JPS6351154B2 - - Google Patents

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JPS6351154B2
JPS6351154B2 JP55094082A JP9408280A JPS6351154B2 JP S6351154 B2 JPS6351154 B2 JP S6351154B2 JP 55094082 A JP55094082 A JP 55094082A JP 9408280 A JP9408280 A JP 9408280A JP S6351154 B2 JPS6351154 B2 JP S6351154B2
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JP
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carbon atoms
group
formula
alkyl group
addition salts
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JP55094082A
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Gyoomu Jatsuku
Nedoretsuku Ryushian
Deyumon Kuroodo
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Sanofi Aventis France
Original Assignee
Roussel Uclaf SA
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Publication date
Application filed by Roussel Uclaf SA filed Critical Roussel Uclaf SA
Publication of JPS5615282A publication Critical patent/JPS5615282A/ja
Publication of JPS6351154B2 publication Critical patent/JPS6351154B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D209/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D209/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom condensed with one carbocyclic ring
    • C07D209/04Indoles; Hydrogenated indoles
    • C07D209/08Indoles; Hydrogenated indoles with only hydrogen atoms or radicals containing only hydrogen and carbon atoms, directly attached to carbon atoms of the hetero ring
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • A61P1/08Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system for nausea, cinetosis or vertigo; Antiemetics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/18Antipsychotics, i.e. neuroleptics; Drugs for mania or schizophrenia
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    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
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  • Psychiatry (AREA)
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Hydrogenated Pyridines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、テトラヒドロピリジルインドールの
新規なN―置換誘導体及びそれらの塩、これらの
製造法並びにそれらを含有する製薬組成物に関す
る。 しかして、本発明の主題は、次の一般式 (ここで、Xは1〜6個の炭素原子を含有する
アルキル基、4〜7個の炭素原子を含有するシク
ロアルキルアルキル基、アルキル基が2〜5個の
炭素原子を含有するヒドロキシアルキル基又はア
ルキル基が1〜5個の炭素原子を含有するフエノ
キシアルキル基を表わし、 Rは水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、アミ
