあげられる
好ましい酸化剤としては芳香族ニトロ化合物を用いる方
法を挙げることができる。芳香族ニトロ化合物を酸化剤
として用いる場合の脱水素工程は式(4)で表わされる
。(式中、人r NO2は芳香族ニトロ化合物t1人r
NH2は芳香族アミン分それぞれ表わす。) 芳香族ニトロ化合物としては、例えば、ニトロベンゼン
、ジニトロベンゼン(各異性体)、ニトロトルエン(各
異性体)、ジニトロトルエン(各異性体)、ニトロピリ
ジン(各異性体)、ジニトロピリジン(各異性体)、ニ
トロナフタレン(各異性体)、ジニトロナフタレン(各
異性体)類があげられる。
また、これらの芳香族ニトロ化合物において、少なくと
も1個の水素が他の置換基、例えば、ハロゲン原子、ア
ミン基、シアン基、アルキル基、脂環族基、芳香族基、
アラルキル基、アルコキシ基、スルホキシr基、スルホ
ン基、カルゼニル基、エステル基、アミP基などで置換
されていてもよい。好ましくは、ニトロベンゼンおよび
ニトロトルエン(各異性体)が芳香族ニトロ化合物とし
て使用される。
脱水素工程における好ましい酸化剤の一つとして、さら
に分子状酸素を挙げることができる。分子状酸素を酸化
剤として用いる場合の脱水素工程の反応式は式(5)で
表わされる。
分子状酸素とは、純酸素または酸素を含むものであって
、空気でもよいし、あるいは空気または純酸素に反応分
阻害しない他のガス、例えば、窒素、アルザン、ヘリウ
ム、炭酸ガスなどの不活性ガスと加えて希釈したもので
あってもよい。また、場合によっては、水素、−酸化炭
素、炭化水素、ハロゲン化炭化水素などのガスを含んで
いてもよい。
脱水素工程の反応の様式としては、流動床式、固定床式
、あるいは攪拌式等、一般に用いられる方法を使用する
ことができる。また、流通式、回公式いずれの方法であ
ってもよい。
また、脱水素工程の反応圧力は特に制限はなく、1−フ
ルオロンクロヘキセンは、反応系において液相、気相、
あるいは気液混相のいずれであってもよい。液相で反応
を行う場合は、反応に不活性な溶媒の存在下に行っても
よい。
脱水素工程の反応温度は脱水素反応の平衡の点から、ま
た、反応速度を向上させるためには、高温が有利である
が、副反応等の問題から、らまシ高い温度は好ましくな
い。本発明においては、反応温度は使用する融碌の種類
および用いる反応の様式等によって異なるが、気相反応
の場合には、通常は80〜500℃、好ましくは90〜
400℃で行われ、液相反応の場合には、通常は室温〜
400℃、好ましくは50〜300℃で行われる。
また、脱水素工程反応時間は反応温度、触媒の種類、用
いる原料の種類等によシ異なるが、液相反応の場合には
、通常は0.05〜50時間、好ましくは0.1〜20
時間が用いられる。気相流通式反応の場合には、接触時
間で表現して、通常は0.01〜600秒、好ましくは
0.1〜200秒が用いられる。
脱水素工程における1−フルオロシクロヘキセンと触媒
との量比は、広範囲にとることができる。
例えば、液相回分式の場合は、通常は反応原料に対する
触媒の重量比で表現して、0.0001〜10の範囲が
用いられ、好ましくは0.001〜0.5の範囲で使用
される。また、例えば、気相流通式の反応の場合は、上
記のような接触時間が満足されるような触媒量および流
速で実施される。
1−フルオロシクロヘキセン、!: 芳香族ニトロ化合
物の量比は、目的とする原料転化率によってもJlるが
、1−フルオロシクロヘキセンに対する芳香族ニトロ化
合物のモル比で表現して、通常は0.05〜10が用い
られ、好ましくは0.1〜2、さらに好ましくは0.2
〜1が用いられる。
分子状酸素は1−フルオロシクロヘキセンに対して当量
以上用いることが、反応率を上げるためには必要ではあ
るが、もちろん少なくてもよい。
また、反応系内が爆発限界外となるように操作すべきで
るる。
1−フルオロシクロヘキセンと酸化剤および脱水素触媒
の他に、水蒸気、水素、窒素、ヘリウム、アルゴン等の
気体が雰囲気として反応系に存在していてもよく、脱水
素反応に不活性な有機溶媒が反応系に存在していてもよ
い。
本発明においては、フッ素化工程において副生ずるトリ
フルオロ酢酸を脱水剤を用いて脱水することによりトリ
フルオロ酢酸無水物とし、これを7シラール化工程の原
料として再び使用することもできる。脱水剤としてはト
