JPS63500493A - 遺伝子的に修飾された生物体を用いるビタミンcの製造方法 - Google Patents
遺伝子的に修飾された生物体を用いるビタミンcの製造方法Info
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- JPS63500493A JPS63500493A JP61504243A JP50424386A JPS63500493A JP S63500493 A JPS63500493 A JP S63500493A JP 61504243 A JP61504243 A JP 61504243A JP 50424386 A JP50424386 A JP 50424386A JP S63500493 A JPS63500493 A JP S63500493A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
遺伝学的に改変した生物を用いる
ビタミンC先駆体の製造
[発明の技術分野]
本発明はDNA配列、組換DNA分子、この種の配列および分子を含有する生物
、この種の生物による或る種の酵素の発現、並びにこの種の生物および酵素を用
いた醗屏によるビタミンC先駆体の製造に関するものである。より詳細には、本
発明は発現ビークル、並びにこのビークルにより形質転換されてグルコースまた
はその他の炭素源を醗酵により2−ケトーし−グルコン酸(2−KLG> 、す
なわちビタミンC(アスコルビン酸に対する化学先駆体まで変換させるために使
用する酵素を発現する遺伝学的に改変された生物に関するものである。
[従来技術]
ビタミンCを製造するには幾つかの方法がある。1つの方法は、多数の化学合成
工程と1つの醗酵工程とを含む。要するに、これらの工程はグルコースからソル
ビトールへの水素化と、アセトバクタ・サブオキシダンスを用いるソルビトール
からソルポースへの鐙酵と、ソルボースのアセトン化と、2−KLGへのジアセ
トン・ソルポース酸化と、2−KLGのエステル化と、エステルからアスコルビ
ン酸への変換とである。この方法は複紺であり、かつ操作プラントのための比較
的高い投資を必要とする。
他の方法は2つの醗酵工程を含んでいる。この方法はエルウィニア・スベシース
(Erwinia sp. )によるグルコースから2.5−ジケトーD−グル
コネート(2.5−DKG>への醗酵から出発し、コリネバクテリウム・スペシ
ース(corynebacterium sp. )による2.5−DKGから
2−KLGへの胆酵と、2−KLGのエステル化と、このエステルからアスコル
ビン酸への変換とを含む。1つの研究が示すところでは、D−グルコネートおよ
び2−ケトーD−グルコネート(2−KDG)がエルウイニア・スペシースによ
りグルコースから順次に生成ざれた後、2.5−DKGが最初の醗酵工程で生成
される。王.ソノヤマ等、「2工程醗酵によるD−グルコースからの2一ケトー
L−グロン酸の製造」、アプライド・アンド・エンバイロンメンタル・マイクロ
バイオロジー、第43巻、第1064〜1069頁(1982}参照。この2工
程醗酵法は、アセトバクター法よりも若干低い投資額を有するが、まだ複雑であ
って操作が高価につく。
グルコースを2−KLGまで変換するざらに他の方法が、ヨーロッパ特許出願第
132,308号明細書に記載ざれている。
この出願は、1工程の醗酵法でグルコースを2−KLGまで変換されることを記
載している。これは、先ず特定の2,5−DKGレダクターゼ(2.5−DKG
から2−KLGへの醗酵を触媒すると言われる酵素)゜をコードするDNA配列
の供給源としてコリネバクテリウム・スベシースATCC31090を挙げてい
る。このDNA配列は、それ自身のまたは合成のリポソーム結合部位を有して、
イー・コリtrpもしくはtacプロモータ或いは発現ベクターにおけるpAC
YC184CATプロモータの「下流」に挿入されると言われている。さらに、
このベクターはテトラサイタリン耐性またはその他の選択可能な標識をコードす
る遺伝子を含有し、ら誘導される複製源を有するとも言われる。さらに、宿主細
胞であるエルウィニア・ヘルビコーラ(Frwinia herbicola
)(ATCC21998)は、ベクターより形質転換されると言われる。醗酵に
際し、この形質細胞は1工程でグルコースから2−KLGを生産すると言われる
。しかしながら、この工程におけるグルコースから2−KLGへの変換は充分満
足しうるちのでない。何故なら、2−KLGの収率が極めて低くしたがって、た
とえばグルコースのような炭素源を2−KLGまで許容しうる割合でかつ単一の
醗酵工程にて変換しうる単一の生物が目標とされており、これはまだ得られてい
ない。
[発明の要点]
本発明は、グルコースまたはその他の炭素源を2−KLGまで急速かつ高収率で
変換しうる単一の生物を見出すと言う問題を解決する。−具体例において本発明
は、グルコースまたはぞの他の炭素源を2−KLGまで単一醗酵にて許容しうる
変換割合にて、中間的な生成物回収工程または中間的な精製工程なしに変換する
のに必要とされる全醗酵工程を行なうよう、宿主を形質転換しうる発現ビークル
を提供する。本発明を実施して得られる2−KLGを次いで上記の慣用方法にお
けると同様にエステル化しかつアスコルビン酸(ビタミンC)まで変換すること
ができる。
させるための公知の工業11e工程は、グルコースを2−KLGまで変換させる
のにたとえばエルウィニアおよびコリネバクテリウムの菌株など2種の別の生物
を必要とする。
本発明の一利点は、遺伝学的に改変された生物の単一株により単一醗酵にてグル
コースから直接に2−KLGの相当な収率を達成することである。したがって、
単一醗酵工程を使用しうる本発明の方法の能力は公知工業方法よりも比較的簡単
な方法をもたらし、したがってグルコースからビタミンCを製造するための工程
装置およびエネルギの必要性が少なくなる。
本発明の他の目的は、ヨーロッパ特許出願箱132,308号明細書に記載され
たものよりも優れた新規な2.5−DKGレダクターゼおよび新規な形質転換生
物を提供し、したがって本発明の方法および生成物はヨーロッパ特許出願箱13
2,308号における方法および生成物よりも予想外に改善されかつ特許性を有
するものである。
本発明のさらに他の目的および特徴は、以下の記載から明らかとなるであろう。
[図面の簡単な説明]
第1図は本発明における2、5−DKGレダクターゼのN末端からの部分アミン
酸配列を示し、
第2図は本発明における2、5−DKGレダクターゼの分子[14,000ダル