ノ基、トリフルオルメチル基又はメチルチオ基を
表わし、 そしてRが水素原子、ハロゲン原子を表わすな
らばXは必然的に前記のようなヒドロキシアルキ
ル基又はフエノキシアルキル基を表わすものとす
る) に相当することを特徴とするテトラヒドロピリジ
ルインドールの新規なN―置換誘導体及びそれら
の無機又は有機酸との付加塩にある。 一般式及び以下において、用語「1〜6個の
炭素原子を含有するアルキル基」は、例えばメチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、
イソブチル、ペンチル又はイソペンチル基を表わ
し、用語「4〜7個の炭素原子を含有するシクロ
アルキルアルキル基」は、例えばシクロプロピル
メチル基を表わし、用語「アルキル基が2〜5個
の炭素原子を含有するヒドロキシアルキル基」
は、例えば、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロ
ピル、ヒドロキシブチル又はヒドロキシペンチル
基を表わし、用語「アルキル基が1〜5個の炭素
原子を含有するフエノキシアルキル基」は、例え
ば、フエノキシメチル、フエエノキシエチル、フ
エノキシプロピル、フエノキシブチル又はフエノ
キシペンチル基を表わし、ハロゲン原子はふつ
素、塩素又は臭素原子である。 置換基Rはインドール上の全ての位置に存在で
きるが、好ましくは5又は6―位置に、特に5―
位置にある。 無機又は有機酸との付加塩は、例えば、塩酸、
臭化水素酸、硝酸、硫酸、りん酸、酢酸、ぎ酸、
プロピオン酸、安息香酸、マレイン酸、フマル
酸、こはく酸、酒石酸、くえん酸、しゆう酸、グ
リオキシル酸、アスパラギン酸、メタン又はエタ
ンスルホン酸のようなアルカンスルホン酸、ベン
ゼン又はp―トルエンスルホン酸のようなアリー
ルスルホン酸、アリールカルボン酸で形成された
塩であつてよい。 本発明の主題をなす化合物の中でも、特に、前
記の式においてXがアルキル基が2〜5個の炭
素原子を含有するヒドロキシアルキル基を表わ
し、Rが既に示した意味を有することを特徴とす
る式に相当する誘導体及びそれらの無機又は有
機酸との付加塩があげられる。また、前記の式
においてXがアルキル基が1〜5個の炭素原子を
含有するフエノキシアルキル基を表わし、Rが既
に示した意味を有することを特徴とする式に相
当する誘導体及びそれらの無機又は有機酸との付
加塩、並びにXが1〜6個の炭素原子を含有する
アルキル基又は4〜7個の炭素原子を含有するシ
クロアルキルアルキル基を表わし、Rが既に示し
た意味を有することを特徴とする式に相当する
誘導体及びそれらの無機又は有機酸との付加塩を
あげることができる。 本発明の主題をなす誘題体の中でも、特に、実
施例に記載の誘導体、そのうちでも特に、5―ニ
トロ―3―(1―プロピル―1,2,3,6―テ
トラヒドロピリド―4―イル)―1H―インドー
ル塩酸塩があげられる。 また、本発明は、Xがアルキル基が2〜5個の
炭素原子を含有するヒドロキシアルキル基を表わ
し且つRが既に示した意味を有する前記の式の
誘導体及びそれらの無機又は有機酸との付加塩を
製造する方法であつて、次式 (ここで、Rは既に示した意味を有する) の化合物を次式 Ha1―X′ 〔ここで、Ha1は塩素、臭素又はよう素原子を
表わし、X′は次式 (ここで、nは2,3,4又は5に等しい整数
を表わす) のテトラヒドロピラニルオキシアルキル基を表わ
す〕 のハロゲン化物と反応させて次式 (ここで、X′及びRは既に示した意味を有す
る)の生成物を得、式Vの生成物を加水分解して
所望の式の生成物を得、これを単離し、必要な
らば酸で処理してその塩を形成させることを特徴
とする前記の式の誘導体及びそれらの付加塩の
製造法にある。 本発明を実施する好ましい条件下では、前記の
式の誘導体の製造法は、下記の点で特徴づけら
れる。 式の化合物と式のハロゲン化物との反応
は、イソブチルメチルケトンのような有機溶媒中
で炭酸ナトリウムの存在下に行なわれる。 式Vの生成物の加水分解は、メタノール又はエ
タノールのようなアルカノールの塩酸溶液を用い
て行なわれる。 また、本発明の主題は、Xが、アルキル基が1
〜5個の炭素原子を含有するフエノキシアルキル
基、1〜6個の炭素原子を含有するアルキル基又
は4〜7個の炭素原子を含有するシクロアルキル
アルキル基、を表わし且つRが既に示した意味を
有する前記の式の誘導体及びそれらの無機又は
有機酸との付加塩を製造する方法であつて、次式 (ここで、Rは既に示した意味を有する) の化合物を次式 Ha1―X″ ′ (ここで、Ha1は塩素、臭素又はよう素原子を
表わし、 X″が1〜6個の炭素原子を含有するアルキル
基、4〜7個の炭素原子を含有するシクロアルキ
ルアルキル基、又はアルキル基が1〜5個の炭素
原子を含有するフエノキシアルキル基を表わす) のハロゲン化物と反応させて所望の式の生成物
を得、これを単離し、必要ならば酸で処理してそ
の塩を形成することを特徴とする前記の式の誘
導体及びそれらの塩の製造法にある。 本発明を実施する好ましい条件下では、前記の
製造法は、次の点で特徴づけられる。 式の化合物と式′のハロゲン化物との反応
は、ジメチルホルムアミドのような有機溶媒中で
炭酸ナトリウムの存在下に行なわれる。また、反
応は、アセトン又はイソブチルメチルケトン中で
