JPH01500668A - 哺乳動物にリポソームを投与するための新規システム - Google Patents

哺乳動物にリポソームを投与するための新規システム

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JPH01500668A JP62505390A JP50539087A JPH01500668A JP H01500668 A JPH01500668 A JP H01500668A JP 62505390 A JP62505390 A JP 62505390A JP 50539087 A JP50539087 A JP 50539087A JP H01500668 A JPH01500668 A JP H01500668A
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ケツルストリヨーム,レイフ・アーネ
ニルソン,ペル―グンナル
トロフアスト,ヤン・ヴイリアム
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アクチエボラゲツト・ドラコ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 哺乳動物にリポソームを投与するための新規システム本発明は、水性環境中でリ ポソームを自発的に形成するかまたは再構成する乾燥した脂質を基礎とする固体 材料(乾燥脂質基因体材料)より成るリポソーム組成物を、人間を含む哺乳動物 に対して投与するための新規システム、および所定量の乾燥脂質基因体材料を適 当な形でエアロゾル化するための装置に関する。本発明は、前記乾燥脂質基因体 材料の粉末をエアロゾルの形で投与できる自己推進粉末投与用組成物および呼吸 作動式粉末吸入器に関する。
今日まで、リポソーム組成物は水性分散液として、または溶解脂質より成る組成 物として哺乳動物に対して投与されている。本発明の一つの目的は、リポソーム 組成物を投与するための新しい改良されたシステムを提供することにある。本発 明は、ある種の脂質基因体材料が水性環境中で水和してリポソームを形成または 再構成するという事実に基づいている。それら脂質基材料は、適当な装置により エアロゾルの形で生体に投与され、そしてリポソームへの水和は生体内の作用部 位またはその他の所で生じる。
エアロゾル化された脂質基因体材料は生体の様々な部分に投与できるが、微粉末 として吸入され呼吸器内で水和される適用方法が特に適している。従って、本発 明のもう一つの目的は吸入療法に適した薬学的パッケージを提供することにある 。
リポソームは文献に広く記載されまたそれらの一般的構造はよく知られている。
それらは脂質二重層(1ipidbilayers)の同心環で構成される構造 である。リポソームは様々な種類の薬理活性物質の治療効能を向上させるために それらの担体として用いられている。
リポソームは親水性および脂肪親和性物質のいずれの担体としても用いることが できる。親水性物質は脂質二重層間の水性空隙中に被包されるのに対し、脂肪親 和性物質は脂質二重層中に取り込まれる。
リポソームはホス7アチジルコリンを含む中性のまたは荷電した広い範囲の脂質 から作ることができ、また様様な性質をもつリポソームを与える多くの様々な方 法で製造することができる。従って、リポソームはある程度、特定の用途に適す るように作ることができる。コントロール可能なパラメータ例は、リポソームの サイズ(20皿〜10叩)、タイプ(:S[1IV(小単層ベシクル)、LUV  C大単層ベシクル)、MLV(多層ベシクル)など〕、相転移温度、Tc(従 って被包物質放出速度)およびリポソーム荷電などである。
薬学的リポソーム組成物を關発する際の主な課題の一つは長時にわたる安定性で ある。水性リポンーム分散液ハ、リポソームが集合してサイズ分布に変化を生じ ることがあるため、限られた物理的安定性しか有しない。更に、被包薬剤が親水 性であるときは、それが、外部水性相中に失われてしまうこともある。更に、水 性環境中では、脂質成分と薬理活性物質が化学的に分解するという潜在的危険性 がある。
物理的安定性の問題を回避するための一つの方法は、有機溶媒に溶解した状態で 脂質を貯蔵し、そして使用直前にリポソームを形成する方法である。しかしなが ら、このアプローチをもってしても、化学的分解が問題となり得る。
安定性に関する問題は、乾燥固体組成物が開発されれば大部分解決できる。「乾 燥」という用語は、実質的に水分を含まない組成物を意味するが、固体組成物が 実質的に不溶である液体の非存在を意味するものではない。
乾燥固体組成物は室温におき、そして密閉容器中で水分から保護しておくと長時 にわたり安定している。
乾燥固体組成物の提供には二つの異なるアプローチが提案されている。第一のア プローチは、リポソーム前駆体のプロリポソームによるものである。プロリポソ ームはそれより、リポソームを通常そのポIJ リポソーム材料を水性溶液に分 散させそして必要に応じ脂質材料の相転移温度よりも高い温度に加熱することに より容易に調製され得る組成物である(英国特許第1575343号明細書、英 国特許出願GB2135268A)。
