JPS63500175A - リポソ−ム吸入法および吸入システム - Google Patents

リポソ−ム吸入法および吸入システム

Info

Publication number
JPS63500175A
JPS63500175A JP61503234A JP50323486A JPS63500175A JP S63500175 A JPS63500175 A JP S63500175A JP 61503234 A JP61503234 A JP 61503234A JP 50323486 A JP50323486 A JP 50323486A JP S63500175 A JPS63500175 A JP S63500175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drug
liposomes
liposome
suspension
encapsulated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61503234A
Other languages
English (en)
Inventor
ミハルコ,ポール ジェイ
アブラ,ロバート エム
Original Assignee
リポソ−ム テクノロジ−,インコ−ポレイテツド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by リポソ−ム テクノロジ−,インコ−ポレイテツド filed Critical リポソ−ム テクノロジ−,インコ−ポレイテツド
Publication of JPS63500175A publication Critical patent/JPS63500175A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/0012Galenical forms characterised by the site of application
    • A61K9/007Pulmonary tract; Aromatherapy
    • A61K9/0073Sprays or powders for inhalation; Aerolised or nebulised preparations generated by other means than thermal energy
    • A61K9/0078Sprays or powders for inhalation; Aerolised or nebulised preparations generated by other means than thermal energy for inhalation via a nebulizer such as a jet nebulizer, ultrasonic nebulizer, e.g. in the form of aqueous drug solutions or dispersions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/0012Galenical forms characterised by the site of application
    • A61K9/007Pulmonary tract; Aromatherapy
    • A61K9/0073Sprays or powders for inhalation; Aerolised or nebulised preparations generated by other means than thermal energy
    • A61K9/008Sprays or powders for inhalation; Aerolised or nebulised preparations generated by other means than thermal energy comprising drug dissolved or suspended in liquid propellant for inhalation via a pressurized metered dose inhaler [MDI]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/10Dispersions; Emulsions
    • A61K9/127Liposomes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M15/00Inhalators
    • A61M15/0001Details of inhalators; Constructional features thereof
    • A61M15/0005Details of inhalators; Constructional features thereof with means for agitating the medicament
    • A61M15/0006Details of inhalators; Constructional features thereof with means for agitating the medicament using rotating means
    • A61M15/0008Details of inhalators; Constructional features thereof with means for agitating the medicament using rotating means rotating by airflow
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M15/00Inhalators
    • A61M15/009Inhalators using medicine packages with incorporated spraying means, e.g. aerosol cans

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ユJいケ二ム豆ノ、法皇よL側おシ 1、釘可逍姐 本発明は、吸入による薬剤の標的部位への供給(del 1very)に関し、 特に、リポソーム捕獲薬剤(liposome−entrapped drug )を使用する。改良された薬剤供給システムおよび方法に関する。
2、会1にり牧 本文中では次のような参考文献を引用しており、各々対応する番号で示されてい る: 1 、 Ho1lenbeck、 R,G、、ら、「製薬学および調剤の実際」 より (Banker、 c、s、l ら編集)、 J、P、 Lippinc ott、 Ph1ladelphia(1982)、 pp、 355−358 ゜2、5zoka、 F、、 Jr、、ら、 Ann Rev Bio h s  Bioen (1980)+3、 日の2 および −1 吸入は、鼻充血除去剤、喘息やその他の気管支および肺の症状の治療に有用な薬 剤(参考文献1)を特徴とする特許の薬剤の供給に有効な方法を提供する。鼻、 気管支または肺の症状の治療に際し、吸入の明らかに有利な点は、薬剤をその作 用部位に直接供給し得る点である。関連する利点には。
筋肉内や経口のような他の投与経路に比べ、治療効果が迅速に発現することがあ る。胃腸管内で分解されやすい薬剤、あるいは、さもなければ経口で投与のでき ない薬剤に対し1種々の理由から、静脈内または筋肉内注射よりも吸入がより好 ましい。主要な薬剤作用が全身系である他の薬剤(例えばニトログリセリン)も 、吸入によって効果的に供給され得る。
吸入による薬剤投与のためのある公知の方法では、薬剤を適当な溶媒に溶解させ る。この溶媒は、薬剤をエーロゾル化して小さな粒子のミストを形成し得る。こ の薬剤溶液は、気圧ネブライザー(噴霧器)または超音波ネブライザーまたはよ り簡便には、過フン化炭化水素推進剤からのガス圧で作動する自動ネブライザー によってエーロゾル化され得る。このエーロゾル化されたミストの吸入、すなわ ち口または鼻からの気道へのミストの吸入は、上昇咽頭部、気管気管支部、およ び肺動脈部を含めた気道の種々の部位に、薬剤を含有するエーロゾルの粒子を付 着させる働きをする。後者の領域(肺動脈部)において、この薬剤は、全身作用 のための血流への迅速な吸収の機会を有する。
また、公知の従来技術には、薬剤を、乾燥粉末または適当な担体溶剤系で微細化 された懸濁液のいずれかとして、微粒子の形態で投与する吸入システムがある。
典型的には、この薬剤は、過フフ化炭化水素タイプのほとんどの推進溶媒中に微 細化された形態で懸濁される水溶性化合物である。エーロゾル化の後、はとんど の推進溶媒は瞬時に蒸発して消失し。
水和された微細化粒子を付着させながら、気道において水分により置換される。
上述したどちらのタイプの吸入システムも、気道の部位への遊離の形態での薬剤 供給に基づいている。それとして、この薬剤は迅速に使用され、また肺での付着 の場合には、付着の部位において全身的に吸収される。このように薬剤の吸収お よび使用が迅速であるため1作用部位で所望の治療用量レベルを維持するには、 薬剤を頻繁に投与することが必要である。これに関連する問題は、各吸入時に安 全に投与し得る薬剤の量が限られることである。特に、望ましくない全身系副作 用のある薬剤の場合には、薬剤の量が制限される。この問題は、同様に著しい頻 拍を生じる多くのβ−アドレナリン拮抗タイプの気管支拡張剤によって例証され ている。これらの薬剤は、比較的低用量の場合でも、心臓に対するこの薬剤の先 進作用は患者にとって有害である。微粉化した粒子の投与に関連した付加的な問 題は、これらの微粒子が気道で生じさせる刺激である。
ごく最近では、リポソーム捕獲型(リポソームに捕獲された形態; lipos ome−entrapped form)で薬剤を気道に投与するためのリポソ ーム吸入システムが提案されている(英国特許出Jfl第2.145.107A 号)。リポソームのエーロゾルは、2室に分かれた調剤器で脂質と水性成分とを 混合し9次いで2 この混合物をノズルを通して強制的にエーロゾル化すること により形成される。混合およびエーロゾル化の段階は、脂質または水性成分のい ずれかに含有され得る薬剤の一部が、リポソーム捕獲型で存在しているリポソー ム−エーロゾルを形成するのに有効である。本発明は1本来の位置でのリポソー ムの形成、特に、このリポソームにおける薬剤カプセル化の効率が、エーロゾル 化直前での2つの成分の混合度、混合される2つの成分の相対量、およびおそら くリポソーム形成時の温度条件や湿度条件によって、大きく変動し得るという問 題点を有する。結果として、遊離の薬剤とリポソームでカプセル化された薬剤と の相対的な割合、および放出される薬剤の全体量さえ大きく変化し得る。
4、主■久翌丘 本発明の一般的な目的は、吸入経路によって薬剤を投与する従来の装置や方法に 関連する問題点および制約を実質的に克服した。リポソーム薬剤吸入方法および 吸入システムを提供することにある。
本発明の特定の目的の1つは、水溶性で、リポソーム浸透性の薬剤を標的部位に 供給する際に使用される方法およびシステム、特に、使用前に長期間保存可能な システムを提供することにある。
さらに本発明のもう1つの目的は、気道への薬剤放出速度が、薬剤をカプセル化 するリポソームの脂質組成に応じて選択的に制御し得る方法およびシステムを提 供することにある。
本発明は、吸入投与された薬剤の初期(短期的)および継続的(長期的)な薬剤 レベル効果を変化させる方法を包含する。この薬剤は、主としてリポソーム懸濁 液のリポソーム中に捕獲された形態で供給され、この旺濁液は、吸入に適した形 態でエーロゾル化される。本発明のある局面によれば、この薬剤を主として徐放 性でリポソームカプセル化の形態で隠蔽すると、投与された薬剤の迅速な全身吸 収による望ましくない薬剤のスパイク作用が太き(減少または排除される。それ ゆえ、このシステムは、1回の投与でより多量の薬剤を与えることができ、しか も副作用はより少ない。このシステムでは、遊離の薬剤の増量が可能となり、リ ポソームでカプセル化された薬剤が持続的な放出供給による薬効発現を提供する 。
本発明のもう1つの特徴によれば、このリポソームは、薬剤の制御された全身レ ベルを得る際の使用に対し、捕獲された薬剤の選択された放出速度を得るべく処 方されている。インビトロで測定したこの薬剤放出の半減期は、30分またはそ れ以下から(リン脂質のアシル鎖成分が比較的短くおよび/または不飽和のリポ ソームに対し)6日またはそれ以上(リン脂質のアシル鎖成分が比較的長くおよ び/または飽和のリポソームに対し)までの範囲である。
本発明のシステムは、主として捕獲型で薬剤を含有するりボソームの懸濁液、お よびあらかじめ選択された量の懸濁液を吸入に適した形態でエーロゾル化するた めの装置を包含する。
本システムの2つの実施態様は、水溶性の薬剤、特にリポソーム浸透性薬剤の投 与を意図している。まず最初に、50%以上のカプセル化された水を含有する水 溶性でペースト状の懸濁液中でリボン・−ムを調製する。従って、この懸濁液は 。
ペーストの内側のリポソーム部分と外側のバルク相部分との間で薬剤が平衡に達 した後、50%以上のカプセル化された薬剤を含有する。このペーストは、混合 室で少なくとも1〜2倍の容積の供給媒体と混合され、リポソーム障壁を越えた 薬剤の拡散により、実質的にリポソームカプセル化薬剤の割合が低下する前に、 エーロゾル化される。この供給媒体は水性媒質でもよく、この場合、この希釈リ ポソームは、加圧または超音波エネルギーによってエーロゾル化され得る。他方 。
自動エーロゾル化装置を使用するには、このペーストは、過フン化炭化水素推進 供給媒体を用いて希釈されてもよい。
第2の一般的な実施態様では、このシステム中のリポソーム懸濁液は、過フン化 炭化水素溶媒中に分散した薬剤含有リポソームからなる。この懸濁液中に平衡状 態で存在するリポソームカプセル化薬剤の割合は、外側の非水溶性の過フン化炭 化水素媒質よりもカプセル化された水性部分の方が薬剤の分配が大きいため、相 対的に高い。このリポソームは、乾燥した微粒子形態、または水性リポソームペ ーストの粒子のエマルジョンとしてのいずれかで、過フン化炭化水素に懸濁され 得る。このペーストは、前述したように、主としてリポソームでカプセル化され た形態で薬剤を含有している。このリポソーム/推進剤の懸濁液は、計量された 用量形態で1通常の自動ネブライザーから供給され得る。
本発明のこれらのおよび他の目的および特徴は、以下の本発明の詳細な説明を、 添付の図面と関連させて読むことにより、より完全に明らかになるであろう。
2頁少祥■左脱5〜 第1図は、遊離の硫酸メタプロテレノール(MPS) (白い四角)、またはイ ンビトロにて、比較的長い(黒い丸)もしくは比較的短い(白い丸)薬剤放出半 減期を有するリポソーム中にカプセル化されたMPSを吸入によって投与した後 の動物において、アセチルコリン誘発の気管支収縮に対する保護の割合・を示す 図面である。
第2図は、第1図と同様にしてMPSを投与した後の動物における心拍数の増加 割合を示す図面である。
第3A図および第3B図は、遊離のMPS (図中の白い四角)。
および薬剤の放出速度が比較的高い(3A)および比較的低い(3B)リポソー ムでカプセル化されたMPSによる治療後の被験者における心拍数の増加の割合 を示す図面である。
第4図は、遊離の薬剤(白い四角)と、第3図の各々のリポソーム処方にカプセ ル化された薬剤を投与後の被験者におけるMPSの血漿濃度を示す。
木l朋且詳通μ且亙 ■、リポソーム歴層篭 本発明のリポソーム懸濁液は、(a)主としてリポソーム捕獲型の選択薬剤、お よび(b) 2.濁液を気道に投与したときに所望の薬剤放出速度を生じるべく 意図された脂質組成物を含有して処方されている。以下のIA章は、リポソーム の二重層の成分と、薬剤の放出速度との関係を考慮している。18章では、捕獲 された薬剤を含有するリポソームを調製するための方法を記述している。主とし てリポソーム捕獲型で薬剤を含有するリポソーム懸濁液を形成する方法が、IC −IEの章に述べられている。
IA、ヒ \および1 ゛東門 本発明を支持して実施され、実施例I〜■に報告された研究では、脂質のアシル 鎖長および不飽和度、脂質の電荷、およびインビトロでのリポソームからの薬剤 放出速度に関するステロールの存在の影響を検討した。研究された要因のうち。
最も重要な要因は、リポソームを形成するリン脂質中のアシル鎖長および不飽和 度である。実施例Iに報告された研究は。
インビトロでの薬剤放出半減期(インビトロでのインキュベート中に、リポソー ム捕獲薬剤の2分の1がリポソームから放出されるのに要する時間の測定)が、 アシル鎖長および不飽和度によって100倍またはそれ以上に変化しうろことを 示す。40の異なるフォスファチジルコリン(PC)脂質および脂質混合物を検 討したが、アシル鎖長、またはリン脂質のアシル鎖の飽和度の増加により、薬剤 の放出半減期は大きくなった。遷移温度(TC)が放出半減期を測定した温度( 例えば37℃)以上である脂質をかなりの比率でリポソームに含むときに、最も 大きな半減期の増加が観察された。
実施例■に報告されている。薬剤放出速度についての脂質電荷の影響に関する研 究は、フォスファチジルグリセロール(PG)のような負に荷電された脂質を約 10%のモル比で添加すると、放出半減期のわずかな、あるいは穏やかな上昇が 生じることを示す。この脂質電荷の影響は、リポソームの形成に使用される荷電 あるいは非荷電脂質の飽和度および鎖長に多少は依存している。この電荷効果は 、このリポソームが。
主としてより短いおよび/または不飽和な脂質で形成される場合には、薬剤放出 速度のより大きな増加を生じさせる。より鎖の長いおよび/または飽和した脂質 の場合には、生じる影響はより少なくなる。
実施例■では、コレステロールまたは負に荷電したコレステロールヘミコハク酸 エステルのいずれかのステロールによる。リポソームからの薬剤放出の効果を考 慮している。最初の研究では、8つのPC脂質または脂質混合物のうちの1つお よびコレステロールを用いて、 PC/コレステロールのモル比を60 : 4 0として形成されたリポソームが包含される。概して。
コレステロールはこのリン脂質のアシル組成物に穏やかな効果を有することが見 出された。このコレステロールは、主として不飽和で鎖長がより短いPCを含有 するリポソームでは。
薬剤の放出半減期をわずかに上昇させ、主としてより長鎖のリン脂質およびより 飽和なリン脂質を含有するリポソームでは、薬剤放出半減期を大きく低下させる 。この穏やかな効果は、不飽和膜の流動性を低下させ(これによって放出半減期 がより長くなる)、および飽和膜の流動性を上昇させる(これによって半減期が より短くなる)というコレステロールの公知の効果によるだろう。
ヘミコハク酸コレステロールのような負に荷電したステロールは、非荷電のリン 脂質とともに処方すると、非荷電のリン脂質およびコレステロールから形成され たリポソームで観察された効果はど、薬剤放出速度にはほとんど効果を与えない と思われる(実施例■)。しかし、驚くべきことに、非荷電のリン脂質およびコ レステロールからなるリポソームで観察される薬剤放出半減期は、負に荷電した リン脂質(10モルパーセントのPG)を添加することにより、著しく上昇する 。
実施例■の表5に示されるデータかられかるように、研究したほとんどすべての PC混合物において、同様にPC(50モルパーセント)とコレステロール(4 0モルパーセント)を含有するリポソームに10モルパーセントのPGを添加す ると、この薬剤の放出半減期は、PCおよびコレステロールだけからなるリポソ ームで観察される半減期よりも、2倍以上、ある場合には3倍以上に上昇した。
PCのような中性のリン脂質、 PGのような荷電したリン脂質およびコレステ ロールの組合せは、37℃で測定したとき、約2時間と24時間との間の範囲の 薬剤半減期を達成する際に、特に有用と思われる。
リポソームを形成する脂質は、もちろん上述の研究で用いられたモデル脂質以外 のリン脂質およびステロールも含んでおり、そしてリポソームの形成に適合する 糖脂質やスフィンゴ脂質のような他のタイプの脂質を含んでいてもよい、リポソ ームの形成に一般的に使用される脂質のリストを、参考文献2の471ページに 示す。このリポソームはまた。酸化防止剤としてのα−トコフェロールのような 種々のタイプの薬剤保護剤または脂質保護剤を含んで処方されてもよい。このα −トコフェロールは、ここで述べたリポソーム中に、典型的には1.0モルパー セントの割合で含有される。
選択された薬剤放出速度を有するリポソームの設計におけるもう1つの要因は、 この薬剤とこのリポソーム二重層との相互作用である。実施例I〜■で報告され た研究では、主としてカプセル化された形態でリポソーム中に捕獲されている。
すなわちリポソームの水性の小胞空間に捕獲されている水溶性薬剤としての硫酸 メタプロテレノール(MPS)が包含される。
リポソームの脂質二重層相で分離する傾向のあるより親油性の薬剤に対し、アシ ル鎖長および飽和度、ステロール含量。