酸化銀、炭酸ナトリウム又はトリエチルアミンの
存在下に行なうこともできる。 式の誘導体は性質が塩基性である。式の誘
導体の酸との付加塩は、式の誘導体と無機又は
有機酸とを実質上化学量論的割合で反応させるこ
とによつて有利に製造することができる。塩は、
対応する塩基を単離することなく製造することが
できる。 本発明の主題をなす誘導体は、非常に有益な薬
理学的性質を持つている。特に、それらは顕著な
神経弛緩性、抗精神病性及び制吐性を付与されて
いる。 これらの性質は、実験の部でさらに例示する。 これらの性質は、式のテトラヒドロピリジル
インドールのN―置換誘導体及びそれらの製薬上
許容できる塩を薬剤として使用することを正当化
させるものである。 したがつて、本発明の主題は、式により規定
されるテトラヒドロピリジルインドールのN―置
換誘導体及びそれらの製薬上許容できる酸との付
加塩の薬剤としての使用にある。 本発明の主題をなす薬剤の中でも、Xがアルキ
ル基が2〜5個の炭素原子を含有するヒドロキシ
アルキル基を表わし且つRが既に示した意味を有
する式に相当するテトラヒドロピリジルインド
ールのN―置換誘導体及びそれらの製薬上許容で
きる酸との付加塩; Xがアルキル基が1〜5個の炭素原子を含有す
るフエノキシアルキル基を表わし且つRが既に示
した意味を有する式に相当する誘導体及びそれ
らの製薬上許容できる酸との付加塩; Xが1〜6個の炭素原子を含有するアルキル
基、4〜7個の炭素原子を含有するシクロアルキ
ルアルキル基、を表わし、Rがニトロ、アミノ又
はメチルチオ基を表わし且つR1及びR2が既に示
した意味を有する式に相当する誘導体及びそれ
らの製薬上許容できる酸との付加塩 よりなることを特徴とする薬剤をあげることがで
きる。 本発明の主題をなす薬剤の中でも、特に化合物
名が5―ニトロ―3―(1―プロピル―1,2,
3,6―テトラヒドロピリド―4―イル―1H―
インドール塩酸塩である誘導体があげられる。 本発明に従う薬剤は、例えば、精神障害、行動
障害、性格障害の処置並びに嘔吐及び嘔気の処置
に医薬として使用される。 通常の薬用量は、使用される誘導体、処理する
患者及び対象により変化するが、例えば男性の場
合に経口投与で1日当り5mg〜200mgとすること
ができる。 最後に、本発明の主題は、前記の誘導体の少な
くとも1種又はそれらの製薬上許容できる酸との
付加塩の少なくとも1種を活性成分として含有す
る製薬組成物にある。 式に相当する誘導体並びにその製薬上許容で
きる酸付加塩は、消化器又は非経口的経路のため
に意図された製薬組成物に配合することができ
る。 これらの製薬組成物は、例えば、固体又は液体
であつてよく、そして医薬として慣用されている
製薬形態、例えば錠剤又は糖衣錠、ゼラチンカプ
セル、顆粒、坐薬及び注射用調合物として提供さ
れる。これらは通常の方法により製造される。活
性成分は、これらの製薬組成物に慣用されている
補助剤、例えばタルク、アラビアゴム、ラクトー
ス、でん粉、ステアリン酸マグネシウム、ココア
バター、水性又は非水性ビヒクル、動物又は植物
起源の脂肪物質、パラフイン誘導体、グリコー
ル、各種の湿潤、分散又は乳化剤及び(又は)保
存剤と混合することができる。 式の化合物は、知られていないときは、次式 (ここで、Rは既に示した意味を有する) 化合物と4―ピペリドン塩酸塩を、好ましくはア
ルカリ媒体中で反応させることによつて製造する
ことができる。 本発明を実施する好ましい条件下では、式の
化合物と4―ピペリドン塩酸塩との反応は2Nメ
タノール水酸化カリウム溶液中で行なわれる。 このような製造例は以下の実験の部に示す。 Rがメチルチオ基を表わす式の化合物は、次
のインドールを銅メルカプテートと反応させるこ
とによつて製造することができる。 このような製造の例は、以下の実験の部に示
す。 ここで、本発明の実施例を示すが、これらは本
発明を何ら制限するものではない。 例1:5―メチルチオ―3―(1―プロピル―
1,2,3,6―テトラヒドロ―4―ピリジ
ル)―1H―インドール塩酸塩 7gの5―メチルチオ―3―(1,2,3,6
―テトラヒドロ―4―ピリジル)―1H―インド
ール、6gの炭酸ナトリウム及び4.2c.c.のよう化
プロピルを160c.c.のジメチルホルムアミドに加え
てなる懸濁液を周囲温度で4時間かきまぜる。反
応終了後、得られた混合物を水を注加し、過
し、水洗し、乾燥する。 7.1gの黄色結晶質固体を単離し、これをイソ
プロパノールから再結晶すると6gの融点176℃
の黄色結晶を与える。 塩酸塩の製造 5gの塩基を300c.c.の酢酸エチルに懸濁させ、
懸濁液を0〜5℃に冷却し、塩酸酢酸エチル溶液
を加え、混合物を過し、酢酸エチルで洗い、乾
燥し、500c.c.のイソプロパノールと100c.c.のメタノ
ールとの混合物から再結晶し、5.2gの黄色結晶
を得る。融点236℃。 分 析 C17H22N2S.HCl=322.9 計算 実測 C%=63.24 63.4 H%= 7.18 7.2 N%= 8.67 8.5 S%= 9.93 9.9 Cl%=10.98 11.1 出発物質の5―メチルチオ―3―(1,2,
3,6―テトラヒドロ―4―ピリジル)―1H―
インドールは、次のように製造することができ
る。 a 5―メチルチオ―1H―インドール 22.7gの5―ブロム―1H―インドールを230c.c.
