JPS63502282A - 1−置換アザシクロアルカン類より成る組成物とその用法 - Google Patents

1−置換アザシクロアルカン類より成る組成物とその用法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1−置換アザシクロアルカン類より成る組成物とその用法技術分野 本発明は、生理学的に活性な薬剤および、動物の体の皮膚またはその他の膜を通 したこの生理学的に活性な薬剤の透過を増大させるのに有効な量の、1−アルキ ルアルファー炭素を包含する、窒素原子に対してアルファーの炭素原子のいずれ かからぶら下がっている酸素または硫黄原子により置換されている1−アルキル アザシクロアルカン、より成る組成物に関する。
本発明は更に、1−置換アザシクロアルカンの組成物およびそれらの用法として の改良された繊維染色法、改良された植物栄養素の放出、改良された植物有害生 物駆除、改良された植物成長調整剤の配給、改良された反応体の反応生成物への 酸触媒変換および改良された昆虫駆除剤、にも関する。
背景技術 上に示した通り、本発明は、それが利点を与えるであろう多くの用法を包含する 。これらの用法の各々は、体の皮膚または他の膜を通した生理学的に活性な薬剤 の透過の増大における本発明の組成物の用法から始まるそれら詳説の順序に、以 下に説明されるであろう。
多くの生理学的に活性な薬剤は、望ましい結果を得るためには、局所的に施用す るのが最もよいことは周知である。全身施用と比べて、局所施用はその薬剤の代 謝分解を避けるこ、とができ、薬剤の副作用を大部分避け、薬剤の高い局所濃度 を達成させる。
生理学的に活性な薬剤を局所的に投与する際の最大の問題は、皮膚が透過に対す る非常に有効な障壁であることである。皮膚の表皮は、角質層と呼ばれる死んだ 細胞の外層を有しているが、この角質層は固くしまっていて、油性であり、単独 で使用されても水または油溶液の形で使用されても、気体状、固体または液体の 化学薬剤に対して有効な障壁を与える。もし、生理学的に活性な薬剤が角質層を 透過するならば、それは、表皮の基底層を通りぬけて真皮まで容易に達すること ができる。
障壁としての角質層の有効性は、大きな保護を与えるけれども、それはまた、身 体の局部領域に直接有用な薬剤を施用するための努力を挫折させる。生理学的に 活性な薬剤の角質層透過が不能であることにより、炎症、座癒、乾癩、単純庖疹 、湿疹、真菌ウィルスまたは他の微生物による感染等の症状の治療のための、ま たは皮膚または粘膜の病変または症状あるいは皮膚または粘膜の外表面下の条件 の、その他の疾患または症状のような状態を治療するための、それらの有効な使 用が妨げられる。
角質層はまた、皮膚が、サンスクリーン(sunscreen)、香水、蚊駆散 剤およびこれに類するもののような化粧品型の物質を吸収し保持するのを妨げる 。
生理学的に活性な薬剤は、この中で説明されている賦形薬系を通じて、身体の局 部的に影響を受けている部分に施用されることができる。USPコールドクリー ム、エタノールおよび種々の軟膏、油、溶媒および乳剤のような賦形薬は、これ まで、生理学的に活性な成分を局所的に施用するために使用されて来た。このよ うな賦形薬のほとんどは、皮膚を通して多量の生理学的に活性な薬剤を運ぶのに は有効でない。このような賦形薬の一つは、ジメチルスルホキシドである。
アルキル基中に1〜4個の炭素原子を有する1−低級アルキル置換アザシクロペ ンタン−2−オン類は、化学物質、例えば薬、の経皮吸収を適度に増大させるこ とが知られている。事実上より低い濃度の透過増大化合物を用いて、同一あるい はより高い水準の経皮吸収を得ることが望ましいであろうことはもつと早く認識 されていた。このため、所望の性質を有する新しい種類のN−置換アザシク口ア ルカン−2−オン類が発明された。この新しい種類の透過増大剤は、米国特許第 3.989,815号;第3.989.816号;第3,991,203号;第 4.122.170号;第4.318.893号;第4.405.616号;第 4.415,563号;第4.423.040号;第4.424.210号:お よび第4,444.762号;に記載されており、これらは本明細書中で参照さ れて(、)る。
1−低級アルキル置換アザシクロペンタン−2−オン類よりも低い濃度で生理学 的に活性な薬剤の経皮吸収を増大させるという望ましい性質を有する新規な透過 増大剤を提供することは、本発明の目的である。
上記の米国特許に記載された前述の新しい種類の透過増大剤に相当する透過増大 剤を提供することも、本発明の目的である。
本発明のその他の目的および利点は、本明細書中の以下の説明を注意深く読めば 明らかであろう。
この記述においては、“動物”という語は、他の動物、特に飼いならされた動物 およびペット、と同様に、ヒトを包含する。
発明の開示 本発明は、皮膚のような体膜を通して生理学的に活性な薬剤を運び、これらの薬 剤、を体の組織内に保持するための組成物に関する。さらに詳細には、本発明は 、その薬剤および、有効かつ無毒量の、構造式: 〔式中、X、 YおよびZは各々、酸素、硫黄または2個の水素原子を表わすこ とができるが、但し、・Zが2個の水素原子を表わすとき、XおよびYは両者と も酸素または硫黄を表わし、Zが酸素または硫黄を表わすとき、XおよびYの少 なくとも一方は酸素または硫黄を表わさなくてはならず;mは2〜6であり;R ′ はHまたは1〜4個の炭素原子を有する低級アルキル基であり;nは0〜1 6であり;そしてRは−CH3、(ここで、R′はHまたはハロゲンである)で ある〕を有する化合物、より成る、生理学的に活性な薬剤をヒトまたは動物に局 所的に投与するのに有用な組成物に関する。
好ましくは、Rは−CH3であり、R′はHである。
本発明のより好ましい具体化では−Rは−CH3であり、R′はHであり、そし てmは4である。さらに好ましくは、nは4〜17、例えば10、である。
生理学的に活性な薬剤が、上記の透過増大剤により体膜を通して運ばれ、体の組 織中に保持されることが見出された。
本発明はさらに、透過増大剤自体およびそれらの製造方法に関する。
この明細書中で先に述べた1−置換アザシクロアルカン類はまた、有効量の1− 置換アザシクロアルカンを染色工程に使用することにより、繊維における染料浸 透の増大にも有用であることがわかった。本発明はまた、有効量の染料および有 効量の1−置換アザシクロアルカンより成る化合物をも包含する。
植物栄養素と組み合わせたとき、1−置換アザシクロアルカンは、植物における 植物栄養素の吸収および同化を増大させることによる、そのような植物栄養素の 改良された配給方法を提供する。本発明はまた、有効量の植物栄養素および配給 増大有効量の1−置換アザシクロアルカンより成る化合物をも包含する。
この明細書中で上で述べた1−置換アザシクロアルカン類はまた、植物の有害生 物に対する農薬の放出を増大させることによる、改良された植物有害生物駆除法 においても有用であることが見出され、本発明は、有効量の植物用殺有害生物剤 および有効放出増大量の1−置換アザシクロアルカンより成る組成物を包含する 。
配給増大化合物および農薬を含有する本化合物は、局所施用により直接植物の有 害生物に施用されるかまたは保護されるべき植物への局所施用により間接的に施 用されることができる。
この後者の間接施用法によれば、農薬は、植物の有害生物が処理された植物と接 触した後に、その究極の作用部位、すなわち植物の有害生物、に到達することが できる。
この明細書中で上に述べた1−置換アザシクロアルカン類は、また、改良された 植物生長調整剤の配給法においても有用であることが見出され、本発明は、有効 量の植物生長調整剤および配給増大有効量の1−置換アザシクロアルカンより成 る化合物を包含する。植物生長調整剤および1−置換アザシクロアルカン化合物 は、常法で植物に施用されることができる。
この明細書中で上に述べた1−置換アザシクロアルカンはまた、昆虫側散剤とし ても有用であることが見出され、このような用途のための1−置換アザシクロア ルカンの施用および/または放出は常套手段による。
本発明はまた、反応体を、上述の1−置換アザシクロアルカンの塩より成る酸触 媒と接触させることより成る、酸触媒の存在における反応体の反応生成物への変 換法をも提供する。
本発明の組成物における透過増大添加物として有用なN−アルキル置換アザシク ロアルカン類は、以下に述べる方法によって製造することができる。上記の構造 式によって表わされる化合物の典型的な例には次のものがある:1−n−ドデシ ルアザシクロへブタン−2,7−ジオン1−n−ドデカノイルアザシクロへブタ ン−2−オン1−n−オクタデカノイルアザシクロへブタン−2−オン1−n− ミリストイルアザシクロへブタン−2−オン1−n−デカノイルアザシクロへブ タン−2−オン1−n−ウンデカノイルアザシクロへブタン−2−オン1−n− トリデカノイルアザシクロへブタン−2−オン1.1′ −セパシルビスアザシ クロへブタン−2−オン1−(4−フェニルブチリル)アザシクロヘキサン−2 −オン 1−n−ヘキサノイルアザシクロオクタン−2−オン1.1′ −アジポイルビ スアザシクロへブタン−2−オン1.1′ −アジポイルジアザシクロペンタン −2−オン1−n−ブタノイルアザシクロへブタン−2−オン1−n−ヘプタノ イルアザシクロへブタン−2−オン1−n−ペンタノイルアザシクロへブタン− 2−オン1−n−ヘキサノイルアザシクロへブタン−2−オン1−n−オクタノ イルアザシクロへブタン−2−オン1−n−ノナノイルアザシクロへブタン−2 −オン1.1′ −アゼラオイルビスアザシクロへブタン−2−オン1.1′  −スクシニルビスアザシクロへブタン−2−オン1.1′ −スベロイルビスア ザシクロへブタン−2−オン1.1′ −ピメロイルビスアザシクロへブタン− 2−オン1−n−ブタノイルアザシクロオクタン−2−オン1−n−ペンタノイ ルアザシクロヘキサン−2−オン1−n−ブタノンアザシクロペンタン−2−オ ン1−n−ウンデカノイルアザシクロペンタン−2−オン1−n−デカノイルア ザシクロペンタン−2−オン1−n−オクタノイルアザシクロペンタン−2−オ ン1−n−オクタノイルアザシクロヘキサン−2−オン1−n−ドデカノイルア ザシクロペンタン−2−オン1−n−ドデシルアザシクロヘキサン−2−オン1 −n−オクタデカノイルアザシクロヘキサン−2−オン1−n−ヘキサノイルア ザシクロヘキサン−2−オン1−n−ブタノイルアザシクロヘキサン−2−オン 1−n−ペンタノイルアザシクロペンクン−2−オン1−n−ヘキサノイルアザ シクロペンタン−2−オンZが酸素である、上記一般式によって表わされる化合 物のいくつかは、塩基、例えば水素化ナトリウム、の存在において、相当するア ザシクロアルカン−2−オンをハロゲン化アルカノイルと反応させることによっ て製造することができる。この反応は、炭化水素溶媒、例えば乾燥トルエン、中 、無水条件下、不活性雰囲気、例えば窒素、中で、還流温度で約10ないし72 時間実施される。この方法を以下に概略で示す:X、YまたはZが酸素である上 記の化合物はどれでも、この酸素含有化合物を五硫化燐と反応させることにより 、相当する硫黄同族体に変えることができる。
