JPS6351532A - 鋼矢板の防食カバ−取着構造 - Google Patents

鋼矢板の防食カバ−取着構造

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Publication number
JPS6351532A
JPS6351532A JP19214686A JP19214686A JPS6351532A JP S6351532 A JPS6351532 A JP S6351532A JP 19214686 A JP19214686 A JP 19214686A JP 19214686 A JP19214686 A JP 19214686A JP S6351532 A JPS6351532 A JP S6351532A
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JP
Japan
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cover
steel sheet
corrosion
sheet pile
sheet piles
Prior art date
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Pending
Application number
JP19214686A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunari Shintani
新谷 一成
Katsuhiko Kashiwagi
勝彦 柏木
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Li上立肌皿上1 本発明は、護岸工事、築堤工事等のために水底に打設さ
れた複数枚の鋼矢板の表面を覆う防食カバー取着構造に
1!!するものである。
支釆且韮 複数枚の鋼矢板を水底にFJ設して護岸工事、築堤工事
等を行う手法は周知である。ところが、水中から水面上
に伸長する鋼矢板は、特に水面に近い水中の所定範囲お
よび水面上での飛沫を受ける範囲で多聞の赤錆が発生ず
る。これは、酸素の供給が盛んに行われ、それ故酸素1
lrf1.の高い水深範囲おJ:び飛沫範囲に位置する
部分と、より大ぎな水深範囲に位置する部分との間で局
部電池が生じ、曲者が局部カソードとなり、後者が局部
アノードとなって、局部アノードからFe2+/%溶は
出し、局部カソードにFe OOH(赤錆)となって付
着するからである。この腐食を防ぐには、局部カソード
となる範囲で鋼矢板の表面を防食カバーで覆い、局部電
池が生じない様にするのが有効であり、従来より防食カ
バーの取着構造について種々の提案がなされている。
第4図に示した例は、モルタルを用いた例であって、波
形に組合わされた鋼矢板01の表面に沿い小間隔を置い
て波形形状の防食カバー02を設け、該間隔部分にモル
タル04を注入、硬化させたものである(図中、03は
防食カバー02の連結部を示している)。
第5図に示した例は、その裏面全体に粘着性の防食剤0
6が付された波形形状の防食カバー05を用い、これを
連結部07にて複数枚組合わせ、ボルト08をもって鋼
矢板01の表面に固定したものである。
また、第6図に示した例は、第5図の変形例であって、
その裏面全体に粘着性の防食剤01が付されたほぼ口字
形の防食カバー09を用い、これを連結部011にて突
き合せ、鋼板012を併用しポル1〜013をもって鋼
矢板01の表面に固定したものである。
°°シよ〜と る口 ところが、第4図に示す様なモルタル工法にJ3いては
、防食カバー02を水底に打設された鋼矢板01の表面
に沿って配設し、さらにモルタルを注入する作業が繁雑
であり、作業能率が悪く、施工経費が高価になるだけで
なく、防nカバー02の支持構造が複雑であって、また
モルタルを注入づ゛る際、防食カバーの上端からモルタ
ルが溢流して水を汚染する可能性がある。
一方、第5図、第6図に示す粘着性防食剤を用いた工法
では、予め形状付与された防食カバー05゜09を鋼矢
板01の表面に粘着させる関係上、各鋼矢板を水底に打
込む際に該鋼矢板に生ずる変形、各鋼矢板の製造時にお
ける寸法のばらつき、あるいは各鋼矢板相方の連結部に
