JPS6353841A - 蛍光表示管のグリッド材 - Google Patents
蛍光表示管のグリッド材Info
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- JPS6353841A JPS6353841A JP61197309A JP19730986A JPS6353841A JP S6353841 A JPS6353841 A JP S6353841A JP 61197309 A JP61197309 A JP 61197309A JP 19730986 A JP19730986 A JP 19730986A JP S6353841 A JPS6353841 A JP S6353841A
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- grid
- alloy
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J31/00—Cathode ray tubes; Electron beam tubes
- H01J31/08—Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
- H01J31/10—Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes
- H01J31/12—Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen
- H01J31/15—Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen with ray or beam selectively directed to luminescent anode segments
Landscapes
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
- Luminescent Compositions (AREA)
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(目 的)
本発明は蛍光表示管のグリッド材に関する。
(従来技術及び問題点)
蛍光表示管用の金属材料は大別してガラスと封着される
フレーム材とガラスとは封着されないグリッド材がある
。このうち、フレーム材はガラスと封着されるために、
熱膨張係数がガラス封着に適した426合金(42%N
i−6%Cr−Fe)が使われている。これに対してグ
リッド材はガラスと封着されないので基本的には熱膨張
係数がガラス封着に適している必要はないが、フレーム
材にスポット溶接で固定されるため、やはりフレーム材
との熱膨張係数の差が大きいと、製造の際500℃程度
に加熱されたときグリッドが変形するという問題が起こ
る。そのためグリッド材としても426合金が使用され
ているのが現状である。
フレーム材とガラスとは封着されないグリッド材がある
。このうち、フレーム材はガラスと封着されるために、
熱膨張係数がガラス封着に適した426合金(42%N
i−6%Cr−Fe)が使われている。これに対してグ
リッド材はガラスと封着されないので基本的には熱膨張
係数がガラス封着に適している必要はないが、フレーム
材にスポット溶接で固定されるため、やはりフレーム材
との熱膨張係数の差が大きいと、製造の際500℃程度
に加熱されたときグリッドが変形するという問題が起こ
る。そのためグリッド材としても426合金が使用され
ているのが現状である。
ところが、近年蛍光表示管の用途が今までの主流だった
電卓から自動車の計器等、様々な分野に広がり、表示精
度にさらに厳しいものが要求されるようになってきた。
電卓から自動車の計器等、様々な分野に広がり、表示精
度にさらに厳しいものが要求されるようになってきた。
最近のこのグリッド材に要求されている特性を列挙する
と次のようになる。
と次のようになる。
(1)室温から100℃までの熱膨張係数は小さいこと
(2)室温から500℃までの熱膨張係数は426合金
に近いこと (3)黒化膜の生成が容易なこと (4) エツチング性が良好なこと (5)強度があること これらの要求特性についてさらに下記に詳しく説明する
。
に近いこと (3)黒化膜の生成が容易なこと (4) エツチング性が良好なこと (5)強度があること これらの要求特性についてさらに下記に詳しく説明する
。
(1)これは特に最近重要になってきた特性である。蛍
光表示管を作動させるとグリッドはグリッド電流により
発熱し、80〜100°Cにも達することがある。しか
