JPH06253551A - インバータ用空冷装置 - Google Patents

インバータ用空冷装置

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JPH06253551A
JPH06253551A JP5067466A JP6746693A JPH06253551A JP H06253551 A JPH06253551 A JP H06253551A JP 5067466 A JP5067466 A JP 5067466A JP 6746693 A JP6746693 A JP 6746693A JP H06253551 A JPH06253551 A JP H06253551A
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JP
Japan
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inverter
load
transformer
resonance
rectifying
Prior art date
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JP5067466A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Karube
邦彦 軽部
Toshihiro Nomura
年弘 野村
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷却用ファンの電力浪費をなくし、風切り音
による騒音を小さくする。制御用電源の小容量化、部品
数やコストの低減を図る。 【構成】 上下アームからなるスイッチング素子4,5
が直流電源に接続され、各スイッチング素子4,5の接
続点に接続された負荷9に供給される交流電力を、スイ
ッチング素子4,5のオン時間を変化させることにより
調整するインバータ30の空冷装置に関する。この空冷
装置は、負荷9の両端に一次側が接続されたトランス2
0と、トランス20の二次側に接続されたダイオードブ
リッジ21、リアクトル22、コンデンサ23からなる
整流平滑回路と、コンデンサ23の両端に接続された直
流ファン16〜19とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファンを運転してイン
バータを強制空冷するインバータ用空冷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図14〜図16はこの種の空冷装置の従
来技術を示している。以下、これらの構成及び動作を説
明する。図14において、交流電源1の交流電力は、ス
イッチ2を介してダイオードブリッジ3により直流電力
に変換される。この直流電力は、インバータ30のスイ
ッチング素子4,5(以下、MOSFETを例として用
いる)を交互にオンオフすることにより高周波の交流電
力に変換され、負荷9に供給される。
【0003】インバータ30において、コンデンサ6は
スイッチング素子4,5が発生するスイッチングノイズ
を吸収するためのものであり、コンデンサ7,8は直流
電圧を二分割する直流電圧源として作用すると共に、負
荷9への直流分をカットする作用をなす。なお、コンデ
ンサ7,8の代わりに、スイッチング素子4,5と同じ
ものを組み合わせてフルブリッジを形成しても良い。ま
た、図において、10は制御用電源、11はインバータ
30の制御回路、Sはインバータ30に対する起動指令
を示す。
【0004】インバータ30によって高周波交流電力を
負荷9に供給する際、スイッチング素子4,5の通電損
失やスイッチング損失による発熱、負荷9の発熱により
装置全体の温度が上昇する。この温度上昇を低減するた
め、交流ファン12〜15を装置内に設けて強制冷却を
行っている。ファン12〜15は、スイッチ2とダイオ
ードブリッジ3との間の単相回路に互いに並列に接続さ
れている。その動作としては、スイッチ2が投入される
とインバータ30の動作の有無(運転または停止)に関
わらずファン12〜15に交流電力が供給され、これら
が定格回転数で回転して空冷動作する。
【0005】図15は他の従来技術であり、この例で
は、スイッチ2とファン12〜15との間にトライアッ
ク等の双方向スイッチ29を設け、制御回路11からの
指令(ゲート信号)により双方向スイッチ29を導通ま
たは非導通としてファン12〜15をオンオフさせてい