および脂質電荷密度の相対的な効果は、薬剤放出速度に多少異なる効果を生じる だろう。種々の脂質組成物パラメーターの薬剤放出半減期への効果を測定する方 法(実施例I〜■に記述)は、他の選択された脂溶性薬剤または水溶性薬剤の放 出に関する脂質組成物の効果を測定するために勧められる。
IB、北本ヱ二人皇皿翌 このリポソームは、参考文献2に詳述されているような種々の方法によって調製 され得る。このリポソーム調製方法の選択は、一部には、捕獲される薬剤の特性 に依存する。ここで定義されるように、「薬剤」は1作用部位が気道にある薬理 学的に活性な試薬、または気道から全身系に吸収されるときに治療上有効である 薬理学的に活性な試薬を含むことを意図している。このような薬剤には、抗生物 質、ペプチドホルモン、酵素、酵素■害剤、制癌剤、気管支拡張剤、アレルゲン 、抗ヒスタミン剤、および生理活性化合物(例えば、ステロイドおよびプロスタ グランジン)が包含され得る。
検討のために、薬剤の3つの一般的な分類が考慮されるだろう。この最初の分類 は、水溶性でリポソーム浸透性の薬剤である。これは、リポソーム懸S液の水系 部分に優先的に分配される傾向、および時間がたつと、この懸濁液の内側のリポ ソーム空間と外側のバルク相との間を平衡化する傾向により特徴づけられる。平 衡に要する時間は、もちろんリポソームの薬剤放出速度に関係しており、従って リポソームの脂質組成物によって変動する。上記でわかるように、薬剤の放出半 減期は数時間と数日との間が典型的である。また、各薬剤は、薬剤の大きさ、電 荷、およびリポソーム膜との相互作用能力に応じて、それ自体特有の放出速度を 有する。この分類の代表的な薬剤には、テルブタリン、アルブチロール、硫酸メ チルアトロピン、クロモリンナトリウム、プロプラノロール、フルノイソリド、 イブプロフィン、ゲンタマイシン、トベルマイシン、ペンタミジン、ペニシリン 、テオフィリン。
プレオマイシン、エトポケイド。カブドブレール、n−アセチルシスティン、お よびベラパミールが含まれる。
この第2の一般的な分類は、水溶性ではあるがリポソーム不浸透性の薬剤である 。はとんどの場合、これらは、ペプチドホルモン、酵素、酵素阻害剤5アポリポ タンパクおよび分子量の大きい炭水化物などのペプチド分子またはタンパク質分 子であり、カプセル化による長期的な安定性を特徴とする。
この分類の代表的な化合物には、カルシトニン、アトリオペプチン、α−1アン チトリブチン(プロテアーゼ阻害剤)。
インターフェロン、オキシトシン、パップレシン、インシュリン、インターリュ ーキン−2,スーパーオキシドジスムターゼ、組織プラスミノーゲン賦活剤(T PA) 、血漿第■因子。
表皮成長因子、腫瘍壊死因子、肺表面活性タンパク質、およびリポコルチンが含 まれる。
この第3の分類の薬剤は、親油性分子である。これらはリポソームの脂質二重相 部骨に分配する傾向があり、従って膜に捕獲された形態でリポソームに結合して いる。この分類の薬剤は、オクタツール/水系のような油脂/水の標準混合物に おいて測定される。油脂/水の分配係数が1より大きく。
好ましくは約5より大きい値により定義される。代表的な薬剤には、プロスタグ ランジン、アンホテリシンB、プロゲステロン、イソソルビドジナトレート、テ ストステロン、ニトログリセリン、エストラジオール、ドキソルビシン、ベクロ メタゾンおよびそのエステル、ビタミンE、コルチゾン、デキサメタシンおよび そのエステル、 DPPC/DPPGリン脂質、および吉草酸ベタメタシンが包 含される。
薬剤含有リポソームを調製するより好ましい方法の1つは。
参考文献3および米国特許第4,235.871号に記述の逆相蒸発法である。
この方法では、リポソームを形成する脂質の溶液を、より少量の水性媒質と混合 し、この混合物を分散させて油中水形エマルジョンを形成させる。捕獲される薬 剤を、脂質溶液または水性媒質のいずれかに添加する。蒸発によってこの脂質溶 剤を除去したのち、得られたゲルをリポソームに転化させる。カプセル化効率は 、水溶性薬剤については50%までである。この逆相蒸発小胞(REV)は、典 型的には約2〜4ミクロンの平均サイズを有し、主としてオリゴラメラ、すなわ ち1つあるいは少数の脂質二重層外皮を含む。この小胞のオリゴラメラ特性によ り、薬剤放出が促進され、それゆえ。
カプセル化された薬剤の放出半減期の低下に寄与し得る。
高い薬剤カプセル化効率を望まない場合には、マルチラメラ小胞(MLV)を生 成するための簡単な脂質水和方法がより好ましい。この方法では、適当な溶剤に 溶解したリポソーム形成脂質の混合物を、容器内で蒸発させて薄膜を形成し2次 いで、この薄膜を薬剤の水溶液で被覆する。その脂質皮膜を水和してMLVを形 成する。 MLVの大きさは、典型的には約0.1と10ミクロンとの間である 。このREV方法と同様に、カプセル化される薬剤を、水への溶解度に応じて、 最初の脂質またはこの水和剤のいずれかに添加する。このMLVにカプセル化さ れ得る全薬剤物質の割合は、小胞の調製に使用された全薬剤に対するカプセル化 された薬剤の比率として計算され、水溶性薬剤の場合には一般に約5〜20%の 間である。実施例工〜■に認められるように、カプセル化効率はある程度脂質組 成物に依存している。
リポソームの調製後、リポソームの全体的な大きさを小さくシ、かつ大きさを均 質化するために、この分散液を押出により処理し得る。リポソームの粒子径を小 さくすることは。
リポソームの効率的なエーロゾル化を達成し、気道の所定の部分゛での薬剤付着 を最大にするうえで重要であると考えられる。本発明を支持して実施された実験 は、水性懸濁液に含まれるリポソームが、リポソーム含有の水性粒子ミストの形 態で効率よくエーロゾル化され得ることを示す。この場合のリポソームは、主と して直径約1ミクロン未満である。このリポソームを気道の特定の領域に標的化 する点から、ミスト粒子の所望の大きさの範囲に適合する大きさのリポソームを 生成させることは有利である。例えば、約5ミクロンより大きいミス)・粒子サ イズであれば、上気道部での付着を容易にし。
約0.5〜1.5ミクロンの間の粒子サイズであれば、上気道の肺の部分での付 着を容易にする。概して、約1ミクロン末端の粒子径を有するリポソームは、広 範囲のミスト粒子サイズ。
例えば、1〜10ミクロンのミスト粒子サイズに一致する。以下でわかるように 、このリポソームを水性ミストの形態でエーロゾル化する場合には、リポソーム を担う粒子の実際の大きさは、リポソーム自体の大きさよりもさらに大きく、そ れゆえ、実際のリポソームの大きさは、標的する上ではそれほど重要でなくなる 。
サイズを定める有効な方法の1つは2選択された均一な孔サイズ、典型的には0 .2. 0.4. 0.6. 0.8または1ミクロンの孔サイズを有するポリ カーボネート膜を通して、リポソームの水性懸濁液を押出することを包含する( 参考文献3)。
この膜の孔サイズは、その膜を通して押出することにより得られたリポソームの 最大サイズにほぼ対応しており、特に。
調製物を同じ膜を通して2回またはそれ以上押出した場合には、よく対応してい る。リポソームのサイズを定めるこの方法は、以下のいくつかの例に記述のリポ ソームの調製において使用されている。より最近の方法は、非対称のセラミック フィルターを通した押出を包含する。この方法は、 1986年2月13日に出 願された。共同の米国特許出願第829,710号「リポソームの押出方法」に 詳述されている。
このリポソームは、カプセル化されていない薬剤および/または他の溶質物質を 除去するべ(さらに処理され得る。遠心分離、濾過および分子ふるいクロマトグ ラフィーなどの通常の分離方法が適している。この分離段階は、サイズ決定後に 実施されるべきである。サイズ決定方法自体が、リポソームの破壊やカプセル化 された薬剤の放出を生じ得るからである。リポソームの分散液から、水溶性でリ ポソーム不浸透性の薬剤を除去するために、遊離薬剤の除去が必要であることは 理解されるであろう。親油性またはリポソーム浸透性の薬剤の場合には、IC章 に記述の方法に従ってリポソームを濃縮することにより、リポソーム懸濁液中の 遊離薬剤の相対的な割合を低下させ得る。
(以下余白) IC,ユザ]鷺−に1漫腋」」賓し1性袋」1HL【赳本発明の重要な特徴によ れば、気道に投与されるリポソーム懸濁液は、対象とする治療薬剤を主としてリ ポソーム捕獲型で含有する。言い換えれば、薬剤の少なくとも約50%、好まし くは少なくとも約70%がリポソームに会合した形態、すなわちカプセル化され ているかまたは膜に捕獲された形態のいずれかで含有されている。水溶性でリポ ソーム不浸透性の薬剤には、この懸濁液は、全水分量の約5%〜30%だけがリ ポソーム内にカプセル化されている希薄なリポソーム分散液であってもよい。
リポソームの希薄な懸濁液は、上述のように、薬剤の存在下でリポソームを形成 し、望ましくはサイズ決定を行い2次いでこの懸濁液から遊離薬剤を除去するこ とにより、容易に調製される。カプセル化された薬剤の最終的な濃度は、供給部 位での膨張によるリポソームの損傷を防ぐために、好ましくは、リポソームの水 性空間が、気道の環境と等浸透圧もしくはそれよりも低浸透圧性となるようにさ れるべきである。
この懸濁液中のリポソームの最終濃度は、一定量のエーロゾルスプレー中に選択 された量のリポソームカプセル化薬剤を供給するべく調整される。例えば、一定 量の懸濁液中で薬剤の最大量を供給する場合には、カプセル化された薬剤の濃度 は等浸透圧性に近くされるべきである。この懸濁液は、カプセル化された水分量 が約20%〜30%の間になるように、すなわち直接エーロゾル化させ得る最高 のリポソーム濃度まで濃縮されるべきである。
ID、リポソーム懸濁S:SX′−性!υに溌jJ1赳水溶性薬剤であってリポ ソーム障壁も自由に透過できる場合には、薬剤が懸濁液の内側のリポソーム部分 と外側のバルク相部分との間で完全に平衡に達した後、薬剤を主としてリポソー ムに閉じ込めるような形態で、懸濁液を調製することが必要である。本発明のあ る実施態様によれば、この条件が達成される。カプセル化された水性媒質の量が 、リポソームカプセル化薬剤のおよその割合に応じて、懸濁液の全容量の約50 %より多く、好ましくは約70〜75%の水性リポソームペーストは、この条件 を満たす。
このペーストを形成するより好ましい方法では、上述のように調製された比較的 希薄なリポソーム分散液が、超濾過機。
より好ましくは接線流超濾過機により濃縮される。この濾過工程を実施するため のマルチ−フィルター装置が、 1986年5月7日出願「リポソームの濃縮物 とその方法」に関する共同特許出願に記述されている。簡単に言えば、この分散 液を。
1つまたはそれ以上の濾過ユニットを有するフレーム&プレートタイプの濾過装 置を通して連続的に再循環させる。この各濾過ユニットは、中央の濾液スクリー ンおよびその上部と下部に取り付けられた一対のフィルターからなる。この分散 液は、加圧下で両方の膜を通してポンプ上げされ、水性媒質は、典型的には約5 〜25psiの圧力勾配を与えてこのフィルターを通して引き出される。再循環 物質をより濃縮するときには、より高い勾配が必要となる。所望のリポソーム濃 度が達成されるまで、このシステムを通して物質を再循環させる。
この濃度は、リポソームカプセル化容量の割合で表せば、70〜75%リポソー ムの程度の高濃度とされ得る。この装置で用いられる超濾過膜は、遮断サイズが 約10,000〜ioo、oooダルトンであるポリスルホン膜、ナイロン膜、 または酢酸セルロース膜などの通常の膜でよい。
本発明のリポソーム濃縮物を形成するためには、乾燥およびリポソームをペレッ トにする遠心分離のような他の濃縮方法も使用され得る。しかし、滅菌性の利点 、大量の処理能力。
およびリポソームの暴露される条件が比較的穏やかであることから、超濾過が好 ましい。
もう1つの一般的な実施Gfiでは、上述のように得たリポソームペーストは推 進溶媒中にエマルジョン化され、水性エマルジョン粒子中に濃縮された形で懸濁 されたリポソームの二重エマルジョンを形成する。この水性エマルジョン粒子は 。
それ自体が推進溶媒中に懸濁されている。
この推進溶媒は、溶媒中において、(a)この粒子の脂質の完全性を損傷せずに リポソームを懸濁させ得る。および(b)薬剤のバルクがリポソームに会合した 状態を保てるように、この薬剤が水に対して比較的低い分配係数を有している。
という条件を備えた溶媒である。以下の実施例■は、6つの過フン化炭化水素推 進剤中での、リポソームエマルジョンの安定性を検討している。試験された推進 剤は、「フロンIIJ (CC13F)。
「フロン12J (CC12F2)、rフロン22J (CHClF2))、  rフロン113」(CCI□FCCIFz)、rフロン114 J (CCIF 2CCIFり、および「フロン113 J (CC1F2CF:l)である。異 なる3つの処方のリポソームを試験した。いずれもフロン113,114および 115において良好な安定性を示した。不飽和なアシル鎖リン脂質を含むリポソ ームについて、最も良好な安定性が得られた。ここで注目されるのは、フロン1 14および115が、室温でエーロゾル容器に適切な蒸気圧を与えるような比率 で混合し得ることである。溶媒密度を低下させるために、もう1つの公知の推進 溶媒であるジメチルエーテルを過フッ化炭化水素推進剤に添加し得る。しかし、 溶媒によるリポソームへの損傷を防ぐために、添加容量を注意深く制御しなけれ ばならない。
二重エマルジョンを形成するために、上述のリポソームペーストは、好ましくは 約5%〜30%の間の最終容量濃度で推進溶媒に添加される。この混合物は、さ らにエマルジョンの安定性を増すために、ツウィーンー80のような乳化剤を含 んでいてもよい。例えば音波処理による強力な混合法を用いて。
最終的なエマルジョンが製造される。
もう1つの実施態様では、粉末化したまたは微粒子状の形態で、全考慮したタイ プの推進溶媒中に、乾燥リポソームを分散させることにより、このリポソーム懸 濁液が調製される。
この乾燥リポソームは、好ましくは充填剤を含む。この充填剤は、い(つか方法 にて処方を改良するべく添加される。この試薬は、この乾燥物質の粉砕特性を向 上させ、またこの粒子の密度を高めて比較的密な過フッ化炭化水素推進溶媒中で の分散をより良好にする。この充填剤はまた。リポソームおよびカプセル化され た薬剤をこの推進剤から保護する作用をし、この懸濁状態において、より大きな 粒、子凝集力を与える。
この充填剤が乾燥および脱水の際の膜の損傷を減少させ、その結果、この乾燥し たリポソームが肺の湿った環境下で水和するときに、遊離薬剤の生成が低くなる ことも証明されているゆ最後に、この充填剤は、その親水特性により、空気中を 通過する際の水和を向上させる。より好ましい安定剤には。
グルコース、マンニトール、トレハロース、スクロースおよびラクトースのよう な種々の単糖類あるいは二糖類が含まれる。これらは気道において良好な耐性が ある。
カプセル化された形態でこのような充填剤を含むリポソームを形成する方法は、 「安定化されたリポソーム/アンボテ99フ組成物およびその方法」に関する1 985年10月17日出願の共同特許出願781.395号に記述されている。
ある調製方法では、小胞を形成する脂質の溶液を、有機溶媒中で充填剤の粒子に 添加し、この脂質溶媒を蒸発させて脂質を充填剤粒子の被覆として付着させる。
現在の調製方法は、上述のMLV操作に従って、カプセル化された部分および外 側のバルク相の水性部分に含まれる溶解した充填剤とともに、 MLVを生じる 含水媒質を添加する。カプセル化されていない試薬は、リポソームを脱水する前 に除去され得る。
このリポソーム分散液またはリポソームペーストは、公知の方法により脱水され る。この方法は、凍結乾燥、または真空条件下での噴霧乾燥を包含し得る。乾燥 後、このリボソー・ムは、粉砕または同様の方法により、約5ミクロン未満、好 ましくは約1ミクロン未満の最終的な大きさまで微粒子化する。このリポソーム 粉末を推進溶媒に加えて、好ましくは約1〜10重量%の最終濃度にする。
D、悲凰久二人居馴版二淵A並渠剋 親油性薬剤とともに使用するリポソーム懸濁液は、以下の水性懸濁液である。こ の水性懸濁液の濃度は、少な(とも薬剤の50%またはそれ以上、好ましくは7 0%またはそれ以上がこの懸濁液の脂質(リポソームの二重N)相およびこのリ ポソーム中に存在することを保証するに少なくとも充分な濃度である。必要なリ ポソーム濃度は、この薬剤の分配係数だけでなく、上述した他の要因に依存する だろう。この薬剤の分配定数が1よりもわずかに大きいなら、この懸濁液は、全 水分量“の約半分またはそれ以上がリポソームでカプセル化されるようなペース ト状の軟度まで濃縮されるべきだろう。約10の分配係数であれば、さらに希薄 な水性分散液が可能である。
もちろん、可能な希釈範囲も、極めて少量のエーロゾル化物質中に充分な薬剤用 量を捕獲する必要上、制限される。
■、リポソームのエーロゾル化 本吸入システムはまた。吸入に適した形態でこのリポソーム懸濁液をエーロゾル 化するための装置も含む。これらの装置は、噴霧されるべきリポソーム懸濁液の 3つの一般的なタイプに関連して以下で論じられる。
I[A、槌ゴソーに敦5麓 水性サンプルを噴霧して粉末化するべく設計される加圧ネブライザーは市販され ており、実施例■に概説される公知の方法に従って操作する。典型的には、噴霧 操作は約5〜15psiの圧力で行われ、形成される水性粒子は一般に約2〜6 ミクロンの範囲である。この装置は、公知の操作上の可変性に従っテ、測定され た量のエーロゾル化リポソームを生成するべく制御され得る(参考文献4)。
このエーロゾル化の操作は、リポソーム懸濁液の力学的な破壊を生じる。そのた めに、噴霧工程がリポソームの完全性や大きさに著しく影響しないことを確立す ることが重要である。リポソームの粒子径とカプセル化された物質の損失に関し て、加圧ネブライザーによるエーロゾル化の影響が実施例■に報告されている。
ここでは、インビトロでの薬剤流出半減期が206分から5256分の範囲であ り、かつそれぞれの最初の粒子サイズの分布が約0.180〜0.300 ミク ロンの間である4つのリポソーム組成物に関して、5psiでのエーロゾル化し た後の大きさの変化およびカプセル化された物質の損失を試験した。実施例■の 表7に報告されているように、3つの製剤では、リポソームの大きさあるいはカ プセル化物質の損失に関する変化は全く認められず、最も低い薬剤放出半減期を 有するリポソームについてのみ、カプセル化物質のわずかな損失と中程度の大き さの増大が認められた。
リポソームの水性懸濁液、好ましくは約25%〜30%未満のカプセル化された 水分量を含有する比較的希薄な懸濁液をエーロゾル化するのに適したもう1つの 装置は、担体液を水性粒子の微細なミストに粉砕する超音波エネルギーを用いる 。
この超音波ネブライザー装置は、圧縮空気ネブライザーにより形成されるサイズ とほぼ同じ、すなわち約2〜6ミクロンの間の粒子径のリポソームエーロゾルミ ストを生じることが見出された。超音波エーロゾル化によるリポソームの大きさ およびカプセル化物質の保持への影響は、先に記述の試験と同様の試験において 検討され、以下の実施例■でも報告されている。実施例■の表8に要約されてい るこの研究の結果は。
前の研究と一致する。このことは、主として短い不飽和なアシル鎖の脂質からな るリポソームへの比較的小さな影響を除くと、エーロゾル化工程はリポソームの 大きさまたはカプセル化物質の放出に実質的に影響を及ぼさないことを示す。
IIB、リポソームペーストのm 水溶性でリポソーム浸透性の薬剤の供給に用いられるタイプのリポソームペース トをエーロゾル化するには、まずこのペーストが担体溶媒と混合され、エーロゾ ル化され得る希薄分散液が形成される。この担体溶媒は水性媒質でもよく、この 場合には、このペーストは、加圧ネブライザーまたは超音波ネブライザーなどに よる噴霧に適した形態に希釈される。
添加される希釈剤の量は、好ましくは約30%未満の全カプセル化容量を含有す る噴霧可能な分散液になるまでペーストを希釈するのに充分な量である。このペ ーストが全ペースト容量の70〜75%の初期カプセル化容量を含有すると仮定 すると。
ある一定量のペーストは、少な(とも等量から2倍容量の希釈剤で希釈されなけ ればならないことが理解され得る。
他方、この担体溶媒は推進溶媒であってもよい。この推進溶媒は、このリポソー ムペーストに混合されるとき、上記のID章で記述のタイプの推進剤内ペースト のエマルジョンか。
または加圧した推進剤をこのペースト中に捕獲することにより形成される泡状の ペースト混合物のいずれかを形成する。
推進剤に対するペーストの容量比は、好ましくは約10%〜30%の間である。
この容量比によれば、容易にエーロゾル化され得るエマルジョンまたは泡状組成 物が得られる。
このエマルジョンを作り噴霧するための適当なエーロゾル化装置には、(])ペ ーストおよび担体媒介液を保持するだめの別々の小室、(212つの液体の所定 量を混合する混合室、そして(3)この混合室の内容物をエーロゾル化する手段 が含まれる。