乾燥固体組成物を得るための第二のアプローチは、脱水生成物の集合を阻むため の充填材料の存在下にリポソーム分散液を脱水するアプローチである(英国特許 出願GB2002319A)。脱水は例えば凍結乾燥または噴霧乾燥により行う ことができる。リポソームは乾燥品の再水和により再構成される。
前述のいずれのアプローチによる乾燥固体製品も本発明に用いることができる。
前述の方法における如く投与前に乾燥固体材料を水和する代わりに、本発明にお いてはそれは適当な装置によりエアロゾルの形で生体に投与される。生体中で乾 燥脂質基因体材料は水和されてリポソームとなる。
吸入療法 吸入による薬理活性物質の投与は多年にわたり知られ、採用されてきている。多 くの状態、特に呼吸器のアレルギー性および炎症性疾患を伴う状態に対しては、 薬剤の吸入は極めて有用である。
様々な吸入装置例えば粉末吸入器(5pinhaler 、Rotaha’le r 。
Turbuhaler−など)および加圧ドーズ(dose)−エアロゾルなど が存在する。粉末吸入器は所定量の乾燥粉末を吸入に適した形で提供する。脂質 基因体材料を含む粉末吸入器は存在しない。
加圧ドーズ−エアロゾルとは、弁によりコントロールされる開口を有しそして薬 剤をエアロゾルの形で提供し得る自己推進性組成物を含む圧密容器である。自己 推進性組成物は、その中に薬理活性物質が溶解されまたは分散される推進剤(プ ロにラント)を含む。所望により、助剤、例えばエタノール、非イオン界面活性 剤、味隠蔽剤などを組成物の改良の為に添加する。エアロゾル容器の計量弁を操 作すると、プロはラント流に乗って活性物質が分配される。脂質材料を含む加圧 ドーズ−エアロゾルが市販されてはいる。しかしながら、これらの材料は、プロ はラント中の薬剤粒子の懸濁剤として、また弁の潤滑剤として存在している。
英国特許出願GB2145107Aは、少くとも二種類の別個の成分(第一成分 は水より成り、そして第二成分は溶解脂質材料より成る)を加圧下に合体してリ ポソームを系内形成するための方法およびパックを提供する。それら成分は混合 物としてノズルまたはその他の配置(アレンジメント)を通過してリポソーム含 有エアロゾルスプレーを生じる。
欧州特許出願第158441号は、揮発性液体プロはラント中に。
a)少(とも一種類の膜脂質、 b)脂質の溶媒である少くとも一種類の水混和性液体、および C)所望により、水および/または生物活性物質を含むエアロゾル組成物を提供 する。その組成物をスプレーすると、プロはラントは揮発し、後には、ゾロリポ ンーム組成物としての残留成分のエアロゾルが小滴の形で残る。水の存在下にお いて、これら小滴は自発的にリポソームを形成する。
PCT出願WO36101714は、揮発性液体担体中の実質的に純粋な燐脂質 の微細小滴をスプレーして水性表面の上または下に衝突させることによりリポソ ームを形成することより成るリポソームの調製方法を記載している。その揮発性 液体担体は好ましくは燐脂質の溶媒であり、また薬剤分子はその組成物中に溶解 されなければならない。
前述のエアロゾル組成物は、脂質材料および/または生物活性物質が微粒状固体 状態にな(、溶媒に溶解される点で本発明と異なる。前述の如く、脂質材料およ び/または生物活性物質が溶解状態にあるときには化学的安定性が大きな問題と なり得る。
本発明の詳細な説明 本発明は、リポソーム組成物を人間を含む哺乳動物に投与するための新しいシス テムを提供する。このシステムは、乾燥脂質基因体材料と該材料をエアロゾル化 するための装置とより成る。前記材料はリポソーム分散液を充填材料の存在下に 脱水することにより製造することができ、あるいはプロリポソーム材料であって もよい。前記材料は、標的朦器または体内の地所で自発的に水和してリポソーム を形成または再構成する。前記装置は、好ましくは、呼吸作動式粉末吸入器また は加圧ドーズ−エアロゾルである。本発明方法は、脂質基組成物が溶媒中に溶解 または水中に分散されずに微粒状固体状態にある点で従来のリポソーム組成物投 与方法から区別される。
従って化学的安定性に関する問題はな(なる。
本発明に用いられる乾燥脂質基面体材料は、脂質材料および所望により薬理活性 物質を含有する。それらはまた有利な性質を与える少(とも一種の助剤を含有す ることもできる。
脂質材料はIJ 、+6ソ一ム組成物に慣用されている任意のものであってよい 。通常、リポソーム形成主成分は、合成レシチンおよび天然レシチンを含む燐脂 質である。リポソーム形成主成分のほかに1組成物の性質を至適化するためにそ の他の脂質を用いても↓い。かかる添加剤の例は、ステロール例えばコレステロ ールまたはその誘導体、または正または負荷電を有する成分である。