トンの臭化シアノゲン断片に関するアミノ酸配列の1部を示し、
ゼ遺伝子を有するコリネバクテリウム・ゲノムの部分をハイブリッド化により位
置決定するのに使用される数種のヌクレオチドプローブの配列を示し、
第4図は本発明における2、5−DKGレダクターゼ遺伝子のDNA配列および
本発明における2、5−DKGレダクターゼの対応アミノ酸配列を示し、
第5図はプラスミド210*およびpC8R13からのプラスミドpPLred
332の作成を示し、第5図において記号は次の意味を有する:PL=P1プロ
モータ:5−D=シャインーダルガルノ配列;or i=複製のオリジン=1−
ac=lacプロモータ:amp−r=アンピシリン耐性遺伝子。
[本発明を実施する最良の方式]
本発明を一層充分に理解しうるよう、以下詳細に説明する。
この説明において、以下の幾つかの用語を使用する:ヌクレオチド:糖成分(ペ
ントース)と燐酸と含窒素複素環塩基とよりなるDNAもしくはRNAのモノマ
ー単位である。この塩基はグリコシド炭素(ペントースの1′炭素)を介して糖
成分に結合され、塩基と糖との組合せをヌクレオシドと呼ぶ。塩基はヌクレオチ
ドを特性化する。、4種のDNA塩基はアデニン(rAJ ) 、グアニン(r
GJ ) 、シトシン(rcJ )およびチミン(ITJ )である。4種のR
NA塩基はA、G、Cおよびウラシル(rUJ )である。DNAに関し、「P
」はプリン(AもしくはG)のいずれかを示し、「Q」はピリミジン(Cもしく
はT)のいずれかを示し、かつrNJは4種の塩基(A、G、CもしくはT)の
いずれかを示す。RNAに関しrPJ、rQJおよびrNJは、rUJをrTJ
の代りに用いる以外は同じ意味を有する。
DNA配列:隣接するペントースの3′炭素と5′炭素との間のホスホジエステ
ル結合により互いに結合されたデオキシヌクレオチドの線状列である。
コドン:3種のヌクレオチド(トリプレット)のDNA配列であって、そのmR
NAを介しアミン酸、翻訳開始信号または翻訳停止信号をコードする。たとえば
、ヌクレオチドトリプレットTTA、TTG、CTT、CTC,CTAおよびC
TGはアミノ酸ロイシン(rLeuJ )をコードし:TAG、TAAおよびT
GAは翻訳停止信号であり、かつATGは翻訳開始信号であって、ざらにメチオ
ニンをもツ一群である。翻訳に際し、適切な解読枠を維持せねばならない。
たとえば、DNA配列G CT G G T T G T A A Gは3つの
解読枠もしくは相で発現すること力(でき、そのそれぞれは次の異なるアミノ酸
配列を生ずる:
GCT GGT T(、T AAG −Ala−Gly−Cys−LysOS工
99!工 9工Δ AG −K、au−VaニーVa工にCTGG TrG T
AA G−τrp −に、eu−(Sτop)ポリペプチド:隣接するアミノ酸
のα−アミン基とカルボキシ基との間のペプチド結合によって互いに結合された
アミノ酸の線状列である。「ポリペプチド」と言う用語を本明細書中で使用する
場合、「蛋白」と言う用語を包含することが当業者には了解されよう。
ゲノム:細胞またはウィルスの全DNAである。これは特−に細胞のポリペプチ
ドをコードするDNA、並びにオペレータ、プロモータおよびリポソームの結合
および相互作用配列を包含し、たとえばこれらコード配列のそれぞれにつきシャ
インーダルガルノ配列のような配列を含む。
遺伝子:特定のポリペプチドに特徴的なアミノ酸の配列を雛型もしくはメツセン
ジャRNA (rmRNAJ )を介してコードするDNA配列である。
R貝:ポリペプチドを生産すべく遺伝子によって受(プる過程である。これは、
DNA配列からmRNA配列への転写およびmRNA配列からポリペプチドへの
翻訳を含む。
プラスミド:完全「レプリコン」を含んでプラスミドを宿主細胞にて複製するよ
うな非染色体二重鎮DNA配列である。
プラスミドを単細胞生物中に組込むと、この生物の特徴はプラスミドにおけるD
NAの結果として変化しまたは形質転換する。たとえば、テトラサイクリン耐性
(TetR)の遺伝子を有するプラスミドは、テトラサイタリンに対し感受性で
fdコート蛋白の制御領域、SV40の早期および後期プロあった細胞をこれに
対し・耐性の細胞に形質転換させる。プラスミドにより形質転換された細胞を「
形質転換体」と呼、S−。
ファージもしくしバクテリオファージ:細菌性ウィルスである。多くのファージ
は、蛋白エンベロブもしくはコートにカプセル化されたDNA配列(「カプシド
」)で構成される。
クロ、−ン化ビークル:宿主細胞中で複製しうるプラスミド、ファージDNAま
たはその他のDNA配列である。クローン化ビークルは1個もしくは少数のエン
ドヌクレアーゼ認識部位を特徴とし、これらの部位においてDNA配列はDNA
の本質的な生物学的機能、たとえば複製、コート蛋白の生成の喪失を伴わずに或
いはプロモータもしくは結合部位の喪失を伴わずに決定可能に切断することがで
きる。クローン化ビークルは一般に形質転換細胞の同定に使用するのに適したマ
ーカー、たとえばテトラサイクリン耐性もしくはアンピシリン耐性を有する。ク
ローン化ビークルはしばしばベクターと呼ばれる。
クローン化:生物群または1種の生物もしくは配列から誘導されるDNA配列を
無性繁殖によって得る過程である。
組換DNA分子、すなわ亡イエ粒ドDNA:生細胞の外部で末端結合された異な
るゲノムからのDNAの断片からなり、生細胞中に維持しうる分子である。
発現制御配列二M伝子に作用結合された際これら遺伝子の発現を制御しかつ調整
するヌクレオチドの配列である。これらはtac系、β−ラクタマーぜ系、tr
p系、tac系、trc系、ファージλの主オペレータおよびプロモータ領域、
マーゼ系、trp系、tac系、trc系、ファージλの主モータ、ポリオーマ
ウィルスおよびアデノウィルスから誘導されるプロモータ、メタロチオニン・プ
ロモータ、3−ホスホグリセレートキナーゼまたはその他の糖分解酵素のプロモ
ータ、酸ホスファターゼのプロモータ(たとえばPbo2)、酵母α、−接合因
子めプロモータ、並びに原核もしくは真核細胞およびそのウィルスまたはその組
合せの遺伝子の発現を制御することが知られた配列を包含する。@乳動物細胞の
場合、遺伝子は真核プロモータに結合することができ、たとえばSV40の早期
領域はジヒドロホレートレダクターゼをコードする遺伝子に結合しかつ支那ハム
スター卵細胞で選択的に増殖して活性転写された真核遺伝子の多数のコピーを含
有する細胞ラインを生成することができる。
−具体例において、本発明はコリネバクテリウム・スベシースS HS 752
001から得られる組換DNA分子に向けられ、これは本発明の2.5−DKG
