JPS6350210Y2 - - Google Patents

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JPS6350210Y2
JPS6350210Y2 JP15898784U JP15898784U JPS6350210Y2 JP S6350210 Y2 JPS6350210 Y2 JP S6350210Y2 JP 15898784 U JP15898784 U JP 15898784U JP 15898784 U JP15898784 U JP 15898784U JP S6350210 Y2 JPS6350210 Y2 JP S6350210Y2
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JP
Japan
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gear
transmission
shaft
steering
parking brake
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JP15898784U
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JPS6173477U (ja
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  • Braking Arrangements (AREA)
  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は農業機械や建設機械等に用いられるク
ローラー式走行装置等の変速装置において、駐車
ブレーキの配置方法に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来のこの種の変速装置における駐車ブレーキ
は、実開昭51−139848号公報の如く油圧クラツチ
式の主変速装置の設けられた油圧クラツチ軸の端
部等に設けられていたのである。
しかし大型の変速装置の場合には、このような
油圧クラツチ軸の端部に設けても、ミツシヨンケ
ースの幅が広くなることも問題とはならないので
ある。逆に小型の変速装置の場合にはミツシヨン
ケースの幅を更に大きくすることはできず、コン
パクトにまとめた油圧クラツチ式変速装置の側面
に更に駐車ブレーキ装置を設けることは、組立て
を困難にする等の不具合いがあつたのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 駐車ブレーキ装置は坂道に機体を駐車させた場
合等に自重で走行を開始するのを防ぐため設けた
ものであり、動力は車軸側から伝えられる転動回
転なのである。故に駐車ブレーキ装置は車軸と変
速装置の間に介装して、変速段が中立であつても
車軸側からの転動回転が途中でフリーとなること
のない位置に構成される必要があるのである。従
来の小型変速装置の場合には、これに該当する軸
が油圧クラツチ軸しかなかつたのである。
しかし、又、車軸に近ければ近いほど回転トル
クが大となり、駐車ブレーキ装置も大きいものが
要求されるので、車軸からは離れた上方の軸がよ
いのである。本考案はこの相反する要求に応ずる
べく、ミツシヨンケース内へ突出した片もら状の
駐車ブレーキ軸を設けたものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、該目的を達
成する為の構成を説明すると。
副変速装置、主変速装置、左右の操向クラツ
チ・操向ブレーキ、左右の車軸と、上方から下方
へ直列に配置し伝動した変速装置において、左右
の操向クラツチ・操向ブレーキ軸上の中央の入力
歯車に、ミツシヨンケース壁から片持ち状に突出
した駐車ブレーキ軸上の歯車を噛合させたもので
ある。
(ホ) 実施例と作用 本考案の目的、構成は以上の如くであり、添付
の図面に示した実施例の構成と、考案の作用を説
明すると。
第1図は本考案の変速装置の前面断面図、第2
図は同じく右側面図、第3図は同じく左側面図、
第4図は駐車ブレーキ装置部の前面断面図であ
る。
全体的な構成から説明すると。
ミツシヨンケースは右側の右ミツシヨンケース
9Rと、左側の左ミツシヨンケース9Lの合わせ
ミツシヨンケースにて構成している。1は入力軸
であり、左端の左ミツシヨンケースより突出した
部分に油圧ポンプ14を嵌装している。2は歯車
摺動式副変速装置の為のカウンター軸、3は油圧
クラツチ式主変速装置用の油圧クラツチ軸、4は
本考案の要部である操向クラツチ・操向ブレーキ
軸である。以後操向軸4と略称する。
5L,5Rは左右の車軸でこの先端に、クロー
ラー式の変速装置の場合には駆動スプロケツトが
固設される。
歯車の構成と変速作用を合わせて説明すると、。
副変速の低速は、変速スライダー17が歯車1
5と噛合することにより、入力軸1→変速スライ
ダー17→歯車15→歯車20→カウンター軸2
と伝えられる。
副変速の高速は、変速スライダー17が歯車1
6と噛合することにより、入力軸1→変速スライ
ダー17→歯車16→歯車22→カウンター軸2
と伝えられる。
次に主変速について説明すると。
主変速前進3速は、油圧クラツチ装置25Lの
結合により、カウンター軸2→歯車18→歯車2
9→油圧クラツチ装置25L→油圧クラツチ軸3
→歯車3aと伝えられる。
主変速前進2速は、油圧クラツチ装置25Rの
結合により、カウンター軸2→歯車19→歯車2
8→油圧クラツチ装置25R→油圧クラツチ軸3
→歯車3aと伝えられる。
主変速前進1速は、油圧クラツチ装置24Lの
結合により、カウンター軸2→歯車21→歯車2
7→油圧クラツチ装置24L→油圧クラツチ軸3
→歯車3aと伝えられる。
主変速後進は、副変速用の歯車16がリバース
歯車を兼用している。油圧クラツチ装置24Rの
結合により、カウンター軸2→歯車22→歯車1
6→歯車26→油圧クラツチ装置24R→油圧ク
ラツチ軸3→歯車3aと伝えられる。副変速高速
