JPS635054Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS635054Y2 JPS635054Y2 JP1982119674U JP11967482U JPS635054Y2 JP S635054 Y2 JPS635054 Y2 JP S635054Y2 JP 1982119674 U JP1982119674 U JP 1982119674U JP 11967482 U JP11967482 U JP 11967482U JP S635054 Y2 JPS635054 Y2 JP S635054Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shift fork
- sliding
- transmission case
- gear
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 24
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 本産業上の利用分野
本考案は、歯車摺動式変速装置のシフトフオー
ク形状に関するものである。
ク形状に関するものである。
(ロ) 従来技術
従来から、歯車摺動式変速装置において、摺動
歯車を摺動させるシフトフオークを「コ」字形と
した技術は公知とされているのである。
歯車を摺動させるシフトフオークを「コ」字形と
した技術は公知とされているのである。
例えば実開昭55−124657号公報の如くである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
摺動歯車を操作するシフトフオークは通常は、
摺動歯車の軸心と同心円状のシフトフオーク嵌入
溝を形成し、これに軸を囲む形状の三日月状のフ
オーク部を持つたシフトフオークを係合させてい
たのである。
摺動歯車の軸心と同心円状のシフトフオーク嵌入
溝を形成し、これに軸を囲む形状の三日月状のフ
オーク部を持つたシフトフオークを係合させてい
たのである。
1連の摺動歯車や2連の摺動歯車の場合には、
前記従来の構成が簡単なのであるが、三連摺動歯
車で、それも径が順に大きく又は小さくなるよう
に並んでいないような構成の場合には、複数の摺
動歯車を密着させて「コ」の字形のシフトフオー
クで連結具を兼ねて摺動させるのでコストの低下
に役立つのである。
前記従来の構成が簡単なのであるが、三連摺動歯
車で、それも径が順に大きく又は小さくなるよう
に並んでいないような構成の場合には、複数の摺
動歯車を密着させて「コ」の字形のシフトフオー
クで連結具を兼ねて摺動させるのでコストの低下
に役立つのである。
又、2連の摺動歯車の場合にも間に係合溝を設
けて2連に加工するよりも一連の歯車を「コ」の
字形のフオークで2枚連結して摺動する方が安上
りなるのである。
けて2連に加工するよりも一連の歯車を「コ」の
字形のフオークで2枚連結して摺動する方が安上
りなるのである。
このような連結具を兼ねた「コ」の字形のシフ
トフオークの場合の欠点はシフトフオーク自体の
幅が厚くなる為にミツシヨンケース側板の壁が固
設歯車より内側へ突出している場合には、該壁部
に「コ」の字形のシフトフオーク装置Aの一部が
接触して、それ以上シフトフオーク装置が入り込
めない場合があることなのである。
トフオークの場合の欠点はシフトフオーク自体の
幅が厚くなる為にミツシヨンケース側板の壁が固
設歯車より内側へ突出している場合には、該壁部
に「コ」の字形のシフトフオーク装置Aの一部が
接触して、それ以上シフトフオーク装置が入り込
めない場合があることなのである。
本考案はこのような場合にも、ミツシヨンケー
ス内壁に沿つた形状にシフトフオークを形成する
ことにより、シフトフオークをミツシヨンケース
の直近まで近づくことのできるように構成したも
のである。
ス内壁に沿つた形状にシフトフオークを形成する
ことにより、シフトフオークをミツシヨンケース
の直近まで近づくことのできるように構成したも
のである。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
を達成する為の構成を説明すると。
複数枚の摺動歯車の厚さ方向の両面に「コ」字
形のシフトフオーク装置Aを係合させ、該シフト
フオーク装置Aを左右のミツシヨンケース1の側
板間に架設したシフトフオーク軸9上に摺動させ
る構造において、「コ」字形のシフトフオーク装
置Aのミツシヨンケース側板側の挟持板8に円弧
状曲折部を構成し、ミツシヨンケース側板にも円
弧部1aを構成し、該挟持板8の円弧状曲折部
を、ミツシヨンケース側板の円弧部1aに嵌入可
能としたものである。
形のシフトフオーク装置Aを係合させ、該シフト
フオーク装置Aを左右のミツシヨンケース1の側
板間に架設したシフトフオーク軸9上に摺動させ
る構造において、「コ」字形のシフトフオーク装
置Aのミツシヨンケース側板側の挟持板8に円弧
状曲折部を構成し、ミツシヨンケース側板にも円
弧部1aを構成し、該挟持板8の円弧状曲折部
を、ミツシヨンケース側板の円弧部1aに嵌入可
能としたものである。
(ホ) 実施例
本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成を説明すると。