2つの異なる液体を互いに分離して保存し、これらの液体を互いに接触させて断 続的に調剤するために設計された調剤装置が知られている。これは例えば米国特 許3.325.056号に開示されている。この装置を、ペーストと水性担体媒 質とを混合するべく操作する場合には、エーロゾル化するのに用いられる圧縮空 気エネルギーまたは超音波エネルギーもまた。この2つの液体を迅速かつ完全に 混合させるために使用され得る。この放出手段は、ノズルを通して混合室の内容 物を放出させ得るように、混合室に通じるバルブ構造を含む。ここで注意すべき ことは、水性担体媒介液中にかなりのカプセル化薬剤の漏出が生じる前に、すな わちこの薬剤がまだ主としてリポソームにカプセル化された形態である間に、混 合段階および噴霧段階が比較的速やかに連続して実施されることである。
推進担体流体を含有する自動ネブライザーの場合には、ガス化された混合物をノ ズルを通して噴出させてエーロゾル化を達成する直前に、ガス化あるいは泡沫化 によりペーストの迅速な分解が生じるような条件下にて、この2つの流体が混合 され得る。他方、この混合物を推進させる直前に、エマルジョン形態のペースト をこの液体推進剤中に導くように装置を操作できる。この放出手段は2小室の自 動加圧された内容物をノズルを通して放出し得るように、この混合室に通じるバ ルブ構造である。この推進溶媒は、上記に論じたように。
過フッ化炭化水素または過フン化炭化水素/ジエチルエーテル混合物が好ましい 。これらは、それ自体では、認めうるほどのリポソーム破壊を起こさない。しか しながら、このリポソームは混合および噴霧のごく短い時間溶媒と接触するだけ なので、リポソームの破壊やこのリポソーム障壁を越えた薬剤分配に関する問題 は、このリポソーム懸濁液のバルク相自体が推進溶媒である場合、すなわちこの リポソームが最初に推進溶媒中で処方される場合に比べると、それほど重要では ない。
lIC−゛かじめノ されたリポソー虹進進11す1浪推進溶媒中に懸濁された 微粒子物質をエーロゾル化するためのバルブ付き容器の装置は公知である。これ らの装置は。
一般に1粒子懸濁液を計量室に供給し、この室の内容物を加圧下でノズルを通し て強制的に押し出すことにより操作され。
測定された量の懸濁液がエーロゾル化される。本発明では。
この粒子/推進剤懸濁液は、上記のID章で調製したように。
乾燥した微粒子リポソームの懸濁液、またはリポソームペーストのエマルジョン 粒子の懸濁液のいずれかである。両タイプのエマルジョンとも、放置するとすぐ にこの推進剤から粒子が分離するので、溶媒中にこのリポソームを均一に再懸濁 させるために、使用前に容器を強く振りまぜる必要がある。
自動エーロゾル装置のほとんど全部が使用前に強い攪拌を要することは、注意す べき点である。
■、血遼仝■疫里 鼻充血、喘息や他の気管支e?状態、鼻の炎症、血管性頭痛を含めた種々の気道 症状や疾患は1本発明による薬剤吸入治療によって治療され得る。気道症状や疾 患の治療に有用な代表的な薬剤は、参考文献1に列記されており9次の薬剤を包 含する:プロピルへキセドリンおよびメチルヘギシルアミンのような鼻充血除去 剤;エピネフリンイソプロテラノールおよびメタプロテレノールおよびイソエタ リンのような呼吸興奮剤:デキサアメタゾンおよびベクロメクゾンのようなコル チコステロイドおよびクロモリン、システィンアセチルナトリウムおよび酒石酸 エルゴタミンのような他の薬剤。
薬剤を気道に標的化させるべくリポソームを調製する際に。
この気道の標的部位において制御された薬剤放出を達成するために、好ましくは 約37℃で測定した。インビトロでの選択された薬剤放出速度を生じるように、 リポソームが処方される。インビトロでの薬剤の半減期を30分程度の短時間か ら数日間までの範囲を達成するべく、脂質組成物要因をどのように変化させ得る かは、IA章でわかる。本発明のもう1つの重要な局面によれば、この薬剤が気 道の肺領域での付着部位から全身に吸収されるとき観察される望ましくない全身 系副作用を緩和するために、このリポソーム組成が選択的に変えられ得る。概し て、より長い薬剤放出半減期を生じる同じ脂質組成要因が、吸入による薬剤投与 後すぐに観察される全身的薬剤レベルを低下させるのにも有効である。例えば、 初期の全身的な薬剤レベル作用をより大きく低下させるには、このリポソームは 、長鎖のおよび/または飽和のアシル鎖リン脂質の割合をより大きくして処方さ れればよい。 気管支収縮の治療に対する本発明の方法およびシステムの応用は 、以下の実施例■に例示されている。試験動物を、遊離形態のMPS。
または2つの異なる組成物のリポソームの1つにカプセル化約1150分の組成 物であった。いずれのリポソーム処方も、薬剤が主としてカプセル化された形態 で含有された水性エーロゾル粒子として供給された。MPSの量は、リポソーム カプセル化処方および遊離MPSの両方に対しほぼ同じ量であった。
薬剤投与後、気管支収縮に対する保護(これは、アセチルコリン溶液のエーロゾ ルによって引き起こされた)の程度は。
およそ15分ごとに4時間にわたって測定した。2体の動物に対する典型的な結 果は、遊離薬剤および2つのリポソームカプセル化薬剤処方の両方についての3 回の実験の平均で表され、第1図に示される。この平均のパーセント保護値が、 遊離薬剤については白い四角で、半減期の長い(1150分)リポソーム処方に ついては黒い丸で、そして半減期の短い(250分)リポソーム処方については 白い丸で表されている。このデータかられかるように、遊離の薬剤もリポソーム カプセル化薬剤も、いずれも、この遊離薬剤とほぼ同程度の保護効果を示した。
上記のMPS吸入治療はまた。リポソームでカプセル化されたMPSが頻脈に対 してこの動物を保護する能力も示している。
この頻脈は、 MPSを遊離形態で吸入投与したときに見られる比較的激しい全 身系副作用である。吸入によるMPSの投与後4時間にわたって、心拍数のパー セント上昇率に対する遊離薬剤およびリポソームカプセル化薬剤の効果も測定し た。遊離薬剤および2つのリポソームカプセル化薬剤処方の各々について、3回 の実験の平均を表した典型的な結果を第2図に示す。第1図と同様に、遊離薬剤 に相当するデータは白い四角で、半減期の長いリポソーム処方は黒い丸で、そし て半減期の短いリポソーム処方は白い丸で示されている。この図かられかるよう に、遊離薬剤は投与後約5分以内に心拍数をほぼ90パーセント上昇させ、4時 間の観察期間を通してこの心拍数はしだいに低下し、約50%のレベルに落ち着 いた。
これに対して、同じ濃度の治療ではあるが、リポソーム処方に含有された薬剤に よる治療では、投与後まず30分で観察され、20%〜30%の間の心拍数の初 期上昇が生じた。この心拍数は、4時間を通して実質的に一定に保たれた。この ことは、比較的少量の薬剤が最初に使用可能な形態で供給されるが、その後長期 的な薬剤供給期間にわたって比較的一定な速度で薬剤が吸収部位に供給されるこ とを証明している。
半減期の短いリポソーム処方(第2図の白い丸)もまた。
初期の高い心拍数上昇に対する保護作用があり、4時間のモニター期間を通して 実質的に一定の全身的レベルを示した。
興味深いことに、半減期の短い処方について測定された心拍数は、半減期の長い 処方についての心拍数よりも、モニター期間全体を通じて、終始2倍高かった。
麻酔されたモルモットへのリポソームでカプセル化されたMPSの供給により生 じる治療効果および全身系副作用を測定するために、同様の試験群を実施した。
この研究は4つのリポソーム組成物を含んでいた。(IIEPG/EPG/コレ ステロール/α−T (5: 1 : 1 :0.1)、 MPSの放出半減期 は250分(実施例II[) ; (2)DSPC/DSPG/コレステロール /α−T (5: 1 :1 :0.1)、 MPSの放出半減期は1148分 (実施例III ) ; (3)DPPC/DPPG/コレステロール/α−T  (5: 1 : 1 :0.1)、 MPSの放出半減期は941分(実施例 ■);および(41DPPC/DPPG/α−T (9: 1 :0.1)、  MPSの放出半減期は5256分(実施例■)。
各組成物は、1%のMPSを主としてカプセル化された形態で含んでいた。
この動物に4つのリポソーム組成物のうちの1つ、または生理的食塩水(対照と して)、または遊離の薬剤を投与した。
各試験群の動物は、麻酔後15分間安定化させ1次いで容量調節したエーロゾル を2分間で挿管投与した。エーロゾル供給後15分、45分、90分および10 5分において、動物に、一過性の喘息様気管支収縮を生じさせるため、15秒間 ヒスタミンの投与を行なった。エーロゾル投与後2時間にわたって、30分間隔 で、気道砥抗、動的対応、心拍数、およびMPSの血漿レベルに関して、この動 物をモニターした。気道抵抗および動的対応の測定は、ヒスタミン誘発の気管支 収縮に対してMPS治療が与える保護の度合を示す。比較的高い放出率(短い薬 剤放出半減期)を有する処方1は、気道抵抗および動的対応の上昇を防ぐ上で、 遊離の薬剤とほぼ同程度に有効であった。
これに対し、どちらも中間的な薬剤放出率である処方2および3は、遊離薬剤と 生理食塩水による対照との中間にあたる治療効果を示した。興味深いことに、イ ンビトロで最も低い薬剤放出率を有する処方4は、気道抵抗および動的対応の上 昇に対する保護作用では、処方1および遊離薬剤と同様であった。この変則的な 事態を解釈すると、この処方4のリポソーム中のDPPC/DPPG脂質は気道 における支配的なリン脂質であり、従って、薬剤の放出を伴いながら、比較的迅 速に標的部位においてリン脂質を脂質膜と交換するか、または脂質膜に統合され ると考えられる。この仮説は、以下で検討された全身的な薬剤効果に関するデー タによって裏付けられる。このデータは、処方4のリポソームが処方1の全身薬 剤効果と処方2および3の全身薬剤効果との中間にあたる全身的な薬剤レベルを 与えることを示す。また、処方4のリポソーム中のDPPC脂質およびDPPG 脂質が、 MPSの放出とは無関係に、治療上有効であることも考えられる。
前記の研究におけるように、心拍数の割合の上昇は、薬剤の全身作用の尺度とな る。第3図Aおよび第3図Bでわかるように、遊離のMPS (この図中の白い 四角)は、最初大きな心拍数の上昇を生じ2その後火の90分にわたってゆっく りと。
正常値より上の約20%のレベルまで下降する。処方1のリポソーム(第3図A の白い丸)または処方4のリポソーム(第3図Bの黒い丸)のいずれかにカプセ ル化された形態で薬剤を投与したときには、この上昇率はずっと小さい。また先 の研究とも一致するように、より安定なリポソーム処方(4)は。
好ましくない心悸亢進の副作用を減少させる点で、処方1のリポソームよりも実 質的に有効であった。これらの図には示されていないが、この2つの中間的な処 方2および3は、全身の薬剤レベルを反映して心拍数を上昇させた。しかし、ど ちらの処方の心拍数の上昇も処方4で認められた上昇よりも多少低かった。
肺への薬剤供給後、リポソームが血流中のMPSレベルを低ドさせる作用は、第 4図に示される血米中のMPSVffi度し代ルから9いっそう明白である。遊 離薬剤を用いると、薬剤の器具レベルは最初80ng/+rJ!近くであり、2 時間にわたって約20ng/mgまでゆっくりと下降した。これに対し7て、リ ポソーム処方全部について、薬剤の血漿レベルは、試験期間全体を通じて、約1 0ng/d以下の実質的に一定なレベルに維持された。
この上記のデータは1本発明の2つの重要な特徴を証明している。まず第1は、 吸入によって投与されj二薬剤の初期および持続的な薬剤レベル効果を緩和する リポソームの能力である。すなわち、リポソームは、初期の薬剤レベル効果を低 下させ、かつ長期的な期間にわたって高い薬剤レベルを維持することにより、遊 離薬剤について見られる薬剤放出曲線を。
「平らにする」作用がある。第2の特徴は、適切に選択される。−上記システム でわかるように1選択された薬剤放出速度は、リポソームを適切に選択すること により、約2倍まで変化させ得る。このリポソームのインビトロでの薬剤放出速 度は。約4〜5倍の範囲にわたって変化する。
吸入治療に使用するためのリポソームを処方する際に、もちろん持続的な薬剤放 出の期間中、治療−に有効な薬剤用量を達成することが必要である。そしてこの 理由から、非常に長い薬剤放出半減期を有するリポソームは、治療上最適とはい えない。上記で論じた気管支収縮の治療において、リポソームでカプセル化され たMPSが遊離薬剤に比較しうる治療効果を有することは、長い半減期のリポソ ームでさえも、治療効果に最適あるいは最適に近い濃度で薬剤を放出するべく作 用することを示唆している。
(以下余白) 本発明の重要な一面によると、先はど述べた吸入システJ、および吸入方法は、 薬剤を全身に供給すること、ならびに気道への局所的な供給において有用である 。全身作用性の水溶性薬剤(MPS)の制御された薬剤放出速度が上記に示され ている。主としてリポソームの脂質二重層部に含有される脂溶性薬剤は、リポソ ームが上気道に沈着すると共に徐々に肺の内生脂質と会合していき、この型で薬 剤は、血液ガス障壁を超えて、濃度依存性の拡散により肺循環・\と入って行く ことができる。
主としてリポソーム会合型の薬剤の供給は、薬剤を遊離型もしくは主として遊離 型で投与する時に遭遇する様々な問題を解決する。上に述べた薬剤を穏やかに持 続的に放出するという特徴に加えて、リポソームは、薬剤を酸化から守り、潜在 的な刺激性薬剤、特に溶解特性のために微粒子状に粉砕した型で投与しなければ ならない潜在的刺激性薬剤から気道を保護する働きをする。
肺臓内の薬剤供給についての1つの応用例とし2て、α−1−プロテアーゼ阻害 剤は、肺気腫の進行を防ぐために、リポソームでカプセル化された型で肺の間質 に供給されろ、リポソームは1プロテアーゼ阻害剤の三次構造を酸化から保護シ 2゜肺の細胞膜を超えての移送を容易にする、全身的な薬剤供給の特殊な応用例 は、狭心症の症状を軽減するために用いられる冠血管拡張剤である二)nグリセ リンのカプセル化および供給である。薬剤の処方は、典型的には約30%〜40 %の遊離薬剤を含有1,7ており、これは肺動脈流によって迅速に吸収され、そ の主要な作用部位である心臓に直接運ばれて、ただちに狭心症に伴う胸部病を緩 解する。リポソームでカプセル化された薬剤の残りの60%〜70%以上は。
リポソーム組成によって制御された速度でゆっくりと放出されて、長期的な冠血 管の拡張をもたらし、それによって長期間胸部病を軽減する。
分娩中の子宮筋の収縮力を誘発および増強させるペプチドホルモンであるオキシ トシンは、ニトログリセリンについて述べたのと同様の方法で処方し、供給する ことができる。オキシトシンは現在静脈内注入によって投与されているが、これ は静脈カニユーレの設置と維持を必要とする処置であり。
時に患者の運動や姿勢を制約することもある厄介な方法である。リポソーム−オ キシトシン処方のエーロゾルは、患者の動きを制限することな(、IV注入によ って与えられるのと同様の、迅速かつ持続的な全身循環への供給を提供する。
以上から9本発明の種々の目的および特徴がどのようにして達成されるかが理解 できよう。本発明の方法は、標的部位において制御された下剤放出を生じるとい う条件下での、脂溶性あるいは水溶性薬剤の投与を可能にする。制御された薬剤 の放出は、薬剤投与の時間間隔を延長させ、蓄積部位あるいは全身の薬剤レベル の短期および長期的な周期変動を緩和し7.および/あるいは望ましくない全身 系副作用を実質的に減少させるのに役立つ。
本発明の方法およびシステムにおいて使用されるリポソームは3選択されたイン ビトロでの薬剤放出速度を生じるようにリポソームを処方することによって、所 望の制御された薬剤放出速度を達成するように処方することができる。
本吸入法およびシステムは、様々な異なるエーロゾル方法に適合している。それ らは、かなり大きな水性粒子から比較的小さな粉末化されたリポソーム調剤に至 るまで、様々な大きさのエーロゾル粒子およびエーロゾル型として、リポソーム の吸入による投与を可能にする。
本発明の裏付けとして実施された毒性試験は、吸入によって投与されたリポソー ムに関して何ら副作用を示さなかった。
急性毒性試験の条件下(エーロゾル化したリポソームの1回投与に4時間接触) において、リン酸塩緩衝生理食塩水(ブランク)とリポソームに接触させたマウ スの2群間で3体重。
新鮮切除肺の重量、および光学顕微鏡による組織病理学的所見に関して、統計的 に有意差はなかった。
以下の実施例は1本発明の種々の特徴および用途を例証することを意図したもの であるが、いかなる意味においても本発明の範囲を限定することを意図するもの ではない。
尖施皿−上 脂 の鎖 および電 −の薬 −二o1乏V硫酸メタプロテラノール(MPS) はVinchem Inc、 (Ch’atham。
NJ)より入手した;α−トコフェロール(α−下)はSigmaChemic al Co、 (St、 Louis、 MO)より;14C−サッカロースは Amersham Co、 (Arlington Ht、s+ TL)より入 手した。卵ホスファチジルコリン(EPC) 、大豆ホスファチジルコリン(S PC) 。
水素添加した卵ホスファチジルコリン()IEPc) 、水素添加した大豆ホス ファチジルコリン(HSPC) 、”ジオレオイルホスファチジルコリン(DO PC) 、シミリストイルホスファチジルコおよびジステアロイルホスファチジ ルコリン(DSPC)は、 AvantiPolar Lipids (Bir mingham、 AL)より入手した。8つのpc脂質は、以下の表1に示さ れている遷移温度(TC)および脂肪アシル鎖組成を有しており、この表では、 下へいくほどより大きなアシル鎖長および/あるいは飽和度を持つ脂質が並べら れている。
(以下余白) 表1 SPC−15〜7 16:0(12%> 18: 2 (73%)DOPC−2 218: I EPC−15〜7 16:0(42%) 18: 1 (28%)is: 2  (16%) D?IPC2314:0 DPPC4116: 0 HEPC55〜65 16: O(36%) 18: O(60%))ISPC 55〜65 16: 0 (13%) 18: O(87%)DSPC5518 : 0 8つのPC脂質の各々について、任意のPC脂質350μmolを1モルパーセ ントのα−下と共にクロロホルム中に溶解することによって多層膜小胞(MLV )を調製した。溶解した脂質を丸底フラスコにおいて真空下で蒸発乾燥させ、フ ラスコ壁に脂質膜を作った。リン酸塩緩衝生理食塩水(PBS)中に20■/− のMPSおよび1.lX10’ cpmの”c−サッカロースを含有するpH7 ,2,290+n05mの溶液5−をフラスコに添加して膜を被覆した。2時間 の水和期間終了時に9形成されたリポソーム(MLV)を、各々0.4と0.2 ミクロンの均一な孔サイズのポリカーボネートフィルター(Bio Rad ;  Richmond、 CA)を通して連続的に2回押出した。押出したMLV をセファデクスG−75のゲル除去カラムに通して、カプセル化されていないM PSとサッカロースを除去した。MPSのカプセル化のパーセントは、下はDM PCMLVについての約0%から、上はDPPC門LVについての21%の範囲 にわたっていた(表2)。I40−サッカロースのカプセル化は、下はDMPC MLVについての0.2%から。
上はDPPCMLVについての18%までの範囲であった。
MLVll剤からのカプセル化された溶質の漏出を測定するために、各々の調剤 を37℃で42時間までの期間インキュベートした。この42時間のインキュベ ーション期間中に定期的に採取した9時間ごとの部分標本を、ゲル除去カラムに 通過させ。
リポソームのピークに存在する脂質、MPS、およびサッカロースを従来の方法 で測定した。インキュベーションの進行期間中の脂質会合薬剤の損失を、各調剤 についての薬剤放出半減期(t、7□)の算定に使用し、薬剤/脂質の比率が2 分の1に低下するのに要する時間として計算した。計算された放出半減期を分の 単位で表したものが以下の表2に示されている。
(以下余白) 表2 PC/α−T カプセル化された j+/z MPS、、、−Ω圧q4ユ) − −ユ擾μ体%、 −Δづ辷トーSPC622 DOPC441 EPC1048 DMPCO− DPPC21574 )IEPC56426 )ISPC82175 DSPC136366 表2のデータかられかるように、リポソームを構成するリン脂質のアシル鎖の長 さおよび飽和度を増すことによって。
MLVからの薬剤放出速度を、約22分の半減期から、42時間にわたってほと んど漏出を示さない速度にまで2選択的に上昇させることができる。表2の半減 期のデータを表1の遷移温度のデータと比較すると、比較的長い放出半J3tJ ] (500分より長い)を持つ各M1.Vill剤は、遷移温度がリポソーム のインキュベーション温度以上であるPCで組成されていることがわかる。比較 的不透過性であるl4C−サッカロースについては。
リポソームからの評価しうるほどの損失は42時間のインキュベーション期間を 通して検出されず、観察された薬剤放出がリポソームの分解によるものではない ことを示している。
災嵐九−1 ;弔ヒ の7 へガ1( 卵ホスファチジルグリセロール(BPG) 、ジオレオイルホスファチジルグリ セロール(DOPC> 、およびジステアロイルホスファチジルコリン(DSP C)は、 Avanti Po1ar Lipids(Birmir+gham +AL)より入手した。