のキノリン、34c.c.の無水ピリジン及びび16gの銅
メチルメルカプテート〔Engelhardtによる方法
(J.Med.Chem.、329(1968))によつて製造〕と
ともにかきまぜながら5時間還流させ、混合物を
冷却し、1の2N塩酸と1の酢酸エチル中で
沈殿させ、過し、デカンテーシヨンし、2N塩
酸で、次いで塩水で洗い、乾燥し、溶媒を減圧下
に40℃で追出し、17.8gの粗生成物を回収し、こ
れをシリカでクロマトグラフイーし、シクロヘキ
サン/ベンゼン混合物(1:1)で溶離し、
11.75gの所期生成物を得る。 UVスペクトル(エタノール) Max.:225nm E1% 1cm=1812 ε=29400 Inf1.:250nm =710 Inf1.:278nm =249 Inf1.:294nm =188 Inf1.:310nm =98 b 5―メチルチオ―3―(1,2,3,6―テ
トラヒドロ―4―ピリジル)―1H―インドー
ル 上記工程で得られた生成物を22.1gの4―ピペ
リドン塩酸塩水和物と108c.c.の2Nメタノール性水
酸カリウムとともに不活性雰囲気下にかきまぜ、
得られた懸濁液を16時間還流せしめ、冷却し、こ
の混合物を1の氷冷水に注加し、15分間かきま
ぜ、過し、水洗し、乾燥し、酢酸エチルとメタ
ノールとの混合物(10:3)で再結晶し、14.8g
の黄色結晶を得る。融点210℃。 例2:5―ニトロ―3―(1―プロピル―1,
2,3,6―テトラヒドロピリド―4―イル)
―1H―インドール塩酸塩 11.2gの5―ニトロ―3―(1,2,3,6―
テトラヒドロピリド―4―イル)―1H―インド
ール塩酸塩を140c.c.のジメチルホルムアミド、
12.72gの炭酸ナトリウム及び6.4c.c.のよう化プロ
ピルとともに周囲温度で不活性雰囲気下に5時間
30分かきまぜ、この混合物を300c.c.の蒸留水で希
釈し、結晶化させ、1時間かきまぜ、分離し、水
洗し、次いで25c.c.の50%エタノールで洗い、乾燥
し、11.5gの結晶(融点164℃)を回収し、これ
をシリカでクロマトグラフイーし、クロロホル
ム/アセトン混合物(8:2)で溶離する。9.5
gの結晶を得る。融点172℃。 塩酸塩の製造 6.13gの上で得られた塩基を150c.c.のエタノー
ルに懸濁させ、懸濁液を冷却し、塩酸をかきまぜ
ながらPH=1まで加え、混合物を不活性雰囲気下
に40分間かきまぜ、分離し、エタノールで洗い、
乾燥し、6.90gの所期生成物を回収し、これを20
%の水を含むエタノールから再結晶する。5.85g
の結晶を得る。融点240〜242℃。 分 析 C16H19N3O2.HCl:321.814 計算 実測 C%=59.71 59.6 H%= 6.26 6.2 Cl%=11.01 11.1 N%=13.05 12.9 5―ニトロ―3―(1,2,3,6―テトラヒ
ドロピリド―4―イル)―1H―インドール塩酸
塩は、次のように製造することができる。 7.7gの5―ニトロ―1H―インドールを225c.c.