し、このときフ、レームは発熱しないので、グリッドの
み膨張し、この膨張係数が大きいとグリッドがたわんで
しまい表示精度を著しく低下させるのである。したがっ
て室温から100℃までの熱膨張係数が小さいことが要
求される。従来の426合金では熱膨張係数が大きすぎ
、現実にグリッドのたわみの問題が起こっている。
光表示管を作動させるとグリッドはグリッド電流により
発熱し、80〜100°Cにも達することがある。しか
し、このときフ、レームは発熱しないので、グリッドの
み膨張し、この膨張係数が大きいとグリッドがたわんで
しまい表示精度を著しく低下させるのである。したがっ
て室温から100℃までの熱膨張係数が小さいことが要
求される。従来の426合金では熱膨張係数が大きすぎ
、現実にグリッドのたわみの問題が起こっている。
(2)前にも述べたが、グリッドはフレームにスポット
溶接で固定された後の工程で500℃程度に加熱される
ため、グリッドの室温から500℃までの熱膨張係数と
フレームの室温から500℃までの熱膨張係数の差が大
きいと、その際にグリッドが変形するという問題が起こ
る。したがって室温から500℃までの熱膨張係数は4
26合金に近いことが要求される。
溶接で固定された後の工程で500℃程度に加熱される
ため、グリッドの室温から500℃までの熱膨張係数と
フレームの室温から500℃までの熱膨張係数の差が大
きいと、その際にグリッドが変形するという問題が起こ
る。したがって室温から500℃までの熱膨張係数は4
26合金に近いことが要求される。
(3)グリッドが光沢を持っていると外からの光を反射
してしまい蛍光表示を見えに<<シてしまう。そこで表
面に黒いFe3O4を生成させ光の反射を防ぐという手
段をとっており、このFe3O4黒化膜の生成が容易で
あることが要求される。従来の426合金は非鉄元素を
NiとCr合わせて48%も含有するためFe、○、を
十分生成させるには時間がかかりすぎる難点があった。
してしまい蛍光表示を見えに<<シてしまう。そこで表
面に黒いFe3O4を生成させ光の反射を防ぐという手
段をとっており、このFe3O4黒化膜の生成が容易で
あることが要求される。従来の426合金は非鉄元素を
NiとCr合わせて48%も含有するためFe、○、を
十分生成させるには時間がかかりすぎる難点があった。
(4)グリッド材はエツチングによりメツシュ状に加工
されるので、良好なエツチング性を有していることが望
まれる。従来の426合金は耐食性の良いNiとCrを
合わせて48%も含有するためエツチング性に難点があ
った。
されるので、良好なエツチング性を有していることが望
まれる。従来の426合金は耐食性の良いNiとCrを
合わせて48%も含有するためエツチング性に難点があ
った。
(5)グリッドは板厚50μm程度の薄板をエツチング
によりメツシュ状に加工した後、黒化処理等の工程を経
てフレームにスポット溶接されるが。
によりメツシュ状に加工した後、黒化処理等の工程を経
てフレームにスポット溶接されるが。
板厚が薄いこととメツシュ状であることから取り扱い中
に折れたり曲がりやすい。このような取り扱いによる不
良を防ぐためには強度が要求される。
に折れたり曲がりやすい。このような取り扱いによる不
良を防ぐためには強度が要求される。
(構 成)
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、Fe−Ni
−Cr系合金の成分を適当なバランスにコントロールす
ることで、前記グリッド材に要求される特性を全て満た
すグリッド材を提供するものである。すなわち、重量%
でN i 32〜37%未満、Cr0.5〜6.0%、
残部Fe及び不可避的不純物からなる蛍光表示管のグリ
ッド材及び重量%でNi’32〜37%未満、Cr0.
5−6゜0%、さらにMn、Si、Al、Ti、V、Z
r、Mo、Nb、Co、Ta、W、Be1Mg、Cu、
Caのうち1種または2種以上を合計で0.01〜2.
0%含み、残部Fe及び不可避的不純物からなる蛍光表
示管のグリッド材並びに該グリッド材において結晶粒度
が粒度番号7.0以上である蛍光表示管のグリッド材に
関する。
−Cr系合金の成分を適当なバランスにコントロールす
ることで、前記グリッド材に要求される特性を全て満た
すグリッド材を提供するものである。すなわち、重量%
でN i 32〜37%未満、Cr0.5〜6.0%、
残部Fe及び不可避的不純物からなる蛍光表示管のグリ
ッド材及び重量%でNi’32〜37%未満、Cr0.
5−6゜0%、さらにMn、Si、Al、Ti、V、Z
r、Mo、Nb、Co、Ta、W、Be1Mg、Cu、
Caのうち1種または2種以上を合計で0.01〜2.