コレステロールまたはその誘導体は、好ましくは全脂質に対しα1〜50%w/ wの割合で、配合してもよく、それによって膜構造を変性させてその流動性また は剛性を高め、またそれによって捕獲された薬理活性物質の放出特性を調節する ことができる。コレステロールはまた、凍結乾燥中のリポソームの安定性に対し てもポジティブな効果を有する。
負または正荷電を有する成分はリポソームを静電気的に安定化することになり、 または標的細胞におけるリポソームの取込みを向上させることもできる。負荷電 脂肪親和性物質の例は、ホスファチツクアシド(phosphaticacl) 、ジセチル燐酸、ホス7アチジルセリン、ホスファチジルイノシトール、おJび ホスファチジルグリセロールなどである。正荷電脂肪親和性物質の例は、ステア リルアミン、ステアリルアミンアセテートおよびセチルピリジニウムクロライド などである。
親水性および脂肪親和性の薬理活性物質は、いずれもリポソーム中に被包するこ とができる。あるいはまた、リポソームを被包物質を全(伴うことなく作ること もできる。
適当な助剤は充填剤物質例えば炭水化物、例えばラクトース、スクロースまたは トレハロースなどである。これらの材料は、プロリポソーム材料の分散を容易に し。
そして脱水生成物の集合を防止する。
本発明に用いられるプロリポソーム組成物は、問題となる温度範囲(the t emperature range ofcurrantinterest)に おいて水性環境中でリポソームを形成するものであれば任意のものであってよい 。プロリポソーム材料を用いるときは、リポソームは形成されるが他の構造物は 形成されないことを保証するためにある程度注意が必要である。
脱水されたリポソーム分散液から得られる材料を用いると組成物を目的に応じ調 整する機会が多くなる。そこから乾燥固体材料が作られるリポソーム分散液は、 当該技術分野において知られる多(の方法のうちいずれの方法によっても調製す ることができる。脱水はリポソーム構造を破壊しない任意の方法により行うこと ができる。
好ましくは、脱水は、充填剤物質の存在下に凍結乾燥または噴霧乾燥によって行 われることになろう。
本発明において記載されるシステムは、様々な生体部分にリポソームを投与する のに用いることができる。次のような投与経路が挙げられるべきであろう;すな わち、経口投与、直腸内投与、膣内投与、開放性創傷への投与、および吸入によ る投与である。各々の適用に対し、システムを脂質基固体組成物(成分、製法な ど)および装置(呼吸アクチュエータ粉末吸入器、加圧エアロゾルなど)に関し て至適化する必要がある。
吸入療法は、本発明の魅力的な適用である。呼吸器には、脂質基因体材料が水和 され得る高湿度を有する大面積が存在する。該材料の粉末を呼吸器まで運ぶこと のできる様々な粉末投与装置、例えば粉末吸入器および加圧ドーズ−エアロゾル が存在する。
吸入に特に有用な薬理活性物質は、β2−受容体活性物質、キサンチン類、グル ココルチコイド、その他の抗アレルギー性または抗炎症性物質、または前記物質 の誘導体である。
適切なβ2−受容体活性物質はテルブタリン(terbutaline)、サル ブタモール(salbutancol )、マブテロール(mabuterol )、フェノチロール(fenoterol )、ホルモチロール(formot erol)、オル/プレナリン(orciprenaline)、インプレナリ ン(isoprenaline)、イソエタリン(iaoetharine)、 クレンブテロール(clenbuterol)、ヘキソプレナリン(hexop rsna−11ne)、プロカテロール(procatsrol)、1−(4− ヒドロキシフェニル) −2−[: 1,1−ジメチル−3−(2−メトキシフ ェニル)フロピルアミノクーエタノール、1−(3,5−ジヒドロキシフェニル ) −2−CI、1−ジメチル−3−(2−メトキシフェニル)フロピルアミノ クーエタノール、1−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−2−(1,1−ジメ チル−3−(2−メトキシフェニル)プロピルアミノコ−エタノール、(4−ヒ ドロキシ−α′−C[:(6−(4−フェニルブトキシ)−ヘキシル〕−アミノ 〕−メチル] −1,3ベンジルジメタツール、それらの薬理学的に許容し得る 塩または誘導体、および類似の薬理的性質を有する化合物である。特に好ましい β2−受容体活性物質は硫酸テルブタリンである。
キサンチン類の中ではテオフィリンおよびエンプロフィリン(enprofyl line )およびそれらの薬理学的に許容し得る塩および誘導体、および類似 の薬理学的性質を有する化合物が最適である。
適当なグルココルチコイドは、ブデソニド(buclesonide )、ベク ロメタゾン(beelomsthasone)、デキサメタシン(dem−me thasone )、フルメタシン(flumethasone)、フルニソリ ド(flunisolide)、 )リアムシノロンアセトニド、これらのステ ロイドの17−および/または21−エステル、それらの薬理学的に許容し得る 塩、および類似の薬理学的性質を有する化合物などといった化合物である。