る。図16は更に別の従来技術であり、この例では直流
ファン16〜19を用いている。すなわち、制御用電源
10からファン16〜19に直流電力を供給し、制御回
路11からのファン駆動指令Sfanにより直流ファン1
6〜19をオンオフさせている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図14の従来技術で
は、スイッチ2を投入すると制御用電源10、制御回路
11が立上り、起動指令Sが与えられることでインバー
タ30が負荷9に電力を供給する。しかし、その際に以
下の問題がある。 スイッチ2が投入されても起動指令Sが与えられてい
ない場合、あるいはインバータ30が定格負荷より低い
状態で運転されている場合にも、ファン12〜15は定
格回転数で回転する。このため、電力を無駄に消費した
り、ファンの回転による風切り音が騒音になるという問
題がある。特に風切り音は、インバータ30を電磁調理
器に使用する場合、料亭やレストラン等では大きな問題
である。
【0007】図15の従来技術では、双方向スイッチ2
9を用いて制御回路11からの指令によりファン12〜
15をオンオフさせている。しかし、この例では以下の
問題がある。 ファン12〜15として交流ファンを用いているた
め、交流電源の電圧が高く、双方向スイッチ29と制御
回路11との絶縁が必要であると共に、双方向スイッチ
29に高耐圧素子が必要である。従って、部品数の増
加、高コスト化を招く。
【0008】図16の従来技術では、前述のごとく制御
用電源10から直流ファン16〜19に電力を供給し、
制御回路11からのファン駆動指令Sfanによりファン
16〜19をオンオフさせている。直流ファンは、一般
に交流ファンよりも動作電圧が低く、騒音も静かである
が、この従来技術では新たに次のような不都合を生じて
いる。 直流ファン16〜19への電力を制御用電源10から
供給しているため、制御用電源10の容量が増大すると
共に、ファン16〜19をオンオフさせるための回路が
必要である。従って、制御用電源10に関して部品数の
増加、高コスト化を招く。
【0009】本発明は上記種々の問題点を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、電力の浪
費や騒音の発生、部品数やコストの増加を招くことがな
いインバータ用空冷装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明は、上下アームからなるスイッチング素
子が直流電源に接続され、各アームのスイッチング素子
の接続点に接続された負荷に供給される電力を、前記ス
イッチング素子のオン時間を変化させることにより調整
するインバータの空冷装置において、前記負荷の両端に
一次側が接続されたトランスと、このトランスの二次側
に接続された整流平滑回路と、この整流平滑回路の出力
側に接続された直流ファンとを備えたことを特徴とす
る。
【0011】第2の発明は、上下アームからなるスイッ
チング素子が直流電源に接続され、各アームのスイッチ
ング素子の接続点に接続された共振負荷に供給される電
力を、前記スイッチング素子のスイッチング周波数を変
化させることにより調整するインバータの冷却装置にお
いて、前記共振負荷の両端に一次側が接続されたトラン
スと、このトランスの二次側に接続され、かつ共振負荷
とほぼ等しい共振特性を持つ共振回路と、この共振回路
に接続された整流平滑回路と、この整流平滑回路の出力
側に接続された直流ファンとを備えたことを特徴とす
る。
【0012】第3の発明は、第2の発明が前提とする冷
却装置において、前記共振負荷の両端に一次側が接続さ
れたトランスと、このトランスの二次側に接続された整
流平滑回路と、この整流平滑回路の出力側に接続された
直流ファンとを備えたことを特徴とする。
【0013】第4の発明は、第2の発明が前提とする冷
却装置において、上下アームのいずれか一方のスイッチ
ング素子の両端に直流カットコンデンサを介して一次側
が接続されたトランスと、このトランスの二次側に接続
され、かつ共振負荷とほぼ等しい共振特性を持つ共振回
路と、この共振回路に接続された整流平滑回路と、この
整流平滑回路の出力側に接続された直流ファンとを備え
たことを特徴とする。
【0014】第5の発明は、第2の発明が前提とする冷
却装置において、上下アームのいずれか一方のスイッチ
ング素子の両端に直流カットコンデンサを介して一次側
が接続されたトランスと、このトランスの二次側に接続