レダクターゼをコードするDNA配列を特徴とする。他の具体例において、本発
明はこの種の組換DNA分子により形質転換された宿主、好ましくはエルウィニ
ア・シトレウス(Erwinia citreus )に向けられる。
本発明の組換DNA分子は、本発明の2.5−DKGレダクターゼをコードする
DNA配列および組換DNA分子におけるこのDNA配列に作用結合される発現
制御配列を特徴とする。広範な種類の発現制御配列を、本発明の組換DNA分子
に使用することができる。これらはtac系、β−ラクタ/T/\レーメd5訴
υj[−Jt−夕淑滅、TOコート虫臼の旧j樹1狽域、SV40の早期および
後期プロモータ、ポリオーマウィルスおよびアデノウィルスから誘導されるプロ
モータ、メタロチオニンブロモータ、3−ホスホグリセレートキナーゼまたはそ
の他の糖分解酵素のプロモータ、酸ホスファターゼのプロモータ(たとえばPb
o2)、酵母α−接合因子のプロモータ、ネオマイシンホスホトランスフェラー
ゼのプロモータ、並びにその他の原核もしくは真核細胞およびそのウィルスまた
はその組合せの遺伝子の発現を制御することが知られた配列を包含する。哺乳動
物細胞の場合、遺伝子は、たとえばジヒドロホレートレダクターゼをコードする
遺伝子に結合されかつ支那ハムスター卵細胞で選択的に増幅されて、その多数コ
ピーを含む細胞ラインを生成するSV40早期領域のプロモータなどの真核プロ
モータに結合することができる。
さらに、本発明の組換DNA分子は、各種のプラスミドおよびこれらを選択宿主
中で複製させうるファージ−がらのDNA配列を含むことができる。好ましくは
、さらにこれらは選択マーカー、たとえば薬剤耐性をコードするDNA配列をも
包含する。この種のプラスミドおよびファージ配列はたとえば染色体、非染色体
および合゛成のDNA配列の断片から誘導することができ、たとえばSV40お
よび公知の細菌性プラスミド、たとえばcot El、pCRl、pBR332
、pMB9およびその誘導体を含むイー・コリからのプラスミド、広範な宿主範
囲のプラスミド、たとえばRP4、ファージDNA、たとえばファージλの多数
の誘導体くたとえばNM989)、並びにその他のDNAファージ(たとえばM
1ラスミ下およびファージDNAの組合体、たとえばファージDNAもしくはそ
の他の発現制御配列を用いて改変されたプラスミド、或いはたとえば2μプラス
ミドもしくはその誘導体のような酵母プラスミドから誘導されるベクターとする
ことができる。
勿論、全てのベクターおよび発現制御配列が同様に機能して本発明の改変DNA
配列を発現しかつ本発明の新規な2゜5−DKGレダクターゼを生産するとは限
らないことを了解すべきである。また、全ての宿主が同じ発現系にて同等に機能
するとも限らない。しかしながら、当業者はこれらベクター、発現制御配列およ
び宿主のうちから不当な実験を伴わずにかつ本発明の範囲を逸脱することなく選
択を行なうことができる。たとえば、ベクターを選択するには宿主を考慮せねば
ならない。何故なら、ベクターがそこで複製せねばならないからである。ベクタ
ーのコピー数、このコピー数を制御する能力およびベクターによりコードされる
その他任意の蛋白の発現(たとえば抗生物質マーカー)も考慮せねばならない。
発現制御配列を選択するには、各種の因子も考慮せねばならない。これらは、た
とえばこの系の相対的強度、その制御可能性、並びに本発明の2.5−DKGレ
ダクターゼをコードするDNA配列に対する適合性、特に有力な二次@造を包含
する。
本発明の2.5−DKGレダクターゼに対するDNA配列を用いて、広範な種類
の宿主、たとえばイー・コリの菌株のような細菌類(たとえばイー・コリC60
0、イー・コリED8767、イー・コリDH1、イー・コリLE392、イー
・コリHBiot、イー・コリx1776、イー−mlすx 2282、イー・
コリMRC1)或いはシュードモナス、バチルスおよびストレプトミセス、酵母
並びにその他の真菌類の菌株、動物宿主、たとえば支那ハムスター卵細胞もしく
はネズミ細胞、その他の動物(ヒトを含む)宿主、培養植物細胞またはその他の
宿主などにおいてこのレダクターゼを生産させることができる。
発現の後、゛酵素は2.5−DKGを2−KLGまで変換するのに使用すること
ができる。
本発明の2.5−DKGレダクターゼのDNA配列に関する宿主は、一般に選択
ベクターに対する適合性、宿主に対する本発明の2.5−DKGの毒性、宿主細
胞酵素による蛋白分解減成に対する所望蛋白の感受性、精製に際し除去するのが
困難な宿主細胞蛋白による2、5−DKGレダクターゼの汚染もしくは結合、発
現特性、2.5−DKGレダクターゼを生産しかつ分泌する宿主の能力、正確に
レダクターゼを複製する宿主の能力、宿主の醗酵要件、宿主からの2,5−DK
Gレダクターゼの精製の容易さ、安全性、並びにコストを考慮して選択すべきで
ある。
一具体例において、宿主としてはエルウィニア・シトレウスS H32003を
選択する。何故なら、これはグルコースから2.5−DKGを生産しかつ2−K
LGを形質転換されたエルウィニア・シトレウスS HS 2003によりグル
コースから直接に生産しうるからである。
特に好ましくは、本発明の宿主はエルウィニア・シトレウスS H32003(
F e rm −PNo、5449 : ATCCNo、 31623)並びに
アルライニア・シトレウスS HS 2003から突然変異された菌株、すなわ
ちエルウィニア・シトレウスE R1026でおり、これは唯一の炭素源として
2.5−DKGもしくは2−KLGのいずれかを使用することができない。
以下の実施例は本発明の幾つかの具体例を示しているが、本発明の範囲を限定す
る目的でない。
X思■
本発明の2.5−DKGレダクターゼのポリペプチド配列の同定、並びにクロー
ン化ベクターの作成コリネバクテリウム・スペシーズS HS 752001は
、■、ソノヤマ等、「2段階醗酵によるD−グルコースからの2−ケトーL−グ
ロン酸の製造」、アプライド・アンド・エンバイロンメンタル・マイクロバイオ
ロジー、第43巻、第1064〜1069頁(1982)に記載されている。す
なわち、コリネバクテリウムの開示された菌株を、2.5−DKGレダクターゼ
をコードするDNA配列の供与体として選択した。コリネバクテリウムのこの菌
株からの2.5−DKGレダクターゼ遺伝子を同定するため、酵素の試料を分離
しかつ次の手順を用いて純度95%まで精製した:
A、 コリネバクテリウムS HS 752001の培養1、 コリネバクテリ
ウム・スペシーズS HS 752001の凍結乾燥培養物を、開放直後に0.