本発明により用いることができるその他の化合物はりロモグリケート(crot aoglycate)、リドカイン、インドメタシン、ジクロフェナック(di c’1ofenac ) 、イブプロフェン(ibuprofen)、ピロキシ カム(piroxicam) 、スリンダク(sulindac ) 、それら の誘導体および類似の薬理学的性質を有する化合物である。
呼吸作動式粉末吸入器は脂質基因体材料を呼吸器に投与するのに適した装置であ る。該材料は水分に対し敏感なことがあるので、水分から確実に保護することが 必要となることがある。このことはまた市販されているある種のその他の吸入物 質、例えばナトリウムクロモグリケートなどの場合にもあてはまり、またそれ故 に、前記固体脂質材料についても容易に保証することができる。
加圧ドーズ−エアロゾルは、後述するようないくつかの理由から特に適した装置 である。そこで加圧ドーズ−エアロゾルが開発される際に考慮しなければならな い事項を以下に示す。
加圧ドーズ−エアロゾルは既知の方法に従って製造できる、すなわち、規定され た粒度の粉末を適当なプロにラント混合物に懸濁する。その分散液を計量弁でシ ールされた容器に充填する。含水率は可及的に低く保つべきである。脂質基固体 組成物を作る成分はそのプロにラントに実質的に不溶でなければならない。更に 、当然ながら、それらは、エアロゾル容器に貯蔵している間、化学的に安定して いなければならない。(プロはランド混合物中に成分が不溶であるので、このこ とは通常全く問題ではない。)しばしばプロイラン) 11 (CCl2F)を 組成物から排除する必要がある。何故ならそれは医用加圧ドーズ−エアロゾルに 通常用いられるプロはラントの中で最も高い溶解力を有しているからである。プ ロにラント12(cct2p2)とプロペラント114 (cczy2cczp 2 )とを様々な割合で混合することにより、所望圧の加圧ドーズ−エアロゾル を得ることができる。必要に応じて、プロはラン) 115 (CCtF’2C F5)またはプロぼラントc −318(C4F’8)を用いることにより固体 成分の溶解度を最小にすることもできる。これらは既知の最も溶解力の小さい溶 媒の例である。好ましくは固体材料を、液化プロにラント中にα001〜20重 量%の濃度で懸濁する。
加圧ドーズ−エアロゾルは有利な性質を付与する少くとも一種類の助剤を含むこ ともできる。かかる助剤は、界面活性剤、味隠蔽剤またはプロはランド中の脂質 基因体材料の溶解度の改変剤であってよい。好ましい界面活性剤は、プロはラン トに可溶であり、そして全組成物のCLOO1〜20重量%を構成する。
ある範囲の脂質および薬理活性物質の様々なプロRラント中の溶解度を測定した 。その物質をプロはランドに分散しそしてサンプルをシールされた容器内に加圧 下に貯蔵した。平衡後、サンプルをF遇し、そして濃度を測定した。結果の一部 を第1表に示す。
第1表 プロRラント中の溶解度/μgxl’ブデンニド−21−パルミテート  17゜フルエソリド−21−パルミテート 6o 12フルメタシン−21− パルミテート 5.9 1.0 <α005フルメタシン−21−ステアレート  2.4 1.5ステアリルアミン <10 カタラーゼ <10 この表から、多くの重要物質の前記プロはラント中の溶解度が極めて低く、サス にンジョン・エアロゾルが可能であることがわかる。
前述の加圧ドーズ−エアロゾルは、リポソーム組成物の他の貯蔵方法および投与 (デリバリ−)方法に比べ有利である。それは、材料に影響を与える可能性のあ る空気、光、水分などから該材料を貯蔵中保護するパッケージを構成する。−走 用量の組成物を、材料の残分に影響することなく投与することが容易である。脂 質材料は固体状態にあり、それ故に化学的分解および物理的構成の変化の危険が 最小となる。(脂質材料を水性溶液と混合するために特別な装置が必要となる技 術的アプローチとは対照的に、)通常のエアロゾル容器および弁を用いることが できるので高価なエアロゾル−投与装置は必要でない。最後に、リポソームを系 内で生成させた場合には得ることが困難であり得る特定の性質(リポソームのサ イズ、薬剤ローディングなど)を有するリポソームを製造することかで゛きる。
実施例 本発明を以下実施例により例示するがそれらに限定されるものではない。様々な 他の材料および他の方法を用いても所望の脂質基固体組成物を得ることができた 。更に、他の経路および装置を用いても脂質基因体材料を投与することができた 。すべての実施例にふいて、乾燥固体組成物が水分と接触しないように注意した 。