の塩酸飽和エタノール及び22.5gの水和4―ピペ
リドン塩酸塩とともに窒素雰囲気下に3時間還流
させ、次いでこの混合物を周囲温度で1時間、次
いで0℃で1時間かきまぜ、過し、冷エタノー
ル、酢酸エチル、次いでエーテルで洗い、14gの
粗製の所期生成物を得る。 得られた14gの生成物を600c.c.のメタノール/
水混合物(1:1)より再結晶し、次いで0〜+
5℃で一夜放置し、過し、メタノールで洗い、
乾燥し、9.8gの純粋な所期生成物を得る。融点
275℃。 分 析 C13H14ClN3O2=279.733 計算 実測 C%=55.82 56.0 H%= 5.04 5.1 Cl%=12.68 12.8 N%=15.02 14.7 例3:3―(1―プロピル―1,2,3,6―テ
トラヒドロピリド―4―イル)―1H―インド
ール―5―アミン塩酸塩 例1及び2の生成物の製造に用いたのと同じ方
法を用い、5―アミノインドールより出発して3
―(1―プロピル―1,2,3,6―テトラヒド
ロピリド―4―イル)―1H―インドール―5―
アミン塩酸塩を製造した。融点265℃。 分 析 C12H22N3Cl=291.891 計算 実測 C%=65.85 65.9 H%= 7.59 7.7 N%=14.39 14.1 Cl%=12.15 12.1 例4:5―クロル―3―〔1―(2―フエノキシ
エチル)―1,2,3,6―テトラヒドロピリ
ド―4―イル〕―1H―インドール塩酸塩 8gの5―クロル―3―〔1,2,3,6―テ
トラヒドロピリド―4―イル〕―1H―インドー
ルを80c.c.のジメチルホルムアミドに溶解してなる
溶液を7.5gの炭酸ナトリウム及び9gのβ―ブ
ロムフエネトールとともに不活性雰囲気下に50℃
で2時間かきまぜ、次いで周囲温度に冷却し、
400c.c.の蒸留水でゆつくりと希釈し、さらに30分
間かきまぜ、分離し、水洗し、次いでエタノー
ル/水混合物(1:1)で洗い、乾燥し、14gの
粗生成物を回収する。 15.8gの上で得た生成物をシリカカラムでクロ
マトグラフイーし、クロロホルム/アセトン/ト
リエチルアミン混合物(6:3:1)で溶離す
る。得られた生成物をエタノールから再結晶し、
11.53gの生成物を得る。 塩酸塩の製造 上で得た生成物を500c.c.のエタノールに懸濁さ
せ、塩酸エタノール溶液を酸性PHとなるまで滴下
し、沈殿を加熱しながら再溶解し、生じた溶液を
過し、半分に濃縮し、結晶化させ、結晶を分離
し、エタノールで洗い、乾燥する。12.1gの生成
物(融点190℃)を回収し、これをエタノールか
ら再結晶して9.25gの生成物を得る。融点180℃、
次いで220℃。 分 析 C21H22Cl2N2O=389.3 計算 実測 C%=64.78 64.1 H%= 5.70 6.0 N%= 7.20 6.9 出発物質の5―クロル―3―(1,2,3,6
―テトラヒドロピリド―4―イル)―1H―イン
ドールは、フランス国特許第2362628号に記載の
ようにして製造することができる。 例5:4―(1H―インドール―3―イル)―3,
6―ジヒドロ―1―(2H)―ピリジルエタノ
ールの中性しゆう酸塩 工程A:3―〔1―〔2―(2―テトラヒドロピ
ラニルオキシ)エチル〕―1,2,3,6―テ
トラヒドロピリド―4―イル〕―1H―インド
ール 70c.c.のイソブチルメチルケトンに100℃で溶解
した6.93gの3―(1,2,3,6―テトラヒド
ロピリド―4―イル)―1H―インドール(フラ
ンス国特許第2362628号に記載)を11.13gの炭酸
ナトリウム及び14c.c.の2―〔(2―クロルエチル)
オキシ〕テトラヒドロ―2H―ピランとともに不
活性雰囲気下にかきまぜながら5時間30分間還流
させ、次いで冷却させ、氷冷水に注加する。 酢酸エチルで抽出し、水洗し、塩水で洗い、乾
燥し、蒸発乾固し、9.9gの結晶性固体を回収し、
これをシリカでクロマトグラフイー(溶離液はク
ロロホルム/アセトン/トリエチルアミン85:
10:5)して精製し、7.85gの結晶を得る。融点
135℃。 工程B:4―(1H―インドール―3―イル)―
3,6―ジヒドロ―1―(2H)―ピリジルエ
タノールの中性しゆう酸塩 上記の工程で得た生成物を156c.c.の95゜エタノー
ルに導入、15.6c.c.の6N塩酸を加え、この混合物
の不活性雰囲気下に3時間30分かきまぜ、得られ
た混合物を1の水に注加し、10c.c.の水酸化ナト
リウム溶液を加え、この混合物を過し、得られ
た結晶を水洗する。これを減圧下に乾燥し、