本発明で使用することができる1−置換アザシクロアルカンの量は、経皮吸収を 増大させるための有効無毒量である。一般にこの量は、組成物の約0.01ない し約5重世パーセント、好ましくは約0.1ないし2重量パーセント、の範囲で ある。
主題の組成物は、示された賦形薬に可溶な多くの生理学的に活性な薬剤に関して 用途を見出すことができる。
例えば、チアベンダゾール、クロロキシン、アンホテリシンB1カンジシジン、 ファンジマイシン、ナイスクチン、クロルダントイン、クロトリマゾール、硝酸 ミコナゾール、ピロルニドリン、サリチル酸、フェザチオン、トルナフテート、 トリアセチンおよび亜鉛またはナトリウムピリチオン、のような制真菌および殺 真菌剤は、この中に記載した透過増大剤中に溶解させて、皮膚の患部に局所的に 施用することができる。例えば、こうして施用された制真菌および殺真菌剤は、 角質層を通って運ばれ、それによって真菌に起因する皮膚の問題をうまく治療す る。このように施用されたこれらの薬剤は、先行技術の賦形薬中で施用されたと きよりも迅速に透過するばかりでなく、さらに、動物組織に高濃度で入り、事実 上より長期間保持され、それによってはるかに有効な治療が行なわれる。
例えば、主題の組成物はまた、チアベンダゾールまたは類似の抗真菌剤を上述の 透過増大剤の一つに溶解させて、これを患部に施用することにより、カンジダ属 (eandida)および、ミスむしまたは自重をひき起こす皮膚糸状菌(de rmatophytes)、によって起こる皮膚上の真菌感染の治療にも使用す ることができる。
主題組成物はまた、例えば単純庖疹(この場合は透過増大剤の一つに溶解させた ヨードデオキシウリジンの溶液により治療することができる)のような皮膚の問 題、またはいぼ(これは透過増大剤の一つに溶解させたポドフィリンのような薬 剤を用いて治療することができる)のような問題、を治療するのにも有用である 。乾疵のような皮膚の問題は、透過増大剤の一つ中の通常の局所用ステロイドの 溶液の局所施用により、または透ルのようなβ−アドレナリン作働性遮断薬の拮 抗薬を用いる治療により、治療されることができる。円形脱毛症のような頭皮状 態は、本発明の透過増大剤の一つに溶解させたトリアムシノロンアセトニドよう なステロイドを頭皮に直接施用することにより、より効果的に治療されることが できる。
主題組成物は、例えば、透過増大剤の一つに溶解させたフルオシノロンアセトニ ドまたはその誘導体;ヒドロコルチゾン、トリアムシノロンアセトニド、インド メタシン、またはフェニルブタシン、の溶液を患部に施用することにより、軽い 湿疹を治療するためにも有用である。本賦形薬とともに使用することができるそ の他の生理学的に活性なステロイドの例としては、例えば、コルチゾン、コルト ドキソン、フルセトニド、フルオロコルチゾン、ジフルオルゾンジアセテート、 フルランドレノロンアセトニド、メトリシン、アムシナフエル、アムシナフィド 、ベタメタシンおよびそのエステル類、クロロプレドニゾン、クロコルテロン、 デスジノロン、デソニド、デキサ、メタシン、ジクロリシン、デフルプレドネー ト、フルクロロニド、フルメタシン、フルニソリド、フルオシノニド、フルコル トロン、フルオロメタロン、フルペロロン、フルプレドニゾロン、メプレドニゾ ン、メチルメプレドニゾロン、パラメタシン、プレドニゾロンおよびプレドニゾ ン、がある。
主題組成物は、また抗菌化学療法、例えば病原菌を包含する皮膚状態の治療、に も有用である。本発明に使用することができる典型的な抗菌剤には、スルホンア ミド類、ペニシリン類、セファロスポリン類、ペニシリン類ゼ、エリスロマイシ ン類、リンコマイシン類、バンコマイシン類、テトラサイクリン類、クロラムフ ェニコール類、ストレプトマイシン類などがある。
前述のものの典型的な例としては、エリスロマイシン、エチル炭酸エリスロマイ シン、エリスロマイシン、ニストレード、グルコヘプトン酸エリスロマイシン、 エチルコハク酸エリスロマイシン、ラクトビオン酸エリスロマイシン、リンコマ イシン、クリンダマイシン、テトラサイクリン、クロルテトラサイクリン、デメ クロサイタリン、ドキシサイクリン、メタサイクリン、オキシテトラサイクリン 、メタサイクリンなどがある。
主題組成物は、また、過敏性の皮膚または通常の敏感な皮膚を日焼けによる損傷 または不快から保護するのにも有用である。従って、光線性皮膚炎は、太陽にさ らされるはずの皮膚表面への、上述の透過増大剤の一つに溶解させたパラ−アミ ノ安息香酸またはその周知の誘導体のような、サンスクリーン(sunscre en)の施用によって避けることができ;そしてこの保護用パラ−アミノ安息香 酸またはその誘導体類は、通常の賦形薬中で皮膚に施用されたときよりも、より うまく角質層中に運ばれ、このため、水または洗浄にさらされたときでさえ、事 実上、より長期間保持されるであろう。先行技術のキャリヤー中の紫外線遮蔽成 分はそれが水に浸漬されたとき皮膚から洗い落とされるので、本発明は、水泳を 含む活動に使用される普通の日焼it (sunjan)ローション用に特に有 用である。
主題組成物はまた本発明の透過増大剤の一つに溶解させたアミノプロピオニトリ ルまたはベニジルアミンのような、膠原質を柔軟化する薬剤を、廠痕組織に局所 的に施用することにより、搬痕組織を治療するのに使用することもできる。
点眼剤、点耳剤、または点鼻剤として普通に使用される薬剤は、本発明の透過増 大剤に溶解させたとき、より有効である。
診断に使用される薬剤は、本発明の透過増大剤の一つに溶解させて施用されると き、より効果的に使用されることができる。
アレルギーを診断するための貼付試験は、アレルゲンが本発明の透過増大剤の一 つ中で施用されるときは、皮膚をひっかいたりまたはアレルゲンを受けている領 域をおおうことなくすばやく行なわれることができる。
主題組成物はまた、化粧料または美容料の局所施用のためにも有用である。例え ば、メラニン−刺激性ホルモン(MSH)またはジヒドロキシアセトンおよびこ れに類するもののような化合物は、それらを本発明の透過増大剤の一つに溶解さ せたとき、より効果的に皮膚に施用されて日焼け(sunjan)を刺激する。
この薬剤は、本発明に従って施用されるとき、より迅速に、しかもより多量に皮 膚内に運ばれる。染髪料もまた、本発明の透過増大剤の一つに溶解させたとき、 より完全に、しかもより有効に浸透する。
昆虫駆散剤または香水およびコロン水のような芳香剤等の局所施用される物質の 有効性は、このような薬剤を本発明の透過増大剤の一つに溶解させて施用すると き、長びかせることができる。
先述のものは、公知の状態に対して公知の効果を有する治療薬および化粧料を含 む生理学的に活性な薬剤の単なる例であり、用されることができることは強調さ れるべきである。
その上、本発明の透過増大剤はまた、先に知られていなかった治療効果を生ずる ように使用されることもできる。すなわち、ここに記載した透過増大剤の使用に より、これまでは知られていなかった治療効果を達成することができる。
前述のものの例として、グリセオフルビンは、皮膚および爪の真菌感染に対する 選択される治療法として知られている。これまでは、グリセオフルビンの放出様 式は経口的なものであった。しかしながら、経口治療は、全身をグリセオフルビ ンにさらすことから起こる副作用および影響を受けた皮膚の外側の層だけが治療 される必要があるという事実のため、好ましくないことは長い間知られていた。
そのため、真菌感染が皮膚および爪の一般的な感染であるので、グリセオフルビ ンを局所的に使用することは利点となるであろう。しかしながら、局所グリセオ フルビンの必要性が長い間感じられてきたにもかかわらず、治療上有用であるた めの皮膚内のグリセオフルビンの十分な保持を起こすであろう、局所的に放出さ れることができる公知の処方はこれまで無かったので、グリセオフルビンは局所 的な真菌状態を治療するために、経口的に用いられてきた。
しかしながら、もしこの中に記載された透過増大剤の一つと組み合わせられるな らば、約0.1%ないし10%の治療濃度の範囲のグリセオフルビンが局所的に 、有効に使用されることができることが今回発見された。
別の例としては、痰瘉は、脂腺のあらゆる炎症疾患に普通に使用される名前であ り:またの名を尋常性座瘉という。座癒感染の典型的な原因となる微生物は、コ リネバクテリウム・アクネス(Corynebaeterium aenes) である。局所抗菌剤、例えばヘキサクロロフェン、およびテトラサイクリンのよ うな全身性抗生物質を含む種々の座瘉治療法が試みられてきた。全身性抗生物質 療法は部分的に有効であることが知られているけれども、局所療法は一般に有効 ではない。
全身を抗生物質にさらすことから起こる副作用および影響を受けている皮膚だけ が治療される必要があるという事実のため、座癒の全身性治療は好ましくないこ とは長い間知られていた。
しかしながら、長い間感じられてきた座瘉の局所治療の必要性にもかかわらず、 座瘉の治療に有効であると思われる局所的に使用することができる抗菌処方物が これまで知られていなかったため、抗生物質は一般に、座瘉を治療するために全 身的にのみ使用されてきた。しかしながら、今回、抗生物質、特にリンコマイシ ンおよびエリスロマイシン族の抗生物質は、もしここに記述した透過増大剤の一 つと組み合わせられるならば、局所的に痰癒の治療に使用されることができるこ とが発見された。
このようにして施用された抗生物質組成物は、治療上有効量が小胞および面飽( C,アクネス(aenes)を含む皮脂塞栓した小胞〕内と同様に、表皮および 皮膚のより深い層内へ、また、これらを通って運ばれ、これによってうま<、座 瘉の徴候ならびに症状を一時的に除去するために使用されることができる。