実施例 1 1yのDPPCを穏やかに加熱しながら50−のt−ブタノールに溶解した。そ の溶液を凍結しそして凍結乾燥した。得られた粉末を1351のラクトース滅菌 水性溶液(6,67重量%)1に分散させた。サンプルを攪拌しながら45分間 加熱(最高温度75℃)する、ことによりリポソームを形成した。そのリポソー ム分散液をそれを液体窒素中に滴下することにより即時(フラッシュ)凍結し、 次いで凍結乾燥した。その乾燥粉末を吸入療法に適した粒度(イメージ分析によ ればMMD < 3μlll1l)となるまで微粉砕した。多数のゼラチンカプ セルに各々、20■の凍結乾燥され微粉砕された脂質組成物を充填した。他のゼ ラチンカフセルに209の微粉砕ラクトースを充填した。それらカプセルを用い て不作為のシングル・ブラインド・クロスオーバー試験を用いて人間における脂 質基固体組成物の吸入許容度を測定した。粉末はSpinmatic吸入器を用 いた吸入により10名の健常志願者に投与した。各志願者に前記二種類の組成物 の1回分用量を3回投与した。処理と処理の間に少くとも2日間の洗浄期間をお いた。この試験では、薬剤による有害な経験(adversedrugexpe riences;略して(ADE))は全く認められなかった。
実施例 2 10I!のEpikuron 200 H(Lucas Meyer、 Ham burg)を穏やかに加熱することにより100yのt−ブタノールに溶解した 。その溶液を凍結しそして凍結乾燥した。5Iの生成粉末を270gのラクトー スの水性溶液(6,67重量%)に分散させた。リポソームは、サンプルを攪拌 しながら約30分間加熱する(最高温度75℃)ことにより、リポソームを形成 した。そのリポソーム分散液をそれを液体窒素に滴下することにより即時凍結し 、次いで凍結乾燥した。その乾燥粉末を吸入療法に適した粒度(イメージ分析に よればMMD < 3μm)まで微粉砕した。
2gの凍結乾燥され微粉砕された粉末を1■以下の直径の球体となるよう凝集さ せた。これにより改良された流れ(flow)特性を有する粉末が得られる。そ の凝集粉末を粉末吸入器(Turbu、ha’1erR,米国特許第4,524 ,769号)に充填した。その粉末吸入器は凝集物質を正確に投与するように設 計されている。従ってτurbuhalerRを通して吸い込むことにより、一 定量の粉末が吸入される。
実施例 3 2を容フラスコ中で2gのEpikuron’ 200 Hを20mのクロロホ ルムに溶解した。そのクロロホルムを蒸発させるとフラスコ内面に脂質膜が残っ た。110gのラクトースの水性溶液(9,1重量%)を添加した。リポソーム は、そのフラスコを高められた温度で振盪することにより形成した。そのリポソ ーム分散液を、155℃の入口温度を用い、Buchi 190 Mini 5 pray−Dryerで噴霧乾燥した。最終的痕跡量の水を減圧(CLl)−ル )下に一夜貯蔵することにより除去した。噴霧乾燥粉末の粒度は吸入療法に適し たものであった(イメージ分析によればMMD〈3μm)。100”Pのその粉 末をプロペラント12およびプロペラント114の冷却50 : 50 w/w 混合物io、pに分散させた。その混合物を50μを計量弁を嵌着したガラス容 器に封入した。得られた加圧ドーズ−エアロゾルを用いて水性環境中でリポソー ムを形成するエアロゾルを製造した。
実施例 4 1、431の凍結乾燥EpikuronR200H粉末(前述の如くt−ブタノ ールより凍結乾燥)を、&57Nのラクトースを含有するラクトースの水性溶液 soogに分散させた。
リポソームは、サンプルを攪拌しながら45分間加熱(最高温度70℃)するこ とにより形成した。そのリポソーム分散液を155℃の入口温度を用いてBuc hi 190 MiniSpray−Dryerで噴霧乾燥した。最終的痕跡量 の水を減圧(01トール)下に一夜貯蔵することにより除去した。
噴霧乾燥粉末の粒度は吸入療法に適していた(イメージ分析によればMMD ( 3μm)。100■のその粉末をプロペラント112およびプロはラント114 の冷却5 D : 50 w/w混合物10.9に分散した。その混合物を50 μを計量弁を嵌装したガラス容器に封入した。得られた加圧ドーズ−エアロゾル を用いて、水性環境中でリポソームを形成するエアロゾルを生成させた。
実施例 5 3.33&の凍結乾燥EpikuronR200H粉末を、6.671のラクト ースを含有する水性溶液5ooyに分散させるほかは、実施例4の手順を繰り返 した。得られた加圧ドーズ−エアロゾルを用いて、水性環境中でリポソームを形 成するエアロゾルを生成させた。
実施例 6 Epikuron 200 Hに代えてDPPCとフルメタシン−21−パルミ テートとの凍結乾燥混合物(19: 1 w/w )を用いるほかは、実施例5 の手順を繰り返した。得られた加圧ドース−エアロゾルを用いて、水性環境中で リポソームを形成するエアロゾルを生成させた。
実施例 7 3.04FのDPPCおよびαi6Fのフルメタシン−21−ステアレートを6 5!iのt−ブタノールに穏やかに加熱しながら溶解した。その溶液を凍結゛し そして凍結乾燥した。生成粉末をラクトースの水性溶液(6,67重量%)24 5gに分散させた。リポソームはサンプルを攪拌しながら少くとも30分間加熱 (最高温度70℃)することにより形成した。そのリポソーム分散液をそれを液 体窒素に滴下することにより即時凍結し次いで凍結乾燥させた。