以下の表3の左端の欄に示された脂質組成を含有するリポソーム(MLV)を、 実質的に実施例1に述べられているように調製した。最初の濃度は、任意のPC 312μmol 、任意のPG35 p mol 、およびcx T 3.5μ a+olでスタートした。各脂質組成について、乾燥した膜を実施例Iに述べら れているMPS/サッカロース溶液57!で水和し、リポソームをポリカーボネ ートフィルターを通して押出してサイズ定めし、上記のように2分子ふるいクロ マトグラフィーによってカプセル化されていない物質から分離した。カプセル化 されたMPSのパーセンテージが表3の中央の欄に示されている。表2と表3か らカプセル化データを比較すると、10%PGの存在が概して薬剤の被包効率を 上昇させることがわかる。この効果は、”c−サッカロースのカプセル化につい ても認められた。8つのMLV分画を各々37℃で42時間インキュベートし、 この42時間のインキュベーション期間中数回にわたって薬剤の損失を測定し。
薬剤放出半減期を算定した。計算された放出半減期が表3の右端の(資)に示さ れている。
表3 PC/PG/α−T カプセル化された tl/□(9: 1 : 0.1)  ?lPSの% ユ分とSPC/EPG 14 92 DOPC/DOPG 13 289 EPC/EPG 7 151 DPPC/EPG 16 110 DPPC/DPPG 23 5256 HEPC/EPG 15 526 H3PC/EPG 14 856 DSPC/DSPG 20 14100リポソ一ム/脂質混合物への10モルパ ーセントのPGの添加は、 pc単独(実施例I)に比べて22つの作用の内の 1つをもたらした。より短くまたより不飽和なPCのアシル鎖の場合には、MP Sの漏出に関しての半減期の上昇は、 PGによって二重層に与えられた負の電 荷の結果であることがわかった。飽和したより長い鎖の脂質については、より重 要な因子は、添加されたPGのアシル鎖の不飽和度であると思われる−例えば。
EPGの場合には、全体的な膜の飽和度を低下させ、それによってMPS漏出に ついての測定半減期を低下させたと考えられる。pcと同じ飽和度で、鎖の長さ も同じであるPG誘導体を用いると(DPPG/DSPG) 、 PC単独と同 様もしくはより長い半減期が得られた。実施例Iと同様に、いずれの調剤におい ても14cmサッカロースの評価しうるほどの損失は観察されなかった。
実庭拠−l コレステロールの1 への≦“ 表4の左端の欄に示されている8つのPCの内の1つ、コレステロール(CH)  、およびα−Tを6:4:0.1のモル比で含有し、さらにカプセル化された MPSと14C−標識サッカロースを含有する8つのリポソームMLV調剤を、 実施例Iと同様にして調製した。?1LVli剤を、0.4および0.2のポリ カーボネート膜で押出し2分子ふるいクロマトグラフィーで処理してカプセル化 されていない物質を除去することにより9表4の中央の欄に示されているような MPSのカプセル化パーセントが得られた。
8つのMLV分画を各々42時間インキュベートし、上に述べた方法に従って薬 剤放出半減期を算定した。計算された半減期が表4の右端の欄に示されている。
(以下余白) 表4 PC/CH/α−T カプセル化された tl/□(6:4:0.1コー MP S (71方、 」分LSPC/CH8103 DOPC/CH9313 EPC/CH10206 DMPC/CH9201 DPPC/CH11146 )IEPc/C)I 11 220 HSPC/CH10330 DSPC/CH13421 40モルパーセントのコレステロールの存在下では、不飽和なより短い鎖の脂質 に関連する薬剤放出半減期は、 PC単独で得られる半減期よりも長かった。よ り飽和な、長い鎖の脂質の場合には、40モルパーセントのコレステロールは、 半減期をpc単独で観察されるものよりも有意に低下させた。
コレステロールとPCの影響を2表5の左端の欄に示されているような、50モ ルパーセントの任意のPC,10モルパーセントの任意のPC,40モルパーセ ントのコレステロール、および0.1モルパーセントのα−下からなるMLVを 用いた同じタイプの試験において検討した。8つのMLV調剤についての薬剤カ プセル化データおよび対応する薬剤放出半減期が、各々表5の中央の欄と右端の 欄に示されている。これかられかるように、10モルパーセントのPGの存在は 、PCとコレステロールだけを含有する表4の脂質組成に比べて、各々のpcの 脂質の薬剤放出半減期を有意に上昇させた。
表5 PC/PG/CH/α−T カプセル化された tl/□」ユ1:に四月−,? IPSの)% (、lυ−5PC/EPG/CH10326 DOPC/DOPG/C)I 11 235EPC/EPG/CH12250 DMPC/DMPG/CH10591 DPPC/DPPG/CH12941 HEPC/EPG/C)I 13 334BSPC/EPG/CH12553 O5PC/DSPG/CH271148最後に2表6の左端の欄に示されている pc脂質の内の1つ(60モルパーセント)、コレステロールヘミスクシネート 。
負に荷電したステロール(40モルパーセント)、および0.1モルパーセント のα−下を含有する8つのリポソーム調剤を。
上記のようにして調製した。CHHSはSigma Chem Co、 (St 、 Louis。
MO)より入手した。8つの調剤は、以下の表6の中央の欄と右端の欄に各々示 されているようなカプセル化効率と薬剤放出半減期を示した。この表かられかる ように、40モルパーセントのコレステロールヘミスクシネートの存在は、−貫 して高いカプセル化効率をもたらした。半減期は、概して、40モルパーセント のコレステロールを含む対応するリポソーム調剤で観察されたよりも(上記表4 )多少長かったが、40モルパーセントのコレステロールに加えて10モルパー セントのPGを含有する対応脂質調剤よりは有意に低かった。
表6 PC/CHH5/α−T カプセル化された tl/□(9: 1 : 0.1 ) MPSの% −リυ−5PC/C)I)Is 19 73 DOPC/CHH519123 EPC/CHH52477 DMPC/CHHS 20 129 DPPC/CHH518245 HEPC/C)IHs 20 601 HSPC/CHH519856 DSPC/CHHS 23 768 去施I Iボソーム彰パ2のエーロゾル この節では、水性リポソーム懸濁液のエーロゾルによる。
リポソームの完全性への影響を、カプセル化された物質の損失とリポソームの大 きさの変化によって判断し、検討している。
4つのリポソーム調剤を試験した。調剤I!11はEPC/CH/α−Tの組成 でモル比は6:4:0.1であり、調剤述2はDSPC/CH/α−Tの組成で モル比が6:4:0.1.調剤隘3は叶PC/DPPG/CH/α−Tの組成で モル比が5:1:4:0.1.そして調剤嵐4はDPPC/DPPG/α−Tの 組成でモル比が9:1:0.1であった。4つの調剤は、実施例I〜■で測定さ れたように、以下の表7に示されているような広い範囲の薬剤放出半減期を表し ている。リポソームは、リポソームを調製する際にMPSと14C−標識サンカ ロースではなくカルボキシフルオレセイン(129ξmol )を含有する水溶 液を使用した点を除いて、実質的に実施例Iに述べられているように調製した。
4つのリポソーム調剤を各々0.4と0.2ミクロンのポリカーボネート膜を通 して2回押出し、リポソーム懸濁液を大規模な透析によってカプセル化されてい ない物質から分離したのち、以下の表7および8に示されているような粒子サイ ズの範囲で、実質的に均質な粒子サイズを作った。水性懸濁液中のリポソームの 最終的な4度は、70μmol総脂質/艷MBSであった。
各々の脂質調剤について、リポソームのサイズ分布とカプセル化のパーセントを 1エーロゾル前(B)、エーロゾル後(A)。
およびネブライザーに残っている懸濁液中において(R)測定した。懸濁液中の リポソームのサイズは、 Nicomp InstrumentsLaserP article 5izer Model 200 (Hyak−Royco、  Menlo Park。
CA)を用いて測定した。この機械は、外部標準用として製造業者から供給され た単分散ラテックスビーズによって定期的に目盛調整した。
カプセル化されたカルボキシフルオレセインのパーセントは標準手順に従って測 定した。
空気ネブライザーによるエーロゾル化前、および注入後のリポソーム調剤につい てのサイズとカプセル化パーセントのデータが、以下の表7に示されている。器 械はDe VilbissNo、 646 Pneumatic Nebuli zer (Somerset、 PA)を使用し、15psiで操作した。この データかられかるように、リポソームのエーロゾルはカプセル化物質のごくわず かな損失を生じただけであり、その範囲は、最小の放出半減期を有するリポソー ム調剤についての約8%から、最大放出半減期を持つ物質についての約1%まで にわたっていた。エーロゾル後4つのリポソーム調剤のいずれについても、リポ ソームのサイズ分布には何ら有意の変化が認められなかった。
(以下余白) 表7 カプセル化の U −一一メ+、肛」ユニ主L +ボソームのサイズの 育(n、LI B 9 6.2+0.11 214.210−218t+/z= 206分A 88.5 +0.13 375.315−428R95,9±0.04 193.189− 2002 B 95.5±0.20 230.214−268t+/z= 42 1分A 93.0±0.08 200.180−240R96,7+0.13  200.190−2183 B 97.2+0.63 327.271−450 tr/z= 941分A 93.4+0.04 257.225−327R96 ,2+0.93 353.300−4004 B 96.1+0.19 214 .193−231t + /z = 5256分 A 95.1土0.11 2 18.171−266R96,5+0.02 225.200−276超音波ネ ブライザーによるエーロゾル化の、4つのリポソーム調剤の完全性への影響も検 討した。使用したネブライザーはDeVilbiss Pulmasonic  Model 25 Ultrasonte Nebulizer(Somers et、 PA)で、3kHzのパワーモードで操作した。4つの調剤の各々につ いて、エーロゾル前(B)、注入後(A)。
およびネブライザーに残っている物質において(R)、上記のように測定したカ ルボキシフルオレセインのカプセル化のパーセントとサイズ分布が以下の表8に 示されている。この結果は、圧縮空気器具によってエーロゾル化した同じ調剤に ついて得られた結果と実質的に同じである。
(以下余白) 表8 カプセル化の B ’ 95.6±0.10 316.285−3751 A 89.4±0. 65 261.250−279R94,9±0.45 207.188−222 B 98.6±0.08 240.185−3002 A 96.8±0.07  214.200−24OR97,7±0.53 163.150−189B  98.1±0.09 257.240−2703 A 96.0±0.09 2 54.244−27OR97,2±0.10 240.171−600B 98 .5±0.02 333.310−3754A96.2±0.01 220.2 04−231R96,8±0.03 220.208−230ス淘」[−■ 、過2ヨ乙化次」υに本推−進り匂μソ輯1a−臼Qユ工ヱニ左Ωヌ淀牲 この節では、クロ口過フッ化炭化水素噴射溶剤中での3つのリポソーム調剤の安 定性を検討し7ている。処方1と称する第1のリポソーム調剤は叶PC/DPP G/α−Tを9:1:0.1のモル比で含有し、処方2と称する第2の調剤はE PC/EPG/α−Tを9:1:0.1のモル比で含有し、処方3と称する第3 の調剤はEPC/ EPG/CI(/α−Tを5 : 1 : 4 : 0.1 のモル比で含有した。リポソームは、MLVを生成するのに使用した水溶液がウ シ血清アルブミン(BSA)および1μmのカルボキシフルオレセイン(CF) を含有していた点を除いては、実質的に実施例Iに述べられているようにして調 製した。各々0.4と0.2ミクロンのポリカーボネート膜を通して2回押出し たMLVm剤を、遠心分離によってベレットにしてカプセル化されていない物質 を除去し、PBSに再懸濁して最終的な脂質濃度を約20μmol/mfとした 。使用した6つの噴射溶剤は。
「フレオンIIJ (CG13F)、rフレオン12J (CC1zFz) 、 rフレオン224 (C)IclFZ) 、「フレオン113」(CChFCC IFz) 。
「フレオン114J (CC1hCC1h) 、および「フレオン115」(C C1FzCF+)であった。
各調剤のPBS(3mff)中の水性懸濁液を、加圧したバイアル中で6つの過 フン化炭化水素溶剤(10mりの各々に添加し。
そのバイアルを振盪器で24時間振盪して水−油のエマルジョンを維持した。振 盪後、各バイアルのバルク液体相を沈降によって再形成させ、上部の水性相を吸 入によって採取した。
水性相中のリポソームを遠心分離によってペレットにし、 PBS中で最初の脂 質濃度に再懸濁させた。再懸濁したリポソームの一部を、実質的に実施例■に述 べられているようにして。
粒子のサイズ分布について検討した。過フッ化炭化水素に接触させず、それ以外 は他のサンプルとまったく同様に処理した対照サンプルは、約180から250 nmの間のサイズ分布を示した。6つの噴射溶剤に接触させた種々のサンプルは 、概して2つのサイズ範囲に分類された。これは、対照リポソームのサイズと実 質的に同じ、すなわち約150と300ミクロンの間のサイズを有するもの、そ して主としてより大きなサイズ(400〜500ミクロン以上)を持つものであ る。以下の表9に見られるように、その結果は、「フレオン12」では3つの調 剤の内2つが安定であり、「フレオン114」と「フレオン115」では3つ全 部が安定であり、そして主として飽和脂質を含有するMLV (処方1)は、主 として不飽和なおよび/あるいは短い鎖のリン脂質を持つもの(処方2および3 )よりも、過フン化炭化水素推進剤中で概してより安定であることを示している 。
ベレットにして再懸濁したリポソームはまた。比較的大きな分子量マーカーを代 表するBSA、および比較的小さなカプセル化マーカーを代表するカルボキシフ ルオレセインの放出に関して検討した。各試験では、再懸濁したリポソームの部 分標本を、適切なマーカーに対する従来の方法で検定した。
表9の中で、マーカーの濃度は、検定したサンプル中の総脂質μmolあたりの マーカー量で表されている( BSAのμg。
CFのμmat )。表中のrNl]、Jは「検出されず」を意味している。
(以下余白) どの表のy−夕かられかるように、カプセル化された物質の(を失は概してリポ ソームのサイズ増加に相関しており、どちらも特別な過フン化炭化水素溶剤中の リポソームの不安定度を反映している。しかし2ながら、調剤2および3のいず れモ、「フレオン113」に接触させた時には有意のタイズ変化なしにカプセル 化された物質の実質的な損失を示し、た、人茄眉−j− 久髭支暫縮−q准遼 本実施例では、アセチルコリン(ACH)のエーロゾルによって誘発された気管 支収縮に対する2遊離およびリポソームでカプセル化された硫酸メタプロテラノ ールの治療効果を検討している。
20kgのオスと30kgのメスの2体のモングレル大を、最初にチオペンタル ナトリウム(10■/kg体重)およびペンクバルビクールナトリウム(20■ / kg体重)の巨九剤をi、V、注入して麻酔し、その後4時間にわたってイ ヌを麻酔状態に維持するため、30分ごとにもしくは必要に応じてチオペンタル ナトリウムの巨九剤を投与した。動物にカフ付気管内チューブを挿管し、熱交換 バンドの上に置いて、定量呼吸器を用いて。
30サイクル/分の周波数で室内空気によって人工的に換気した。食道に食道バ ルーンカテーテルを導入して、差圧変換器の1つの口に接続し、吸息時に最大の 負の圧力変化を生じるように、胸郭中央部に定位した。気管内チューブと呼吸器 。
および差圧変換器に接続した呼吸流量計によって空気流をモニタ・・−シた。一 方の口を気管チューブの側枝に接続し、もう一方の端を食道パル・−ンカテーテ ルに接続した差圧変換器によって経肺圧をモニターした。空気流と圧力の信号は 、継続的にオシロスコ・−ブに表示された。
DSPC/DSPG/CH/α−]゛の脂質組成を5:14:0.1のモル比で 含有するリポソーム調剤(調剤1)およびEPC/EPG/CH/α〜Tを同じ モル比で含有するリポソーム調剤(調剤2)を、実施例■のようにして調製した 。画調剤は各々、硫酸メタプロテラノールを2%の最終薬剤濃度でカプセル化し ていた。上記の表5かられかるように、調剤1は約1150分、調剤2は約25 0分の薬剤放出半減期を有している。遊離のMPSは。
PBS中の2%溶液として投与した。遊離もしくはリポソームでカプセル化され たメタプロテラノールのいずれかをエーロゾル投与する前、そして投与後約15 分の間隔をおいて7総肺抵抗が2〜10倍上昇するような一過性の気管支収縮を 生じさせるのに充分な量のアセチルコリン溶液の液体エーロゾルを気管内チュー ブの経路で投与した。遊離およびリポソームでカプセル化されたメタプロテラノ ールの用量は、各々合計約2.4回MPSに相当した。アセチルコリンエーロゾ ル、遊離薬剤のエーロゾル、およびリポソームエーロゾルを含むすべてのエーロ ゾルは、空気ネブライザー(Bird No、 158+ Somerest。
PA)を用いて、製造業者の明細書に従って1.5psiで発生させた。Mer cer CascadeImpactor (InTox’Products、  NM)を用いてエーロゾル粒子のサイズ定めを行い、大部分の空気力学的エー ロゾルの粒子径を2〜6ミクロン以内にしたい遊離薬剤およびリポソームエーロ ゾルの気管支収縮に対する効果を、最初の薬剤投与後4時間にわたって約15分 ごとに測定した。各動物に対し、て、遊離およびリポソームカプセル化薬剤処方 の各々について3回実験を繰り返し、その数値を平均した。イヌ患1について得 られた結果が第1図に示されている。結果は、AcH誘発気管支収縮からの保護 のパーセントで表されている。グラフ上の各点は、3回の実験で得た結果の平均 についての平均値上標準誤差を示している。図かられかるように、遊離薬剤(白 い四角)、調剤1 (黒い丸)。
および調剤2 (白い丸)はすべて、ACH誘発気管支収縮に対して実質的に同 程度の保護作用を示した。このデータから何らかの傾向が識別できるとすれば、 リポソームでカプセル化された薬剤が、薬剤投与後2時間から4時間の間、より 有効であると思われるという点である。治療したもう1体のイヌについても同様 の結果が得られた。
大指貫−亘 吸入ぶ鷹jΔづμパCI唱艦 遊離あるいはリポソームでカプセル化した型で吸入によって投与した時のMPS の全身薬剤1ノベルを、上記の実施例■に述べられている実験プロトコールに従 って薬剤を投与したあとに生じる心拍数の変化をモニターすることによって検討 した。実施例■で行われた各動物実験について、薬剤投与後4時間にわたって約 15分ごとに心拍数の測定を行った。心拍数は、皮膚針誘導によってオシロスコ ープで継続的に測定し。
間欠的にポリグラフに記録した。3つの薬剤調剤(遊離薬剤。
長い半減期のリポソームにカプセル化された薬剤および短い半減期のリポソーム にカプセル化された薬剤)の各々について3回実験を行い、得られたデータを平 均して、正常な安静時心拍数に対するパーセント増加率として表示した。治療さ れた動物の内の1体に関する結果が第2図に示されている。
第1図と同様に、各点は、3回の実験で得た結果の平均についての平均値上標準 誤差を表している。この図かられかるように、遊離薬剤は、薬剤投与後最初の5 分以内に心拍数の90%以上の増加を生じさせた。この測定された心拍数は、4 時間の測定期間を通じて徐々に低下し、約50%の心拍数増加のレベルに落ち着 いた。調剤1 (半減期の長いリポソーム)は。
約20%〜30%の間の初期心拍数増加を示し、モニタリングの期間全体を通し て実質的にこの範囲内にとどまった。調剤2(半減期の短いリポソーム)は、約 40%の初期心拍数増加を示し、やはりこのレベルは4時間のモニタリング期間 を通して実質的に一定なままであった。
本発明の好ましい実施態様が本文中に述べられているが。
本発明から逸脱することなく種々の変更や修正を行うことができると考えられる 。