「生理学的に活性な薬剤」という言葉は、この明細書中では、生理学的に活性な ステロイド、抗生物質、抗真菌剤、抗菌剤、抗腫瘍剤、アレルゲン、抗ヒスタミ ン剤、抗炎症剤、紫外線遮蔽剤、診断薬、香水、昆虫駆除剤、染髪料などを含む 広範囲にわたる有用な化学薬剤および治療薬を指すために使用されている。
局所施用のための剤形は、溶液算用噴霧剤、ローション、軟膏、クリーム、ゲル 、坐剤、噴霧剤、エアロゾルおよびこれに類するものである。前述の剤形を製造 する典型的な不活性キャリヤーは水、アセトン、イソプロピルアルコール、フレ オン、エチルアルコール、ポリビニルピロリドン、プロピレングリコール、芳香 料、ゲル形成剤、鉱油、ステアリルアルコール、ステアリン酸、鯨ろう、ソルビ タンモノオレエート、 “ポリソルベーツ(Polysorbates) ”、 “トゥイーンズ(Tweens) ”ソルビタール、メチルセルロース、などで ある。
投与されるべき組成物の量、従ってその中の生理学的に活性な薬剤の量、は、明 らかに、それから期待される所望の結果のための有効量であろう。これはもちろ ん、医師の普通の熟練によって確定されるであろう。達成される増大された活性 のために、生理学的に活性な薬剤の用量は、しばしば、一般に当てはまる量より もひき下げられることができる。通常の細心の処方法に従えば、その特定の生理 学的に活性な薬剤の有用範囲の下限に近い用量が最初に使用され、医師の常習的 処置の通りに観察される反応から指示されるように用量が増加されることができ る。
本発明は、以下の実施例によってさらに具体的に説明されるが、これらの実施例 は、本発明の多くの側面を説明するものであって、請求の範囲により定義された 本発明の範囲を制限するように意図されてはいない。
実施例1 乾燥トルエン100m1中の水素化ナトリウム(5,14g (50%油分散液 ) ;0.107モル〕を、機械的かくはん機をとりつけた500 mlの3ツ ロフラスコに加えた。アザシクロへブタン−2−オン(10,07g ; 0. 089モル)を少し温めながら乾燥トルエン50m1に溶解させて、室温で、水 素化ナトリウム懸濁液に滴加した。この懸濁液を室温で1時間かくはんした。1 0m1の乾燥トルエン中の塩化n−ドデカノイル(19,39g ; 0.08 9モル)をこの混合物に滴加し、この添加完了後に混合物を室温で一夜かくはん した。次にこの混合物を水で洗浄し、有機層を分離して、MgSO4で乾燥させ 、濃縮させた。こうして得られる黄色油を160℃10.35mmで蒸溜して、 1−n−ドデカノイルアザシクロへブタン−2−オンを透明な油として得た。
実施例2 実施例1の化合物を、下記の過程に従って透過増大剤として試験した: 生後4〜6週の雌の無毛マウスの皮膚をこの動物から除去して、真皮が生理食塩 水に漬かるように浸透液槽上に置いた。
直径1.4cmのプラスチックシリンダーを、各月の表皮側の上にくっつけた。
1.4 cmの直径のシリンダー内の表皮表面に0.1%トリアムシノロンアセ トニド3Hを施用した(0.1cc)。この皮膚を、室温、環境湿度で培養した 。
6時間および24時間で、真皮を漬けている10ccの生理食塩水の槽から2c cを除去した。除去された2ccの生理食塩水は、6時間の試料採取後に、2c cの生理食塩水で置き換えた。
この2ccづつのアリコートをシンチレーション液内に置き、シンチレンション カウンター内で放射能を決定した。透過した量は、施用された用量に対する百分 率として計算された。
各々の実験では、3Hトリアムシノロンアセトニドをエタノールに溶解させ、試 験されるべき透過増大剤を所望の濃度まで加えた。
対照は、エタノール、単独、および、優れた透過増大性を有するものとして上記 の米国特許に記載されている化合物である1−n−ドデシルアザシクロへブタン −2−オンであった。実施例1の化合物および対照に対して各々5つの別個の試 験が行なわれ、結果が平均された。
下記の表に与えられた結果は、実施例1の化合物が特に優れた透過増大性を有す ることを示す。
表 透過増大剤 ″−ゞ′/1透過 −6時間 24時間 実施例 1 18.9674.34 1−n−ドデシルシクロへブタン−2−オン 16.64 80.94エタノー ル (単 独 ) 0.56 6.78エタノール(単独、くり返し’> 0. 5 5.64合物は1−n−ドデシルシクロへブタン−2−オンよりも驚くほど 優れた透過増大性を示す。
実施例3 下記の処方物を製造する: 1−n−ドデカノイルアザシクロへブタン−2−オン 1ミリスチン酸イソプロ ピル 5 実施例4 実施例3の処方物の呈アロゾール形を、下記の混合物を調製することにより製造 する: 実施例5 下記のクリーム処方物を調製する: % クリンダマイシン塩基 1.0 ステアリルアルコール、U、S、P L2.0エトキシル化コレステロール 0 .4 合成鯨油 7.5 ソルビタンモノオレエート 1.0 ポリソルベー)80. U、S、P 3.0l−n−ドデカノイルアザシクロへ ブタン−2−オン 0.5ソルビトール溶液、U、S、P 5.5クエン酸ナト リウム 0.5 ケモダーム(Chemoderm) # 844香料 0.2′精 製 水 6 8.4 この処方物は、ifの治療に有効である。
実施例6 下記の溶液処方物を製造する: A(%) B(%) クリンダマイシン塩基 −1,0 酸性リン酸タリンダマイシン 1.3 −水酸化ナトリウム 0.077− 1、OM 塩 酸 −−2,27 エデト酸二ナトリウム:2H200,0030,003香 料 0.5 0.5 l−n−ドデカノイルアザシクロ ヘプタン−2−オン 1.0 1.0 精 製 水 20.0・ 17.73 イソプロパツール 77.1277.497実施例7 下記の溶液処方物を製造する: % 硫酸ネオマイシン 0.5 リ ド カ イ ン 0.5 ヒドロコルチゾン o、25 1−n−ドデカノイルアザシクロへブタン−2−オン 0.5プロピレングリコ ール 98.25 この溶液は、家畜における耳炎の治療のために有効である。
実施例8 下記のサンスクリーン乳剤を製造する:% p−アミノ安息香酸 2.0 ベンジルアルコール 0.5 l−n−ドデカノイルアザシクロへブタン−2−オン 1.0ポリエチレングリ コール 500−MS 10.0ラノール酸イソプロピル 3.0 ラ ン ド ロ − ル 1.0 アセチル化ラノリン 0.5 ミリスチン酸イソプロピル 5.0 軽 鉱 油 8.0 セチルアルコール 1.0 ヴ イ − ガ ム (Veegum) 1.0プロピレングリコール 3.0 精 製 水 64.0 実施例9 下記の抗腫瘍溶液を製造する: % 5−フルオロウラシル 5.0 l−n−ドデカノイルアザシクロへブタン−2−オン 0.1ポリエチレングリ コール 5.0 実施例10 下記の昆虫駆散剤噴霧剤を製造する: 1−n−ドデカノイルアザシクロへブタン−2−オン 0.1実施例11 約0.00Lないし1パーセント、好ましくは0.1パーセントのフルオシノロ ンアセトニド、を含有する、下記のローション処方物を製造することができる: % フルオシノロンアセトニド o、oot −tセチルアルコール 15.0 プロピレングリコール 10.0 ラウリル硫酸ナトリウム 15.0 l−n−トチカッイルアザシクロへブタン−2−オン 1.0ステロイドを賦形 薬に溶解させ、その他の成分の、かくはんした冷却溶融物に加える。この製剤は 、影響を受けた皮膚領域への局所施用により、炎症をおこした皮膚病の治療のた めに特に有用である。施用の量および頻度は、このステロイドの局所施用の標準 的な実施法に従う。このステロイドの、炎症を起こした組織内への透過は増大さ せられ、治療水準は、このステロイドを通常の処方で施用したときよりも、より すばやく達成され、より長期間維持される。
実施例12 1−n−ドデカノイルアザシクロへブタン−2−オンを次の透過増大剤=1−n −ドデシルアザシクロへブタン−2,7−ジオン、で置き換えることを除き、実 施例3−11を繰返す。匹敵する結果が得られる。
本発明はまた、繊維の染色に関係するので、ここで本発明の組成物のこの用途に 話をむけるとζ添加剤、または織物用助剤が染色法を改良しあるいは強化するの に有用であることは周知である。
この中で上述したように1−アルキルアザシクロアルカン類を調製すると、この ものは、この1−アルキルアザシクロアルカンを使用しない場合よりもより低温 でしかもより短時間で、繊維を染めることを可能にするために有用である。染色 し得る繊維は、天然繊維および人造繊維の両方で凪る。
本発明の方法で使用するのに適する天然繊維としては、綿、麻、羊毛および絹お よび、パンヤ、大麻、ジュートおよびう(再生セルロースより成る繊維)、アセ テート(はぼジーまたはトリーアセテートセルロースより成る繊維)および、ポ リアミド、アクリル、ポリエステルおよびポリオレフィンのような化学的方法に より製造された非天然繊維形成物質より成る合成繊維がある。
典型的なポリアミド繊維としては、例えば、ポリ(ヘキサメチレンーアジプアミ ド、ポリ(m−キシリレンアジプアミド)、ポリ(キシリレンセバスアミド)、 ポリカプロラクタムおよびこれに類するもの、のようなナイロン類がある。典型 的なアクリル繊維は、オルロン(Orlon)、ダイネル(Dynel)、ベレ ル(Verel)、クレステン(C1eslan)、アクリラン(Acrl f an)、カーテル(Courtel Ie)およびビニロン(Vinylon) のような、完全にポリアクリロニトリルより成るか、またはアクリロニトリルと 別のビニル化合物との混合物の共重合体より成る合成繊維である。典型的なポリ エステル繊維には、テリレン(Terylen)、ダクロン(Dacron)お よびコブル(Kodel)がある。典型的なポリオレフィン繊維には、ポリエチ レン、ポリプロピレン、ビニロン(Vlnylon)、ロウイル(Rhouyl ) 、ゼフラン(Zefran)およびダーバン(Darvan)がある。
種々の色素は手に入れることができ、直接染料、アゾイックまたはナフトール染 料、バット染料および硫化染料、酸性染料および媒染または含金属染料、塩基性 または陽イオン染料、分散染料および繊維反応染料として分類されることができ る。
直接染料は、水に可溶性であって、主としてセルロース系繊維に使用され、時に は蛋白繊維およびポリアミド類に使用され、アゾイックまたはナフトール染料は いくらか、現色させた直接染料に類似していて、同じ繊維群に使用される。酸性 染料および媒染または含金属染料は蛋白繊維、アクリル繊維、ナイロン繊維およ びいくつかの改質ポリエステル繊維に使用される。陽イオンまたは塩基性染料は 、特に、アクリル繊維を着色するために使用され、ナイロンおよびポリエステル 繊維について有用であろう。分散染料は、もともと、アセテート繊維に使用する ために開発されたものであって、今はアセテート、ポリエステル、アクリルおよ びポリアミド繊維を着色するために使用される。反応染料は、主として綿、セル ロース栗毛、絹およびアクリル系に使用される。