4Inlの0.9%Nap(120°Cにて20分間殺菌したもの)を前記凍結
乾燥培養物を含有す母抽出物(ディフコ社)と0.5%のペプトン(ディフコ社
)と0.1%のに82 PO4と0.02%のMClSO4・7H20と2.0
%の寒天とを含有する溶液8Inlを入れた試験管に移した。この溶液のpHは
780であり、かつこの溶液は120°Cで15分間殺菌されている。28℃に
て培養物を添加してから40時間後、培養物を120℃にて20分間殺菌されて
いる0、9%Naαの0.4戒で懸濁させた。
3、 工程2からの懸濁物o、i威よりなる5個のロットを、工程2の溶液と同
じ成分を含有する5本の寒天スラントに加えた。これら培養物を工程2と同じ時
間かつ同じ条件下で醗酵させた。培養物を5dの0.9%Naα(120℃にて
20分間殺菌したもの)で懸濁させ、かつ2.5mlの懸濁物を500dの培地
を含有する10本の種フラスコのそれぞれに移した。
4、 1%のグルコースと0.5%の酵母抽出物(ディフコ社)と0.5%のペ
プトン(ディフコ社)と0.1%のNaNO3と0.1%のKH2PO4と0.
02%のMg5Oa・H2Oとを含有しかつpH7,0を有する溶液を120℃
にて15分間殺菌した。この溶液60dを、培養物を含有する500mフラスコ
に添加した。28℃にて16〜18時間培養した後、10本のこれら500dフ
ラスコの培養内容物を3ONのジャーファーメンタに移した。
5、1.8%のグルコースと2.7%のコーンスヂープ、りカーと0.31%の
NaNO3と0.06%のKH2PO4と4、4ppmのZnSO4・7H20
と0.72ppmのMnCl2・4日20と0.2ppmのビタミンB1−HG
と0.15ppmのパンI・テン酸カルシウムと0.005%の消泡剤(アデカ
ノール)とを含有するpH7,2の溶液2042を、培養物を含有する302の
ジャーファーメンタに加えた。このファーメンタを40Orpmにて撹拌しなが
ら0.5v、 v、 m、の空気流速にて28℃で培養した。
培地からグルコースが浦失した時(22時間)、醗酵を停止させた。最終pHは
7.5であり、最終ODは19,2であった。
B、 細胞抽出物の作成
約750gの菌体を、シャープレス遠心分離器を用いて遠心分離(10,0OO
Gにて10分間)することにより306ジヤーフアーメンタから収穫した。これ
ら菌体を0.1M−HCf!緩衝液(pH7,2,!M)に懸濁させ、同じ緩衝
液(それぞれの場合2.5℃づつ)で遠心分離器により3回洗浄し、最後に1,
6!の緩衝液中に再懸濁させた(OD 150)。これら菌体(80dの菌体懸
濁物として)を音波処理(160ワツトにて7分間)により破壊した。破壊され
ない菌体および残骸を遠心分離(15,0OOGで30分間)により除去し、か
つ上澄液(1L)を集めた。
C,Am5Oaによる分画
40%飽和と70%飽和との間で沈澱した蛋白物質を遠心分離により集め、かつ
80a!!のo、iMトリスート1c!!緩衝液(pH7)に再溶解させた。こ
の溶液をpf−17の0.02Mトリス−HC1緩衝液に対し1晩透析した。
D、 イオン交換クロマトグラフィー
透析した溶液(997)を、予め0.02Mトリス−i−+aw衝液(pH’7
)で平衡化させたDEAE−セファロースCL−6Bカラム(1,6x30cm
)に入れた。このカラムをそれぞれOおよび0.2MのNaC1を含有する0、
02Mトリス−Hα緩衡液(pH7>で段階的に洗浄した。酵素を、0.3MN
aQ!を含有する同じ緩衝液(pH7)で溶出させた。活性フラクションを集め
、かつAm504を10%飽和まで添加することにより蛋白を濃縮した。沈澱物
を集め、かつ工程Cにおけると同様に透析した。
E、 第1親和性クロマトグラフイー
■程りから得られた透析溶液(37me)を、予め0.02 Mトリス−HC1
2緩衝液(pt−17>で平衡化されたアミコン・マトリックス・レッドAカラ
ム(1,6x 19cm>に入れた。このカラムを0.3〜0.5MのNaGを
含有する0、02Mトリス−HG緩衝液(pl−17)で段階的に洗浄した。酵
素を、0.7〜1.0MのNaQ!を含有する同じ緩衝液で溶出させた。活性フ
ラクション(90ml)を集めた。
F、 第2親和性クロマトグラフイー
()、02Mトリス−HG緩衝液(1)H,225d>を工程Eから集めたフラ
クションへ添加し、かつ得られた溶液を予め0.02Mトリス−Hc2緩衝液(
pl−17>で平衡化されたアミコン・マトリックス・レッドAカラム(1,9
x 12.3cm)に入れた。このカラムを、0.2MのNaGを含有0.02
Mトリス−HC1!緩衝液(pt−17>で洗浄した。酵素を、0.5m)Iの
NADPI−1を含有する同じ緩衝液で溶出させた。活性フラクション(35r
IL2)を集め、限外濾過(分子i 10.000以下のカットオフ)により濃
縮してNADPHを除去した。
本i明の2.5DKGレダクターゼが音波処理工程に際し変性されなかったこと
を示しかつ本発明の2.5−DKGレダクターゼが2.5−DKGを2− K
I−Gに変換させることを確認するため、7mqのNADPHと2mgの2,5
−DKGと2.5mMμ2の全蛋白濃度の菌体音波処理物50成とを含有する0
、1Mトリス−Hα緩衝液(pH7)の混合物を作成した。全反応容積は200
μiであった。反応の生成物をHPLCにより分析し、かつ2−KLGの存在を
確認した。
本発明の2.5−DKGレダクターゼに対する抗体を作成した。これらの抗体は
、ウサギの複数部位に対しフロインドアシュパン1−における本発明の2.5−
DKGレダクターゼ100JJ9jを皮肉注射し、かつフロインド不完成溶液に
おける酵素50iにて21日後に加速させることにより発生した。加速注射して
から10日後に血清を集め、酵素結合免疫吸収(rELISAJ)分析にて、本
発明の抗−2,5−DKGレダクターゼ活性につき陽性でおることが示された。
この精製酵素を、アプライド・バイオシステムス社により製作された高感度気相
