JPS635367Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS635367Y2
JPS635367Y2 JP1980024448U JP2444880U JPS635367Y2 JP S635367 Y2 JPS635367 Y2 JP S635367Y2 JP 1980024448 U JP1980024448 U JP 1980024448U JP 2444880 U JP2444880 U JP 2444880U JP S635367 Y2 JPS635367 Y2 JP S635367Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distribution board
circuit breaker
case
conductor plate
communication equipment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980024448U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56126109U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980024448U priority Critical patent/JPS635367Y2/ja
Publication of JPS56126109U publication Critical patent/JPS56126109U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS635367Y2 publication Critical patent/JPS635367Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Patch Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、通信機器に電源を供給することを目
的とした通信機器用分電盤に関する。
従来の分電盤は、室内の隅等に設置されている
分電盤用筐体に収まつており、各通信機の配列と
は別の室内に距離をおいて設置されているのが一
般的である。このため分電盤には電源入力母線の
太い電線がボルトで締結された機器保護用のサー
キツトブレーカから電線が引込まれ、分電盤用筐
体内部ではこの電線が正(+)負(−)2本の銅
角棒に接続されている。また各通信機器に電源を
供給するための装置用電源供給線がこの正(+)
負(−)の銅角棒に半田付あるいはボルトにより
接続されており、分電盤から出た電源供給線は室
内の床面のケーブルダクトや天井のケーブルダク
トを通つて各通信機器の設置場所まで引込まれ、
半田付またはねじ締結により各通信機器筐体また
は筐体上部に設けられた電源入力端子に接続され
る。
従来の分電盤は以上のような構造のため使用す
る電源供給線は太い電線を必要とし、電源供給線
の配線工事が困難であり高価であつた。
一方従来の分電盤は銅角棒が平板に平面的に配
置され分電盤用筐体自体横幅の広い構造になつて
いるが、通信機器が部品の小形化に伴ない小さく
なり、保守点検の容易さと増設の容易性が求めら
れている関係から分電盤自体小形化が要求されて
いる。
本考案は以上の考察にもとづき考案したもの
で、その目的は電源を供給する通信機器と同じ筐
体を用いて通信機器に隣り合わせて配置可能にす
ることにより、前述の問題を解決でき、通信機器
回線を増設した場合でも通信機器に容易に電源供
給線を接続できる通信機器用分電盤を提供するこ
とにある。
前記目的を達成するために本考案による通信機
器用分電盤はスリム架より幅狭であり、前記スリ
ム架内部に前面より係止するための取付孔を有す
るケースの内部に、外部電源に接続されるサーキ
ツトブレーカを収容し、さらに端部が前記サーキ
ツトブレーカの+極と−極にそれぞれ接続される
多数の歯を有する歯導体板2枚を平行に固定し、
前記各歯導体板の前面に被さるケース面に、各歯
導体板対応に形状の異なる孔を設け、この孔を通
して多数の通信機器のコネクタを前記歯導体板に
接続するように構成してある。
上記構成によれば太い電源供給線や配線工事が
省略でき、通信機器と同じ筐体に収容可能であつ
て容易にしかも誤りなく電源接続でき本考案の目
的を完全に達成することができる。
以下、図面等を参照して本考案をさらに詳しく
説明する。第1、2、3図は本考案による分電盤
の実施例を示す正面図、A−A断面および背面図
である。本考案は大旨、外部電源入力線に接続さ
れるサーキツトブレーカSと、このサーキツトブ
レーカに接続される鋸状歯の部分が板端子状の櫛
の歯導体板1と、サーキツトブレーカが収容する
ケース6とから構成される。歯導体板1は従来の
正(+)負(−)2本の銅角棒に対応するもので