はとんどの天然繊維を、染料液中で100℃までの温度で染色するのが普通であ るけれども、これらの条件は一般には合成繊維材料に深い色を生ずるには十分で ない。その上、毛のようないくつかの天然繊維は、沸とうしている水性染料液中 で十分に染色されることができるけれども、染料が深い色を生ずるように十分に 吸収されるには普通、11/ ないし2時間を要する。
毛は、綿およびビスコースレーヨンよりもゆっくり染まる。このため、通常の連 続染色法によって、毛織物を染色することは一般に実用的ではない。しかしなが ら、100℃より高い温度では、毛および合成繊維は、比較的迅速に染料を吸収 し、この結果、このような高温染色条件が繊維の劣化を起こし得ることを除けば 、毛の連続染色は可能であろう。
本明細書に記載した化合物を使用すると、染色工程はしばしば、このような化合 物を使用しないときよりも、より低温で実施されることができ、しかもより短時 間で完了されることかできる。その上、本明細書に記載した化合物を使用するこ とにより、染色されている繊維内への染料の浸透が増大し、堅牢性が改良される 。ここに記載した化合物は、特に、カーペット用の合成繊維の染色に有用である 。
本発明に使用し得るこれらの記載した化合物の量は、所望の繊維および染料、所 望の染色の時間および温度および使用される染色法によって変化する。一般に、 ここに記載した化合物は、染料液の約0.1ないし約50重量%、好ましくは約 1ないし約10重量%の量で使用されるであろう。
本発明の化合物が使用されることができる繊維材料は、糸または、織布、メリヤ ス生地または不織布を包含する公知のあらゆる型の織物を含むどの型のものであ ってもよいが、しか゛しこれに限定はされない。特に適する織物は、タフテッド または本明細書中で用いられるとき、この中に記載された織物用助剤に関連する “有効量”という言葉は、染色されるべき繊維を膨潤させるか、または、その染 色法に使用されている染料を染料堅牢度を改良するより小さい粒子に分散させる ことにより、または、その染色法においてより低い温度およびより短い時間の使 用を容易にすることにより、染料の浸透を改良するのに十分な記載化合物の量を 意味する。
1−置換アザシクロアルカンは、植物の処理、特に植物栄養素の改良配給法に有 用である。
生長および代謝に必要とされる化合物の供給および吸収は、栄養素と呼ばれる、 生物により必要とされる栄養および化合物として定義されることができる。栄養 素が細胞物質に変換され、あるいはエネルギーのために使用される機構は、代謝 過程である。「代謝」という語は、生命および生長を維持するために、生きてい る細胞内で起こっている種々の反応を包含する。栄養および代謝はこのように非 常に密接な相互関係がある。
緑の植物により必要とされる必須栄養素は、もっばら無機の性質のものである。
この点に関して、緑の植物は、その上に食料として有機化合物を必要とするヒト 、動物および多くの微生物とは根本的に異なっている。必須元素は、生物の正常 な生活環のために必要とされるものであって、その作用が他の化合物によって置 換されることができないものとして定義されることができる。その上、その元素 は、例えば必須酵素系の構成要素としてのように栄養中に直接包含されることが 示されねばならない。この定義に基づいて、下記の化学元素が高等植物のために 必須であることが現在公知である。:炭素 Cカ リ ラム K 亜 鉛 Zn 水素 H゛カルシウム Ca モリブデン M。
酸素 0 、 マグネシウム Mg 硼 素 B窒素 N 鉄 Fe 塩 素  0g リン P マ ンガン Mn −ナトリウム Na硫黄 S 銅 Cu 珪 素  Si 上に示された必須元素の表は、恐らく完全なものではなく、非常に低い濃度の他 の元素もやはり、高等植物には必須であることが示されるであろう。いくつかの 微生物には、例えばバナジウム(V)が必須元素として現在確認されている。
植物栄養素は、マクロ栄養素およびミクロ栄養素に分けられる。マクロ栄養素は 、ミクロ栄養素よりも比較的多量に植物内に見出され、必要とされている。例え ば、マクロ栄養素Nの植物組織含量は、ミクロ栄養素Znの含量の1000倍を 超える。植物物質中の元素含有量に基づくこの分類に従えば、次の元素はマクロ 栄養素と定義することができる: C,H,O,N、 P。
S、 K、 Ca、 Mg、 NaおよびS L s ミクロ栄養素は:Fe。
Mn、Cu、Zn、Mo、BおよびCIである。植物栄養素のマクロおよびミク ロ栄養素へのこの区別はいくぶん独断的であり、多くの場合に、マクロ栄養素と ミクロ栄養素との含量の間の差異は、上に挙げた例よりもかなり低い。
多くの、鉄の吸収および運搬の理論は公知であるけれども〔例えば、メンゲル( Mengel)外、プリンシプルズ・オブ・プラント・ニュートリジョン(Pr inciples of PlantNutrition)、第3章、 “ニュ ートリエンド・アップティク・アンド−アシミレージョン(Nutrlent  Uptake andAsslml 1ation)”、インターナショナル番 ボタシュ会インステイテユート(International Potash  1nst1tute) 、ベルン(1978)参照〕、植物による栄養素の吸収 および同化の過程は、十分には理解されていない。
本発明で使用することができる1−置換アザシクロアルカンの量は、植物栄養素 の植物への放出を増大させるのに有効な量である。一般に、有効量は、組成物の 約0.01ないし約99.9重量パーセント、好ましくは約0.1ないし10重 量パーセントの範囲である。
本発明で使用することができる植物栄養素には、非必須植物栄養素並びに必須栄 養素を含む、先述の通常のマクロ栄養素およびミクロ栄養素が含まれる。栄養素 の例としては、第一植物栄養物:アンモニアおよび硝酸イオンを包含する窒素、 リン(リン酸)、カリウム(カリ);第二植物栄養物元素:カルシウム、マグネ シウムおよび硫黄;および微量元素:マンガン、硼素、銅、亜鉛、鉄、モリブデ ンおよび塩素;があるが、これらに限定はされない。前述の栄養素の形は、通常 の形なら何でもよく、例えばマクヴイッカー(MeVickar)外、ユージン グ争コマーシャルφファーティライザー(Using Comn+erc1al Fertilizer) 、ザ争インターステート・パブリッシャーズ(The  Interstate Publishers)、イリノイ州、ダンビル(1 978)を参照されたい。
ここに記載した植物栄養素組成物の施用の方法は、一般的ブライイング会ファー ティライザーズ(Methods of ApplyingFerti l1z ers)’を参照されたい。
植物に配給されるべき植物栄養素組成物の厳密な量は、明らかに、それから期待 される所望の結果のための有効量であろう。
これはもちろん、当業者の普通の熟練により確定されるであろう。達成される増 大された活性のため、植物栄養素の量はしばしば、一般に適用し得る量よりも減 少させることができる。通常の細心の処決に従えば、その特定の薬剤の有用領域 の下限近くの用量がはじめ使用され、観察される反応から指示されるように、用 量を増加させることができる。
この明細書中で上記したような1−置換アザシクロアルカンを農薬と組み合わせ ると、植物有害生物駆除のための方法ならびに組成物が得られる。
農薬は、農業または園芸作物への種々の有害生物の攻撃とたたかうことを目的と する化学物質である。これらは3つの主な種類:殺虫剤、殺カビ剤および除草剤 (または除草剤weedk111ers) :に分類される。また、殺鼠剤(を 柱動物に属する有害生物の駆除用)、線虫撲滅剤(顕微鏡的寄生虫を殺すため) 、軟体類撲滅剤(ナメクジおよびカタツムリを殺すため)および壁画駆虫剤(ダ ニを殺すため)もある。
農薬はまた、2つの主な型すなわち、接触または非全身性農薬および全身性農薬 に分けることもできる。接触または表面農薬は、認めうるほどには植物組織を透 過せず、従って、植物の管束系内に運搬または転移させられない。早期の殺虫剤 、殺カビ剤および除草剤はこの型のものであったが、これらの不利な点は、これ らが長期にわたる風化作用(風、雨および日光)の影響を受けやすく、新しい植 物生長物は保護されぬ状態となり、このため昆虫および真菌などの有害生物によ る攻撃を受けやすいであろうということである。この早期の農業用膜カビ剤は、 そのため、保護剤としての殺カビ剤であり一言いかえればそれらは真菌胞子の発 生を妨げるように意図されているが、しかし一旦菌類が定着して、感染が植物組 織を通って拡大し始めると、このような非全身性殺カビ剤はほとんど根絶作用を 有さず、普通は感染を止めることはできない。
これと対照的に、より最近の農薬の多くは特性において全身性であり−これらは 効果的に植物の表皮を透過して、植物の管束系を通って移動することができる。
その例は、フェノキシ酢酸系の選択的殺虫剤、一定の有機リン殺虫剤およびさら に最近に発見されたベノミルのような全身性農薬により与えられる。
全身性農薬はまた、時には植物化学治療薬とも呼ばれ、真菌攻撃から植物を保護 することができるばかりでなく、また、定着した感染を治癒または抑制すること もできる。これらは、風化による影響をほとんど受けず、しかもすべての新しい 植物生長物にも免疫性を与えるであろう。
有害生物は種々の群に分けることができる。緑色素クロロフィルの助けにより生 体が、空気および水から炭水化物を光合成する能力により特徴づけられる植物界 では、ヒトがそれらを望まないところで生長している高等植物は、雑草と呼ばれ 、重要な有害生物である。下等植物のうち、藻類は、ある環境、例えば、湖およ びその他のゆっくり動く水中では、過度の藻類生長または“花″はかなりの損害 をひき起こし、化学薬品(殺藻薬)で処理することを必要とするけれども、一般 には有害生物はど重要なものではない。
真菌または非光合成植物は、クロロフィルを持たないので、空気および水からそ の栄養素を得ることができず;その結果これらは、腐敗している植物または動物 質(腐生真菌)または生きている植物または動物(寄生真菌)を直接食べて生き る。土壌中で主に見出される真菌は何千という異なる種があり、酵母菌のような いくつかのものは単細胞であるが、一方他のものは枝分かれしたフィラメントの 網目構造(菌糸)より成っている。