リフルオロ酢酸を脱水してトリフルオロ酢酸無水物を生
成し得るものであれば良く、特にその種類を規定するも
のではなく、無水酢酸、ジシクロへキシルカーゼジイミ
r、メトキシアセチレン、五酸化リンなどを用いること
ができる。五酸化リンの場合には、脱水後はリン酸とし
て回収することができるため特に好ましい。
トリフルオロ酢酸の脱水を行なう場合のトリフルオロ酢
酸と脱水剤の量比は、使用する脱水剤の脱水能や、脱水
条件によっても変シ得る。ここで脱水能を、トリフルオ
ロ酢駿2分子カ島ら水1分子を脱水するのに必要な脱水
剤のモル数と定義し、これを脱水当量と呼ぶことにする
と、使用されるトリフルオロ酢酸と脱水剤の脱水当量と
の比は、トリフルオロ酢酸に対する脱水剤の脱水当量の
比の値で表わして通常0.1〜100が使用されるが、
トリフルオロ酢酸回収効率を良好とするためには上記の
比を高くすることが好ましく、また経済的な点から、ら
まり大きな比は好ましくない、従って好ましくは上記の
比の値が1〜20の範囲が用いられる。
トリフルオロ酢酸を脱水する場合の反応温度・時間は使
用する脱水剤の種類や量によっても変化するが、通常0
〜300℃、5分〜100時間であシ、好ましくは10
〜150℃、10分〜50時間である。
トリフルオロ酢酸の脱水によシ生成するトリフルオロ酢
酸無水物は蒸留等の操作によう容易に反応混合物から留
去することができ、アシラール化の原料として使用する
ことができる。すなわち、アシラール化工程の原料とし
て、フッ素化工程の副生物でろるトリフルオロ酢酸を脱
水することによシ得た無水トリフルオロ酢酸を使用する
場合には、トリフルオロ酢酸無水物は効率良く循環して
〈シかえし使用することができるため、損失は少ない。
またくシかえし使用する場合に問題となる副生物は、ト
リフルオロ酢酸無水物をトリフルオロ酢酸の脱水によシ
製造する場合においては、極めて少量である九め経済的
に好ましい。
〔発明の効果〕
本発明によυ、シクロヘキサノンと7フ化水素から、フ
ルオロベンゼンを高選択率かつ高収率で製造することが
できる。
〔実施例〕
以下に実施例を示し、本発明を具体的に述べる。
実施例1 〔アシラール化工程〕 シクロヘキサノン392.62(4,00モル)とトリ
フルオロ酢酸無水物2100 t (10,0モル)と
を、予め系内を窒素置換した反応器に入れ、25℃で3
時間攪拌した後、25℃で72時間静置した。未反応の
トリフルオロ酢酸無水物を留去し7た後の反応混合物の
組成はシクロヘキサノン15.7 t (0,16モル
)と1.1−ビス(トリフルオロアセトキシ)シクロヘ
キサンxxs3r (3,84モル)とかう成っていた
〔フッ素化工程〕
予め系内を窒素置換した反応器へ無水フッ化水素390
0り(195モル)を入れ、−30℃まで冷却した後、
攪拌しながら、1,1−ビス(トリフルオロアセトキシ
)シクロヘキサンを含む、上記アシラール化工程で得た
反応混合物を添加した。攪拌を行ないつつ温度を一30
℃に2時間保った後、除々に加温することによシ1時間
で20℃まで昇温し、さらに20℃に4時間保った。反
応混合物を精留することによシ、無水フッ化水素374
6f、 )リフルオロ6酸876 F (7,68モル
)、シクロヘキサノン15.Of (0,15モル)、
1.1−ジフルオロシクロヘキサン456 t (3,
80モル)を得た。
〔脱フッ化水素工程〕
内径1.5 onのステンレス製の管状反応器にフッ化
アルミニウム(粒径約0.3sm) 5 Fを充填し、
加熱した。この反応器に上記で得た1、1−ジフルオロ
シクロヘキサン456 f (3,80モル)分15f
/時の流1で導入した。同時に窒素を400 rd 7
分の流量で導入した。反応は350〜360℃の温度範
囲で行がい、反応生成物をPライアイストラップで補集
した。反応混合物?炭酸水素す) IJウム水溶液で洗
浄した後にガスクロマトグラフィーによって分析したl
褒、1−フルオロシクロヘキセン342 f (3,4
1モル)と1.1−ジフルオロシクロヘキセン41.O
r (0,34モル)が含まれていた。この混合物を精
留することによシ1−フルオロシクロヘキセン335 
y (3,34モル)を得た。
〔脱水素工程〕
内径145σのガラス製の管状反応器に、1%のパラジ
ウムを担持したペレット状のPd/SiO,3?を充填
