JPS6350833B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6350833B2 JPS6350833B2 JP19636682A JP19636682A JPS6350833B2 JP S6350833 B2 JPS6350833 B2 JP S6350833B2 JP 19636682 A JP19636682 A JP 19636682A JP 19636682 A JP19636682 A JP 19636682A JP S6350833 B2 JPS6350833 B2 JP S6350833B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- inverter circuit
- fan motor
- chiyoke
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 9
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 6
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 210000003298 dental enamel Anatomy 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は誘導加熱装置の冷却フアン駆動モータ
ーの改良に関するものである。
ーの改良に関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来の誘導加熱装置では第1図の如く電源線間
にインダクタンス500mH程度のフアンモーター
コイル3を取り付け、かつ低周波電源回路と高周
波インバータ回路10間に直列にインダクタンス
500μH程度のチヨークコイル5が取り付けられて
いた。この直列に接続されたチヨークコイル5は
高周波インバータ回路(以下、“インバータ回路”
と呼ぶ)から発する雑音が電源線へ伝導するのを
抑制することが目的である。そしてフアンモータ
ー3はインバータ回路内のスイツチング素子9等
の損失にによる発熱を冷却する目的である。この
フアンモーター3はスイツチ2のオン・オフ動作
によりオン・オフするもので、インバータ回路の
動作が停止すれば、フアンモーター3も停止する
が、熱対策は十分である。なぜなら、スイツチン
グ素子9には放熱フインが取付けられており、自
然冷却で十分である。しかし従来このフアンモー
ター3とチヨークコイル5の2部品は、誘導加熱
装置内の部品中では形状が大きく、重量も重く、
コストも高く、そのため誘導加熱装置を小型、軽
量、低コストにできないという問題があつた。
にインダクタンス500mH程度のフアンモーター
コイル3を取り付け、かつ低周波電源回路と高周
波インバータ回路10間に直列にインダクタンス
500μH程度のチヨークコイル5が取り付けられて
いた。この直列に接続されたチヨークコイル5は
高周波インバータ回路(以下、“インバータ回路”
と呼ぶ)から発する雑音が電源線へ伝導するのを
抑制することが目的である。そしてフアンモータ
ー3はインバータ回路内のスイツチング素子9等
の損失にによる発熱を冷却する目的である。この
フアンモーター3はスイツチ2のオン・オフ動作
によりオン・オフするもので、インバータ回路の
動作が停止すれば、フアンモーター3も停止する
が、熱対策は十分である。なぜなら、スイツチン
グ素子9には放熱フインが取付けられており、自
然冷却で十分である。しかし従来このフアンモー
ター3とチヨークコイル5の2部品は、誘導加熱
装置内の部品中では形状が大きく、重量も重く、
コストも高く、そのため誘導加熱装置を小型、軽
量、低コストにできないという問題があつた。
発明の目的
本発明では、フアンモーターコイル3も一種の
チヨークコイルである点に着眼し、前記チヨーク
コイル5が冷却フアン駆動モーターコイルを兼ね
るようにして、部品を削減し、小型、軽量化およ
びコストダウンを図ることを目的とするものであ
る。
チヨークコイルである点に着眼し、前記チヨーク
コイル5が冷却フアン駆動モーターコイルを兼ね
るようにして、部品を削減し、小型、軽量化およ
びコストダウンを図ることを目的とするものであ
る。
発明の構成
上記目的を達成するために本発明は、電源線と
インバータ回路間に直列に設けたチヨークコイル
を設け、このチヨークコイルは冷却フアン駆動モ
ーターコイルを兼ねるように構成したものであ
る。
インバータ回路間に直列に設けたチヨークコイル
を設け、このチヨークコイルは冷却フアン駆動モ
ーターコイルを兼ねるように構成したものであ
る。
実施例の説明
以下、図面に従い、本発明を説明する。第2図
の1は商用電源であり、その一端はスイツチ2の
一端に接続され、スイツチ2の他端と商用電源の
他端の電源線と、インバータ回路10が接続され
た整流ブリツジ4の間に、直列に設けたチヨーク
コイル3を有し、前記チヨークコイル3は、冷却
フアン駆動モーターコイル(以下“フアンモータ
ーコイル兼用チヨークコイル”と呼ぶ)を兼ねる
ように構成されている。
の1は商用電源であり、その一端はスイツチ2の
一端に接続され、スイツチ2の他端と商用電源の
他端の電源線と、インバータ回路10が接続され
た整流ブリツジ4の間に、直列に設けたチヨーク
コイル3を有し、前記チヨークコイル3は、冷却
フアン駆動モーターコイル(以下“フアンモータ
ーコイル兼用チヨークコイル”と呼ぶ)を兼ねる
ように構成されている。
第2図の本発明では、インダクタンス500μH程
度のフアンモーターコイル兼用チヨークコイル3
は整流ブリツジ4の手前にあるから交流用モータ