4.068gの結晶を得る。融点164〜165℃。 中性しゆう酸塩の製造 3.815gの上で得た生成物を200c.c.のエタノール
に溶解し、992mgのしゆう酸を加え、得られた結
晶を1.5のエーテルに還流しながら再溶解し、
これを熱過し、溶液を濃縮し、ゆつくりと結晶
化させ、分離し、エタノールで洗い、3.245gの
所期生成物を得る。融点197〜200℃。 分 析 C32H38N4O6=574.683 計算 実測 C%=66.88 66.6 H%= 6.66 6.6 N%= 9.74 9.6 例6:3―(1―シクロプロピルメチル)―1,
2,3,6―テトラヒドロピリド―4―イル―
5―ニトロ―1H―インドール塩酸塩 11.88gの5―ニトロ―3―(1,2,3,6
―テトラヒドロピリド―4―イル)―1H―イン
ド―ル塩酸塩を148c.c.のジメチルホルムアミド、
12.72gの炭酸ナトリウム及び4.8c.c.のクロルメチ
ルシクロプロパンとともに約70℃で不活性雰囲気
下に23時間かきまぜ、この混合物を冷却せしめ、
450c.c.の蒸留水を加え、この混合物を1時間かき
まぜ、分離し、水洗し、乾燥し、10.8gの粗生成
物を回収し、これをシリカでクロマトグラフイー
(溶離液はクロロホルム/アセトン/トリエチル
アミン6:3:1)し、8.3gの所期生成物を得
る。融点187〜188℃。 塩酸塩の製造 8.7gの上記のように得た塩基を130c.c.のエタノ
ールに懸濁させ、懸濁液を冷却し、塩酸エタノー
ルをかきまぜなぜながらPH1まで加え、この混合
物を不活性雰囲気下に2時間かきまぜ、分離し、
エタノールで洗い、乾燥し、9.55gの所期生成物
を回収し、これをメタノールより再結晶し、7.2
gの結晶を得る。融点253〜255℃。 分析:C17H20ClN3O2=333.826 計算:C%61.16 H%6.03 Cl%10.62 N
%12.58 実測: 61.5 6.1 10.9
12.4 例7:4―(5―クロル―1H―インドール―3
―イル)―1,2,3,6―テトラヒドロ―1
―(2H)―ピリジルプロパノールの中性しゆ
う酸塩 工程A:3―〔1―〔3―(2―テトラヒドロピ
ラニルオキシ)プロピル〕―1,2,3,
6―テトラヒドロピリド―4―イル〕―
1H―インドール 120c.c.のイソブチルメチルケトンに溶解した
11.6gの5―クロル―3―(1,2,3,6―テ
トラヒドロピリド―4―イル)―1H―インドー
ルを15.9gの炭酸ナトリウム及び22c.c.の3―
〔(3―クロルプロピル)オキシ〕テトラヒドロ―
2H―ピランとともに不活性雰囲気下にかきまぜ
ながら24時間100〜105℃に加熱し、次いで冷却
し、500c.c.の水に注加する。 この混合物を1時間かきまぜ、酢酸エチルで抽
出し、水洗し、塩水で洗い、乾燥し、蒸発乾固
し、29.6gの結晶質生成物を回収し、これをシリ
カでクロマトグラフイー(溶離液はクロロホル
ム/アセトン/トリエチルアミン6:3:1)し
て精製し、13.1gの結晶を得る。融点161℃。 工程B:4―(5―クロル―1H―インドール―
3―イル)―1,2,3,6―テトラヒドロ―
1―(2H)―ピリジルプロパノールの中性し
ゆう酸塩 上記工程で得られた生成物を290c.c.の95゜エタノ
ールに導入し、71.5gの2N塩酸を加え、全体を
不活性雰囲気下に4時間かきまぜ、得られた混合
物を500c.c.の水に注加し、これを水酸化ナトリウ
ムでアルカリ性となし、1時間かきまぜ、過
し、得られた結晶を水洗する。これを減圧下に乾
燥し、7.7gの結晶を得る。融点161〜162℃。 中性しゆう酸塩の製造 7.7gの上で得た生成物を77c.c.のエタノールに
溶解し、16c.c.にエタノールに溶解した1.66gのし
ゆう酸を加え、全体を不活性雰囲気下にかきま
ぜ、分離し、エタノールで洗い、蒸留水から再結
晶し、分離し、洗い、乾燥し、7.11gの所期生成
物を得る。融点195℃、217℃。 分析:C34H40Cl2N4O6=671.627 計算:C%60.80 H%6.00 Cl%10.55
N%8.34 実測: 60.7 6.0 10.8
8.2 例 8 下記の処方に相当する錠剤を製造した。 5―ニトロ―3―(1―プロピル―1,2,
3,6―テトラヒドロピリド―4―イル)―
1H―インドール塩酸塩 ……30mg 補助剤……1錠100mgとするに要する量(補助
剤の詳細:ラクトース、でん粉、タルク、ステ
アリン酸マグネシウム) 例 9 下記の処方に相当する錠剤を製造した。 4―(1H―インドール―3―イル)―3,6