0%含み、残部Fe及び不可避的不純物からなる蛍光表
示管のグリッド材並びに該グリッド材において結晶粒度
が粒度番号7.0以上である蛍光表示管のグリッド材に
関する。
また、本発明のグリッド材は高価なNiの含有量が従来
の426合金より少ないので経済的なメリットも大きい
。
の426合金より少ないので経済的なメリットも大きい
。
(発明の詳細な説明)
次に成分範囲の限定理由を述べる。
N i; 32%未満では室温から100℃までの熱
膨張係数が大きくなりすぎ、また、37%以上になると
室温から100 ’Cまでの熱膨張係数が大きくなると
ともに黒化膜が生成しにくくなり、エツチング性も悪く
なるため32〜37%未満とした。
膨張係数が大きくなりすぎ、また、37%以上になると
室温から100 ’Cまでの熱膨張係数が大きくなると
ともに黒化膜が生成しにくくなり、エツチング性も悪く
なるため32〜37%未満とした。
Cr; Crは室温から100℃までの熱膨張係数を
あまり大きくせずに、室温から500℃までの熱膨張係
数を大きくし、426合金の室温から500℃までの熱
膨張係数に近づけることに有効な元素であるが、0.5
%未満では室温から500℃までの熱膨張係数が小さす
ぎ、また、6.0%を超えると室温から100℃までの
熱膨張係数が大きくなりすぎるととに黒化膜が生成しに
くくなり、エツチング性も悪くなるため0.5〜6.0
%とした。
あまり大きくせずに、室温から500℃までの熱膨張係
数を大きくし、426合金の室温から500℃までの熱
膨張係数に近づけることに有効な元素であるが、0.5
%未満では室温から500℃までの熱膨張係数が小さす
ぎ、また、6.0%を超えると室温から100℃までの
熱膨張係数が大きくなりすぎるととに黒化膜が生成しに
くくなり、エツチング性も悪くなるため0.5〜6.0
%とした。
Mn、Si、Al、Ti、V、Zr、Mo、Nb、Co
、Ta、W、B e、Mg、Cu、Ca、;これらの元
素を1種または2種以上添加すると合金の強度が増し、
取り扱い上の変形を防ぐことができる。この効果は0.
01%未満では得られず、2.0%を超えると熱膨張係
数が大きくなりすぎ、また、黒化膜が生成しにくくなり
、エツチング性も悪くなるため添加量は合計で0.01
〜2.0%とした。
、Ta、W、B e、Mg、Cu、Ca、;これらの元
素を1種または2種以上添加すると合金の強度が増し、
取り扱い上の変形を防ぐことができる。この効果は0.
01%未満では得られず、2.0%を超えると熱膨張係
数が大きくなりすぎ、また、黒化膜が生成しにくくなり
、エツチング性も悪くなるため添加量は合計で0.01
〜2.0%とした。
また、結晶粒度が粒度番号7.0未満であると強度が不
足し取り扱い上で変形しやすい。したがって、結晶粒度
は粒度番号7.0以上が望ましい。
足し取り扱い上で変形しやすい。したがって、結晶粒度
は粒度番号7.0以上が望ましい。
次に実施例を示す。
(実施例)
供試材は真空溶解後、鋳造、鍛造、熱間圧延を行い、さ
らに冷間圧延と焼鈍を繰り返して板厚○、OStの冷延
材としたものである。供試材の成分を第1表に示す。熱
膨張係数は950℃×10m1n、水素中で焼鈍した後
測定した。熱膨張係数も第1表に示す。さらに、前記冷
延板をエツチングによりグリッドに加工し、実際に蛍光
表示管に組み立て、製造の際の加熱によるグリッドの変
形の有無と、動作時のグリッドのたわみの有無を調査し
た。これらの結果も第1表に示す。また、結晶粒度と取
り扱い上の不良発生状況についても第1表に示す。
らに冷間圧延と焼鈍を繰り返して板厚○、OStの冷延
材としたものである。供試材の成分を第1表に示す。熱
膨張係数は950℃×10m1n、水素中で焼鈍した後
測定した。熱膨張係数も第1表に示す。さらに、前記冷
延板をエツチングによりグリッドに加工し、実際に蛍光
表示管に組み立て、製造の際の加熱によるグリッドの変
形の有無と、動作時のグリッドのたわみの有無を調査し
た。これらの結果も第1表に示す。また、結晶粒度と取
り扱い上の不良発生状況についても第1表に示す。
第1表から明らかなように本発明例は室温から100’
Cまでの熱膨張係数が小さいため動作時のグリッドのた
わみは起こらず、室温から500℃までの熱膨張係数が
426合金に近いために製造の際の加熱による変形も起
こらない。この様子を熱膨張曲線で説明すると第1図の
ようになる。この第1図のAの領域において1本発明例
は426合金より著しく熱膨張係数が小さい、又同図に
おけるBの領域においては本発明例の熱膨張係数は42
6合金の熱膨張係数に近似しており熱膨張による不良の
発生が抑制できる。また、本発明の範囲で元素を添加す
ること及び結晶粒度を粒度番号7.0以上にすることに
より取り扱い上の不良の発生が抑えられている。また、
本発明例は従来の426合金に比べて黒化膜の生成が容
易であった。
Cまでの熱膨張係数が小さいため動作時のグリッドのた
わみは起こらず、室温から500℃までの熱膨張係数が
426合金に近いために製造の際の加熱による変形も起
こらない。この様子を熱膨張曲線で説明すると第1図の
ようになる。この第1図のAの領域において1本発明例
は426合金より著しく熱膨張係数が小さい、又同図に
おけるBの領域においては本発明例の熱膨張係数は42