添付の図面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は管理機の全体側面図、第2図は管理機
のミツシヨンケースの後面断面図、第3図はミツ
シヨンケースの上部拡大断面図、第4図はシフト
フオークの後面断面図、第5図は同じく側面図、
第6図はシフター軸の支持方法を示す図面であ
る。
のミツシヨンケースの後面断面図、第3図はミツ
シヨンケースの上部拡大断面図、第4図はシフト
フオークの後面断面図、第5図は同じく側面図、
第6図はシフター軸の支持方法を示す図面であ
る。
第1図において、管理機はミツシヨンケース1
を中心に構成しており、上部にハンドルフレーム
3を前後回動可能に枢支し、ハンドル4をここか
ら延設している。
を中心に構成しており、上部にハンドルフレーム
3を前後回動可能に枢支し、ハンドル4をここか
ら延設している。
ミツシヨンケース1の前方へエンジンフレーム
13を突出しエンジンフレーム13上にエンジン
11を搭載し、エンジン11のエンジンプーリー
よりミツシヨンケース1の入力軸6へVベルトに
り動力が伝えられている。12はベルトカバー、
2は車軸22に固設した車輪である。
13を突出しエンジンフレーム13上にエンジン
11を搭載し、エンジン11のエンジンプーリー
よりミツシヨンケース1の入力軸6へVベルトに
り動力が伝えられている。12はベルトカバー、
2は車軸22に固設した車輪である。
本考案は第1図の変速レバー5の回動により操
作されるシフトフオーク装置の形状に関するもの
である。
作されるシフトフオーク装置の形状に関するもの
である。
第2図・第3図において、変速歯車連の構成を
説明すると、入力軸6にエンジン11の動力が伝
えられ、入力軸6上の摺動歯車15・14・10
を3連として、シフトフオークで移動させること
により前進3速、後進1速の変速段が得られるの
である。
説明すると、入力軸6にエンジン11の動力が伝
えられ、入力軸6上の摺動歯車15・14・10
を3連として、シフトフオークで移動させること
により前進3速、後進1速の変速段が得られるの
である。
まず後進速は摺動歯車10が歯車21と噛合す
ることにより軸33より固設歯車23、軸32上
の遊嵌歯車20・16を介して軸33上の遊嵌歯
車24よりスプロケツト25を駆動することによ
り得られる。
ることにより軸33より固設歯車23、軸32上
の遊嵌歯車20・16を介して軸33上の遊嵌歯
車24よりスプロケツト25を駆動することによ
り得られる。
前進第1速は摺動歯車10が軸32上の固設歯
車19と噛合することにより、固設歯車18、固
設歯車34を介して軸33に伝達され、後は後進
速と同じ歯車連によりスプロケツト25に伝えら
れるのである。
車19と噛合することにより、固設歯車18、固
設歯車34を介して軸33に伝達され、後は後進
速と同じ歯車連によりスプロケツト25に伝えら
れるのである。
前進第2速は摺動歯車14が固設歯車17と噛
合することにより軸32から固設歯車18に伝え
られ、後は前進第1速と同じ歯車連により伝えら
れるのである。
合することにより軸32から固設歯車18に伝え
られ、後は前進第1速と同じ歯車連により伝えら
れるのである。
前進第3速は摺動歯車15が軸32上の遊嵌歯
車20に伝えられることにより、同じく2連とな
つている遊嵌歯車16から軸33上の遊嵌歯車2
4に伝えられ、2連となつているスプロケツト2
5へ伝えられるのである。
車20に伝えられることにより、同じく2連とな
つている遊嵌歯車16から軸33上の遊嵌歯車2
4に伝えられ、2連となつているスプロケツト2
5へ伝えられるのである。
このように三連摺動歯車10・14・15の摺
動のみにより後進1速・前進3速が得られるの
で、変速レバー5は横方向の回動のみで変速でき
るのである。
動のみにより後進1速・前進3速が得られるの
で、変速レバー5は横方向の回動のみで変速でき
るのである。
シフトフオークはデテントボール26とデテン
トバネ27を介装したデテント体7の延長部と、
ミツシヨンケース1の内壁に沿つて円弧状に構成
した挟持板8より構成され、デテント体7に挟持
板8を突合わせ溶接して「コ」の字形のシフトフ
オーク装置Aを形成している。
トバネ27を介装したデテント体7の延長部と、
ミツシヨンケース1の内壁に沿つて円弧状に構成
した挟持板8より構成され、デテント体7に挟持
板8を突合わせ溶接して「コ」の字形のシフトフ
オーク装置Aを形成している。
そして該シフトフオーク装置Aをシフトフオー
ク軸9の上で摺動可能に構成しているのである。
ク軸9の上で摺動可能に構成しているのである。
ミツシヨンケース1はプレス形成した右側板1
Rと左側板1Lを合わせて、密閉形のミツシヨン
ケース1としており、挟持板8の左端が直角に曲
折していると左側板1Lの円弧部1aに接当して
それ以上摺動できなくなるので、挟持板8の折り
曲げ部を円弧状曲折部に構成し、ミツシヨンケー
ス1の左側板1Lに構成した円弧部1aに嵌入
し、沿わせているのである。
Rと左側板1Lを合わせて、密閉形のミツシヨン
ケース1としており、挟持板8の左端が直角に曲
折していると左側板1Lの円弧部1aに接当して
それ以上摺動できなくなるので、挟持板8の折り
曲げ部を円弧状曲折部に構成し、ミツシヨンケー
ス1の左側板1Lに構成した円弧部1aに嵌入
し、沿わせているのである。
又、第6図に示す如く、シフトフオーク軸9は
両側に段部と小径の螺子部を持つ形状とし、ミツ