配列決定装置によりN−末端から配列決定した。この方法により得られた部分配
列を第1図に示す。
第1図における?マークは、特定アミノ酸が確実性をもって決定しえなかったこ
とを示している。
さらに、精製酵素を標準臭化シアノダン切断法により切断した。この方法により
生成された1種の14,000ダルトンの断片におけるアミノ酸配列の1部を第
2図に示す。 ゛クローンの保存物から本発明の2.5−DKGレダクターゼを
コードするDNA配列を選択するため、ホスホトリエステル法を用いて一連のオ
リゴヌクレオチドプローブ(第3a〜e図に示す)を作成した。これらのプロー
ブは、第1図および第2図のアミノ酸配列から誘導したものである。
遺伝子コードの縮退により、各プローブは実際上1群の構造的に関連した分子で
あった。たとえば、第3a図の14量体DNAプローブは予想配列に対し1個の
C−T不整合を伴う9eノ重複(redundancy )を有し、第3b図の
14量体DNAプローブ(第1図のプローブ■)は1個のG−T不整合を伴う3
2の重複を有し、第3C図および3a図の17量体DNAプローブ(第1図のプ
ローブ■)はそれぞれ32の重複を有しかつ互いに最初の2個の位置においての
み相違し、ざらに第3e図の14量体DNAプローブ(第2図のプローブIV
)は32の重するようコリネバクテリウムDN’Aの保存物を作成するため、(
1mMfりと1mHEDTAと20%(W/V)(7)蔗tQ4 トド7シル5
A酸ナトリウム(SDS)(5ma/m!l)とで処理するごとにより、コリネ
バクテリウム・スペシーズS H3752001を溶菌させた。次(、Aで、溶
菌したコリネバクテリウム・スペシーズS HS 752001i体からのDN
Aを、150mHN ac!と6 m!−1μ9/mlの牛血清アルブミンとか
らなる緩衝液において制限エンドヌクレアーゼ5au3aにより断片化させた。
次いで、これらDNA断片を、J、ビエラおよび、L R,メツタンプ、シーン
、第19巻、第259頁(1982)の方法により旦amH1部位にてpUc8
ベクター中へ挿入し、かつ組換プラスミドを大腸菌JM83、W 3110 i
qおよびW3tlOiqr e c Aに形質転換させた。組換プラスミドか
らイー・コリJM83への形質転換法は、J、R,メッタンプ、R,コレア、P
、H。
シーブルグ、ヌクレイツク・アシッド・リサーチ、第9巻、第309頁(198
1)に示されている。他の宿主菌株につき同様な方法を用いた。
得られた保存物のコロニーを、R,B。ワレス、M、J。
ジョンソン、王、ヒロセ、T、ミャケ、E、1」。カワシマおよびに、イタクラ
、ヌクレイツク・アシッド・リサーチ、第9巻、第879〜894頁(1981
)に記載された方法を用いて第3(a−e)図のプローブでスクリーニングした
。これらプローブを37°Cでハイブリッド化させ、かつ6xSSCと5xデン
ハルト緩衝液と0.1%SDSと50ua/mI!t −RN Aとからなる標
準洗浄液にて37°Cで洗浄した。第3e図のプローブに対し陽性(ハイブリッ
ジ化したもの)であった17種のコロニーのうち、2種はざらに第3C図もしく
は3e図のクローンまたはその両者に対しても陽性であった。これらクローンの
2神の組換プラスミドをDCBRIOおよびpCBR13と命名した。これら2
種の組換プラスミドのそれぞれにおけ形質転換宿主、2種の組換プラスミドおよ
びpUc8による本発明の2.5−DKGレダクターゼの生産速度を含む組換プ
ラスミドの性質を決定するため、本発明の2,5−DKGレダクターゼをコード
するDNAを有していないベクターを、S、N、コーヘン、A、C,Y、シヤツ
クおよびり。
シュ、プロシーディング・ナショナル・アカデミ−・サイエンス・USA、第6
9巻、第2110頁(1972)に示された方法によりイー・コリW3110i
Q r e cAおよびエルウィニア・プンクタータ(Erwinia pu
nctata)に形質転換させた。pBR332に関連するベクターpucsは
、Bam81部位から僅か上流に位置する強力な!aCプロモータを有する。
本発明の2.5−DKGレダクターゼを生産した形質転換細胞から2,5DKG
レダクターゼを放出させてその生産割合を測定しうるよう、幾つかの方法を検査
した。音波処理がイー・コリおよびエルウィニアにつき最良であると判明した。
pcBRloおよびDCBR13を含むイー・ブンクタータおよびイー・コリの
抽出物を、ドデシル硫酸ナトリウム−ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SO3
−PAGE)[U、に、ラムダ、ネイチャー、第227巻、第680〜685頁
(1970) ] 、並びにウェスタン・プロット法[P、S、トーマス、プロ
シーディング・ナショナル・アカデミ−・サイエンス・USA、第77巻、第5
201〜5205頁(1980) ]によってDKGレダクターゼ)抗体を用い
て形質転換体により生産された本発明の2.5−DKGレダクターゼの量を測定
した。
[aCインデューサであるイソプロピルβ−・D−チオガラクトピラノシド(I
PTG)で処理されたイー・コリW 3110i qrecA (pcBR13
)の抽出物は、この遺伝子を有するプラスミドで誘発されていない菌体からの抽
出物よりも約5倍量の酵素を含有した。
本発明の2.5−DKGレダクターゼが組換の際に変化しなかったことの確認
pCBRloおよびpCBR13での形質転換後にイー・プンクタータおよびイ
ー・コリにより生産された2、5−DKGレダクターゼを検査して、これがコリ
ネバクテリウム・スペシーズS HS 752001から分離されたと同じ酵素
であったかどうかを調べた。
エルウィニア(pCMR13)、イー・コリW3110 i ”recA (p
CBR13)およびコリネバクテリウムの抽出物のウェスタンプロッドにより標
識された蛋白の分子量は、本発明の精製2,5−DKGレダクターゼの分子量と
同じであった(すなわち、約29,0OOd )。異なる菌体に対するプロット