多くの真菌は、生きている作物植物と貯蔵中の作物の両方を攻撃する重大な有害 生物である。
ある種のバクテリアは、植物病因性の真菌とほとんど同じように重要とは言えな いが、植物の病気の原因である。バクテリアは、顕微鏡下で観察することができ 、その形によって分類することができる;すなわち、球形バクテリアは球菌と呼 ばれ、−刃杆形のものは桿菌である。
バクテリアおよび真菌と同様に、ウィルスは植物および動物を攻撃し、いくつか の種は重大な植物病をひき起こす。ウィルスは、それが真正の細胞ではないため 、生体の独特の部門を形成する。バクテリアと異なり、これらは普通の顕微鏡で 観察するにはあまりに直径が小さい(100〜300 A)が、これらは電子顕 微鏡下で明らかにすることができ、各ウィルスは蛋白質の保護膜によりとり囲ま れたDNAまたはRNAの一本の糸状体より成っている。
いくつかの高等動物(を椎動物)、例えばマウス、ラットおよび兎、は重要な有 害生物であり;もう一つの有害生物群は無を椎動物である真性昆虫(節足動物) により代表される。この後者は、3組の足を持ち、成体は3つの部分を有してお り;蛛形動物(ダニおよび真壁両群)は、体がはっきり3つの部分に分かれてい ない点で真性昆虫とは異なり;またこれらは通常4組の足を有する。より低次元 の動物、一定の線虫、しばしば体が分節していない寄生虫は、重要な作物有害生 物である。
もし農薬が活性でなくてはならないならば、それらは標的生体内の作用の根本部 位に到達しなくてはならない。従ってボルドー混合液のような表面膜カビ剤でさ え、真菌胞子を透過することができなくてはならず;同様に接触殺虫剤は昆虫の 表皮を透過しなくてはならず、接触除草剤は、それらが植物表皮上に密接すると き植物表皮を透過しなくてはならない。この要件は、もしその農薬の作用が全身 性でなくてはならないならば、それらが植物の根または葉または種子により吸収 されてさらにその植物の他の部分に配給されるための能力を有していなくてはな らないので、はるかに厳しいものである。このようにして、新は、それを食べた り吸ったりするすべての昆虫に対し毒性とさせられる。
本発明に使用されることができる1−置換アザシクロアルカンの量は、植物有害 生物に対する農薬の放出を増大させるのに弁動な量である。活性物質の植物への 間接施用の場合には、1−置換アザシクロアルカンの使用により達成される増大 された放出には、その殺有害生物農薬の改良された永続性および全身効果が包含 される。一般に、有効量は、該農薬組成物の、約0.01ないし約99.9、好 ましくは約061ないし10重量パーセントの範囲である。
適当な殺有害生物農薬には、例えばニコチン、デリス(ローテノーン)および除 虫菊のような植物殺虫剤;例えばDNOCのようなジニトロフェノール類を含む 合成殺虫剤:例えばレタン(Iethane)およびタナイトQhanite) のような有機チオシアン酸塩、DDTおよび関連化合物を含む有機塩素殺虫剤; ヘキサクロルシクロヘキサン;例えばアルドリンおよびジェルドレンのようなシ クロジエン基を含有する殺虫剤、マラチオン、メヴインフォス、ロガール、ジメ ストエート、ネノザン、ミラル、ジアジノン、ダルスボン、ペイルジルを含む有 機リン殺虫剤;ピリミカルブ、カルバリル、ベイボン、プロボクサール、ゼクト ロン、カルボフラン、アルジカルブ〔テミク(Tem1k) )、メトムール〔 ロンネート(lonnate) )を含む有機カーボネート殺虫剤:フェニル水 銀化合物、ナバン、メタムナトリウム、チロンを含む殺カビ剤、例えばカプタン 、フォルペットおよびオイフォラタンのような、n−トリクロルメチルチオ基を 含有する化合物;ディツカツブ〔カラタン(karathane) )を含むジ ニトロフェノール類;クロルベンジン類および関連化合物、例えばドブインおよ びロウノルのようなキノン類、スルホンアミド類、ベンズイミダゾール類;チオ フオネート類;オキサチン類;ピリマシン類;ピペコリン、モルホリンおよびア ゼピン誘導体;ウニプシン、キタジンおよびコネンを含む有機リン化合物、例え ば2.4−DMCPA、2.3.8−TBA、IAA、ピクロラムおよびジクロ ベニルのようなカルボン酸除草剤を含む除草剤;ダラパンおよびTCAのような りロル脂肪酸、およびアトロジン〔ゲサプリム(Gesaprlm))のような 複素環化合物;アミトロール、ピラゾン、ブロマシル、エンドサルのようなトリ アザール類;パラコートおよびジコートを含むビピリジニウム除草剤;ベンゾニ トリル類;ジフェニルエーテル類;例えば、ベンスリドのようなホスホロチオレ ート類のような有機リン化合物;DMPA(シトロン(Zytron)]のよう なホスホルアミデート類;グリホセートのようなホスホネート類;植物生長調整 剤;燻蒸剤;ワルファリン、ビドンおよびノルポルミド〔ラティコート(Rat icote))のような抗凝固剤を含む殺鼠剤;クロびクリミジン、ダゾメット およびネライトのような線虫撲滅剤;メタルデヒド、メチオカスブおよびフレス コンのような軟体類撲滅剤;駆散剤、ZIPのような抗食(anti −fee ding)化合物;化学滅菌剤、ホルモン類および生長阻害剤;がある。本発明 で使用するのに適する農薬の別の例は、当技術分野で公知である。例えば、アー ル・クレムリン(R,Cremlyn>、ペスティサイズ、プレバレイジョン・ アンド・モード・オブ・アクション(Pesticides、 Prepara tion and mode of action)、ジョン争つィリーφアン ド・サンズ(John Wiley and 5ons) 、 1979 ;ヴ イロンメント(The Use and 31gn1f]eance of P e5ticidesin the Enviror+ment) 、ジョン・ウ ィリー・アンド・サンズ(John Wlley and 5ons)、 19 79 ;ディー・ロバーツ(D。
イー・エイチ・フリーマン・アンド・カンパニー(E、 H。
Freeman and Company)、 1978 ;を参照されたい。
ここに記載した農薬組成物の施用法は一般的なものである。例えば、ジー・ハー トレイ(G、 1lartley)外、ケミカルズ・フォー会ベスト・コントロ ール(Chemlcals for Pe5tControl)、第15章、  “アプリケイジョン・オブ・ベスティサイズ(Application of  Pe5tlc1des)” 、バーガモン・プレス(Pergamon Pre ss)、 1969.を参照されたい。
は、明らかに、それから期待される所望の結果に対する有効量であろう。最新の 農薬は、1ニーカーあたり1ボンドよりも少ない使用量で農業に使用される。こ れはもちろん、当業者の通常の熟練によって確定されるであろう。達成される増 大された活性のために、薬剤の使用量はしばしば、一般に適用可能な量よりも減 少させられることができる。通常の細心の処決に従って、その特定の薬剤の有用 範囲の下限に近い用量を初めに使用し、観察された反応から指示されるように用 量を増加させる。
植物生長調整剤と組み合わせた、上記の1−置換アザシクロアルカン類は、植物 生長のための方法および組成物である。
植物生長調整剤は、低濃度で植物の形態学的構造および/または生理学的過程に 影響を与える、栄養素以外の有機化合物である。植物ホルモンは、低濃度で植物 における生理学的過程を調節する、天然に生ずる成長調整剤である。合成生長調 整剤は、果物の発育、果物のまばら化、落葉、生長刺激および阻止、幼穂の根づ きおよび多くのその他の各種過程を調節するためにヒトによって使用される。過 去30年にわたって、植物生長調整剤の研究および開発は、基礎ならびに応用植 物研究の最も活性な分野の一つであった。普通名と商品名およびコード番号のリ ストの下のPANS植物生長調整剤インデックス〔ビーψジエイ・ケムプ(P、  j、 Kemp) 、 25 (2)、 211および213〕は492の記 載事項を有している(これらが除草以外の何らかの生長調整のために特異的に使 用される場合以外は、除草剤を除外している)。
今日、広く使用されている植物生長調整剤は、下記のもの(通常使用されている 生長調整剤のいくつかをかっこ内に示す)を含む非常に多種の植物生長過程に影 響を与える:幼穂 ゛の根づき(インドール酪酸);パイナツプルの開花の促進 (1−ナフタレン酢酸;β−ヒドロキシエチルヒドラジン;エテホン);りんご の収穫前の落下の予防(NAA、ダミノジド);芝生の生長の阻止(マレイン酸 ヒドラジド;メフルイダイドジエタノールアミン);じゃがいもの発芽の予防( マレイン酸ヒドラジド);りんご、梨、桃における花の誘発(こはく酸−2,2 −ジメチルヒドラジン、 2.3.5−トリヨード安息香酸); “長日“植物 、例えばレタス、大根、からし采、いのんど、の早期開花(ジベレリン類);普 通は開花するために低温を必要とする多くの2年少植物の開花(ジベレリン類) ;開花の予防によるさとうきびの収量の改良(ジウロン;ジクアート);不利な 天候条件を避けるための、アーモンドおよび桃における開花の遅延(ジアミノシ ト):熟したかんきつ類の果物の切離の誘発(シクロベキシム;5−クロル−3 −メチル−4−ニトロ−1−H−ピラゾール);さやの取り入れを助けるための 綿の葉の落葉(エテフォン);果物、例えばぶどう、桃のまばら化(ジベレル酸 ;エテフォン;3−クロルフェノキシ−α−プロピオンアミド);かんきつ類の 収穫前の落下の予防(2,4−ジクロルフェノキシ酢酸);例えばトマト、かぼ ちゃ、なす、いちじくにおける結実の誘発(4−クロル−フェノキシ酢酸;2− ナフチルオキシ酢酸);ぶどうの大きさおよび質の増加(ジベレリン類);麦芽 製造のための大麦中のアミラーゼの誘発(ジベレリン類);さとうきびの生長の 刺激(ジベレリン類);穀物の茎の長さの低下(塩化2−クロルエチルトリメチ ルアンモニウム);例えば、かぼちゃにおける雌花の発育(NAA ;エテフォ ン;ダミノジド);例えば、ホップにおける雄花の助長(ジベレリン類);植物 組成の生体調整、例えば、かんきつ類における色、さとうきびにおける糖、野菜 にゴムの木からの増大されたラテックス(種々の生長調整剤)。
本発明で使用することができる1−置換アザシクロアルカンの量は、植物への植 物生長調整剤の配給を増大させるために有効な量である。一般に、有効量は、組 成物の約0.01ないし約99.9、好ましくは約061ないし10重量パーセ ントの範囲である。