FIG、l 気埼り払張潰・j投与q支の吋間(勺)FIG、2 気V灸セ張剥 殺L1支り吟闇(分)気11丸粗Jk列段を快乃吟M(の) 入臂支孤4ンj玖 り快の吟聞け)FIG、 3A FIG、 3B 20 40 60 80 +00 120λ′Ii良y−引に庸“」段8井を支 り吟間 (勿)FIG、4 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.薬剤を制御された薬剤放出速度で気道経由で投与するためのシステムであっ て,以下のもの:薬剤を主としてリポソームに捕獲された形態で含有し,該リポ ソームのリン脂質組成が,気道に投与した時に選択された速度で薬剤をリポソー ムから放出するように処方されている,リポソームの懸濁液,および 選択された量の該懸濁液を吸入に適した形態でエーロゾル化するための器具, を含むシステム。 2.前記薬剤が水溶性のリポソーム浸透性薬剤であり,前記懸濁液が,50%を 上まわる薬剤がリポソーム中にカプセル化されている水性懸濁液である請求の範 囲第1項に記載のシステム。 3.前記懸濁液が,50%を上まわる水性相がリポソーム中にカプセル化されて いるリポソームペーストであり,前記器具が,エーロゾル化の直前に,測定され た容量のペーストを少なくとも1〜2倍容量の供給媒質と混合するための混合室 を含んでいる請求の範囲第2項に記載のシステム。 4.前記器具が,前記ペーストと供給媒質を保持するための分離した小室,ペー ストと供給媒質を混合するための混合室,および混合室の内容物を,エーロゾル 化のためにノズルを通して放出するための手段を含んでいる請求の範囲第3項に 記載のシステム。 5.前記供給媒質が水性媒質であり,前記放出手段が,操作上圧搾空気もしくは 超音波エネルギー源に接続されるバルブ構造を含んでいる請求の範囲第4項に記 載のシステム。 6.前記供給媒質が過フン化炭化水素推進剤(propellant)を含み, 前記放出手段が,混合室の内容物を前記ノズルを通して加圧下で放出するための バルブ構造を含んでいる請求の範囲第4項に記載のシステム。 7.前記推進剤がCCI2F2,CCIF2CCIF2およびCCIF2CF3 から成るグルーブから選択される請求の範囲第6項に記載のシステム。 8.前記薬剤が水溶性薬剤であり,前記リポソーム懸濁液が過フッ化炭化水素推 進剤中に懸濁されたリポソームを含んでおり,また前記器具が推進剤によって発 生する圧力下で懸濁液を放出するためのバルブ構造を含んでいる請求の範囲第1 項に記載のシステム。 9.前記推進剤がCCl2F2,CClF2CClF2およびCCIF2CF3 から成るグループから選択される請求の範囲第8項に記載のシステム。 10.前記リポソームが,脱水された粒子の形態で推進中に懸濁されている請求 の範囲第8項に記載のシステム。 11.前記リポソームが,粒子として濃縮されたペースト状の形態で過フッ化炭 化水素推進剤中に乳化して懸濁されている請求の範囲第8項に記載のシステム。 12.前記薬剤が望ましくない全身系副作用を有する水溶性のリポソーム浸透性 薬剤であり,前記懸濁液が約70%を上まわる薬剤をリポソームでカプセル化さ れた形態で含有する請求の範囲第1項に記載のシステム。 13.前記薬剤が硫酸メタプロテレノールもしくは製薬学的に許容可能なその塩 である請求の範囲第12項に記載のシステム。 14.気道に投与した時のリポソームからの薬剤放出速度がインビトロでの薬剤 放出速度に比例し,リポソームのリン脂質組成が,約250分から1200分の 間の選択されたインビトロでの薬剤放出半減期を生じるように処方されている請 求の範囲第1項に記載のシステム。 15.テルブタリン(terbutaline),アルブテロール(albut erol),アトロピン硝酸メチル(atropinemethylnitra te),クロモリンソデイウム(cromolynsodium),プロプラノ ロール(propranalol),フルノイソリド(flunoisolid e),イブプロフィン(ibuprofin),ゲンタマイシン(gentam ycin),トベルマイシン(tobermycin),ペンタミジン(pen tamidine),ペニシリン(penicillin),テオフィリン(t heophy11ine),プレオマイシン(bleomycin),エトポシ ド(etoposide),カトプリル(captopre1),n−アセチル システイン(n−acetylcysteine)およびベラパミル(vera pamil)から成るグループから選択される水溶性のリポソーム浸透性薬剤の 投与において使用される請求の範囲第1項に記載のシステム。 16.カルシトニン,アトリオペプチン(atriopeptin),α−1 アンチトリプシン(α−1antitrypsin)(プロテアーゼ阻害剤), インターフェロン,バソプレツシン,インシェリン,インターロイキン−2,ス ーパーオキサイドジスムターゼ(superoxidedismutase), 組織プラミノーゲンアクチベーター(TPA),血漿第8因子,表皮成長因子, 腫瘍壊死因子,ヘパリン,肺の表面活性剤タンパク質,およびリポコルチン(1 ipocortin)から成るグループから選択される水溶性のリポソーム不浸 透性薬剤の投与において使用される請求の範囲第1項に記載のシステム。 17.プロスタグランジン類,アンホテリシンB,プロゲステロン,イソソルバ イドジニトレート,テストステロン,ニトログリセリン,エストラジオール,ド キソルビシン,ベクロメタゾンおよびそのエステル類,ビタミンE,コルチゾン ,デキサメタゾンおよびそのエステル類,DPPC/DPPGリン脂質,および ベタメタゾンバリレートから成るグループから選択される脂溶性薬剤の投与にお いて使用される請求の範囲第1項に記載のシステム。 18.(1)ある症状もしくは疾患の治療において活性な水溶性薬剤を選択し, (2)該薬剤を吸入によって気道に投与する,という工程を含む該症状もしくは 疾患の治療において,薬剤を遊離の形態で投与した時に生じる全身的な薬剤レベ ル作用を軽減し,しかも選択された速度での気道への薬剤放出を達成する方法で あって,以下の工程: 薬剤を主としてリポソームに捕獲された形態で含有し,該リポソームのリン脂質 組成が,気道に投与した時に上述の選択された速度で薬剤をリポソームから放出 するように処方されている,リポソームの懸濁液を提供すること,および該リポ ソームを吸入に適した形態でエーロゾル化すること,を包含する方法。 19.前記薬剤が気管支拡張剤であり,そして血流中に放出される薬剤の量が, 等量の薬剤を遊離の形態で投与した時最初に血流中に放出される量の20%以下 である請求の範囲第18項に記載の方法。 20.前記薬剤がメタプロテレノールもしくは製薬学的に許容可能なその塩であ る請求の範囲第19項に記載の方法。
JP61503234A 1985-05-22 1986-05-21 リポソ−ム吸入法および吸入システム Pending JPS63500175A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US73722185A 1985-05-22 1985-05-22
US737221 1985-05-22

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63500175A true JPS63500175A (ja) 1988-01-21

Family

ID=24963059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61503234A Pending JPS63500175A (ja) 1985-05-22 1986-05-21 リポソ−ム吸入法および吸入システム

Country Status (10)

Country Link
US (1) US4895719A (ja)
EP (1) EP0223831B1 (ja)
JP (1) JPS63500175A (ja)
AT (1) ATE78158T1 (ja)
AU (1) AU587472B2 (ja)
CA (1) CA1257836A (ja)
DE (1) DE3686025T2 (ja)
DK (1) DK32987A (ja)
NO (1) NO870237L (ja)
WO (1) WO1986006959A1 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63211223A (ja) * 1986-11-06 1988-09-02 リサーチ デベロップメント ファウンデイション 医療用のリポソームおよび薬物含有リポソームのエアゾールの小粒子
JP2002529393A (ja) * 1998-11-12 2002-09-10 フランク ジー. ピルキーウィッツ, 吸入システム
JP2003525841A (ja) * 1997-09-29 2003-09-02 インヘール セラピューティック システムズ, インコーポレイテッド 安定化生物活性処方物およびその使用方法
JP2009518411A (ja) * 2005-12-08 2009-05-07 トランセイブ, インク. 肺感染症を治療する抗感染薬の脂質ベースの組成物及びその使用法
US9114081B2 (en) 2007-05-07 2015-08-25 Insmed Incorporated Methods of treating pulmonary disorders with liposomal amikacin formulations
US9119783B2 (en) 2007-05-07 2015-09-01 Insmed Incorporated Method of treating pulmonary disorders with liposomal amikacin formulations
US9333214B2 (en) 2007-05-07 2016-05-10 Insmed Incorporated Method for treating pulmonary disorders with liposomal amikacin formulations
US9566234B2 (en) 2012-05-21 2017-02-14 Insmed Incorporated Systems for treating pulmonary infections
US9827317B2 (en) 2002-10-29 2017-11-28 Insmed Incorporated Sustained release of antiinfectives
US9895385B2 (en) 2014-05-15 2018-02-20 Insmed Incorporated Methods for treating pulmonary non-tuberculous mycobacterial infections
US9925205B2 (en) 2007-05-04 2018-03-27 Insmed Incorporated Compositions of multicationic drugs for reducing interactions with polyanionic biomolecules and methods of use thereof
US10124066B2 (en) 2012-11-29 2018-11-13 Insmed Incorporated Stabilized vancomycin formulations
US11571386B2 (en) 2018-03-30 2023-02-07 Insmed Incorporated Methods for continuous manufacture of liposomal drug products

Families Citing this family (216)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6090406A (en) * 1984-04-12 2000-07-18 The Liposome Company, Inc. Potentiation of immune responses with liposomal adjuvants
US5916588A (en) * 1984-04-12 1999-06-29 The Liposome Company, Inc. Peptide-containing liposomes, immunogenic liposomes and methods of preparation and use
US5192528A (en) * 1985-05-22 1993-03-09 Liposome Technology, Inc. Corticosteroid inhalation treatment method
AU612591B2 (en) * 1986-08-11 1991-07-18 Innovata Biomed Limited Pharmaceutical formulations comprising microcapsules
SE8603812D0 (sv) * 1986-09-12 1986-09-12 Draco Ab Administration of liposomes to mammals
US5089181A (en) * 1987-02-24 1992-02-18 Vestar, Inc. Method of dehydrating vesicle preparations for long term storage
WO1988007855A1 (en) * 1987-04-09 1988-10-20 Fisons Plc Pharmaceutical compositions containing pentamidine
JP2656944B2 (ja) * 1987-04-30 1997-09-24 クーパー ラボラトリーズ タンパク質性治療剤のエアロゾール化
DE3853079T3 (de) * 1987-12-04 2000-11-09 Liposome Co Inc Liposome hoher stabilität und verfahren zur herstellung und verwendung.
CA2050905A1 (en) * 1989-02-23 1990-08-24 George R. Felt Therapeutic aerosol formulations
US5174988A (en) * 1989-07-27 1992-12-29 Scientific Development & Research, Inc. Phospholipid delivery system
AU6428890A (en) * 1989-09-12 1991-04-18 Regents Of The University Of California, The Therapeutic peptides and proteins
US5776429A (en) * 1989-12-22 1998-07-07 Imarx Pharmaceutical Corp. Method of preparing gas-filled microspheres using a lyophilized lipids
US5656211A (en) * 1989-12-22 1997-08-12 Imarx Pharmaceutical Corp. Apparatus and method for making gas-filled vesicles of optimal size
US6551576B1 (en) 1989-12-22 2003-04-22 Bristol-Myers Squibb Medical Imaging, Inc. Container with multi-phase composition for use in diagnostic and therapeutic applications
US20020150539A1 (en) * 1989-12-22 2002-10-17 Unger Evan C. Ultrasound imaging and treatment
US5773024A (en) * 1989-12-22 1998-06-30 Imarx Pharmaceutical Corp. Container with multi-phase composition for use in diagnostic and therapeutic applications
US6146657A (en) * 1989-12-22 2000-11-14 Imarx Pharmaceutical Corp. Gas-filled lipid spheres for use in diagnostic and therapeutic applications
US5352435A (en) * 1989-12-22 1994-10-04 Unger Evan C Ionophore containing liposomes for ultrasound imaging
US6088613A (en) 1989-12-22 2000-07-11 Imarx Pharmaceutical Corp. Method of magnetic resonance focused surgical and therapeutic ultrasound
US5469854A (en) * 1989-12-22 1995-11-28 Imarx Pharmaceutical Corp. Methods of preparing gas-filled liposomes
US6001335A (en) * 1989-12-22 1999-12-14 Imarx Pharmaceutical Corp. Contrasting agents for ultrasonic imaging and methods for preparing the same
US5705187A (en) * 1989-12-22 1998-01-06 Imarx Pharmaceutical Corp. Compositions of lipids and stabilizing materials
US5542935A (en) * 1989-12-22 1996-08-06 Imarx Pharmaceutical Corp. Therapeutic delivery systems related applications
US5305757A (en) * 1989-12-22 1994-04-26 Unger Evan C Gas filled liposomes and their use as ultrasonic contrast agents
US5585112A (en) * 1989-12-22 1996-12-17 Imarx Pharmaceutical Corp. Method of preparing gas and gaseous precursor-filled microspheres
US5922304A (en) * 1989-12-22 1999-07-13 Imarx Pharmaceutical Corp. Gaseous precursor filled microspheres as magnetic resonance imaging contrast agents
US5733572A (en) * 1989-12-22 1998-03-31 Imarx Pharmaceutical Corp. Gas and gaseous precursor filled microspheres as topical and subcutaneous delivery vehicles
US5580575A (en) * 1989-12-22 1996-12-03 Imarx Pharmaceutical Corp. Therapeutic drug delivery systems
GB9001019D0 (en) * 1990-01-17 1990-03-14 Euro Celtique Sa Pharmaceutical aerosol
US5162361A (en) * 1990-04-10 1992-11-10 The United States Of America As Represented By The Secretary, Department Of Health And Human Services Method of treating diseases associated with elevated levels of interleukin 1
US5370862A (en) * 1990-06-13 1994-12-06 Schwarz Pharma Ag Pharmaceutical hydrophilic spray containing nitroglycerin for treating angina
US5258289A (en) * 1990-09-05 1993-11-02 Davis Claude G Method for the selecting of genes encoding catalytic antibodies
US5874062A (en) * 1991-04-05 1999-02-23 Imarx Pharmaceutical Corp. Methods of computed tomography using perfluorocarbon gaseous filled microspheres as contrast agents
US5205290A (en) 1991-04-05 1993-04-27 Unger Evan C Low density microspheres and their use as contrast agents for computed tomography
US5993805A (en) * 1991-04-10 1999-11-30 Quadrant Healthcare (Uk) Limited Spray-dried microparticles and their use as therapeutic vehicles
US5683714A (en) * 1991-04-19 1997-11-04 Nexstar Pharmaceuticals, Inc. Liposomal cyclosporin pharmaceutical formulation