ー(たとえば“くま取りモーター”)である必要
がある。スイツチ2が閉成されれば、インバータ
回路10内のスイツチング素子9がオン・オフ
し、インバータ回路に負荷11に適した電流が、
商用電源1からスイツチ2、フアンモーターコイ
ル兼用チヨークコイル3そして整流ブリツジ4の
順に流れる。この時、フアンモーターコイルに
は、第4図に示すように、インバータ回路に流れ
る電流に比例した力が発生しフアンの回転数が決
まる。同時に、インバータ回路10で発生する雑
音は、フアンモーターコイル兼用チヨークコイル
3の誘導性インダクタンスの影響により除去され
る。また、フアンモーターコイル兼用チヨークコ
イル3の抵抗分による消費電力は10W程度であ
り、インバータ回路10が消費する1200Wの電力
に比べ小さく、そのドロツプ分は無視することが
できる。
度のフアンモーターコイル兼用チヨークコイル3
は整流ブリツジ4の手前にあるから交流用モータ
ー(たとえば“くま取りモーター”)である必要
がある。スイツチ2が閉成されれば、インバータ
回路10内のスイツチング素子9がオン・オフ
し、インバータ回路に負荷11に適した電流が、
商用電源1からスイツチ2、フアンモーターコイ
ル兼用チヨークコイル3そして整流ブリツジ4の
順に流れる。この時、フアンモーターコイルに
は、第4図に示すように、インバータ回路に流れ
る電流に比例した力が発生しフアンの回転数が決
まる。同時に、インバータ回路10で発生する雑
音は、フアンモーターコイル兼用チヨークコイル
3の誘導性インダクタンスの影響により除去され
る。また、フアンモーターコイル兼用チヨークコ
イル3の抵抗分による消費電力は10W程度であ
り、インバータ回路10が消費する1200Wの電力
に比べ小さく、そのドロツプ分は無視することが
できる。
第3図は本発明の他の実施例であり、商用電源
1の一端にスイツチ2の一端を接続し、スイツチ
2の他端を整流ブリツジ4の入力端に接続し、整
流ブリツジ4の出力端の電源線と、インバータ回
路10間に直列に設けたチヨークコイル3を有
し、前記チヨークコイル3は冷却フアン駆動モー
ターコイル(以下フアンモーターコイルと呼ぶ)
を兼ねるように構成されている。
1の一端にスイツチ2の一端を接続し、スイツチ
2の他端を整流ブリツジ4の入力端に接続し、整
流ブリツジ4の出力端の電源線と、インバータ回
路10間に直列に設けたチヨークコイル3を有
し、前記チヨークコイル3は冷却フアン駆動モー
ターコイル(以下フアンモーターコイルと呼ぶ)
を兼ねるように構成されている。
この実施例では、フアンモーターコイル兼用チ
ヨークコイル3は整流ブリツジ4の後にあるから
このフアンモーターコイルは、直流用モーターで
ある必要があり、動作は前記、第2図の実施例と
全く同様である。
ヨークコイル3は整流ブリツジ4の後にあるから
このフアンモーターコイルは、直流用モーターで
ある必要があり、動作は前記、第2図の実施例と
全く同様である。
発明の効果
本発明のよれば発明の目的で述べたように、従
来のフアンモーターコイルとチヨークコイルの2
部品必要であつたものが、フアンモーターコイル
兼用チヨークコイル1部品となり、部品が削減さ
れ、小型、軽量かつ、コストダウンされると共
に、生産性は大幅に向上する。
来のフアンモーターコイルとチヨークコイルの2
部品必要であつたものが、フアンモーターコイル
兼用チヨークコイル1部品となり、部品が削減さ
れ、小型、軽量かつ、コストダウンされると共
に、生産性は大幅に向上する。
第4図に示すように、インバータ回路の電流に
比例してフアンモーターの回転数も多くなるた
め、インバータ回路の電流の増加に伴う加熱コイ
ル7やスイツチング素子9等の発熱を冷却する能
力も増加する。
比例してフアンモーターの回転数も多くなるた
め、インバータ回路の電流の増加に伴う加熱コイ
ル7やスイツチング素子9等の発熱を冷却する能
力も増加する。
そして、インバータ回路の電流が流れない時
は、インバータ回路内の発熱もなく、フアンモー
ターも回転しない。
は、インバータ回路内の発熱もなく、フアンモー
ターも回転しない。
これは、従来の第1図におけるインバータ回路
の電流が流れない時(すなわち、加熱コイル7や
スイツチング素子9の発熱がないので冷却する必
要がない時)にも、フアンモーターが回転すると
いう無駄を省き、節電にもなつており、その効果
は絶大なものがある。
の電流が流れない時(すなわち、加熱コイル7や
スイツチング素子9の発熱がないので冷却する必
要がない時)にも、フアンモーターが回転すると
いう無駄を省き、節電にもなつており、その効果
は絶大なものがある。
又、従来のフアンモーターコイルは約2000回の
巻数があり、電圧A、C100Vで、電流は約0.3A
であつた。本発明のフアンモーターコイル兼用チ
ヨークコイルでは、電源線とインバータ回路間に
直列に接続されているため、インバータ回路の通
常負荷ホーロー鍋で流れる電流は、12A流れるた
め、F(モーター力)=I(電流)×N(巻数)より、
モーター力(F)すなわちフアンの回転数を、一定と
すれば巻数(N)は、(N=2000×0.3(A)/12(A)=)5
0 回巻となり、従来のフアンモーターコイルの巻数
より少なくなる特徴も有する。
巻数があり、電圧A、C100Vで、電流は約0.3A
であつた。本発明のフアンモーターコイル兼用チ
ヨークコイルでは、電源線とインバータ回路間に
直列に接続されているため、インバータ回路の通
常負荷ホーロー鍋で流れる電流は、12A流れるた
め、F(モーター力)=I(電流)×N(巻数)より、
モーター力(F)すなわちフアンの回転数を、一定と
すれば巻数(N)は、(N=2000×0.3(A)/12(A)=)5
0 回巻となり、従来のフアンモーターコイルの巻数