された整流平滑回路と、この整流平滑回路の出力側に接
続された直流ファンとを備えたことを特徴とする。
【0015】第6の発明は、上記第1ないし第5の発明
において、整流平滑回路の出力直流電圧をダイオードを
介してインバータの制御用電源に用いることを特徴とす
る。
【0016】
【作用】第1ないし第6の発明では、冷却用ファンに直
流ファンを用い、その電源をインバータの出力側から得
るようにしているため、ファンはインバータが起動指令
により起動されるまで停止していることになり、インバ
ータの停止時にもファンが運転されることによる電力浪
費や騒音の発生がない。第1、第2、第4の発明では、
インバータの出力(負荷の軽重)にほぼ比例してファン
に供給される電力が変化するので、負荷に応じて連続的
にファンの冷却風量を制御することができ、電力の浪費
や軽負荷時の騒音も防止できる。第6の発明では、イン
バータ出力の一部であるファン用電源を利用して制御用
電源を得ているため、本来の制御用電源を小容量化する
ことができる。
【0017】
【実施例】以下、図に沿って各発明の実施例を説明す
る。図1及び図2は、第1の発明の実施例を示すもの
で、図1は回路構成、図2はその動作を示している。な
お、図14〜図16と同一の構成要素には同一の符号を
付して詳述を省略し、以下では異なる部分を中心に説明
する。
【0018】図1において、トランス20の一次側両端
子は負荷9の両端に接続され、トランス20の二次側両
端子は単相構成のダイオードブリッジ21の入力側に接
続されている。そして、ダイオードブリッジ21の正側
出力端子はリアクトル22を介して互いに並列接続され
た直流ファン16〜19の一端に接続され、これら直流
ファン16〜19の他端はダイオードブリッジ21の負
側出力端子に接続されている。また、前記リアクトル2
2のファン側の一端とダイオードブリッジ21の負側出
力端子との間にはコンデンサ23が接続されている。
【0019】次に、この実施例の動作を図2を参照しつ
つ説明する。まず、インバータ30自体の動作は従来と
同様であるため省略する。この実施例では、負荷9に供
給される電力はスイッチング素子4,5のオン時間の幅
で制御される。従って、トランス20の一次側にかかる
電圧Vt1は図2のような波形の交流電圧となり、トラン
ス20の巻数比を適切な値にすれば、図のような波形の
電圧Vt2がトランス20の二次側に得られる。この実施
例において、トランス20は二巻線となっているが、単
巻トランスでも何ら支障はない。
【0020】トランス20の二次側電圧Vt2をダイオー
ドブリッジ21、リアクトル22、コンデンサ23によ
り整流平滑し、図2に示すような直流電圧Vfanを得て
直流ファン16〜19の電源電圧とする。この実施例に
よれば、負荷9が重くスイッチング素子4,5のオン時
間の幅が長い場合にはファン16〜19に加わる直流電
圧Vfanが高く、逆に負荷9が軽くてスイッチング素子
4,5のオン時間の幅が短い場合には直流電圧Vfan
低くなる。
【0021】すなわち、負荷9の軽重(インバータ30
の出力)に応じてファン16〜19の電源電圧を連続的
に可変とし、これにより、ファン16〜19の回転数つ
まり冷却風量を変化させて負荷が軽くなるほど風量が少
なくなるような空冷装置を実現することができる。ま
た、スイッチ2を投入しても制御回路11への起動指令
Sが与えられるまではファン16〜19は回転しないた
め、電力の浪費をなくし、騒音の発生を最小限度に抑え
ることが可能である。なお、直流ファンは本来的に騒音
が少ないと共に、本実施例では、図16の従来技術のよ
うに制御用電源10から直流電圧を供給するものではな
いので、制御用電源10の容量低減、構成の簡略化が可
能になる。
【0022】図3及び図4は、第2の発明の実施例を示
している。その回路構成につき、図1と同一の構成要素
には同一符号を付してある。この実施例は、負荷9が共
振負荷(共振リアクトル、共振コンデンサを負荷の一部
に含んでいる)の場合であり、負荷9に供給される電力
はスイッチング素子4,5のスイッチング周波数により
制御される。ここでは、負荷9の共振周波数よりも高い
周波数領域でインバータ30が動作している場合を例に
とって説明する。
【0023】この場合、負荷9は、共振周波数付近で大
電力を消費し、これより周波数が高くなると消費電力が
小さくなる特性を持つ。このとき、トランス20の一次
側にかかる電圧Vt1は図4のような波形の交流電圧とな
る。本実施例では、トランス20の二次側に負荷9とは