の場合は、歯車16から直接に歯車26を駆動す
ることとなり、カウンター軸2上の歯車22は実
際は遊嵌するのみである。
油圧クラツチ軸3上の歯車3aにて、副変速・
主変速にて変速した回転を集めて、ここから操向
軸4の略中央に位置した入力歯車8に回転を伝え
ている。入力歯車8は操向軸4との係止部の左右
に内径歯車8aを突出しており、これに左右の操
向歯車31L,31Rが係脱する。
該左右の操向歯車は操向シフター30L,30
Rのコロ30a,30aにて左右に摺動されてい
る。そして操向シフター30L,30Rは、アー
ム30bに連結したワイヤーにより操縦席からオ
ペレーターにより操作される。
操向歯車31L,31Rが内径歯車8aの噛合
いを外すと同時に、ブレーキデイスク装置32
L,32Rが接触を初めて徐々に操向ブレーキが
作動すべく構成している。そして操向歯車31
L,31Rは操向クラツチの係脱、操向ブレーキ
の制動の為に左右動するが、それでも噛合状態を
続けるように車軸5L,5R上の減速歯車33
L,33Rが噛合している。
そしてミツシヨンケース9は右ミツシヨンケー
ス9R、左ミツシヨンケース9L共に、入力軸
1、カウンター軸2、油圧クラツチ3、操向軸4
の集中配置した後部に対し、前方へ膨出部を設
け、左ミツシヨンケース9Lの該膨出部には油圧
クラツチ式主変速用の油圧バルブ装置36をミツ
シヨンケース壁をバルブケースとして配置し、右
側のミツシヨンケース9Rの膨出部には本考案の
要部である駐車ブレーキ装置を配置している。
37はストレーナー、34は主変速レバー室、
35は副変速レバー軸である。
第4図より駐車ブレーキ装置を説明すると。駐
車ブレーキ軸6は右ミツシヨンケース9Rの空間
を利用して、軸受ボス部を中央合わせ面近くまで
突出し、歯車7は操向軸4の中央に設けた入力歯
車8と噛合させている。
12はブレーキドラム、13はブレーキシユ
ー、11はブレーキケース蓋、10は駐車ブレー
キアームである。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を有するものである。
第1に従来の如く油圧クラツチ軸の外端に駐車
ブレーキ装置を設けるとミツシヨンケースの幅が
広くなるが、本考案は余分な空間に別に軸を設け
て駐車ブレーキ装置を設けたので、ミツシヨンケ
ースの幅を広くしないですむのである。
第2に駐車ブレーキ軸は余裕の空間んに設け
て、軸受ボスをミツシヨンケースから延設しミツ
シヨンケース略中央まで突出して駐車ブレーキ歯
車7を、中央の入力歯車8と噛合しているので、
制動力及び強度の点でも十分な構成とすることが
できたものである。
第3に駐車ブレーキ装置を別の軸上に設けたの
で駐車ブレーキケースの蓋の位置はミツシヨンケ
ース壁と同じか、それともより狭い位置に配置す
ることができ、駐車ブレーキアームのみはミツシ
ヨンケース側壁よりは突出した位置に設けること
によりミツシヨンケースは幅が狭く、かつアーム
等は操作ワイヤーの装着しやすい位置とすること
ができたのである。
第4に油圧クラツチ軸ではなく、しかし車軸か
らは大幅に減速された駐車ブレーキ軸としたの
で、車軸から伝えられるトルクは小さくして減速
して受けることができ、駐車ブレーキは小容量で
よく、又、副変速、主変速を車軸との間には介装
していない軸となるので、変速中立位置でも駐車
ブレーキ装置として作動するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の変速装置の前面断面図、第2
図は同じく右側面図、第3図は同じく左側面図、
第4図は駐車ブレーキ装置部の前面断面図であ
る。 1……入力軸、2……カウンター軸、3……油
圧クラツチ軸、4……操向クラツチ・操向ブレー
キ軸(操向軸)、5L,5R……車軸、6……駐
車ブレーキ軸、9L,9R……ミツシヨンケー
ス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 副変速装置、主変速装置、左右の操向クラツ
    チ・操向ブレーキ、左右の車軸と、上方から下方
    へ直列に配置し伝動した変速装置において、左右
    の操向クラツチ・操向ブレーキ軸上の中央の入力
    歯車に、ミツシヨンケース壁から片持ち状に突出
    した駐車ブレーキ軸上の歯車を噛合させたことを
    特徴とする変速装置。
JP15898784U 1984-10-20 1984-10-20 Expired JPS6350210Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15898784U JPS6350210Y2 (ja) 1984-10-20 1984-10-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15898784U JPS6350210Y2 (ja) 1984-10-20 1984-10-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6173477U JPS6173477U (ja) 1986-05-19
JPS6350210Y2 true JPS6350210Y2 (ja) 1988-12-23

Family

ID=30716950

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15898784U Expired JPS6350210Y2 (ja) 1984-10-20 1984-10-20

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH089341B2 (ja) * 1987-04-10 1996-01-31 井関農機株式会社 移動農機の走行伝動装置

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JPS6173477U (ja) 1986-05-19

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