生ずる位置ずれに対処するのが難しく、作業能率が著し
く損なわれ、施工経費が高価になる不利がある。
1J!  をr するための二二。
本発明の目的は、構造が簡単で施工が容易な鋼矢板の防
食カバー取着構造を提供する点にある。
この目的は、凹凸波板形状を成して水底に打設された複
数枚の鋼矢板の防食域を覆って防食カバーを取着する防
食カバー取着構造であって、鋼矢板の凹表面または凸表
面に防食カバー取着用支持板を固着しておき、鋼矢板の
凹表面を覆う一対のカバー要素と、同じく凸表面を覆う
他の一対のカバー要素との交互組合せ体として防食カバ
ーを形成し、各カバー要素を、その一辺にて、鋼矢板の
連結線と平行に小間隔を置いて相互に突き合せた形態で
、前記凹表面に付された支持板または凸表面に付された
支持板のいずれか一方に固定し、その実面全体に付され
た粘着性防食剤をもって鋼矢板の表面に接着せしめ、か
つ各カバー要素の相互突き合せ小間隔部に樹脂材を充填
することによって達成される。
支JLJ 以下、第1図ないし第3図に示した本発明の一実施例に
ついて説明する。
第1図は、鋼矢板10.12の交互連結凹凸波板形状体
として水底に打設された鋼矢板組立壁を要部斜視図とし
て示している(図中、Wは水面を示す)。鋼矢板組立壁
をその片面側から見ると、鋼矢板10の凹面および鋼矢
板12の凸面を見ることができ、水面Wに対応して、螺
子孔16が形成された防食カバー取着用鋼製支持板14
が、各鋼矢板10の凹表面および各鋼矢板12の凸表面
に沿って縦向き姿勢で溶接固着く符号A参照)されてい
る。
また、水面Wに対応して鋼矢板組立壁を覆う防食カバー
18は、FRP等の樹脂材製であって、鋼矢板10の凹
表面を覆う一対のカバー要素20△。
203と、鋼矢板12の凸表面を覆う一対のカバー要素
24A、 243との交互組合せ体として形成され、各
カバー要素20A、 20B、 24A、 24Bの裏
面全体に、淡水中、海水中で鋼材、コンクリート材に対
して粘着する防食剤(例、ブヂルゴム系粘着剤)28が
付されている。そして、各カバー要120A。
20B、 24A、 24Bは、それぞれその一辺が、
複数の舌片22A、 228.26A、 26Bを有す
るジグザグ形状になされ、他の一辺が直線形状になされ
ている。各舌片22A、 22B・・・には、横長の螺
着用間口Bが形成されており、カバー要素2OA、 2
0B、およびカバー要素24A、 24Bの各ジグザグ
形状を成す一辺を小間隔を置いて相互噛み合せ形態で突
き合せた状態で、座金32を併用したボルト30を、各
舌片22A、 22B、 26A、 26Bの開口Bを
量適させ、支持板14の螺子孔16に螺入することによ
って、各カバー要素2OA、 20B、 24△、24
Bが固定される。
この状態で、防食剤28は、鋼矢板10.12の表面お
よび支持板14部分の表面に粘着し、かつカバー要素2
0Aの他辺とカバー要素24Bの他辺、カバー要素24
Aの他辺とカバー要素20Bの他辺がそれぞれ小間隔を
置いて突き合せ状に対向する。
さらに、各カバー要素の突き合せ部C,D、Eに生ずる
小間隔部分には、エポキシ樹脂の如き樹脂材34が充填
される。
本実施例は前記の様に構成されており、鋼矢板10、1
2を複数枚組合せて成る鋼矢板組立壁の水接触側表面を
、水面Wに対応して防食カバー18で覆い、粘着性の防
食剤28をもって接着するとともに、各カバー要素20
A、 20B、・・・の相互突き合せ間隔部に樹脂材3
4を充填することにより、防食カバー18と鋼矢板10
.12との間への水の浸入を防いだため、所謂局部電池
礪構による鋼矢板10.12の腐食が効果的に防止され
る。
そして、本実施例においては、鋼矢板10の凹表面、お
よび鋼矢板12の凸表面を各一対のカバー要素で覆い、
カバー要素相互を小間隔を置いて突き合せ、かつ各カバ
ー要素をその一辺にて鋼矢板10゜12に固定する構造
を採用したため、構造が@単であるだけでなく、鋼矢板
10.12の製造寸法の変動、水底に打ち込む際に生ず
るその変形、および鋼矢板10.12の連結関係で生ず
る寸法変動を小間隔部ないしは横長の螺着用開口Bで吸
収させて能率の良い取着作業を行うことができる。特に
、留意すべきは、淡水中、海水中で鋼材、コンクリート
材に粘着し得る防食剤28を各カバー要素の裏面全体に