別の、共振リアクトル25及び共振コンデンサ26から
なる、負荷9と共振特性がほぼ等しい共振回路を付加す
る。このとき、共振コンデンサ26の電圧Vcは、コン
デンサのリアクタンスが周波数に反比例することから、
周波数が高くなるほど低くなる。
【0024】従って、コンデンサ電圧Vcをダイオード
ブリッジ21、リアクトル22、コンデンサ23により
整流平滑し、図4に示すような直流電圧Vfanを得て直
流ファン16〜19の電源電圧とする。この実施例によ
れば、負荷9が重い場合にはファン16〜19に加わる
直流電圧Vfanが高く、逆に負荷9が軽い場合には直流
電圧Vfanが低くなる。このため、図1の実施例と同様
に、負荷9の軽重に応じてファン16〜19の電源電圧
を連続的に可変とし、ファン16〜19の回転数つまり
冷却風量を変化させて負荷が軽くなるほど風量が少ない
空冷装置を実現することができる。
【0025】インバータ30が共振周波数よりも低い周
波数領域で動作している場合もほぼ同様な回路により、
共振リアクトル25の両端電圧をダイオードブリッジ2
1の入力電圧として直流電圧Vfanを得るようにすれ
ば、同じ結果が得られる。いずれの場合にも、トランス
20の巻数比や、共振リアクトル25、共振コンデンサ
26の定数を調整することで適切な直流電圧Vfanを得
ることができる。
【0026】図5及び図6は第3の発明の実施例を示し
ている。この実施例は、図3の実施例から共振リアクト
ル25、共振コンデンサ26及びリアクトル22を削除
したものであり、負荷9は共振負荷である。このような
回路構成にすると、トランス20の巻数比を適切な値に
することにより、図6に示すような波形の二次側電圧V
t2が得られる。この電圧Vt2をダイオードブリッジ2
1、コンデンサ23により整流平滑すればほぼ一定の直
流電圧Vfanを得ることができ、これを直流ファン16
〜19の電源とすることができる。本実施例では、負荷
9の軽重に関わらず直流電圧Vfanがほぼ一定になるた
め、ファン16〜19の回転数つまり冷却風量は可変に
できないが、リアクトル22及び共振回路が不要になる
ため、図3の実施例よりも構成が簡単になる。
【0027】図7及び図8は、第4の発明の実施例を示
している。この実施例は、図3の実施例において、負荷
9の共振コンデンサを二分割したうえコンデンサ7,8
として接続したものである。図1、図3、図5に示した
実施例では、これらのコンデンサ7,8に電解コンデン
サを用いているが、巻回形や積層形の共振コンデンサを
用いても同様な効果を得ることができる。特に、電解コ
ンデンサは体積が大きく、数年で交換が必要なため最近
のインバータでは使用を止める傾向にあり、本実施例は
この点を考慮したものである。
【0028】しかるに、コンデンサ7,8が共振コンデ
ンサであるため、図1、図3、図5に示した実施例のよ
うな接続にすると、トランス20の両端に電源電圧の数
倍から数10倍の電圧が印加されることになり、トラン
ス20の絶縁を強化したり、巻数比を大きくしなければ
ならず、コストの上昇や形状の大形化という問題が発生
する。そこで、図7に示すごとく、スイッチング素子
(実施例では素子5)の両端の電圧Vswを直流カットコ
ンデンサ24を介してトランス20の一次側に印加する
ことにより、トランス20に過大な電圧が印加されない
ようしている。一般に、トランスとコンデンサとでは、
コスト、大きさ等から見てコンデンサを使用する方が有
利であるため、この実施例によれば、コストの増加や大
形化を招くことなく共振コンデンサを使用することがで
きる。なお、トランス20の二次側以降の動作は、図
3、図4と同様であるので、説明は省略する。
【0029】図9及び図10は、第5の発明の実施例を
示している。この実施例は、図5に示した実施例におい
て、負荷9の共振コンデンサを二分割したうえコンデン
サ7,8として接続したものであり、図3の実施例に対
する図7の実施例の関係に相当する。なお、動作原理は
図5、図6と同様であるため説明を省略する。
【0030】図11及び図12は、第6の発明の実施例
を示している。この実施例は、図11に示すように、図
1の構成に対してコンデンサ23の一端と制御用電源1
0との間にダイオード31を接続したもので、制御用電
源10は図12のように構成されている。すなわち、制
御用電源10は、交流電源1をトランス32を介して降
圧し、ダイオードブリッジ33により整流すると共に電
解コンデンサ34,35により平滑し、制御回路11へ