の比較に基づき、エルウィニア(pCBR13)の仝菌体蛋白の1〜2%が本発
明の2.5−DKGレダクターゼでおると推定された。
さらに、λPLプロモータ、すなわちλCIリプレッサ蛋白により制御しうる強
力なプロモータを用いて作成を行なつせることにより制御することができる。組
換菌株からの2−に、LGの収率増加が、このプロモータ系を用いて得られた。
第5図は、λPLプロモータの制御下で2.5−DKGL/ダクターゼを発現す
るプラスミドを作成するために用いたベクターの物理的地図を示している。プラ
スミドpPLred332は、プラスミドpcBR’13からの2.5−DKG
レダクターゼをコードする断片をプラスミドp 210*中へ挿入して作成した
。挿入した断片は、I)CBR13を制限エンドヌクレアーゼE C’ORIお
よび@ i ndlI[で切断して生ぜしめた。これら2種の断片を、低融点の
アガロースを用いて電気泳動により分離した。さらに、このベクターをEC0R
IおよびHi ndI[Iで切断しく第5図参照)、適当な断片を結合させうる
ようにした。得られたプラスミド、すなわちpPLred332を菌株wSit
oc I z s中に形質転換させて菌株EC1083を形成させた。この菌株
は、ラムダ温度感受性からの挿入物とからなるプラスミドpPLred332は
、物をマキサムおよびギルバー1〜の技術[プロシープインク・ナショナル・ア
カデミ−・サイエンス・USA、第74巻、第560頁(1977)並びにA、
IVLマキサムおよびW、ギルバート、メソッズ・エンチモロジー、第65巻
、第499〜560頁(1980)]cl>よびプラスミド〜113を用いるサ
ンガーの配列決定、[F、サンか−、S、ニラケレンおよびA、R,クールセン
、プロシーディング・ナショナル・アカデミ−・サイエンス・t、iSA、第7
4巻、第5463〜5467頁(1977) ]によって配列決定した。、、3
.Okb挿入物の配列検査は、酵素自身につき決定された最初の60個のアミノ
酸(第1図に示す)をほぼ正確にコードする配列を示した。ざらに、3.0kb
挿入物は、第2図のアミノ酸配列をほぼ正確にコードする配列をも含有した。3
.Okb挿入物におけるレダクターゼ遺伝子の末端は、停止コドンによって示さ
れる。このようにして、レダクターゼ遺伝子は長さ831個のヌクレオチドであ
ると決定され(停止コドンがなく、かつATG、すなわち開始コドンを含む)、
さらにその配列を第4図に示す。
本発明の2.5−DKGレダクターゼのアミノ酸配列をコードするDNA配列は
、ヨーロッパ特許出願用132.308@のポリペプチドをコードするDNA配
列およびそのアミノ酸配列と対比することができる。第4図は本発明の2.5−
DKGレダクターゼに関するDNA配列とアミノ酸配列との両者を示している。
ヨーロッパ特許出願用132,308号の第4図は、そのポリペプチドの関連D
NA配列およびアミノ酸配列を示している。これら2つの図面を比較すれば、明
らかにpCBR13により特定されると同じ分子量をiする2、5−DKGレダ
クターゼをイー・コリおよびエルウィニア・シトレウスの両者において特定する
。
エルウィニア・シトレウスER1026をpPLred 332で形質転換させ
て菌株E R1116を形成させた。
本発、明による2、5−DKGレダクタ−Uのアミノ酸およびDNA配列を確認
するため、pcBR13の3.Okb挿入の2.5−DKGレダクターゼとその
DNA配列とがヨーロッパ特許出願用132.308号のアミノ酸配列およびD
NA配列とは明らかに相違していることが示される。
酵素のミバエリス定数(Krn>は、この酵素の反応速度の尺度となる。この数
値が低い程、酵素の活性(すなわち速度)が大である。ヨーロッパ特許出願用1
32.308@明細書に報告された2、5−DKGに対するミバエリス定数は1
5.5曲であり、かつ本発明の2.5−DKGレダクターゼに対するミバエリス
定数(コファクターとして100μMのNADPHを用いる)は0.1Mトリス
−t−(C!(pH7,())にて30℃で2.0mMである。
次の手順は、本発明の遺伝学的に改変した生物を用いるグルコースから2−KL
G、すなわちビタミンC先駆体への醗酵を示している。
醗酵研究所(ヤタベ)に寄託したF E RM −PXa5449のエルウィニ
ア・シトレウスSH32003は、通常、グルコースを2゜5−DKGに変換さ
せる酵素を発現する。この菌株を、上記したように本発明の2.5−DKGレダ
クターゼをコードする遺伝子を含んだpCBR13によってS、N、コーヘン、
A、C,Y、チヤツクおよびり、シュ、プロシーディング・ナショナル・アカデ
ミ−・サイエンス・LISA、笥69巻、第2110頁(1972)に示された
方法により形質転換させた。かくして、ER817と命名したこの得られた菌株
は、単一の醗酵にてグルコースを2−KLGに変換させるのに必要な全ての酵素
に関する遺伝子を含有する筈である。
菌株ER817を、アンピシリン(40℃1g/d>を含有するし一ブロス寒天
のプレートに接種した。この菌株は、L−ブロス+15%グリセリン中で一70
℃にて保存した保存培養物から得たものである。このプレートを18℃にて24
時間培養した後、250dの三角フラスコにおける種培地(グリセリン、5g/
2:コーンスチーブリカー、27.5g /It : KH2PO4,1g/f
; pH6,8) 10dへプレートから採取した菌株ER817を650m
mにて0.05の吸光値(A 65o= 0.05 )まで接種した。
得られた種培養物を回転振とうしながら18℃にて24時間培養した。250m
1三角フラスコにおける生産培地(コーンスチープリカー、30g /乏:KH
2PO4,1g/Il:NaG10/1 : CaCO5,29g/l ;グル
コース、10a /l : pH6,8> 10r111に種培養物をA65o
=0.2まで接種し、かつ回転振とうしながら28℃にて65時間培養した。
次いで培養物を遠心分離し、かつ上澄液を高性能液体クロマトグラフィー(HP