し、加熱した。この反応器に、1−フルオロシクロヘキ
セン335 t (3,34モル)6st7時の流量で
導入した。同時に酸素?30ゴ/分、窒素ft200M
e/分の流量で導入した。反応は180〜190℃の温
度範囲で行われた。反応生成物はrライアイストラップ
で補集した。反応混合物をガスクロマトグラフィーによ
って分析した結果、フルオロベンゼン280 ? (2
,91モル)と1−フルオロシクロヘキセン27.1 
t (0,27モル)が含まれていた。
〔トリフルオロ酢酸の回収〕
精留塔付きの反応容器へ五酸化リン1300F(9,1
5モル)と上記のトリフルオロ酢酸876 r(7,6
8モル)を入れ、攪拌しつつ加熱し、反応温度を70℃
に保ちながら、留出する低沸生成物をr2イアイストラ
ップで補集した。加熱・攪拌を6時間行なった後に留出
した成分を分析したところ、トリフルオロ酢酸無水物7
90 ? (3,76モル)が生成していた。
本実施例は、シクロヘキサノンを基準として、シクロヘ
キサノン転化率95%、フルオロベンゼンi択率92%
、フルオロベンゼン単fi収率73%テフルオロベンゼ
ンが得られることを示している。
実施例2 〔アシラール化・フッ素化・脱フッ化水素の各工程〕 シクロヘキサノンI96.3 f (2,00モル)ト
ドリフルオロ酢酸無水物1050 y (s、ooモル
)をアシラール化と原料として用いた他は実施例1と同
様の方法によりアシラール化、フッ素化、脱フッ化水素
を行なうことによシ、1−フルオロシクロヘキセン17
0 y (1,70モル)と1.1−ジフルオロシクロ
ヘキサン20.Oy (0,17モル)&含む反応混合
物を得た。この混合物f、精留することにより1−フル
オロシクロヘキセン165 t (1,,65モル)ヲ
得た。
〔脱水素工程〕
上記で得た1−フルオロシクロヘキセン1652(1,
65モル)とパラジウム黒20?およびニトロベンゼン
200 F (1,63モル)を、予めアルジンガス置
換した容量1℃のステンレス裂オートクレーブへ仕込み
、150℃の反応温度で11時間、加熱・攪拌すること
により反応2行わせた。オートクレーブ全冷却後、反応
混合物をガスクロマトグラフィー法により分析した結果
、フルオロベンゼンが143 t (1,49モル)生
成していた。また、未反応の1−フルオロシクロヘキセ
ンが12.7 F (0,13モル)残存していた。さ
らに、未反応のニトロベンゼンと共に7ニリンが検出さ
れた。
本実施例は、シクロヘキサノンを基準としてシクロヘキ
サノン転化率95%、フルオロベンゼン選択率95%、
フルオロベンゼン単流状EE 83%でフルオロベンゼ
ンが得られるととを示す。
実施例3 〔アシラール化工程〕 シクロヘキサノン51.6 f (0,526モル)と
トリフルオロ酢酸無水物291.1 y < 1.39
モル)を原料として用いた他は実施例1と同様の方法で
アシラール化を行ない、未反応のトリフルオロ酢酸無水
物?留去した後に蒸留することによシ、シクロヘキサノ
ン2.5 r (o、ozsモル)と1.1−ビス(ト
リフルオロアセトキシ)シクロヘキサン154 f (
0,50モル)をそれぞえ留分として得た。
〔フッ素化工程〕
予め系内を窒素置換した反応器へ無水フッ化水素−ビリ
・ジン混合物(フッ化水素含量701L量%)soor
(フッ化水素を21モル含有)を入れ、−30℃まで冷
却した後、攪拌しながら上記アシラール化工程で得た1
、1−ビス() I) フルオロアセトキシ)シクロヘ
キサン154 t (o、soモル)とトリフルオロ酢
酸2.35’ (0,02モル)を添加した。攪拌2行
ないつつ反応温度を−30″CK2時間保つ九後、除々
に加温することによ#)1時間で20℃まで昇温し、さ
らに20℃に2時間保った。反応混合物を精留すること
洗よシ、トリフルオロ酢酸114、Or (1,0モル
)と1.1−ジフルオロシクロヘキサン58.8 y 
(0,49モル)をそれぞれ得た。
〔脱フツ化水素工程〕
上記で得た1、1−tフルオロシクロヘキサン58.8
 F (0,49モル)を用い、触媒としてフッ化鉄(
2)IOIFI用いた他は実施例1の脱フッ化水素工程
と同様の方法で脱フッ化水素2行なうことくよシ、1−
フルオロシクロヘキセン47.1 ? (0,47モル
)と1.1−J)フルオロシクロヘキサン2.4f(0
,02モル)を含む反応混合物を得た。この混合物を精