適当な植物生長調整剤には、IAA(インドリル−3−酢酸)、IBA(4−( インドール−3−イル)酪酸]、NAO(アルファーナフチル酢酸) 、NOA  (2−ナフチルオキシ酢酸)およびNAD (1−ナフチルアセトアミド)の ような天然ならびに合成オーキシン類;フェノキシアルカン酸類、ジベレリン類 、サイトキニン類、アブシス酸、マレイン酸ヒドラジド、プロファムおよびクロ ルプロファム、ホスホロトリチオ酸S、S、S −トリブチル、S、S、S − )リブチルホスホロトリチオイト、タロルメクオート、ダミノジド、グリホシン 、アンシミドール、塩化クロルホニウム、ジケグラックナトリウム、塩化モルホ リニウム、フォサミン、メフリダイド、4−メトキシベンゾフェノン類、p95 28[酢酸エチル−5−(4−クロルフェニル)−2H−テトラゾール−2−イ ル〕、臭化ピプロクタニル、2−(3−アリール−5−ビラジイル)安息香酸類 、BTS34723 (1−(N−2−フェノキシエチル−N−プロピルカルバ モイル)−1N−イミダゾール) 、BTS34442(1−(N −2,4− ジクロルベンジル)−N−イソプロピルカルバモイル−IN−イミダゾール)、 UBI P293(2・3−ジヒドロ−5,6−ジフェニル−1,4−オキサチ イン)、M&825.105 (3−t−ブチルフェノキシ酢酸プロピル)、チ ダイズロン〔N−フェニル−N’ −(1,2,3−チアジアゾール−5−イル )尿素〕、メビクオート(塩化1.1−ジメチルピペリジニウム) 、BAS  09800W (塩化メビクオートプラスエテファン)、IZAA(5−クロル インダゾール−8−酢酸エチルエステル)、MON8000、DOWCO242 (臭化テトライソペンチル−アンモニウム)、第四級アンモニウム沃化物類;ク ロルフルレコールーメチル、フルレコールーブチル、T I BA (2,3, 5−)リーヨード安息香酸)を含むモルフアクチン類;RH531(1−(4− クロルフェニル)−1,2−ジヒドロ−4,6−シメチルー2−オキソニコチン 酸ナトリウム〕、DPI−3778(3−(4−クロルフェニル)−6−メドキ シー1.3.5− )リアジン−2,4−ジオントリエタノールアミン〕を含む 生殖子撲滅剤およびアレロバシン類(al Ielopathlns)がGro wth Regulators)、第2章を参照されたい。
植物生長調整剤の使用の機会には、種子または、早期の生長および根の発育を促 進するであろう移植のための実生に対する処理;穀物収穫物の質(普通は蛋白質 水準およびアミノ酸平衡)を改良するための物質;飼料の収量および質を改良す るための物質;実生の残存および生長、早期種子産出および促進された生長速度 のような森林における機会:耕作、肥料(すなわち吸収、流動化など)および潅 厩水に対する反応を最大にすることによりエネルギー経費を下げる体系;エチレ ンの作用または生成を阻止し、こうして不確実に実を結んでいる作物における若 い果物の切離を減らすための化合物;種−または機能−特異性効果をもつ新しい ジベレリン類;ホルモン相互作用および貯蔵/不活化系(“徐放”化合物)の理 解に基づく公知物質の新しい用途および自然結合反応をあやつるための物質;植 物の病気および昆虫の影響を軽減しまたは最小にし、あるいは統合した害虫処理 の体系を促進するための物質;光呼吸、暗呼吸を減少させること、または窒素代 謝/固定、光合成、転流を促進することによって生産性を改良するための物質; 特定の強く望まれる最終生成物(油、蛋白質、セルロース)の合成を強化する物 質;花の分化または種子の発生の期間を長くするような、発育パターンの移動に より生産性を増大させるための物質:がある。前述のものは、農芸化学者にとっ て利用できる広範囲の機会を具体的に説明するのに役立つ。
はとんど植物学上の好奇心とし゛で始まっている、ホワイト(White)、ス チュワード(Steward)、スクーグ(Skoog)その他により開拓され た植物組織培養は、生長調整化学物質の助けをかりて、植物増殖を行う者の掌中 の強力な道具となった。はとんどすべての植物を組織培養し、このような培養物 から均一な苗木を発育させることが今や可能である。花粉粒でさえ使用すること ができ、続いて起こる半数体植物は適当な化学薬剤の使用によって倍数体にする ことができる。頂端分裂組織培養を般的なものである。例えば、ダブリュー・ダ ブリュー・フレフチ+−(W、ν、 Fletcher)およびアール・シー中 カークウッド(R,C,Kirkwood) 、ハービサイズ・アンド・プラン トやグロウス・レギュレーターズ(Herbicldes and Plant Growth Regulators)、グラナダ・パブリッシング・リミテッ ド(Granada Publishing Lim1ted)、 :、−ヨー ク、 1982.を参照されたい。
植物に配給されるべき植物生長調整剤組成物の厳密な量は、明らかに、そこから 期待される所望の結果のための有効量であろう。これは、もちろん、従事者の通 常の熟練によって確定されるであろう。達成される増大した活性のために、植物 生長調整剤の量は、しばしば一般に適用できる量より減少させることができる。
通常の細心の処決に従って、その特定の薬剤の有用範囲の下限に近い用量がはじ めに使用され、観察される反応から指示されるようにその用量を増加させること ができる。
本発明は、反応体、特に有機反応体を、酸触媒の存在において反応生成物に変換 するための改良法をも提供する。上記方法における改良は、酸触媒として作用し 、下記のように定義される化合物の選択に見られる。特に、これらの化合物は他 の周知の酸触媒、例えばポリスチレンスルホン酸(このものは、ポリスチレン重 合体の主鎖からぶら下がっているスルホン酸基より成る)と比較して、反応の速 度を増し、しかも上記のポリスチレンスルホン酸触媒と比較して時間および温度 に関してより安定である。
好ましくは、本発明の方法で使用される反応体は、炭化水素、または、窒素、酸 素、硫黄、リンおよびハロゲン原子のような異種原子;特に酸素原子で置換され た炭化水素である。
本発明のもう一つの具体化では、オレフィンをもう一つの反応体の存在において 、下に記載する酸触媒と接触させて、上記オレフィンと上記の他の反応体との反 応生成物を得る。従って、上記の第二反応体には、エーテルまたはアルコールを 得るためのヒドロキシル基が包含されていてもよい。例えば、工ないし4個の炭 素原子を有するアルカノールは、下に記載する酸触媒の存在において、2ないし 7個の炭素原子を有するオレフィンと反応させて、エーテルを得ることができる 。特に好ましいのは、メチル第三ブチルエーテル、メチル−第三アミルエーテル またはメチルイソプロピルエーテルを得るための、メタノールと各々、イソブチ レン、イソブチレンまたはプロピレンとの反応である。このような反応は、温度 15ないし200℃、圧力ニないし10気圧で起こるであろう。・ オレフィン類はまた、本発明の方法においてカルボン酸と接触させて、エステル 類を得ることもできる。従って、2ないし10個の炭素原子を有する直鎖状オレ フィン類、イソブチレンまたはシクロヘキセンを、0℃ないし100℃の範囲の 温度で、1ないし8個の炭素原子を有するカルボン酸の存在において反応させて 、反応生成物として相当するエステル類を得ることができる。ボートニック(B ortnick)に対する米国特許第3.037,052号は、この一般反応に 関して詳記しており、特定の反応体および反応条件を示すために本明細書で参照 されている。本方法のこの具体化の中で、特に好ましい反応としては、相当する エステルを得るための、工ないし8個の炭素原子、さらに好ましくは2ないし4 個の炭素原子を有するモノオレフィンと、メタクリル酸、アクリル酸、酢酸また はフタル酸との反応がある。アクリル酸およびメタクリル酸のこれらのエステル 類は、アクリルプラスチックおよびゴムの製造のための有用な単量体である。
酢酸エステル類は、もちろん、溶媒として有用である。フタル酸エステルは、可 塑剤として有用である。 。
本発明の方法に有用なその他の反応体には、アルコール類がある。従って、本発 明の一興体化では、1ないし8個の炭素原子、より好ましくは工ないし4個の炭 素原子を有するアルコールを、下記の酸触媒の存在で反応させて、エーテルまた はオレフィン(脱水により)のどちらかを得る。例えば、メタノールまたはエタ ノールを、温度40℃ないし100℃、圧力1ないし5気圧で反応させて、各々 ジメチルエーテルまたはジエチルエーテルを得ることができる。第三ブタノール は、温度40℃ないし100℃で脱水してイソブチンとすることができる。同様 に、ブタンジオールは脱水してテトラヒドロフランとすることができる。
オレフィンのように、アルコールを第二反応体の存在において反応させて、上記 アルコールと上記第二反応体との反応生成物を得ることができる。特に、上記第 二反応体は、エステルまたはアルキル化芳香族化合物を得るために各々カルボン 酸基または芳香族基より成ることができる。これらの反応のための反応体および 条件は、上に記載した。
本発明の方法に使用することができるもう一つの反応体は、無水物である。例え ば、無水酢酸のような無水物を、芳香族基またはオレフィン基を有する化合物と 反応させて、各々、アセチル化芳香族化合物またはアセチル化オレフィンを得る ことができる。特に、無水酢酸を、アニソールと反応させてp−メトキシアセト フェノンを、また、ジイソブチレンと反応させて2.2−メチル−6−オキツー ヘブトー4−エンを得ることができる。これらの反応は、温度40℃ないし10 0℃、圧力1ないし5気圧で実施することができる。
アルデヒドまたはケトンは、本発明の方法によって縮合されて、各々の縮合生成 物を与えることができる。例えば、2−エチルヘキセナールは、温度40°Cな いし100℃、圧力ニないし5気圧で、2分子のn−ブチルアルデヒドを縮合さ せることにより製造することができる。同様に、メチルイソブチルケトンを縮合 させると、1−メチル−4−メチル−6−オキソ−9−メチルノン−4−エンが 生ずるであろう。一般に、ユないし10個の炭素原子を有するアルデヒドおよび ケトンは、本発明の方法で縮合させてその二量体とすることができる。さらに、 上記のアルデヒドおよびケトンは、芳香族化合物の存在で反応させて、その結果 生ずる反応生成物を得ることができる。特に、アセトンはフェノールと反応させ るとビスフェノールAを生じ、ホルムアルデヒドは、アニリンと反応させるとジ アミノジフェニルメタンを生じる。