US5457100A (en) * 1991-12-02 1995-10-10 Daniel; David G. Method for treatment of recurrent paroxysmal neuropsychiatric
US5639441A (en) * 1992-03-06 1997-06-17 Board Of Regents Of University Of Colorado Methods for fine particle formation
US5814666A (en) * 1992-04-13 1998-09-29 The United States As Represented By The Department Of Health And Human Services Encapsulated and non-encapsulated nitric oxide generators used as antimicrobial agents
US6673335B1 (en) * 1992-07-08 2004-01-06 Nektar Therapeutics Compositions and methods for the pulmonary delivery of aerosolized medicaments
US6582728B1 (en) * 1992-07-08 2003-06-24 Inhale Therapeutic Systems, Inc. Spray drying of macromolecules to produce inhaleable dry powders
US5350359A (en) * 1992-07-16 1994-09-27 Temple University Of The Commonwealth System Of Higher Education Control, treatment and/or diagnosis of physiological conditions with degassed perfluorocarbon liquid
KR100291620B1 (ko) * 1992-09-29 2001-10-24 추후제출 부갑상선호르몬의활성단편의폐를통한전달방법
ATE168497T1 (de) * 1993-01-21 1998-08-15 Mayo Foundation Mikropartikelschaltvorrichtung
US7448375B2 (en) * 1993-01-29 2008-11-11 Aradigm Corporation Method of treating diabetes mellitus in a patient
US6024090A (en) * 1993-01-29 2000-02-15 Aradigm Corporation Method of treating a diabetic patient by aerosolized administration of insulin lispro
US5441060A (en) * 1993-02-08 1995-08-15 Duke University Dry powder delivery system
US5654006A (en) * 1993-02-12 1997-08-05 Mayo Foundation For Medical Education And Research Condensed-phase microparticle composition and method
US5593661A (en) * 1993-03-29 1997-01-14 Henry; Richard A. Lidocaine aerosol anaesthetic
AU732440B2 (en) * 1993-06-11 2001-04-26 Imarx Pharmaceutical Corp. Novel therapeutic delivery systems
IS1796B (is) * 1993-06-24 2001-12-31 Ab Astra Fjölpeptíð lyfjablanda til innöndunar sem einnig inniheldur eykjaefnasamband
US20010003739A1 (en) * 1993-06-24 2001-06-14 Astrazeneca Ab Systemic administration of a therapeutic preparation
US6632456B1 (en) 1993-06-24 2003-10-14 Astrazeneca Ab Compositions for inhalation
US6794357B1 (en) * 1993-06-24 2004-09-21 Astrazeneca Ab Compositions for inhalation
TW402506B (en) 1993-06-24 2000-08-21 Astra Ab Therapeutic preparation for inhalation
US5747445A (en) * 1993-06-24 1998-05-05 Astra Aktiebolag Therapeutic preparation for inhalation
US5830853A (en) 1994-06-23 1998-11-03 Astra Aktiebolag Systemic administration of a therapeutic preparation
JPH08512056A (ja) * 1993-06-30 1996-12-17 ジェネンテク・インコーポレイテッド リポソームの製造法
AU7972294A (en) * 1993-10-07 1995-05-01 Entremed, Inc Encapsulated and non-encapsulated nitric oxide generators used as antimicrobial agents
US5994339A (en) * 1993-10-15 1999-11-30 University Of Alabama At Birmingham Research Foundation Oxidant scavengers
US5747026A (en) * 1993-10-15 1998-05-05 University Of Alabama At Birmingham Research Foundation Antioxidants
US6127356A (en) 1993-10-15 2000-10-03 Duke University Oxidant scavengers
US7083572B2 (en) * 1993-11-30 2006-08-01 Bristol-Myers Squibb Medical Imaging, Inc. Therapeutic delivery systems
DE4402867C1 (de) * 1994-01-31 1995-06-14 Rentschler Arzneimittel Liposomen enthaltend darin verkapselte Proteine, Verfahren zu ihrer Herstellung sowie diese Liposomen enthaltende pharmazeutische und kosmetische Zubereitungen
US6312719B1 (en) * 1994-03-04 2001-11-06 The University Of British Columbia Liposome compositions and methods for the treatment of atherosclerosis
US6773719B2 (en) 1994-03-04 2004-08-10 Esperion Luv Development, Inc. Liposomal compositions, and methods of using liposomal compositions to treat dislipidemias
KR100419037B1 (ko) 1994-03-07 2004-06-12 넥타르 테라퓨틱스 폐를통한인슐린의전달방법및그조성물
US6102036A (en) * 1994-04-12 2000-08-15 Smoke-Stop Breath activated inhaler
US5451569A (en) * 1994-04-19 1995-09-19 Hong Kong University Of Science And Technology R & D Corporation Limited Pulmonary drug delivery system
CN1073119C (zh) * 1994-05-18 2001-10-17 吸入治疗系统公司 干扰素干粉配方的方法及组合物
US5736121A (en) * 1994-05-23 1998-04-07 Imarx Pharmaceutical Corp. Stabilized homogenous suspensions as computed tomography contrast agents
US6165976A (en) 1994-06-23 2000-12-26 Astra Aktiebolag Therapeutic preparation for inhalation
US6290991B1 (en) 1994-12-02 2001-09-18 Quandrant Holdings Cambridge Limited Solid dose delivery vehicle and methods of making same
WO1996009053A1 (en) * 1994-09-20 1996-03-28 Duke University Oxidoreductase activity of manganic porphyrins
US6743779B1 (en) 1994-11-29 2004-06-01 Imarx Pharmaceutical Corp. Methods for delivering compounds into a cell
ATE238043T1 (de) * 1994-12-22 2003-05-15 Astrazeneca Ab Parathyroidhormon pth enthaltende therapeutische zubereitung zur inhalation
US6524557B1 (en) 1994-12-22 2003-02-25 Astrazeneca Ab Aerosol formulations of peptides and proteins
SE9404468D0 (sv) * 1994-12-22 1994-12-22 Astra Ab Powder formulations
ATE236617T1 (de) 1994-12-22 2003-04-15 Astrazeneca Ab Aerosol-arzneiformulierungen
US6518397B1 (en) 1997-07-24 2003-02-11 Shoukat Dedhar Pharmaceuticals for modulating hormone responsiveness
US5854202A (en) * 1995-01-24 1998-12-29 Dedhar; Shoukat Peptide fragments of calreticulin, peptide mimetics thereof, and pharmaceutical compostions comprising same
US5830430A (en) * 1995-02-21 1998-11-03 Imarx Pharmaceutical Corp. Cationic lipids and the use thereof
EP0843565A4 (en) * 1995-05-12 2002-10-16 Genentech Inc ADMINISTRATION OF AN AEROSOL CONTAINING COARSE PARTICLES FOR BIOLOGICAL USE
US5997898A (en) * 1995-06-06 1999-12-07 Imarx Pharmaceutical Corp. Stabilized compositions of fluorinated amphiphiles for methods of therapeutic delivery
US6231834B1 (en) 1995-06-07 2001-05-15 Imarx Pharmaceutical Corp. Methods for ultrasound imaging involving the use of a contrast agent and multiple images and processing of same
US6033645A (en) * 1996-06-19 2000-03-07 Unger; Evan C. Methods for diagnostic imaging by regulating the administration rate of a contrast agent
US6521211B1 (en) 1995-06-07 2003-02-18 Bristol-Myers Squibb Medical Imaging, Inc. Methods of imaging and treatment with targeted compositions
US6139819A (en) * 1995-06-07 2000-10-31 Imarx Pharmaceutical Corp. Targeted contrast agents for diagnostic and therapeutic use
US5693336A (en) * 1995-06-07 1997-12-02 Nexstar Pharmaceuticals, Inc. Blood stable liposomal cyclosporin formulations
US5603918A (en) * 1995-06-09 1997-02-18 Boehringer Ingelheim Pharmaceuticals, Inc. Aerosol composition of a salt of ipratropium and a salt of albuterol
EP0935415B1 (en) 1996-05-01 2006-11-22 Imarx Pharmaceutical Corp. In vitro methods for delivering nucleic acids into a cell
US20020052310A1 (en) * 1997-09-15 2002-05-02 Massachusetts Institute Of Technology The Penn State Research Foundation Particles for inhalation having sustained release properties
US6652837B1 (en) 1996-05-24 2003-11-25 Massachusetts Institute Of Technology Preparation of novel particles for inhalation
GB9615350D0 (en) * 1996-07-22 1996-09-04 Resource Medical Limited Hormone replacement therapy
GB9616237D0 (en) * 1996-08-01 1996-09-11 Norton Healthcare Ltd Aerosol formulations
US6414139B1 (en) 1996-09-03 2002-07-02 Imarx Therapeutics, Inc. Silicon amphiphilic compounds and the use thereof
ES2289188T3 (es) * 1996-09-11 2008-02-01 Bristol-Myers Squibb Medical Imaging, Inc. Procedimiento para la obtencion de imagenes para el diagnostico usando un agente de contraste y un vasodilatador.
US5846517A (en) * 1996-09-11 1998-12-08 Imarx Pharmaceutical Corp. Methods for diagnostic imaging using a renal contrast agent and a vasodilator
US6056973A (en) 1996-10-11 2000-05-02 Sequus Pharmaceuticals, Inc. Therapeutic liposome composition and method of preparation
EP0954283B1 (en) * 1996-12-30 2007-03-21 Battelle Memorial Institute Use of a non-encapsulated anticancer drug for the preparation of a formulation for treating neoplasms by inhalation
US6143276A (en) * 1997-03-21 2000-11-07 Imarx Pharmaceutical Corp. Methods for delivering bioactive agents to regions of elevated temperatures
US6120751A (en) 1997-03-21 2000-09-19 Imarx Pharmaceutical Corp. Charged lipids and uses for the same
US6537246B1 (en) * 1997-06-18 2003-03-25 Imarx Therapeutics, Inc. Oxygen delivery agents and uses for the same
US6090800A (en) * 1997-05-06 2000-07-18 Imarx Pharmaceutical Corp. Lipid soluble steroid prodrugs
US20050019266A1 (en) * 1997-05-06 2005-01-27 Unger Evan C. Novel targeted compositions for diagnostic and therapeutic use
US7452551B1 (en) 2000-10-30 2008-11-18 Imarx Therapeutics, Inc. Targeted compositions for diagnostic and therapeutic use
US6416740B1 (en) 1997-05-13 2002-07-09 Bristol-Myers Squibb Medical Imaging, Inc. Acoustically active drug delivery systems
US20020039594A1 (en) * 1997-05-13 2002-04-04 Evan C. Unger Solid porous matrices and methods of making and using the same
US20030035778A1 (en) * 1997-07-14 2003-02-20 Robert Platz Methods and compositions for the dry powder formulation of interferon
US7179615B1 (en) * 1997-07-29 2007-02-20 Menzies School Of Health Research Method of prophylaxis and treatment
US6548047B1 (en) 1997-09-15 2003-04-15 Bristol-Myers Squibb Medical Imaging, Inc. Thermal preactivation of gaseous precursor filled compositions
US7052678B2 (en) 1997-09-15 2006-05-30 Massachusetts Institute Of Technology Particles for inhalation having sustained release properties
CA2309154C (en) 1997-11-03 2010-02-16 Duke University Substituted porphyrins