付した点であり、該防食剤28をもって鋼矢板10゜1
2に対して各カバー要素を接着することにより、その舌
片22.26部を固定するだけで各カバー要素を確実に
保持できる構造を可能にした。
さらにまた、一部のカバー要素が損傷を受けた場合には
、その部分のみを簡単に取り換えることができ、保守、
管理が容易になる利点も得られる。
l匪立匁] 以上の説明から明らかな様に、凹凸波板形状を成して水
底に打設された複数枚の鋼矢板の防食域を覆って防食カ
バーを取着する防食カバー取着構造であって、鋼矢板の
凹表面または凸表面に防食カバー取着用支持板を固着し
ておき、鋼矢板の凹表面を覆う一対のカバー要素と、同
じ(凸表面を覆う他の一対のカバー要素との交互組合せ
体として防食カバーを形成し、各カバー要素を、その一
辺にて、鋼矢板の連結線と平行に小間隔を置いて相互に
突き合せた形態で、前記凹表面に付された支持板または
凸表面に付された支持板のいずれか一方に固定し、その
裏面全体に付された粘着性防食剤をもって鋼矢板の表面
に接着せしめ、かつ各カバー要素の相互突き合せ小間隔
部に樹脂材を充填しτ成る鋼矢板の防食カバー取着構造
が提案された。
この構造では、鋼矢板の凹表面を覆う一対のカバー要素
と、同じく凸表面を覆う他の一対のカバー要素との交互
組合せ体として防食カバーを形成したため、鋼矢板の製
造寸法の変動、水底に打ち込む際に生ずるその変形、お
よび鋼矢板相互の連結関係で生ずる寸法変動に対処する
ことができ、また各カバー要素をその裏面に付した水中
粘着性の防食剤をもって鋼矢板の表面に接着することに
より、各カバー要素をその一辺にて鋼矢板に固定するこ
とが可能になり、取着構造が簡単で、取着作業を能率良
く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る防食カバー取着構造を
示す要部斜視図、第2図はその要部断面図、第3図は同
じくその分解斜視図、第4図ないし第6図はそれぞれ公
知に係る防食カバー取着構造を示ず要部斜視図である。 10・・・鋼矢板、12・・・鋼矢板、14・・・支持
板、1G・・・螺子孔、18・・・防食カバー、20A
、20[3・・・カバー要素、22A、 22B・・・
舌片、24Δ、24B・・・カバー要素、26A、 2
6B・・・舌片、28・・・防食剤、30・・・ボルト
、32・・・座金、34・・・樹脂材。 第1図 第2図 第 3 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 凹凸波板形状を成して水底に打設された複数枚の鋼矢板
    の防食域を覆って防食カバーを取着する防食カバー取着
    構造において、 前記鋼矢板は、継手線の存在しないその凹表面または凸
    表面に防食カバー取着用支持板が固着されており、 前記防食カバーは、鋼矢板の凹表面を覆う一対のカバー
    要素と、同じく凸表面を覆う他の一対のカバー要素との
    交互組合せ体であって、各カバー要素が、その一辺にて
    、鋼矢板の連結線と平行に小間隔を置いて相互に突き合
    された形態で、前記凹表面に付された支持板または凸表
    面に付された支持板のいずれか一方に固定されるととも
    に、その裏面全体に付された水中粘着性防食剤により鋼
    矢板の表面に接着され、かつ各カバー要素の相互突き合
    せ小間隔部に樹脂材が充填されていることを特徴とする
    鋼矢板の防食カバー取着構造。
JP19214686A 1986-08-19 1986-08-19 鋼矢板の防食カバ−取着構造 Pending JPS6351532A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020133111A (ja) * 2019-02-13 2020-08-31 ジオスター株式会社 土留壁及びその構築方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020133111A (ja) * 2019-02-13 2020-08-31 ジオスター株式会社 土留壁及びその構築方法

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