L G >により2−KLGの存在につき分析した。上澄液の50μ2試料を
65°CのビオラドHPX−87Hカラム(0,6d/min >により0.1
8 N H2SO4中で分析した。8.86m1nの滞留時間を有するピークは
、2− ′通りである: 2.5−DKG、&、46m1n;2−ケトーD−’
jルコンm(2KLG>、9.20m1n;グルコン酸、10.0m1n ;お
よびフコース12.1m1n 。
上澄液の各試料は8.86m1nにピークを示し、これは1g/lの濃度におけ
る2−KLGの存在を示す。8.86m1nにてピークを生ずる化合物が2−K
LGでおることを確認するため、所定量の既知2−KLG (ナトリウム塩とし
て)を上澄液の試料に添加した。これは8.86m1nにおけるピークをのみを
増大させ、したがってめる確認を示した。これに対し、培養物の試料を接種して
から18時間後に採取した場合(65時間後でなり)、上澄液のHPLC分析は
7Mでの濃度の2,5−DKGを示したが、検出しうる2−KLGを示さなかっ
た。
さらに、2−KLG (2−KDGでない)が実際に65時間培養物中に生産さ
れていることを確認するため、所定量の既知2−KDG (カルシウム塩として
)を上澄液の試料へ1(J/2の濃度まで添加した。かくして、この処理した培
養物のHPLG分析は9.16m1nに新たな°ビークの存在を示したが、8.
86m1nにおける2−KLGのピークには変化を実質的に示さなかった。
培養による2−KLGの生産を示すため、他の方法をも用いた。醗酵により生産
された全ての2−K L Gをアスコルビン酸(すなわち還元剤)まで変換させ
ることにより、2−KLGを含有する醗酵培地の還元能力を測定しかつアスコル
ビン酸まで変換する前の溶液中に存在する2−K L Gの量を計算す・ること
ができる。醗酵混合物中にアスコルビン芯以外の還元剤が存在するかどうか確認
するため、醗酵混合物の第1試料を処理して2−KLGをアスコルビン酸に変換
させ、次いで試料の全還元能力を測定した。第2の試料を作成し、コレは2−K
LGの変換後に培地から全アスコルビン酸が除去れている。次いで、2種の試料
の還元活性を比較し、かつ活性におけるこの差は試料中に存在するアスコルビン
酸の量を示し、したがって醗酵培地に存在する2−KLGの存在を示す。
醗酵培地の上澄液試料を処理して、存在する仝での2−KLGをビタミンCに変
換させた。、75μでの8N l−1c12を50plの上澄液に添加し、かつ
混合物を95℃にて30分間培養した。
120μffの5N NaOHを添加し、pl−(を1N酢酸ナトリウムにより
3675に調整した。
混合物中のアスコルビン酸およびその信金ての還元剤は、電子キャリヤPMS
[5−メチルフエナジウムメチルサルフ工−ト]の存在下でテトラゾリウム塩M
TT [3−(4,5−ジメチルチアゾリル−2>−2,5−ジフェニルテトラ
ゾリウムをホルマザンまで還元する。このような処理を行なって、混合物中の全
還元剤(ビタミンCを含む)を示した。
ビタミンCの特異的決定を容易化させるため、MTTおよびPMSで処理する前
の醗酵混合物の試料をアスコルビン酸オキシダーゼおよび酸素で処理して、存在
する全てのビタミンCを破壊した。次いで、MTTおよびPMSでの処理は存在
するビタミンC以外の還元剤の♀を示し、かつその差によりビタ尽ンC(bた′
がって2−KLG)の量を決定した。このようにして、混合物中のビタミンCの
存在、したがって上)σ液中の2KLGの存在が証明された。
既知濃度の2−KLGを含有する試料を用いて2−KLGをビタミンCへ変換さ
せる手順により、標準曲線を作成した。
この曲線は、菌株ER817の65時間培養物から得られた上澄液が1g/2の
2−KLGを含有することを示し、これはHPLC分析の結果と一致した。2−
KLGは、pcBR13を欠如するエルウィニア・シトレウスの他の菌株(菌株
5H32003)の同様に作成されかつ処理された培養物の上澄液には検出され
なかった。
グルコースから2−KLGへの変換は、形質転換菌株ER817を用いて下記の
醗酵手順によって行なった。接種は実施例1におけると同様に行なったが、生産
培地におCブる培養は65時間でなり30時間とし、かつ100mNの培地を用
いた。培養上澄液は1(II/12(7)2−KLGヲ含有Lタカ、0.1g/
N未iのグルコース、2−KDG、2,5−DKGもしくはグルコン酸を含有し
た。
2− K i−Gのより良好な収率を得るための1゛っの方法は、グルコースか
ら2−KLGへの醗酵に際し生産される中間体が2−KLG生産に無関係な生物
学的反応で全く消費されないよう確保することである。したがって、唯一の炭素
源として2’、5−DKGもしくは2−KLGを使用しえないエルウィニア・シ
1〜レウス(SH32003>の突然変異種を、ミラーにより記載された方法[
エキスベリメンツ・イン・モレキュ(1974) コでニトロソグアニジン突然
変異にしたがって分離し、ただし国体は30℃にでニトロソグアニジンの存在下
で培養した。突然変異の後、菌体をグルコース(0,2%W/V)またはグリセ
リン(0,4%W/V)を含有するM9培地にて30℃で18時間培養し、これ
についてもミラーのエキスベリメンツ・イン・モレキュラ・ジエネテイツクス、
コールド・スプリング・ハーバ−(1974)に記載されている。培養物の試料
をM9グルコースもしくはM9グリセリン培地のプレート上に展延し、次いで2
.5−DKG (0,5%W/V)または2−KLG(,0,2%w/v)を含
有するM9培地のプレート上で複製させた。これら培地のいずれでも増殖しえな
い突然変異種を再塗抹によって精製し、かつ唯一の炭素源として各種の基質を使
用する能力につき試験した。2.5−DKG、2−KDGまたは2−KLGのい
ずれをも唯一の炭素源として使用しえない数種の突然変異種が得られた。この種
の一突然変異種をプラスミドpCBR13で形質転換させて菌株ER1037を