過酸化物類またはヒドロペルオキシド類は、本発明の方法により分解されて、相 当する分解生成物を生じることができる。
例えば、クメンヒドロペルオキシドは、非酸触媒分解と比べて低温で、アセトン およびフェノールに分解されることができる。その上、熱に対して敏感である( 従って、反応器は、熱を除去し5.触媒の分解を避けるように設計されなくては ならない)先行技術のポリスチレンスルホン酸触媒と異なり、本発明の酸触媒は 熱過敏性ではない。
グリコール類は、本発明の方法で、反応体としてエポキシドを使用することによ り製造することができる。特に、エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドは 、各々、エチレングリコールおよびプロピレングリコールに変えることができる 。
エステル類は、本発明の方法において効率的にカルボン酸およびアルコールに変 えることができる。同様にアセタール類は、本方法により加水分解することがで きる。例えば、蔗糖は、フラクトースおよびグルコースに加水分解することがで きる。
上記の反応体、反応生成物および反応条件の例は、すべて、当技術分野で公知で あることに注目することは重要である。本発明は、ポリスチレンスルホン酸のよ うな他の公知触媒と比較して、当量の酸に基づいて増大された反応率を得るため の酸性触媒としてこの中で上記した1−置換アザシクロアルカンの塩を使用する ことによる、このような方法の例に対する改良に存する。
本明細書中で上記した1−置換アザシクロアルカンは、強酸、例えば臭化水素と 反応させることによって、相当する第四級アミン塩に変えられる。特に、このよ うな反応は、次のようにして実施されることができる: に沈殿が得られる。この有機溶液が臭化水素で飽和したら、その結果生ずる懸濁 液を濾過して、固体をジエチルエーテルで洗浄する。次にこれを真空乾燥させる と、1−置換アザシクロアルカンの臭化水素塩が得られる。
上記の酸触媒はまた、酸源としても有用である。これらの塩は、安定で非吸湿性 の固体であり、これは先行技術において公知の固体酸源に対する有用な代替物で ある。これらは公知の化学量論組成のものであるので、酸のどんな所望量の厳密 な当量でも好都合に重量測定し、安全に扱うことができる。このことは、危険で あって、厳密な酸含量を決定するために滴定されねばならない酸溶液をしのぐ重 要な利点を提供する。
酸源としては、上記の塩類の実用の例は、蒸着した半導体被膜からの酸化物不純 物の除去、母材を有意に攻撃することなしに無機付着物を溶解させることによる 衛生器具取付部品用のはんだ融剤から住宅用洗浄剤までにわたる金属洗浄、およ び熱ロール法において形成されるミルスケール中に存在する種々の酸化物の溶解 (w4の酸洗い)である。従って、これらの薬剤は、酸抑制剤として機能する。
その他の方法としては、リグノセルロースのヘキソースおよびペントースへの変 換、蔗糖溶液との反応による転化糖の製造、でん粉を加水分解して砂糖シロップ を得ること、例えば超臨界蒸気発生器および原子力設備中のオーステナイトステ ンレス鋼部分を含む化学装置の洗浄、原油からのワックス、石炭蒸留からのター ル、潤滑に使用した油およびグリース、保護被膜として使用した特殊グリース型 防腐剤のような汚染物の装置からの除去、孔あけ用ビットの洗浄および潤滑化、 などがある。
上記酸の塩の“親”化合物は、酸掃去剤として有用である。
すなわち例えば、過剰の酸は酸洗浄した装置から除去することができ、酸焼けは これらの無毒性薬剤で処理することができ、化学的方法に受容できない痕跡量の 酸は、これらの薬剤を用いて反応溶液から沈殿させることができる、などである 。
本発明をさらに、下記の実施例によって詳゛シ<説明するが、これらは、本発明 の種々の側面を具体的に示すものであって、添付された特許請求の範囲により限 定されるような本発明の範囲を制限しようとするものではない。
実施例A−1 この反応においては、反応速度は、前記の酸性触媒の存在において、反応: t −C4H90H−4i −C4H8+H20に従って、第三−ブタノールの 脱水から生じる反応生成物である、オレフィン、すなわちイソブチレンの流れを 測定することにより監視される。最初にt−ブタノールを飽和させるため並びに 正の圧力を与えるために、反応器内にイソブチレンの小さな連続流を保持する( イソブチレンのt−ブタノール中の高い溶解度のために、加圧が必要であり;そ うでなければ、反応生成物、すなわちイソブチレンは反応体すなわちt−ブタノ ールに溶解し、観察されないであろう)。反応速度は連続的に監視され、出口の イソブチレン流と入口のイソブチレン流の間の差である。
500m1のフラスコに、次に、上述の触媒100mgを加えて脱水反応を開始 させ、得られる二相混合物をかきまぜる。
て測定して、反応の進行の指標とするが;時間=0を、触媒が第三ブタノールに 加えられる点としてとる。誘導時間が観察され、その後で反応速度は最大まで増 加し、そして長期間にわたり、第三ブタノールが反応生成物の水に富むようにな るにつれて触媒の活性は衰える。水は酸部位に集積し、それによって酸性度を平 衡化する。
実施例A−2 この実施例では、酢酸第三ブチルを与えるための、イソブチレンと酢酸との間の 反応が、実施例1の酸触媒により触媒される。これは、回分式あるいは連続流反 応器中のどちらかで達成される。固定床反応器および9〜10分の接触時間を使 用すると、酢酸とイソブチレンとのモル’h 2.4 : 3.3では、イソブ チレンを基礎にして、酢酸t−ブチルへの85パーセントの変換が達成される。
痕跡量ないし1.6パーセントのC3H16のみが検出されるので、重合は重要 ではない。この反応のための反応条件は、ここで参照されている、ケンプ(Ke mp)に対する米国特許第3.67LO99号に記載されている。
この中で上に記載したような1−置換アザシクロアルカンは、また、昆虫側散剤 としても有用である。
駆散剤は、食物または生息条件をいやなものまたは不快なものとすることによっ て、昆虫の攻撃から動物、植物、または生成物を保護する物質である。本発明の 1−置換アザシクロアルカンのような化合物は、殺虫剤を使用することが実行で きずまたは不可能である場合を利するために使用することができ、しかもこれを 使わない場合には、加工生産物、生長している植物または動物およびヒトの体に 対して得ることができない程度の保護を与えることができる。
本発明で使用することができる1−置換アザシクロアルカンの量は、昆虫を追い 払うために有効な量であり、昆虫側散剤組成物中の有効量は一般に、組成物の約 0.01ないし約99.9、好ましくは約0.1ないし約10重量パーセントの 範囲である。
本発明に従う1−置換アザシクロアルカンの施用には、領域、生成物、動物また はヒトを本発明の1−置換アザシクロアルカンと接触させるすべての常法が含ま れる。このような接触法としては、とりわけ、噴霧、ソーキング(含浸)、散布 および燻蒸がある。
効果的に追い払うことができる典型的昆虫は、特に、はむし科の小甲虫、よこば い、ポテトサイリド(potato psyllld)、まめこがね、蚊、ハエ 、咬む節足動物、ダニ、真壁両群、悪鬼、白蟻、にわとりダニ、大工蟻、蛾、ひ めまるかつおぶしむし、である。特に重要なことには、1−置換アザシクロアル カンが、はまだら蚊、バンクロフト糸状虫およびプルシア・マライ(Brugi a malayl)のような線虫(namatode)寄生虫、普通の家バエ、 ツェツェバエのような血を吸うサシガメ科半翅虫、咬む黒バエ、(線虫)、東洋 鼠蚤(インドネズミノミ)、動物における外生(ectopie)、内生(en dotopic)寄生虫、サシバエ1 〔刺バエ(Stomoxys calc itrans)) 、真壁盈の幼虫、〔ブーフィラス・ミクロプラス(Boop hilus m1eroplus))およびヒト虱〔キモノジラミ(Pedic ulus Corporis) )に対する駆散剤として活性であることができ 杭 木発明の特定の具体化が記載されたけれども、多くの明らかな変形が行なわれる ことができ、しかも添付された特許請求の範囲の趣旨に入るであろうそのような 変形をすべて本発明に包含することが意図されているので、本発明がそれに限定 されないことはもちろん理解されるであろう。
国際調査報告 PCT/US87100191

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)有効量の生理学的に活性な薬剤および、無毒かつ有効透過量の、構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、X,YおよびZは各々酸素、硫黄または2個の水素原子を表わすことが できるが、但しZが2個の水素原子を表わすときは、XおよびYは両者とも酸素 または硫黄を表わし、Zが酸素または硫黄を表わすときは、XおよびYの少なく とも一方は酸素または硫黄を表わさなくてはならず;mは2〜6であり;R′は Hまたは、1〜4個の炭素原子を有する低級アルキル基であり;nは0〜16で あり;そしてRは−CH3、 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼( ここでR′′はHまたはハロゲンである)である〕を有する化合物より成る組成 物。 2)生理学的に活性な薬剤が抗細菌剤である、請求の範囲第1項に記載の組成物 。 3)抗細菌剤が抗生物質である、請求の範囲第2項に記載の組成物。 4)抗生物質が、リンコマイシン、クリンダマイシン、エリスロマイシンおよび その薬学的に有用な塩より成る群から選択される、請求の範囲第3項に記載の組 成物。 5)生理学的に活性な薬剤が、生理学的に活性なステロイドである、請求の範囲 第1項に記載の組成物。 6)生理学的に活性な薬剤が抗真菌剤である、請求の範囲第1項に記載の組成物 。 7)生理学的に活性な薬剤がヨードデオキシウリジンである、請求の範囲第1項 に記載の組成物。 8)生理学的に活性な薬剤が5−フルオロウラシルである、請求の範囲第1項に 記載の組成物。 