その乾燥粉末を吸入療法に適した粒度(イメージ分析によればMMD < 3μ m)まで微粉砕した。5.0gの凍結乾燥され微粉砕された粉末をプロにラント 12およびプロにラント114の冷却50 : 50 w/w混合物340gに 分散した。
容器に各々約10gの懸濁液を充填しそしてシールした。
At容器とガラス容器の両方を用いた。容器のシールには。
ステンレススチールの棒(ステム)を有する50μを弁、プラスチックの棒を有 する50μを弁、および非計量弁を用いた。得られた加圧ドーズ−エアロゾルを 用いて水性環境中でリポソームを形成するエアロゾルを生成させた。
実施例 8 17.1gノDFPCおよび[19Iiのフルメタシン−21−パルミテートを 穏やかに加熱しながら360Iのt−ブタノールに溶解した。その溶液を凍結し そして凍結乾燥した。
9.5gの乾燥・凍結乾燥粉末を8129のラクトースの水性溶液(6,67重 量%)に分散した。リポソームは、サンプルを攪拌しながら約1時間加熱(最高 温度70℃)することにより形成した。そのリポソーム分散液を、それを液体窒 素に滴下することにより即時凍結し、次いで凍結乾燥した。その乾燥粉末を吸入 療法に適した粒度(イメージ分析によればMMD < 5μm)tで微粉砕した 。16.3yの凍結乾燥され微粉砕された粉末をプロにラント12とプ0.?ラ ント114の冷却50 : 50 w/w混合物1100gに分散させた。容器 に各々約a7Iの懸濁液を充填しそしてシールした。At容器とガラス容器の両 方を用いた。
容器のシールにはステンレススチールの棒を有スル50μを弁、プラスチックの 棒を有する50μを弁および非計量弁を用いた。得られた加圧ドーズ−エアロゾ ルを用いて水性環境中でリポソームを形成するエアロゾルを生成さ実施例8で製 造した凍結乾燥され微粉砕された粉末16、OFをプロはラント114およびプ ロにラント115の冷却65 : 35 w/w混合物1100I!に分散した 。容器に各々約a711の懸濁液を充填しそしてシールした。容器のシールには ステンレススチールの棒を有するs o pt弁、プラスチックの棒を有する5 0μを弁および非計量弁を用いた。得られた加圧ドーズ−エアロゾルを用いて水 性環境中でリポソームを形成するエアロゾルを生成させた。
実施例8のt−ブタノール溶液の凍結乾燥により得られる7、 5 gの乾燥粉 末を314yのラクトースの水性溶液(4,78重量%)に分散するほかは実施 例8の手順を繰り返した。更に、71の凍結乾燥され微粉砕された粉末をプロは ランド混合物に分散した。得られた加圧ドーズ−エアロゾルを用いて水性環境中 でリポソームを形成するエアロゾルを生成させた。
実施例 11 実施例10で製造した6、011の凍結乾燥され微粉砕された粉末をプロはラン ト114およびプロにラント115の冷却65 : 35 w/w混合物110 0J7に分散した。容器に各各約a7gの懸濁液を充填しそしてシールした。A t容器およびガラス容器の両方を用いた。ステンレススチールの棒を有する50 μを弁、プラスチックの棒を有する50μを弁および非計量弁を用いて容器をシ ールした。得られた加圧ドーズ−エアロゾルを用いて水性環境中でリポソームを 形成するエアロゾルを生成させた。
実施例 12 10部のDPPCおよび1部のブデソニドー21−パルミテートを穏やかに加熱 しながら500部のt−ブタノールに溶解した。その溶液を凍結しそして凍結乾 燥した。
1.38#の生成粉末を1681Iのラクトースの水性溶液(1部0重量%)に 分散した。リポソームは、サンプルを攪拌しながら約30分間加熱(最高温度6 0℃)することにより形成した。そのリポソーム分散液をそれを液体窒素に滴下 することにより即時凍結し1次いで3日間の間に凍結乾燥させた。乾燥粉末を吸 入療法に適した粒度(イメージ分析によればMMD < 3μm)まで微粉砕し た。4.35!!の凍結乾燥され微粉砕された粉末をプロはラント12およびプ ロはラント114ノ冷却50 : 50 w/w混合物5ooyに分散した。容 器に各々約9Iの懸濁液を充填しそしてシールした。Al容器およびガラス容器 の両方を用いた。ステンレススチールの棒を有する50μを弁、プラスチックの 棒を有する50μを弁および非計量弁を用いてそれら容器をシールした。得られ た加圧ドーズ−エアロゾルを用いて水性環境中でリポソームを形成するエアロゾ ルを生成させた。
5IのRpikuron 2 D D Hを穏やかに加熱しながら135gのt −ブタノールに溶解した。その溶液を凍結しそして凍結乾燥した。4Iの乾燥・ 凍結乾燥粉末を200gの蒸留水に分散した。リポソームは、サンプルを攪拌し ながら1時間加熱(最高温度70℃)することにより形成した。2Iの硫酸テル ブタリンを1001の蒸留水に溶解した。両調製物を混合し、凍結しそして凍結 乾燥した。5gの乾燥生成物を27mの蒸留水に分散させた。リポソームは、サ ンプルを攪拌しながら30分間加熱(最高温度70℃)することにより形成した 。その分散液を350Iのラクトースの水性溶液(6,67重量%)を用いて希 釈した。リポソーム分散液を、それを液体窒素に滴下することにより即時凍結し 、次いで凍結乾燥した。その乾燥粉末を吸入療法に適した粒度(イメージ分析に よればMMD < 5μm)まで微粉砕した。硫酸テルブタリンのリポソーム中 への被包を280部mで分光光度的に測定した。