形成させ、次いでこれをグルコースを2−KLGに変換させる能力につき試験し
た。
エルウィニア・シトレウスE R1037の培養物は、ドイツチェ・ザンムルン
ク・フミン・マイクロオルガニスメン・カルチャー・コレンクションに寄託した
。さらに、この培養物は1985年7月22日づけで寄託し、次ぎのように同定
された:DS〜lNo、34040
菌株ER1037の培養物をL−ブロス中で18時間増殖させ、かつこの培養物
90dを12当りに2FIPOa 、4g:Kt−t2 PO4、ig : N
H40!、 1g :CaQ!z 、o、oig;に2SO4,2゜6g;カ
ザミノ酸、10g:酵母抽出物、1.5g:コーンスチープリカー、10g:D
−マニトール、20(J :およびグルコース、10(lからなる培地5007
に接種した。11フアーメンタ中でpH6,0にて20時間増殖した後(0,7
容器容積min −4(v、v、m、 )の通気; 5oor、 p、 m、の
撹拌)、増殖培地における2−KLGの濃度は6.259/ffiであった。
プラスミドpPLred332で形質転換させたエルウィニア・シトレウスER
1026を用いて、2−KLG収率の向上をざらに達成することができる。得ら
れた菌株E R1116を上記と同様に増殖させた。しかしながら、実施例に記
載した醗酵を20時間後に停止させる代りに、醗酵を10c+/jのグルコース
を追加してさらに接種後12時間延長した。
さらに、2回にわたり10q/lのグルコースの追加を醗酵の開始後36時間お
よび60時間で行なった。醗酵ブロスにおける2−KLGの最終レベ/LLt1
9.83c+/ l テアリ、コtLハ49.4%のグルコースからの変換を示
し゛ている。
本発明の範囲または思想から逸脱することなく本発明において種々の改変を行な
うことができ、さらにこの基本構成を変化させて本発明の方法および構成を利用
する他の具体例を与えうろことが当業者には了解されよう。したがって、本発明
の範囲は実施例として示した特定具体例のみに限定されないことが了解されよう
。
5 Thr 35 Ala
6 工1e 36 Ala
7 Ser 37 11a
8 Leu 38 Asp
9 Asn 39 5er
10 As+ 40 Gly
ll Gly 41 Tyr
12 A+rg 42 Arg
13 Pro 43 Leu
14 Phe 44 Leu
15 Pro 45 Asp
16 Glu 46 Thr
17 Leu 4フ Ala
lB Gly 48 Val
FIG 、 1
Leu
20 His 1Pjl Arg
28 Leu
29 ?
30 Ala
5’ GGPATPTTNGG 5’ ACNCCTTCPTCNCCDNA
プローブエ DNA ブロープエエ(a) (b)
5’ GAQTCPTTQTCPTAPTT 5’ CTQTCPTTQTCP
TAPTTDNA ブローブエエエ’ DNA プローブIエエ■(c) cd
)
DNAプローブXV
PL−r−s Ql
国際調査報告
Claims (13)
- 1.2,5−DKGレダクターゼをコードし、かつ(a)式: 【配列があります】 のDNA配列、および (b)遺伝子コードの結果として前記(a)に規定したDNA配列まで縮退し、 かつ2,5−DKGレダクターゼをコードするDNA配列 よりなる群から選択されることを特徴とする組換DNA分子。
- 2.DNA配列が分子中の発現制御配列に作用結合されている請求の範囲第1項 記載の組換DNA分子。
- 3.発現制御配列がlac系:β−ラクタマーゼ系,trP系:taC系;tr C系、ファージλの主オペレータおよびプロモータ領域;fdコート蛋白の制御 領域;SV40の早期および後期プロモータ;ポリオーマウィルスおよびアデノ ウィルスから誘導されるプロモータ;メタロチオニンプロモータ;3−ホスホグ リセレートキナーゼまたはその他の糖分解酵素のプロモータ;酸ホスファターゼ のプロモータ(たとえばPho5);酵母α−接合因子のプロモータ;たとえば SV40の早期および後期プロモータのような哺乳動物細胞のプロモータ;アデ ノウィルス後期プロモータ、並びにその他の原核もしくは真核細胞およびそのウ イルスおよびその組合せの遺伝子の発現を制御する配列よりなる群から選択され る請求の範囲第2項記載の組換DNA分子。
- 4.請求の範囲第2項または第3項記載の少なくとも1種の組換DNA分子によ り形質転換された宿主からなる形質転換体。
- 5.宿主が、2,5−ジケト−D−グルコン酸を生成するエルウィニア属および その他任意の細胞または生物よりなる群から選択される請求の範囲第4項記載の 形質転換体。
- 6.宿主がエルウィニア・シトレウスである請求の範囲第4項記載の形質転換体 。
- 7.(a)アミノ酸配列: 【配列があります】 を有する2,5−DKGレダクターゼ、および(b)前記(a)のアミノ酸配列 を有し、さらにそのアミノ末端にメチオニンを含む2,5−DKGレダクターゼ よりなる群から選択される2,5−DKGレダクターゼ。
- 8.請求の範囲第4項記載の宿主により生産される2,5−DKGレダクターゼ 。
- 9.請求の範囲第1項または第2項記載の組換DNA分子により形質転換された 宿主を培養することを特徴とする2,5−DKGレダクターゼの生産方法。
- 10.2,5−DKGレダクターゼを分離する工程をさらに含む請求の範囲第9 項記載の方法。
- 11.請求の範囲第6項記載の形質転換体を、グルコースを含む培地中で醗酵さ せることを特徴とするグルコースからの2−KLGの製造方法。
- 12.(a)請求の範囲第6項記載の形質転換体をグルコースを含む培地中で醗 酵させて2−KLGを生成させ、かつ (b)この2−KLGをビタミンCに変換させることを特徴とするビタミンCの 製造方法。
- 13.宿主がエルウィニア・シトレウスSHS2003およびエルウィニア・シ トレウスER1026よりなる群から選択される請求の範囲第6項記載の形質転 換体。
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