シヨンケース1の右側板1R左側板1Lを組み立
てる時に、両方の孔に貫通させて外側に突出した
螺子部にナツト30・31を掛けて固定すべく構
成している。
両側に段部と小径の螺子部を持つ形状とし、ミツ
シヨンケース1の右側板1R左側板1Lを組み立
てる時に、両方の孔に貫通させて外側に突出した
螺子部にナツト30・31を掛けて固定すべく構
成している。
(ヘ) 考案の効果
本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
効果を奏するものである。
第1に、シフトフオーク摺動幅が広いのに対し
て、ミツシヨンケースの幅を広くとる必要が無く
なり、ミツシヨンケースの厚みを薄くすることが
できるのである。
て、ミツシヨンケースの幅を広くとる必要が無く
なり、ミツシヨンケースの厚みを薄くすることが
できるのである。
第2に、「コ」字形のシフトフオークを薄いミ
ツシヨンケースにおいても利用することができる
ので、別体に構成した2連摺動歯車や3連摺動歯
車をシフトフオーク装置Aで連結し、該連結体を
シフトフオークに兼用して、摺動歯車を摺動させ
ることができるのでコストの低下を図ることが出
来たものである。
ツシヨンケースにおいても利用することができる
ので、別体に構成した2連摺動歯車や3連摺動歯
車をシフトフオーク装置Aで連結し、該連結体を
シフトフオークに兼用して、摺動歯車を摺動させ
ることができるのでコストの低下を図ることが出
来たものである。
第1図は管理機の全体側面図、第2図は管理機
のミツシヨンケースの後面断面図、第3図はミツ
シヨンケースの上部拡大断面図、第4図はシフト
フオークの後面断面図、第5図は同じく側面図、
第6図はシフター軸の支持方法を示す図面であ
る。 A……シフトフオーク装置、1……ミツシヨン
ケース、1a……ミツシヨンケースの内壁円弧
部、7……デテント体、8……挟持板、9……シ
フトフオーク軸、14・15……摺動歯車。
のミツシヨンケースの後面断面図、第3図はミツ
シヨンケースの上部拡大断面図、第4図はシフト
フオークの後面断面図、第5図は同じく側面図、
第6図はシフター軸の支持方法を示す図面であ
る。 A……シフトフオーク装置、1……ミツシヨン
ケース、1a……ミツシヨンケースの内壁円弧
部、7……デテント体、8……挟持板、9……シ
フトフオーク軸、14・15……摺動歯車。
Claims (1)
- 複数枚の摺動歯車の厚さ方向の両面に「コ」字
形のシフトフオーク装置Aを係合させ、該シフト
フオーク装置Aを左右のミツシヨンケース1の側
板間に架設したシフトフオーク軸9上を摺動させ
る構造において、「コ」字形のシフトフオーク装
置Aのミツシヨンケース側板側の挟持板8に円弧
状曲折部を構成し、ミツシヨンケース側板にも円
弧部1aを構成し、該挟持板8の円弧状曲折部
を、ミツシヨンケース側板の円弧部1aに嵌入可
能としたことを特徴とする歯車摺動式変速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11967482U JPS5923814U (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | 歯車摺動式変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11967482U JPS5923814U (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | 歯車摺動式変速装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5923814U JPS5923814U (ja) | 1984-02-14 |
JPS635054Y2 true JPS635054Y2 (ja) | 1988-02-10 |
Family
ID=30274558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11967482U Granted JPS5923814U (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | 歯車摺動式変速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5923814U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3503406B2 (ja) * | 1997-03-28 | 2004-03-08 | 三菱自動車エンジニアリング株式会社 | 搬送設備 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS585153Y2 (ja) * | 1979-02-27 | 1983-01-28 | リヨ−ビ株式会社 | 歯車変速装置 |
-
1982
- 1982-08-05 JP JP11967482U patent/JPS5923814U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5923814U (ja) | 1984-02-14 |
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