WO1999024016A1 (en) * 1997-11-10 1999-05-20 Sonus Pharmaceuticals, Inc. Emulsions for aerosolization and drug delivery
WO1999027920A2 (en) * 1997-12-03 1999-06-10 Britannia Pharmaceuticals Limited Use of phospholipids for the manufacture of a medicament for the treatment of asthma
US6123923A (en) * 1997-12-18 2000-09-26 Imarx Pharmaceutical Corp. Optoacoustic contrast agents and methods for their use
US20010003580A1 (en) 1998-01-14 2001-06-14 Poh K. Hui Preparation of a lipid blend and a phospholipid suspension containing the lipid blend
ES2257858T3 (es) 1998-04-24 2006-08-01 Duke University Porfirinas sustituidas.
US6956021B1 (en) * 1998-08-25 2005-10-18 Advanced Inhalation Research, Inc. Stable spray-dried protein formulations
US6703384B2 (en) * 1998-09-23 2004-03-09 Research Development Foundation Tocopherols, tocotrienols, other chroman and side chain derivatives and uses thereof
US8933032B2 (en) 1998-10-20 2015-01-13 Children's Hospital Medical Center Surfactant protein D for the treatment of disorders associated with lung injury
EP1839648A3 (en) * 1998-11-12 2007-11-21 Transave, Inc. An inhalation system
GB9912639D0 (en) * 1999-05-28 1999-07-28 Britannia Pharmaceuticals Ltd Improvements in and relating to treatment of respiratory conditions
EP1616869B1 (en) 1999-01-25 2012-04-04 National Jewish Health Substituted porphyrins and their therapeutic use
SK10942001A3 (sk) * 1999-02-03 2002-05-09 Max-Delbr�Ck-Centrum F�R Molekulare Medizin Inhalátor na stlačený vzduch na pulmonálnu aplikáciu lipozomálnych práškových aerosólov, ako aj iných práškových aerosólov vhodných na tento účel
US20050196345A1 (en) * 1999-02-03 2005-09-08 Max-Delbruck-Centrum Fur Molekulare Medizin Compressed air inhaler for pulmonary application of liposomal powder aerosols and powder aerosols
US6521212B1 (en) * 1999-03-18 2003-02-18 United Therapeutics Corporation Method for treating peripheral vascular disease by administering benzindene prostaglandins by inhalation
US6613352B2 (en) 1999-04-13 2003-09-02 Universite De Montreal Low-rigidity liposomal formulation
US7258850B2 (en) * 1999-05-04 2007-08-21 Aradigm Corporation Methods and compositions for treating erectile dysfunction
WO2000069412A1 (en) * 1999-05-14 2000-11-23 Esperion Luv Development, Inc. Method of treating angina and/or anginal equivalents, and pharmaceutical compositions and kit related thereto
JP2003501376A (ja) * 1999-06-04 2003-01-14 スカイファーマ インコーポレーテッド 疎水性薬物の持続性放出のための油コア組成物
BR0011343A (pt) 1999-06-05 2002-03-12 Innovata Biomed Ltd Dispositivo de distribuição de medicamento,e,métodos de administrar um medicamento por inalação,e de,tratamento de um paciente com distúrbio respiratório
US7678364B2 (en) 1999-08-25 2010-03-16 Alkermes, Inc. Particles for inhalation having sustained release properties
US6749835B1 (en) 1999-08-25 2004-06-15 Advanced Inhalation Research, Inc. Formulation for spray-drying large porous particles
US20010036481A1 (en) * 1999-08-25 2001-11-01 Advanced Inhalation Research, Inc. Modulation of release from dry powder formulations
CA2382821A1 (en) * 1999-08-25 2001-03-01 Advanced Inhalation Research, Inc. Modulation of release from dry powder formulations
GB9920839D0 (en) 1999-09-04 1999-11-10 Innovata Biomed Ltd Inhaler
US6156294A (en) * 1999-11-28 2000-12-05 Scientific Development And Research, Inc. Composition and method for treatment of otitis media
US6676930B2 (en) * 1999-11-28 2004-01-13 Scientific Development And Research, Inc. Composition and method for treatment of otitis media
US6669960B2 (en) 1999-12-21 2003-12-30 Rxkinetix, Inc. Particulate drug-containing products and method of manufacture
US6761909B1 (en) 1999-12-21 2004-07-13 Rxkinetix, Inc. Particulate insulin-containing products and method of manufacture
KR100847678B1 (ko) * 2000-02-11 2008-07-23 리서치 디벨럽먼트 파운데이션 토코페롤, 토코트리에놀, 다른 크로만 및 측쇄 유도체, 및이들의 용도
US8404217B2 (en) * 2000-05-10 2013-03-26 Novartis Ag Formulation for pulmonary administration of antifungal agents, and associated methods of manufacture and use
US20020106368A1 (en) * 2000-07-28 2002-08-08 Adrian Bot Novel methods and compositions to upregulate, redirect or limit immune responses to peptides, proteins and other bioactive compounds and vectors expressing the same
US6514482B1 (en) 2000-09-19 2003-02-04 Advanced Inhalation Research, Inc. Pulmonary delivery in treating disorders of the central nervous system
US6613308B2 (en) * 2000-09-19 2003-09-02 Advanced Inhalation Research, Inc. Pulmonary delivery in treating disorders of the central nervous system
CA2432319A1 (en) 2000-12-21 2002-07-18 Nektar Therapeutics Pulmonary delivery of polyene antifungal agents
US20020141946A1 (en) * 2000-12-29 2002-10-03 Advanced Inhalation Research, Inc. Particles for inhalation having rapid release properties
CA2436245C (en) * 2001-01-19 2013-04-23 National Jewish Medical And Research Center Medicament for protection in radiotherapy
EP1359902B1 (en) * 2001-02-06 2007-08-08 Innovata Biomed Limited Bimodal dry powder formulation for inhalation
GB0102902D0 (en) * 2001-02-06 2001-03-21 Innovata Biomed Ltd Medicaments
US7645442B2 (en) 2001-05-24 2010-01-12 Alexza Pharmaceuticals, Inc. Rapid-heating drug delivery article and method of use
WO2002094242A1 (en) * 2001-05-24 2002-11-28 Alexza Molecular Delivery Corporation Delivery of rizatriptan or zolmitriptan through an inhalation route
US7458374B2 (en) * 2002-05-13 2008-12-02 Alexza Pharmaceuticals, Inc. Method and apparatus for vaporizing a compound
US7766013B2 (en) * 2001-06-05 2010-08-03 Alexza Pharmaceuticals, Inc. Aerosol generating method and device
US7090830B2 (en) 2001-05-24 2006-08-15 Alexza Pharmaceuticals, Inc. Drug condensation aerosols and kits
US6805853B2 (en) * 2001-11-09 2004-10-19 Alexza Molecular Delivery Corporation Delivery of diazepam through an inhalation route
WO2002094240A1 (en) * 2001-05-24 2002-11-28 Alexza Molecular Delivery Corporation Delivery of physiologically active compounds through an inhalation route
US6737043B2 (en) * 2001-05-24 2004-05-18 Alexza Molecula Delivery Corporation Delivery of alprazolam, estazolam, midazolam or triazolam through an inhalation route
EP1392262A1 (en) * 2001-05-24 2004-03-03 Alexza Molecular Delivery Corporation Delivery of drug esters through an inhalation route
US7498019B2 (en) 2001-05-24 2009-03-03 Alexza Pharmaceuticals, Inc. Delivery of compounds for the treatment of headache through an inhalation route
US7078016B2 (en) * 2001-11-21 2006-07-18 Alexza Pharmaceuticals, Inc. Delivery of caffeine through an inhalation route
US20070122353A1 (en) 2001-05-24 2007-05-31 Hale Ron L Drug condensation aerosols and kits
EP1439842A4 (en) * 2001-06-01 2009-09-02 Nat Jewish Med & Res Center OXIDANT CAPTAIN FOR THE TREATMENT OF DIABETES OR FOR THE USE IN THE TRANSPLANTATION OR INDUCTION OF IMMUNOTOLERANE
US7125568B2 (en) 2001-08-23 2006-10-24 Sung Michael T Lipophilic drug compositions
PL369545A1 (en) * 2001-09-28 2005-05-02 Esperion Therapeutics, Inc. Methods and apparatus for extrusion of vesicles at high pressure
JP4555569B2 (ja) * 2001-11-13 2010-10-06 セレーター ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド 増強された血中安定性を有する脂質キャリア組成物
WO2003043603A1 (en) * 2001-11-20 2003-05-30 Advanced Inhalation Research, Inc. Particulate compositions for improving solubility of poorly soluble agents
US7182961B2 (en) * 2001-11-20 2007-02-27 Advanced Inhalation Research, Inc. Particulate compositions for pulmonary delivery
GB0128148D0 (en) 2001-11-23 2002-01-16 Innovata Biomed Ltd Assembly
US20030236301A1 (en) * 2001-12-19 2003-12-25 Bob Sanders Liposomal delivery of vitamin E based compounds
WO2003053407A1 (en) * 2001-12-19 2003-07-03 Research Development Foundation Liposomal delivery of vitamin e based compounds
US20030224039A1 (en) * 2002-03-05 2003-12-04 Transave, Inc. Methods for entrapment of bioactive agent in a liposome or lipid complex
EP1480691A4 (en) * 2002-03-05 2007-11-28 Univ State Cleveland AGGLOMERATED PARTICLES FOR ADMINISTERING AEROSOL DRUGS
US7879358B2 (en) 2002-03-20 2011-02-01 Alkermes, Inc. Pulmonary delivery for levodopa
DE10214983A1 (de) 2002-04-04 2004-04-08 TransMIT Gesellschaft für Technologietransfer mbH Vernebelbare Liposomen und ihre Verwendung zur pulmonalen Applikation von Wirkstoffen
US20040009216A1 (en) * 2002-04-05 2004-01-15 Rodrigueza Wendi V. Compositions and methods for dosing liposomes of certain sizes to treat or prevent disease
AU2003239433A1 (en) 2002-05-13 2003-11-11 Alexza Molecular Delivery Corporation Delivery of drug amines through an inhalation route
US20060193788A1 (en) * 2002-11-26 2006-08-31 Hale Ron L Acute treatment of headache with phenothiazine antipsychotics
US20040101481A1 (en) * 2002-11-26 2004-05-27 Alexza Molecular Delivery Corporation Acute treatment of headache with phenothiazine antipsychotics
US6930137B2 (en) * 2002-05-31 2005-08-16 Fina Technology, Inc. Method of improving blown film processing performance and physical properties
US7485721B2 (en) * 2002-06-07 2009-02-03 Duke University Substituted porphyrins
US20040213837A1 (en) * 2002-08-05 2004-10-28 Sankaram Mantripragada Oil-core compositions for the sustained release of hydrophobic drugs
US7879351B2 (en) * 2002-10-29 2011-02-01 Transave, Inc. High delivery rates for lipid based drug formulations, and methods of treatment thereof
MXPA05004580A (es) * 2002-10-29 2005-07-26 Transave Inc Liberacion sostenida de anti - infecciosos.