ある。歯導体1は第8図の斜視図に示すようにそ
の横断面はL字形状をしており、前面端部には前
述したように板端子状の歯イが多数、実際には電
源が供給される通信機器の数だけ設けられ、中央
部に自体をケース6に固定するための取付孔ハが
設けられている。また上端部にはサーキツトブレ
ーカSの端子棒に接続するための取付孔ロも設け
られている。この歯導体板1は2枚1(+)、1
(−)が平行になるようにケース6内に固定され
る。この固定された状態は第2図のA−A断面図
と第4図のB−B断面図に示されている。図から
わかるように歯導体板1(+)、1(−)は第1
0図に示すサーキツトブレーカSの正(+)、負
(−)の端子棒S1、S2の間隔に等しい厚さの絶縁
物カラー2を挾んで、さらにその外側に第11、
12図に示すボス3、4を当ててケース6と第9
図に示すブラケツト5間にねじ8により取付けら
れる。ブラケツト5の孔トはそのためのタツプ
孔、また孔チはブラケツト5をケース6の孔リに
リベツト止めするための孔である。
次にサーキツトブレーカSはケース6の上端部
部分に取付けられる。サーキツトブレーカSの背
面の端子棒S1、S2は前述の歯導体板1(+)、1
(−)の取付孔ロにそれぞれ挿入させられナツト
締めで接続される。背面上端の端子棒S3、S4はス
リム架に収容したとき外部電源に接続される。
第7図はケース6の構造を示した斜視図であ
る。サーキツトブレーカSは取付孔ホにねじ9で
もつて固定するとその前面は窓ニから突出する。
また前述したように歯導体板1(+)、1(−)
を取付けると歯導体板の櫛の歯が前面の多数の角
孔ヌ、ルからのぞく。第5、6図はこの角孔ヌ、
ルの部分の断面をコネクタTに対応させて示した
ものである。各装置の電源入力端子に接続される
コネクタTはその正(+)負(−)端子が異なつ
た大きさl、Lのハウジングで構成されているの
で角孔ヌ、ルもそれに対応させて互に異なつた大
きさl1、L1で作つてある。またケース6の背面に
はスリム架に収容し架前面よりスリム架に設けて
ある引掛けボスに引掛けるためのひようたん孔オ
と分電盤固定用ねじ孔カが設けてある。
第13図は本考案による分電盤をスリム架に収
容した状態および取付方法を示す図である。
分電盤は図の矢印方法に挿入し、スリム架中央
に設けた外部入力電源端子台11の上下に設けら
れているボス12にそのケース背面のひようたん
孔オを引掛け、さらに分電盤固定ねじ13で固定
することにより、スリム架10に組立てられる。
このようにして組立てられたスリム架内の分電盤
は1個の外部入力電源端子台で2倍(第13図の
スリム架下側に収容されている分電盤が1モジユ
ール)の通信機器に電源を供給することができ
る。また櫛の歯導体板と通信機器間は分電盤の前
面がコネクタにより直接差し込むだけで接続可能
で、コネクタの着脱でスイツチ機構の役目を果す
ことができる。通信機器の電源の接続が完了した
後は扉取付ねじ15でもつて前面扉14がスリム
架10の前面に取付けられる。
本考案は以上説明したように分電盤の導体をコ
ネクタ接続用の櫛の歯導体板とし、サーキツトブ
レーカの端子棒に直接ナツト止めしこれらをケー
スに収容して1モジユール化してあるので、サー
キツトブレーカと導体との配線が不要となり、さ
らに通信機器台数に対してはモジユールの使用数
で対処ができ、さらに通信機器の増設に対しては
モジユールの追加で対処ができる。
また分電盤前面でのコネクタ方式のため、各通
信機器の電源供給線接続は前面でコネクタで操作
ができ、またコネクタの着脱でスイツチのオン、
オフの役目も果すことができる。さらには小形化
されスリム架に収容可能となり通信機器と同じ筐
体を使用し、通信機器と隣り合わせて設置できる
ので、配線工事、保守点検増設等が容易となり価
格の低減化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による通信機器用分電盤の正面
図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は第
1図の背面図、第4図は第1図のB−B断面図、
第5図は櫛の歯導体板にハウジング付コネクタを
対応させた図であつて、上側の歯導体板は第1図
のC−C断面の一部断面図である。第6図は第5
図の側面図、第7図は本考案による分電盤のケー
スの斜視図、第8図は本考案分電盤の櫛の歯導体
板斜視図、第9図は櫛の歯導体板取付用ブラケツ
ト斜視図、第10図はサーキツトブレーカ端子棒
間隔に等しい厚さの絶縁物カラー斜視図、第11
図、第12図は組立用絶縁ボス斜視図、第13図
は本考案による分電盤をスリム架に実装した分電
盤装置実装要領斜視図である。 1……櫛の歯導体板、2……絶縁物カラー、
3,4……絶縁物カラー、5……ブラケツト、6
……ケース、7……リベツト、8,9……ねじ、
10……スリム架、11……外部入力電源端子