より少なくなる特徴も有する。
第1図は従来例を示す回路図、第2図、第3図
は、本発明の一実施例を示す回路図、第4図は本
発明のフアンモーターコイル兼用チヨークコイル
3の“電流と回転数”の関係を示す図である。 1……商用電源、2……スイツチ、3……フア
ンモーターコイル兼用チヨークコイル、4……整
流ブリツジ、9……スイツチング素子、10……
インバータ回路、11……負荷。
は、本発明の一実施例を示す回路図、第4図は本
発明のフアンモーターコイル兼用チヨークコイル
3の“電流と回転数”の関係を示す図である。 1……商用電源、2……スイツチ、3……フア
ンモーターコイル兼用チヨークコイル、4……整
流ブリツジ、9……スイツチング素子、10……
インバータ回路、11……負荷。
Claims (1)
- 1 電源線とインバータ回路間に、直列に設けた
チヨークコイルを有し、前記チヨークコイルは、
冷却フアン駆動モーターコイルを兼ねるように構
成した誘導加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19636682A JPS5986186A (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | 誘導加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19636682A JPS5986186A (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | 誘導加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5986186A JPS5986186A (ja) | 1984-05-18 |
JPS6350833B2 true JPS6350833B2 (ja) | 1988-10-12 |
Family
ID=16356652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19636682A Granted JPS5986186A (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | 誘導加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5986186A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0722535B2 (ja) * | 1988-09-30 | 1995-03-15 | 松下電器産業株式会社 | 炊飯器 |
-
1982
- 1982-11-08 JP JP19636682A patent/JPS5986186A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5986186A (ja) | 1984-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI474761B (zh) | Induction heating conditioner | |
US20140043870A1 (en) | Three phase boost converter to achieve unity power factor and low input current harmonics for use with ac to dc rectifiers | |
JPS6350833B2 (ja) | ||
US4518908A (en) | Control circuit of a synchronous motor with two induction windings | |
JPS635198Y2 (ja) | ||
JPH1079291A (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JPH08261656A (ja) | 浮揚溶解装置 | |
JPS635199Y2 (ja) | ||
JPS62122087A (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JPH08182187A (ja) | 突入電流抑制電源回路 | |
JPH0645058A (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP2794387B2 (ja) | 制御装置を備える単相誘導電動機 | |
JP2542986Y2 (ja) | 高圧直流電源装置の充電中表示回路 | |
JPS61109290A (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JPS63187589A (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JPS6310549B2 (ja) | ||
JPS5935388A (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JPH0565999B2 (ja) | ||
JPS6131955B2 (ja) | ||
JPS60189889A (ja) | 高周波加熱装置 | |
JPH08273823A (ja) | ローラの加熱方法および加熱装置 | |
JPH04351878A (ja) | 誘導加熱装置 | |
JPH06253551A (ja) | インバータ用空冷装置 | |
JPS5838485A (ja) | Ptcヒ−タ装置 | |
JPS60107293A (ja) | 誘導加熱調理器 |