US20040105818A1 (en) * 2002-11-26 2004-06-03 Alexza Molecular Delivery Corporation Diuretic aerosols and methods of making and using them
US7550133B2 (en) * 2002-11-26 2009-06-23 Alexza Pharmaceuticals, Inc. Respiratory drug condensation aerosols and methods of making and using them
DK1567164T3 (da) * 2002-11-26 2009-05-18 Alexza Pharmaceuticals Inc Anvendelse af loxapin til fremstilling af et lægemiddel til behandling af smerte
US7913688B2 (en) * 2002-11-27 2011-03-29 Alexza Pharmaceuticals, Inc. Inhalation device for producing a drug aerosol
EP1625334B9 (en) 2003-05-21 2012-07-25 Alexza Pharmaceuticals, Inc. Percussively ignited self-contained heating unit
KR20060015265A (ko) * 2003-05-30 2006-02-16 알자 코포레이션 제제의 폐 투여 방법
US20090124697A1 (en) 2003-12-16 2009-05-14 United Therapeutics Corporation Inhalation formulations of treprostinil
CN1917866B (zh) * 2003-12-16 2010-12-15 联合治疗公司 曲前列环素或它的衍生物,或其药学上可接受的盐在制备治疗和预防缺血性损害的药物中的用途
US7947741B2 (en) * 2004-03-17 2011-05-24 Mpex Pharmaceuticals, Inc. Use and administration of bacterial efflux pump inhibitors
US7994225B2 (en) * 2004-03-17 2011-08-09 Rempex Pharmaceuticals, Inc. Bacterial efflux pump inhibitors for the treatment of ophthalmic and otic infections
US8851069B2 (en) * 2004-04-21 2014-10-07 Innovata Biomed Limited Inhaler
GB0409197D0 (en) 2004-04-24 2004-05-26 Innovata Biomed Ltd Device
US7540286B2 (en) * 2004-06-03 2009-06-02 Alexza Pharmaceuticals, Inc. Multiple dose condensation aerosol devices and methods of forming condensation aerosols
US20060051406A1 (en) * 2004-07-23 2006-03-09 Manjeet Parmar Formulation of insoluble small molecule therapeutics in lipid-based carriers
US7581540B2 (en) * 2004-08-12 2009-09-01 Alexza Pharmaceuticals, Inc. Aerosol drug delivery device incorporating percussively activated heat packages
US20100006092A1 (en) * 2004-08-12 2010-01-14 Alexza Pharmaceuticals, Inc. Aerosol Drug Delivery Device Incorporating Percussively Activated Heat Packages
US8337815B2 (en) * 2004-12-23 2012-12-25 Discovery Laboratories, Inc. Pulmonary surfactant formulations
US20070031342A1 (en) * 2005-06-22 2007-02-08 Nektar Therapeutics Sustained release microparticles for pulmonary delivery
JP2009506076A (ja) 2005-08-26 2009-02-12 ザ・ボード・オブ・トラスティーズ・オブ・ザ・レランド・スタンフォード・ジュニア・ユニバーシティ 三叉神経疼痛のための薬物送達のための治療手順
US8246984B2 (en) * 2005-12-06 2012-08-21 Rigel Pharmaceuticals, Inc. Formulation of insoluble small molecule therapeutics in lipid-based carriers
KR100795221B1 (ko) 2006-05-19 2008-01-17 한국화학연구원 암포테리신 β를 봉입하고 표면이 헤파린으로 수식된리포솜 및 그 제조 방법
US20070286814A1 (en) * 2006-06-12 2007-12-13 Medispray Laboratories Pvt. Ltd. Stable aerosol pharmaceutical formulations
US20080216828A1 (en) 2007-03-09 2008-09-11 Alexza Pharmaceuticals, Inc. Heating unit for use in a drug delivery device
US11382895B2 (en) 2008-05-23 2022-07-12 National Jewish Health Methods for treating injury associated with exposure to an alkylating species
US20100081954A1 (en) * 2008-09-30 2010-04-01 Searete Llc, A Limited Liability Corporation Of The State Of Delaware Method, device, and system to control pH in pulmonary tissue of a subject
DE102009031274A1 (de) 2009-06-30 2011-01-13 Justus-Liebig-Universität Giessen Liposomen zur pulmonalen Applikation
EP2394640A1 (en) 2010-05-21 2011-12-14 MediGene AG Improved liposomal formulations of lipophilic compounds
EP4331670A3 (en) 2015-01-07 2024-05-29 Tonix Pharma Limited Magnesium-containing oxytocin formulations and methods of use
KR20210003197A (ko) 2018-04-23 2021-01-11 티엘씨 바이오파머슈티컬즈 인코포레이티드 폐 질환 치료에 사용하기 위한 흡입 가능한 리포솜 서방형 조성물
WO2023064446A1 (en) * 2021-10-14 2023-04-20 Pacira Pharmaceuticals, Inc. Multivesicular liposome formulations of dexamethasone

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3551558A (en) * 1967-08-18 1970-12-29 Eisai Co Ltd Therapeutical aerosol composition and preparation thereof
NL7012832A (ja) * 1970-08-29 1972-03-02
US4011864A (en) * 1972-08-29 1977-03-15 Paul Guichard Respiratory apparatus
US4115567A (en) * 1973-12-27 1978-09-19 Carlo Erba S. P. A. 6-Carboxy-2-(2'-pyrazinyl)-chromones and esters thereof
SE395611B (sv) * 1975-12-12 1977-08-22 Draco Ab Aerosolinhalationsanordning avsedd for inhalering genom ett inhaleringsmunstycke av farmakologiskt aktiva substanser
DE2750090A1 (de) * 1976-11-19 1978-06-01 Sandoz Ag Neue verabreichungsformen fuer organische verbindungen
SE7812207L (sv) * 1977-12-01 1979-06-02 Welsh Nat School Med Apparat, forfarande och framstellda produkter for anvendning vid administration av antihistaminer
EP0045419B1 (en) * 1980-08-04 1984-10-17 FISONS plc Inhalation device for administering medicaments
US4312860A (en) * 1980-10-24 1982-01-26 Regents Of The University Of California Lung surfactant compositions
DE3365744D1 (en) * 1982-01-22 1986-10-09 Fisons Plc Liposome and sodium cromoglycate compositions, and methods for their preparation
GB8322178D0 (en) * 1983-08-17 1983-09-21 Sterwin Ag Preparing aerosol compositions
EP0158441B2 (en) * 1984-03-08 2001-04-04 Phares Pharmaceutical Research N.V. Liposome-forming composition
GB8423436D0 (en) * 1984-09-17 1984-10-24 Riker Laboratories Inc Preparation of liposomes
IE58110B1 (en) * 1984-10-30 1993-07-14 Elan Corp Plc Controlled release powder and process for its preparation
GB8522964D0 (en) * 1985-09-17 1985-10-23 Biocompatibles Ltd Aerosol
US4752466A (en) * 1987-08-31 1988-06-21 Johnson & Johnson Products, Inc. Thrombin aerosol
JPH04214804A (ja) * 1991-02-28 1992-08-05 Sumitomo Special Metals Co Ltd 希土類・鉄・ボロン系永久磁石用合金粉末の成型方法

Cited By (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63211223A (ja) * 1986-11-06 1988-09-02 リサーチ デベロップメント ファウンデイション 医療用のリポソームおよび薬物含有リポソームのエアゾールの小粒子
JP2003525841A (ja) * 1997-09-29 2003-09-02 インヘール セラピューティック システムズ, インコーポレイテッド 安定化生物活性処方物およびその使用方法
JP2002529393A (ja) * 1998-11-12 2002-09-10 フランク ジー. ピルキーウィッツ, 吸入システム
US9827317B2 (en) 2002-10-29 2017-11-28 Insmed Incorporated Sustained release of antiinfectives
US9402845B2 (en) 2005-12-08 2016-08-02 Insmed Incorporated Lipid-based compositions of antiinfectives for treating pulmonary infections and methods of use thereof
US9511082B2 (en) 2005-12-08 2016-12-06 Insmed Incorporated Lipid-based compositions of antiinfectives for treating pulmonary infections and methods of use thereof
US9549925B2 (en) 2005-12-08 2017-01-24 Insmed Incorporated Lipid-based compositions of antiinfectives for treating pulmonary infections and methods of use thereof
US9549939B2 (en) 2005-12-08 2017-01-24 Insmed Incorporated Lipid-based compositions of antiinfectives for treating pulmonary infections and methods of use thereof
JP2009518411A (ja) * 2005-12-08 2009-05-07 トランセイブ, インク. 肺感染症を治療する抗感染薬の脂質ベースの組成物及びその使用法
US10328071B2 (en) 2005-12-08 2019-06-25 Insmed Incorporated Lipid-based compositions of antiinfectives for treating pulmonary infections and methods of use thereof
US9925205B2 (en) 2007-05-04 2018-03-27 Insmed Incorporated Compositions of multicationic drugs for reducing interactions with polyanionic biomolecules and methods of use thereof
US10064882B2 (en) 2007-05-07 2018-09-04 Insmed Incorporated Methods of treating pulmonary disorders with liposomal amikacin formulations
US9333214B2 (en) 2007-05-07 2016-05-10 Insmed Incorporated Method for treating pulmonary disorders with liposomal amikacin formulations
US9114081B2 (en) 2007-05-07 2015-08-25 Insmed Incorporated Methods of treating pulmonary disorders with liposomal amikacin formulations
US9119783B2 (en) 2007-05-07 2015-09-01 Insmed Incorporated Method of treating pulmonary disorders with liposomal amikacin formulations
US9724301B2 (en) 2007-05-07 2017-08-08 Insmed Incorporated Methods of treating pulmonary disorders with liposomal amikacin formulations
US9737555B2 (en) 2007-05-07 2017-08-22 Insmed Incorporated Method of treating pulmonary disorders with liposomal amikacin formulations
US9566234B2 (en) 2012-05-21 2017-02-14 Insmed Incorporated Systems for treating pulmonary infections
US10471149B2 (en) 2012-11-29 2019-11-12 Insmed Incorporated Stabilized vancomycin formulations
US10124066B2 (en) 2012-11-29 2018-11-13 Insmed Incorporated Stabilized vancomycin formulations
US10588918B2 (en) 2014-05-15 2020-03-17 Insmed Incorporated Methods for treating pulmonary non-tuberculous mycobacterial infections
US9895385B2 (en) 2014-05-15 2018-02-20 Insmed Incorporated Methods for treating pulmonary non-tuberculous mycobacterial infections
US10398719B2 (en) 2014-05-15 2019-09-03 Insmed Incorporated Methods for treating pulmonary non-tuberculous mycobacterial infections
US10251900B2 (en) 2014-05-15 2019-04-09 Insmed Incorporated Methods for treating pulmonary non-tuberculous mycobacterial infections
US10238675B2 (en) 2014-05-15 2019-03-26 Insmed Incorporated Methods for treating pulmonary non-tuberculous mycobacterial infections
US10751355B2 (en) 2014-05-15 2020-08-25 Insmed Incorporated Methods for treating pulmonary non-tuberculous mycobacterial infections
US10828314B2 (en) 2014-05-15 2020-11-10 Insmed Incorporated Methods for treating pulmonary non-tuberculous mycobacterial infections
US11395830B2 (en) 2014-05-15 2022-07-26 Insmed Incorporated Methods for treating pulmonary non-tuberculous mycobacterial infections
US11446318B2 (en) 2014-05-15 2022-09-20 Insmed Incorporated Methods for treating pulmonary non-tuberculous mycobacterial infections
US12016873B2 (en) 2014-05-15 2024-06-25 Insmed Incorporated Methods for treating pulmonary non-tuberculous mycobacterial infections
US11571386B2 (en) 2018-03-30 2023-02-07 Insmed Incorporated Methods for continuous manufacture of liposomal drug products

Also Published As

Publication number Publication date
US4895719A (en) 1990-01-23
EP0223831A1 (en) 1987-06-03
DE3686025T2 (de) 1993-01-07
ATE78158T1 (de) 1992-08-15
NO870237L (no) 1987-01-20
EP0223831B1 (en) 1992-07-15
WO1986006959A1 (en) 1986-12-04
DK32987A (da) 1987-03-23
DK32987D0 (da) 1987-01-21
CA1257836A (en) 1989-07-25
EP0223831A4 (en) 1987-10-12
AU5956486A (en) 1986-12-24
AU587472B2 (en) 1989-08-17
DE3686025D1 (de) 1992-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63500175A (ja) リポソ−ム吸入法および吸入システム
US5340587A (en) Liposome/bronchodilator method & System
JPH05507090A (ja) 直接噴霧乾燥された薬剤/脂質粉末組成物
US5972388A (en) Ultrafine particle power for inhalation and method for production thereof
FI85214C (fi) Foerfarande foer framstaellning av liposomer samt foerpackning foer anvaendning vid framstaellningen av en liposomaerosol.
JP6357481B2 (ja) プロスタサイクリン化合物およびプロスタサイクリン化合物を使用する方法
CN101366699B (zh) 用于控制释放药物活性成分的新型脂质组合物气雾剂
PT1143931E (pt) Libertação de fármacos por via pulmonar
JPH01500668A (ja) 哺乳動物にリポソームを投与するための新規システム
CA2332369A1 (en) Drug delivery system comprising a tightly compacted solid medicament stock
JP2000507862A (ja) 粒状薬剤の吸入方法及び装置
HUT77628A (hu) Proliposzóma porok inhaláláshoz
EA003405B1 (ru) Способ и устройство для введения действующего вещества в виде аэрозоля в легкие пациента
CA2803672C (en) Liposomes for pulmonary administration
JP2002538855A (ja) リポソーム粉末エアロゾルの肺適用のための圧縮空気吸入器及びそのために適した粉末エアロゾル
JPS61200849A (ja) リポソームの製造方法
US6315984B1 (en) Pressurized container having an aerosolized pharmaceutical composition
CA2364610C (en) Pharmaceutical solubilized in aerosol propellant
Bi et al. Liposomes as a carrier for pulmonary delivery of peptides and proteins
JP3202705B2 (ja) 医療用のリポソームおよび薬物含有リポソームのエアゾールの小粒子
JP3202704B2 (ja) 医療用のリポソームおよび薬物含有リポソームのエアゾールの小粒子
MXPA00009704A (en) Pulmonary and nasal delivery of raloxifene