6合金の熱膨張係数に近似しており熱膨張による不良の
発生が抑制できる。また、本発明の範囲で元素を添加す
ること及び結晶粒度を粒度番号7.0以上にすることに
より取り扱い上の不良の発生が抑えられている。また、
本発明例は従来の426合金に比べて黒化膜の生成が容
易であった。
これに対して、比較例は室温から100℃までの熱膨張
係数が大きすぎるため動作時にグリッドがたわんでしま
ったり、室温から500℃までの熱膨張係数が426合
金の室温から500℃までの熱膨張係数と差がありすぎ
るために、製造の際の加熱によって変形してしまったり
する。
係数が大きすぎるため動作時にグリッドがたわんでしま
ったり、室温から500℃までの熱膨張係数が426合
金の室温から500℃までの熱膨張係数と差がありすぎ
るために、製造の際の加熱によって変形してしまったり
する。
(効 果)
以上に示すように、本発明のグリッド材は室温から10
0℃までの熱膨張係数が小さいので動作時のたわみがな
く、また500℃近傍までの加熱の際には426合金の
熱膨張係数に近いので変形も生じないといった利点を有
し、さらにエツチング性に優れ、黒化膜の形成も容易で
あり1強度も高い著しい特長を有するものである。
0℃までの熱膨張係数が小さいので動作時のたわみがな
く、また500℃近傍までの加熱の際には426合金の
熱膨張係数に近いので変形も生じないといった利点を有
し、さらにエツチング性に優れ、黒化膜の形成も容易で
あり1強度も高い著しい特長を有するものである。
第1図は本発明例と426合金の熱膨張曲線である。
Claims (3)
- (1)重量%でNi32〜37%未満、CrO、5〜6
.0%、残部Fe及び不可避的不純物からなる蛍光表示
管のグリッド材。 - (2)重量%でNi32〜37%未満、CrO、5〜6
.0%、さらにMn、Si、Al、Ti、V、Zr、M
o、Nb、Co、Ta、W、Be、Mg、Cu、Caの
うち1種または2種以上を合計で0.01〜2.0%含
み、残部Fe及び不可避的不純物からなる蛍光表示管の
グリッド材。 - (3)結晶粒度が粒度番号7.0以上である特許請求の
範囲第(1)項又は第(2)項のそれぞれに記載の蛍光
表示管のグリッド材。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61197309A JPS6353841A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | 蛍光表示管のグリッド材 |
KR1019870006173A KR910000926B1 (ko) | 1986-08-25 | 1987-06-18 | 형광표시관의 그리드재 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61197309A JPS6353841A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | 蛍光表示管のグリッド材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6353841A true JPS6353841A (ja) | 1988-03-08 |
JPH0456417B2 JPH0456417B2 (ja) | 1992-09-08 |
Family
ID=16372314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61197309A Granted JPS6353841A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | 蛍光表示管のグリッド材 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6353841A (ja) |
KR (1) | KR910000926B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63279546A (ja) * | 1987-05-09 | 1988-11-16 | Futaba Corp | 蛍光表示管 |
-
1986
- 1986-08-25 JP JP61197309A patent/JPS6353841A/ja active Granted
-
1987
- 1987-06-18 KR KR1019870006173A patent/KR910000926B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63279546A (ja) * | 1987-05-09 | 1988-11-16 | Futaba Corp | 蛍光表示管 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR910000926B1 (ko) | 1991-02-18 |
KR880003377A (ko) | 1988-05-16 |
JPH0456417B2 (ja) | 1992-09-08 |
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