台、12……スリム架に設けてあるボス、13…
…分電盤固定ねじ、14……スリム架の前面扉、
15……扉取付ねじ、イ……歯導体板の歯、ロ…
…歯導体板のサーキツトブレーカ端子棒の取付
孔、ハ……歯導体板の取付孔、ニ,ホ……ケース
のサーキツトブレーカ取付孔、ヘ……ケースの歯
導体板取付孔、ト……ブラケツトの歯導体板取付
タツプ孔、チ……ブラケツトの取付孔、リ……ケ
ースのブラケツト取付用孔、ヌ,ル……ケースの
ハウジングが通る角孔、オ……ケースのひようた
ん孔、カ……ケースの分電盤固定用ねじ孔、S…
…サーキツトブレーカ、S1,S2……サーキツトブ
レーカの端子棒、T……ハウジング付コネクタ、
L……ハウジング(−)側の寸法、l……ハウジ
ング(+)側の寸法、l1,L1……孔ヌ,ルの寸
法。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スリム架より幅狭であり、前記スリム架内部に
    前面より係止するための取付孔を有するケースの
    内部に、外部電源に接続されるサーキツトブレー
    カを収容し、さらに端部が前記サーキツトブレー
    カの+極と−極にそれぞれ接続される多数の歯を
    有する歯導体板2枚を平行に固定し、前記各歯導
    体板の前面に被さるケース面に、各歯導体板対応
    に形状の異なる孔を設け、この孔を通して多数の
    通信機器のコネクタを前記歯導体板に接続するこ
    とを特徴とする通信機器用分電盤。
JP1980024448U 1980-02-26 1980-02-26 Expired JPS635367Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980024448U JPS635367Y2 (ja) 1980-02-26 1980-02-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980024448U JPS635367Y2 (ja) 1980-02-26 1980-02-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56126109U JPS56126109U (ja) 1981-09-25
JPS635367Y2 true JPS635367Y2 (ja) 1988-02-15

Family

ID=29620523

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980024448U Expired JPS635367Y2 (ja) 1980-02-26 1980-02-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS635367Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4983557U (ja) * 1972-11-09 1974-07-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56126109U (ja) 1981-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4082393A (en) Bus duct assembly
JP2003009347A (ja) 電気接続箱
JPH05308705A (ja) 配電盤
JPS635367Y2 (ja)
US3366845A (en) Multimetering service-entrance panelboard
JP5081853B2 (ja) 配電盤
US3707652A (en) Bus bar interconnection arrangement for stackable electrical panels
JPH0317550Y2 (ja)
JP2001177927A (ja) 配電盤
CN215989833U (zh) 一种可模块化组装的分电箱
JP3298594B2 (ja) 分電盤
JP3125999U (ja) 配電盤
JP2001095113A (ja) 住宅用分電盤
CN215218924U (zh) 一种电表箱底座的安装结构
CN210517567U (zh) 一种抽屉式配电柜
JP2001095114A (ja) 住宅用分電盤
CN217036382U (zh) 一种采用阻燃走线槽的配电柜
JPH0418190Y2 (ja)
JP2595392Y2 (ja) 電気機器の接続構造
JPH0720816Y2 (ja) 母線直交形差込式しゃ断器
JPS61121705A (ja) 分電盤付着脱自在隔壁
JPH0631636Y2 (ja) 回路しや断器
JPH0414958Y2 (ja)
JP2000114739A (ja) 電気接続箱
JPH0334947Y2 (ja)