直流電力を供給している。
【0031】いま、インバータ30が動作すると、図1
の実施例の動作により直流ファン16〜19に電力が供
給される。この電力の一部はダイオード31を介して制
御用電源10に供給され、制御回路11の電源の一部と
なる。ここで、ダイオード31を用いる理由は、制御用
電源10から直流ファン16〜19に電力が供給される
のを阻止するためである。このような構成にすると、制
御用電力の大部分をインバータ30から供給できるよう
になる。
【0032】図13は、この実施例における制御用電源
10の他の構成例である。この制御用電源10は、交流
電源1の電圧を抵抗36〜38により分圧し、ダイオー
ド39によって整流した後、電解コンデンサ34,35
により平滑し、制御回路11へ直流電力を供給してい
る。この回路は、インバータ30の起動時にのみ制御回
路11へ電力を供給するためのもので、起動後は、上述
したファン用直流電源電圧Vfanをダイオード31から
制御用電源10内に取り込み、制御回路11に電力を供
給する。
【0033】なお、図11ないし図13の実施例は、フ
ァン16〜19の電源電圧の一部をダイオード31及び
制御用電源10を介して制御回路11に供給する点に特
徴を有するもので、ファン16〜19の電源回路の構成
は図1、図3、図5、図7、図9の何れの実施例であっ
ても良い。
【0034】
【発明の効果】以上のように、第1ないし第6の発明に
よれば、冷却用ファンに直流ファンを用い、その電源を
交流電源や制御用電源ではなくインバータの出力側から
得るようにしているため、ファンはインバータが起動指
令により起動されるまで停止していることになり、従来
のようにインバータの停止時にもファンが運転されるこ
とによる電力浪費や騒音の発生がない。第1、第2、第
4の発明では、インバータの出力(負荷の軽重)にほぼ
比例してファンに供給される電力が変化するので、負荷
に応じて連続的にファンの冷却風量を制御でき、同時に
電力の浪費を防止することができる。第6の発明では、
インバータ出力の一部であるファン用電源を利用して制
御用電源を得ているため、本来の制御用電源を小容量化
することができる。以上総合して、本発明によれば、電
力の浪費や風切り音による騒音を抑制し、制御用電源の
小形軽量化、コストの低減が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施例を示す回路構成図である。
【図2】図1の動作説明図である。
【図3】第2の発明の実施例を示す回路構成図である。
【図4】図3の動作説明図である。
【図5】第3の発明の実施例を示す回路構成図である。
【図6】図5の動作説明図である。
【図7】第4の発明の実施例を示す回路構成図である。
【図8】図7の動作説明図である。
【図9】第5の発明の実施例を示す回路構成図である。
【図10】図9の動作説明図である。
【図11】第6の発明の実施例を示す回路構成図であ
る。
【図12】図11の実施例における制御用電源の回路構
成図である。
【図13】図11の実施例における制御用電源の他の回
路構成図である。
【図14】従来の技術を示す回路構成図である。
【図15】従来の技術を示す回路構成図である。
【図16】従来の技術を示す回路構成図である。
【符号の説明】
1 交流電源 2 スイッチ 3,21,33 ダイオードブリッジ 4,5 スイッチング素子 6,7,8,23,34,35 コンデンサ 9 負荷 10 制御用電源 11 制御回路 16,17,18,19 直流ファン 20,32 トランス 22 リアクトル 24 直流カットコンデンサ 25 共振リアクトル 26 共振コンデンサ 30 インバータ 31,39 ダイオード 36,37,38 抵抗

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下アームからなるスイッチング素子が
    直流電源に接続され、各アームのスイッチング素子の接
    続点に接続された負荷に供給される電力を、前記スイッ
    チング素子のオン時間を変化させることにより調整する
    インバータの空冷装置において、 前記負荷の両端に一次側が接続されたトランスと、 このトランスの二次側に接続された整流平滑回路と、 この整流平滑回路の出力側に接続された直流ファンと、 を備えたことを特徴とするインバータ用空冷装置。
  2. 【請求項2】 上下アームからなるスイッチング素子が
    直流電源に接続され、各アームのスイッチング素子の接