―ジヒドロ―1―(2H)―ピリジルエタノー
ルの中性しゆう酸塩 ……30mg 補助剤……1錠100mgまでとするに要する量
(補助剤の詳細:ラクトース、でん粉、タルク、
ステアリン酸マグネシウム) 例 10 下記の処方に相当する錠剤を製造した。 5―メチルチオ―3―(1―プロピル―1,
2,3,6―テトラヒドロ―4―ピリジル)―
1H―インドール塩酸塩 ……50mg 補助剤……1錠100mgまでとするに要する量
(補助剤の詳細:ラクトース、でん粉、タルク、
ステアリンン酸マグネシウム) 薬理学的研究 1 アンフエタミンによる常同症の拮抗作用 この試験は体重150〜180gの5匹の雄のラツト
よりなるいくつかのバツチに対して行なう。各動
物を若干の木削片を入れた格子状のかご(29×25
×17cm)にそれぞれ入れる。 被検化合物の投与と8mg/Kgのデキサアンフエ
タミン硫酸塩の腹腔内注射との間の1時間にわた
つて観察する。 次いで、Halliwell氏外の下記のような評点法
(Brit.J.Pharmacol.23、330〜350(1964))を使用
して5時間にわたり半時間ごとに動物の挙動を記
録する。即ち、動物が眠つている(0)、目をさ
ましているが動かない(1)、かごの中でひつくりか
える(2)、かごの頂部で鼻をくんくんさせる(3)、か
ごの壁をなめる(4)、歯で木削片又はかごの棒に触
れる(5)、木削片又はかごの棒をかみ切る(6)。 常同症の強さは、時間ごとに一つのバツチの5
匹のラツトで得られた値の合計に相当する0〜30
の間の評点で表わされる。5時間に記録された評
点の合計を計算する。 化合物を腹腔内経路で投与する。 5時間で評点の合計を約50%まで減少させる化
合物の薬用量は例4の化合物について20mg/Kg、
例2の化合物について25mg/Kgである。 比較のため、公知の3―(4′―ピペリジル)イ
ンドール塩酸塩について上記と同じ試験を行つた
が、このものはアンフエタミンによる常同症に拮
抗するよりはむしろこれを増大させることがわか
つた。 2 アポモルフインによる常同症に対する拮抗作
用 試験は、Janssen氏他によつて提案された操作
(Arzneim.Forsch.1965、15、104〜117;1967、
17、841〜854)に従つて、5匹を一群とするラツ
トのバツチについて行なう。各動物を底部を薄い
層の木削片で覆つたプレキシグラスで作つた箱
(20×10×10cm、Nicolet)にそれぞれ入れる。 被検化合物を腹腔内投与してから半時間後に
1.5mg/Kg量のアポモルフイン塩酸塩を静脈内経
路で注射する。 アポモルフインを注射して1分及び15分間後に
動物を観察する。口の周囲の常同症運動を
Boissier―Simon氏による方法(Therapie1970、
25、933―949)に従つて下記の評点で評価する。
即ち、特徴的な反応なし(0)、多少鼻をくんく
んさせたり、なめたり、かんだりする(1)、強く鼻
をくんくんさせたり、連続してなめたりする(2)、
連続してかむ(3)。 常同症の強さは、アポモルフインを注射して15
分後に、一つのバツチの5匹のラツトで得られた
値の合計に従つて、0〜15の間の評点で表わされ
る。 評点の合計を約50%まで減少させる化合物の薬
量は例2の化合物について2mg/Kg、例1の化合
物について7mg/Kgである。 3 プロクロルペマジンによるカタレプシーの拮
抗作用 試験は、体重約100gの5匹の雄ラツトからな
るいくつかのバツチについて行なう。 被検化合物は、15mg/Kgの薬用量のプロクロル
ペマジンの腹腔内投与と同時に腹腔内投与する。 カタレプシーは、下記の表示により同側の足の
交叉試験により7時間にわたり1時間ごとに評価
する(Boissier―Simon氏、The′rapie、18
1257〜1277(1963))。即ち、動物が前足と同側の
後足との交叉を拒否する(0)、一方側でのみ目
的の交叉を受け入れる(0.5)、両側の交さを受け
入れる(1)。 例1の化合物は、プロクロルペマジンにより誘
発されたカタレプシーを10mg/Kgの薬量から、そ
して例5の化合物は20mg/Kgの薬量からそれぞれ
妨げる。 この抗カタレプシー活性は特に有益である。な
ぜならば、化合物自動体がカタレプシー効果を示
す薬量よりも低い薬量でこの活性が現われるから
である。 4 制吐活性 アポモルフインにより引き起される嘔吐に対す
る拮抗作用を犬で研究する(Chen―Ensor氏、J.