留することによシ1−フルオロシクロヘキセン45.7
 t (0,46モル)を得た。
〔脱水素工程〕
上記で得た1−フルオロシクロヘキセンを用いた他は実
施例1の脱水素工程と同様の方法で脱水素を行なうこと
によシ、フルオロベンゼン33.6 F(0,35モル
)と1−フルオロシクロヘキセン8.72(0,087
モル)の混合物を得た。
本実施例は、シクロヘキサノンを基準として。
シクロヘキサノン転化率95%、フルオロベンゼン選択
率92%、フルオロベンゼン単流収率67%テフルオロ
ベンゼンが得られることを示している。
実施例4〜9 シクロヘキサノン294.5 y (3,0モル)とト
リフルオロ酢酸無水物3150 f (15,0モル)
tアシラール化の原料として用い六個は、実施例1と同
様の条件で7シラール化・フッ素化を行なった後、精留
することによ?)1.1−ジフルオロシクロヘキサン3
40 t (2,83モル)を得た。
上記で得た1、1−ジフルオロシクロヘキサンを原料と
して用い、反応条件を変更した他は実施例1と同様の方
法で脱フッ化水素・脱水素を行なつ九。反応条件及び結
果を表に示す。
以下余白

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シクロヘキサノンからフルオロベンゼンを製造す
    るに当り、 ( I )シクロヘキサノンにトリフルオロ酢酸無水物を
    反応させることにより1,1−ビス(トリフルオロアセ
    トキシ)シクロヘキサンを得るアシラール化工程、 (II)前記( I )において生成した1,1−ビス(ト
    リフルオロアセトキシ)シクロヘキサンにフッ化水素を
    反応させることにより1,1−ジフルオロシクロヘキサ
    ンとトリフルオロ酢酸をを得るフッ素化工程、 (III)前記(II)において生成した1,1−ジフルオ
    ロシクロヘキサンを、脱フッ化水素触媒の存在下に反応
    させることにより、1−フルオロシクロヘキセンを得る
    脱フッ化水素工程、及び (IV)前記(III)において生成した1−フルオロシク
    ロヘキセンを、脱水素触媒及び酸化剤の存在下に反応さ
    せることによりフルオロベンゼンを得る脱水素工程、 を包含することを特徴とするフルオロベンゼンの製造方
  2. (2)フッ素化工程が酸触媒の存在下になされる特許請
    求の範囲第1項記載の方法
  3. (3)脱フッ化水素触媒が金属フッ化物である特許請求
    の範囲第1項または第2項記載の方法
  4. (4)金属フッ化物がアルカリ金属フッ化物またはアル
    カリ土類金属フッ化物または土類金属フッ化物である特
    許請求の範囲第3項記載の方法
  5. (5)脱水素工程における酸化剤が芳香族ニトロ化合物
    である特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか
    に記載の方法
  6. (6)脱水素工程における酸化剤が分子状酸素である特
    許請求の範囲第1項から第4項までのいずれかに記載の
    方法
  7. (7)脱水素触媒が白金族金属および白金族元素を含む
    化合物の中から選ばれた少なくとも1種であある特許請
    求の範囲第1項から第6項までのいずれかに記載の方法
  8. (8)脱水素触媒がパラジウム、白金、ルテニウム、お
    よびパラジウム、白金、ルテニウムを含む化合物の中か
    ら選ばれた少なくとも1種である特許請求の範囲第7項
    記載の方法
  9. (9)芳香族ニトロ化合物がニトロベンゼンである特許
    請求の範囲第5項記載の方法
  10. (10)フッ素化工程で生成したトリフルオロ酢酸に脱
    水剤を反応させることによりトリフルオロ酢酸無水物を
    得、これをアシラール化工程に使用する特許請求の範囲
    第1項記載の方法
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4517458B2 (ja) * 2000-06-14 2010-08-04 Dic株式会社 6−ブロモ−1,2−ジフルオロナフタレンの製造方法

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