9)構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼〔式中、X,YおよびZは各々、酸素、硫黄 または2個の水素原子を表わすことができるが、但し、Zが2個の水素原子を表 わすときは、XおよびYは両者とも酸素または硫黄を表わし、Zが酸素または硫 黄を表わすときは、XおよびYの少なくとも一方は酸素または硫黄を表わさなく てはならず;mは2〜6であり;R′はHまたは、1〜4個の炭素原子を有する 低級アルキル基であり;nは0〜16であり;そしてRは−CH3、 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼( ここでR′′はHまたはハロゲンである)である〕を有する無毒性化合物の存在 において、生理学的に活性な薬剤を、皮膚または他の膜と接触させることより成 る、ヒトまたは動物の皮膚または他の膜に、および/またはこれらを通して有効 量の生理学的に活性な薬剤を投与する方法。 10)生理学的に活性な薬剤が抗細菌剤である、請求の範囲第9項に記載の方法 。 11)抗細菌剤が抗生物質である、請求の範囲第10項に記載の方法。 12)抗生物質が、リンコマイシン、クリンダマイシン、エリスロマイシンおよ びその薬学的に有用な塩より成る群から選択される、請求の範囲第11項に記載 の方法。 13)生理学的に活性な薬剤が、生理学的に活性なステロイドである、請求の範 囲第12項に記載の方法。 14)生理学的に活性な薬剤が抗真菌剤である、請求の範囲第13項に記載の方 法。 15)生理学的に活性な薬剤がヨードデオキシウリジンである、請求の範囲第1 4項に記載の方法。 16)生理学的に活性な薬剤が5−フルオロウラシルである、請求の範囲第15 項に記載の方法。 17)染色工程において、染色増強有効量の、構造式:▲数式、化学式、表等が あります▼ 〔式中、X,YおよびZは各々、酸素、硫黄または2個の水素原子を表わすこと ができるが、但し、Zが2個の水素原子を表わすとき、XおよびYは両者とも酸 素または硫黄を表わし、Zが酸素または硫黄を表わすとき、XおよびYの少なく とも一方は酸素または硫黄を表わさなくてはならず;mは2〜6であり;R′は Hまたは、1〜4個の炭素原子を有する低級アルキル基であり;nは0〜16で あり;そしてRは−CH3、 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼( ここでR′′はHまたはハロゲンである)である〕を有する化合物を使用するこ とによる、繊維の染料浸透性を増強する方法。 18)繊維が、天然繊維および合成繊維の群から選択される、請求の範囲第17 項に記載の方法。 19)繊維が、レーヨン、アセテート、ポリアミド、アクリル、ポリエステルお よびポリオレフィン繊維より成る群から選択される合成繊維である、請求の範囲 第17項に記載の方法。 20)有効量の染料および染色増強有効量の、構造式:▲数式、化学式、表等が あります▼ 〔式中、X,YおよびZは各々、酸素、硫黄または2個の水素原子を表わすこと ができるが、但し、Zが2個の水素原子を表わすときは、XおよびYは両者とも 酸素または硫黄を表わし、Zが酸素または硫黄を表わすときは、XおよびYの少 なくとも一方は酸素または硫黄を表わさなくてはならず;mは2〜6であり;R ′はHまたは、1〜4個の炭素原子を有する低級アルキル基であり;nは0〜1 6であり;そしてRは−CH3、▲数式、化学式、表等があります▼または▲数 式、化学式、表等があります▼(ここで、R′′はHまたはハロゲンである)で ある〕を有する化合物、より成る組成物。 21)植物を、有効量の植物栄養素および配給増大有効量の、構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼〔式中、X,YおよびZは各々酸素、硫黄ま たは2個の水素原子を表わすことができるが、但し、Zが2個の水素原子を表わ すとき、XおよびYは両者とも酸素または硫黄を表わし、Zが酸素または硫黄を 表わすとき、XおよびYの少なくとも一方は酸素または硫黄を表わさなくてはな らず;mは2〜6であり;R′はHまたは、1〜4個の炭素原子を有する低級ア ルキル基であり;nは0〜16であり;そしてRは−CH3、 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼( ここでR′′はHまたはハロゲンである)である〕を有する化合物、より成る組 成物と接触させることより成る、改良された植物栄養素配給方法。 22)有効量の植物栄養素および配給増大有効量の、構造式:▲数式、化学式、 表等があります▼ 〔式中、X,YおよびZは各々、酸素、硫黄または2個の水素原子を表わすこと ができるが、但し、Zが2個の水素原子を表わすとき、XおよびYは両者とも酸 素または硫黄を表わし、Zが酸素または硫黄を表わすとき、XおよびYの少なく とも一方は酸素または硫黄を表わさなくてはならず;mは2〜6であり;R′は Hまたは、1〜4個の炭素原子を有する低級アルキル基であり;nは0〜16で あり;そしてRは−CH3、 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼( ここでR′′はHまたはハロゲンである)である〕を有する化合物、より成る組 成物。 23)植物または植物有害生物を、有効量の植物用殺有害生物農薬および配給増 大有効量の、構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、X,YおよびZは各々、酸素、硫黄または2個の水素原子を表わすこと ができるが、但しZが2個の水素原子を表わすとき、XおよびYは両者とも酸素 または硫黄を表わし、Zが酸素または硫黄を表わすとき、XおよびYの少なくと も一方は酸素または硫黄を表わさなくてはならず;mは2〜6であり;R′はH または、1〜4個の炭素原子を有する低級アルキル基であり;nは0〜16であ り;そしてRは−CH3、 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼( ここで、R′′はHまたはハロゲンである)である〕を有する化合物、より成る 組成物と接触させることより成る、改良された有害生物駆除法。 24)有効量の植物用農薬および配給増大有効量の、構造式:X ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、X,YおよびZは各々、酸素、硫黄または2個の水素原子を表わすこと ができるが、但し、Zが2個の水素原子を表わすとき、XおよびYは酸素または 硫黄を表わし、Zが酸素または硫黄を表わすとき、XおよびYの少なくとも一方 は酸素または硫黄を表わさなくてはならず;mは2〜6であり;R′はHまたは 、1〜4個の炭素原子を有する低級アルキル基であり;nは0〜16であり;そ してRは−CH3、 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼( ここでR′′はHまたはハロゲンである)である〕を有する化合物、より成る組 成物。 25)植物を、有効量の植物生長調整剤および配給増大有効量の構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、X,YおよびZは各々、酸素、硫黄または2個の水素原子を表わすこと ができるが、但し、Zが2個の水素原子を表わすとき、XおよびYは酸素または 硫黄を表わし、Zが酸素または硫黄を表わすとき、XおよびYの少なくとも一方 は酸素または硫黄を表わさなくてはならず;mは2〜6であり;R′はHまたは 、1〜4個の炭素原子を有する低級アルキル基であり;nは0〜16であり;そ してRは−CH3、 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼( ここで、R′′はHまたはハロゲンである)である〕を有する化合物より成る組 成物と接触させることより成る、植物の生長調整剤の改良された配給方法。 26)有効量の植物生長調整剤および配給増大有効量の、構造式:▲数式、化学 式、表等があります▼ 〔式中、X,YおよびZは各々、酸素、硫黄または2個の水素原子を表わすこと ができるが、但しZが2個の水素原子を表わすとき、XおよびYは両者とも酸素 または硫黄を表わし、Zが酸素または硫黄を表わすとき、XおよびYの少なくと も一方は酸素または硫黄を表わさなくてはならず;mは2〜6であり;R′はH または、1〜4個の炭素原子を有する低級アルキル基であり;nは0〜16であ り;そしてRは−CH3、 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼( ここで、R′′はHまたはハロゲンである)である〕を有する化合物、より成る 組成物。 27)反応体を、一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、X,YおよびZは各々、酸素、硫黄または2個の水素原子を表わすこと ができるが、但し、Zが2個の水素原子を表わすとき、XおよびYは両者とも酸 素または硫黄を表わし、Zが酸素または硫黄を表わすとき、XおよびYの少なく とも一方は酸素または硫黄を表わさなくてはならず;mは2〜6であり;R′は Hまたは、1〜4個の炭素原子を有する低級アルキル基であり;nは0〜16で あり;Rは−CH3、 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼( ここでR′′はHまたはハロゲンである)であり;そしてZ′は強酸の陰イオン より成る群から選択される〕によって表わされる化合物より成る酸触媒と接触さ せることより成る、酸触媒の存在において反応体を反応生成物に変える方法。 28)反応体が有機反応体である、請求の範囲第27項に記載の方法。 29)Z′が、塩化物基、臭化物基、重硫酸基、硝酸基およびリン酸二水素基よ り成る群から選択される、請求の範囲第28項に記載の方法。 30)昆虫から保護されるべき領域を、構造式:▲数式、化学式、表等がありま す▼ 〔式中、X,YおよびZは、酸素、硫黄または2個の水素原子を表わすことがで きるが、但しZが2個の水素原子を表わすとき、XおよびYは両者とも酸素また は硫黄を表わし、Zが酸素または硫黄を表わすとき、XおよびYの少なくとも一 方は酸素または硫黄を表わさなくてはならず;mは2〜6であり;R′はHまた は、1〜4個の炭素原子を有する低級アルキル基であり;nは0〜16であり; そしてRは−CH3、 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼( ここで、R′′はHまたはハロゲンである)である〕を有する化合物と接触させ ることより成る、昆虫の駆除方法。
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