Pharmac.Exp.Therap.93、245〜250(1959))。 0.1mg/Kgのアポモルフイン塩酸塩の皮下注射
により引き起される嘔吐の回数を試験の8日前に
各動物について決定する。 水溶液にした被検化合物をアポモルフイン塩酸
塩の投与の半時間前にいろいろな薬量で皮下経路
で投与する。 例2の化合物は、アポモルフインにより誘発さ
れる嘔吐を0.01mg/Kgの薬量で、そして例1の化
合物は0.08mg/Kgの薬量でそれぞれ約50%まで減
少させた。 5 急性毒性の研究 急性毒性は、体重約20gの10匹のマウスよりな
るいくつかのバツチについて決定する。被検化合
物の薬用量を増加させつつ腹腔内投与する。 化合物を投与してから48時間後に死亡率を記録
する。 例4の化合物の致死量50(LD50)は400mg/Kg
よりも大きく、例5の化合物の致死量は300mg/
Kgに等しく、例1及び2の化合物の致死量は200
mg/Kgに等しい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の一般式 (ここで、Xは1〜6個の炭素原子を含有する
    アルキル基、4〜7個の炭素原子を含有するシク
    ロアルキルアルキル基、アルキル基が2〜5個の
    炭素原子を含有するヒドロキシアルキル基又はア
    ルキル基が1〜5個の炭素原子を含有するフエノ
    キシアルキル基を表わし、 Rは水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、アミ
    ノ基又はメチルチオ基を表わし、 そしてRが水素原子又はハロゲン原子を表わす
    ならばXは必然的に前記のようなヒドロキシアル
    キル基又はフエノキシアルキル基を表わすものと
    する) に相当することを特徴とするテトラヒドロピリジ
    ルインドールの新規なN―置換誘導体及びそれら
    の無機又は有機酸との付加塩。 2 Xがアルキル基が2〜5個の炭素原子を含有
    するヒドロキシアルキル基を表わし、Rが既に示
    した意味を有することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の式に相当するテトラヒドロピリ
    ジルインドールのN―置換誘導体及びそれらの無
    機又は有機酸との付加塩。 3 Xがアルキル基が1〜5個の炭素原子を含有
    するフエノキシアルキル基を表わし、Rが既に示
    した意味を有することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の式に相当するテトラヒドロピリ
    ジルインドールのN―置換誘導体及びそれらの無
    機又は有機酸との付加塩。 4 Xが1〜6個の炭素原子を含有するアルキル
    基又は4〜7個の炭素原子を含有するシクロアル
    キルアルキル基を表わし、Rが既に示した意味を
    有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の式に相当するテトラヒドロピリジルインド
    ールのN―置換誘導体及びそれらの無機又は有機
    酸との付加塩。 5 5―ニトロ―3―(1―プロピル―1,2,
    3,6―テトラヒドロピリド―4―イル)―1H
    ―インドール塩酸塩である特許請求の範囲第1項
    記載の化合物。 6 次の一般式 (ここで、Xはアルキル基が2〜5個の炭素原
    子を含有するヒドロキシアルキル基を表わし、 Rは水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、アミ
    ノ基又はメチルチオ基を表わす) に相当するテトラヒドロピリジルインドールのN
    ―置換誘導体及びそれらの無機又は有機酸との付
    加塩を製造する方法であつて、次式 (ここで、Rは既に示した意味を有する) の化合物を次式 Ha1―X′ 〔ここで、Ha1は塩素、臭素又はよう素原子を
    表わし、X′は次式 (ここで、nは2,3,4又は5に等しい整数
    を表わす) のテトラヒドロピラニルオキシアルキル基を表わ
    す〕 のハロゲン化物と反応させて、次式 (ここで、X′及びRは既に示した意味を有す
    る) の生成物を得、式Vの生成物を加水分解して式
    ′の生成物を得、これを単離し、必要ならば酸
    で処理してその塩を形成させることを特徴とする
    前記の式′の誘導体及びそれらの付加塩の製造
    法。 7 次の一般式 (ここで、Xは1〜6個の炭素原子を含有する
    アルキル基、4〜7個の炭素原子を含有するシク
    ロアルキルアルキル基、アルキル基が2〜5個の
    炭素原子を含有するヒドロキシアルキル基又はア
    ルキル基が1〜5個の炭素原子を含有するフエノ
    キシアルキル基を表わし、 Rは水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、アミ
    ノ基又はメチルチオ基を表わし、 そしてRが水素原子又はハロゲン原子を表わす
    ならばXは必然的に前記のようなヒドロキシアル
    キル基又はフエノキシアルキル基を表わすものと
    する) に相当するテトラヒドロピリジルインドールのN
    ―置換誘導体及びそれらの製薬上許容できる無機
    又は有機酸との付加塩の少なくとも1種を活性成
    分として含有することを特徴とする神経弛緩剤組
    成物。
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