    続点に接続された共振負荷に供給される電力を、前記ス
    イッチング素子のスイッチング周波数を変化させること
    により調整するインバータの冷却装置において、 前記共振負荷の両端に一次側が接続されたトランスと、 このトランスの二次側に接続され、かつ共振負荷とほぼ
    等しい共振特性を持つ共振回路と、 この共振回路に接続された整流平滑回路と、 この整流平滑回路の出力側に接続された直流ファンと、 を備えたことを特徴とするインバータ用空冷装置。
  3. 【請求項3】 上下アームからなるスイッチング素子が
    直流電源に接続され、各アームのスイッチング素子の接
    続点に接続された共振負荷に供給される電力を、前記ス
    イッチング素子のスイッチング周波数を変化させること
    により調整するインバータの冷却装置において、 前記共振負荷の両端に一次側が接続されたトランスと、 このトランスの二次側に接続された整流平滑回路と、 この整流平滑回路の出力側に接続された直流ファンと、 を備えたことを特徴とするインバータ用空冷装置。
  4. 【請求項4】上下アームからなるスイッチング素子が直
    流電源に接続され、各アームのスイッチング素子の接続
    点に接続された共振負荷に供給される電力を、前記スイ
    ッチング素子のスイッチング周波数を変化させることに
    より調整するインバータの冷却装置において、 前記上下アームのいずれか一方のスイッチング素子の両
    端に直流カットコンデンサを介して一次側が接続された
    トランスと、 このトランスの二次側に接続され、かつ共振負荷とほぼ
    等しい共振特性を持つ共振回路と、 この共振回路に接続された整流平滑回路と、 この整流平滑回路の出力側に接続された直流ファンと、 を備えたことを特徴とするインバータ用空冷装置。
  5. 【請求項5】上下アームからなるスイッチング素子が直
    流電源に接続され、各アームのスイッチング素子の接続
    点に接続された共振負荷に供給される電力を、前記スイ
    ッチング素子のスイッチング周波数を変化させることに
    より調整するインバータの冷却装置において、 前記上下アームのいずれか一方のスイッチング素子の両
    端に直流カットコンデンサを介して一次側が接続された
    トランスと、 このトランスの二次側に接続された整流平滑回路と、 この整流平滑回路の出力側に接続された直流ファンと、 を備えたことを特徴とするインバータ用空冷装置。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3,4または5記載のイ
    ンバータ用空冷装置において、 整流平滑回路の出力直流電圧をダイオードを介してイン
    バータの制御用電源に用いることを特徴とするインバー
    タ用空冷装置。
JP5067466A 1993-03-03 1993-03-03 インバータ用空冷装置 Withdrawn JPH06253551A (ja)

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JP5067466A JPH06253551A (ja) 1993-03-03 1993-03-03 インバータ用空冷装置

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JP5067466A Withdrawn JPH06253551A (ja) 1993-03-03 1993-03-03 インバータ用空冷装置

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JP (1) JPH06253551A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009060691A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Murata Mfg Co Ltd インバータ装置及びその設計方法

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JP2009060691A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Murata Mfg Co Ltd インバータ装置及びその設計方法

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