それは微粉砕の前と後とでいずれも53%であることが分った。4.89の凍結 乾燥され微粉砕された粉末を、プロはラント12およびプロはラント114の冷 却50:50m混合物556Ijに分散した。At容器に約14.Fの懸濁液を 充填し、そして計量弁でシールした。得られた加圧ドーズ−エアロゾロを用いて 水性環境中でリポソームを形成するエアロゾルを生成させた。
実施例 14 1−のクロロホルムに溶解された100ηのDMPCをフラスコに加えた。その クロロホルムを蒸発させるとそのフラスコの内面に脂質薄膜が残った。4ゴの蒸 留水を添加した。リポソームはそのフラスコを35℃で振盪することにより形成 した。1−の蒸留水に溶解された100■のタンパク(カタラーゼ)を添加した 。サンプルを凍結しそして凍結乾燥した。生成粉末を1ゴの蒸留水に35℃で分 散した。+)fソームが形成されたら、サンプルをラクトース500”9を含有 するラクトースの水性溶液5−で希釈した。そのリポソーム分散液を、それを液 体窒素に滴下することにより即時凍結し、次いで凍結乾燥した。
カタラーゼのリポソーム中への被包は280部mにおいて分光光度的に25%と 測定された。100ηのその粉末をプロはラント12およびプロペラント114 の冷却50 : 50ψ混合物10!jに分散した。その混合物をs o pt 計量弁を嵌装したガラス容器にシールした。得られた加圧ド−ス−x 7 o  7”/L/ ヲ用いて、水性環境中でリポソームを形成するエアロゾルを生成さ せた。
実施例 15 DMPCに代えてDPPCを用い、またカタラーゼに代えてキサンチン(カフェ イン)を用いるほかは実施例14の手順を繰り返した。更に、リポソーム形成中 の温度は60℃とした。得られた加圧ドーズ−エアロゾルを用いて水性環境中で リポソームを形成するエアロゾルを生成させた。
実施例 16 40■のDMPCを穏やかに加熱しながら5yのt−ブタノールに溶解した。そ の溶液を凍結しそして凍結乾燥した。得られた粉末をプロペラント12およびプ ロペラント114の冷却50 : 50 w/w混合物151!に分散した。そ の混合物を50μを計量弁を嵌装したガラス容器に封入した。得られた加圧ドー ズ−エアロゾルを用いて水性環境中でリポソームを形成するエアロゾルを生成さ せた。
実施例 17 401IvのDMPCおよび2wiのフルメタシン−21−パルミテートを穏や かに加熱しながら5gのt−ブタノールに溶解した。その溶液を凍結しそして凍 結乾燥した。得られた粉末をプロにラント12およびプロはラント114の冷却 50 : 50 w/w混合物15.9に溶解した。その混合物を50μを計量 弁を嵌装したガラス容器に封入した。得られた加圧ドーズ−エアロゾルを用いて 水性環境中でリポソームを形成するエアロゾルを生成させた。
実施例 18 7、22 FのDPPCおよび0.38.9のフルメタシン−21−パルミテー トを穏やかに加熱しながら761のt−ブタノールに溶解した。その溶液を凍結 しそして凍結乾燥した。得られた粉末を432gのラクトースの水性溶液(五3 3重量%)に分散した。リポソームは、サンプルを攪拌しながら少くとも30分 間加熱(最高温度65℃)することにより形成した。そのリポソーム分散液を1 55℃の入口温度を用いてBuchi 190 Mini 5pray−Dry erで噴霧乾燥した。噴霧乾燥粉末の粒度は吸入療法に適していた(イメージ分 析によればMMD < 3μm)。2.8gの凍結乾燥され微粉砕された粉末を プロはラント114およびプロペラント115の冷却65:35w/w混合物4 34Jに分散した。a容器に各々約16.7gの懸濁液を充填しそしてs o  pt弁でシールした。
得られた加圧ドーズ−エアロゾルを用いて生成したエアロゾルをBattell e吸入チェンバー内でSprague Dawleyラット群の鼻だけに曝露し た。第1回目の曝露後、それら動物に気管内点滴注入により5ephadecビ ーズを投与した。次にそれら動物を連続3日間毎日エアロゾルに曝露した。5日 目に動物を層殺しそして肺重量を調べた。
5ephadexビーズを投与しそしてプラセボ加圧ドーズーエアロゾル(噴霧 乾燥粉末以外は前記成分と同じものを含有する)で処理した動物は、肺重量の増 加として測定される肺水腫を生じた。加圧ドーズ−エアロゾルからの3種類の異 なる用量を用いて処理された動物群は、有意な用量応答関係を示した。高用量レ ベルは肺水腫の発生を阻害し、そしてそれら動物は対照群正常ラットと同じ肺重 量を示した。
国際調査報告 inll1MjlleIIilAj@N11.+〜e、PCτS三C−CO40 二Lmammaaal^帥に@IdlIN@、PCτ/SE87100401

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.水の存在下にリボソームを形成または再構成する微粒状の乾燥脂質基固体材 料および該固体材料をエアロゾルとして投与するのに適した装置より成ることを 特徴とする人間を含む哺乳動物に脂質基材料を投与するためのシステム。
  2. 2.固体材料の主脂質成分が一以上の燐脂質例えばホスフアチジルコリン、およ び所望により一以上の他の脂質成分である請求の範囲1記載のシステム。
  3. 3.固体材料がステロールおよび/またはリボソームに正または負荷電を与える 物質を含む請求の範囲1〜2のいずれかに記載のシステム。
  4. 4.固体材料が薬理活性物質またはその誘導体を含む請求の範囲1〜3のいずれ かに記載のシステム。
  5. 5.薬理活性物質またはその誘導体が、乾燥脂質基固体材料から形成または再構 成されるリボソーム内に捕獲されるか、または乾燥脂質基固体材料から形成また は再構成されるリポソームと外相との間に分配される請求の範囲4記載のシステ ム。
  6. 6.薬理活性物質が、好ましくは次の物質、すなわちテルブタリン、サルブタモ ール、マブテロール、フエノテロール、ホルモテロール、オルシプレノリン・イ ソプレナリン、イソエタリン、クレンブテロール、ヘキソプレナリン、プロカテ ロール、1−(4−ヒドロキシフェニル)−2−〔1,1−ジメチル−3−(2 −メトキシフエニル)プロピルアミノ〕−エタノール、1−(3,5−ジヒドロ キシフエニル)−2−〔1,1−ジメチル−3−(2−メトキシフエニル)プロ ピルアミノ〕−エタノール、1−(3,4−ジヒドロキシフエニル)−2−〔1 ,1−ジメチル−3−(2−メトキシフエニル)プロピルアミノ〕−エタノール 、(4−ヒドロキシ−α′−〔〔〔6−(4−フェニルブトキシ)−ヘキシル〕 −アミノ〕−メチル〕−1,3−ベンジルジメタノール、またはその薬理学的に 許容し得る塩または誘導体およびそれらの混合物より選択されるβ2−受容体活 性物質である請求の範囲4〜5のいずれかに記載のシステム。
  7. 7.β2−受容体活性物質が硫酸テルブタリンである請求の範囲6記載のシステ ム。
  8. 8.薬理活性物質が、好ましくは次の物質すなわちプデソニド、ベクロメタゾン 、デキサメタゾン、フルメタゾン、トリアムシノロンアセトニド、フルニソリド 、これらのステロイドの17−および/または21−エステル、またはその薬理 学的に許容し得るおよびそれらの混合物より選択されるグルココルチコステロイ ドである請求の範囲4〜5のいずれかに記載のシステム。
  9. 9.グルココルチコステロイドがプデソニドのまたはフルメタゾンの21−脂肪 酸エステルである請求の範囲8記載のシステム。
  10. 10.薬理活性物質がキサンチン類例えばテオフイリンまたはエンプロフイリン 、またはクロモグリケート、リドカイン、インドメタシン、ジクロフエナツク、 イブプロフェン、ピロキシカム、スリンダクまたはその薬理学的に許容し得る塩 または誘導体およびそれらの混合物である請求の範囲4〜5のいずれかに記載の シスアム。
  11. 11.固体材料が充填剤物質、好ましくは炭水化物、例えばラクトース、トレハ ロースまたはスクロースを含有する請求の範囲1〜10のいずれかに記載のシス テム。
  12. 12.固体材料が、好ましくは凍結乾燥または噴霧乾燥によるリポソーム分散液 の脱水により製造される請求の範囲1〜11のいずれかに記載のシステム。
  13. 13.固体材料が次の経路、すなわち、経口投与、直腸投与、膣投与、開放創傷 への投与または吸入による投与のいずれかにより投与される請求の範囲1〜12 のいずれかに記載のシステム。
  14. 14.固体材料が例えば少くとも95重量%が直径10ミクロン以下であるよう な粒度を有する請求の範囲1〜13のいずれかに記載のシステム。
  15. 15.固体材料が粉末吸入器により投与される請求の範囲1〜14のいずれかに 記載のシステム。
  16. 16.固体材料が自己推進性粉末投与用組成物により投与される請求の範囲1〜 14のいずれかに記載のシステム。
  17. 17.自己推進性粉末投与用エアロゾル組成物が、前記固体材料が実質的に不溶 である液化プロペラント、好ましくはハロゲン化炭化水素例えば プロペラント12(CCl2F2) プロペラント114(CClF2CClF2)プロペラント115(CClF2 CF3)またはプロペラントC−318(C4F8)またはハロゲン化炭化水素 の混合物 より成る請求の範囲16記載のシステム。
  18. 18.弁により調節される開口部を有し固体材料および請求の範囲16〜17の いずれかに記載の自己推進性粉末投与用組成物より成るパツケージ。
  19. 19.測定された用量の医薬を吸入療法に適したエアロゾルの形で提供できる請 求の範囲18記載の薬学的パツケージ。
  20. 20.脂質基材料を人間を含む哺乳動物に投与するための、請求の範囲1〜17 のいずれかに記載のシステムまたは請求の範囲18〜19のいずれかに記載のパ ツケージ。
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